JP2001219749A - 自動車ドア用ウエザストリップ - Google Patents
自動車ドア用ウエザストリップInfo
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/80—Sealing arrangements specially adapted for opening panels, e.g. doors
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
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- B60J10/30—Sealing arrangements characterised by the fastening means
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Abstract
対向するフェンダーパネル等の端縁との間の間隙をシー
ルするウエザストリップにおいて、ウエザストリップと
上記間隙との位置関係を適正に保持すること。 【解決手段】 幅方向断面が乙字形で基端部がドア内板
11の前縁部にクリップ止めされる基部51と、その前
端に形成されてドアパネル1の前端突縁13とフェンダ
ーパネル2の後端縁との間の間隙をシールするシール部
52を備えたウエザストリップ5において、シール部5
2を、基部51の前端から斜め後方車外側へ張り出し、
ウエザストリップ取付状態でドアパネル1の前端突縁1
3の反力で前方へ力が加えられた状態で保持する構造と
する。
Description
するウエザストリップ、特にドアパネルの前端突縁と、
これと対向する車体部材等との間の間隙をシールするウ
エザストリップに関するものである。
フロントドアのドアパネル1の前端突縁13と、これと
対向する車体側のフェンダパネル2の後端縁との間には
間隙が存在し、自動車走行時にフェンダーパネル2の内
面に沿って流れる気流が間隙から外に吹き抜けるときに
風切音が発生するおそれがあることから、ドアパネル1
の前縁部に、上記間隙をシールするウエザストリップ5
を取付けることが検討されている。なお、リヤドアのド
アパネルの前縁部にも同様のウエザストリップを取付け
ることも検討されている。
リップとして発明者らは検討の過程で試作した試作品を
示すもので、ウエザストリップ5Aはドアパネル1の内
板11の前縁部に沿うように形成した合成樹脂の基部5
1と、基部51の前端から車外側へ張り出すゴム状弾性
体からなるリップ状または中空状のシール部52を備え
ている。そして基部51の基端がクリップ6でドア内板
11に固定され、シール部52で、ドア内板11とドア
外板12をヘミングしたドアパネル1の前端突縁13と
フェンダーパネル2の後端縁との間の間隙をシールす
る。なお、ドア内板11には他のウエザストリップ8が
取付けられ、ドアパネル1とフロントピラー9の下半部
との間をシールする。
51に対してほぼ直角に車外側へ張り出しており、その
後側面がドアパネル1の前端突縁13と接触するように
設定してある。ところが、ドアパネル1側およびウエザ
ストリップ5側のクリップ孔61,62の位置ずれやウ
エザストリップ5の組付けバラツキで、シール部52と
ドアパネル1の前端突縁13との間に隙間4が発生する
ことがある。かつ、シール部52はドア閉時にフェンダ
ーパネル2の後端縁で車内側へ押付けられているから、
シール部52は車内側へ倒れ上記隙間4は拡大され、経
時によりこの形で永久変形する。また、ウエザストリッ
プ5の基部51には熱等による経時変化で撓み変形が生
じ、シール部52とドアパネル1の前端突縁との間に車
内外方向の位置ずれが生じるという問題がある。これら
隙間の発生や位置ずれは、ドアまわりの外観品質を低下
させる。
前端突縁との間に隙間や位置ずれが発生しない自動車ド
アのウエザストリップを提供することを課題としてなさ
れたものである。
パネルの前縁部内面に沿って取付けられて、ドアパネル
の前縁突縁と、これと対向する部材の端縁との間の間隙
をシールするウエザストリップであって、中間に段差部
を有する幅方向断面乙字形で基端側でドア内板にクリッ
プ止めされる合成樹脂の基部と、該基部の前端から車外
側へ張り出して上記間隙をシールするゴム状弾性体のシ
ール部を備えたウエザストリップにおいて、シール部
を、基部の前端から斜め後方車外側に張り出し、ウエザ
ストリップ取付状態でドアパネルの前端突縁の反力で基
部に対してほぼ直角な姿勢となる構造とする(請求項
1)。シール部とドアパネルの前端突縁との前後位置の
変化は、シール部がドアパネルの前端突縁に押付けられ
た状態で前後に傾動することで吸収され、シール部とド
アパネルの前端突縁との間に隙間は発生しない。
間の段差部に、基部の基端部に設けたクリップ孔に近接
する位置に基部の幅方向に突出する凸部を形成する(請
求項2)。基部の経時変化による撓みはクリップ孔を形
成した部分で特に大きく現れる。上記凸部を形成するこ
とで基部の曲げに対する剛性が強化され、基部全体の変
形が少なくなり、従ってシール部とドアパネルの前端縁
との位置関係が変化しない。
トリップ5は硬質の基部51とゴム状弾性を有するシー
ル部52とからなる。基部51は、ドアパネル1の前縁
部に沿って縦方向に延び幅方向断面がドア内板11に沿
う乙字形の帯状板体で、幅方向中央部に段差部511が
形成されている。基端側の半部512には長手方向に所
定の間隔をおいて複数のクリップ孔61が形成してあ
る。
基部51の前端から斜め後方車外側に向けて延び、更に
断面ほぼU字状に反転するように延びるリップ状で、基
部51の前端の全長にわたって形成されている。基部5
1とその前端から延出するシール部52の壁面521と
のなす角度θは、ぼぼ50°〜80°の鋭角に設定して
ある。
リプロピレンを射出成形して基部51を形成し、シール
部52を成形するキャビティを備えた金型に基部51の
前端をキャビティに望ましめてセットし、キャビティに
オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)を注入し
てシール部52を基部51に型成形接続することにより
製造される。
は、図1(B)に示すように、そのクリップ孔61と、
これに対応してドア内板11に形成したクリップ孔62
とを位置合わせし、ウエザストリップ5側からクリップ
6を押し込むことでドアパネル1に取付けられる。クリ
ップ止め位置は、後傾したシール部52の壁面521の
上端が、ドア内板11とドア外板12とをヘミングした
ドアパネル1の前端突縁13の反力で前方へ押されて壁
面521が基部51から直角状に起立した姿勢となる位
置に設定してある。
ぼ面一になる高さとしてある。シール部52の自由端側
は、車体の前部側面の外板を構成するフェンダーパネル
2の後端縁により後方へ押され、該後端縁とドアパネル
1の前端突縁13との間隙4はシール部52によりシー
ルされる。なお、ドア内板11にはウエザストリップ5
よりも奥側の位置にウエザストリップ8が取付けてあ
り、ドアパネル1とフロントピラー9の下半部との間を
シールする。
うに設定されるが、クリップ孔61,62の位置のバラ
ツキやウエザストリップ5の組付けのバラツキ等でウエ
ザストリップ5の前端縁とドアパネル1の前端突縁13
との前後方向の位置関係には不可避的なバラツキが生じ
る。しかしながら、シール部52はドアパネル1の前端
突縁13で前方へ押された状態で組付けられているか
ら、上記バラツキはシール部52の壁面521がドアパ
ネル1の前端突縁13に圧接した状態でシール部52の
傾斜角度が変化することにより吸収され、シール部52
とドアパネル1の前端突縁13との間に隙間は生じな
い。また、シール部52には、ドア閉時に前方車内側へ
傾けようとする力が作用するが、ドアパネル1の前端突
縁13で前方に押されたシール部52には後方への形状
復元力が作用しているから、前傾の永久変形は生じな
い。
構造を示すものである。基部51の基端側たる後半部5
12には長手方向に所定の間隔をおいて長円形状のクリ
ップ孔61が形成してある。段差部511には、基部5
1の幅方向に関し各クリップ孔61の直前位置に、段差
部長手方向の断面が台形状で幅が段差部511の幅(高
さ)とほぼ等しい前方へ膨出する凸部7が形成してあ
る。凸部7は基部51を型成形するときに同時に成形さ
れる。
付けられたウエザストリップ5には、熱等による経時変
化でこれを撓ませようとする曲げ応力が発生する。撓み
は板厚方向に現れるが、幅方向断面が乙字形のウエザス
トリップ5では、長手方向には縦壁状に延びる段差部5
11の剛性で湾曲しない。一方、幅方向では、幅方向に
縦壁状をなす上記凸部7の両側壁71,72が剛性を発
揮する。上記曲げ応力はクリップ孔61を形成して実質
幅が狭くなった部分に集中するから、上記凸部7はこれ
を、ウエザストリップ幅方向のクリップ孔61直前位置
で段差部511に形成することで、ウエザストリップ5
の幅方向の撓みは効果的に防止される。
撓みを防止したことで、ウエザストリップ5の基端部5
1が幅方向で湾曲して、シール部52がドアパネル1の
前端突縁13からずれたり、はずれたりするのが防止さ
れる。
に形成してもよい。また凸部7は図3に示すように段差
部511からウエザストリップ幅方向に縦壁状に突出す
るリブ7aとしてもよい。
リヤドアのドアパネルの前縁部にパネル前端突縁とセン
タピラーまたはフロントドアの後端縁との間をシールす
るウエザストリップを取付ける場合、上記ウエザストリ
ップ5と実質的に同一のウエザストリップを用いること
で、同一の効果が奏される。なお、シール部は中空状と
してもよい。シール部の材質としては、オレフィン系熱
可塑性エラストマーの外に、ゴム、スチレン系熱可塑性
エラストマー、またはこれらの発泡体など、ゴム状弾性
体を有するものが用いられ得る。
ルの前縁部に取付けられるウエザストリップにおいて、
ウエザストリップに取付けバラツキが生じても、そのシ
ール部はドアパネルの前端突縁から離れて両者間に隙間
が生じたり、また両者間で車内外方向に位置ずれが生じ
たりすることがなく、ドアまわりの見栄えを良好に維持
することができる。
の断面図、(B)は本発明のウエザストリップの取付状
態断面図である。
孔形成部分の斜視図、(B)は(A)のIIB−IIB
線に沿う断面図である。
成部の斜視図である。
の側面図である。
リップの取付状態断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 自動車のドアパネルの前縁部内面に沿っ
て取付けられて、ドアパネルの前端突縁と、これと対向
する部材の端縁との間の間隙をシールするウエザストリ
ップであって、中間に段差部を有する幅方向断面乙字形
で基端側でドア内板にクリップ止めされる合成樹脂の基
部と、基部の前端から車外側へ張り出して上記間隙をシ
ールするゴム状弾性体のシール部を備えたウエザストリ
ップにおいて、シール部を、基部の前端から斜め後方車
外側に張り出し、ウエザストリップ取付状態でドアパネ
ルの前端突縁の反力で基部に対してほぼ直角な姿勢とな
る構造としたことを特徴とする自動車ドア用ウエザスト
リップ。 - 【請求項2】 上記基部の上記段差部には上記基部の基
端部に形成したクリップ穴と近接する位置に、上記段差
部から上記基部の幅方向に突出する凸部を形成した請求
項1記載の自動車ドア用ウエザストリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000031354A JP3719083B2 (ja) | 2000-02-09 | 2000-02-09 | 自動車ドア用ウエザストリップ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2000031354A JP3719083B2 (ja) | 2000-02-09 | 2000-02-09 | 自動車ドア用ウエザストリップ |
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Publication Number | Publication Date |
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JP3719083B2 JP3719083B2 (ja) | 2005-11-24 |
Family
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Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007055570A (ja) * | 2005-08-25 | 2007-03-08 | Nishikawa Rubber Co Ltd | サッシュレス車用ドアウェザーストリップの端末部構造 |
JP2011031823A (ja) * | 2009-08-05 | 2011-02-17 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | 自動車のドアパーティングシール |
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2000
- 2000-02-09 JP JP2000031354A patent/JP3719083B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007055570A (ja) * | 2005-08-25 | 2007-03-08 | Nishikawa Rubber Co Ltd | サッシュレス車用ドアウェザーストリップの端末部構造 |
JP4712501B2 (ja) * | 2005-08-25 | 2011-06-29 | 西川ゴム工業株式会社 | サッシュレス車用ドアウェザーストリップの端末部構造 |
JP2011031823A (ja) * | 2009-08-05 | 2011-02-17 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | 自動車のドアパーティングシール |
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JP3719083B2 (ja) | 2005-11-24 |
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