JP2001218029A - 画像処理装置、画像処理方法及び記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法及び記憶媒体

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JP2001218029A
JP2001218029A JP2000021432A JP2000021432A JP2001218029A JP 2001218029 A JP2001218029 A JP 2001218029A JP 2000021432 A JP2000021432 A JP 2000021432A JP 2000021432 A JP2000021432 A JP 2000021432A JP 2001218029 A JP2001218029 A JP 2001218029A
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band
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Yoshiaki Tomomatsu
美明 友松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速処理でかつバンド単位にて処理を行なう
場合、不正イメージの一部が出力される。 【解決手段】 上記点を解決するために、描画データを
バンド単位に展開する展開手段、前記展開されたバンド
に、判定対象画像であることを示す情報が含まれるか否
かを判定する判定領域が含まれるか判断する判断手段、
前記判断結果、前記判定領域が含まれると判定した際に
は、前記判定領域に前記判定対象画像であることを示す
情報が含まれるか判定する判定手段、前記判定結果に応
じて、前記展開されたバンドの画像データの出力を制御
する制御手段とを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置、画
像処理方法及び記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カラー複写機やカラープリンタ等
のカラー画像形成装置の性能向上に伴って、これを不正
利用して紙幣や有価証券等の偽造を行う犯罪が発生して
いる。こうした犯罪を防止するために、著作権又は画像
の利用の制限に関する情報を、電子透かし情報として印
刷画像内に埋め込む技術などが公開されており、画像形
成装置においては画像データを印刷出力を行なう際、出
力される印刷物に対し、前期識別情報が付加されている
かどうかの判定を行っている。
【0003】しかし、アプリケーションプログラムから
出力される画像データを判定する場合、画像データを細
かく分割して出力したり、一旦アプリケーションで縦横
異なる倍率に拡大や縮小を行い、出力時にそれを補正す
る倍率で出力するなど、識別情報の有無を正しく判定で
きない場合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、上述した場合
にも判定可能とすべく、イメージメモリに展開を行った
後判定を行う方法が考えられる。しかし、バンド処理と
いわれる1ページを複数に分割してイメージメモリに展
開後出力する場合、複数バンドにまたがって画像データ
が含まれると、バンド内に判定に充分なイメージが含ま
れず、一部の不正イメージを出力してしまうことがあ
る。特に、高速化のため一定間隔ごとに判定しようとす
ると、更に多くの部分を印刷してしまうことがある。し
かし、判定イメージによっては、全てまたは特定サイズ
以上の不正イメージを印刷することが許されない場合が
あるため、本発明ではバンド処理を行う場合にも、全て
または特定サイズ以上の不正イメージを印刷しないこと
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、描画データをバンド単位に展開する展開手
段、前記展開されたバンドに、判定対象画像であること
を示す情報が含まれるか否かを判定する判定領域が含ま
れるか判断する判断手段、前記判断結果、前記判定領域
が含まれると判定した際には、前記判定領域に前記判定
対象画像であることを示す情報が含まれるか判定する判
定手段、前記判定結果に応じて、前記展開されたバンド
の画像データの出力を制御する制御手段とを有すること
を特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の一形態を説明する。図1は本実施例を実現す
るためのブロック図の例である。ホストコンピュータに
は、CPU101、ROM102と、RAM103と、
キーボード104と、ディスプレイ105と、ハードデ
ィスク106とがシステムバスを介して相互に接続して
ある。ROM102はブートプログラムがストアしてあ
る。RAM103は主メモリとワークエリアとして用い
られ、バンドメモリ103aとバッファメモリ103b を有す
る。バンドメモリ103aはターゲットのバンド領域のデー
タをイメージ展開するためのものである。バッファメモ
リ103bはバンドメモリ103aのデータを一時的に保存す
るためのものである。キーボード104はコマンドを発行
するためのものである。ディスプレイ105は処理結果等
を表示するためのものである。ホストコンピュータ側で
文字、イメージ、図形などのデータを一旦RAM103にイメ
ージで展開した後プリンタに送るという、いわゆるダム
プリンタの場合、プリンタドライバは通常図3に示すよ
うにページイメージ301を、複数のバンドイメージ3
02に分解し、ターゲットバンドに属するデータをプリ
ンタの解像度に合わせてRAM103のバンドメモリ103a に
イメージで展開し、その後、バンドメモリ103a のデー
タをプリンタに出力する。
【0007】プリンタが不正利用され紙幣や有価証券等
の法律でプリントが禁止される画像の偽造を行う犯罪を
防止するため、プリンタドライバではソフトウェア処理
により出力要求された画像データが、電子透かし情報、
紙幣、有価証券を特定するための情報などの認識情報が
含まれたデータかどうかを判定する必要がある。尚、上
述の電子透かしは、画像の特定周波数に不可視情報をう
め込むもの、目に見えにくい色(例えばイエロー)によ
り情報をうめ込むもの等、どの様な電子透かしであって
もよい。又、他の識別用の情報であってもよい。
【0008】しかし、アプリケーションプログラムから
出力される際、図4に示すように画像データが細かく分
割され出力されたり、一旦アプリケーションで縦横異な
る倍率に拡大や縮小を行い、出力時にそれを補正する倍
率で出力要求されたりする場合など、判定モジュールに
よっては正しく判定できない場合がある。このような場
合でも、バンドイメージに展開されたイメージデータで
は分割されたイメージは合成され、画像データが縦横異
なる倍率に拡大や縮小されたデータは補正後のイメージ
で展開されているため、判定処理を行うことが可能であ
る。
【0009】しかしながら、イメージデータに展開後判
定する場合、不正イメージが複数のバンドにまたがって
いて最初のバンドで判定できず不正イメージの一部がプ
リンタに出力されてしまうことがある。特に高速化のた
め一定間隔ごとに判定しようとすると、更に多くの部分
を印刷してしまうことになる。図5は複数バンドにまた
がる不正イメージに対して一定間隔毎に判定している様
子を示す図である。この例では、不正イメージがバンド
1からバンド3までに含まれているが、バンド1に含ま
れる不正イメージは判定領域より小さく判定できず、ま
たバンド2では判定間隔の関係で判定が行われず、バン
ド3で判定される。そのため、バンド3で判定終了する
前に、バンド1、2の不正イメージはプリンタに出力さ
れて印刷してしまうことになる。しかし、不正イメージ
によっては、全てまたは特定サイズ以上の不正イメージ
も印刷することが許されない場合がある。一定間隔ごと
に判定している場合には、判定間隔を小さくすることに
よりプリンタに出力してしまう領域を少なくできるが、
判定の回数が多くなり速度が低下するという問題が発生
する。しかも、一部分も印刷してはいけないという問題
は解決できない場合がある。
【0010】そこで、バンドの処理が終了しても判定が
確定していない領域についてはバッファメモリに保存
し、判定が確定するまでプリンタにデータを送らないよ
うにすれば、一部分も不正イメージを印刷しないことが
可能である。また、一部は印刷可能だが特定サイズ以上
のプリントを禁止する場合には、それに応じてバッファ
に保存するサイズを小さくすることも可能である。
【0011】図2はバンドメモリに展開されたイメージ
データを判定する際に判定未確定領域をバッファメモリ
に一旦保存後プリンタに出力する処理を示すフローチャ
ートである。通常、判定に要する情報はイメージの全面
に含まれており、イメージ中の任意の場所の特定範囲の
領域から判定することが可能である。判定に要する領域
は用いる判定モジュールによって決まり、プリンタドラ
イバはまずS101 でこの判定に最低限要する判定領域をt
とする。この判定領域tは、前述した認識情報が少な
くとも1つ含まれる。バンドメモリに展開されたイメー
ジを判定する際、全ての領域を判定することも可能であ
るが、判定モジュールによっては判定対象の画像データ
のうち一部の領域で判定することが可能であるため、こ
のような場合は、高速化のため判定を行うための領域間
のスキップs を決定しs毎に判定を行うことも可能であ
る。S102 では、このスキップ数s を決定する。
【0012】スキップsを求める一例を説明する。図6
は判定スキップの一例を示す図である。判定対象の画像
イメージのサイズをm、n (m <= n) とする。m、n
は判定するイメージの大きさであるが、認識情報が対象
とする画像全面に含まれていない場合には、判定対象の
画像イメージのサイズではなく、認識情報が含まれてい
る領域のサイズをm、nとする。図6の左図のように回
転せずに置かれいる場合で水平方向について考えると、
基点x1を基点として判定が終了した時点で、未だ判定で
きなかったのはx1+1以降に不正イメージがあった場合で
ある。そこで、最悪のケースであるx1+1 の不正イメー
ジを判定することを考えると、x1+1 からx1+1+mの間で
再度判定する必要があるため、 x1+s+t <= x1+1+m つまり、 s <= m−t+1 である必要がある。sはもっとも大きい方が高速化に有
効であることから s = m−t+1 とすることができる。同様に垂直方向については s = n−t+1 となるが、m <= nから、 s = m−t+1 となる。しかし、判定対象画像イメージが任意の角度に
回転されている可能性もあることから、図6の右図のよ
うに、
【0013】
【外1】 で求めることができる。なお、判定イメージ種類が複数
ありそれぞれサイズが異なる(例えば、1万円、100
ドル等複数存在する)場合は、各判定イメージの上記の
結果の最小値をsとする。ただし、判定モジュールの制
限などで更に小さい値が用いられることもあり、全ての
領域を判定しなければいけない場合はスキップsは1と
なる。
【0014】次に、判定領域t×tがバンドの境界になっ
てしまい、イメージが分割され判定できなくなることを
避けるため判定領域t×tがバンドの境界にならない様
バンドのサイズを決定する。システムによってはバンド
毎にバンドサイズを変えることができないため、S103で
は例えば、ページ内の全てのバンドにおいて以下の条件
を満たすようなバンドサイズを決定する。
【0015】バンド境界 <= (s t) + s * (N 1)
(N=1,2,3ページ内のバンド数) または s * N <= バンド境界 (N=1,2,3ページ
内のバンド数) ただし、スキップ数が1の場合などでは上記の条件を満
たすバンドサイズは存在しなくなる。このような場合に
は、バンドサイズを任意にしてバンド処理をバンドとバ
ンドが重なるような座標にする必要がある。例えば、最
初のバンドが1 からN までとすると、次のバンドはN-t+
1から始めるようにすることで、それぞれのバンドで判
定することが可能となる。次に最初のy方向の判定座標
を求めるため、S104 ではs-1を判定座標の垂直方向の
初期値y とする。
【0016】以降はバンド処理に関する処理である。S1
05はバンドメモリに描画を行う処理で、S106からS118は
バンドメモリのデータを判定し出力する処理である。こ
れらの処理をバンド毎に繰り返し行う。以下では各処理
について説明する。S105では、アプリケーションなどで
作成された文字、イメージ、図形などの描画データのう
ち、ターゲットにしているバンド領域に属するデータを
1つずつ抽出し、プリンタの解像度に合わせてバンドメ
モリにイメージで展開する。この抽出は通常アプリケー
ション、OS、プリンタドライバのいずれかで行われる。
【0017】S106では、ターゲットにしているバンド内
に判定領域が含まれるかを判断するため、判定するy方
向の座標がバンド領域内に含まれているかを判定する。
S106でバンド領域内と判定した場合には、バンド内を判
定するため、まず、S107 ではs-1を判定座標の水平方
向の初期値x とする。S108では座標(x, y) を基点にし
て判定モジュールを用いて判定を行う。S109ではS108の
結果に従い処理を分岐する。もし、判定の結果不正イメ
ージであると判定すると、S110で不正イメージ用の処理
を行う。例えば、ユーザに印刷不可能である旨のメッセ
ージを表示し印刷処理を終了を行い全体の処理を終了す
る。一方、S109で不正イメージでないと判定された場合
には、次の座標を求めるためS111 でx にs を加える。
【0018】S112では、S111 の結果が垂直方向座標y
における水平方向の出力画像判定が終了したかを判定
し、もし、終了していなければS108からの処理を繰り返
す。一方、垂直方向座標y における判定が終了している
と判定した場合には、垂直方向の次の座標以降を判定す
るが、その前にそれ以前のバンドで判定が未確定である
と判断され出力されていないデータを出力する必要があ
る。まず、S113でバッファメモリにデータがあるかを判
断する。もしあると判断された場合には、S114でバッフ
ァメモリのデータをプリンタに出力する。
【0019】次に、S115でy にステップs を加える。S1
16 では、S115 の結果がバンド内の垂直方向の判定が終
了したかを判定し終了していなければ、S107からの処理
を繰り返す。一方、垂直方向の判定も終了すれば、バン
ド内の判定が終了したとしてバンドメモリに展開された
イメージをプリンタに出力する。しかし、y-s までしか
判定が終了していないため、不正イメージをまったく出
力しない場合にはS117で判定が終了しているy-s までの
データをプリンタに出力する。もし不正イメージの一部
であれば出力が許され場合には、その条件に従いy−s
以上のデータをプリンタに出力することも可能である。
次に、S118ではS117で出力していないy−s以降のデー
タを次の判定まで出力を待つためバッファメモリに保存
する。
【0020】また、S106でバンド内には判定領域が含ま
れてい無いと判定した場合にも、S118 の処理が行われ
る。ただし、y-sは以前のバンド位置であるため、この
場合にはS118でバンドメモリのデータ全てをバッファメ
モリに保存することになる。次に、S119では全てのバン
ドが終了したかを判定し、もし終了していない場合には
S105からの処理を繰り返す。一方、S119で全てのバンド
の処理が終了したと判定された場合には、S120で残って
いるバッファメモリのデータを全てプリンタに出力して
全ての処理を終了する。
【0021】なお、本実施例では縦方向にバンド分割し
上部のバンドから処理する場合について述べたが、下か
ら処理したり、横方向にバンド分割にした場合にも同様
に判定することが可能である。また、S110で不正イメー
ジであると判断した場合には処理を中止しているが、バ
ンドメモリおよびバッファメモリのうち不正と判定され
た領域及び不正イメージと考えられる領域を他の警告を
促すイメージなどに変えて、S111 以降の処理を続ける
ことも可能である。
【0022】上述の説明ではS103でページの途中でバン
ドサイズを変更できないシステムについて述べたが、シ
ステムによってはページの途中でもバンドサイズを変更
することが可能である。その場合、ページの最初にバン
ドサイズを決めるのではなく、バンド毎に領域t×tの判
定領域がバンドの境界になっていないかを判定し、境界
にかかってしまう場合に、そのバンドのサイズを変える
ことで同様に判定することも可能である。
【0023】上述の説明では判定モジュールがt×tの領
域のデータを一度に処理して判定しなければいけない場
合について述べた、しかし、判定モジュールによっては
複数部分に分けて判定できることもある、その場合に
は、その条件に従いバンドサイズの決定方法を変更する
ことも可能である。特に、一ライン毎に分けて判定する
ことが可能である場合にはバンドサイズは任意であって
よい。ただし、その場合にはS106、S116 でyがバンド
に含まれるかを判断しているが、yからy-tの領域の一部
でもバンドに含まれるかを判断する必要がある。
【0024】以上のように、判定対象画像である紙幣、
有価証券のサイズ(m、n)が解っており、前記判定対
象画像における前記判定対象画像であることを判定する
際に用いる電子透かし情報の埋め込み周期が解ってお
り、判定対象画像の電子透かしを判定する際の十分な判
定精度が得られる領域サイズ(t*t)が実験的に解っ
ているので、十分な判定精度を実現した上での電子透か
しを判定するための出力要求画像に対する周期(即ち、
出力要求画像をこの周期でサンプリングして判定を行な
う場合、必ず出力要求画像に含まれる判定対象画像から
領域サイズ(t*t)が1つは抽出されるような周期)
はsの様に求めることができる。
【0025】よって、必要最小限の領域サイズの画像デ
ータのみを用いて前記出力要求画像に判定対象画像があ
るか否か判定することが可能となる。
【0026】また、複数の判定対象画像を同時に判定す
る際には、それぞれの判定対象画像に対する最大の領域
サイズかつ、最小の周期でサンプリングした画像データ
を用いて判定を行なうことで、複数の判定対象画像いず
れについても十分な判定精度を実現した上、最も高速な
(処理量の少ない)判定が可能となる。
【0027】このように判定領域を決めることでバンド
によっては判定領域がなく、判定される前に画像データ
が出力されることが懸念されるが、展開した画像データ
を記憶する構成を有し、判定が行なわれた後、判定が行
なわれたバンドより前に処理されたバンドの画像データ
が記憶部から読み出されるので、確実に判定が可能とな
る。
【0028】また前述したt*tの領域がバンドの境界
になると判定ができない恐れがあるが、バンド幅をt*
tの領域がバンドの境界にならないようにバンド幅を決
定するので、判定対象画像を確実に判定できる。
【0029】また、バンドサイズを決定できる場合には
バンド毎にt*tの領域がバンドの境界でないか判定し
て、バンドサイズを変更するので判定対象画像を精度よ
く判定できる。
【0030】このような高速な(処理量の少ない)判定
をアルゴリズムを実現することで、単体のコストが安
く、コスト高なハードウエアによる紙幣、有価証券等の
判定を採用できないプリンタ装置においても、処理速度
は遅いがコストを抑えることができるプリンタドライバ
等のソフトウエアにて紙幣、有価証券等の判定が実現で
きる。
【0031】尚、コンピュータのCPUの処理速度の向
上にあわせて、プリンタドライバの処理速度が向上する
ので前述の周期をより短くするもしくは、上述した領域
サイズを大きくする等の対応をとることで、一層精度良
い判定が可能となる。
【0032】(本発明の他の実施形態)前述した実施形
態の機能を実現するように前述した実施形態の構成を動
作させるプログラムを記憶媒体に記憶させ、該記憶媒体
に記憶されたプログラムをコードとして読み出し、本実
施形態をクライアントコンピュータ及びサーバーコンピ
ュータにおいて実行する処理方法も上述の実施形態の範
疇に含まれるし、前述のプログラムが記憶された記憶媒
体も上述の実施形態に含まれる。
【0033】かかる記憶媒体としてはたとえばフロッピ
ーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディ
スク、CD―ROM、磁気テープ、不揮発性メモリカー
ド、ROMを用いることができる。
【0034】また前述の記憶媒体に記憶されたプログラ
ム単体で処理を実行しているものに限られず、他のソフ
トウエア、拡張ボードの機能と共同して、OS上で動作
し前述の実施形態の動作を実行するものも前述した実施
形態の範疇に含まれる。
【0035】
【発明の効果】本発明では、高速処理でかつバンド単位
にて処理を行なう場合、不正イメージの一部が出力され
ることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実現するためのブロック図の一例であ
る。
【図2】バンドメモリに展開されたイメージデータを判
定する際に判定未確定領域をバッファメモリに一旦保存
後プリンタに出力する処理を示すフローチャートであ
る。
【図3】ページイメージを複数のバンドに分割する処理
を表す図である。
【図4】画像データが分割されたり、縦横で一旦異なる
倍率にして出力されることを示す図である。
【図5】複数バンドにまたがる不正イメージに対して一
定間隔毎に判定している様子を示す図である。
【図6】判定スキップの一例を示す図である。

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 描画データをバンド単位に展開する展開
    手段、 前記展開されたバンドに、判定対象画像であることを示
    す情報が含まれるか否かを判定する判定領域が含まれる
    か判断する判断手段、 前記判断結果、前記判定領域が含まれると判定した際に
    は、前記判定領域に前記判定対象画像であることを示す
    情報が含まれるか判定する判定手段、 前記判定結果に応じて、前記展開されたバンドの画像デ
    ータの出力を制御する制御手段とを有することを特徴と
    する画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記判定対象画像とは、紙幣、有価証券
    等の法律でプリントが禁止された画像であることを特徴
    とする請求項1項記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記判定対象画像であることを示す情報
    は、可視もしくは不可視の電子透かしであることを特徴
    とする請求項1項記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記判定手段は、プリンタドライバによ
    り実行されることを特徴とする請求項1項記載の画像処
    理装置。
  5. 【請求項5】 前記判定領域でない判定された画像デー
    タを記憶する記憶手段を更に有し、前記制御手段は、前
    記判定結果、前記判定領域に前記判定対象画像であるこ
    とを示す情報が含まれていない場合、前記記憶手段に記
    憶された画像データを出力することを特徴とする請求項
    1項記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記展開手段は、前記出力先であるプリ
    ンタの解像度に応じて、前記描画データを展開すること
    を特徴とする請求項1項記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記判定結果、前記判定対象画像が含ま
    れると判定された場合、前記出力要求された画像の出力
    を中止、もしくは他の画像にして出力するか、出力不能
    である旨を報知させるかいずれかの処理を行なうことを
    特徴とする請求項1項記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記判定領域は、前記描画データが展開
    された画像データの所定距離毎に決定されることを特徴
    とする請求項1項記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記所定距離は前記判定対象画像が回転
    していることも考慮して決定されることを特徴とする請
    求項8項記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記バンドは、前記判定領域が前記バ
    ンドの境界にならないように設定されることを特徴とす
    る請求項1項記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記バンドの幅は、出力要求された画
    像において変更可能であり、前記バンドの幅は、前記判
    定領域が前記バンドの境界にならないように設定される
    ことを特徴とする請求項1項記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記所定領域が該バンドの境界にまた
    がっていないか判定して、前記バンドの幅は設定される
    ことを特徴とする請求項11項記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 描画データをバンド単位に展開し、 前記展開されたバンドに、判定対象画像であることを示
    す情報が含まれるか否かを判定する判定領域が含まれる
    か判断し、 前記判断結果、前記判定領域が含まれると判定した際に
    は、前記判定領域に前記判定対象画像であることを示す
    情報が含まれるか判定し、 前記判定結果に応じて、前記展開されたバンドの画像デ
    ータの出力を制御することを特徴とする画像処理方法。
  14. 【請求項14】 前記判定対象画像とは、紙幣、有価証
    券等の法律でプリントが禁止された画像であることを特
    徴とする請求項13項記載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】 前記判定対象画像であることを示す情
    報は、可視もしくは不可視の電子透かしであることを特
    徴とする請求項13項記載の画像処理方法。
  16. 【請求項16】 前記判定は、プリンタドライバにより
    実行されることを特徴とする請求項13項記載の画像処
    理方法。
  17. 【請求項17】 前記判定領域でない判定された画像デ
    ータを記憶するもので、前記制御は、前記判定結果、前
    記判定領域に前記判定対象画像であることを示す情報が
    含まれていない場合、前記記憶された画像データの出力
    することを特徴とする請求項13項記載の画像処理方
    法。
  18. 【請求項18】 前記展開は、前記出力先であるプリン
    タの解像度に応じて、前記描画データを展開することを
    特徴とする請求項13項記載の画像処理方法。
  19. 【請求項19】 前記判定結果、前記判定対象画像が含
    まれると判定された場合、前記出力要求された画像の出
    力を中止、もしくは他の画像にして出力するか、出力不
    能である旨を報知させるかいずれかの処理を行なうこと
    を特徴とする請求項13項記載の画像処理方法。
  20. 【請求項20】 前記判定領域は、前記描画データが展
    開された画像データの所定距離毎に決定されることを特
    徴とする請求項13項記載の画像処理方法。
  21. 【請求項21】 前記所定距離は前記判定対象画像が回
    転していることも考慮して決定されることを特徴とする
    請求項20項記載の画像処理方法。
  22. 【請求項22】 前記バンドは、前記判定領域が前記バ
    ンドの境界にならないように設定されることを特徴とす
    る請求項13項記載の画像処理方法。
  23. 【請求項23】 前記バンドの幅は、出力要求された画
    像において変更可能であり、前記バンドの幅は、前記判
    定領域が前記バンドの境界にならないように設定される
    ことを特徴とする請求項13項記載の画像処理方法。
  24. 【請求項24】 前記所定領域が該バンドの境界にまた
    がっていないか判定して、前記バンドの幅は設定される
    ことを特徴とする請求項23項記載の画像処理方法。
  25. 【請求項25】 前記請求項13〜24記載の画像処理
    方法を行なうためのコードが記憶された記憶媒体。
JP2000021432A 2000-01-31 2000-01-31 画像処理装置、画像処理方法及び記憶媒体 Withdrawn JP2001218029A (ja)

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