JP2001218808A - マッサージ機における騒音防止機構 - Google Patents

マッサージ機における騒音防止機構

Info

Publication number
JP2001218808A
JP2001218808A JP2000030605A JP2000030605A JP2001218808A JP 2001218808 A JP2001218808 A JP 2001218808A JP 2000030605 A JP2000030605 A JP 2000030605A JP 2000030605 A JP2000030605 A JP 2000030605A JP 2001218808 A JP2001218808 A JP 2001218808A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
rack
massage machine
massage
guide roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000030605A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuki Kumagai
一磯 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Medical Instruments Mfg Co Ltd
Original Assignee
Fuji Medical Instruments Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Medical Instruments Mfg Co Ltd filed Critical Fuji Medical Instruments Mfg Co Ltd
Priority to JP2000030605A priority Critical patent/JP2001218808A/ja
Publication of JP2001218808A publication Critical patent/JP2001218808A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission Devices (AREA)
  • Massaging Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 安価で簡易な構造により、ラックとギヤー間
の騒音発生を防止できるようにしたマッサージ機におけ
る騒音防止機構を提供する。 【解決手段】 メカ部を保持して移動走行し得るようマ
ッサージ機に固設されるガイドレール2と、該ガイドレ
ール2に固定されたラック21とを備え、メカ部の駆動
源により回転するギヤー13と前記ラック21とが噛合
してメカ部がガイドレール2に沿って移動走行し得るよ
うにしたマッサージ機において、ギヤー13の駆動軸1
2にガイドレール2に案内されるガイドコロ14を回転
自在に設けると共に、ガイドコロ14とギヤー13間に
ギヤー13とラック21の噛合を制御する制御手段を介
設して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばマッサージ椅子
やベッド等のマッサージ機に内装されたメカ部分の稼働
騒音を防止するようにしたマッサージ機における騒音防
止機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、マッサージ機に係るものとし
ては多種多様なものがあるが、殆どのマッサージ機は、
椅子式またはベッド式にしたものが主流であり、このマ
ッサージ椅子やベッド本体に往復移動可能なメカ部を内
装して、メカ部に設けられた施療子により、揉みマッサ
ージや叩きマッサージの他、ローリングマッサージや振
動マッサージを行わせるようしている。
【0003】ところで、従来のマッサージ機におけるメ
カ部の往復移動は、図1に示したように、メカ部を保持
して移動走行可能なガイドレール2と、ガイドレール2
に固定されたラック21とを備えて構成され、メカ部の
駆動源により回転するギヤー11と前記ラック21とが
噛合してメカ部が移動できるように構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の構
成によれば、施療子により揉みマッサージや叩きマッサ
ージの他、振動マッサージ等を行った際に、ラックとギ
ヤーの間でガタツキが生じ、不快な騒音が発生するとい
う問題があった。
【0005】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、安価で簡易な構造により、ラックとギ
ヤー間の騒音発生を防止できるようにしたマッサージ機
における騒音防止機構を提供する事を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のマッサージ機に
おける騒音防止機構は、上記目的を達成すべく、以下の
ように構成するものである。すなわち、本発明の請求項
1に記載のマッサージ機における騒音防止機構は、メカ
部1を保持して移動走行し得るようマッサージ機に固設
されるガイドレール2と、該ガイドレール2に固定され
たラック21とを備え、メカ部1の駆動源11により回
転するギヤー13と前記ラック21とが噛合してメカ部
1がガイドレール2に沿って移動走行し得るようにした
マッサージ機において、ギヤー13の駆動軸12にガイ
ドレール2に案内されるガイドコロ14を回転自在に設
けると共に、ガイドコロ14とギヤー13間にギヤー1
3とラック21の噛合を制御する制御手段を介設して構
成する事を特徴とするものである。
【0007】また、本発明における請求項2記載のもの
は、ガイドコロ14とギヤー13間に、ギヤー13とラ
ック21の噛合を制御する弾性部材15を介設して構成
する事を特徴とするものである。
【0008】更に、本発明における請求項3記載のもの
は、ガイドコロ14を弾性部材で形成し、ガイドコロ1
4の弾性力でギヤー13とラック21の噛合を制御する
よう構成する事を特徴とするものである。
【0009】
【作用】よって、請求項1に記載した本発明のマッサー
ジ機における騒音防止機構は、ギヤー13の駆動軸12
にガイドレール2に案内されるガイドコロ14を回転自
在に設け、ガイドコロ14とギヤー13間に制御手段を
介設している為、揉みマッサージや叩きマッサージの
他、振動マッサージ等を行ったり、この状態でメカ部1
を昇降させる際に、ガイドレール2のラック21とこれ
に噛合するギヤー13間の負荷変動によりこれらが噛合
方向に負荷が加わった場合にも、該制御手段でこれらを
相反方向に付勢する事ができる為、両者間の噛合による
ガタツキ音等の不快な騒音を防止して、マッサージ機の
寿命を延命させる事ができると共に、有効なマッサージ
が行える。
【0010】また、本発明における請求項2記載のもの
では、ガイドコロ14とギヤー13間に弾性部材15を
介設して、両者間の噛合を適度な力で相反方向に制御す
る事ができる為、緻密な寸法精度を要求されずに安価な
製造コストで容易に制御可能となり、しかも、組立作業
をも容易に行わせる事ができるようになる。
【0011】更に、本発明における請求項3記載のもの
は、ガイドコロ14を弾性部材で形成し、ガイドコロ1
4の弾性力と弾性部材15の弾性力でギヤー13とラッ
ク21の噛合を制御するようにしている為、両者の相乗
的な弾性力による適度な力でギヤー13とラック21の
接触噛合を調整する事ができ、両者の緻密な寸法精度も
要求されずに製造する事ができる。
【0012】
【発明の実施の態様】以下、本発明のマッサージ機にお
ける騒音防止機構を図2以降に示す一実施例に基づきこ
れを詳細に説明する。図2及び図3は、本発明のマッサ
ージ機における騒音防止機構の一実施例を示す説明図で
あり、図4は、本発明のマッサージ機における騒音防止
機構を有するメカ部をマッサージ椅子3に組み込んだ状
態の一実施例を示す説明図である。
【0013】マッサージ椅子3は、基部31上に座部3
2及びと肘掛け33とを設け、該座部32後部に起伏可
能な背凭れ部34を設けて構成されている。
【0014】前記マッサージ椅子3の背凭れ部34両側
には、断面視コ字状のガイドレール2・2の一対が、夫
々互いに開口面が対向するするうよう固設されており、
各ガイドレール2・2には、その長さ方向開口縁の略全
域にラック21が固定されており、両ガイドレール2・
2に施療子16を有するメカ部1を保持して、これを移
動走行し得るように構成している。
【0015】前記メカ部1両側には、これを保持して移
動走行し得るよう、前記ラック21に噛合するギヤー1
3・13が駆動軸12の両側に各々回転可能に設けられ
ており、そのメカ部1の駆動源11により駆動軸12を
回転させる事で両ギヤー13・13が駆動回転するよう
構成されている。
【0016】尚、上記メカ部1は、施療モータ17によ
り、前記一対の施療子16・16に揉みマッサージや叩
きマッサージの他、振動マッサージ等を行わせるように
したものであり、その構成については言及されるもので
はなく、任意の構成が採用される。
【0017】而して、本発明のマッサージ機にける騒音
防止機構は、上記実施例で示したマッサージ機等に利用
されるものであり、前記ギヤー13の駆動軸12にガイ
ドレール2・2に案内されるガイドコロ14を回転自在
に設け、該ガイドコロ14とギヤー13間にギヤー13
とラック21の噛合を制御する制御手段を介設して構成
するものであり、以下の実施例では、該制御手段を弾性
部材15で制御する制御手段である場合を例示する。
【0018】前記駆動軸12は、前述したように駆動源
11により回転するよう構成したものであり、該駆動軸
12の両側には、図2乃至図4に示したように、前記ラ
ック21・21に噛合するギヤー13・13を介してそ
の外側に前記ガイドレールに案内支持されるガイドコロ
14・14が設けられており、且つ、この駆動軸12の
各ギヤー13とガイドコロ14との間に各々弾性部材1
5を設ける構成にしている。
【0019】前記ガイドコロ14は、樹脂材やゴム材等
の弾性を有する素材で前記ギヤー13よりも大径で、前
記ガイドレール2の開口幅よりも稍小径になるよう構成
されるものであり、ガイドレール2内を容易に移動走行
できるようにしている。
【0020】前記弾性部材15は、樹脂材やゴム材等の
弾性を有する素材で前記ガイドレール2の開口幅よりも
稍大径になるよう構成されるものであり、該弾性部材1
5の一方がガイドレール2のラック21側に接触し、他
方がガイドレールに接触する事なく解放されるように駆
動軸12に固着されており、前記ガイドコロ14が、ガ
イドレール2内のラック21側取付位置反対側方向に接
触するよう常時付勢するようにしている。
【0021】以上のように、本発明のマッサージ機にお
ける騒音防止機構によれば、弾性部材15等の制御手段
で、ギヤー13とラック21の噛合を離反方向に付勢す
ると共に、ガイドコロ14をガイドレール2内のラック
21側取付位置反対側方向に付勢して、常時一方向に駆
動軸12を付勢しながら噛合制御するようにしている
為、施療モータ17により施療子16・16に揉みマッ
サージや叩きマッサージの他、振動マッサージ等を行わ
せたり、駆動源11によりメカ部1を昇降させる際に、
ラック21とギヤー13間の負荷変動によりこれらが噛
合方向に負荷が加わった場合にも、両者間の噛合による
ガタツキ音等の騒音が発生せず、施療者に有効なマッサ
ージが行える。
【0022】また本発明のマッサージ機における騒音防
止機構によれば、ガイドコロ14を弾性部材で形成し、
ガイドコロ14の弾性力と弾性部材15の弾性力でギヤ
ー13とラック21の噛合を調整すると共に、ガイドコ
ロ14をガイドレール2内のラック21側取付位置反対
側方向に付勢して、常時一方向に駆動軸12を付勢しな
がら噛合制御制御するようにしている為、両者の相乗的
な弾性力による適度な力でギヤー13とラック21の接
触噛合を調整する事ができ、ラック21とギヤー13間
の負荷変動によりこれらが噛合方向に負荷が加わった場
合にも、両者間の噛合によるガタツキ音等の騒音が発生
せず、施療者に有効なマッサージが行える。
【0023】尚、上記実施例では、本発明のマッサージ
機における騒音防止機構を、マッサージ椅子3にメカ部
1を組み込んだマッサージ機に使用した場合を示した
が、メカ部1を有し、これをガイドレール2に沿って移
動走行させるものであれば、ベッドや布団等の他、どの
ようなものにも適応できるものであり、その効果は同様
である。
【0024】
【発明の効果】よって、請求項1に記載した本発明のマ
ッサージ機における騒音防止機構は、ギヤーの駆動軸に
ガイドレールに案内されるガイドコロを回転自在に設
け、ガイドコロとギヤー間に制御手段を介設して、これ
らを常時相反方向に付勢する事ができるようにしている
為、揉みマッサージや叩きマッサージの他、振動マッサ
ージ等を行ったり、メカ部を昇降させる際に、ガイドレ
ールのラックとこれに噛合するギヤー間の負荷変動によ
りこれらが噛合方向に負荷が加わった場合にも、常時こ
の負荷力を調整して、両者間の噛合によるガタツキ音等
の不快な騒音を防止する事ができ、マッサージ機の寿命
を延命させる事ができると共に、施療者に有効なマッサ
ージが行和せる事ができる。
【0025】また、本発明における請求項2記載のもの
では、ガイドコロとギヤー間に弾性部材を介設して、両
者間の噛合を適度な力で相反方向に制御する事ができる
ようにしている為、上記の制御効果は勿論であるが、緻
密な寸法精度を要求されずに安価な製造コストで容易に
製造でき、しかも、組立作業をも容易に行わせる事がで
きる。
【0026】更に、本発明における請求項3記載のもの
は、ガイドコロを弾性部材で形成し、ガイドコロの弾性
力と弾性部材の弾性力でギヤーとラックの噛合を制御す
る事ができるようにしている為、両者の相乗的な弾性力
による適度な力でギヤーとラックの接触噛合を調整する
事ができると共に、両者の緻密な寸法精度も要求されず
に安価に製造でき、施療者に有効なマッサージを行わせ
る事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のマッサージ機におけるラックとピニオン
の噛合状態を示す説明図である。
【図2】本発明のマッサージ機における騒音防止機構の
一実施例を示す説明図である。
【図3】本発明のマッサージ機における騒音防止機構の
一実施例を示す説明図である。
【図4】本発明のマッサージ機における騒音防止機構を
有するメカ部をマッサージ椅子に組み込んだ状態の一実
施例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 メカ部 11 駆動源 12 駆動軸 13 ギヤー 14 ガイドコロ 15 弾性部材 2 ガイドレール 21 ラック 3 マッサージ椅子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メカ部を保持して移動走行し得るようマ
    ッサージ機に固設されるガイドレールと、該ガイドレー
    ルに固定されたラックとを備え、メカ部の駆動源により
    回転するギヤーと前記ラックとが噛合してメカ部がガイ
    ドレールに沿って移動走行し得るようにしたマッサージ
    機において、ギヤーの駆動軸にガイドレールに案内され
    るガイドコロを回転自在に設けると共に、ガイドコロと
    ギヤー間にギヤーとラックの噛合を制御する制御手段を
    介設して構成する事を特徴とするマッサージ機における
    騒音防止機構。
  2. 【請求項2】 ガイドコロとギヤー間に、ギヤーとラッ
    クの噛合を制御する弾性部材を介設して構成する事を特
    徴とする請求項1記載のマッサージ機における騒音防止
    機構。
  3. 【請求項3】 ガイドコロを弾性部材で形成し、ガイド
    コロの弾性力でギヤーとラックの噛合を制御するよう構
    成する事を特徴とする請求項1及び請求項2記載のマッ
    サージ機における騒音防止機構。
JP2000030605A 2000-02-08 2000-02-08 マッサージ機における騒音防止機構 Pending JP2001218808A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000030605A JP2001218808A (ja) 2000-02-08 2000-02-08 マッサージ機における騒音防止機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000030605A JP2001218808A (ja) 2000-02-08 2000-02-08 マッサージ機における騒音防止機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001218808A true JP2001218808A (ja) 2001-08-14

Family

ID=18555592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000030605A Pending JP2001218808A (ja) 2000-02-08 2000-02-08 マッサージ機における騒音防止機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001218808A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109223488A (zh) * 2018-08-20 2019-01-18 安徽艾珂尔制药有限公司 一种脊柱按摩装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109223488A (zh) * 2018-08-20 2019-01-18 安徽艾珂尔制药有限公司 一种脊柱按摩装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW200400024A (en) A massage device
JP3216005B2 (ja) マッサージ機
KR200409961Y1 (ko) 흔들침대
JP2001218808A (ja) マッサージ機における騒音防止機構
JP2002119561A (ja) マッサージ機
JP2001017494A (ja) マッサージ機
JP3629866B2 (ja) マッサージ機
JP4418733B2 (ja) マッサージユニットの押出機構
JP3707302B2 (ja) 椅子式マッサージ機
JP2002159548A (ja) マッサージ機
JP3384934B2 (ja) マッサ−ジ椅子
JPH06336130A (ja) パワーシートスライド装置
JP4124028B2 (ja) マッサージ機
CN105434135A (zh) 一种电动床上按摩器驱动装置
CN216908548U (zh) 一种结构紧凑的按摩机芯和按摩机
KR102493610B1 (ko) 흔들 침대
JP3342667B2 (ja) マッサージ機
JP3508660B2 (ja) マッサージ機
JPH06159466A (ja) 直線案内駆動装置
JP2014018464A (ja) マッサージ機
JPH0155021B2 (ja)
KR0135008Y1 (ko) 자동차용 시트트랙 구조
JP4598479B2 (ja) マッサージ機
JPH03112729A (ja) シートスライド装置のガイドローラ
JP2004230050A (ja) マッサージ機における騒音防止機構