JP2001219946A - 可撓袋 - Google Patents

可撓袋

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JP2001219946A
JP2001219946A JP2000033768A JP2000033768A JP2001219946A JP 2001219946 A JP2001219946 A JP 2001219946A JP 2000033768 A JP2000033768 A JP 2000033768A JP 2000033768 A JP2000033768 A JP 2000033768A JP 2001219946 A JP2001219946 A JP 2001219946A
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JP
Japan
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flexible bag
pouring
bag
receiving container
mouth
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Withdrawn
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JP2000033768A
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English (en)
Inventor
Toru Shimura
亨 志村
Yoshinori Inagawa
義則 稲川
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可撓袋から他の容器への注出時に袋を安定保
持し、且つスムースに注出すること。 【解決手段】 可撓袋10であって、受入容器20の口
部21より大きな基部15を注ぎ部14に備えたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は可撓袋に関する。
【0002】
【従来の技術】詰め替え容器として用いられる可撓袋
は、袋本体の注ぎ部を詰め替え先となる他の容器の一部
に挿し込む等の状態で、内容液を注出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】注出時に、使用者は
可撓袋を逆さに保持し、注ぎ部を受入容器の口部に合致
させる作業姿勢を維持する必要があり、袋の保持が不安
定になる。
【0004】上述の注出時に、可撓袋の注ぎ部が設
けられる、袋上縁接合部周辺が撓んでしわを生じ易く、
このしわの部分に内容液が残留し易く、スムースに注出
することに困難がある。
【0005】本発明の課題は、可撓袋から他の容器への
注出時に袋を安定保持し、且つスムースに注出すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、袋本体に注ぎ部を備え、この注ぎ部から他の受入容
器へ内容液を注出する可撓袋であって、受入容器の口部
に載置する基部を注ぎ部に備えるようにしたものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】可撓袋10の袋本体10Aは、図
1に示す如く、表裏の胴部シート11、11の上縁部と
側縁部とを熱融着等により接合して上縁接合部11A、
側縁接合部11B、11Bを形成するとともに、両胴部
シート11、11の下縁部に底部シート12の周縁部を
熱融着等により接合して底縁接合部11Cを形成したも
のである。尚、可撓袋10にあっては、胴部シート1
1、底部シート12の上述の接合過程で、内容液が充填
される。
【0008】袋本体10Aは、上縁接合部11Aを注ぎ
口形成部13とし、上縁接合部11Aを形成する表裏の
胴部シート11、11の上縁部の間に円管状注ぎ部14
の菱形基部15を挟み込み接合してある。注ぎ部14は
不図示のキャップにより開閉され、基部15を貫通する
注ぎ口14Aを備え、この注ぎ口14Aから他の受入容
器20へ内容液を注出する(図2)。このとき、注ぎ部
14の基部15の寸法Lは、受入容器20の口部21の
口径より大きい。ここで、受入容器20の口部21より
大きな基部15とは、受入容器20の口部21の上端縁
で可撓袋10の基部15が載置でき、受入容器20の口
部21の上端縁の上で安定した詰め替え作業ができる大
きさであれば良い。基部15の形状は菱形に限らず、細
長形、多角形、円形等、受入容器20の口部21からは
み出す大きさのものが好ましい。
【0009】これにより、受入容器20の口部21の口
径よりも可撓袋10の基部15が大きいため、受入容器
20の口部21の上端縁と可撓袋10の基部15とが当
接し、可撓袋10の基部15が受入容器20の口部21
の上端縁に載置される。この際、該基部15を剛性材料
にて形成するものとすることにより、受入容器20の口
部21の上端縁の上で安定した詰め替え作業ができる。
【0010】また、可撓袋10の注ぎ部14と受入容器
20の口部21との間に隙間があると、空気置換によっ
てスムースに内容液が注出されて、詰め替え作業時間の
短縮になり好ましい。
【0011】尚、胴部シート11、底部シート12はプ
ラスチックラミネートシートを採用でき、注ぎ部14及
び基部15はプラスチック成形体を採用できる。
【0012】可撓袋10は、袋本体10Aの表面で、袋
本体10Aの内容液の充満液面レベル相当部位より上に
線状の折り曲げ表示部16を付してある。このとき、折
り曲げ表示部16は、前述の注ぎ部14の基部15の下
縁以下のレベルに、該基部15に沿って付されている。
【0013】可撓袋10は、袋本体10Aの上縁接合部
11Aの少なくとも一側部、本実施形態では両側部で、
折り曲げ表示部16から上方の位置で、両胴部シート1
1、11の延長である耳部17、17を設けてある。可
撓袋10は、袋本体10Aの底部寄りに抜き孔状取手1
8を設けてある。
【0014】従って、可撓袋10の使用手順は以下の通
りである。 (1)注ぎ部14のキャップを外す(図1(A))。
【0015】(2)袋本体10Aを折り曲げ表示部16の
位置で折り曲げ保持し、注ぎ部14の注ぎ口14Aを封
止する(図1(B))。
【0016】(3)注ぎ部14を受入容器20の口部21
に挿し込み、取手18を持って袋本体10Aを逆さに
し、注ぎ部14の基部15を口部21に乗せて可撓袋1
0の重量を受入容器20に預けた状態で、上述(2)の折
り曲げを解除し、内容液を受入容器20に注出する(図
2)。
【0017】本実施形態によれば、以下の作用がある。 (請求項1に対応する作用) 可撓袋10から他の受入容器20への注出時に、注ぎ
部14を受入容器20の口部21に挿し込み、袋本体1
0Aを逆さにすることにより、注ぎ部14の基部15を
受入容器20の口部21に乗せ、可撓袋10の重量を受
入容器20に預けることができる。これにより、袋10
を安定保持できる。
【0018】上述の注出時に、可撓袋10の注ぎ部
14が設けられる袋上縁接合部11A周辺は、注ぎ部1
4の基部15が存在することによりしわを生じにくい。
内容液の残留を生じ易いしわの発生がないから、スムー
ス(短時間)に注出できる。
【0019】(請求項2に対応する作用) 折り曲げ表示部16が注ぎ部14の基部15に沿って
設けられることにより、袋本体10Aを折り曲げ表示部
16の位置で、注ぎ部14の基部15の縁に押し付けて
きれいに折り曲げできる。従って、上述の注出時に、
袋本体10Aを折り曲げ表示部16の位置で簡易且つ確
実に折り曲げ保持し、注ぎ部14を封止した状態で、可
撓袋10からの液こぼれを生ずることなく、注ぎ部14
を受入容器20の口部21に挿し込みできる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、可撓袋か
ら他の容器への注出時に袋を安定保持し、且つスムース
に注出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は可撓袋を示す模式図である。
【図2】図2は可撓袋から他の容器への液詰め替え状態
を示す模式図である。
【符号の説明】
10 可撓袋 10A 袋本体 14 注ぎ部 15 基部 16 折り曲げ表示部 20 受入容器 21 口部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋本体に注ぎ部を備え、この注ぎ部から
    他の受入容器へ内容液を注出する可撓袋であって、受入
    容器の口部に載置する基部を注ぎ部に備えた可撓袋。
  2. 【請求項2】 前記袋本体の表面に、前記注ぎ部の基部
    に沿う折り曲げ表示部を設けた請求項1記載の可撓袋。
JP2000033768A 2000-02-10 2000-02-10 可撓袋 Withdrawn JP2001219946A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6314269B1 (ja) * 2017-04-10 2018-04-18 菅野包装資材株式会社 パウチ容器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6314269B1 (ja) * 2017-04-10 2018-04-18 菅野包装資材株式会社 パウチ容器
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Effective date: 20070501