JP2001218093A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2001218093A
JP2001218093A JP2000020960A JP2000020960A JP2001218093A JP 2001218093 A JP2001218093 A JP 2001218093A JP 2000020960 A JP2000020960 A JP 2000020960A JP 2000020960 A JP2000020960 A JP 2000020960A JP 2001218093 A JP2001218093 A JP 2001218093A
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mode
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dial
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JP2000020960A
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Soichiro Nakao
宗一郎 中尾
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モードダイアルや十字キーをコンパクトな構
造で設けたカメラを提供する。 【解決手段】 モードダイアル310は、筐体の上面に
おいて略水平に設けられるとともに、3ヶ所の停止位置
の間で回動して3つのモードのうちのいずれかを設定で
き、筐体の内部には、モードダイアル310の停止位置
によって3つのモードを検知可能な2つのスイッチを有
するモードスイッチ基板320をモードダイアル310
に対して略垂直に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置に関し、
特にモードダイヤルと十字キーを設けた撮像装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタルカメラ等の撮像装置にお
いて、撮影モードを切り替えるモードダイアルを備えた
ものがある。また、操作画面上における方向選択として
ユーザが上下左右を指示するときに押下する十字キーを
備えたカメラもある。十字キーの種類としては、たとえ
ば、4つのボタンを上下左右に均等に配置したものや、
十字キーを一体の円盤状部材で実現したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来技
術においては、モードダイアルの下部に複数のスイッチ
を設けて、モードダイアルの回動に応じて所望のスイッ
チを押下する構造をとっていた。そのため、モードダイ
アルの下部に水平に基板を設ける必要があり、構造上、
カメラのコンパクト化の妨げとなっていた。また、従来
の十字キーは、四方に面積が広がっていたので、カメラ
外面における十字キーの配置場所やデザインの自由度を
小さくしていた。
【0004】そこで本発明は、上記の課題を解決するこ
とのできる撮像装置を提供することを目的とする。この
目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組
み合わせにより達成される。また従属項は本発明のさら
なる有利な具体例を規定する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の形態は、少なくとも3つの撮影に関
するモードを設定可能なモードダイアルを筐体に設けた
撮像装置であって、前記モードダイアルは、前記筐体の
上面において略水平に設けられるとともに、3ヶ所の停
止位置の間で回動して前記3つのモードのうちのいずれ
かを設定でき、前記筐体の内部には、前記モードダイア
ルの停止位置によって3つのモードを検知可能な2つの
スイッチを有するモードスイッチ基板を前記モードダイ
アルに対して略垂直に設けている。
【0006】前記2つのスイッチのうち一方は電源のオ
ンとオフとを切り替える第1のモードスイッチであり、
他方は前記撮像装置の再生モードと撮影モードとを切り
替える第2のモードスイッチであってもよい。前記第1
のモードスイッチは前記モードダイアル側から垂直方向
に押下可能であり、前記第2のモードスイッチは前記モ
ードダイアルと平行する方向に押下可能であってもよ
い。前記モードダイアルは、その底面に略円形部材で形
成される回転体を有し、前記回転体は、該回転体の外周
の一部を切り欠いて形成された、前記第1のモードスイ
ッチを押下可能な第1のダイアル突出部と、前記回転体
から垂下する前記第2のモードスイッチを押下可能な第
2のダイアル突出部とを含んでもよい。前記第1のダイ
アル突出部が前記第1のモードスイッチの押下状態を保
持したまま、前記第2のダイアル突出部が前記第2のモ
ードスイッチを押下可能であってもよい。
【0007】また、第2の形態は、ズーム機構を備える
撮像装置であって、ユーザが前記ズーム機構によってズ
ームインおよびズームアウトの操作をするために略上下
方向に倒すことが可能な上下スイッチを筐体の外面に設
け、前記上下スイッチの左右にそれぞれ独立したスイッ
チを設け、前記上下スイッチと前記左右のスイッチとの
組み合わせにより、操作画面上における方向選択として
ユーザが上下左右を指示するときに押下する十字キーを
形成している。
【0008】前記上下スイッチは、略横長形状を有し、
前記左スイッチおよび前記右スイッチのそれぞれの上下
幅は、前記上下スイッチの上下幅よりも小さくてもよ
い。
【0009】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションもまた発明となりうる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲
に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中
で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決
手段に必須であるとは限らない。
【0011】本実施形態の撮像装置は、デジタルカメラ
である。図1は、デジタルカメラ10の構成を示す。デ
ジタルカメラ10は、主に撮像ユニット20、撮像制御
ユニット40、処理ユニット60、表示ユニット10
0、および操作ユニット110を含む。
【0012】撮像ユニット20は、撮影および結像に関
する機構部材および電気部材を含む。撮像ユニット20
はまず、映像を取り込んで処理を施す撮影レンズ22、
絞り24、シャッタ26、光学LPF(ローパスフィル
タ)28、CCD30、および撮像信号処理部32を含
む。撮影レンズ22は、フォーカスレンズやズームレン
ズ等からなる。この構成により、被写体像がCCD30
の受光面上に結像する。結像した被写体像の光量に応
じ、CCD30の各センサエレメント(図示せず)に電
荷が蓄積される(以下その電荷を「蓄積電荷」とい
う)。蓄積電荷は、リードゲートパルスによってシフト
レジスタ(図示せず)に読み出され、レジスタ転送パル
スによって電圧信号として順次読み出される。
【0013】デジタルカメラ10は一般に電子シャッタ
機能を有するので、シャッタ26のような機械式シャッ
タは必須ではない。電子シャッタ機能を実現するため
に、CCD30にシャッタゲートを介してシャッタドレ
インが設けられる。シャッタゲートを駆動すると蓄積電
荷がシャッタドレインに掃き出される。シャッタゲート
の制御により、各センサエレメントに電荷を蓄積するた
めの時間、すなわちシャッタスピードが制御できる。
【0014】CCD30から出力される電圧信号、すな
わちアナログ信号は撮像信号処理部32でR、G、B成
分に色分解され、まずホワイトバランスが調整される。
つづいて撮像信号処理部32はガンマ補正を行い、必要
なタイミングでR、G、B信号を順次A/D変換し、そ
の結果得られたデジタルの画像データ(以下単に「デジ
タル画像データ」とよぶ)を処理ユニット60へ出力す
る。
【0015】撮像ユニット20はさらに、ファインダ3
4とストロボ36を有する。ファインダ34には図示し
ないLCDを内装してもよく、その場合、後述のメイン
CPU62等からの各種情報をファインダ34内に表示
できる。ストロボ36は、コンデンサ(図示せず)に蓄
えられたエネルギが放電管36aに供給されたときそれ
が発光することで機能する。
【0016】撮像制御ユニット40は、ズーム駆動部4
2、フォーカス駆動部44、絞り駆動部46、シャッタ
駆動部48、それらを制御する撮像系CPU50、測距
センサ52、および測光センサ54をもつ。ズーム駆動
部42等の駆動部は、それぞれステッピングモータ等の
駆動手段を有する。後述のレリーズスイッチ114の押
下に応じ、測距センサ52は被写体までの距離を測定
し、測光センサ54は被写体輝度を測定する。測定され
た距離のデータ(以下単に「測距データ」という)およ
び被写体輝度のデータ(以下単に「測光データ」とい
う)は撮像系CPU50へ送られる。撮像系CPU50
は、ユーザから指示されたズーム倍率等の撮影情報に基
づき、ズーム駆動部42とフォーカス駆動部44を制御
して撮影レンズ22のズーム倍率とピントの調整を行
う。
【0017】撮像系CPU50は、1画像フレームのR
GBのデジタル信号積算値、すなわちAE情報に基づい
て絞り値とシャッタスピードを決定する。決定された値
にしたがい、絞り駆動部46とシャッタ駆動部48がそ
れぞれ絞り量の調整とシャッタ26の開閉を行う。
【0018】撮像系CPU50はまた、測光データに基
づいてストロボ36の発光を制御し、同時に絞り24の
絞り量を調整する。ユーザが映像の取込を指示したと
き、CCD30が電荷蓄積を開始し、測光データから計
算されたシャッタ時間の経過後、蓄積電荷が撮像信号処
理部32へ出力される。
【0019】処理ユニット60は、デジタルカメラ10
全体、特に処理ユニット60自身を制御するメインCP
U62と、これによって制御されるメモリ制御部64、
YC処理部70、オプション装置制御部74、圧縮伸張
処理部78、通信I/F部80を有する。メインCPU
62は、シリアル通信等により、撮像系CPU50との
間で必要な情報をやりとりする。メインCPU62の動
作クロックは、クロック発生器88から与えられる。ク
ロック発生器88は、撮像系CPU50、表示ユニット
100に対してもそれぞれ異なる周波数のクロックを提
供する。
【0020】メインCPU62には、キャラクタ生成部
84とタイマ86が併設されている。タイマ86は電池
でバックアップされ、つねに日時をカウントしている。
このカウント値から撮影日時に関する情報、その他の時
刻情報がメインCPU62に与えられる。キャラクタ生
成部84は、撮影日時、タイトル等の文字情報を発生
し、この文字情報が適宜撮影画像に合成される。
【0021】メモリ制御部64は、不揮発性メモリ66
とメインメモリ68を制御する。不揮発性メモリ66
は、EEPROM(電気的消去およびプログラム可能な
ROM)やFLASHメモリ等で構成され、ユーザによ
る設定情報や出荷時の調整値等、デジタルカメラ10の
電源がオフの間も保持すべきデータが格納されている。
不揮発性メモリ66には、場合によりメインCPU62
のブートプログラムやシステムプログラム等が格納され
てもよい。一方、メインメモリ68は一般にDRAMの
ように比較的安価で容量の大きなメモリで構成される。
メインメモリ68は、撮像ユニット20から出力された
データを格納するフレームメモリとしての機能、各種プ
ログラムをロードするシステムメモリとしての機能、そ
の他ワークエリアとしての機能をもつ。不揮発性メモリ
66とメインメモリ68は、処理ユニット60内外の各
部とメインバス82を介してデータのやりとりを行う。
【0022】YC処理部70は、デジタル画像データに
YC変換を施し、輝度信号Yと色差(クロマ)信号B−
Y、R−Yを生成する。輝度信号と色差信号はメモリ制
御部64によってメインメモリ68に一旦格納される。
圧縮伸張処理部78はメインメモリ68から順次輝度信
号と色差信号を読み出して圧縮する。こうして圧縮され
たデータ(以下単に「圧縮データ」という)は、オプシ
ョン装置制御部74を介してオプション装置76の一種
であるメモリカードへ書き込まれる。
【0023】処理ユニット60はさらにエンコーダ72
をもつ。エンコーダ72は輝度信号と色差信号を入力
し、これらをビデオ信号(NTSCやPAL信号)に変
換してビデオ出力端子90から出力する。オプション装
置76に記録されたデータからビデオ信号を生成する場
合、そのデータはまずオプション装置制御部74を介し
て圧縮伸張処理部78へ与えられる。つづいて、圧縮伸
張処理部78で必要な伸張処理が施されたデータはエン
コーダ72によってビデオ信号へ変換される。
【0024】オプション装置制御部74は、オプション
装置76に認められる信号仕様およびメインバス82の
バス仕様にしたがい、メインバス82とオプション装置
76の間で必要な信号の生成、論理変換、または電圧変
換等を行う。デジタルカメラ10は、オプション装置7
6として前述のメモリカードのほかに、例えばPCMC
IA準拠の標準的なI/Oカードをサポートしてもよ
い。その場合、オプション装置制御部74は、PCMC
IA用バス制御LSI等で構成してもよい。
【0025】通信I/F部80は、デジタルカメラ10
がサポートする通信仕様、たとえばUSB、RS−23
2C、イーサネット等の仕様に応じたプロトコル変換等
の制御を行う。通信I/F部80は、必要に応じてドラ
イバICを含み、ネットワークを含む外部機器とコネク
タ92を介して通信する。そうした標準的な仕様のほか
に、例えばプリンタ等の外部機器との間で独自のI/F
によるデータ授受を行う構成としてもよい。
【0026】表示ユニット100は、LCDモニタ10
2とLCDパネル104を有する。それらはLCDドラ
イバであるモニタドライバ106、パネルドライバ10
8によってそれぞれ制御される。LCDモニタ102
は、例えば2インチ程度の大きさでカメラ背面に設けら
れ、現在の撮影や再生のモード、撮影や再生のズーム倍
率、電池残量、日時、モード設定のための画面、被写体
画像等を表示する。LCDパネル104は例えば小さな
白黒LCDでカメラ上面に設けられ、画質(FINE/
NORMAL/BASIC等)、ストロボ発光/発光禁
止、標準撮影可能枚数、画素数、電池容量等の情報を簡
易的に表示する。
【0027】操作ユニット110は、ユーザがデジタル
カメラ10の動作やそのモード等を設定または指示する
ために必要な機構および電気部材を含む。パワースイッ
チ112は、デジタルカメラ10の電源のオンオフを決
める。レリーズスイッチ114は、半押しと全押しの二
段階押し込み構造になっている。一例として、半押しで
AFおよびAEがロックし、全押しで撮影画像の取込が
行われ、必要な信号処理、データ圧縮等の後、メインメ
モリ68、オプション装置76等に記録される。操作ユ
ニット110はこれらのスイッチの他、回転式のモード
ダイヤルや十字キー等による設定を受け付けてもよく、
それらは図1において機能設定部116と総称されてい
る。操作ユニット110で指定できる動作または機能の
例として、「ファイルフォーマット」、「特殊効果」、
「印画」、「決定/保存」、「表示切換」等がある。ズ
ームスイッチ118は、ズーム倍率を決める。
【0028】以上の構成による主な動作は以下の通りで
ある。まずデジタルカメラ10のパワースイッチ112
がオンされ、カメラ各部に電力が供給される。メインC
PU62は、機能設定部116の状態を読み込むこと
で、デジタルカメラ10が撮影モードにあるか再生モー
ドにあるかを判断する。
【0029】カメラが撮影モードにあるとき、メインC
PU62はレリーズスイッチ114の半押し状態を監視
する。半押し状態が検出されたとき、メインCPU62
は測光センサ54および測距センサ52からそれぞれ測
光データと測距データを得る。得られたデータに基づい
て撮像制御ユニット40が動作し、撮影レンズ22のピ
ント、絞り等の調整が行われる。調整が完了すると、L
CDモニタ102に「スタンバイ」等の文字を表示して
ユーザにその旨を伝え、つづいてレリーズスイッチ11
4の全押し状態を監視する。レリーズスイッチ114が
全押しされると、所定のシャッタ時間をおいてシャッタ
26が閉じられ、CCD30の蓄積電荷が撮像信号処理
部32へ掃き出される。撮像信号処理部32による処理
の結果生成されたデジタル画像データはメインバス82
へ出力される。デジタル画像データは一旦メインメモリ
68へ格納され、この後YC処理部70と圧縮伸張処理
部78で処理を受け、オプション装置制御部74を経由
してオプション装置76へ記録される。記録された画像
は、フリーズされた状態でしばらくLCDモニタ102
に表示され、ユーザは撮影画像を知ることができる。以
上で一連の撮影動作が完了する。
【0030】一方、デジタルカメラ10が再生モードの
場合、メインCPU62は、メモリ制御部64を介して
メインメモリ68から最後に撮影した画像を読み出し、
これを表示ユニット100のLCDモニタ102へ表示
する。
【0031】この状態でユーザが機能設定部116にて
「順送り」、「逆送り」を指示すると、現在表示してい
る画像の前後に撮影された画像が読み出され、LCDモ
ニタ102へ表示される。
【0032】図2は、レンズカバー202の開閉動作を
示すデジタルカメラ10の正面図である。デジタルカメ
ラ10の筐体の前面側部分である前面側筐体200に
は、レンズカバー202がスライド自在に設けられてい
る。(a)は、レンズカバー202が閉じた状態を示
す。(b)は、レンズカバー202が開いた状態を示
す。
【0033】(a)に示される通り、レンズカバー20
2は、撮影レンズ22の前方を遮蔽する。レンズカバー
202は、前面側筐体200の前面に取り付けられる。
レンズカバー202は、前面側筐体200の前面におけ
る縦方向を全面的に覆わないので、レンズカバー202
を閉めたときにおいてもストロボ36やファインダ34
は露出する。前面側筐体200の前面には、レンズカバ
ー202と係合するレンズカバー係合部が設けられる。
レンズカバー係合部は、(a)に示される上側レール溝
部204および下側レール溝部206を含む。上側レー
ル溝部204および下側レール溝部206は、レンズカ
バー202の上端部および下端部が係合する一対のスリ
ット状のレール溝である。上側レール溝部204および
下側レール溝部206は、レンズカバー202のスライ
ド方向にのびている。上側レール溝部204および下側
レール溝部206から覗かれる内部は、後述する前面側
内枠部により遮蔽された袋構造となっている。
【0034】このように、レンズカバー202は、前面
側筐体200の前面における縦方向を全面的に覆わな
い。したがって、前面側筐体200の前面における縦方
向を全面的に覆っていた従来のレンズカバーと比べて、
部材の量を少なくして部品コストを低減させることがで
きる。
【0035】また、スリット状に形成された上側レール
溝部204および下側レール溝部206から覗かれる内
部は、前面側内枠部により遮蔽された袋構造となってい
る。したがって、スリットを通じて内部の配線等が外部
から見えることもなく、見栄えを良好に保つことができ
る。
【0036】レンズカバー202の表面には、レンズカ
バー突起部208が形成されている。ユーザはレンズカ
バー突起部208をレンズカバー202のスライド方向
に押圧することにより、レンズカバー202を開閉する
ことができる。ユーザがシャッターボタン400を押下
すると、レリーズスイッチ114がオンになる。
【0037】(b)において、レンズカバー202は撮
影レンズ22の前方を開放する。レンズカバー202が
撮影レンズ22の前方を開放すると、鏡筒が前方へ自動
的に繰り出して撮影可能状態になる。
【0038】図3は、撮影時のユーザの指の位置を示す
デジタルカメラ10の正面図である。ユーザは撮影時に
右手の中指で筐体前面を押さえて筐体を支える場合が多
い。特に、片手(右手)でカメラを持ちながら人さし指
でシャッターボタン400を押下したい場合には、図に
示す部位に自然と中指が位置することが多い。レンズカ
バーが開かれた状態におけるレンズカバー突起部208
は、ユーザが中指でカメラを支えながら人さし指でシャ
ッタボタンを押下するときの中指の近傍に位置するよう
に形成されている。またレンズカバー突起部208は、
屈曲した中指に沿った略横V字状の端面を有する。ユー
ザは、略横V字状端面の上に指をのせることができる。
【0039】これにより、ユーザは安定感よくカメラを
中指で支えながら人さし指でシャッターボタン400を
押下できるので、撮影時の手ぶれを低減させることがで
きる。また、レンズカバー202をスライドさせるため
に設けたレンズカバー突起部208が、撮影時において
ユーザによる操作の邪魔にならない。
【0040】図4は、レンズカバー202を開閉するユ
ーザの指の動きを示すデジタルカメラ10の外観図であ
る。(a)は、ユーザがレンズカバー202を閉じると
きの動きを示す。レンズカバー突起部208は、略横V
字状端面と1つの斜面とからなる。ユーザは、斜面を任
意の指でスライド方向に押圧してレンズカバー202を
閉じる。(b)は、ユーザがレンズカバー202を開く
ときの動きを示す。ユーザは、略横V字状端面を任意の
指で押圧してレンズカバー202を開放する。
【0041】図5は、レンズカバー202の軌道を示す
図である。(a)は、レンズカバー202が閉じられた
状態を示す。(b)は、レンズカバー202が開かれた
状態を示す。図に示されるR1、S、R2はレンズカバ
ー202が係合する筐体側の表面形状である。特許請求
の範囲における第1の湾曲形状および第2の湾曲形状が
それぞれR1およびR2に相当する。本実施形態では、
たとえば前面側筐体200の内部に設ける前面側内枠部
260に図のような表面形状を形成させて、レンズカバ
ー202を係合させる。
【0042】R1およびR2はそれぞれレンズカバー2
02のスライド方向に湾曲した形状を有する。Sは非湾
曲形状を有する。R1の曲率とR2の曲率は異なっても
よい。R2は、R1の延長面よりも外側にせり出した位
置に形成される。Sは、R1からR2へと変位する間の
遷移領域となる。
【0043】(a)に示される通り、閉じられた状態の
レンズカバー202と筐体表面レベルとの間に生じる間
隙は小さい。そして、レンズカバー202を開くと、
(b)に示される通り、レンズカバー202の開放側端
部近傍が筐体表面レベルからせり出すようにスライドす
る。したがって、レンズカバー202は、筐体表面レベ
ルとの間に生じる間隙が大きくなるようにスライドす
る。
【0044】これにより、レンズカバー202をスライ
ドするときに筐体表面に傷をつけにくくすることができ
る。特に、ユーザはレンズカバー202を開閉させるた
めにレンズカバー202を押圧することとなるので、筐
体との間隙を大きくすることは傷つき防止に有効であ
る。
【0045】図6は、レンズカバー202と前面側筐体
200との間に生じる間隙を示す図である。(a)は、
レンズカバー202を閉じた状態を示す。(b)は、レ
ンズカバー202を開いた状態を示す。レンズカバー2
02は、撮影レンズ22の前方を遮蔽する遮蔽位置から
撮影レンズ22の前方を開放する開放位置に移動すると
きに、レンズカバー202の開放側端部近傍が筐体表面
レベルからせり出すようにスライドする。したがって、
図に示される通り、レンズカバー202が開かれると、
筐体表面レベルとの間に生じる間隙が大きくなる。
【0046】図7は、前面側筐体200の内部を示す図
である。レンズカバー202は、上側レール溝部204
および下側レール溝部206に係合する。レンズカバー
202の背面略中央には、レンズカバー202が開かれ
たときに前面側筐体200に係合してレンズカバー20
2の外れを防止するガイド突出部220が設けられる。
ガイド突出部220は、レンズカバー202と一体的に
成型される。従来、金属部材を溶着してガイド突出部2
20に相当する部材を形成させていたが、本実施形態に
おいてはレンズカバー202と一体に成型するので、部
品点数を減らすことができる。
【0047】前面側筐体200には、レンズ開口部24
0、上側レール溝部204、および下側レール溝部20
6が一体的に開けられている。レンズカバー202は、
レンズ開口部240を遮蔽する位置とレンズ開口部24
0を開放する位置との間でスライドすることができる。
【0048】レンズカバー202には、その上端に上側
レール用係合凸部226が設けられ、下端に下側レール
用係合凸部224が設けられている。上側レール用係合
凸部226は、上側レール溝部204と係合する。下側
レール用係合凸部224は、下側レール溝部206と係
合する。
【0049】ガイド突出部220は、レンズカバー20
2のスライド方向にのびた略長尺状の部材で形成され
る。ガイド突出部220は、レンズカバー202に連続
する部位とレンズカバー202から離れた部位とを有す
る。図において、レンズカバー202の開放位置側にあ
るガイド突出部220の端部が、レンズカバー202か
ら離れている。そして、レンズカバー202が開かれた
ときに、ガイド突出部220の開放位置側端部とレンズ
カバー202とが前面側筐体200を挟む。前面側筐体
200には、スリット状のガイド溝部242が設けられ
る。ガイド突出部220は、ガイド溝部242に遊嵌す
る。
【0050】前面側筐体200には、ガイド突出部22
0と係合するガイド用係合凸部222が下向きに設けら
れる。ガイド突出部220の上部には、ガイド用係合凸
部222に係合されることにより、スライドするレンズ
カバー202の前後方向の動きを規制するガイド用係合
凹部223(図示せず)が設けられる。
【0051】このように、レンズカバー202は、上側
レール用係合凸部226、下側レール用係合凸部22
4、ガイド突出部220、およびガイド用係合凹部22
3が前面側筐体200に係合することにより、レンズカ
バー202の外れを防止している。
【0052】図8は、ガイド突出部220の形状を示す
図である。(a)と(b)とで異なる角度から見たガイ
ド突出部220の形状が示される。(a)において、図
の右上の方向が、レンズカバー202がカメラに取り付
けられたときの上方向となる。(b)において、図の右
下の方向が、レンズカバー202がカメラに取り付けら
れたときの上方向となる。
【0053】ガイド突出部220は、略長尺状の部材で
形成される。ガイド突出部220は、レンズカバー20
2に連続する部位とレンズカバー202から離れた部位
とを有する。レンズカバー202がカメラに取り付けら
れたときのガイド突出部220の上面、ずなわち(b)
におけるガイド突出部220の右下方向に向く面には、
ガイド用係合凸部222と係合するガイド用係合凹部2
23が設けられる。
【0054】レンズカバー202がカメラに取り付けら
れたときのガイド突出部220の背面側の面、すなわ
ち、(a)、(b)におけるガイド突出部220の上面
には、長手方向にスリット状のアーム係合溝部230が
設けられる。アーム係合溝部には、後述するアーム26
2の一端が係合する。レンズカバー202の開閉時に、
アーム262の一端は、アーム係合溝部230のなかに
保持される。
【0055】図9は、ガイド突出部220を成型する方
法の第1段階を示す図である。本実施形態においては、
ガイド突出部220を2つの型を用いて成型する。
(a)に示される通り、ガイド突出部220は、第一の
型250と第二の型252とを用いて成型する。第一の
型250は、ガイド突出部220の上面(図におけるガ
イド突出部220の右上方向に向く面)に設けられたガ
イド用係合凹部223と、レンズカバー202から離れ
た部位の下部を型抜きするために用いられる。第二の型
252は、アーム係合溝部230等の形状を型抜きする
ために用いられる。第二の型252の型抜き方向はカメ
ラの背面方向、すなわち図における上方向である。
(b)は、(a)に示したB−B’の断面を(a)にお
ける左上から見た図である。
【0056】図10は、ガイド突出部220を成型する
方法の第2段階を示す図である。第一の型250は、カ
メラ上方向へ型抜きしたうえで、さらにカメラ背面方向
へ抜く。(a)における右上の方向は、レンズカバー2
02がカメラに取り付けられたときの上方向となる。
(b)は、(a)の右下からガイド突出部220を見た
図である。第一の型250は、(b)における右方向に
型抜きされて、さらに上方向に抜かれる。
【0057】(c)は、(a)における左下からガイド
突出部220を見た図である。(d)は、(a)に示し
たBからB’の断面を(a)における左上から見た図で
ある。(d)において、第一の型250は、左方向に型
抜きされ、さらに上方向に抜かれる。
【0058】図11は、レバー264の動作を示す図で
ある。前面側筐体200の上面側内部において、前面側
筐体200の上面に設けられたシャッターボタン400
の下部にカバー開閉検知基板268が設けられる。カバ
ー開閉検知基板268の基板上には、レンズカバー20
2の開閉を検知するカバー開閉検知スイッチ266が設
けられる。カバー開閉検知スイッチ266は、カメラ下
方向から押し上げるかたちのスイッチである。
【0059】前面側筐体200の内部には、レンズカバ
ー202の開閉動作に応じて上下するレバー264が設
けられている。レバー264は、レンズカバー202が
開いたときにカバー開閉検知スイッチ266を押し上げ
る。(a)は、レンズカバー202が約半分閉じられた
ときのレバー264の状態を示す。レバー264の近傍
には、レンズカバー202の開閉動作に応じて、レンズ
カバー202との係合により上下方向の駆動力を生むア
ーム262が設けられる。レバー264は、前面側筐体
200の内部に収納される複数の電池の谷間に位置す
る。
【0060】アーム262の一端はレバー264と係合
し、他端はガイド突出部220と係合する。アーム26
2は、アーム支点263を中心として、てこの原理で揺
動し、レバー264側の一端を上下に動かす。レバー2
64は、アーム262から上下方向の駆動力を受け取っ
て上下方向に動く。
【0061】(b)は、レンズカバー202が全開にさ
れたときのレバー264の状態を示す。レンズカバー2
02が全開にされると、アーム262が揺動してレバー
264を上方向に動かす。これにより、レバー264は
カバー開閉検知スイッチ266を押し上げる。カバー開
閉検知基板268は、レンズカバー202が開放された
ことを検知する。
【0062】図12は、アーム262の動作を示す図で
ある。アーム262のレバー264側の一端であるレバ
ー側係合部272は、レバー264に係合する。アーム
262のガイド突出部220側の一端であるガイド側係
合部270は、ガイド突出部220に設けられたアーム
係合溝部230に係合する。アーム係合溝部230の一
端にはアーム262を駆動するアーム駆動部232が設
けられる。
【0063】(a)に示されるように、レンズカバー2
02が閉じられた状態、またはレンズカバー202の開
閉動作中には、ガイド側係合部270がアーム係合溝部
230の一部に係合したままアーム262は上下動しな
い。(b)に示されるように、レンズカバー202が全
開の状態に近づくと、ガイド側係合部270はアーム駆
動部232に当接する。さらにレンズカバー202が開
かれると、ガイド側係合部270が下方向に移動するの
で、アーム262が揺動して上方向の駆動力が生じる。
その結果、レバー側係合部272の位置が上方向へ移動
し、レバー264が上方向へ押し上げられる。
【0064】このように、本実施形態においては、アー
ム262およびレバー264を用いることにより、前面
側筐体200内部の上側に設けられたカバー開閉検知基
板268の基板上のスイッチを、レンズカバー202の
開閉に応じて押すことができる。また、電気的な機構を
用いないでスイッチを押すことができるので、消費電力
を削減できる。さらに、複雑な配線も必要ないので、省
スペース、取り付け容易といった有利な点もある。
【0065】図13は、前面側内枠部260の形状を示
す図である。前面側内枠部260は、前面側筐体200
の内部に取り付けられて、筐体の上下方向の開きを防止
する。前面側内枠部260は、撮影レンズ22の前方に
位置するレンズ開口部240と、電池を保持する電池ホ
ルダ部410、412、414とを有する。電池ホルダ
部410、412が保持する複数の電池の谷間にレバー
264が上下動可能に取り付けられる。
【0066】前面側内枠部260の外周には、第1〜第
9の係止凸部280、282、284、286、28
8、290、292、294、296が設けられる。前
面側筐体200の内部には、第1〜第9の係止凹部28
1、283、285、287、289、291、29
3、295、297が設けられる。
【0067】第1の係止凸部280は第1の係止凹部2
81と係合する。第2の係止凸部282は第2の係止凹
部283と係合する。第3の係止凸部284は第3の係
止凹部285と係合する。第4の係止凸部286は第4
の係止凹部287と係合する。第5の係止凸部288は
第5の係止凹部289と係合する。第6の係止凸部29
0は第6の係止凹部291と係合する。第7の係止凸部
292は第7の係止凹部293と係合する。第8の係止
凸部294は第8の係止凹部295と係合する。第9の
係止凸部296は第9の係止凹部297と係合する。
【0068】前面側内枠部260は、カメラの右から左
の方向にスライドして前面側筐体200に取り付けられ
る。ネジ止めの必要がないので、取り付けが容易であ
る。
【0069】前面側筐体200はレンズ開口部240や
上側レール溝部204、下側レール溝部206等の開口
を有するので、上下方向の開きを防止する必要がある。
電池が収納されるデジタルカメラの場合、電極が電池か
ら離れないようにしなければならず、特に開き防止の必
要性が高い。そこで、前面側内枠部260を前面側筐体
200の内部に取り付ることにより筐体の歪みを低減さ
せ、上下方向の開きを防いでいる。また、前面側内枠部
260には電池ホルダを兼ねさせているので、部品点数
が減る。
【0070】レバー264は、電池ホルダ部410、4
12の谷間に位置するので、スペースをとらず邪魔にな
らない。
【0071】図14は、レンズカバー202と前面側筐
体200の断面図である。レンズカバー202が前面側
筐体200に取り付けられた状態において、上側レール
用係合凸部226および下側レール用係合凸部224が
前面側筐体200に係合する。また、レンズカバー20
2に設けられたガイド突出部220は、前面側筐体20
0に係合する。前面側筐体200に設けられたガイド用
係合凸部222は、ガイド突出部220に設けられたガ
イド用係合凹部223に係合する。ガイド突出部220
に設けられたアーム係合溝部230には、アーム262
のガイド側係合部270が係合する。前面側内枠部26
0は、前面側筐体200の内部においてガイド側係合部
270とアーム係合溝部230との係合状態を保持する
ように取り付けられる。
【0072】図15は、電池収容部390の形状を示す
図である。電池収容部390は、筐体内部に取り付けら
れる部材であり、複数の電池を保持する電池ホルダ39
1とストロボ用コンデンサを保持するコンデンサホルダ
393とを有する一体の部材である。電池ホルダ391
a〜dおよびコンデンサホルダ393は、複数の電池と
ストロボ用コンデンサとを平行に並べて保持する。電池
収容部390には、複数の電池およびストロボ用コンデ
ンサを並べた方向の略中央に放熱孔392が設けられ
る。本実施形態においては、4本の電池および1本のス
トロボ用コンデンサの計5本を並べて保持するので、3
本目のホルダ位置に放熱孔392が設けられている。た
だし他の形態においては、他の電池の位置に設けてもよ
い。
【0073】(a)は、電池収容部390をカメラ正面
側から見た斜視図である。(b)は、電池収容部390
をカメラ背面側から見た斜視図である。(c)は、電池
収容部390が前面側筐体200の内部との係合状態を
示す斜視図である。
【0074】電池収容部390の下部には、カメラ三脚
または雲台のネジが螺合するネジ孔が設けられる。電池
収容部390の内部を金属加工してネジ孔を形成させて
もよい。電池収容部390は、前面側筐体200と背面
側筐体300との間から筐体外部へ突出する。
【0075】電池収容部390の上側部には、ストラッ
プ通し396が設けられる。ストラップ通し396は、
前面側筐体200と背面側筐体300との間から筐体外
部へ突出する。ユーザは、ストラップ通し396にスト
ラップを通して、携帯しやすくすることができる。
【0076】(c)に示されるように、電池収容部39
0の上からフレーム398が取り付けられる。フレーム
398は、放熱可能な金属部材からなる。フレーム39
8は、カメラ組立後に電源回路に近接し、たとえば放電
時の熱を吸収する。フレーム398は、電池収容部39
0の裏側から放熱孔392に当接する。
【0077】このように、電池収容部390には放熱孔
392が設けられているので、電池から発せられる熱を
放出しやすくすることができる。また、放熱孔392
は、複数の電池のうち中央に位置する電池近傍に設けら
れるので、最も熱のこもりやすい部位から放熱すること
ができる。さらに、フレーム398が電池収容部390
の裏側から放熱孔392を介して電池に近接するので、
効率良く放熱することができる。
【0078】図16は、モードダイアル310の外観を
示す図である。本実施形態のデジタルカメラ10は、3
つの撮影に関するモードを設定可能なモードダイアル3
10を備える。モードダイアル310で設定可能な3つ
のモードは、電源OFFモード、再生モード、撮影モー
ドである。モードダイアル310は、筐体の上面におい
て略水平に設けられる。モードダイアル310は、3ヶ
所の停止位置の間で回動して3つのモードのうちのいず
れかを設定する。
【0079】図17は、モードダイアル310の回動動
作を示す図である。図は、モードダイアル310を下面
側から見た様子である。(a)は、電源OFFモードを
示す。(b)は、再生モードを示す。(c)は、撮影モ
ードを示す。図においてモードダイアル310が時計回
りに回動すると、電源OFFモード、再生モード、撮影
モードの順にモードが切り替わる。
【0080】モードダイアル310は、その底面に略円
形部材で形成される回転体を有する。この回転体におい
て、外周の一部が切り欠かれて第1のダイアル突出部3
12が形成されている。また、回転体の外周近傍には第
2のダイアル突出部314が垂下している。第1のダイ
アル突出部312と第2のダイアル突出部314とは所
定の間隔をあけて形成される。
【0081】第1のダイアル突出部312は、モードダ
イアル310の回動に応じ、カメラ左から右に向かう押
圧力を生む。第2のダイアル突出部314は、モードダ
イアル310の回動に応じて、カメラ前面側から背面側
に向かう押圧力を生む。
【0082】図18は、モードダイアル310によるス
イッチング動作を示す図である。前面側筐体200の内
部には、モードダイアル310の停止位置によって3つ
のモードを検知可能な2つのスイッチを有するモードス
イッチ基板320が、モードダイアル310に対して略
垂直に設けられる。図は、モードダイアル310および
モードスイッチ基板320を下面側から見た様子であ
る。(a)は、電源OFFモードを示す。(b)は、再
生モードを示す。(c)は、撮影モードを示す。
【0083】モードスイッチ基板320の基板上には、
電源のオンとオフとを切り替える第1のモードスイッチ
322と、カメラの再生モードと撮影モードとを切り替
える第2のモードスイッチ324とが設けられる。第1
のモードスイッチ322は、モードダイアル310側か
ら垂直方向に押圧可能である。第1のモードスイッチ3
22はスイッチ部分にカム機構を有し、該カム機構がモ
ードダイアル310から受ける略水平方向の押圧力を、
略垂直方向の押圧力に変える。第2のモードスイッチ3
24は、略水平方向に押圧可能であり、モードダイアル
310から略水平方向の押圧力を受けてスイッチング動
作する。
【0084】(a)においては、第1のダイアル突出部
312が第1のモードスイッチ322を押圧しないの
で、電源はOFFとなる。また、第2のダイアル突出部
314は第2のモードスイッチ324を押圧せず、再生
モードがデフォルトとして保たれる。
【0085】(b)において、第1のダイアル突出部3
12が第1のモードスイッチ322のカム機構に対し、
略水平方向の押圧力を加える。カム機構が略水平方向の
押圧力を略垂直方向の押圧力に変えるので、第1のモー
ドスイッチ322がONになり、電源が入る。第2のダ
イアル突出部314は、依然として第2のモードスイッ
チ324を押圧しないので、再生モードが設定される。
【0086】(c)において、第1のダイアル突出部3
12は、第1のモードスイッチ322への押圧を保持し
ている。この状態のまま、第2のダイアル突出部314
は、第2のモードスイッチ324を押圧する。これによ
り、再生モードから撮影モードへ切り替わる。
【0087】このように、本実施形態においては、2つ
のスイッチにより3つのモードを設定することができ
る。したがって、スイッチを3つ用意する場合に比べて
部品点数を少なく押さえることができる。また、モード
スイッチ基板320をモードダイアル310に垂直な方
向に設けることができる。したがって、たとえば筐体の
背面側に沿って取り付けることもでき、スペースを節約
することができる。
【0088】図19は、十字キーの外観を示す図であ
る。本実施形態におけるデジタルカメラ10はズーム機
構を備える。十字キーは、たとえば操作画面上における
方向選択としてユーザが上下左右を指示するときに押下
するボタンである。この十字キーは、上下スイッチ33
0と左スイッチ332と右スイッチ334とから構成さ
れる。十字キーは背面側筐体300の外面に設けられ
る。
【0089】上下スイッチ330は、ズーム機構によっ
てズームインおよびズームアウトの操作をするためにユ
ーザが上下に倒すことができるボタンである。たとえ
ば、ユーザが上方向に上下スイッチ330を倒したとき
にズームインが行われる。また、ユーザが下方向に上下
スイッチ330を倒したときにズームアウトが行われ
る。
【0090】上下スイッチ330は、その可倒方向が略
上下方向に保たれている。ユーザは誤って斜め方向に倒
すことがない。したがって、押し損じがなく、安定した
ズーム動作を行うことができる。
【0091】左スイッチ332および右スイッチ334
は、それぞれ上下スイッチ330の左右に設けられる。
上下スイッチ330、左スイッチ332、右スイッチ3
34は独立のボタンである。これらのボタンが組み合わ
さることにより十字キーが形成される。上下スイッチ3
30は、略横長形状を有するので、左スイッチ332お
よび右スイッチ334よりも目立つ。特に、上スイッチ
と下スイッチとが一体化しているので、ユーザは上下ス
イッチ330がズームキーであることを直感的に知るこ
とができる。また、左スイッチ332および右スイッチ
334の上下幅を上下スイッチ330の上下幅より小さ
くしてもよい。これにより、上下スイッチ330をさら
に目立たせることができる。
【0092】また、上下スイッチ330は略横長形状を
有するので、その左右に左スイッチ332および右スイ
ッチ334を配置しても、上下方向のスペースをとらな
い。したがって、背面側筐体300の狭いスペースに容
易に十字キーを配置することができ、カメラ全体をコン
パクト化しやすい。
【0093】図20は、電池カバー340の形状および
動作を示す図である。筐体の外面には、外部から電池を
出し入れする電池収容開口部420が設けられ、該電池
収容開口部420を電池カバー340が遮蔽する。電池
カバー340は、前面側筐体200および背面側筐体3
00のいずれか一方が単独で保持可能である。本実施形
態においては、前面側筐体200が単独で電池カバー3
40をする。
【0094】(a)は、電池カバー340の開き方向を
示す図である。図に示される通り、電池カバー340は
カメラの略上下方向に開閉する。(b)は、電池カバー
340のスライド方向を示す。電池収容開口部420に
電池を収容し、電池カバー340を閉じたあと、図に示
される方向に電池カバー340をスライドさせる。
(c)の状態になると、電池カバー340は前面側筐体
200に係合し、ロックされる。
【0095】電池カバー340の裏面における開閉端近
傍には、前面側筐体200に係止する第1〜第4の電池
カバー用係止凸部341、343、345、347が設
けられる。前面側筐体200の底面における電池収容開
口部420の周辺には、第1〜第4の電池カバー用係止
凹部342、344、346、348が設けられる。第
1の電池カバー用係止凸部341は第1の電池カバー用
係止凹部342に係止する。第2の電池カバー用係止凸
部343は第2の電池カバー用係止凹部344に係止す
る。第3の電池カバー用係止凸部345は第3の電池カ
バー用係止凹部346に係止する。第4の電池カバー用
係止凸部347は第4の電池カバー用係止凹部348に
係止する。
【0096】第1〜第4の電池カバー用係止凸部34
1、343、345、347は、それぞれカメラの右か
ら左に向かって突出する。したがって、電池カバー34
0をカメラの右から左へスライドさせることにより、各
係合凸部が各係合凹部に係合する。一方、電池カバー3
40の開き方向は、カメラの略上下方向である。すなわ
ち、第1〜第4の電池カバー用係止凸部341、34
3、345、347の突出方向が、開き方向に対して略
垂直に形成されているので、勝手に開きにくい構造とな
っている。しかも、電池カバー340の開閉端近傍に第
1の電池カバー用係止凸部341が設けられているの
で、電池カバー340の開閉端にすき間が生じにくい。
【0097】図21は、メモリカードカバー350の形
状および動作を示す図である。筐体外面には、メモリカ
ードを出し入れするメモリカード収容開口部430と、
該メモリカード収容開口部430を開閉するメモリカー
ドカバー350とが設けられる。本実施形態において
は、メモリカード収容開口部430が筐体の右側面に設
けられ、メモリカードカバー350が筐体の右側面から
背面にかけて形成されている。
【0098】(a)は、メモリカードカバー350を閉
めた状態を示す。(b)は、メモリカードカバー350
を開いた状態を示す。図に示される通り、メモリカード
カバー350は、筐体の背面から側面にかけて覆うよう
に断面略L字状に形成される。メモリカードカバー35
0は、背面側筐体300の背面にヒンジ440を有す
る。メモリカードカバー350は、ヒンジ440を軸に
して筐体の略前後方向に開閉する。
【0099】メモリカードカバー350の裏面における
開閉端近傍には、背面側筐体300に係止する第1のメ
モリカードカバー用係止凸部351および第2のメモリ
カードカバー用係止凸部353が設けられる。背面側筐
体300の右側面におけるメモリカード収容開口部43
0近傍には、第1のメモリカードカバー用係止凹部35
2および第2のメモリカードカバー用係止凹部354が
設けられる。第1のメモリカードカバー用係止凸部35
1は第1のメモリカードカバー用係止凹部352に係止
する。第2のメモリカードカバー用係止凸部353は第
2のメモリカードカバー用係止凹部354に係止する。
【0100】メモリカードカバー350の裏面には、第
2のメモリカードカバー用係止凸部353の近傍にメモ
リカードカバー開閉検出用凸部355がさらに設けられ
る。背面側筐体300の右側面における第2のメモリカ
ードカバー用係止凹部354近傍には、メモリカードカ
バー開閉検出用凹部356がさらに設けられる。メモリ
カードカバー開閉検出用凸部355はメモリカードカバ
ー開閉検出用凹部356に係止する。メモリカードカバ
ー開閉検出用凹部356は、メモリカードカバー開閉検
出用凸部355が係止しているかどうかによって、メモ
リカードカバー350が開いているかどうかを検知す
る。メモリカードカバー開閉検出用凸部355をメモリ
カードカバー350の端部に設けることにより、メモリ
カードの出し入れのときにユーザが誤って手で押してし
まうのを防いでいる。
【0101】図22は、メモリカードカバー350の開
閉方向を示す図である。(a)は、メモリカードカバー
350の開閉方向を示す。図に示される通り、メモリカ
ードカバー350は、カメラの略前後方向に開閉する。
これは、メモリカードカバー350が筐体背面から側面
にかけて覆う略L字形状を有し、ヒンジ440の位置が
筐体の側面よりも遠い背面側に位置するからである。
【0102】(b)は、第1のメモリカードカバー用係
止凸部351の突出方向を示す。メモリカードカバー3
50が閉まる直前の状態が示されている。第1のメモリ
カードカバー用係止凸部351は、筐体の側面に対し略
垂直に突出する。すなわち、突出方向が開閉方向に対し
ても略垂直となる。したがって、第1のメモリカードカ
バー用係止凹部352への第1のメモリカードカバー用
係止凸部351の引っ掛かりが強い。これにより、誤っ
てメモリカードカバー350が開いてしまうことを防止
している。
【0103】図23は、内部ユニットの構成を示す図で
ある。本実施形態におけるデジタルカメラ10は、画像
の撮影動作を処理する撮像回路ユニット360と、該撮
像回路ユニット360に電力提供する電源回路ユニット
362と、電池を保持する電池収容部390とを備え
る。そして、撮像回路ユニット360と電源回路ユニッ
ト362と電池収容部390とを重ね合わせて互いに係
合させることにより、予め一体の内部ユニットを形成さ
せることができる。
【0104】図24は、内部ユニットと筐体との組み立
てを示す図である。デジタルカメラ10の組み立て作業
において、内部ユニットをひとまとめに筐体へ収めるこ
とができる。
【0105】以上のように、本実施形態においては、2
つのスイッチにより3つのモードを設定することができ
る。したがって、スイッチを3つ用意する場合に比べて
部品点数を少なく押さえることができる。
【0106】また、本実施形態においては、モードスイ
ッチ基板320をモードダイアル310に垂直な方向に
設けることができる。したがって、たとえば筐体の背面
側に沿って取り付けることもでき、スペースを節約する
ことができる。
【0107】また、本実施形態においては、上下スイッ
チ330がその可倒方向が略上下方向に保たれているの
で、ユーザは誤って斜め方向に倒すことがない。したが
って、押し損じがなく、安定したズーム動作を行うこと
ができる。
【0108】また、上下スイッチ330は、略横長形状
を有するので、左スイッチ332および右スイッチ33
4よりも目立つ。特に、上スイッチと下スイッチとが一
体化しているので、ユーザは上下スイッチ330がズー
ムキーであることを直感的に知ることができる。
【0109】また、上下スイッチ330は略横長形状を
有するので、その左右に左スイッチ332および右スイ
ッチ334を配置しても、上下方向のスペースをとらな
い。したがって、背面側筐体300の狭いスペースに容
易に十字キーを配置することができ、カメラ全体をコン
パクト化しやすい。
【0110】以上、実施の形態を説明したが、本発明の
技術的な範囲はこれらの記載には限定されない。これら
の実施の形態に多様な変更または改良を加えうることは
当業者には理解されるところである。
【0111】変更例として、本発明の撮像装置をデジタ
ルカメラではなく銀塩カメラとして実現してもよい。
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
によれば、カメラのコンパクト性を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタルカメラ10の構成を示す図である。
【図2】レンズカバー202の開閉動作を示すデジタル
カメラ10の正面図である。
【図3】撮影時のユーザの指の位置を示すデジタルカメ
ラ10の正面図である。
【図4】レンズカバー202を開閉するユーザの指の動
きを示すデジタルカメラ10の外観図である。
【図5】レンズカバー202の軌道を示す図である。
【図6】レンズカバー202と前面側筐体200との間
に生じる間隙を示す図である。
【図7】前面側筐体200の内部を示す図である。
【図8】ガイド突出部220の形状を示す図である。
【図9】ガイド突出部220を成型する方法の第1段階
を示す図である。
【図10】ガイド突出部220を成型する方法の第2段
階を示す図である。
【図11】レバー264の動作を示す図である。
【図12】アーム262の動作を示す図である。
【図13】前面側内枠部260の形状を示す図である。
【図14】レンズカバー202と前面側筐体200の断
面図である。
【図15】電池収容部390の形状を示す図である。
【図16】モードダイアル310の外観を示す図であ
る。
【図17】モードダイアル310の回動動作を示す図で
ある。
【図18】モードダイアル310によるスイッチング動
作を示す図である。
【図19】十字キーの外観を示す図である。
【図20】電池カバー340の形状および動作を示す図
である。
【図21】メモリカードカバー350の形状および動作
を示す図である。
【図22】メモリカードカバー350の開閉方向を示す
図である。
【図23】内部ユニットの構成を示す図である。
【図24】内部ユニットと筐体との組み立てを示す図で
ある。
【符号の説明】
10 デジタルカメラ、20 撮像ユニット、22 撮
影レンズ、200 前面側筐体、202 レンズカバ
ー、204 上側レール溝部、206 下側レール溝
部、208 レンズカバー突起部、220 ガイド突出
部、222 ガイド用係合凸部、223 ガイド用係合
凹部、224 下側レール用係合凸部、226上側レー
ル用係合凸部、230 アーム係合溝部、232 アー
ム駆動部、240 レンズ開口部、242 ガイド溝
部、260 前面側内枠部、262 アーム、264
レバー、266 カバー開閉検知スイッチ、268 カ
バー開閉検知基板、270 ガイド側係合部、272
レバー側係合部、280 第1の係止凸部、281 第
1の係止凹部、282 第2の係止凸部、283 第2
の係止凹部、300 背面側筐体、310 モードダイ
アル、312 第1のダイアル突出部、314 第2の
ダイアル突出部、320 モードスイッチ基板、322
第1のモードスイッチ、324 第2のモードスイッ
チ、330 上下スイッチ、332 左スイッチ、33
4 右スイッチ、340 電池カバー、341 第1の
電池カバー用係止凸部、342 第1の電池カバー用係
止凹部、350 メモリカードカバー、351 第1の
メモリカードカバー用係止凸部、352 第1のメモリ
カードカバー用係止凹部、353 第2のメモリカード
カバー用係止凸部、354 第2のメモリカードカバー
用係止凹部、355 メモリカードカバー開閉検出用凸
部、356 メモリカードカバー開閉検出用凹部、36
0 撮影回路ユニット、362 電源回路ユニット、3
90 電池収容部、391 電池ホルダ、392 放熱
孔、393 コンデンサホルダ、398 フレーム、4
00 シャッターボタン、410 電池ホルダ部、41
2 電池ホルダ部、414 電池ホルダ部、420 電
池収容開口部、430 メモリカード収容開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H04N 101:00 H04N 5/91 J Fターム(参考) 2H054 AA01 2H100 AA18 CC07 DD08 5C022 AA13 AB01 AB15 AB24 AB66 AC02 AC03 AC12 AC31 AC32 AC42 AC52 AC54 AC55 AC56 AC61 AC69 AC70 AC74 AC77 5C053 FA08 GA11 GB21 LA01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも3つの撮影に関するモードを
    設定可能なモードダイアルを筐体に設けた撮像装置であ
    って、 前記モードダイアルは、前記筐体の上面において略水平
    に設けられるとともに、3ヶ所の停止位置の間で回動し
    て前記3つのモードのうちのいずれかを設定でき、 前記筐体の内部には、前記モードダイアルの停止位置に
    よって3つのモードを検知可能な2つのスイッチを有す
    るモードスイッチ基板を前記モードダイアルに対して略
    垂直に設けたことを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記2つのスイッチのうち一方は電源の
    オンとオフとを切り替える第1のモードスイッチであ
    り、他方は前記撮像装置の再生モードと撮影モードとを
    切り替える第2のモードスイッチであることを特徴とす
    る請求項1に記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のモードスイッチは前記モード
    ダイアル側から垂直方向に押下可能であり、前記第2の
    モードスイッチは前記モードダイアルと平行する方向に
    押下可能であることを特徴とする請求項2に記載の撮像
    装置。
  4. 【請求項4】 前記モードダイアルは、その底面に略円
    形部材で形成される回転体を有し、 前記回転体は、該回転体の外周の一部を切り欠いて形成
    された、前記第1のモードスイッチを押下可能な第1の
    ダイアル突出部と、前記回転体から垂下する前記第2の
    モードスイッチを押下可能な第2のダイアル突出部とを
    含むことを特徴とする請求項2または3に記載の撮像装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第1のダイアル突出部が前記第1の
    モードスイッチの押下状態を保持したまま、前記第2の
    ダイアル突出部が前記第2のモードスイッチを押下可能
    であることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 ズーム機構を備える撮像装置であって、 ユーザが前記ズーム機構によってズームインおよびズー
    ムアウトの操作をするために略上下方向に倒すことが可
    能な上下スイッチを筐体の外面に設け、 前記上下スイッチの左右にそれぞれ独立したスイッチを
    設け、 前記上下スイッチと前記左右のスイッチとの組み合わせ
    により、操作画面上における方向選択としてユーザが上
    下左右を指示するときに押下する十字キーを形成したこ
    とを特徴とする撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記上下スイッチは、略横長形状を有
    し、 前記左スイッチおよび前記右スイッチのそれぞれの上下
    幅は、前記上下スイッチの上下幅よりも小さいことを特
    徴とする請求項6に記載の撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111327818A (zh) * 2020-02-14 2020-06-23 Oppo(重庆)智能科技有限公司 一种拍摄控制方法、装置及终端设备

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