JP2001216484A - バンプ付きicチップの実装方法 - Google Patents

バンプ付きicチップの実装方法

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JP2001216484A
JP2001216484A JP2000023419A JP2000023419A JP2001216484A JP 2001216484 A JP2001216484 A JP 2001216484A JP 2000023419 A JP2000023419 A JP 2000023419A JP 2000023419 A JP2000023419 A JP 2000023419A JP 2001216484 A JP2001216484 A JP 2001216484A
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Japan
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chip
conductive
bump
antenna
mounting
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JP2000023419A
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English (en)
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Toru Maruyama
徹 丸山
Yasuhiro Endo
康博 遠藤
Yasuo Kagami
康夫 加賀美
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Toppan Edge Inc
Original Assignee
Toppan Forms Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】実装時における煩雑さを無くすとともに、IC
チップとアンテナとの電気的な接続が切れないように
し、ICチップのアンテナに対する接続固定を適正なも
のにする。 【解決手段】基材1上におけるバンプ対応位置に、アン
テナの導電層2に連続した導電性粘着剤または導電性エ
ラストマ7よりなるICチップ取付部8を設け、このI
Cチップ取付部8にバンプ3を食い込ませるようにして
ICチップを取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触型ICタグ
などの非接触型データ送受信体に用いるバンプ付きIC
チップの実装方法に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、非接触型ICタ
グなどのように非接触状態でデータの送受信を行ってデ
ータの記録、消去などが行なえる情報記録メディア(R
F−ID(RadioFrequency IDent
ification))の用途に用いられる非接触型デ
ータ送受信体は、フィルム状やシート状の基材上にアン
テナを配置し、そのアンテナにICチップを実装した構
成を有している。この非接触型データ送受信体のアンテ
ナにあっては、導電ペーストにより印刷形成していると
ともに、ICチップにあってはアンテナの前記導電ペー
スにより形成された導電層に突き刺さって導通を図るバ
ンプ、特にスタッドバンプを備えたものが採用されてい
る。そして、アンテナとICチップとを接続するにあた
って、従来ではACF(マニソトロピックコンダクティ
ブフィルム、異方性導電フィルム)、ACP(マニソト
ロピックコンダクティブペースト、異方性導電ペース
ト)などの異方性導電接着物質を介して、また、NCF
(ノンコンタクティブフィルム、絶縁フィルム)、ま
た、近年にあってはNCP(ノンコンタクティブペース
ト、絶縁ペースト)などの絶縁接着物質(導電物質を含
まない接着物質)を介してアンテナのICチップ取付部
位にICチップを接続固定していた。
【0003】図2は上記異方性導電接着物質を用いてI
Cチップを取付固定した状態を示して、図において1は
紙やポリエチレンテレフタレートフィルムなどからなる
基材を示し、2はその基材に導電ペーストを印刷して形
成されたアンテナにおけるICチップ取付部位の導電
層、3はICチップのスタッドバンプを示している。そ
して、前記導電層2におけるスタッドバンプ3に対応す
る位置に異方性導電接着物質4が設けられていて、スタ
ッドバンプ3が導電層2に食い込むことで、異方性導電
接着物質4の内部に含まれている導電性粒子5がその食
い込んだスタッドバンプ3と導電層2との間に介在して
電気的に接続している。また、図3は上記絶縁性接着物
質を用いてICチップを取付固定した状態を示してい
て、導電層2における少なくともスタッドバンプ3に対
応する位置にその絶縁接着物質6が設けられていて、ス
タッドバンプ3を導電層2に食い込ませ、その食い込ん
だスタッドバンプ3の一部分と導電層2との電気的な接
続状態を絶縁接着物質が維持するようにしている。
【0004】しかしながら、上述した接着物質を用いて
ICチップをアンテナに実装する方法では、スタッドバ
ンプが食い込んだ状態でそれらの接着物質を硬化させる
ための熱(熱硬化することで接着力が生じており、その
ために加える熱)と、スタッドバンプを導電層に食い込
ませるようにICチップとアンテナとを密着させるため
の圧力が必要となり、実装時に加熱状態と加圧状態とを
伴うこととなって実装工程が複雑になるという問題があ
る。また、上記実装時の加熱状態と加圧状態が最適な条
件からずれたり、ICチップの固定完了前に物理的な衝
撃が加わると、スタッドバンプと導電層との電気的接続
が切断されやすいという問題がある。これは、上述した
ようにスタッドバンプと導電層との接続が導電性粒子を
介しての接続(異方性導電接着物質を用いる場合)、ま
たスタッドバンプと導電層の直接的な接続(絶縁接着物
質を用いる場合)であり、両者がピンポイントまたはそ
れに近い状態で接続されているためであり、その他の部
分は電気的な接続が行われていないためである。そこで
本発明は上記事情に鑑み、実装時における熱圧装置を用
いることなく実装が行なえるようにするとともに、バン
プと導電層との電気的な接続が切れないようにすること
を課題とし、ICチップのアンテナに対する接続固定を
適正なものにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を考慮
してなされたもので、基材に導電ペーストにより印刷形
成されたアンテナにバンプ付きICチップを実装するに
あたり、基材上におけるバンプ対応位置に、アンテナの
導電層に連続した導電性粘着剤または導電性エラストマ
よりなるICチップ取付部を設け、このICチップ取付
部にバンプを食い込ませるようにしてICチップを取り
付けることを特徴とするバンプ付きICチップの実装方
法を提供して、上記課題を解消するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】つぎに本発明を図1に示す実施の
形態に基づいて詳細に説明する。即ち、本発明では図1
に示すように、基材1上にあっては、スタッドバンプ3
に対応する位置に、柔軟性のある粘着剤をバインダーと
した導電性粘着剤または導電性エラストマ7からなるI
Cチップ取付部8が設けられて、このICチップ取付部
8を構成する導電性粘着剤または導電性エラストマ7
が、導電ペーストを印刷してなるアンテナの導電層2に
連続しており、そのICチップ取付部位8にスダンドバ
ンプ3を食い込ませるようにICチップを取り付けるも
のである(従来での高い圧力は必ずしも必要ではな
い)。上記導電性粘着剤または導電性エラストマを介し
てICチップをアンテナに実装したところ、衝撃を加え
てもICチップとアンテナとの電気的接続が切れるとい
うことがない。このように導通が切れないのはスタッド
バンプの食い込み部分において、そのスタッドバンプの
外面に沿って導電性粘着剤または導電性エラストマが面
として広く接合しているためであり、食い込み部分でス
タッドバンプを覆っている粘着剤やエラストマが導電性
であるため、衝撃などにてスタッドバンプが位置ずれし
ても導通が維持されるからである。
【0007】導電性粘着剤または導電性エラストマの素
材として用いることのできる粘着剤、、エラストマとし
ては、天然ゴム、スチレン/ブタジエン共重合ゴム、ポ
リイソブチレン、イソブチレン重合体、イソブチレン/
イソブレン共重合体(ブチルゴム)、イソプレンゴム、
ブダジエン重合体、スチレン/ブタジエン共重合体、ス
チレン/イソプレン、スチレン/イソプレン/スチレン
ブロックポリマー、スチレン/ブタジエン/スチレンブ
ロックポリマー、クロロプレンゴム、ブタジエン/アク
リロニトリル共重合ゴム、ブチルゴム、アクリル系ポリ
マー(ポリアクリル酸メチル、ポリアクリル酸エチル、
ポリアクリル酸ブチル、ポリアクリル酸オクチル)、ビ
ニルエーテルポリマー(ポリビニルメチルエーテル、ポ
リビニルエチルエーテル、ポリビニルブチルエーテ
ル)、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、
ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン/酢酸ビニル
共重合体、ジメチルアミノエチル・メタクリル酸、ポリ
ビニルカプロラクタム、ポリビニルピロリドンとジメチ
ルアミノエチル・メタクリル酸とポリビニルカプロラク
タムの組合せ共重合体、無水マレイン酸共重合体、シリ
コーン粘着剤(ポリビニルシロキサン)、ポリウレタ
ン、ポリ塩化ビニル、ゼラチン、シェラック、アラビア
ゴム、ロジン、ロジンエステル、エチルセルロース、カ
ルボキシメチルセルロース、パラフィン、トリステアリ
ン、ポリビニルアルコール、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、アクリル系樹脂、ビニル系樹脂、ポリイソブテ
ン、ポリブタジエン、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、
ポリウレタン、ポリエステル、ポリアミド、シリコー
ン、ポリスチレン、メラミン樹脂などの一種または2種
以上を単独または混合して使用することができる。ま
た、必要に応じて、軟化剤(液状ポリブテン、鉱油、液
状ポリイソブチレン、液状ポリアクリル酸エステル)、
粘着付与剤(ロジンおよびロジン誘導体、ポリテルベン
樹脂、テルペンフェノール樹脂、石油樹脂)の添加を行
ってもよい。また、有機溶剤で希釈を行ってもよい。
【0008】導電性粘着剤、導電性エラストマが有する
導体として以下のものを例示することができる。 銀(球状または鱗片状の粉 0.3〜2μm) 同和鉱業株式会社製 G−10,11,12,13,1
5−H,15H,18,ケミカルフレーク 株式会社徳力本店製 TCG−1,1A,5、7,11
N,7V、TC−12,20E,20V,25A、J−
20、E−20、G−1、H−1、AgF−5S、Ag
F−10S 田中貴金属工業株式会社製 AY−6010,6080 カーボン(アセチレンブラック) 三菱化学株式会社製 ケッチェンブラックEC,EC−
600JD 銅(球状粉 0.5〜3μm) 同和鉱業株式会社製 DC−50,100,200,3
00 ニッケル粉 同和鉱業株式会社製 DNI−20,50 金粉 株式会社徳力本店製 TA−1,2 白金粉 株式会社徳力本店製 TP−1,2 田中貴金属工業株式会社製 AY−1010,1020 パラジウム粉 株式会社徳力本店製 TPd−1 田中貴金属工業株式会社製 AY−4010,4030 銀・パラジウム合金粉 株式会社徳力本店製 AP−10,30 亜鉛粉 アルミニウム粉
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明のバンプ付き
ICチップの実装方法によれば、基材に導電ペーストに
より印刷形成されたアンテナにバンプ付きICチップを
実装するにあたり、基材上におけるバンプ対応位置に、
アンテナの導電層に連続した導電性粘着剤または導電性
エラストマよりなるICチップ取付部を設け、このIC
チップ取付部にスバンプを食い込ませるようにしてIC
チップを取り付けることを特徴とするものである。これ
によって、ICチップを実装するに際して、加熱するこ
となくバンプを導電性粘着剤または導電性エラストマよ
りなるICチップ取付部に食い込ませるという簡単な作
業でICチップとアンテナとが電気的に接続されるよう
になり、実装に関する機器を簡易な構成にすることがで
きる。そして、導電性粘着剤、導電性エラストマ自体が
柔軟であるためにバンプが極めて関単に突き刺さるよう
になり、食い込むバンプの外面で面状に接合して、IC
チップとアンテナとの電気的な接続が確実なものとな
る。さらに、他の部位での不具合により不良品が発生し
たとしてもICチップ自体の取り外しが極めて簡単で、
その取り外したICチップを他のアンテナへ実装でき
る。さらに従来使用されていた異方性導電接着物質や絶
縁接着物質に比べて導電性粘着剤、導電性エラストマは
安価なものであり、ICチップを実装する際の熱圧装置
が必要なくなり、非接触型データ送受信体の製造コスト
を削減できるなど、実用性に優れた効果を層するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバンプ付きICチップの実装方法
の一例によるバンプとICチップ取付部との接続状態を
示す説明図である。
【図2】異方性導電接着物質を用いたときのバンプと導
電層との接続状態を示す説明図である。
【図3】絶縁接着物質を用いたときのバンプと導電層と
の接続状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1…基材 2…導電層 3…スタッドバンプ 7…導電性粘着剤または導電性エラストマ 8…ICチップ取付部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材に導電ペーストにより印刷形成された
    アンテナにバンプ付きICチップを実装するにあたり、
    基材上におけるバンプ対応位置に、アンテナの導電層に
    連続した導電性粘着剤または導電性エラストマよりなる
    ICチップ取付部を設け、このICチップ取付部にバン
    プを食い込ませるようにしてICチップを取り付けるこ
    とを特徴とするバンプ付きICチップの実装方法。
JP2000023419A 2000-01-31 2000-01-31 バンプ付きicチップの実装方法 Pending JP2001216484A (ja)

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