JP2001219792A - 車載用スピーカのブラケット - Google Patents

車載用スピーカのブラケット

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JP2001219792A
JP2001219792A JP2000029919A JP2000029919A JP2001219792A JP 2001219792 A JP2001219792 A JP 2001219792A JP 2000029919 A JP2000029919 A JP 2000029919A JP 2000029919 A JP2000029919 A JP 2000029919A JP 2001219792 A JP2001219792 A JP 2001219792A
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JP
Japan
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bracket
vehicle
speaker
notch
vehicle speaker
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JP2000029919A
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English (en)
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Nobuhiko Koike
伸彦 小池
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スピーカ端子を逃げるための切り欠き部に水が
溜まることのない車載用スピーカのブラケットを提供す
る。 【解決手段】車載用スピーカ1を中空内部に収納した状
態で固定し、自動車ドアの板金3に固定される車載用ス
ピーカの枠状のブラケット2において、車載用スピーカ
の端子1dに対応する切り欠き2aを前記中空内部を囲
む内面の最下部に設けると共に切り欠き2aの底面の最
下部2bを車室内側の前方から後方に向けて下がるよう
に全長に亘り傾斜させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は車載用スピーカを
自動車ドアに取付けるためのブラケットに係わり、特
に、防水機能に特徴を有する車載用スピーカのブラケッ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から自動車ドアに取付けられている
車載用スピーカの例を図8により説明する。図8(a)
は車載用スピーカを示す正面図、図8(b)は同スピー
カを示す側面図、図8(c)は同スピーカを示す背面図
である。
【0003】車載用スピーカ1のフレーム1aには後部
に磁気回路1eが取付けられ、前面にはエッジ1cを介
して振動板1bが取付けられている。図示していないボ
スイコイルの巻かれたボイスコイルボビンは振動板1b
に接着されると共にダンパーを介してフレーム1aに支
持されている。
【0004】端子1dはリード線を介してボスイコイル
に接続されている。ボスイコイルは磁気回路1eの磁気
ギャップに配置されており、ボスイコイルに流される電
流と磁気ギャップの磁界との電磁作用により振動板1b
が振動して音が放射される。
【0005】図7(a)は上記車載用スピーカを自動車
ドアに取付けるためのブラケットに車載用スピーカが取
付けられた状態を示す側面図、図7(b)は同状態を示
す斜視図である。
【0006】車載用スピーカ1の上述のフレーム1aは
ブラケット4に締着される。このように車載用スピーカ
1が取付けられたときその端子1dと干渉しないように
ブラケット4の下部に切り欠き4aが設けられている。
【0007】図6(a)に車載用スピーカ1が取付けら
れたブラケット4が自動車ドアの板金3に取付けられる
状態を示す。図6(b)は図6(a)の部分拡大図であ
る。
【0008】図に示すようにレインカバー4cは車載用
スピーカ1を覆っており、雨や洗車等でドア内部に漏れ
込む水滴から車載用スピーカ1を保護する。
【0009】スピーカをドアの下方に取付ける場合、搭
乗者に向けて音を放射させるため、車載用スピーカ1が
上向きとなるようにブラケット4の下部が厚くなってい
る。
【0010】そして、車載用スピーカ1をブラケット4
に組み付ける際に取付けを可能とするために、車載用ス
ピーカ1のフレーム1aとブラケット4の切り欠き4a
との間には隙間が設けられている。この隙間に溜まる水
を排出するために切り欠き4aの底面4bには傾斜が付
けられている。
【0011】車両の保安基準によれば、横方向に35°
まで傾けても転覆しないことが要求されるため、上記の
傾斜の角度は35°とされていた。すなわち、底面4b
の下部の傾斜面とブラケット4の前面とのなす角(図示
のα)は55°とされていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の車載用
スピーカのブラケットでは音質を考慮すると車載用スピ
ーカをある程度上向きに傾斜させるためブラケット下部
の厚みは所定以上に厚くする必要がある。
【0013】そして、スピーカ端子を逃げるための切り
欠きの底面のブラケット前面に対する傾斜角度が大きい
ため、切り欠きの奥に図6(b)に示す水平部4dが生
じる。そのため、車両を路上等に多少傾けて停車させた
場合にこの水平部に水が溜まることがあった。
【0014】その場合に溜まった水の量によっては、端
子のベースが水の浸込む材質であると浸込んだ水により
端子がショートすることがあった。また、車両の傾斜角
度や溜まった水の量によっては、フレームの開口部から
入り込み防水加工されていないエッジが用いられている
場合にエッジを通して車内に漏水する恐れがあった。
【0015】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、スピーカ端子を
逃げるための切り欠き部に水が溜まることのない車載用
スピーカのブラケットを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明の車載用スピー
カのブラケットは、車載用スピーカを中空内部に収納し
た状態で固定し、自動車ドアの板金に固定される車載用
スピーカの枠状のブラケットにおいて、車載用スピーカ
の端子に対応する切り欠きを前記中空内部を囲む内面の
最下部に設けると共に前記切り欠きの底面の最下部を車
室内側である前方から後方に向けて下がるように全長に
亘り傾斜させたものである。
【0017】また、前記車載用スピーカのブラケットに
おいて、前記切り欠きの底面とスピーカ中心軸を含む鉛
直面との交線と前記ブラケットの前面とが成す角度を7
0°以下としたものである。
【0018】さらに、前記各車載用スピーカのブラケッ
トにおいて、前記切り欠きの幅を車載用スピーカの端子
の幅よりも大きくしたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】この発明の実施例である車載用ス
ピーカのブラケットを図面に基づいて説明する。図4
(a)は実施例の車載用スピーカのブラケットを示す正
面図、図4(b)は同ブラケットを示す側面図、図5
(a)は同ブラケットを示す背面図、図5(b)は同ブ
ラケットを示す断面図である。
【0020】図に示すブラケット2は車載用スピーカを
水滴から保護するためのレインカバー2c、車載用スピ
ーカの端子を逃げるための切り欠き2aおよび車載用ス
ピーカを締着するためのフランジ2dが設けられてい
る。切り欠き2aの底面2bの最下部は全長に亘り後側
に向けて低くなるように傾斜している。
【0021】図2はブラケット2に車載用スピーカ1が
取付けられた状態を示す正面図、図3は同状態を示す背
面図である。車載用スピーカ1は従来例で説明したもの
と同じものである。図に示すように、ブラケット2には
切り欠き2aがあるため車載用スピーカ1の端子1dと
干渉しない。切り欠き2aの幅Aは端子1dの幅より大
きくしてある。実施例では50mmとした。
【0022】図1(a)に車載用スピーカ1が取付けら
れたブラケット2が自動車ドアの板金3に取付けられる
状態を示す。図1(b)は図1(a)の部分拡大図であ
る。
【0023】図に示すようにレインカバー2cは車載用
スピーカ1を覆っており、車載用スピーカ1をドア内部
に漏れ込む水滴から保護する。
【0024】図1(b)に示すブラケット2の切り欠き
2aの底面2bとスピーカ中心軸を含む鉛直面との交線
と前記ブラケットの前面とが成す角度βは70°とされ
ている。ブラケット2の前面は垂直状態に取付けられ、
縁石等に乗り上げて駐停車する場合でも車両の横方向の
傾斜角度は通常30°を越えることはない。従って、駐
停車でブラケット2の切り欠き2aの底面2bがフレー
ムから直ちにスピーカ背面側に向けて下がるように傾斜
しており、駐停車中に切り欠き2aに水が溜まることは
ない。
【0025】
【発明の効果】この発明の車載用スピーカのブラケット
によれば、駐停車中にスピーカ端子の入る切り欠きに水
が溜まることがなく、端子のベースに水が浸込んで端子
がショートすることがなくなる。さらに、エッジを通し
て車内に漏水することがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)はこの発明の実施例である車載用ス
ピーカのブラケットの使用状態を示す断面図、図1
(b)は図1(a)の部分拡大図である。
【図2】同ブラケットに車載用スピーカが取付けられた
状態を示す正面図である。
【図3】同ブラケットに車載用スピーカが取付けられた
状態を示す背面図である。
【図4】図4(a)は同ブラケットを示す正面図、図4
(b)は同ブラケットを示す側面図である。
【図5】図5(a)は同ブラケットを示す背面図、図5
(b)は同ブラケットを示す断面図である。
【図6】図6(a)は従来の車載用スピーカのブラケッ
トの使用状態の例を示す断面図、図6(b)は図6
(a)の部分拡大図である。
【図7】図7(a)は同ブラケットに車載用スピーカが
取付けられた状態を示す側面図、図7(b)は同状態を
示す斜視図である。
【図8】図8(a)は車載用スピーカを示す正面図、図
8(b)は同スピーカを示す側面図、図8(c)は同ス
ピーカを示す背面図である。
【符号の説明】
1 車載用スピーカ、1a フレーム、1b 振動板、
1c エッジ 1d 端子、1e 磁気回路 2 ブラケット、2a 切り欠き、2b 底面、2c
レインカバー 2d フランジ 3 自動車ドアの板金 4 ブラケット、4a 切り欠き、4b 底面、4c
レインカバー 4d 水平部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車載用スピーカを中空内部に収納した状
    態で固定し、自動車ドアの板金に固定される車載用スピ
    ーカの枠状のブラケットにおいて、車載用スピーカの端
    子に対応する切り欠きを前記中空内部を囲む内面の最下
    部に設けると共に前記切り欠きの底面の最下部を車室内
    側である前方から後方に向けて下がるように全長に亘り
    傾斜させたことを特徴とする車載用スピーカのブラケッ
    ト。
  2. 【請求項2】 前記切り欠きの底面とスピーカ中心軸を
    含む鉛直面との交線と前記ブラケットの前面とが成す角
    度を70°以下とした請求項1の車載用スピーカのブラ
    ケット。
  3. 【請求項3】 前記切り欠きの幅を車載用スピーカの端
    子の幅よりも大きくした請求項1または2の車載用スピ
    ーカのブラケット。
JP2000029919A 2000-02-08 2000-02-08 車載用スピーカのブラケット Pending JP2001219792A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021029014A (ja) * 2019-08-09 2021-02-25 パイオニア株式会社 スピーカ取付部材及びスピーカ取付方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021029014A (ja) * 2019-08-09 2021-02-25 パイオニア株式会社 スピーカ取付部材及びスピーカ取付方法
JP7452958B2 (ja) 2019-08-09 2024-03-19 パイオニア株式会社 スピーカ取付部材及びスピーカ取付方法

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