JPH04237840A - 自動車エンジンの排気制御弁装置 - Google Patents

自動車エンジンの排気制御弁装置

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Publication number
JPH04237840A
JPH04237840A JP2055291A JP2055291A JPH04237840A JP H04237840 A JPH04237840 A JP H04237840A JP 2055291 A JP2055291 A JP 2055291A JP 2055291 A JP2055291 A JP 2055291A JP H04237840 A JPH04237840 A JP H04237840A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
stopper
exhaust control
control valve
tail tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2055291A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Fujimoto
藤本 忠士
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Carburetor Co Ltd
Original Assignee
Nippon Carburetor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Carburetor Co Ltd filed Critical Nippon Carburetor Co Ltd
Priority to JP2055291A priority Critical patent/JPH04237840A/ja
Publication of JPH04237840A publication Critical patent/JPH04237840A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Characterised By The Charging Evacuation (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は可変排気システムのため
の排気制御弁装置、詳しくはエンジンの排気をサイレン
サから大気へ排出するためのテールチューブを二本有し
ており、その一方をエンジンや自動車の運転状態に応じ
て開閉させる排気制御弁装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジンの排気をサイレンサから大気へ
排出するためのテールチューブを二本設け、第一のテー
ルチューブはサイレンサの消音機構を通過した排気を常
時大気へ排出させるが、第二のテールチューブは中・高
速運転域で排気の一部を消音機構を通過させることなく
大気へ排出させるようにした排気系が一部の自動車エン
ジンに採用されている。
【0003】図5はこのような排気系の一例を示す配置
図であって、図示しないエンジンの排気マニホルドから
触媒装置、中間サイレンサを経て延びるフロントチュー
ブ31の端末部がサイレンサ32に複数の膨張室33、
34、35、36を貫通して差込まれているとともに、
最終段の膨張室36に入口端を開口した第一のテールチ
ューブ37と第一段の膨張室33に入口端を開口した第
二のテールチューブ38とがフロントチューブ31と平
行且つ互いに反対方向へ延びてサイレンサ32に差込ま
れている。即ち、第一のテールチューブ37は消音機構
を通過した排気を大気へ排出させ、第二のテールチュー
ブ38は消音機構を通過することなく排気を大気へ排出
させるものであり、且つこれらは第二のテールチューブ
38に設けた排気制御弁40の下流側で連結管39によ
り互いに連通している。
【0004】排気制御弁40はエンジンまたは自動車の
運転状態に応じて作動するアクチュエータ41とワイヤ
42によって連動し、低速運転域で閉弁して排気の全部
を消音機構を通過させることにより騒音低減効果を計り
、中・高速運転域で開弁して排気の一部を消音機構を通
過させることなく大気へ排出させることにより排気抵抗
を低減し出力向上を計るものであって、テールチューブ
を横断した弁軸に円板形の弁板を固定し弁軸のテールチ
ューブ外側方へ突出させた軸端にワイヤ42を結合した
構成である。
【0005】ところが、このような排気制御弁は排気に
直接触れるので広範囲の温度変化を受けかなりの膨張収
縮を繰返すばかりか、排気中のカーボンなどの固形成分
が付着し或いは酸性成分により発錆しやすい環境にある
ので、閉弁時に弁板がテールチューブに喰付きを生じる
心配がある。
【0006】その対策として、エンジンの吸気絞り弁に
見られるように全閉よりも僅かに開いた位置を閉弁位置
とし喰付きを生じさせないようにすることが考えられる
が、弁軸はテールチューブに軸線方向可動に横断して支
持されているので、ワイヤの張力と戻しばねのばね力と
が作用している開弁位置ではエンジンや自動車の振動を
受けても振動しないが、戻しばねのばね力のみが作用し
ておりしかも弁板とテールチューブとが接触していない
閉弁位置では容易に振動してビビリ音を発生するばかり
か軸受などの耐久性を損う原因にもなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、排気制御弁の閉弁位置を喰付き防止のため
全閉よりも僅かに開いた位置とすると、軸線方向へ可動
の状態で弁軸が支持されているため閉弁位置でエンジン
や自動車の振動によって振動し騒音の発生や耐久性の低
下を招く、という点である。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
、本発明はアクチュエータと連動させるため弁軸に固着
したレバーに当り片を設けるとともにテールチューブに
閉弁位置を規定するストッパを設け、或いは反対にアク
チュエータと連動させるため弁軸に固着したレバーに閉
弁位置を規定するストッパを設けるとともにテールチュ
ーブに当り片を設け、当り片にストッパが嵌入する係合
部を形成したことを最大の特徴とし、これによって最小
の部品点数で全閉よりも僅かに開いた閉弁位置に振動さ
せることなく固定して騒音の発生や耐久性の低下をなく
す、という目的を達成する。
【0009】
【作用】中・高速運転域ではアクチュエータが排気制御
弁を開弁し排気の一部を消音機構を通過させることなく
大気へ排出する。低速運転域では戻しばねが排気制御弁
を閉弁させるが、閉弁位置でストッパと当り片とが係合
して弁軸を固定し軸線方向のがたつきをなくすため振動
が防止される。
【0010】
【実施例】図面を参照して本発明の実施例を説明すると
、主に図1、2、3を参照して排気制御弁2はテールチ
ューブ1の中心軸線を直角に横切って配置された弁軸4
に円板形の弁板5をねじ6によって固定した構成であり
、テールチューブ1に溶接により固着して外側方へ突設
したボス7、9に嵌装したすべり軸受からなる軸受8、
10に弁軸4が回転自由に支持され、この弁軸4の筒形
のボス9から更に外側方へ突出した軸端にワイヤドラム
11を有するレバー12とカラー13とが重ねて固着さ
れ、図示しないアクチュエータに連結したワイヤ14が
ワイヤドラム11に巻掛け結合されている。
【0011】もう一つのボス7はカップ形であって軸受
8を外部に対して完全密閉としており、また筒形のボス
9および弁軸4を囲んでテールチューブ1に溶接により
固着したカラー筒15の先端部がカラー13に差込まれ
外部の水などが弁軸4および軸受10に触れないように
なっている。
【0012】次に、主に図1、2、4を参照して弁軸4
と平行な方向へ延びるブラケット16がテールチューブ
1に溶接により固着して突設されており、カラー13お
よびカラー筒15を囲んで配備したねじりコイルばねか
らなる戻しばね17の両端がレバー12およびブラケッ
ト16にそれぞれ係合させられており、この戻しばね1
7はワイヤ14がレバー12を引張って排気制御弁2を
開弁させたとき締込まれ、ワイヤ14が緩むと自身の戻
り力で排気制御弁2を閉弁させるものである。
【0013】図1、2、3は本発明の一実施例であって
、レバー12に当り片18が曲げ成形により一体に設け
られているとともに、ブラケット16の先端にねじから
なるストッパ20が螺装されてナット22により固定さ
れている。ストッパ20の先端部21は半球状であって
当り片18と対向しており、当り片18には先端部21
を嵌入する半球状のくぼみからなる係合部19が形成さ
れている。
【0014】図1は排気制御弁2が開弁しているときの
状態を示しており、ワイヤ14が緩んで戻しばね17の
ばね力でレバー12および弁軸4が閉弁方向へ回動する
と、係合部19は円弧23を通ってストッパ20のに接
近し先端部21が嵌入した位置で停止する。閉弁位置で
弁板5はテールチューブ1の内壁面から少し離れて僅か
に開いた状態となり、その位置はストッパ20の前後位
置を変えることによって調整される。
【0015】図4は本発明の別の実施例であって、レバ
ー12の前記当り片18と同一部分に取付片24を設け
、前記と同じねじからなるストッパ25を螺装してナッ
ト27により固定するとともに、ブラケット16の前記
ストッパ25を取付けた部分に当り片28を形成した。 ストッパ25の先端部26は半球状であり、閉弁したと
き当り片28の半球状の係合部29に嵌入する。
【0016】尚、係合部19、29はくぼみとする代り
に孔であってもよいが、閉弁位置を正確に所定開度位置
とし且つストッパ20、25との喰付きを生じさせない
ためにはくぼみの方が好ましい。
【0017】
【発明の効果】閉弁位置を規定するストッパとこのスト
ッパと接して閉弁方向の動きを停止させる当り片とを固
定側であるテールチューブおよび回動側である弁軸に設
け、全閉よりも少し開いた位置を閉弁位置とするととも
に、閉弁位置においてストッパを当り片の係合部に嵌入
して弁軸を固定させる本発明によると、閉弁位置の規定
と閉弁時の固定とを同一機構による最少の部品点数によ
って実現することができ、閉弁時に喰付きを生じさせな
いと同時に振動による騒音の発生や耐久性の低下を招か
ないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す一部切截した開弁状態
の正面図である。
【図2】閉弁状態の側面図である。
【図3】図1の横断面図である。
【図4】本発明の別の実施例を示す一部切截した開弁状
態の正面図である。
【図5】可変排気システムの一例を示す配置図である。
【符号の説明】
1  テールチューブ 2  排気制御弁 4  弁軸 5  弁板 12  レバー 14  ワイヤ 17  戻しばね 18  当り片 19  係合部 20  ストッパ 21  先端部 25  ストッパ 26  先端部 28  当り片 29  係合部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  サイレンサに導入された排気の一部を
    消音機構を通過させることなく大気へ排出するテールチ
    ューブに設置された排気制御弁装置において、エンジン
    または自動車の運転状態に応じて作動するアクチュエー
    タと連動させるため弁軸に固着したレバーに当り片が設
    けられているとともに、前記テールチューブに閉弁位置
    を規定するストッパが設けられており、前記当り片に前
    記ストッパが嵌入する係合部が形成されていることを特
    徴とする自動車エンジンの排気制御弁装置。
  2. 【請求項2】  サイレンサに導入された排気の一部を
    消音機構を通過させることなく大気へ排出するテールチ
    ューブに設置された排気制御弁装置において、エンジン
    または自動車の運転状態に応じて作動するアクチュエー
    タと連動させるため弁軸に固着したレバーに閉弁位置を
    規定するストッパが設けられているとともに、前記テー
    ルチューブに当り片が設けられており、前記当り片に前
    記ストッパが嵌入する係合部が形成されていることを特
    徴とするエンジンの排気制御弁装置。
  3. 【請求項3】  ストッパの先端部が半球状に形成され
    、当り片の係合部が前記先端部を嵌入する半球状のくぼ
    みである請求項1、2いずれか記載のエンジンの排気制
    御弁装置。
JP2055291A 1991-01-21 1991-01-21 自動車エンジンの排気制御弁装置 Pending JPH04237840A (ja)

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JP2055291A JPH04237840A (ja) 1991-01-21 1991-01-21 自動車エンジンの排気制御弁装置

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JPH04237840A true JPH04237840A (ja) 1992-08-26

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JP (1) JPH04237840A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009013960A (ja) * 2007-07-09 2009-01-22 Toyota Motor Corp 排気系バルブ
JP2009156144A (ja) * 2007-12-26 2009-07-16 Honda Motor Co Ltd 排気バルブ制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009013960A (ja) * 2007-07-09 2009-01-22 Toyota Motor Corp 排気系バルブ
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000111