JP2001218338A - 電気接続箱と防水ボックスの組付構造 - Google Patents

電気接続箱と防水ボックスの組付構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤハーネスのコネクタをコネクタフレー
ムに収容した状態で作業性良く且つ位置精度良く接続箱
本体内に組み付ける。 【解決手段】 ワイヤハーネス3,4のコネクタ5,6
と、コネクタを収容するコネクタフレーム1,2とを有
する電気接続箱Aを、コネクタフレームに対する位置決
め用の支柱13を有する防水ボックス12内に収容する
構造で、コネクタフレーム1,2が複数設けられ、各コ
ネクタフレーム1,2に少なくとも各一つのコネクタ
5,6が収容され、各コネクタフレームに、支柱13に
対する係合孔部8,10がそれぞれ設けられた。防水ボ
ックス12に、ワイヤハーネスを挿通させるガイド溝2
3,24が設けられ、ガイド溝に係合するスライドカバ
ー21,22が各コネクタフレーム1,2に設けられ
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤハーネスの
コネクタをコネクタフレームに収容した状態で作業性良
く防水ボックス内に組み付けることのできる電気接続箱
と防水ボックスの組付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の電気接続箱と防水ボックス
の組付構造を示すものである。電気接続箱(ジャンクシ
ョンブロック)Bは合成樹脂製の防水ボックス41内に
収容された状態で、自動車のエンジンルーム内に配置さ
れる。電気接続箱Bは、各ワイヤハーネス42,43に
接続され、防水ボックス41内に配置される複数(本例
で二つ)のコネクタ44,45と、コネクタ44,45
を集結する合成樹脂製の枠状のコネクタフレーム46と
を備えている。
【0003】防水ボックス41の前後には、ワイヤハー
ネス導出口56,57の両側にガイド溝47,48が設
けられ、ガイド溝47,48に係合するスライドカバー
49,50がワイヤハーネス42,43にテープ51,
52で巻回固定されている。また、防水ボックス41の
図示しない底壁から位置決め用の矩形状の支柱53が垂
直に設けられ、支柱53の先端方に接続箱結合用のボル
ト54が設けられている。コネクタフレーム46の中央
には、支柱53に対する矩形枠状の係合孔部55が設け
られている。
【0004】一方のワイヤハーネス42は、電源線を含
むエンジンルームメインワイヤハーネス(以下第一ワイ
ヤハーネスという)であり、他方のワイヤハーネス43
は、エンジンから直接導出されたエンジンワイヤハーネ
ス(以下第二ワイヤハーネスという)である。通常、第
一ワイヤハーネス42はスライドカバー49とコネクタ
フレーム46とを付けた状態で、第二ワイヤハーネス4
3はスライドカバー50を付けた状態でそれぞれ部品メ
ーカーから出荷される。
【0005】カーメーカーの製造ラインで防水ボックス
41がエンジンルーム内に組み付けられ、第二ワイヤハ
ーネス43のコネクタ45が第一ワイヤハーネス42側
のコネクタフレーム46に組み込まれ、各コネクタ4
4,45がコネクタフレーム46ごと防水ボックス41
内に組み付けられる。スライドカバー49,50はガイ
ド溝47,48に、係合孔部55は支柱53にそれぞれ
係合する。
【0006】次いで、電気接続箱Bの上から図示しない
相手側の電気接続箱が接合される。ボルト54は両電気
接続箱B…を貫通し、図示しないナットで両電気接続箱
B…がねじ締め嵌合されると同時に各コネクタ44,4
5…が図示しない相手側コネクタに接続される。なお、
コネクタ44,45を図4のように上向きではなく下向
きに配設し、ボルト54とナットの締付力でコネクタ4
4,45を防水ボックス41内の相手側コネクタ(図示
せず)に嵌合させる構造も公知である。また、コネクタ
44,45として、図4のような雄端子ではなく雌端子
を有する雄型のコネクタを用いることも公知である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電気接続箱と防水ボックスの組付構造においては、
エンジンの搭載後でないと第二ワイヤハーネス43をコ
ネクタフレーム46に固定することができないため、カ
ーメーカーの製造ラインでエンジンが搭載されるまで、
両ワイヤハーネス42,43の各コネクタ44,45を
防水ボックス41に組み付けることができない。これに
よりエンジン搭載後の作業が増え、エンジン搭載前後で
の作業バランスが崩れて生産効率が悪くなるという問題
があった。また、部品メーカーでワイヤハーネス42,
43にスライドカバー49,50を組み付けずに出荷す
る場合には、カーメーカーの製造ラインで防水ボックス
41からスライドカバー49,50を外し、ワイヤハー
ネス42,43をワイヤハーネス導出口56,57に挿
通した後、スライドカバー49,50を再度組み付けな
ければならず、作業が大変面倒であるという問題があっ
た。また、コネクタフレーム46と係合孔部55との間
で各コネクタ44,45にガタつきを生じ、図示しない
相手コネクタとの嵌合精度が悪くなるという問題があっ
た。
【0008】さらに、図5に示す如くコネクタ44とス
ライドカバー49との間の電線58の余長Lを大きくと
れないために(これはコネクタ45側についても同様で
ある)、スライドカバー49,50をガイド溝47,4
8に挿入させる作業と、コネクタフレーム46の係合孔
部55を支柱53に係合させる作業とが同時に必要とな
るが、その際、図6の如くワイヤハーネス42,43が
捩れて矢印イの如くスライドカバー49,50の位置が
ずれ、防水ボックス41(図4)への組付作業が困難に
なるという問題があった。
【0009】本発明は、上記した点に鑑み、カーメーカ
ーでのエンジン搭載後の作業を減少させることができ、
また、相手側コネクタとの嵌合精度を向上させることが
でき、また、防水ボックスに対するコネクタフレームや
コネクタの組付作業性を向上させることができ、ひいて
は全体的な組付作業性の向上を可能とする電気接続箱と
防水ボックスの組付構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ワイヤハーネスのコネクタと、該コネク
タを収容するコネクタフレームとを有する電気接続箱
を、該コネクタフレームに対する位置決め用の支柱を有
する防水ボックス内に収容する電気接続箱と防水ボック
スの組付構造において、前記コネクタフレームが複数設
けられ、各コネクタフレームに少なくとも各一つの前記
コネクタが収容され、各コネクタフレームに、前記支柱
に対する係合孔部がそれぞれ設けられたことを特徴とす
る(請求項1)。また、前記防水ボックスに、前記ワイ
ヤハーネスを挿通させるガイド溝が設けられ、該ガイド
溝に係合するスライドカバーが前記各コネクタフレーム
に設けられた構造も有効である(請求項2)。また、前
記各コネクタフレームに前記スライドカバーが一体に設
けられた構造(請求項3)や、前記各コネクタフレーム
に前記スライドカバーが別体で組み付けられた構造(請
求項4)も有効である。また、前記コネクタフレームと
前記コネクタのコネクタハウジングとが一体成形された
構造も有効である(請求項5)。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の具体
例を図面を用いて詳細に説明する。図1〜図3は本発明
に係る電気接続箱と防水ボックスの組付構造の一実施形
態を示すものである。
【0012】図1において、電気接続箱Aには、合成樹
脂製のコネクタフレーム1,2が各ワイヤハーネス3,
4のコネクタ5,6ごとに独立して設けられている。す
なわち、第一ワイヤハーネス(エンジンルームメインワ
イヤハーネス)3には、凹字形状の第一コネクタ5と、
第一コネクタ5の外周面に沿う上半部凹字形状の第一コ
ネクタフレーム1とが設けられ、第二ワイヤハーネス
(エンジンワイヤハーネス)4には、第一コネクタフレ
ーム1の凹部7に係合する矩形枠状の係合孔部8を有す
る上半部略凸字形状の第二コネクタフレーム2と、係合
孔部8を除く第二コネクタフレーム2の長方形部9に嵌
合する矩形状の第二コネクタ6とが設けられている。本
実施形態においてコネクタ5,6は、合成樹脂製の雌型
のコネクタハウジング5a,6aのコネクタ嵌合室5
b,6b内に雄端子5c,6cを収容した雌型コネクタ
を採用している。無論、雄型のコネクタハウジングの端
子収容室内に雌端子を収容した雄型コネクタを用いるこ
とも可能である。本明細書においては雌型のコネクタハ
ウジングを用いたものを雌型のコネクタと定義してい
る。
【0013】図2にも示す如く、第一コネクタフレーム
1の下半部には凹部7の下側において矩形枠状の係合孔
部10が形成されている。係合孔部10は第二コネクタ
フレーム2の係合孔部8と同一寸法で且つ対称形状に形
成されている。図3にも示す如く、第二コネクタフレー
ム2の係合孔部8は上半部に形成され、係合孔部8の下
側は、第一コネクタフレーム1の係合孔部10が進入す
る空間11となっている。図1で各係合孔部8,10は
上下に重なって位置している。
【0014】各係合孔部8,10は合成樹脂製の防水ボ
ックス12の位置決め用の四角柱状の支柱13にしっく
り係合するように、支柱13の外寸法よりも若干大きな
内寸法に設定されている。係合孔部8(図3)はコネク
タフレーム2の前壁14から突出した垂直な左右の壁部
8a,8aと各壁部8a,8aを繋ぐ前側の壁部8bと
で構成され、内側に矩形孔8cを有している。また、係
合孔部10(図2)は凹部7の下側においてコネクタフ
レーム1と一体化した矩形枠状の四方の壁部10aで構
成され、内側に矩形孔10bを有している。
【0015】各コネクタフレーム1,2の各係合孔部1
0,8が一つの支柱13に係合することで、図示しない
相手側の電気接続箱のコネクタ部に対するコネクタフレ
ーム1,2内のコネクタ5,6の位置精度が向上する。
支柱13は防水ボックス12の底壁15(図3)に一体
に立設され、先端方に一体成形した金属製のボルト16
を有する。なお、相手側のコネクタ(図示せず)は防水
ボックス内に設けることも可能であり、この場合は電気
接続箱Aのコネクタ5,6は下向きに配置される。
【0016】また、図1において各コネクタフレーム
1,2の後壁17,18に各一対のリブ19,20を介
して各スライドカバー21,22が一体に設けられてい
る。リブ19,20はコネクタフレーム1,2の上端面
と同一高さで段付きに切欠され、各リブ19,20の後
端に垂直方向の平板長方形状のスライドカバー21,2
2が一体に樹脂成形されている。なお、リブ付きのスラ
イドカバー21,22を溶着等でコネクタフレーム1,
2に一体化させることも可能である。また、リブ付きの
スライドカバー21,22をコネクタフレーム1,2に
別体に設けることも可能であり、コネクタフレーム1,
2に一体化したリブ19,20にスライドカバー21,
22を別体に組み付けることも可能である。別体での組
付にはスライド嵌合手段すなわちスライドカバーのスラ
イド部をコネクタフレームのガイド部にスライド嵌合さ
せる構造が用いられる。スライドカバー21,22を別
体化した場合には、スライドカバー21,22をコネク
タフレーム1,2に組み付けた状態でワイヤハーネス工
場に納入したり、又はワイヤハーネス工場でスライドカ
バー21,22をコネクタフレーム1,2に組み付ける
ことも可能であり、組付作業の自由度が拡大する。
【0017】防水ボックス12には縦長のワイヤハーネ
ス導出口23,24が切欠形成されており、各一対のリ
ブ19,20は、ワイヤハーネス導出口23,24の内
側に進入し、スライドカバー21,22の両側部21
a,22aがワイヤハーネス導出口23,24の外側の
ガイド溝25,26にスライド係合する。ガイド溝2
5,26は防水ボックス12の各壁部27,28と縦長
のガイド壁29,30との間に構成されている。コネク
タフレーム1,2は各係合孔部10,8とスライドカバ
ー21,22の両側部21a,22aとの三点支持で正
確に位置決めされる。
【0018】スライドカバー21,22の下部とワイヤ
ハーネス導出口23,24の下部とには半円筒状の導出
ガイド31〜34が対称に突設されている。上側の各導
出ガイド31,32には各ワイヤハーネス3,4がテー
プ35,36で巻回固定されている。上側の導出ガイド
31,32は上からの水の浸入を防ぐ。
【0019】カーメーカーの製造ラインで防水ボックス
12がエンジンルーム内に組み付けられた後、先ず、図
2の如く第一ワイヤハーネス3の第一コネクタフレーム
1が防水ボックス12に組み付けられる。すなわち、先
ずスライドカバー21がガイド溝25に係合し、次いで
係合孔部10が支柱13(図1)に係合する。最初にス
ライドカバー21を係合することで、支柱13に対する
係合孔部8の係合がスムーズ且つ容易に行われる。
【0020】次いで、図3の如く第二ワイヤハーネス4
の第二コネクタフレーム2が防水ボックス12に組み付
けられる。スライドカバー22がガイド溝26に係合
し、次いで係合孔部8が支柱13(図1)に係合するこ
とはいうまでもない。なお、37は防水ボックス12内
で図示しないワイヤハーネスのコネクタや防水ボックス
12内のコネクタに接続される他のコネクタを示す。
【0021】二つのコネクタフレーム1,2は防水ボッ
クス12内で図1の如く合体する。すなわち、第二コネ
クタフレーム2の係合孔部8が第一コネクタフレーム1
の凹部7に係合する。各係合孔部8,10は上下に接合
する。また、各コネクタ5,6の上端面は相手側コネク
タを待ち受ける高さに位置する。支柱13に対するコネ
クタフレーム1,2の係止手段を設けてもよい。各コネ
クタ5,6は待受けコネクタとして作用し、図示しない
相手コネクタに対する高い位置精度が要求される。
【0022】図2〜図3のように、二つのコネクタ5,
6を各コネクタフレーム1,2ごと別々に防水ボックス
12に組み付けることができるから、例えばエンジン搭
載前において第一ワイヤハーネス3の第一コネクタフレ
ーム1を防水ボックス12に組み付け、エンジン搭載後
に第二ワイヤハーネス4の第二コネクタフレーム2を防
水ボックス12に組み付けるというように、任意のタイ
ミングで組付を行ことができる。それにより、カーメー
カーの製造ラインでのエンジン搭載前後における作業量
が適正化し、組付作業が効率化する。また、同一の支柱
13に各コネクタフレーム1,2の係合孔部10,8を
係合させることで、各コネクタフレーム1,2の位置精
度が向上することはいうまでもない。
【0023】また、エンジン搭載前においてエンジン側
の第二ワイヤハーネス4のコネクタ6はコネクタフレー
ム2で囲まれて保護されているから、外部との干渉によ
るコネクタ6の破損等が防止される。また、防水ボック
ス12への各コネクタフレーム1,2の組付に際して
は、スライドカバー21,22がコネクタフレーム1,
2と一体であるから、従来のようにワイヤハーネス3,
4の捩れでスライドカバー21,22が回動方向に位置
ずれすることがなく、組付作業が容易且つ確実に行われ
る。
【0024】また、防水ボックス12内におけるワイヤ
ハーネス3,4の余長(図5のL寸法)を長く設定しな
くとも、コネクタフレーム1,2を防水ボックス12に
容易に組み付けることができるから、経済的であり且つ
防水ボックス12の肥大化が防止される。逆に、防水ボ
ックス12が小さくてワイヤハーネス3,4の余長をと
れない場合でも、スライドカバー21,22の位置が正
確に決まるので組付性が良い。
【0025】なお、合成樹脂製の各コネクタハウジング
5a,6aとコネクタフレーム1,2とを一体成形した
スライドカバー一体型のコネクタ(図示せず)を使用す
ることも可能である。この場合も、スライドカバー2
1,22はコネクタフレーム1,2に一体あるいは別体
に設けることが可能である。勿論、コネクタ5,6は雌
コネクタではなく、雄コネクタであっても構わない。ま
た、一つのコネクタフレーム(例えば1)に一つのコネ
クタ(例えば5)を収容するのが基本であるが、一つの
コネクタフレーム(例えば1)に複数のコネクタ(図示
せず)を収容係止させることも可能である。また、本例
では二本のワイヤハーネス3,4のコネクタ5,6を各
コネクタフレーム1,2に収容しているが、一つのワイ
ヤハーネス(例えば3のみ)の複数のコネクタ(図示せ
ず)を各コネクタフレーム1,2に収容しても構わな
い。
【0026】
【発明の効果】以上の如くに、請求項1記載の発明によ
れば、電気接続箱のコネクタフレームごとに別々に支柱
に係合させて防水ボックスに組み付けることができるか
ら、組付タイミングを組付ラインの仕事量に応じて調整
でき、効率的な組付作業を行うことができ、組付作業性
が向上する。また、各コネクタフレームの係合孔部が一
つの支柱に係合して位置決めされるから、コネクタフレ
ームの位置精度が向上し、相手側コネクタに対するコネ
クタの嵌合がスムーズ且つ正確に行われる。また、請求
項2記載の発明によれば、スライドカバーとコネクタフ
レームとの位置ずれが起こらないから、スライドカバー
をガイド溝に挿入することで、コネクタフレームの係合
孔部が支柱に簡単に係合し、組付作業性が向上する。ま
た、請求項3記載の発明によれば、コネクタフレームへ
のスライドカバーの組付が不要で、組付工数が削減さ
れ、組付作業性が一層向上する。また、請求項4記載の
発明によれば、ワイヤハーネスにスライドカバーを組み
付けた後、スライドカバーをコネクタフレームに固定す
ることができるから、作業手順の自由度が拡大され、そ
れによって組付作業性が向上する。また、請求項5記載
の発明によれば、コネクタフレームにコネクタのコネク
タハウジングを組み付ける手間が削減され、全体的な組
付作業性が向上する。また、コネクタフレームとコネク
タとの間の隙間がゼロになり、ガタ付きが防止されると
共にコネクタの位置精度が向上し、相手コネクタとの嵌
合精度が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気接続箱と防水ボックスの組付
構造の一実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】第一コネクタフレームを防水ボックスに組み付
ける状態を示す分解斜視図である。
【図3】第二コネクタフレームを防水ボックスに組み付
ける状態を示す分解斜視図である。
【図4】従来例を示す分解斜視図である。
【図5】同じくワイヤハーネスの余長を示す側面図であ
る。
【図6】従来の一問題点を示す正面図である。
【符号の説明】
A 電気接続箱 1,2 コネクタフレーム 5,6 コネクタ 5a,6a コネクタハウジング 8,10 係合孔部 12 防水ボックス 13 支柱 21,22 スライドカバー 25,26 ガイド溝

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤハーネスのコネクタと、該コネク
    タを収容するコネクタフレームとを有する電気接続箱
    を、該コネクタフレームに対する位置決め用の支柱を有
    する防水ボックス内に収容する電気接続箱と防水ボック
    スの組付構造において、 前記コネクタフレームが複数設けられ、各コネクタフレ
    ームに少なくとも各一つの前記コネクタが収容され、各
    コネクタフレームに、前記支柱に対する係合孔部がそれ
    ぞれ設けられたことを特徴とする電気接続箱と防水ボッ
    クスの組付構造。
  2. 【請求項2】 前記防水ボックスに、前記ワイヤハーネ
    スを挿通させるガイド溝が設けられ、該ガイド溝に係合
    するスライドカバーが前記各コネクタフレームに設けら
    れたことを特徴とする請求項1記載の電気接続箱と防水
    ボックスの組付構造。
  3. 【請求項3】 前記各コネクタフレームに前記スライド
    カバーが一体に設けられたことを特徴とする請求項2記
    載の電気接続箱と防水ボックスの組付構造。
  4. 【請求項4】 前記各コネクタフレームに前記スライド
    カバーが別体で組み付けられたことを特徴とする請求項
    2記載の電気接続箱と防水ボックスの組付構造。
  5. 【請求項5】 前記コネクタフレームと前記コネクタの
    コネクタハウジングとが一体成形されたことを特徴とす
    る請求項1〜4の何れかに記載の電気接続箱と防水ボッ
    クスの組付構造。
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