JP2001221069A - インテークシャッタ装置 - Google Patents
インテークシャッタ装置Info
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- shutter device
- intake shutter
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- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Abstract
するインテークシャッタ装置を提供すること。 【解決手段】 インテークシャッタ装置の本体(1)に
設けられたボス(1a)にバタフライバルブ(2)を開
閉するアクチュエータを直接取り付け、バタフライバル
ブ軸(3)を位置決めするストッパ(7)の両側に樹脂
で構成されたスラストワッシャ(11、12)を設けて
いる。
Description
吸気管に取り付けられ吸気通路をバタフライバルブによ
り開閉するインテークシャッタ装置に関する。
レーキとして排気ブレーキ装置は知られており、排気ブ
レーキ作動時に排気脈動が吸気側に伝わることによって
生じるこもり音を防止するために吸気管を閉じるインテ
ークシャッタ装置も、また、知られている。
ンジンの排ガス対策として使用されているEGR装置の
吸気絞り用としても、その用途が広がっている。
排気ブレーキ装置との併用によりこもり音防止用として
使用されており、かつ、EGR装置の吸気絞り用として
想定される操作回数に対して、十分な耐久性、剛性(疲
労破壊に対する強さ)を有しているとは言い得ない。例
えば、従来のバタフライバルブの破損はバタフライバル
ブ軸の軸方向振動に起因するものが多く、そのため軸に
ストッパ部を設ける技術は知られている。しかし、イン
テークシャッタ装置の用途増加に対応するためには、従
来技術よりも、さらに耐久性が向上したものが求められ
ている。EGR装置の吸気絞りとして用いられる場合
は、特に、高温の雰囲気温度中での耐久性も必要とされ
ている。
明すると、従来のインテークシャッタ装置では、バタフ
ライバルブ開閉用のアクチュエータ20が簡単な板金ブ
ラケット35を介して本体1に取り付けられており、ロ
ッド21が連結されているレバー9と共に曲がりやすい
と言う問題がある。
各種問題点や要請に鑑みて提案されたものであり、こも
り音防止用とEGR装置の吸気絞り用として共用を可能
とする程度の信頼性及び耐久性を有するインテークシャ
ッタ装置を提供することを目的としている。
ッタ装置は、車両用をはじめとするエンジンの吸気管に
取り付けられ吸気通路をバタフライバルブにより開閉す
るインテークシャッタ装置において、そのバタフライバ
ルブを開閉するアクチュエータに取付脚が一体に形成さ
れており、その取付脚がインテークシャッタ本体に設け
られたボスに直接取り付けられていることを特徴として
いる。
フライバルブを開閉するアクチュエータに取付脚が一体
に形成されており、その取付脚がインテークシャッタ本
体に設けられたボスに直接取り付けられているため、ア
クチュエータの取付部の剛性及び耐久性が向上する。
エンジンの吸気管に取り付けられ吸気通路をバタフライ
バルブにより開閉するインテークシャッタ装置におい
て、そのバタフライバルブをインテークシャッタ本体の
バタフライバルブ回転軸軸方向に位置決めするストッパ
部がバタフライバルブ軸に一体的に設けられており、そ
のストッパ部の両側に樹脂材で構成されたスラストワッ
シャが取り付けられている。
前記ストッパ部の両側に樹脂材で構成されたスラストワ
ッシャが取り付けられおり、当該スラストワッシャが潤
滑部材として機能するので、前記バルブ軸とダクトとの
間の摩擦が軽減し、耐久性が向上する。一方、前記スラ
ストワッシャにより軸方向(スラスト方向)の振動が予
防され、このことも耐久性向上に寄与する。
は、車両用エンジンの吸気管に取り付けられ吸気通路を
バタフライバルブにより開閉するインテークシャッタ装
置において、そのバタフライバルブをインテークシャッ
タ本体のバタフライバルブ回転軸軸方向に位置決めする
ストッパ部がバタフライバルブ軸に一体的に設けられて
おり、そのストッパ部の両側に樹脂材で構成されたスラ
ストワッシャが取り付けられ、前記バタフライバルブを
開閉するアクチュエータに取付脚が一体に形成されてお
り、その取付脚がインテークシャッタ本体に設けられた
ボスに直接取り付けられている。
置によれば、こもり音防止用、EGR装置と共に使用す
る吸気絞り用等の複数の用途に共用できるのである。
タ装置は、エンジンの吸気管に取り付けられ吸気通路を
バタフライバルブにより開閉するインテークシャッタ装
置において、前記バタフライバルブを開閉するアクチュ
エータの出力ロッドはアクチュエータのケースに設けら
れたブッシュに対して摺動自在に取り付けられており、
該ブッシュの長さはアクチュエータの出力ロッドの外径
の1.5倍以上の長さを有していることを特徴としてい
る。アクチュエータの出力ロッドの外径の1.5倍以上
という比較的長いブッシュに対して出力ロッドが摺動自
在となる結果、出力ロッドの移動軌跡は正確な直線とな
る。そのため、ダイヤフラムの耐久性が向上するのであ
る。
動を行うレバーの支点と、直線運動を行う前記出力ロッ
ドの間を、リンクを介して連結する構造とすることが好
ましい。出力ロッドに正確な直線往復運動を行わしめ、
ダイヤフラムの耐久性を向上するためである。
本発明の実施形態を説明する。図1、図2において、従
来技術を示す図3で示す部材と同じ機能を有する部材に
は、同じ符号を付して、重複説明は省略する。
テークシャッタ装置の本体には、軸3にボルト5で固定
されたバタフライバルブ2が回動自在にブッシュ4、4
を介して軸支されており、軸3の段部にはバタフライバ
ルブ2を本体1の内部(バタフライバルブ回転軸軸方
向)に位置決めするストッパ部を構成するストッパワッ
シャ7がスペーサ8及びレバー9を介してナット15で
固定されている。なお、符号6はオイルシールを示す。
は耐磨性を有し、摩擦係数が低い樹脂材(例えば、6ナ
イロン)で構成されたスラストワッシャ11,12が取
り付けられ、軸孔ボス1bにボルト14で取り付けられ
たカバー10により抜け止めされ、そのカバー10はL
字状に折り曲げられてレバー9のストッパボルト10a
が取り付けられている。
には、図2を参照して、アルミダイキャストで形成され
たアクチュエータ20に一体で構成されている取付脚2
3がボルト26により固定され、そのアクチュエータ2
0のロッド21の一端はリンク17を介して前記レバー
9にピン22及び23で連結されている。
25にナット28で固定されておリ、リタンスプリング
24によりロッド21はストッパキャップ21aがケー
スに当接してホームポジションに戻るよう構成されてい
る。なお、符号27はアクチュエータ20を駆動するた
めのエア配管系統へのパイプ接続口を示す。
(アクチュエータの出力ロッド)はケース(アクチュエ
ータ20のケース)に設けられたブッシュ30を介して
摺動自在に取り付けられており、ダイヤフラムの耐久性
向上のため、ロッドの径Dに対して1.5倍以上の長さ
を有するブッシュを用いることが好ましい。同様にダイ
ヤフラムの耐久性を向上するため、揺動運動を行うレバ
ー9の支点と直線運動を行うロッド21の間を、リンク
17を介して連結する構造とすることが好ましい。
バルブ2を駆動するアクチュエータ20の一体に構成さ
れた取付脚23がインテークシャッタの本体1に設けら
れているボス1aにボルト26で直接取り付けられてい
るため、その剛性及び耐久性・信頼性は板金製のブラケ
ットを介して取り付けられている従来技術に比して大幅
に向上している。
されていることにより、振動強度が増加し、従来ではエ
ンジンからの振動条件(特にバタフライバルブ回転軸軸
方向の振動)が厳しく、設置が困難であった搭載位置に
も適合が可能となった。さらに、アクチュエータ20の
ロッド21をガイドするブッシュ30の長さを適正化し
て、また、ロッド21とレバー9の間にリンク17を介
装させたことにより、過酷な折り返しを繰り返すダイヤ
フラム25の耐久性に重要なロッド21の運動を、首振
りの無い直線的往復運動としている。そのため、インテ
ークシャッタ装置としての耐久性が大幅に向上し、耐久
試験においては、従来と比較して1.5倍以上の耐久性
能を示した。
り、以下の優れた効果を奏することができる。 (1) アクチュエータの取付部の剛性及び耐久性が向
上している。 (2) バタフライバルブの耐久性・信頼性が格段に向
上している。 (3) こもり音防止用装置、EGR装置の吸気絞り用
装置等の複数の装置として共用できる。 (4) 装置をエンジン上にレイアウトする際に、振動
条件が厳しくバタフライバルブ回転軸の軸方向に振動方
向を持つ様なレイアウトを可能としている。 (5) ダイヤフラムの耐久性が向上しているため、こ
れまでダイヤフラムの耐久性の理由で、レイアウトを避
けてきた雰囲気温度の高い領域への装置レイアウトを、
可能としている。
装置の側断面図。
Claims (4)
- 【請求項1】 エンジンの吸気管に取り付けられ吸気通
路をバタフライバルブにより開閉するインテークシャッ
タ装置において、前記バタフライバルブを開閉するアク
チュエータに取付脚が一体に形成されており、その取付
脚がインテークシャッタ本体に設けられたボスに直接取
り付けられている事を特徴とするインテークシャッタ装
置。 - 【請求項2】 エンジンの吸気管に取り付けられ吸気通
路をバタフライバルブにより開閉するインテークシャッ
タ装置において、前記バタフライバルブをインテークシ
ャッタ本体のバタフライバルブ回転軸軸方向に位置決め
するストッパ部がバタフライバルブ軸に設けられてお
り、そのストッパ部の両側に樹脂材で構成されたスラス
トワッシャが取り付けられていることを特徴とするイン
テークシャッタ装置。 - 【請求項3】 エンジンの吸気管に取り付けられ吸気通
路をバタフライバルブにより開閉するインテークシャッ
タ装置において、前記バタフライバルブをインテークシ
ャッタ本体のバタフライバルブ回転軸軸方向に位置決め
するストッパ部がバタフライバルブ軸に設けられてお
り、そのストッパ部の両側に樹脂材で構成されたスラス
トワッシャが取り付けられ、前記バタフライバルブを開
閉するアクチュエータに取付脚が一体に形成されてお
り、その取付脚がインテークシャッタ本体に設けられた
ボスに直接取り付けられている事を特徴とするインテー
クシャッタ装置。 - 【請求項4】 エンジンの吸気管に取り付けられ吸気通
路をバタフライバルブにより開閉するインテークシャッ
タ装置において、前記バタフライバルブを開閉するアク
チュエータの出力ロッドはアクチュエータのケースに設
けられたブッシュに対して摺動自在に取り付けられてお
り、該ブッシュの長さはアクチュエータの出力ロッドの
外径の1.5倍以上の長さを有していることを特徴とす
るインテークシャッタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000033617A JP2001221069A (ja) | 2000-02-10 | 2000-02-10 | インテークシャッタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000033617A JP2001221069A (ja) | 2000-02-10 | 2000-02-10 | インテークシャッタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001221069A true JP2001221069A (ja) | 2001-08-17 |
Family
ID=18558074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000033617A Pending JP2001221069A (ja) | 2000-02-10 | 2000-02-10 | インテークシャッタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001221069A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011043132A1 (ja) * | 2009-10-08 | 2011-04-14 | 三菱重工業株式会社 | エンジンの吸気装置 |
-
2000
- 2000-02-10 JP JP2000033617A patent/JP2001221069A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2011043132A1 (ja) * | 2009-10-08 | 2011-04-14 | 三菱重工業株式会社 | エンジンの吸気装置 |
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