JP2001218762A - X線ct装置及びその監視システム - Google Patents

X線ct装置及びその監視システム

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JP2001218762A
JP2001218762A JP2000031363A JP2000031363A JP2001218762A JP 2001218762 A JP2001218762 A JP 2001218762A JP 2000031363 A JP2000031363 A JP 2000031363A JP 2000031363 A JP2000031363 A JP 2000031363A JP 2001218762 A JP2001218762 A JP 2001218762A
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ray
ray tube
vibration
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vibration sensor
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Daisuke Tanaka
大介 田中
Takahiro Tatsuoka
孝啓 立岡
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GE Healthcare Japan Corp
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GE Yokogawa Medical System Ltd
Yokogawa Medical Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 X線CT装置及びその監視システムに関し、
回転陽極型X線管の機械的磨耗による管球劣化を定量的
(客観的)に把握可能なことを課題とする。 【解決手段】 被検体100を挟んで相対向する回転陽
極型のX線管11及びX線検出器16を備え、該X線検
出器16から収集した投影データに基づき被検体のCT
断層像を再構成するX線CT装置において、X線管11
に固定した振動センサ21と、振動センサ21の検出出
力を電気信号に変換する増幅手段22と、増幅手段22
の出力信号につきその周波数成分(振動成分)を求める
信号解析手段24と、前記求めた各周波数成分の大きさ
を周波数軸上に可視状態で出力する出力手段43/49
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はX線CT装置及びそ
の監視システムに関し、更に詳しくは被検体を挟んで相
対向する回転陽極型のX線管及びX線検出器を備え、該
X線検出器から収集した投影データに基づき被検体のC
T断層像を再構成するX線CT装置及びその監視システ
ムに関する。
【0002】今日、この種のX線CT装置には回転陽極
型のX線管が広く用いられているが、回転陽極を軸支す
るベアリング等が磨耗するとX線管の寿命となるため、
この様なX線管の劣化状態を的確に把握できることが望
まれる。
【0003】
【従来の技術】図7は従来の一例の回転陽極型X線管を
説明する図で、一部に断面図を示している。図におい
て、11はX線管、61は管内を真空に保つ外囲器、6
2はフィラメント、63は集束電極、64は陰極スリー
ブ、65は傘状のタングステン円板等からなるターゲッ
ト、66はX線の発生源である焦点、67はターゲット
65を回転支持する回転陽極子、68は回転陽極子67
を軸支するベアリング、69はX線管の陽極側を支持す
る陽極軸である。なお、回転陽極子67は外囲器61の
周囲に設けられた不図示のステータから加わる磁界(回
転磁界)によって回転する。
【0004】フィラメント62で発生した熱電子を高圧
にて加速・集束してターゲット65上の小さな焦点66
に衝突させ、X線を発生する。しかるに、一般にX線へ
の変換効率は数%以下と低く、エネルギーの大半は熱に
変換され、このため焦点66には高い熱が発生する。そ
こで、回転陽極子67(ターゲット65)を陽極軸69
の回りに高速(130〜160Hz程度)で回転させ、
焦点66の実効面積を拡大し、所要のX線出力を得てい
る。更には、この様なX線管11の周囲をアルミ製等の
ハウジング70で覆い、この中に外部から冷却油を循環
させてX線管11を冷却することが行われる。
【0005】この様な回転陽極型のX線管11では、高
速の回転機構部を有するため、特にベアリング68の磨
耗や、これに伴う回転陽極子67のガタ等がX線管球1
1の寿命を決める主要因となっており、X線管11が完
全に動作しなくなる十分に前の段階でX線管11を交換
したい。この点、従来は、ユーザ(操作者,保守者等)
がX線管11の傍に耳を近づけ、専ら異響音(ガラガラ
音,ギーン音等)の有/無やその大きさによってX線管
11の劣化程度を判断するものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の如
く異響音を聴き分ける方法であると、今、仮にベアリン
グ部等である程度の異常振動が発生しているとしても、
該振動は外囲器61、周囲の冷却油、ハウジング70及
び空気等の様々な音伝達媒体を介して耳に伝わる過程で
振動の性質が大きく変化してしまい、容易には異響音を
聴き分けられない。しかも、この種のX線管11はその
交換当初よりかなりの大きさの正常な回転音を発生して
いるものであり、このため異響音が発生していてもそれ
が相当に大きなものでない限り、正常音にかき消されて
しまう。更に、X線CT装置ではX線管11の周囲で常
時冷却ファン等が回っており、これらの騒音が異響音の
聴き取りを一層困難なものにする。このため、従来は、
X線管球11の機械的劣化が相当に進んだ状態となるま
で異響音を聴き取れなかった。
【0007】また上記の様なX線管球11の機械的劣化
の中には、その後急激に進行するものと、そうでないも
のとがある。しかるに、上記従来の如く人が異響音の有
無やその大きさを定性的(主観的)に判断する方法であ
ると、劣化状態の判断が人によってまちまちとなり、あ
る場合にはまだ十分に使えるX線管11を早めに交換し
たり、また他の場合にはもう使えないX線管11をその
まま使用したりすることが頻繁に発生する。前者の場合
はX線管11の浪費につながり、また後者の場合は、撮
像中における管球故障等、X線CT装置の信頼性に悪影
響を及ぼすものとなっていた。
【0008】本発明は上記従来技術の問題点に鑑みなさ
れたもので、その目的とする所は、回転陽極型X線管の
機械的磨耗による管球劣化を定量的(客観的)に把握可
能なX線CT装置及びその監視システムを提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題は例えば図1
の構成により解決される。即ち、本発明(1)のX線C
T装置は、被検体100を挟んで相対向する回転陽極型
のX線管11及びX線検出器16を備え、該X線検出器
16から収集した投影データに基づき被検体のCT断層
像を再構成するX線CT装置において、X線管11に固
定した振動センサ21と、振動センサ21の検出出力を
電気信号に変換する増幅手段22と、増幅手段22の出
力信号につきその周波数成分を求める信号解析手段24
と、前記求めた各周波数成分の大きさを周波数軸上に可
視状態で出力する出力手段43/49とを備えるもので
ある。
【0010】本発明(1)においては、回転陽極型のX
線管11に振動センサ21を固定した構成により、該X
線管11に生じる機械的振動をこれに忠実な電気信号に
変換して抽出できる。また検出した振動の各周波数成分
(各振動成分)を求め、各成分を周波数軸上に可視状態
で出力(表示,プリント等)する構成により、X線管1
1についての交換当初からの正常な振動成分は元より、
管球劣化により発生し、増大する様な他の様々な振動成
分を夫々定量的(客観的)に監視し、把握できる。従っ
て、熟練の有無によらず、X線管球11の交換時期を誰
でも客観的に的確に判断可能となる。
【0011】また上記の課題は例えば図1の構成により
解決される。即ち、本発明(2)のX線CT装置は、被
検体100を挟んで相対向する回転陽極型のX線管11
及びX線検出器16を備え、該X線検出器16から収集
した投影データに基づき被検体のCT断層像を再構成す
るX線CT装置において、X線管11に固定した振動セ
ンサ21と、振動センサ21の検出出力を電気信号に変
換する増幅手段22と、増幅手段22の出力信号につき
その周波数成分を求める信号解析手段24と、前記求め
た周波数成分の大きさの推移を時間軸上に可視状態で出
力する出力手段43/49とを備えるものである。
【0012】本発明(3)においては、X線管11につ
き検出した振動の周波数成分(振動成分)の推移を時間
軸上に可視状態で出力する構成により、管球交換時から
の時間経過に伴う異常振動成分の発生やその増大の推移
を明確に把握でき、よってX線管11の劣化の進行状況
を的確に把握できる。例えばある異常振動成分の大きさ
が既に増大していても、その後の進行が停止していれ
ば、まだ交換時期ではないと判断できる。
【0013】また上記の課題は例えば図1の構成により
解決される。即ち、本発明(3)のX線CT装置は、被
検体100を挟んで相対向する回転陽極型のX線管11
及びX線検出器16を備え、該X線検出器16から収集
した投影データに基づき被検体のCT断層像を再構成す
るX線CT装置において、X線管11に固定した振動セ
ンサ21と、振動センサ21の検出出力を電気信号に変
換する増幅手段22と、増幅手段22の出力信号につき
その振幅の最大値又は該最大値の移動平均値を求める信
号解析手段24と、前記求めた最大値又は移動平均値の
推移を時間軸上に可視状態で出力する出力手段43/4
9とを備えるものである。
【0014】本発明(3)においては、X線管11につ
き検出した振動振幅の最大値又は該最大値の移動平均値
の推移を時間軸上に可視状態で出力する構成により、管
球交換時からの時間経過に伴う振動振幅の推移を明確に
把握でき、よってX線管11の劣化の進行状況を的確に
把握できる。
【0015】また上記の課題は例えば図1又は図5の構
成により解決される。即ち、本発明(4)のX線CT装
置は、被検体100を挟んで相対向する回転陽極型のX
線管11及びX線検出器16を備え、該X線検出器16
から収集した投影データに基づき被検体のCT断層像を
再構成するX線CT装置において、X線管11に固定し
た振動センサ21と、振動センサ21の検出出力を電気
信号に変換する増幅手段22と、増幅手段22の出力信
号から所定の周波数成分を除去するフィルタ手段24/
29と、フィルタ手段24/29の出力信号を可聴音信
号に変換して出力する音響出力手段51とを備えるもの
である。
【0016】ところで、一般に、人の聴覚には所謂マス
キング効果があり、強い信号の存在によって周波数的に
その近傍にある弱い信号はマスクされ、聞こえ難くなる
性質がある。本発明(4)はこの性質に着目したもので
あり、振動センサ21の検出出力から所定の周波数成分
(好ましくは、X線管の正常時の振動成分)を除去した
後、これを音響出力手段51に出力する構成により、X
線管11の正常時(交換時)には殆ど無音状態である
が、何らかの劣化に基づく新たな振動成分が発生する
と、これがX線管11の正常時の振動成分の近傍にある
か否かによらず、異常音の存在及びその大きさを明瞭に
認識できる。従って、簡単な構成により誰でもX線管1
1の劣化程度を的確に把握できる。
【0017】また上記の課題は例えば図6の構成により
解決される。即ち、本発明(5)のX線CT装置監視シ
ステムは、複数のX線CT装置901 〜903 と、中央
の監視装置80とが通信回線を介して相互に接続し、各
X線CT装置901 〜903で夫々に検出したX線管の
振動に関する監視データを監視装置80に収集して一括
監視するX線CT装置監視システムであって、各X線C
T装置901 〜903は自己のX線管に固定した振動セ
ンサにより検出した該X線管の振動検出データ又は該検
出データに基づく周波数解析データを通信回線を介して
送信し、これを受けた監視装置80は前記振動検出デー
タ又は周波数解析データを時間軸上又は周波数軸上で一
括監視するものである。
【0018】本発明(5)によれば、複数のX線CT装
置901 〜903 等における管球の劣化状態を中央の監
視装置80で能率良く一括監視できると共に、管球交換
時期の的確な判断により管球の常備在庫数を減らすこと
が可能となり、よって複数のX線CT装置901 〜90
3 等からなる様なX線CTシステムを効率良く運用でき
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
好適なる実施の形態を詳細に説明する。なお、全図を通
して同一符号は同一又は相当部分を示すものとする。
【0020】図1は実施の形態によるX線CT装置の要
部構成図であり、以下にまずX線CT装置の撮像・表示
系に係る構成及び動作を概説する。図において、10は
X線ファンビームにより被検体100のAxial/Heric
l スキャン・読取を行う走査ガントリ、19は被検体1
00を載せて体軸方向に移動させる撮影テーブル、40
はユーザが操作する操作コンソールである。
【0021】走査ガントリ10において、11は回転陽
極型のX線管、12はX線管11の管電圧kV,管電流
mA,照射時間Sec等を制御するX線制御部、13はX
線のファン方向,体軸方向の曝射範囲を制限するコリメ
ータ、14はコリメータ制御部、16は多数(1000
個程度)のX線検出器が円弧状に配列されているX線検
出器アレイ、17はX線検出器アレイの検出データ(投
影データ)を収集するデータ収集部(DAS)、15は
走査ガントリ10を被検体100の体軸の回りに回転さ
せる回転制御部である。
【0022】操作コンソール40において、41はX線
CT装置の主制御・処理(スキャン制御,CT断層像再
構成処理等)を行う中央処理装置、41aはそのCP
U、41bはCPU41aが使用する主メモリ(ME
M)、42はキーボードやマスス等からなる入力装置、
43は撮影計画のための撮像パラメータ(管電圧kV,
管電流mA,スキャン時間Sec,被検体体軸方向の検出
厚Thic 等)や撮影結果のCT断層像等を表示するため
の表示装置(CRT)、44はCPU41aと走査ガン
トリ10や撮影テーブル19との間で各種の制御信号C
1,C2やモニタ信号SDのやり取りを行う制御インタ
フェース、45はデータ収集部17からの投影データを
蓄積するデータ収集バッファ、46はX線CT装置の運
用に必要な各種データやアプリケーションプログラム等
を記憶している二次記憶装置(ディスク等)、47はC
PU41aの共通バスである。
【0023】X線撮影の動作を概説すると、X線管11
からのファンビームは被検体100を介してX線検出器
アレイ16に一斉に入射する。データ収集部17はX線
検出器アレイ16から被検体100の投影データを走査
・収集してデータ収集バッファ45に格納する。更に、
走査ガントリ30が僅かに回転した位置(ビュー)で上
記同様の撮影を行い、その収集データを蓄積する。以
下、同様にして走査ガントリ10の1回転分の投影デー
タを収集・蓄積すると共に、Axial/Hericl スキャン
方式に従って撮影テーブル19を被検体100の体軸方
向に間欠的/連続的に移動させ、こうして被検体100
の所要撮影領域についての全投影データを収集・蓄積す
る。そして、CPU41aは得られた全投影データに基
づき、被検体100のCT断層像を再構成し、表示装置
43に表示する。
【0024】更にこの図1には、本発明に従い、X線管
11の振動を検出して該X線管11の劣化状態を監視可
能とするための構成が含まれている。図において、21
はX線管11の振動を検出するための振動センサ、22
は振動センサ21の検出出力を増幅する増幅器、23は
増幅器22の出力信号をA/D変換するA/D変換器、
24はA/D変換器23の出力データに基づきX線管振
動の周波数成分(振動成分)等からなる所定の解析デー
タDD(オーディオデータADを含む)を生成する信号
解析手段、48はCPU41aが信号解析手段24との
間で解析データDDや制御信号C3のやり取りを行うた
めのペリフェラルI/O(PIO)、41aは信号解析
手段24からの解析データDDに基づき、X線管11の
劣化状況を監視するための各種監視用データMDを生成
(編集)するCPU、43は監視用データMDを表示す
る表示装置(CRT)、46は必要に応じてX線管交換
時からの監視用データMDを時系列に蓄積する二次記憶
装置(ディスク等)、49は監視用データMDを記録紙
等に出力するプリンタ(PRN)、50は信号解析手段
24からのオーディオデータADをオーディオ信号AS
に変換するベースバンド処理部(BBP)、51はオー
ディオ信号ASを出力するスピーカ、52は遠隔の監視
センタと通信するための通信インタフェース(CI
F)、55は通信線である。以下、X線管11の劣化監
視に係る構成及び動作を詳細に説明する。
【0025】図2は実施の形態によるX線管劣化検出方
式の構成を示す図で、図2(A)は一例の振動センサ2
1の断面図を示している。この振動センサ21は、円板
形の圧電セラミックス72と金属板73とを貼り併せて
ユニモルフ型の圧電素子を形成し、これを弾性体71で
周辺支持して外装ケース74に取り付けた構造を備え
る。この外装ケース74は取付孔75により振動の検出
対象物に固定可能となっている。
【0026】なお、この様な振動センサ21に機械的振
動が加わると、加速度gに比例した電荷Q、 Q=Admg 但し、A:圧電素子の構造等により決まる定数 d:圧電定数 m:圧電素子の実効質量 が発生する。この電荷Qにより開放出力電圧Vとして、 V=Q/C 但し、C:圧電セラミックスの容量 が検出される。
【0027】また、この圧電素子の共振周波数f0 は、
金属板73のサイズ,ヤング率等からが決まり、この共
振周波数f0 以下では、振動系は弾性制御となり、よっ
て、この範囲では周波数によらず、常に加速度gに比例
した出力電圧Vを発生する。本実施の形態では、正常な
X線管11から発生する基本的な振動周波数が130〜
160Hz程度であることを考慮し、振動センサ21の
共振周波数f0 をこれよりも十分に高い、例えば2k〜
3kHz程度に選んでいる。
【0028】図2(B)は振動センサ21のX線管11
への取付例を示している。好ましくは、図のAに示す如
く、振動センサ21をベアリング68の近傍の外囲器6
1に固定(ネジ止め,接着等)する。こうすれば回転陽
極子67の振動(ガタ)による加速度gが圧電素子の平
面に垂直に加わり、高い検出感度が得られる。なお、予
めX線管11の内部に振動センサ21を一体化して実装
しておいても良い。又は、図のBに示す如く、振動セン
サ21をハウジング70に固定しても良い。この場合の
X線管11の語にはハウジング70も含まれる。又は、
図のCに示す如く、振動センサ21をX線管11を支持
する陽極軸69又はその近傍に固定しても良い。勿論、
振動センサ21の固定位置や姿勢は上記に限定されるも
のでは無く、他にも様々な態様が考えられる。
【0029】図2(C)は増幅器22及び信号解析手段
24の一例を示している。図において、振動センサ21
の検出信号は増幅器(チャージアンプ)22で増幅され
た後、A/D変換器23でA/D変換され、サンプリン
グデータPDとして出力される。一例の信号解析手段2
4はDSP(Digital Signal Processor)からなってお
り、その内部にはDSPのプログラム実行により実現さ
れる各種の機能ブロックが示されている。ここで、25
は入力の各サンプリングデータPDに係る振動信号を高
速でフーリェ変換し、各周波数成分(振動成分)の大き
さを表す周波数成分データFDを出力するフーリェ変換
部(FFT)、26はFFT25の出力の周波数成分デ
ータFDから所定の周波数成分データを除去するフィル
タ部、27はフィルタ部27の出力を逆フーリェ変換し
てフィルタ後の監視用音(オーディオ)データADを生
成する逆フーリェ変換部(逆FFT)、28は図1のP
IO48との間で上記各種の解析データDD(サンプリ
ングデータPDを含む)やCPU41aからのコマンド
C3のやり取りを行うペリフェラルI/O部(PIO)
である。
【0030】CPU41aは、信号解析手段24から解
析データDDを収集すると共に、これを所定の出力フォ
ーマットに編集して監視用データMD/ADとなし、こ
れらを表示装置43、プリンタ49又はスピーカ51に
出力する。以下、監視用データMD/ADの出力態様を
具体的に説明する。
【0031】図3,図4はX線管振動監視用データMD
の表示態様を示す図(1),(2)で、図3は各周波数
成分データFDを周波数軸上に表示する場合を示してい
る。図3(A)はX線管11が正常な場合を示してお
り、横軸は周波数、縦軸は周波数成分FDの強度であ
る。図において、X線管11が正常な場合は、回転陽極
子67の回転速度に応じた基本振動の周波数成分FD1
及びその機械的高調波振動に基づく周波数成分FD2等
が比較的顕著に表れている。更には、複数の振動成分の
機械的なハーモナイズによって表れる僅かなビート成分
FD3が表れている。いずれにしても、X線管11が正
常な場合(交換時)における振動成分の発生パターン
は、図示の如く比較的単純なものであり、これを可聴音
で例えると、澄んだ音になっている。
【0032】図3(B)はX線管11の回転機構部が劣
化した場合を示している。X線管11の回転機構部が劣
化すると、該機構部に閉じ込められいた機械的ストレス
が発散され、これにより例えばビート成分FD3が増大
する。またこれに刺激されて新たなビート成分FD5や
高調波成分FD4が発生し、増大する。かくして、X線
管11が劣化した場合における振動成分の発生パターン
は、図示の如く複雑なものとなっており、これを可聴音
で例えると、濁った音になっている。更にはガラガラ音
や、ジェット機の様なギーン音を併発し、これを放置す
るとやがてX線管11を損傷する。
【0033】本実施の形態では、ユーザが適宜に表示装
置43のスペクトル表示を見ることで、X線管11の劣
化状態を定量的かつ客観的に把握できる。図3(A)と
図3(B)の状態を見比べれば劣化の度合いを容易に把
握できる。好ましくは図3(B)に示す如く、現時点の
各振動成分に対し、管球交換時の各振動成分を点線によ
り又は色を変えて同時に表示することで、比較がし易
い。
【0034】又は、ユーザが予め図3(A)の表示を見
て、当該X線管11に固有の正常な振動成分FD1,F
D2等を抽出し、この分を表示しない様にしても良い。
一般に、正常な振動成分FD1,FD2等及びそれらの
振幅はX線管11毎に異なっており、上記方法によって
これらを有効に消去できる。この場合の図3(B)で
は、管球交換当初の振動線分が無い状態から、何らかの
顕著な振動成分が表れたことにより、X線管11の劣化
と判断できる。また、予め劣化判断の閾値THをCPU
41aに設定しておけば、CPU41aが劣化の判定を
自動的に行えることになる。
【0035】なお、上記振動スペクトルの表示はこれを
常時行っても良いし、又はユーザの要求時に行っても良
い。後者の場合は、定期的に収集した解析データDDを
ディスク46に蓄積しておき、ユーザの要求時にこれら
を読出・編集して表示装置43に出力する。又はディス
ク46には蓄積せずに、ユーザの要求時に解析データD
Dを収集・編集して表示装置43に出力する。なお、こ
の場合でもX線管11の初期状態における監視用データ
は保持しておく。
【0036】図4(A)はX線管11の振動データPD
につき、定期的(又は間欠的)に検出した最大値PDma
x 又は該最大値の移動平均値の変化を時間軸上にプロッ
ト表示する場合を示しており、横軸はX線管11の交換
時からの経過時間(年月日時分等)、縦軸はX線管11
の振動振幅の強度PDである。一般に、X線管11から
検出される瞬時の振動データPDには、複数の振動成分
間の干渉(ハーモナイズ)によるビート波成分が表れて
おり、その瞬間波形は複雑に変動する。そこで、定期的
に振動データPDの最大値PDmax 又は該最大値の移動
平均値を収集し、これらを時間軸上にプロット表示す
る。
【0037】図4(A)において、X線管11の交換当
初は振動振幅も比較的小さく安定に推移している。しか
し、相当の稼働時間を経過した後、やがて回転部分の劣
化により一旦振動振幅が増加すると、その後は劣化が新
たな劣化を誘発し、最大値PDmax は図示の如く段階的
に増加する。従って、ユーザが表示を見れば、X線管1
1の劣化状況及びその進行状況を定量的かつ客観的に把
握できる。なお、同時に閾値TH1を表示し、X線管1
1の交換時期判定に利用しても良い。又は予め閾値TH
1をCPU41aに設定しておき、これをCPU41a
によるX線管11の交換時期自動う判定に利用しても良
い。
【0038】図4(B)はX線管11の振動の注目する
1又は2以上の周波数成分FDにつき、定期的(又は間
欠的)に検出した最大値FDmax 又は該最大値の移動平
均値の変化を時間軸上にプロット表示する場合を示して
いる。図において、一例の推移パターンを言うと、正常
な振動成分FD1max は当初からあまり変動していな
い。むしろ、管内における振動エネルギーの分布が複雑
化・分散化した結果、その振幅は幾分低下している。一
方、異常な振動成分FD4max は、当初は小さかった
が、管球交換後の比較的早い時点から略一様に増大して
いる。但し、その進行速度は比較的緩慢であり、現時点
では頭打ちになっている。また他の異常な振動成分FD
3max は、当初から一定のレベルで推移していたが、あ
る時点から急激に増大し、現時点では閾値TH2を超え
る勢いである。また 現時点では、新たに異常な振動成
分FD5max が発生し、かつ勢い良く成長している。
【0039】この様な、管球劣化の進行状況はX線管毎
に異なるものであり、本発明によってX線管毎に定量
的、客観的に把握可能となるものである。因みに、この
場合のユーザは当該X線管11が交換時期であると判定
できる。なお、CPU41aがこの様な各振動成分の変
化パターンを解析して、X線管11の交換時期を自動判
定する様に構成しても良い。また、いずれの振動成分を
利用(監視)するかについては、予めユーザが任意設定
可能である。
【0040】次に上記X線管11から検出した振動デー
タに基づき、その異常音を耳で監視する場合を説明す
る。図1において、この場合のCPU41aは、信号解
析手段24から収集した監視用音データADをベースバ
ンド処理部50に出力する。その際には、上記の如く、
ユーザが予め図3(A)の表示を見て、正常なX線管1
1から発生する振動成分FD1,FD2等を抽出し、該
振動成分FD1,FD2等の除去を図2(C)のフィル
タ26に指示する。フィルタ26は指示C3を受けたこ
とにより入力の各周波数成分データFDから指定の振動
成分FD1,FD2等を除去する。また逆FFT27は
フィルタ後の監視用音データADを生成する。図1にお
いて、ベースバンド処理部50は監視用音データADを
アナログ信号ASに変換・増幅し、スピーカ51に出力
する。
【0041】この場合のユーザには、X線管11の交換
当初は何の音も聞こえない。そして、やがて異常な振動
成分FD3,FD4等が発生すると、その大きさが僅か
であっても、上記人の聴覚のマスキング効果により、こ
の様な異常音の発生を明瞭に聴き取れる。しかも、X線
CT装置から離れた静かな場所(監視オフィス等)で明
瞭に聴き取れる。従って、この様な異常音の発生や大き
さはについては、誰でも定量的かつ客観的に把握でき
る。なお、上記の如く指定の振動成分FD1,FD2等
を除去することをせずに、元の振動データPDをそのま
まベースバンド処理部50に出力しても良い。この場合
のユーザは、X線管11の周囲の雑音などには邪魔され
ずに、X線管の忠実な振動音を正常音も含めて聴き取れ
る。
【0042】図5は実施の形態による他のX線管劣化検
出方式の構成を示す図で、上記X線管11についての劣
化音をスピーカ51に出力する構成をアナログ回路で構
成した場合を示している。振動センサ21で検出された
信号は、増幅器22で増幅され、更にバンド除去フィル
タ(BEF)29で所定帯域の周波数成分を除去された
後、出力段増幅器30で電力増幅され、スピーカ51に
出力される。図3(A),(B)に一例のフィルタ特性
を示す。この例ではX線管11についての正常な振動音
成分FD1,FD2が除去されており、よって異常振動
の発生、成長及びその大きさを明瞭に聴き取れる。
【0043】図6は実施の形態によるX線CT装置監視
システムの構成を示す図で、複数のX線CT装置で夫々
に検出したX線管11の振動に関する監視用データMD
を中央の監視センタに収集してこれらを一括監視する場
合を示している。図において、80は中央の監視セン
タ、901 〜903 は遠隔の病院等に夫々設置されたX
線CT装置、200は監視センタ80とX線CT装置9
1 〜903 との間を接続する公衆網等のネットワーク
(NW)である。
【0044】監視センタ80において、81は監視セン
タ80の主制御・処理(監視用データ収集制御、収集デ
ータのモニタ処理等)を行う中央処理装置、81aはそ
のCPU、81bはCPU81aが使用する主メモリ
(MEM)、82はキーボードやマスス等からなる入力
装置、83は各X線CT装置901 〜903 から収集し
た監視用データMDのモニタ情報を行う1又は2以上の
表示装置(CRT)、84は収集データを蓄積する二次
記憶装置(ディスク等)、85はCPU81aの共通バ
ス、86は監視用音データADをオーディオ信号ASに
変換するベースバンド処理部(BBP)、87はスピー
カ、88はネットワーク200に接続する通信インタフ
ェース(CIF)である。
【0045】但し、この場合の各X線CT装置901
903 からは上記解析データDDを自己の表示装置43
等で独自にモニタするための機能が除かれており、代わ
りに各X線CT装置901 〜903 で生成された解析デ
ータDDは夫々の通信インタフェース52を介して中央
の監視センタ80に送られる。一方、監視センタ80で
は、上記と同様にして、複数のX線CT装置901 〜9
3 からの各監視用データを表示装置83又はスピーカ
87に出力し、これらを一括で監視する。
【0046】なお、上記実施の形態では中央の監視セン
タ80と複数のX線CT装置901〜903 とが公衆網
200を介して接続したがこれに限らない。ネットーク
200は私設網でも良い。また網形態はLAN,インタ
ーネット、その他の様々な網形態が考えられる。更に通
信媒体としては、メタリック回線等による有線以外に
も、光や無線を使用できる。またX線CT装置監視シス
テムのサイズは、例えばある施設に設けた監視センタ8
0が該施設の各部屋に分散配置されたX線CT装置90
1 〜903 等から監視用データを収集し、監視する様な
小規模のものでも良い。
【0047】また、上記実施の形態では監視用データを
表示装置43に出力する場合を中心に述べたが、監視用
データをプリンタ49やその他の記録手段に出力しても
良い。また監視用音信号ASを出力する音響手段は、上
記スピーカ以外にも、イヤホンやヘッドホン等を使用で
きる。或いは、監視用音信号ASをバイブレータに出力
しても良い。バイブレータであっても、異常な振動成分
の有/無や大きさを容易に把握できる。
【0048】また、上記実施の形態では一例の回転陽極
型X線管への適用例を述べたが、本発明は他の様々なタ
イプの回転陽極型X線管に適用できる。また、上記実施
の形態では一例の振動センサ21及びその付帯回路例を
述べたが、本発明はこれらに限定されない。例えば信号
解析手段24は上記DSPに代えて、アナログ回路で構
成できる。即ち、増幅機22の出力を複数のバンドパス
フィルタで帯域分割すると共に、各出力成分を検波する
ことで各周波数成分(各振動成分)の信号を生成でき
る。
【0049】また、上記本発明に好適なる実施の形態を
述べたが、本発明思想を逸脱しない範囲内で各部の構
成、制御、及びこれらの組合せの様々な変更が行えるこ
とは言うまでも無い。
【0050】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、回転陽
極型X線管の振動を検出し、これを所要に解析して監視
する構成により、X線管の劣化状態を定量的かつ客観的
に把握でき、よってX線管の交換を適切に行え、X線C
T装置の信頼性向上に寄与する所が極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態によるX線CT装置の要部構成図で
ある。
【図2】実施の形態によるX線管劣化検出方式の構成を
示す図である。
【図3】X線管振動監視用データの表示態様を示す図
(1)である。
【図4】X線管振動監視用データの表示態様を示す図
(2)である。
【図5】実施の形態による他のX線管劣化検出方式の構
成を示す図である。
【図6】実施の形態によるX線CT装置監視システムの
構成を示す図である。
【図7】従来の一例の回転陽極型X線管を説明する図で
ある。
【符号の説明】
11 X線管 21 振動センサ 22 増幅器 23 A/D変換器 24 信号解析手段 48 ペリフェラルI/O(PIO) 49 プリンタ(PRN) 50 ベースバンド処理部(BBP) 51 スピーカ 52 通信インタフェース(CIF) 55 通信線 61 外囲器 62 フィラメント 63 集束電極 64 陰極スリーブ 65 ターゲット 66 焦点 67 回転陽極子 68 ベアリング 69 陽極軸 70 ハウジング 71 弾性体 72 圧電セラミックス 73 金属板 74 外装ケース 200 ネットワーク(NW)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C092 AB30 AC17 DD24 DD26 4C093 AA22 BA03 CA36 EA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体を挟んで相対向する回転陽極型の
    X線管及びX線検出器を備え、該X線検出器から収集し
    た投影データに基づき被検体のCT断層像を再構成する
    X線CT装置において、 X線管に固定した振動センサと、 振動センサの検出出力を電気信号に変換する増幅手段
    と、 増幅手段の出力信号につきその周波数成分を求める信号
    解析手段と、 前記求めた各周波数成分の大きさを周波数軸上に可視状
    態で出力する出力手段とを備えることを特徴とするX線
    CT装置。
  2. 【請求項2】 被検体を挟んで相対向する回転陽極型の
    X線管及びX線検出器を備え、該X線検出器から収集し
    た投影データに基づき被検体のCT断層像を再構成する
    X線CT装置において、 X線管に固定した振動センサと、 振動センサの検出出力を電気信号に変換する増幅手段
    と、 増幅手段の出力信号につきその周波数成分を求める信号
    解析手段と、 前記求めた周波数成分の大きさの推移を時間軸上に可視
    状態で出力する出力手段とを備えることを特徴とするX
    線CT装置。
  3. 【請求項3】 被検体を挟んで相対向する回転陽極型の
    X線管及びX線検出器を備え、該X線検出器から収集し
    た投影データに基づき被検体のCT断層像を再構成する
    X線CT装置において、 X線管に固定した振動センサと、 振動センサの検出出力を電気信号に変換する増幅手段
    と、 増幅手段の出力信号につきその振幅の最大値又は該最大
    値の移動平均値を求める信号解析手段と、 前記求めた最大値又は移動平均値の推移を時間軸上に可
    視状態で出力する出力手段とを備えることを特徴とする
    X線CT装置。
  4. 【請求項4】 被検体を挟んで相対向する回転陽極型の
    X線管及びX線検出器を備え、該X線検出器から収集し
    た投影データに基づき被検体のCT断層像を再構成する
    X線CT装置において、 X線管に固定した振動センサと、 振動センサの検出出力を電気信号に変換する増幅手段
    と、 増幅手段の出力信号から所定の周波数成分を除去するフ
    ィルタ手段と、 フィルタ手段の出力信号を可聴音信号に変換して出力す
    る音響出力手段とを備えることを特徴とするX線CT装
    置。
  5. 【請求項5】 複数のX線CT装置と、中央の監視装置
    とが通信回線を介して相互に接続し、各X線CT装置で
    夫々に検出したX線管の振動に関する監視データを監視
    装置に収集して一括監視するX線CT装置監視システム
    であって、各X線CT装置は自己のX線管に固定した振
    動センサにより検出した該X線管の振動検出データ又は
    該検出データに基づく周波数解析データを通信回線を介
    して送信し、これを受けた監視装置は前記振動検出デー
    タ又は周波数解析データを時間軸上又は周波数軸上で一
    括監視することを特徴とするX線CT装置監視システ
    ム。
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