JP2001218930A - 図柄表示装置、分割画面表示方法、及び、表示制御プログラムが格納された記録媒体 - Google Patents

図柄表示装置、分割画面表示方法、及び、表示制御プログラムが格納された記録媒体

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JP2001218930A
JP2001218930A JP2000030448A JP2000030448A JP2001218930A JP 2001218930 A JP2001218930 A JP 2001218930A JP 2000030448 A JP2000030448 A JP 2000030448A JP 2000030448 A JP2000030448 A JP 2000030448A JP 2001218930 A JP2001218930 A JP 2001218930A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 図柄の変動を演出する画像を区画分割した画
面上で多様な表示態様で表示することにより、図柄変動
の演出の効果を高め、遊技者に退屈感を感じさせないよ
うにする。 【解決手段】 画面41上で特別図柄N1〜N3を変動表
示するとともに所定態様で停止させる図柄表示装置40
において、画面41を複数の表示領域51、52に分割
して、図柄N1〜N3を変動表示する表示領域51とは別
個に、この領域で表示される図柄N1〜N3の変動状態を
演出表示する第2の表示領域52を形成するとともに、
その領域52を複数の表示部52a〜52dに区画し、
これら表示部に表示態様の異なる複数の演出画像を表示
させるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の遊技に関連
する図柄の変動表示とその演出表示とを行う図柄表示装
置、その分割画面表示方法、並びに、そのような分割画
面表示を実行する表示制御プログラムが格納された記録
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、パチンコ機等の遊技機において
は、遊技球の始動入賞やゲート通過に応じて図柄表示装
置により図柄の変動表示を行ない、その図柄が所定の停
止態様で停止した場合に変動入賞装置による遊技者に有
利なゲームができるようになされたものがある。また、
そのような遊技機を画面表示し、遊技ホール等における
弾球遊技機の実際の遊技と同様な又はそれに相当する操
作入力を行って、画面上でゲームを行うようにしたゲー
ムプログラムも普及している。
【0003】この種の図柄表示を行う装置、例えばパチ
ンコ機に使用される図柄表示装置としては、大当り抽選
に関連する特別図柄とその変動状態を演出する画像とを
同一画面上に画像表示するものが知られており、特別図
柄として数字を使用し、スロットマシンにおけるリール
の変動表示と類似する表示形態をとるものが多用されて
いる。
【0004】また、リーチ状態発生から大当り発生に係
る最終変動図柄の停止までは遊技者の表示画面への関心
が高まること等に着目して、その変動時にテレビゲーム
のような他ゲーム(例えばインベーダーゲーム)を実行
可能にし、そのゲーム結果に応じ遊技者が大当りの発生
や継続回数に関与できるようにし、遊技者を飽きさせな
いように工夫したものも提案されている(特開平9−5
6874号公報参照)。このパチンコ機の図柄表示装置
においては、同一の画面が、特別図柄の変動表示を行う
第1の遊技表示領域と、前記他ゲームのキャラクター等
の表示を行う第2の遊技表示領域と、大当り発生等のメ
ッセージを表示する領域とに3分割されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
一般的な遊技機にあっては、単にスロットマシンにおけ
るリールの変動表示と類似する表示形態をとるだけのも
のでは、特別図柄の変動表示が単調な繰り返しとなり、
遊技者が画面表示に飽き易かった。
【0006】これに対し、前記他ゲームを組み合わせた
ものでは、飽き難くすることはできるが、大当りの演出
にテレビゲームのような全く別のゲームを実行するため
に、通常の遊技操作部とは操作形態が異なる操作部が新
たに必要になり、操作性の低下や遊技機のコスト高を招
くという欠点があった。また、リーチ状態での最終変動
図柄の変動状態と、他ゲームのキャラクター画像の動き
とが無関係であるため、遊技者の関心は専らいずれか片
方の画面に集中せざるを得ず、リーチ時の特別図柄の変
動状態を演出する画像表示領域が狭められてしまうこと
もあって、その画像表示によるリーチ演出効果自体は期
待できなかった。
【0007】一方、近時のパチンコ機等においては図柄
の表示画面が拡大されており、遊技者が表示画面を見る
時間も長くなっていることから、単調な演出表示の繰り
返しでは遊技者が画面表示に飽きてしまうという問題を
解消することが重要になってきている。
【0008】そこで本発明は、図柄の変動表示画面を区
画分割することで、多視点からの多様な表示を可能にし
て、その変動表示の演出効果を高め、遊技者に退屈感を
感じさせない遊技機とその画面表示方法を実現すること
を目的とするものであり、さらに、それに相当する表示
制御プログラムが格納された記録媒体を提供するもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、
(1)本発明は、画面上で遊技機の遊技状態に関与する
所定の図柄を変動表示するとともに該図柄を所定の停止
態様で停止させる図柄表示装置において、前記画面を複
数の表示領域に分割して、前記所定の図柄を変動表示す
る第1の表示領域とは別個に、該第1の表示領域で表示
される前記所定の図柄の変動状態を演出表示する第2の
表示領域を形成するとともに、該第2の表示領域を複数
の表示部に区画する画面分割手段と、該第2の表示領域
の複数の表示部に、それぞれ前記図柄の変動状態に応じ
て変化するよう互いに表示態様の異なる複数の演出画像
を表示させ、該演出画像によって前記第1の表示領域で
表示される図柄の変動状態を演出表示する演出画像出力
手段と、を設けたことを特徴とするものである。
【0010】この装置では、メインの表示領域である第
1の表示領域で表示される図柄の変動状態が、その変動
による演出を補助する第2の表示領域の複数の表示部の
演出画像によって多様な表示態様で演出されることか
ら、その変動表示の演出効果が高まり、面白い表示とな
る。なお、ここにいう多様な表示態様とは、例えば1つ
の演出用のキャラクター図柄を異なる複数のアングルで
表示したり、視野を広げて全体的に表示したり、一部を
拡大して表示したりといった、多視点からの表示を適宜
組み合わせ、平面的な表示のみならず、遠近法をいかし
た立体的な演出表示等の多面的な表示を可能にする、自
由度の高い表示態様をいう。
【0011】(2)上記図柄表示装置は、好ましくは、
前記第2の表示領域が、第1の表示領域で表示される前
記所定の図柄の変動状態に応じて変化しながら所定の物
語を展開する画像を表示する第1の演出表示部と、該第
1の演出表示部の表示画像と関連付けられた画像により
前記所定の物語を前記第1の演出表示部とは異なる表示
態様で展開する画像を表示する第2の演出表示部と、を
含むものである。この装置では、第1、第2の演出表示
部にてそれぞれ異なる表示態様で同一の物語の画面表示
が展開されることから、演出画像の物語を楽しみながら
所定の図柄の変動状態を容易に把握することが可能にな
る。なお、ここにいう物語は、変動表示の変動に応じて
進行する、予め準備されたシナリオに従って展開され
る。また、異なる表示態様とは、異なる図柄を用いる場
合のみならず、同じ図柄の配置や動きの速さ、表示サイ
ズ、向き等を変えた場合等も含む。
【0012】(3)前記第2の表示領域が、第1の表示
領域で表示される前記所定の図柄の変動状態に応じて変
化しながら所定の物語を展開する画像を表示する第1の
演出表示部と、該第1の演出表示部の表示画像と関連付
けられた画像により前記遊技機の遊技状態が遊技者に有
利な状態となる可能性があるか否かを予兆する画像を表
示する予兆画像表示部と、を含むものであってもよい。
この装置では、第1の演出表示部の表示画像と関連付け
られた画像によって、遊技機の遊技状態が遊技者に有利
な状態となる可能性があるか否かの予兆が示されるか
ら、有利な状態となる可能性がある場合にその期待感を
高め得ることになる。
【0013】(4)上記図柄表示装置において、さら
に、前記演出画像出力手段が、前記第1の表示領域と前
記第2の表示領域とのうち片方の表示領域で生成された
画像の一部を他方の表示領域に移動させ、前記所定の図
柄の変動表示又は前記演出画像を前記画面の複数の表示
領域にわたって表示させるようにしてもよい。この装置
では、片方の表示領域で生成された画像の一部を他方の
表示領域に移動させることで、両表示領域の表示画像を
明確に関連付けることが可能となり、より効果的な演出
が可能となる。
【0014】(5)また、上記図柄表示装置において、
前記所定の図柄が前記第1の表示領域で互いに異なるタ
イミングで停止するよう変動表示される複数の特別図柄
からなり、前記演出画像出力手段が、該特別図柄のうち
一部の特別図柄が所定の停止態様で停止したリーチ状態
で、前記第2の表示領域に該リーチ状態を報知するリー
チ状態報知画像を表示させるようにすることもできる。
この装置では、演出画像の表示領域でリーチ状態報知画
像によりリーチ状態を明確に報知することができ、第2
の表示領域におけるリーチ時の演出効果を高めることが
できる。
【0015】(6)本発明は、また、画面上で遊技機の
遊技状態に関与する所定の図柄を変動表示するとともに
該図柄を所定の停止態様で停止させる図柄表示装置の画
面の表示方法であって、前記画面を、前記所定の図柄を
変動表示する第1の表示領域と、該第1の表示領域で表
示される前記所定の図柄の変動状態を演出表示する第2
の表示領域とに分割するとともに、該第2の表示領域を
複数の表示部に区画し、該第2の表示領域の複数の表示
部に、それぞれ前記図柄の変動状態に応じて変化するよ
う互いに表示態様の異なる複数の演出画像を表示させ、
該演出画像によって前記第1の表示領域で表示される図
柄の変動状態を演出表示することを特徴とするものであ
る。この方法では、第1の表示領域で表示される図柄の
変動状態が第2の表示領域の複数の表示部の演出画像に
よって多様な表示態様で演出されるから、その演出効果
が高まることになる。画面の分割及び区画のタイミング
は、少なくとも前記所定の図柄の変動表示中の全部又は
一部の期間あるいは常時であるが、演出効果や表示の多
機能の表示を考慮すると、変動表示の開始時から停止ま
で、あるいはリーチ発生時等が好ましい。
【0016】(7)上記図柄表示装置の分割画面表示方
法は、好ましくは、前記第2の表示領域内で、第1の表
示領域で表示される前記所定の図柄の変動状態に応じて
変化しながら所定の物語を展開する第1の演出画像を表
示するとともに、該第1の演出画像と関連付けられ前記
所定の物語を前記第1の演出画像とは異なる表示態様で
展開する第2の演出画像を表示することを特徴とするも
のである。この方法では、第1、第2の演出表示部にて
それぞれ異なる表示態様で同一の物語の画面表示が展開
されることから、演出画像の物語を楽しみながら所定の
図柄の変動状態を容易に把握することが可能になる。
【0017】(8)上記図柄表示装置の分割画面表示方
法は、前記第2の表示領域内で、第1の表示領域で表示
される前記所定の図柄の変動状態に応じて変化する第1
の演出画像を表示するとともに、該第1の演出画像と関
連付けられた、前記遊技機の遊技状態が遊技者に有利な
状態となる可能性があるか否かを予兆する予兆画像を表
示するものであってもよい。この方法では、第1の演出
画像と関連付けられた予兆画像によって遊技機の遊技状
態が遊技者に有利な状態となる可能性があるか否かの予
兆が示されることから、有利な状態となる可能性がある
場合にその期待感を高め得ることになる。
【0018】(9)また、上記図柄表示装置の分割画面
表示方法は、前記第1の表示領域と前記第2の表示領域
とのうち片方の表示領域で生成された画像の一部を他方
の表示領域に移動させ、前記所定の図柄の変動表示又は
前記演出画像を前記画面の複数の表示領域にわたって表
示するものであってもよい。この方法では、片方の表示
領域で生成された画像の一部を他方の表示領域に移動さ
せることで、両表示領域の表示を明確に関連付けること
が可能となり、より効果的な演出表示が可能となる。
【0019】(10)さらに、上記図柄表示装置の分割
画面表示方法において、前記所定の図柄が前記第1の表
示領域で互いに異なるタイミングで停止するよう変動表
示される複数の特別図柄からなり、該特別図柄のうち一
部の特別図柄が所定の停止態様で停止したリーチ状態
で、前記第2の表示領域に該リーチ状態を報知するリー
チ状態報知画像を表示することもできる。この方法で
は、演出画像の表示領域でリーチ状態報知画像によりリ
ーチ状態を明確に報知することができ、第2の表示領域
におけるリーチ時の演出効果を高めることができる。
【0020】(11)本発明は、さらに、プログラム制
御される図柄表示装置の画面上で遊技機の遊技状態に関
与する所定の図柄を変動表示するとともに該図柄を所定
の停止態様で停止させる表示制御プログラムが格納され
た記録媒体であって、前記画面を、前記所定の図柄を変
動表示する第1の表示領域と、該第1の表示領域で表示
される前記所定の図柄の変動状態を演出表示する第2の
表示領域と、に分割するとともに、該第2の表示領域を
複数の表示部に区画し、該第2の表示領域の複数の表示
部に、それぞれ前記図柄の変動状態に応じて変化するよ
う互いに表示態様の異なる複数の演出画像を表示させ、
該演出画像によって前記第1の表示領域で表示される図
柄の変動状態を演出表示することを特徴とするものであ
る。この記録媒体では、格納された表示制御プログラム
に従って、第1の表示領域で表示される図柄の変動状態
が第2の表示領域の複数の表示部の演出画像によって多
様な表示態様で演出されるから、その演出効果が高まる
ことになる。なお、ここにいう表示制御プログラムは、
勿論、ゲームプログラムに組み込まれて使用されるもの
であってもよい。
【0021】(12)上記記録媒体は、好ましくは、前
記第2の表示領域内で、第1の表示領域で表示される前
記所定の図柄の変動状態に応じて変化しながら所定の物
語を展開する第1の演出画像を表示するとともに、該第
1の演出画像と関連付けられ前記所定の物語を前記第1
の演出画像とは異なる表示態様で展開する第2の演出画
像を表示することを特徴とする。この記録媒体では、格
納された表示制御プログラムに従って、第1、第2の演
出表示部にてそれぞれ異なる表示態様で同一の物語の画
面表示が展開されることから、演出画像の物語を楽しみ
ながら所定の図柄の変動状態を容易に把握することが可
能になる。
【0022】(13)上記記録媒体は、前記第2の表示
領域内で、第1の表示領域で表示される前記所定の図柄
の変動状態に応じて変化しながら所定の物語を展開する
第1の演出画像を表示するとともに、該第1の演出画像
と関連付けられた、前記遊技機の遊技状態が遊技者に有
利な状態となる可能性があるか否かを予兆する予兆画像
を表示するものであってもよい。この記録媒体では、格
納された表示制御プログラムに従って、第1の演出画像
と関連付けられた予兆画像によって遊技機の遊技状態が
遊技者に有利な状態となる可能性があるか否かの予兆が
示されるから、有利な状態となる可能性がある場合にそ
の期待感を高め得ることになる。
【0023】(14)また、上記記録媒体は、前記第1
の表示領域と前記第2の表示領域とのうち片方の表示領
域で生成された画像の一部を他方の表示領域に移動さ
せ、前記所定の図柄の変動表示又は前記演出画像を前記
画面の複数の表示領域にわたって表示するものであって
もよい。この記録媒体では、格納された表示制御プログ
ラムに従って、片方の表示領域で生成された画像の一部
を他方の表示領域に移動させる演出がされ、両表示領域
の表示を明確に関連付ける表示が可能となる。したがっ
て、より効果的な演出ができる。
【0024】(15)上記記録媒体は、前記所定の図柄
が前記第1の表示領域で互いに異なるタイミングで停止
するよう変動表示される複数の特別図柄からなり、該特
別図柄のうち一部の特別図柄が所定の停止態様で停止し
たリーチ状態で、前記第2の表示領域に該リーチ状態を
報知するリーチ状態報知画像を表示するものとすること
もできる。この記録媒体では、格納された表示制御プロ
グラムに従って、演出画像の表示領域でリーチ状態報知
画像によりリーチ状態を明確に報知することができ、第
2の表示領域におけるリーチ時の演出効果を高めること
ができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図面に基づいて説明する。
【0026】図1〜図13は本発明の第1実施形態に係
る図柄表示装置を示す図であり、本発明を弾球遊技機で
あるパチンコ機に適用した例を示している。
【0027】図1において、遊技機10は、枠体11
と、枠体11の前面側に組み付けられたフロントパネル
12とを備えており、フロントパネル12は、遊技盤1
3とこの遊技盤13を覆うガラス扉14とを含んで構成
されている。また、遊技盤13の下部には遊技球を収容
する上受け皿15及び下受け皿16がそれぞれ設けられ
ており、下受け皿16の隣には遊技者によって回動操作
されるハンドル17が設けられている。この遊技機10
は、ハンドル17の操作量に応じて後述する発射装置を
作動させ、遊技球による遊技領域13b内にその遊技球
を発射させるようになっている。
【0028】図2に示すように、遊技盤13には、遊技
球の発射通路22を形成する内外のガイドレール21
a、21bと、遊技領域内に配置された多数の遊技釘
(図示していない)と、複数の入賞口23、24A、2
4B、25A、25B及び26と、通過ゲート27と、
左右のランプ付の風車28A、28Bと、上方側左右の
装飾用ランプ29A、29Bと、遊技領域13bを形成
する盤面13aの略中央部に上側寄りに配置された表示
画面部41を有する図柄表示装置40と、遊技状態を演
出する複数の表示ランプ31A、31B、32A、32
B、33A、33B、34A、34B、35A、35B
及び36と、が具備されている。
【0029】ここで、表示ランプ31A、31B〜36
は、遊技状態や遊技媒体の入賞態様に応じて遊技結果を
遊技者に点灯・点滅表示する機能を有し、遊技盤13の
遊技領域13b内に略円環状に配置されている。その外
方の外ガイドレール21aは遊技盤13の盤面13a上
で遊技領域13bを取り囲むよう略円環状になってお
り、この外ガイドレール21aの一部に内側から対向す
る内ガイドレール21bも略円弧状になっている。ま
た、内ガイドレール21bの上端には発射通路22の出
口を閉止して遊技球の戻りを防止することができる弾性
板21cが取り付けられている。
【0030】発射通路22から発射された遊技球は、前
記遊技釘に当りながら、例えば図柄表示装置40の上方
から左右一方側に流下し、受け部47A、47Bから図
示しない流下通路を通って図柄表示装置40の下部のス
テージ48に流下し、あるいは、図柄表示装置40の側
方で風車28A又は28Bに当接する等して図柄表示装
置40内に入ることなく更に流下する。そして、その遊
技球が、例えば始動入賞口23、袖入賞口24A、24
B、落し入賞口25A、25B、大入賞口26の何れか
に入るか、通過ゲート27を通過して、あるいは、それ
らから外れて回収口49に入る。
【0031】始動入賞口23は可動片23a、23bを
左右方向に開閉動作させてその入口幅を拡大縮小するこ
とができる入賞口であり、大入賞口26はこの始動入賞
口23に遊技球が入賞した場合に実行される図柄表示装
置40でのゲームの結果に応じて開閉扉を前後方向に開
閉し、最大開口幅の入賞口を形成するものである。ま
た、袖入賞口24A、24B及び落し入賞口25A及び
25Bは一般入賞口である。
【0032】図柄表示装置40の表示画面部41は、画
像信号入力に基づいて任意の画像を表示するもので、例
えば液晶ディスプレイ、CRT(陰極線管)又はプラズ
マディスプレイ等によって形成されている。また、表示
画面部41は、遊技球の始動入賞口23への入賞時に、
画面上で遊技機10の遊技状態に関与する特別図柄N
1、N2、N3(所定の図柄)を変動表示するとともに、
それら特別図柄N1〜N3を所定の停止態様で停止させる
ことができるようになっている。この表示画面部41の
表示制御は、図3に示す遊技制御装置150及び図柄制
御回路172によって実行される。
【0033】ここで、まず、その遊技制御装置等の制御
系について説明すると、チューリップ式の始動入賞口2
3、一般入賞口24A、24B、25A、25B、ゲー
ト27及び大入賞口26には、それぞれ図3に示すよう
な一般入賞球センサ162、163、始動入賞球センサ
164、通過球センサ165、大入賞球センサ167及
び図示しない枠信号センサが付設されている。また、図
示しないが、ガイドレール21a、21bで形成される
発射通路22内には発射球センサが、戻り口には戻り球
センサが、それぞれ設けられている。そして、これら定
位置で遊技球を検知するセンサ162〜167等は遊技
制御装置150に検知情報を与えるべくこれに接続され
ている。
【0034】図3に示すように、遊技制御装置150
は、プログラム制御されるマイクロコンピュータ構成の
もので、中央演算処理装置であるCPU151と、読出
し専用メモリであるROM152と、随時書込み読出し
可能なRAM(ランダムアクセスメモリ)153と、入
力インターフェース回路155と、出力インターフェー
ス回路156等を含んで構成されている。入力インター
フェース回路155には、一般入賞球センサ162、1
63、始動入賞球センサ164、通過球センサ165、
大入賞球センサ167等が接続されており、出力インタ
ーフェース回路156には、装飾ランプ表示制御基板1
71、図柄制御基板172、音声制御基板173、賞球
制御基板174、普通電動役物制御回路175及び大入
賞口制御回路176が接続されている。
【0035】CPU151は、ROM152に予め格納
された所定の遊技制御プログラム及び各種判定用のデー
タテーブル(後述する大当り判定テーブル及びリーチ判
定テーブル等)に従って、センサ162〜167等から
の各種センサ情報及び各操作部からの操作信号、内部に
設けられた各種乱数カウンタからの乱数抽出値等に基づ
いて、RAM153との間でデータの授受を行いながら
データ処理を実行し、出力インターフェース回路156
を介して各制御基板171〜174や各電動役物制御回
路175、176にそれぞれランプ、図柄、音声、賞球
の制御ための制御信号(8ビット信号及びストローブ信
号)を出力するようになっている。
【0036】前記各種カウンタとは、例えば、大当り判
定用乱数カウンタ151aと、上、中、下(又は左、
中、右)のそれぞれの停止図柄決定用カウンタからなる
ハズレ図柄決定用乱数カウンタ151bと、大当りの判
定がされたとき表示画面部41での図柄停止態様を大当
り図柄にするための乱数抽出に用いられる大当り図柄決
定用乱数カウンタ151cと、特別図柄と演出グループ
の組合せ(変動パターン)を予め準備した組合せの中か
ら決定するための変動パターン番号決定用乱数カウンタ
151dと、ハズレ(「外れ」)の場合にリーチ演出す
るか否かを決定するためリーチ動作決定用乱数カウンタ
151e等であり、これらの乱数カウンタ151a〜1
51eは、図4(a)に示すようなカウント値の更新範
囲で、例えば大当り判定用図柄であれば、「0」から1
ずつ「334」まで増加(カウントアップ)した後、再
度0から334までカウント値を増加させるようカウン
ト値の更新を繰り返すようになっている。他の乱数カウ
ンタ151b〜151eも、同様に、それぞれのカウン
ト値の更新範囲でカウント値を繰り返し増加させるとと
もに更新する。具体的には、例えばリーチ動作決定用乱
数カウンタ151eは「0〜9」の更新範囲で、大当り
図柄決定用乱数カウンタ151cは「0〜9」の更新範
囲で、変動パターン番号決定用乱数カウンタ151dは
「0〜1023」の更新範囲で、図柄決定用乱数カウン
タ151bの上、中、下のそれぞれの図柄決定用カウン
タは「0〜9」の更新範囲で、カウント値を繰り返し増
加させるとともに更新する。
【0037】図柄制御基板172はCPU151からの
制御信号に応じて図柄表示装置40の画面表示部41の
表示画像を制御することができる表示制御手段となって
おり、始動入賞時に表示画面部41内で所定の特別図柄
の変動表示を実行させるようになっている。この図柄制
御基板172は、予兆表示等の演出パターンを決定する
演出パターン決定用カウンタ172aを内蔵しており、
この演出パターン決定用カウンタ172aは「0〜12
7」の範囲内で、カウント値を繰り返し増加させるとと
もに更新する。なお、図柄制御基板172は、図示しな
いマイクロプロセッサユニット(MPU)、内部RA
M、画図データROM及びビデオディスプレイプロセッ
サ(VDP)等で構成されている。
【0038】装飾ランプ表示制御基板171は、表示ラ
ンプ31A、31B、32A、32B、33A、33
B、34A、34Bを含む装飾ランプ表示装置181の
作動を制御するもので、CPU151からの装飾ランプ
表示制御コマンドに従って装飾用ランプ31A、31B
及び演出用表示ランプ32A、32B、33Aa、33
B、34A、34Bの点灯・点滅制御を行う。この装飾
ランプ表示制御基板171は、図示しないCPU及びR
OM等からなる。
【0039】音声制御基板173は、スピーカ等の音声
出力装置182による音声出力を制御するもので、CP
U151からの音声制御信号に応じた報知音声を出力さ
せるようになっている。また、賞球制御基板174は、
操作ハンドル17の操作信号に基づいてCPU151か
ら出力される球発射信号に応じ、球発射装置185によ
る遊技球の発射動作を実行させるとともに、CPU15
1からの払出し指令信号に応じた数の遊技球を払出装置
183により払い出させるようになっている。
【0040】普通電動役物制御回路175は、遊技球が
通過ゲート27を通過したとき、通過球センサ165の
検知情報に基づいてCPU151から出力される普通図
柄表示制御信号に応じて、図柄表示装置40の上部の後
述する普通図柄表示用LED30a、30bに2色交互
点灯の点滅による普通図柄変動表示を実行させるととも
に、所定色のLEDでその変動が停止したときに始動入
賞口23のチューリップを開放させるよう普通電動役物
184を作動させる。
【0041】大入賞口制御回路176は、始動球センサ
164の検知情報に基づいてCPU151から出力され
る大入賞口開閉信号に応じて、大入賞口26とその扉の
開閉駆動手段を含む大入賞装置187を作動させる。
【0042】大入賞装置187は、大入賞口26への打
球の入賞確率に影響する遊技球の受け入れ状態(大入賞
口26の開閉条件)を変動させることができる変動入賞
装置であり、遊技球が大入賞口26内の図示しない所定
の継続入賞領域に入ったとき、CPU151から出力さ
れる役物連続作動信号に応じて大入賞口26が所定回数
だけ連続して開閉動作するようになっている。
【0043】なお、CPU151には、リセット用クロ
ックパルス発生回路191と、初期リセット回路192
が付設されている。
【0044】CPU151による大当り判定は、図4
(b)に示す大当り判定テーブルに基づいて実行され、
通常は、大当り図柄決定用乱数カウンタ151cの乱数
抽出時におけるカウント値が、0〜334のうち例えば
「7」であれば大当り、高確率となる確率変動時は、0
〜334のうち例えば「7」、「77」、「147」、
「207」のいずれかであれば大当りとなる判定がさ
れ、それ以外の抽出値であれば、ハズレと判定される。
また、CPU151によるリーチ判定は、図4(c)に
示すリーチ判定テーブルに基づいて実行され、通常は、
リーチ動作決定用乱数カウンタ151eの乱数抽出時に
おけるカウント値が、0〜9のうち例えば「0」であれ
ばリーチ有り、他の抽出値であればリーチ無しと判定さ
れる。
【0045】次に、遊技制御装置150及び図柄制御基
板172による画像処理について説明する。
【0046】図5に示すように、図柄表示装置40の表
示画面部41は、その画面を複数の表示領域に分割し、
特別図柄N1〜N3を変動表示する第1の表示領域51
と、これとは別個に、その第1の表示領域51で表示さ
れる特別図柄N1〜N3の変動状態を演出表示する第2の
表示領域52と、を形成することができる。この画面の
2領域への分割時期は、遊技球の始動入賞口23への入
賞後、例えば特別図柄N1〜N3の変動開始時、あるいは
その変動期間中のリーチ発生時であるのが好ましいが、
常時であってもよい。また、表示画面部41は、少なく
とも特別図柄N1〜N3の変動表示に際して、第2の表示
領域52を複数の表示部52a、52b、52c、52
dに区画するようになっており、そのような画面の区画
及び前記領域分割の処理が画面分割手段としての遊技制
御装置150及び図柄制御基板172によって実行され
るようになっている。
【0047】第1の表示領域51に表示される特別図柄
N1〜N3は、それぞれ、例えば「0」から「9」の10
種類の数字からなり、変動表示が開始されると、その特
別図柄の数字が例えば上下方向に移動するような変動表
示がされ、その変動は開始から一定時間後に停止する。
そして、この複数箇所で停止した特別図柄の停止態様が
当りとなる図柄の組合せであるとき、大入賞口26の開
閉動作を伴う遊技者に有利な大当り遊技が可能になる。
【0048】第2の表示領域52の複数の表示部52a
〜52dには、演出画像出力手段としての図柄制御回路
172によって、互いに表示態様の異なる複数の演出画
像が表示され、これらの演出画像がそれぞれ特別図柄N
1〜N3の変動状態に応じて変化することにより、第1の
表示領域51で表示される特別図柄N1〜N3の変動状態
を演出表示するようになっている。
【0049】第2の表示領域52の複数の表示部52a
〜52dのうち、表示部52cは、第1の表示領域51
で表示される特別図柄N1〜N3の変動状態に応じて変化
する画像mc(第1の演出表示画像)を表示する第1の
演出表示部であり、この表示部52cに表示される画像
mcは特別図柄N1〜N3の変動状態に応じてリアルタイ
ムに変化しながら所定の物語、例えば大砲を備えた海賊
船(図5中のm1)が敵に遭遇し攻撃を仕掛けるといった
シナリオに従って、その攻撃の結果が特別図柄N1〜N3
の変動停止の結果と符合するようになっている。
【0050】また、第2の表示領域52の複数の表示部
52a〜52dのうち、表示部52a、52b、52d
はそれぞれ第2の演出表示部となっており、これら表示
部52a、52dは、第1の演出表示部52cの表示画
像と関連付けられた画像ma、mb、md(第2の演出画
像)によって前記所定の物語を第1の演出表示部52c
とは異なる表示態様で展開する画像を表示するようにな
っている。図5では、例えば表示部52aには海図ma
が、表示部52bにはセリフmb(文字画像)が、表示
部52dには第1の演出表示部52cに表示されている
シーンを上方から(別アングルで)とらえた画像が、そ
れぞれ表示されている。なお、表示部52bは文字やグ
ラフ等によって他の演出画像による物語の展開を解説す
る解説表示画像としてセリフmbが表示されているが、
勿論、表示部52bに表示部52a、52dと同様なキ
ャラクターの画像が表示されてもよい。
【0051】表示部52aの海図maは、特別図柄N1〜
N3の変動状態に応じて第1の演出表示部52c内の海
賊船m1が移動するとき、その海賊船m1の移動軌跡を表
示できるようになっている。そして、その軌跡が予め定
めた何れかの経路のうちある経路に沿ったものとなった
ことにより、その後に大当りや確率変動の発生等といっ
た有利なゲーム展開となることを間接的に予告するよう
になっている。すなわち、この表示部52aは、第1の
演出表示部52cの表示画像と関連付けられた予兆画像
maにより遊技機10の遊技状態が遊技者に有利な状態
となる可能性があるか否かの予兆を表示する予兆画像表
示部となっている。
【0052】また、演出画像出力手段としての図柄制御
基板172は、特別図柄N1〜N3の変動表示や表示部5
2a〜52dのいずれかに表示するような演出画像を表
示画面部41の画面一杯に表示させることもできるが、
第1の表示領域51と第2の表示領域52とのうち片方
の表示領域で生成された画像の一部を他方の表示領域に
移動させ、複数の表示領域51、52にわたって表示さ
せることもできる。例えば、第2の表示領域52の表示
部52cで表示された海賊船m1の大砲からうち出され
た砲弾が、表示領域51内の特別図柄N1〜N3のいずれ
かに当ってその図柄が停止するといった演出も可能であ
る。すなわち、片方の表示領域で生成された画像の一部
を他方の表示領域に移動させることで、両表示領域5
1、52の表示を明確に関連付ける表示ができる。
【0053】図柄表示装置40の表示画面部41におい
ては、特別図柄N1〜N3が第1の表示領域51で互いに
異なるタイミングで停止するように変動表示される図柄
として構成されており、図柄制御基板172は、その特
別図柄N1〜N3のうち先行する2つの図柄が同じ図柄
(数字)で停止したとき、すなわち複数のうち一部の特
別図柄が所定の停止態様で停止したリーチ状態で、第2
の表示領域52にそのリーチ状態を報知するリーチ状態
報知画像を表示させることができるようになっている。
このリーチ状態報知画像は、例えば見張り番を拡大表示
する画像m2である。
【0054】遊技制御装置150は、また、遊技球の入
賞態様に応じて、次のような賞球払い出しの制御及び報
知等を実行するようになっている。
【0055】まず、一般入賞口24A、24B、25A
又は25Bの何れかに遊技球が1つ入ると、その各入賞
口の一般入賞口センサ162、163が遊技球を検知
し、その検知情報が遊技制御装置150に与えられる。
そして、遊技制御装置150は、センサ情報から入賞発
生とその態様を認識し、予め定められた入賞態様毎の処
理を実行して、各制御基板171〜173に入賞処理の
ための制御信号を出力するとともに、賞球制御基板17
4に入賞態様に応じた遊技球の払出しを行うための信号
を出力して、入賞態様に応じた数の遊技球を払出装置1
83から上受け皿15(更にはこれに通じる下受け皿1
6)に払い出させるようになっている。本実施形態で
は、一般入賞の場合、例えば5個の遊技球が上受け皿1
5に払い出される。
【0056】遊技球が始動入賞口23に入賞すると、始
動入賞球センサ164がこの遊技球を検知し、その検知
信号を基に遊技制御装置150が図柄制御基板172に
図柄変動コマンドを出力し、第1の表示領域51におけ
る特別図柄N1〜N3の変動表示及び第2の表示領域52
における演出表示を実行させる。
【0057】なお、始動入賞口23に複数個の遊技球が
入ると、その入賞球数に応じ、更に表示画面部41によ
る変動表示を実行させ得る回数が、最高4回を上限とし
てRAM153に記憶され、特別図柄記憶用の4つの発
光ダイオード(LED)38の点灯によって始動入賞の
いわゆる保留球数として表示されるようになっている。
【0058】特別図柄N1〜N3の変動は開始から一定時
間後に、所定の順序で、例えば上、中、下の順序で停止
し、全ての図柄の停止時に表示されている特別図柄が予
め定められた組合せ、例えば「7、7、7」の組合せで
あれば、大当りとなる。この場合、CPU151は、大
入賞口制御回路176によって大入賞装置187を作動
させ、大入賞口26を開放させる。したがって、このと
き大入賞口26の扉が所定時間だけ開き、遊技球が入賞
し易く遊技者に有利な状態となる。
【0059】この状態では、大入賞口26に遊技球が1
つ入ると、この遊技球が大入賞球センサ167で検知さ
れ、遊技制御装置150の制御により、一般入賞時より
多くの遊技球、例えば10個の遊技球が上受け皿15に
払い出される。
【0060】また、遊技球が大入賞口26内の図示しな
い継続入賞領域に入ると、それが図示しない継続入賞球
センサに検知され、その検知情報がCPU151に入力
される。CPU151は、この継続入賞球検知情報に基
づいて、大入賞口制御回路176に役物連続作動の指令
信号を出力し、大入賞装置187が大入賞口26を所定
回数だけ連続して開閉動作させるようになっている。
【0061】遊技球が通過ゲート27を通過すると、通
過ゲート27内の通過球センサ165がこの遊技球の通
過を検知し、その検知信号を基に遊技制御装置150が
普通図柄表示用LED30a、30b(普通図柄表示
部)に所定の普通図柄の変動表示を実行させる。これら
普通図柄表示用LED30a、30bは、例えば赤色L
ED30aと、緑色LED30bとからなり、普通図柄
の変動表示が開始されると、両LED30a、30bが
交互に点滅し、開始から一定時間後に停止するようにな
っている。そして、この停止時に点灯表示された普通図
柄表示用LED30a又は30bが予め定められたLE
D(例えば緑色LED30b)に該当すれば、それが当
り表示となって始動入賞口23のチューリップ扉、すな
わち可動片23a、23bが所定時間だけ開き、遊技球
が入賞し易く遊技者に有利な状態となる。なお、通過ゲ
ート27を複数個の遊技球が通過すると、その通過球数
に応じ、更に上記変動表示を実行させ得る回数が遊技制
御装置150に記憶され、普通図柄表示用LED30
a、30bの左右に設けられた4個の普通図柄記憶用L
ED37によってその保留球数が点灯表示されるように
なっている。
【0062】図6〜図11は遊技機10における遊技制
御や表示制御プログラムの処理手順を示すフローチャー
トである。
【0063】主基板となる遊技制御装置150では図6
に示すようなメインの遊技制御の処理が実行され、所定
の割込みフラグがセットされていることを条件に、所定
時間(例えば3ms(ミリ秒))毎に図7に示す割り込み
処理が実行される。
【0064】図6に示すメイン遊技制御の処理において
は、まず、電源が投入されると、リセット用クロックパ
ルス発生回路191及び初期リセット回路192によっ
てCPU151のリセット時の立上げ処理が実行された
後(ステップS1)、所定の確率設定スイッチ等の設定
状態に応じて初期の確率設定処理が実行される(ステッ
プS2)。次いで、割込み処理を許可する割込みフラグ
がセットされ後(ステップS3)、停止図柄を決定する
ためのハズレ図柄決定用乱数カウンタ151bとリーチ
動作決定用乱数カウンタ151eの更新処理が実行され
(ステップS4)、エラーチェック処理についての制御
コマンドが送信中であるか否かが判別される(ステップ
S5)。
【0065】このとき、コマンド送信中でなければ、次
ステップS6でエラーチェック処理のコマンドを生成す
る処理が実行された後、これに従ったエラーチェックの
処理が実行される(ステップS7)。そして、その処理
の結果がエラー発生中であったか否かの判別が行われ
(ステップS8)、エラー発生中でなければ(NOの場
合)、後述する特別図柄ゲームの制御処理が実行される
(ステップS9)。
【0066】なお、ステップS5、S8でそれぞれ判別結
果がYESであった場合、すなわち、エラーチェックの制
御コマンドを送信しているときか、エラー発生中である
ときには、ステップS2に戻って、立ち上げ後の最初の
処理から再度実行されることになる。
【0067】一方、ステップS3で割込みフラグがセッ
トされた状態では、上述のように図7に示す割り込み処
理が所定時間ごとに実行される。
【0068】この割込み処理では、まず、各レジスタを
退避させる処理が実行され(ステップS11)、次いで、
大当り判定用乱数カウンタ151a、大当り図柄決定用
乱数カウンタ151c及び演出表示の変動パターン番号
決定用乱数カウンタ151dのそれぞれのカウント値が
更新された後(ステップS12)、各種タイマを更新する
処理が実行される(ステップS13)。
【0069】次いで、一般入賞球センサ162、16
3、始動入賞球センサ164、通過球センサ165、大
入賞球センサ167等の各種センサからの入力信号を検
知したとき、そのセンサ信号に応じた処理が実行される
(ステップS14)。例えば、始動入賞球センサ164か
らの球検出信号がCPU151に入力されると、始動入
賞記憶値数が上限値(例えば4)未満かチェックされ、
上限値未満であれば、大当り判定用乱数カウンタ151
a、大当り図柄決定用乱数カウンタ151c及び演出表
示決定用の変動パターン番号決定用乱数カウンタ151
dのそれぞれの更新されたカウント値が乱数として抽出
され、RAM153に記憶される。
【0070】次いで、普通図柄の表示処理が実行される
(ステップS15)。例えば通過球センサ165からの通
過球検出信号がCPU151に入力されると、その検知
信号を基に、上述した普通図柄表示用LED30a、3
0bによる普通図柄の変動表示が開始され、両LED3
0a、30bが交互に点滅して一定時間後に停止する。
そして、停止したLEDが例えば緑色LED30bであ
れば、それが当り表示となって始動入賞口23のチュー
リップ扉が所定時間開放され、遊技球が入賞し易い状態
となる。また、通過ゲート27を複数個の遊技球が通過
すると、その保留球数がRAM153に記憶されるとと
もに、普通図柄記憶用LED37によってその保留球数
が点灯表示される。
【0071】次いで、遊技状態に応じて各種LEDを点
灯、点滅、消灯させる装飾制御の処理が実行されるとと
もに(ステップS16)、各入賞球センサ162、16
3、164及び167や通過球センサ165の球検出信
号に応じてその入賞内容に応じた賞球の払出し処理が実
行される(ステップS17)。
【0072】次いで、遊技機10に各種のエラーが発生
しているか否かのエラーチェック処理が実行された後
(ステップS18)、図柄制御基板172等に制御コマン
ドを送信する送信データ出力処理が実行される(ステッ
プS19)。
【0073】次いで、退避させた各レジスタを復帰させ
るとともに(ステップS20)、割込み許可フラグをセッ
トして(ステップS21)、今回の割込み処理を終了す
る。
【0074】図8に示すように、前記特別図柄ゲームの
制御処理では、まず、始動入賞記憶があるか否かがチェ
ックされ、始動入賞記憶がなければ、所定のデモ画面の
表示処理が実行される(ステップS32)が、始動入賞が
あれば、次いで、大当り判定か否かの判別がされ(ステ
ップS33)、大当りと判定されなければ、ハズレでのリ
ーチ演出を行うか否かの判定がされる(ステップS3
4)。このリーチ判定の結果がNO、すなわちリーチ無し
であれば、リーチ無しハズレとなるように停止図柄が決
定され(ステップS35)、更に、リーチ無しハズレ用の
演出表示が決定される(ステップS36)。
【0075】なお、ここでの停止図柄の決定に際して
は、第1停止図柄(例えば上図柄)、第2停止図柄(例
えば中図柄)及び第3停止図柄(例えば下図柄)を決定
するための乱数をそれぞれ読出し、これらの乱数に対応
する図柄のうち第1、第2停止図柄が一致する場合には
リーチ無しハズレとなるよう第2停止図柄を別の図柄に
変更し、他の場合には読み出した乱数に対応する停止図
柄を決定してリーチ演出をしなくする。一方、ステップ
S34でのリーチ判定の結果がYESの場合、すなわちハズレ
でのリーチ演出を実行する場合は、次ステップS37でリ
ーチ有りハズレとなるよう停止図柄が決定され(ステッ
プS37)、更に、リーチ有りハズレ用の演出表示が決定
される(ステップS38)。ここでの停止図柄の決定に際
しては、第1〜第3停止図柄の決定用乱数をそれぞれ読
み出し、これらの乱数に対応する図柄のうち第1、第2
停止図柄が一致しない場合にはリーチ有りハズレとなる
よう第2停止図柄を第1停止図柄と一致させ、他の場合
には読み出した乱数に対応する停止図柄を決定してリー
チ演出をするようにする。
【0076】また、ステップS33での判別結果がYESの
場合、すなわち大当り判定であった場合には、RAM1
53に記憶された大当り図柄決定用乱数が読み出され、
この乱数値に基づいて、ROM152に格納された大当
り図柄決定テーブルから大当り図柄(大当りを示す特別
図柄N1〜N3の停止態様)が決定される(ステップS3
9)。大当り図柄は第1、第2及び第3停止図柄が1種
類の特別図柄で3つ揃った停止態様である。なお、それ
らのような図柄データは、ROM152に格納されてい
る。
【0077】上述のように、特別図柄N1〜N3がリー
チ無しハズレ、リーチ有りハズレ及び大当りのいずれか
で停止する態様とその演出が決定されると、次に、この
決定に基づいた表示を行うよう、図柄制御回路172を
制御するための図柄変動コマンドを生成する処理が実行
され(ステップS41)、その図柄変動コマンドが図柄
制御回路172に送信される(ステップS42)。
【0078】次いで、大当り判定がされているか否かが
判別され(ステップS43)、その判別結果がNOであれ
ば、特別図柄ゲームの終了処理がされた後(ステップS
44)、今回の特別図柄ゲームの制御処理が終了する。一
方、ステップS43での判別結果がYESであれば、大当り
の報知と共に遊技者に有利な大当り遊技の処理が実行さ
れる(ステップS45)。
【0079】上述のような特別図柄N1〜N3の変動表示
を伴う表示画面部41での表示は、前記図柄変動コマン
ドを入力する図柄制御回路172により制御される。
【0080】図9に示すように、この図柄制御回路17
2内では、電源投入時に前記MPUの動作の初期設定処
理が実行されるとともに(ステップS51)、RAM15
3がクリアされた後(ステップS52)、VDP(ビデオ
ディスプレイプロセッサ)の動作の初期設定処理が実行
され(ステップS53)、その後、後述する画像処理が実
行される(ステップS54)。
【0081】次いで、演出パターン決定用カウンタ17
2aが更新され(ステップS55)、割込みフラグが設定
されているか否かが判別される(ステップS56)。この
とき、割込みフラグが設定されていれば、次の画像処
理、すなわち次画面への画面切換えがされ(ステップS
54)、一方、割込みフラグが設定されていなければ、ス
テップS55に戻る。このようにして表示画面部41の画
面切換えが行われる。
【0082】前記画像処理では、図10に示すように、
まず、大当り遊技中か否かのチェックがされ(ステップ
S61)、大当り遊技中であれば、そのラウンド数の表示
処理後(ステップS62)、今回の処理を終了する。
【0083】ステップS61での判別結果がNO(大当り遊
技中でない)ならば、デモ表示中か否かが判別され(ス
テップS63)、その判別結果がYESであればデモ表示処
理が続けて実行される(ステップS64)。
【0084】ステップS63での判別結果がNO(デモ表示
中でない)ならば、次いで、変動遊技中か否かが判別さ
れ(ステップS65)、変動遊技中でなければ、今回の画
像処理を終了する。
【0085】一方、ステップS65での判別結果がYES
(変動遊技中である)ならば、次いで図柄変動コマンド
を受信したか、及び、コマンド受信フラグがセットされ
ているか否かが判別され(ステップS66)、セットされ
ていない場合には、表示中の変動表示及び演出表示の処
理を継続して実行し(ステップS67)、新たな図柄変動
コマンドを受信してコマンド受信フラグがセットされて
いる場合には、次いで、CPU151からの図柄変動コ
マンドに従って、通常遊技での特別図柄の変動表示に関
する設定(ステップS68)、並びに、演出パターンの設
定処理(ステップS69)が実行された後、コマンド受信
フラグがクリアされ(ステップS70)、ステップS67の
変動表示処理に移行する。なお、ステップS69での演出
パターンの設定においては、第1の表示領域51におけ
る特別図柄N1〜N3の変動表示に応じて変化しながら1
つの物語を展開する第2の表示領域52の各表示部52
a〜52dでの表示、すなわち、予兆やセリフ、複数の
アングルからの演出画像等の条件が決定される。また、
CPU151側(主基板側)からの図柄制御コマンドの
図柄制御回路172における入力処理は、図11に示す
ように、コマンドデータを受信する度に(ステップS7
1)、そのコマンドデータを内部RAMに格納して前記
コマンド受信フラグをセットする(ステップS72)とい
う処理である。
【0086】以下、図5に示した表示画面の例で、具体
的な特別図柄変動表示とその演出表示の変化について、
図12及び図13に基づいて説明する。
【0087】図12に示すように、変動開始前において
は、第1の表示領域51内で上、中、下の特別図柄N1
〜N3が停止している。同図中では、第1の表示領域5
1内で特別図柄N1〜N3がそれぞれ「7」、「8」、
「3」で停止しており、第2の表示領域における表示画
像ma、md及びセリフmbは、海賊船m1が視界良好の海
上にある状態を示している。
【0088】次いで、始動入賞により変動が開始される
と、第1の表示領域51内で特別図柄N1〜N3が同時に
変動するのに連動して、第2の表示領域52の表示部5
2cにおいて、海賊船m1がその帆に風を受けて進み始
める。このとき、表示部52aには船m1の位置がドッ
トで表示され、表示部52bには「前進!」というセリ
フmbが表示され、表示部52dには表示部52cとは
異なるアングルで広域の海面の画像mdが表示されてお
り、特別図柄N1〜N3の変動状態がこれらの演出表示画
像によって演出表示される。
【0089】次いで、第1図柄である上図柄の変動が、
例えば「7」で停止する。この停止に際しては、表示部
52bに「打て」のセリフmbが表示されるとともに、
表示部52cで海賊船m1の大砲がうたれ、その砲弾m3
が第2の表示領域52から第1の表示領域51内に移動
して変動中の特別図柄N1に当り、第1図柄N1が停止す
るといった演出表示がされ、演出表示が特別図柄N1の
変動停止に直接関与しているような演出表示がされる。
【0090】次いで、図13に示すように、表示部52
bの「打て」のセリフ表示とともに、表示部52cで海
賊船m1の大砲がうたれ、その砲弾m3が第2の表示領域
52から第1の表示領域51内に移動して変動中の第2
図柄である中図柄N2に当り、その変動が例えば「7」
で停止する。
【0091】また、このように「7」と「7」が揃って
リーチ状態となると、第2の表示領域52においてはそ
のリーチ状態の発生を報知する演出画像(リーチ状態報
知画像)として、表示部52bには「敵だ!」というセ
リフmbが、表示部52b、52cにはこれらに跨る見
張り番の拡大表示画像m2が、表示部52dには敵船m5
が、それぞれ表示される。
【0092】さらに、海賊船m1の大砲が連続してうた
れ、その砲弾m3が第2の表示領域52から第1の表示
領域51内に移動して変動中の第3図柄である下図柄N
3に当り、その変動が例えば「7」で停止する。このよ
うに3つの「7」が揃うと、大当りとなる。なお、大当
りがでる場合には、表示部52aでの海賊船m1の移動
軌跡が海図中で予め設定された所定の経路に沿ったもの
となり、その移動軌跡の表示によって遊技者に対する大
当りの予兆表示がなされるようになっている。
【0093】このように、本実施形態においては、第1
の表示領域51で表示される特別図柄N1〜N3の変動状
態が第2の表示領域52の複数の表示部52a〜52d
の演出画像によって、1つの演出用のキャラクター(例
えば海賊船m1)をメインの演出表示とは異なるアング
ルでとらえたり、あるいは広い視野で全体的にとらえた
り、一部を拡大表示したりといった多視点からの多様な
画像により多面的な演出表示ができ、立体的な演出画像
等への表現の自由度が高められる。したがって、平面的
な演出しかできなかった従来の演出表示に比べて、演出
表示の幅が大幅に広がり、その演出効果を高めることが
でき、遊技者を飽きさせない演出表示ができる。また、
セリフ等による解説表示を行うことで、変動開始から停
止まで当りに対する期待感を持続させることができる。
【0094】また、第1の演出表示部である表示部52
cと第2の演出表示部である表示部52a、52b、5
2dにてそれぞれ異なる表示態様で同一の物語の画面表
示が展開されることから、演出画像の物語を楽しみなが
ら特別図柄N1〜N3の変動状態を容易に把握することが
可能になる。しかも、第1の演出表示部52cの表示画
像と関連付けられた画像によって、遊技機10の遊技状
態が遊技者に有利な状態となる可能性があるか否かの予
兆が表示部52a内の海賊船m1の移動経路によって示
されるから、有利な状態となる可能性がある場合にその
海賊船m1の移動軌跡を見た遊技者は期待感を高めるこ
とになり、演出効果がより高まることになる。
【0095】また、上述した砲弾m3のように片方の表
示領域52で生成された画像の一部を他方の表示領域5
1に移動させることで、特に演出表示領域から特別図柄
の変動表示領域に移動させることで、両表示領域51、
52の表示を明確に関連付けることができ、より効果的
な演出となる。
【0096】さらに、演出画像の表示領域52でリーチ
状態報知画像m2によりリーチ状態をインパクトを与え
つつ明確に報知することができ、第2の表示領域52に
おけるリーチ時の演出効果を高めることができる。
【0097】したがって、遊技者は各特別図柄の変動表
示中に表示画面部41内の変動表示及び演出表示を共に
十分に楽しむことができる。
【0098】なお、図12及び図13により説明した実
施例の分割画面表示方法では、特別図柄の変動領域と、
キャラクター、文字、グラフ等による演出表示領域との
分割は、変動開始時としたが、勿論、上述したようにリ
ーチ状態の発生時に行うこともでき、そのようにする
と、リーチ発生時に特別なリーチ報知画像を表示しなく
とも、インパクトのあるリーチ状態の報知ができる。
【0099】図14及び図15は、特別図柄の変動表示
とその演出表示の変化を上述とは異なる方法で実施する
第2実施形態の遊技機の分割画面を示している。
【0100】この場合、図14に示すように、まず、変
動開始前においては、図12の場合と同様に、第1の表
示領域51内で特別図柄N1〜N3がそれぞれ「7」、
「8」、「3」で停止しており、第2の表示領域におけ
る表示は海賊船m1が視界良好の海上にあって見張り番
が居眠りをしている状態を、表示部52bのセリフmb
(「zzz・・・」)で表示し、あるいは、更に見張り番
の拡大表示画像m4を付けて演出表示する。
【0101】次いで、始動入賞により変動が開始される
と、第1の表示領域51内で特別図柄N1〜N3が同時に
変動するのに連動して、第2の表示領域52の表示部5
2cにおいて、海賊船m1がその帆に風を受けて進み始
める。このとき、表示部52aには船m1の位置がドッ
トで表示され、表示部52bには「出発!」というセリ
フmbが表示され、表示部52dには表示部52cとは
異なるアングルで広域の海面の画像が表示されており、
特別図柄N1〜N3の変動状態がこれらの演出表示画像に
よって演出表示される。
【0102】次いで、図15に示すように、第1図柄で
ある上図柄の変動が、例えば「7」で停止する。この停
止に際しては、上述例と同様に、海賊船m1の大砲がう
たれ、その砲弾m3が変動中の特別図柄N1に当って第1
図柄N1が停止するといった演出表示がされる。
【0103】次いで、海賊船m1の大砲がうたれ、その
砲弾m3が変動中の第2図柄である中図柄N2に当り、そ
の変動が例えば「3」で停止する。
【0104】さらに、海賊船m1の大砲が連続してうた
れ、その砲弾m3が変動中の第3図柄である下図柄N3に
当り、その変動が例えば「3」で停止する。このように
3つの図柄が不揃いとなるから、特別図柄のゲームはハ
ズレとなり、「異常なし」というセリフが表示されて変
動前の状態に移行する。
【0105】なお、上述した変動表示及び演出表示の画
面は、いうまでもなく一例であり、演出表示の内容は自
由に設定することができ、例えば図16〜図19に示す
ように、特定の運動競技やスポーツの試合を実況中継す
るような演出画面にすることもできる。
【0106】図16に示す第3実施形態の遊技機におけ
る表示画面部41は、遊技球の始動入賞口23への入賞
時にその画面を複数の表示領域に分割し、トラック競技
を行う複数の走者m11、m12、m13の背番号の位置で特
別図柄N1〜N3を変動表示する第1の表示領域251
と、これとは別個に、その第1の表示領域251で表示
される特別図柄N1〜N3の変動状態を演出表示する第2
の表示領域252と、を形成する。また、表示画面部4
1は、特別図柄N1〜N3の変動表示に際して、第2の表
示領域252を複数の表示部252a、252b、25
2c、252dに区画するようになっており、そのよう
な画面の区画及び分割の処理が画面分割手段としての遊
技制御装置150及び図柄制御基板172によって実行
される。
【0107】ここで、表示部252aはトラック全体
を、表示部252bは先頭の走者(トップランナー)m
12の顔を、表示部252cは先頭グループの走者m11、
m12、m13の後姿を、表示部252dは実況中継の解説
文を、それぞれ表示している。
【0108】この場合、第1の表示領域251内の先頭
グループの走者が入れ替わると、第2の表示領域252
の各表示部252a〜252dの画像もそれに応じてリ
アルタイムに変化する。
【0109】図17に示す第4実施形態の遊技機におけ
る画面表示部41は、その画面を複数の表示領域に分割
し、トラック競技を行う複数の走者m11、m12、m13の
背番号の位置で特別図柄N1〜N3を変動表示する表示部
261a、261b、261cからなる第1の表示領域
261と、これとは別個に、その第1の表示領域261
で表示される特別図柄N1〜N3の変動状態を演出表示す
る第2の表示領域262と、を形成する。
【0110】ここで第2の表示領域262は、トラック
競技を行う複数の走者m11、m12、m13の競技の状況を
後方からの画像で表示する表示部262aと、出場中の
各選手が入賞する確率を棒グラフ状の予想グラフmbで
表示する表示部262bとに区画分割されており、その
ような画面の区画及び分割の処理が画面分割手段として
の遊技制御装置150及び図柄制御基板172によって
実行される。
【0111】この場合、特別図柄N1〜N3の変動開始か
ら最終図柄停止までを、第2の表示領域262に表示す
るトラック競技の開始から終了までとして、表示部26
2bの予想グラフも変動させながら演出表示する。
【0112】図18に示す第5実施形態の遊技機におけ
る画面表示部41は、その画面を第1の表示領域271
と第2の表示領域272とに分割し、第1の表示領域2
71を更に3つの表示部271a、271b、271c
に区分して、それぞれの表示部271a〜271cにお
いて、トラック競技を行う複数の走者のうち先頭から所
定順位までの走者と共に特別図柄N1〜N3をそれぞれ先
頭の走者の入れ替わりという形で変動表示するようにな
っている。また、第2の表示領域272は、トラック全
体を表示する表示部272aと、アナウンサーによる実
況中継を表示する表示部272bとに区分されている。
【0113】図19に示す第6実施形態の遊技機におけ
る画面表示部41は、その画面を中央の第1の表示領域
281と左右の第2の表示領域282とに分割し、第1
の表示領域281を更に上、中、下の3つの表示部28
1a、281b、281cに区分したものである。第2
の表示領域282は、左側の3つのランナー表示部28
1a、281b、281cと、右側の3つのスタミナグ
ラフ表示部281d、281e、281fとに区分され
ており、特別図柄N1〜N3の変動表示に応じて、第1の
表示領域281に表示される背番号の走者がランナー表
示部281a〜281cに、その表示中の走者のスタミ
ナの残存量(残り時間)が右側のスタミナグラフ表示部
281d〜281fでそれぞれ表示されるようになって
いる。
【0114】上述のいずれの分割画面表示でも、特別図
柄の変動表示を行う画面部41を、その変動表示用の第
1の表示領域と、演出表示用の第2の表示領域とに分割
し、更にその第2の表示領域を複数の表示部に区分し
て、特別図柄の変動表示に応じたストーリー展開で多視
点からの多様な演出表示がなされるので、上述した第1
の実施形態と同様な効果が期待できる。
【0115】なお、このような特別図柄の変動表示とそ
の演出表示は、パチンコ機に限らず、複数の図柄の変動
表示を行うスロットマシンその他の遊技機に適用するこ
とができることはいうまでもない。
【0116】また、テレビゲーム機のように表示画面、
記録媒体の読み取り手段、CPU、画像制御回路等を有
し、ゲームプログラムによりプログラム制御されるゲー
ム機にも適用することができ、その場合には、上述した
ような遊技機10の外観構成全体が表示画面上に表示さ
れ、表示画面部41はその表示画像の一部となる。この
ような場合にも、特別図柄又はそれに相当する変動図柄
の変動表示に際して、その演出表示の効果を高めること
ができる。勿論、上述の遊技機の表示制御プログラムの
みを、あるいは上述の表示制御を実行するゲームプログ
ラムを、読み取り可能な電子情報として何らかの記録媒
体に記録することで、本発明が多様な実施形態で実施で
きる。
【0117】
【発明の効果】本発明によれば、第1の表示領域で表示
される図柄の変動状態を、第2の表示領域の複数の表示
部の演出画像によって多様な表示態様で演出表示するの
で、演出効果を高めることができ、その演出を伴う変動
表示全体を面白くして、図柄の変動表示を遊技者に飽き
させることなく実行することができる。
【0118】また、複数の演出表示部にてそれぞれ異な
る表示態様で同一の物語の画面表示が展開されるように
すれば、遊技者は前記演出画像の物語を楽しみながら所
定の図柄の変動状態を容易に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る遊技機を示すその
正面図である。
【図2】第1実施形態の遊技機の遊技盤の正面図であ
る。
【図3】第1実施形態の遊技機における遊技制御回路の
ブロック構成図である。
【図4】第1実施形態の遊技機におけるカウンタとその
カウント値に基づく判定処理を説明する図で、(a)は
カウンタの種類とその更新範囲を示すテーブル、(b)
はその大当り判定テーブル、(c)はそのリーチ判定テ
ーブルである。
【図5】第1実施形態における分割画面の表示態様を示
す説明図である。
【図6】第1実施形態における主基板側のメインプログ
ラムのフローチャートである。
【図7】第1実施形態における主基板側の割込み処理プ
ログラムのフローチャートである。
【図8】第1実施形態における主基板側の特別図柄ゲー
ム制御のフローチャートである。
【図9】第1実施形態における図柄制御基板側のメイン
プログラムのフローチャートである。
【図10】第1実施形態における図柄基板側の画像制御
処理プログラムのフローチャートである。
【図11】第1実施形態における図柄制御基板側のコマ
ンド入力処理のフローチャートである。
【図12】第1実施形態における特別図柄の変動表示及
びその演出表示の画面表示態様を示すその表示画面の説
明図である。
【図13】図12に示す画面表示に続く表示画面の説明
図である。
【図14】本発明の第2実施形態に係る遊技機の分割画
面表示態様を示す説明図である。
【図15】図14に示す画面表示に続く表示画面の説明
図である。
【図16】本発明の第3実施形態に係る遊技機の分割画
面表示態様を示す説明図である。
【図17】本発明の第4実施形態に係る遊技機の分割画
面表示態様を示す説明図である。
【図18】本発明の第5実施形態に係る遊技機の分割画
面表示態様を示す説明図である。
【図19】本発明の第6実施形態に係る遊技機の分割画
面表示態様を示す説明図である。
【符号の説明】
10 遊技機 11 枠体 13 遊技盤 17 操作ハンドル 23 始動入賞口 24A、24B、25A、25B 一般入賞口 26 大入賞口 27 通過ゲート 30a、30b 普通図柄表示用LED 37 普通図柄記憶用LED 40 図柄表示装置 41 画面表示部 51 第1の表示領域 52 第2の表示領域 52a 表示部(予兆画像表示部、第2の演出表示
部) 52b 表示部(解説表示部、第2の演出表示部) 52c 表示部(第1の演出表示部) 52d 表示部(第2の演出表示部) 150 遊技制御装置(画面分割手段、読み取り手
段) 151 CPU 151a 判定用乱数カウンタ 151b ハズレ図柄決定用乱数カウンタ 151d 変動パターン番号決定用乱数カウンタ 151e リーチ動作決定用乱数カウンタ 172 図柄制御基板(画面分割手段、演出画像出力
手段) 172a 演出パターン決定用カウンタ 173 音声制御基板 174 賞球制御基板 175 電動役物制御回路 176 大入賞口制御回路 251 第1の表示領域 252 第2の表示領域 252a、252b、252c、252d 表示部
(第1の演出表示部、第2の演出表示部) 261 第1の表示領域 261a、261b、261c 表示部 262 第2の表示領域 262a 第1の演出表示部 262b 第2の演出表示部 271 第1の表示領域 271a、271b、271c 表示部 272 第2の表示領域 272a、272b 表示部(第1の表示部、第2の
表示部) 281 第1の表示領域 281a281b、281c ランナー表示部 281d、282e、282f スタミナグラフ表示
部 282 第2の表示領域 ma 画像(予兆画像) mc 画像(第1の演出表示画像) mb、md 画像(第2の演出表示画像) m1 海賊船(第1の演出画像) m2 リーチ状態報知画像 m3 砲弾(画像) m5 敵船(リーチ状態報知画像) m11、m12、m13 走者(題1の演出表示画像) N1、N2、N3 特別図柄(所定の図柄、変動図柄)

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画面上で遊技機の遊技状態に関与する所定
    の図柄を変動表示するとともに該図柄を所定の停止態様
    で停止させる図柄表示装置において、 前記画面を複数の表示領域に分割して、前記所定の図柄
    を変動表示する第1の表示領域とは別個に、該第1の表
    示領域で表示される前記所定の図柄の変動状態を演出表
    示する第2の表示領域を形成するとともに、該第2の表
    示領域を複数の表示部に区画する画面分割手段と、 該第2の表示領域の複数の表示部に、それぞれ前記図柄
    の変動状態に応じて変化するよう互いに表示態様の異な
    る複数の演出画像を表示させ、該演出画像によって前記
    第1の表示領域で表示される図柄の変動状態を演出表示
    する演出画像出力手段と、を設けたことを特徴とする図
    柄表示装置。
  2. 【請求項2】前記第2の表示領域が、第1の表示領域で
    表示される前記所定の図柄の変動状態に応じて変化しな
    がら所定の物語を展開する画像を表示する第1の演出表
    示部と、該第1の演出表示部の表示画像と関連付けられ
    た画像により前記所定の物語を前記第1の演出表示部と
    は異なる表示態様で展開する画像を表示する第2の演出
    表示部と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の図
    柄表示装置。
  3. 【請求項3】前記第2の表示領域が、第1の表示領域で
    表示される前記所定の図柄の変動状態に応じて変化しな
    がら所定の物語を展開する画像を表示する第1の演出表
    示部と、該第1の演出表示部の表示画像と関連付けられ
    た画像により前記遊技機の遊技状態が遊技者に有利な状
    態となる可能性があるか否かを予兆する画像を表示する
    予兆画像表示部と、を含むことを特徴とする請求項1に
    記載の図柄表示装置。
  4. 【請求項4】前記演出画像出力手段が、前記第1の表示
    領域と前記第2の表示領域とのうち片方の表示領域で生
    成された画像の一部を他方の表示領域に移動させ、前記
    所定の図柄の変動表示又は前記演出画像を前記画面の複
    数の表示領域にわたって表示させることを特徴とする請
    求項1、2又は3に記載の図柄表示装置。
  5. 【請求項5】前記所定の図柄が前記第1の表示領域で互
    いに異なるタイミングで停止するよう変動表示される複
    数の特別図柄からなり、 前記演出画像出力手段が、該特別図柄のうち一部の特別
    図柄が所定の停止態様で停止したリーチ状態で、前記第
    2の表示領域に該リーチ状態を報知するリーチ状態報知
    画像を表示させることを特徴とする請求項1〜4のいず
    れかに記載の図柄表示装置。
  6. 【請求項6】画面上で遊技機の遊技状態に関与する所定
    の図柄を変動表示するとともに該図柄を所定の停止態様
    で停止させる図柄表示装置の画面の表示方法であって、 前記画面を、前記所定の図柄を変動表示する第1の表示
    領域と、該第1の表示領域で表示される前記所定の図柄
    の変動状態を演出表示する第2の表示領域とに分割する
    とともに、該第2の表示領域を複数の表示部に区画し、 該第2の表示領域の複数の表示部に、それぞれ前記図柄
    の変動状態に応じて変化するよう互いに表示態様の異な
    る複数の演出画像を表示させ、該演出画像によって前記
    第1の表示領域で表示される図柄の変動状態を演出表示
    することを特徴とする図柄表示装置の分割画面表示方
    法。
  7. 【請求項7】前記第2の表示領域内で、第1の表示領域
    で表示される前記所定の図柄の変動状態に応じて変化し
    ながら所定の物語を展開する第1の演出画像を表示する
    とともに、該第1の演出画像と関連付けられ前記所定の
    物語を前記第1の演出画像とは異なる表示態様で展開す
    る第2の演出画像を表示することを特徴とする請求項6
    に記載の図柄表示装置の分割画面表示方法。
  8. 【請求項8】前記第2の表示領域内で、第1の表示領域
    で表示される前記所定の図柄の変動状態に応じて変化す
    る第1の演出画像を表示するとともに、該第1の演出画
    像と関連付けられた、前記遊技機の遊技状態が遊技者に
    有利な状態となる可能性があるか否かを予兆する予兆画
    像を表示することを特徴とする請求項6に記載の図柄表
    示装置の分割画面表示方法。
  9. 【請求項9】前記第1の表示領域と前記第2の表示領域
    とのうち片方の表示領域で生成された画像の一部を他方
    の表示領域に移動させ、前記所定の図柄の変動表示又は
    前記演出画像を前記画面の複数の表示領域にわたって表
    示することを特徴とする請求項6、7又は8に記載の図
    柄表示装置の分割画面表示方法。
  10. 【請求項10】前記所定の図柄が前記第1の表示領域で
    互いに異なるタイミングで停止するよう変動表示される
    複数の特別図柄からなり、 該特別図柄のうち一部の特別図柄が所定の停止態様で停
    止したリーチ状態で、前記第2の表示領域に該リーチ状
    態を報知するリーチ状態報知画像を表示することを特徴
    とする請求項6〜9のいずれかに記載の図柄表示装置の
    分割画面表示方法。
  11. 【請求項11】プログラム制御される図柄表示装置の画
    面上で遊技機の遊技状態に関与する所定の図柄を変動表
    示するとともに該図柄を所定の停止態様で停止させる表
    示制御プログラムが格納された記録媒体であって、 前記画面を、前記所定の図柄を変動表示する第1の表示
    領域と、該第1の表示領域で表示される前記所定の図柄
    の変動状態を演出表示する第2の表示領域と、に分割す
    るとともに、該第2の表示領域を複数の表示部に区画
    し、 該第2の表示領域の複数の表示部に、それぞれ前記図柄
    の変動状態に応じて変化するよう互いに表示態様の異な
    る複数の演出画像を表示させ、該演出画像によって前記
    第1の表示領域で表示される図柄の変動状態を演出表示
    することを特徴とする表示制御プログラムが格納された
    記録媒体。
  12. 【請求項12】前記第2の表示領域内で、第1の表示領
    域で表示される前記所定の図柄の変動状態に応じて変化
    しながら所定の物語を展開する第1の演出画像を表示す
    るとともに、該第1の演出画像と関連付けられ前記所定
    の物語を前記第1の演出画像とは異なる表示態様で展開
    する第2の演出画像を表示することを特徴とする請求項
    11に記載の表示制御プログラムが格納された記録媒
    体。
  13. 【請求項13】前記第2の表示領域内で、第1の表示領
    域で表示される前記所定の図柄の変動状態に応じて変化
    しながら所定の物語を展開する第1の演出画像を表示す
    るとともに、該第1の演出画像と関連付けられた、前記
    遊技機の遊技状態が遊技者に有利な状態となる可能性が
    あるか否かを予兆する予兆画像を表示することを特徴と
    する請求項11に記載の表示制御プログラムが格納され
    た記録媒体。
  14. 【請求項14】前記第1の表示領域と前記第2の表示領
    域とのうち片方の表示領域で生成された画像の一部を他
    方の表示領域に移動させ、前記所定の図柄の変動表示又
    は前記演出画像を前記画面の複数の表示領域にわたって
    表示することを特徴とする請求項11、12又は13に
    記載の表示制御プログラムが格納された記録媒体。
  15. 【請求項15】前記所定の図柄が前記第1の表示領域で
    互いに異なるタイミングで停止するよう変動表示される
    複数の特別図柄からなり、 該特別図柄のうち一部の特別図柄が所定の停止態様で停
    止したリーチ状態で、前記第2の表示領域に該リーチ状
    態を報知するリーチ状態報知画像を表示することを特徴
    とする請求項11〜14に記載の表示制御プログラムが
    格納された記録媒体。
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