JPH11284261A - 低雑音光増幅装置 - Google Patents

低雑音光増幅装置

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JPH11284261A
JPH11284261A JP8117898A JP8117898A JPH11284261A JP H11284261 A JPH11284261 A JP H11284261A JP 8117898 A JP8117898 A JP 8117898A JP 8117898 A JP8117898 A JP 8117898A JP H11284261 A JPH11284261 A JP H11284261A
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optical
optical fiber
amplifier
power
pulse signal
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JP8117898A
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English (en)
Inventor
Masao Yube
雅生 遊部
Akira Hirano
章 平野
Norifumi Sato
佐藤  憲史
Yoshiaki Yamabayashi
由明 山林
Kazuo Hagimoto
和男 萩本
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバ増幅器で発生する雑音成分を簡単
な構成で抑圧する。 【解決手段】 光ファイバ増幅器10の後段に異常分散
光ファイバ21とバンドパスフィルタ22とを備え、異
常分散光ファイバ21の長さをソリトン周期よりも長く
し、異常分散光ファイバの入射ピークパワーが基本ソリ
トンパワーより大きくかつ基本ソリトンパワーの2倍以
下になるように制御する。ソリトン周期Z0(m)および
基本ソリトンパワーP0 (W)は、異常分散光ファイバの
波長分散値をD(s/m2)、有効コア断面積をA
eff (m2) 、非線形屈折率をn2(m2/W)、光パルス
信号のパルス幅をT0 (sec) 、波長をλ (m) 、光速を
C(m/sec)としたときに、 Z0 =π2CT0 2/(λ2D)、P0 =λ3effD/(4π2
Cn20 2) で与えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エルビウムやプラ
セオジム等の希土類を添加した光ファイバを用いて光パ
ルス信号を増幅する光ファイバ増幅器の雑音低減を図っ
た低雑音光増幅装置に関する。なお、光ファイバ増幅器
は、光通信システムにおいて、光送信器のポストアン
プ、光中継器のインラインアンプ、光受信器のプリアン
プ等に用いられている。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ増幅器の出力には、増幅され
た信号光と、広いスペクトル幅で増幅された自然放出光
(ASE光)が混在する。ASE光は、光ファイバ増幅
器内でランダムに発生して信号光と干渉するために、増
幅された信号光のS/N比を劣化させる。
【0003】このASE光の影響を低減するために、バ
ンドパスフィルタを用いて信号帯域外のASE光を除去
する方法がある。しかし、信号帯域内のASE光を除去
することはできないので、複数の中継器を用いた場合に
ASE光の蓄積によるS/N比の劣化が大きくなり、伝
送距離を成分する要因の1つになっている。また、プリ
アンプにおける信号光−ASE光間のビート雑音は、光
受信器の受信感度を決定する大きな要因になっている。
さらに、光送信器の信号レベルに雑音がある場合にも同
様に受信感度の劣化をもたらす。
【0004】このようなS/N比の劣化を改善するに
は、光信号を電気信号に変換して識別再生し、再度光信
号に変換する方法が有効であるが、一般に高価で複雑な
構成になってしまう。そこで、光信号を光信号のままで
識別再生する方法が検討されている。その代表例とし
て、非線形ループミラーなどの光制御光スイッチを用い
て光識別再生する方法が知られている。
【0005】図7は、従来の光識別再生回路の構成例を
示す。雑音により劣化した入力光パルス信号71は、光
カプラ72を介してその一部がクロック抽出回路73に
入力され、クロック成分が抽出される。クロックパルス
光源74は、この抽出クロックに同期した雑音成分のな
いクロック光パルス75を生成する。光制御光スイッチ
76は、入力光パルス信号71とクロック光パルス75
を入力し、入力光パルス信号71をゲート光としてクロ
ック光パルス75を打ち抜くことにより、雑音が低減さ
れた再生光パルス信号77を出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の光識
別再生回路は、クロック抽出回路73およびクロックパ
ルス光源74とともに、入力光パルス信号71とクロッ
ク光パルス75のタイミングを合わせる手段が必要であ
り、構成が複雑であった。また、光制御光スイッチ76
では、通常ゲート光(入力光パルス信号71)とスイッ
チを通過する光(クロック光パルス75)の波長が異な
るので、従来の光識別再生回路は雑音低減の処理を行う
たびに入力と出力の波長が変化してしまう問題があっ
た。なお、これについては同様の処理を2回行うことに
より元の波長に変換しなおす方法もあるが、装置構成が
さらに複雑になる。
【0007】本発明は、光ファイバ増幅器で発生する雑
音成分を簡単な構成で抑圧することができる低雑音光増
幅装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の低雑音
光増幅装置の基本構成を示す。本発明の低雑音光増幅装
置は、光ファイバ増幅器10の後段に異常分散光ファイ
バ21とバンドパスフィルタ22とを備え、異常分散光
ファイバ21の長さおよび入射ピークパワーを下記のよ
うに設定することを特徴とする。これにより、入力光パ
ルス信号の強度揺らぎや、信号光−ASE光間のビート
雑音を低減することができる。以下、その原理について
説明する。
【0009】図1において、符号1〜4は光パルス信号
の時間波形、符号5〜7は光パルス信号2〜4に対応す
るスペクトル波形を示す。強度雑音成分をもった入力光
パルス信号1は、光ファイバ増幅器10で強度雑音成分
を含んだまま増幅されて光パルス信号2となる。なお、
光パルス信号1の強度雑音成分が小さい場合でも、光フ
ァイバ増幅器10への入射パワーが小さい場合には、光
ファイバ増幅器10で信号光−ASE光間のビート雑音
が付加されるので同様の状態となる。
【0010】この強度雑音成分を含む光パルス信号2を
異常分散光ファイバ21に入射する際に、その入射ピー
クパワーを基本ソリトンパワーより大きくかつ基本ソリ
トンパワーの2倍以下に制御する。ここで、基本ソリト
ンパワーP0(W)は、異常分散光ファイバ21の波長分
散値をD(s/m2)、有効コア断面積をAeff (m2)、
非線形屈折率をn2(m2/W)、信号光のパルス幅(1
/e半値の時間幅)をT0 (sec) 、信号光の波長をλ
(m) 、光速をC(m/sec)とすると、 P0 =λ3effD/(4π2Cn20 2) で与えられる。
【0011】また、異常分散光ファイバ21のファイバ
長は、ソリトン周期Z0 より長くなるように設定する。
ここで、ソリトン周期Z0(m)は、 Z0 =π2CT0 2/(λ2D) で与えられる。
【0012】このようなソリトン周期Z0 よりも長い異
常分散光ファイバ21にピークパワーP0 の光パルス信
号を入射すると、光ファイバの非線形効果である自己位
相変調によるチャーピングと分散によるチャーピングが
逆方向になるので、両者が打ち消しあって基本ソリトン
が発生する。本発明では、基本ソリトンパワーP0 より
も大きなピークパワーの光パルス信号2を入射するの
で、自己位相変調によるチャーピングの効果の方が大き
くなり、光パルス信号2はパルス圧縮されて光パルス信
号3となるとともに、スペクトル波形6のようなスペク
トル広がりを生じる。
【0013】図2は、強度揺らぎがある光パルス信号を
異常分散光ファイバに入射した場合の光パルススペクト
ルの変化を計算した例を示す。ここでは、入力光パルス
信号に±10%の強度変動があるとし、異常分散光ファイ
バのファイバ長を 1.3Z0 、入射ピークパワーを約 1.6
0 とした。図からも分かるように、入力光パルス信号
の強度揺らぎは自己位相変調によりスペクトル広がりの
揺らぎに変換されるが、入射ピークパワーが基本ソリト
ンパワーに近いためにスペクトルの中心部分は基本ソリ
トンに近い形に収束する。したがって、図1に示すバン
ドパスフィルタ22の透過帯域をこのスペクトルの中心
部分に設定することにより、光パルス信号4およびその
スペクトル7に示すように強度揺らぎ成分(雑音)を取
り除くことができる。
【0014】本発明の低雑音光増幅装置は、このような
簡単な構成により、光ファイバ増幅器で増幅される光パ
ルス信号の強度揺らぎや信号光−ASE光間のビート雑
音を低減することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図3は、本発明の低雑音光増幅装
置の実施形態を示す。光ファイバ増幅器10は、エルビ
ウム添加光ファイバ11と、励起パルス光を発生する励
起レーザ12と、入力信号光と励起パルス光を合波して
エルビウム添加光ファイバ11に入射する光合波器13
と、入出力端に配置される光アイソレータ14−1,1
4−2とにより構成される。光ファイバ増幅器10に
は、光カプラ23を介して、ファイバ長がソリトン周期
0 より長い異常分散光ファイバ21が接続され、さら
にバンドパスフィルタ(BPF)22が接続される。
【0016】異常分散光ファイバ21に入射する光パル
ス信号の入射ピークパワーを制御する光パワー制御手段
は、本実施形態では、光カプラ23で分岐された光パル
ス信号パワーを測定する光検出器24と、その光パルス
信号パワーに応じて励起レーザ12を制御し、光ファイ
バ増幅器10の利得を調整する励起レーザ制御回路25
により構成される。
【0017】以下、本実施形態の動作例について説明す
る。光ファイバ増幅器10に入力された光パルス信号
は、光アイソレータ14−1、光合波器13を介して、
励起レーザ12から出力される励起パルス光と合波して
エルビウム添加光ファイバ11に入力される。エルビウ
ム添加光ファイバ11で増幅された光パルス信号は光ア
イソレータ14−2を介して出力され、その一部は光カ
プラ23で分岐して光検出器24に入力され、光パルス
信号パワーが測定される。励起レーザ制御回路25は、
この測定結果に応じて励起レーザ12への注入電流を制
御して光ファイバ増幅器10の利得を調整し、異常分散
光ファイバ21に入射する光パルス信号の入射ピークパ
ワーが基本ソリトンパワーP0 より大きくかつ2P0
下になるように制御する。
【0018】本実施形態の動作を確認する実験では、入
力光パルス信号として、繰り返し周波数20GHz、パルス
幅 2.4ps(半値全幅4ps) 、波長1557nm、マーク
率1/2の疑似ランダム信号で変調された光パルス列を
用いた。異常分散光ファイバ21には、有効コア断面積
21μm2 、波長分散値+3.15ps/km/nm(=+3.
15×10-6s/m2)、ファイバ長 2.9kmの石英ファイバ
を用いた。
【0019】このとき、ソリトン周期Z0 は2.24kmと
計算されるので、異常分散光ファイバ21のファイバ長
は約 1.3Z0 に相当する。また、基本ソリトンパワーP
0 は111mWと計算されるので、異常分散光ファイバ2
1への入射ピークパワーを約1.6P0 に相当する 180m
Wになるように制御する。なお、この光パルス信号の平
均パワーは、光ファイバ増幅器10によるASE光の付
加が無視できる場合に7.2mWとなり、現在市販されて
いるもので容易に実現可能である。また、バンドパスフ
ィルタ22として透過帯域の半値全幅が1nmのものを
用いた。
【0020】ここで、本実施形態の低雑音光増幅装置の
動作について、サンプリングオシロスコープで観測した
結果を図4に示す。入力する光パルス信号は、意図的に
符号間干渉を与えて強度雑音を付加したものである。図
4(1) は、光ファイバ増幅器のみの構成で観測されたア
イダイヤグラムとパルス中心での強度のヒストグラムを
示す。図4(2) は、本実施形態の低雑音光増幅装置を用
いて観測されたアイダイヤグラムとパルス中心での強度
のヒストグラムを示す。σは雑音の標準偏差である。両
者を比較すると、本実施形態の構成で雑音低減処理を行
うことにより、光パルス信号の強度揺らぎが大幅に改善
されることがわかる。
【0021】図5は、本実施形態の低雑音光増幅装置に
おけるビット誤り率特性を示す。比較のために光ファイ
バ増幅器だけを用いた場合のビット誤り率特性も示す。
本実施形態の構成で雑音低減処理を行うことにより、ビ
ット誤り率特性における受信感度も大幅に改善され、誤
り率10-9における受信感度が 4.5dB程度改善されるこ
とがわかる。このように、本発明の低雑音光増幅装置は
光送信器における雑音低減に極めて有効であり、例えば
複数のチャネルを個別に変調したものを合波する場合
に、各チャネルレベルのばらつきを揃える手段としても
有効である。
【0022】また、光ファイバ増幅器中で発生する信号
光−ASE光間のビート雑音の低減にも有効である。図
6は、本実施形態の低雑音光増幅装置を光中継器として
光送信器と光受信器との間に挿入した場合のビット誤り
率特性を示す。比較のために光ファイバ増幅器だけを光
中継器として用いた場合のビット誤り率特性も示す。こ
こでは入力光パルス信号の平均パワーレベルを−30dB
mとした。このような小さな入力レベルでは信号光−A
SE光間のビート雑音が無視できなくなり、図6に示す
ように光ファイバ増幅器だけでは十分なS/N比を確保
できず、10-11程度のビット誤り率で誤り率特性にフロ
アを生じてしまう。一方、本実施形態の低雑音光増幅装
置を用いることにより、信号光−ASE光間のビート雑
音が有効に低減されるので、図6に示すようにフロアの
ない誤り率特性が得られ、誤り率10-9における受信感度
が 3.5dB程度改善できた。
【0023】また、光ファイバ増幅器を光受信器のプリ
アンプとして用いたところ受信感度が最高で−32.5dB
mであったが、本実施形態の低雑音光増幅装置を用いた
ところ−34dBmの受信感度が得られ、受信感度を−1.
5 dB程度改善できた。このように、本実施形態の低雑
音光増幅装置は、光送信器、光中継器、光受信器等で発
生する強度雑音を有効に低減することができる。
【0024】なお、図3に示す本実施形態の構成におい
て、光カプラ23を異常分散光ファイバ21の出力側に
配置し、異常分散光ファイバ21の出射パワーをモニタ
する構成としてもよい。また、光カプラ23をバンドパ
スフィルタ22の出力側に配置し、バンドパスフィルタ
22の出射パワーをモニタする構成としてもよい。
【0025】また、本実施形態では、異常分散光ファイ
バ21の入射ピークパワーを制御するために光ファイバ
増幅器10の利得を調整する構成になっているが、光フ
ァイバ増幅器10と異常分散光ファイバ21との間に光
増幅器または光減衰器を備え、そこで入射ピークパワー
を調整するようにしてもよい。また、光ファイバ増幅器
10を構成するエルビウム添加光ファイバ11、励起レ
ーザ12、光合波器13を複数段備え、その一部を利得
可変の光増幅器として用いてもよい。
【0026】また、本実施形態では、エルビウム添加光
ファイバ11を用いて1.55μm帯の光パルス信号を増幅
する場合の構成を示したが、例えば 1.3μm帯の光パル
ス信号を増幅する場合にはプラセオジム添加光ファイバ
を用いるなど、増幅波長帯に合わせた希土類添加光ファ
イバを用いることにより、それぞれの増幅波長帯に対応
する低雑音光増幅装置を構成することができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の低雑音光
増幅装置は、光ファイバ増幅器で発生する雑音成分を簡
単な構成で抑圧することができるので、低パワーでの光
伝送、または長距離の光伝送を可能にすることができ
る。また、低パワーの光伝送が可能になるので、波長多
重や時間多重等の多重技術を併用することにより、同時
に伝送可能なチャネル数を増やして大容量の光通信を実
現することができる。
【0028】また、本発明の低雑音光増幅装置は、光フ
ァイバの非線形光学効果を利用して雑音低減を図ってい
るので、実質的に動作速度の制限を受けず極めて高速に
動作するので、電気回路では直接処理が困難な高速の光
通信システムにも適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の低雑音光増幅装置の基本構成および動
作原理を説明する図。
【図2】異常分散光ファイバにおける光パルススペクト
ルの変化例を示す図。
【図3】本発明の低雑音光増幅装置の実施形態を示す
図。
【図4】本発明の低雑音光増幅装置の動作例を示す図。
【図5】本発明の低雑音光増幅装置の動作例を示す図。
【図6】本発明の低雑音光増幅装置の動作例を示す図。
【図7】従来の光識別再生回路の構成例を示す図。
【符号の説明】
10 光ファイバ増幅器 11 エルビウム添加光ファイバ 12 励起レーザ 13 光合波器 14 光アイソレータ 21 異常分散光ファイバ 22 バンドパスフィルタ 23 光カプラ 24 光検出器 25 励起レーザ制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山林 由明 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 萩本 和男 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 希土類添加光ファイバを用いて光パルス
    信号を増幅する光ファイバ増幅器と、 前記光ファイバ増幅器に接続され、ファイバ長がソリト
    ン周期よりも長く異常分散を有する異常分散光ファイバ
    と、 前記異常分散光ファイバに接続され、前記光パルス信号
    の中心波長を含む所定の透過帯域を有するバンドパスフ
    ィルタと、 前記異常分散光ファイバに入射する光パルス信号の入射
    ピークパワーが、前記異常分散光ファイバにおける基本
    ソリトンパワーより大きくかつ基本ソリトンパワーの2
    倍以下になるように制御する光パワー制御手段とを備
    え、 前記ソリトン周期Z0(m)および基本ソリトンパワーP
    0 (W)は、前記異常分散光ファイバの波長分散値をD
    (s/m2)、有効コア断面積をAeff (m2) 、非線形屈
    折率をn2(m2/W)、光パルス信号のパルス幅(1/
    e半値の時間幅)をT0 (sec) 、波長をλ (m) 、光速
    をC(m/sec)としたときに、 Z0 =π2CT0 2/(λ2D) P0 =λ3effD/(4π2Cn20 2) で与えられることを特徴とする低雑音光増幅装置。
  2. 【請求項2】 光パワー制御手段は、光ファイバ増幅器
    の出力光パルス信号、または異常分散光ファイバの出力
    光パルス信号、またはバンドパスフィルタの出力光パル
    ス信号の光パワーをモニタし、前記異常分散光ファイバ
    に入射する光パルス信号の入射ピークパワーを制御する
    構成であることを特徴とする請求項1に記載の低雑音光
    増幅装置。
  3. 【請求項3】 光パワー制御手段は、光ファイバ増幅器
    の励起パルス光パワーを制御し、光ファイバ増幅器の利
    得を調整する構成であることを特徴とする請求項2に記
    載の低雑音光増幅装置。
  4. 【請求項4】 光パワー制御手段は、光ファイバ増幅器
    の出力光パルス信号の光パワーを制御する光増幅器また
    は光減衰器を含む構成であることを特徴とする請求項2
    に記載の低雑音光増幅装置。
JP8117898A 1998-03-27 1998-03-27 低雑音光増幅装置 Pending JPH11284261A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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