JP2001216080A - 入力装置 - Google Patents

入力装置

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JP2001216080A
JP2001216080A JP2000023163A JP2000023163A JP2001216080A JP 2001216080 A JP2001216080 A JP 2001216080A JP 2000023163 A JP2000023163 A JP 2000023163A JP 2000023163 A JP2000023163 A JP 2000023163A JP 2001216080 A JP2001216080 A JP 2001216080A
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touch
electrode
input device
electrodes
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Ichiro Obara
一郎 小原
Tomohito Izumida
智史 泉田
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Sharp Corp
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GBS KK
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単純で製造の容易な入力装置を提供する。 【解決手段】 タッチ式座標入力装置100は、短冊状
に形成される複数の第1電極102Bと、第1電極10
2Bに接続される第1抵抗成分103Bと、第1抵抗成
分103Bに接続される第1配線106、107とを含
む第1シート101Bと、短冊状に形成される複数の第
2電極102Aと、第2電極102Aに接続される第2
抵抗成分103Aと、第2抵抗成分103Aに接続され
る第2配線104、105とを含む第2シート101A
とを備え、第1シート101Bと該第2シート101A
とは、第1電極102Bと第2電極102Aとが実質的
に直交するように配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理装置のマン
マシン・インタフェースにおいて、複数の入力項目から
選択してデータを入力するための装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】多数の入力項目を有する入力装置におい
ては入力されたデータを処理するための処理装置に至る
配線本数が増大し、入力装置の形状や製造コストの面で
実現を困難なものとしていた。
【0003】このような課題を解決する手段として、特
開平9−274538に見られるように、マトリクス状
に配線を形成したタッチパネルの縦方向および横方向の
各1辺上にそれぞれ検出部および駆動部を配し、処理装
置との間の配線数を少なくする方法が見られた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら当該特許
においては検出部および駆動部の回路はシリアル−パラ
レルの信号変換を要するため能動素子によって構成され
たディジタル回路であり、この回路部分を例えばタッチ
パネル上に形成することは技術的に容易ではなくまたコ
ストの観点からも限定された用途にしか利用できなかっ
た。
【0005】本発明の目的は、駆動部および検出部に相
当する回路をアナログ回路によって構成することによ
り、単純で製造の容易な入力装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るタッチ式座
標入力装置は、短冊状に形成される複数の第1電極と、
該第1電極に接続される第1抵抗成分と、該第1抵抗成
分に接続される第1配線とを含む第1シートと、短冊状
に形成される複数の第2電極と、該第2電極に接続され
る第2抵抗成分と、該第2抵抗成分に接続される第2配
線とを含む第2シートとを備え、該第1シートと該第2
シートとは、該第1電極と該第2電極とが実質的に直交
するように配置され、そのことにより上記目的が達成さ
れる。
【0007】前記第1電極と前記第2電極とは、複数本
ごとの第1グループと第2グループとに分割され、前記
第1抵抗成分は、該第1グループの単位で該第1電極を
接続し、前記第2抵抗成分は、該第2グループの単位で
該第2電極を接続してもよい。
【0008】本発明に係る他のタッチ式座標入力装置
は、短冊状に形成される複数の第1電極と、該第1電極
に接続される抵抗成分と、該抵抗成分に接続される第1
配線とを含む第1シートと、面状に形成される複数の第
2電極と、該第2電極に接続される第2配線とを含む第
2シートとを備え、そのことにより上記目的が達成され
る。
【0009】前記第1電極は、複数本ごとのグループに
分割され、前記抵抗成分は、該グループの単位で該第1
電極を接続してもよい。
【0010】本発明に係るさらに他のタッチ式座標入力
装置は、任意形状に形成される複数の第1電極と、該第
1電極に接続される抵抗成分と、該抵抗成分に接続され
る第1配線とを含む第1シートと、面状に形成される第
2電極と、該第2電極に接続される第2配線とを含む第
2シートとを備え、そのことにより上記目的が達成され
る。
【0011】前記第1電極は、複数本ごとのグループに
分割され、前記抵抗成分は、該グループの単位で該第1
電極を接続してもよい。
【0012】前記第1抵抗成分と第2抵抗成分との少く
なくとも1つは、印刷抵抗を含んでもよい。
【0013】前記抵抗成分は、印刷抵抗を含んでもよ
い。
【0014】前記第1抵抗成分と第2抵抗成分との少く
なくとも1つは、チップ式小型抵抗を含んでもよい。
【0015】前記抵抗成分は、チップ式小型抵抗を含ん
でもよい。
【0016】前記第1抵抗成分と前記第2抵抗成分との
少くなくとも1つは、前記第1電極または前記第2電極
自身の抵抗分により形成されてもよい。
【0017】前記抵抗成分は、前記第1電極自身の抵抗
分により形成されてもよい。
【0018】前記第1電極が前記第1抵抗成分に接続さ
れる直前箇所のパターンが細く形成されてもよい。
【0019】前記第2電極が前記第2抵抗成分に接続さ
れる直前箇所のパターンが細く形成されてもよい。
【0020】タッチによる電圧変化範囲の下限が0V以
上となるように、前記第1抵抗成分と接地との間に抵抗
が挿入されてもよい。
【0021】A/Dコンバータの入力を高抵抗を介して
抵抗成分に印加する電圧範囲以上または以下の電圧を印
可しておいてもよい。
【0022】前記第1抵抗成分は、前記第1電極の両端
に接続され、前記第2抵抗成分は、前記第2電極の両端
に接続されてもよい。
【0023】前記抵抗成分は、前記第1電極の両端に接
続されてもよい。
【0024】A/Dコンバータの測定の瞬間にのみ前記
第1抵抗成分と前記第2抵抗成分とに電圧が印加されて
もよい。
【0025】A/Dコンバータの測定の瞬間にのみ前記
抵抗成分に電圧が印加されてもよい。
【0026】2つの位置が時間をずらして共ににタッチ
された場合、最初にタッチされた位置の座標と2つの位
置の中間座標とから2つめの位置を算出する制御回路を
さらに備えてもよい。
【0027】2つの位置が時間をずらして共にタッチさ
れた場合、非タッチ状態に戻るまで最初にタッチされた
位置の座標を継続して出力する制御回路をさらに備えて
もよい。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は本実施の形態に係るタッチ
パネル100を示している。この例ではタッチパネルは
透明な材質であるベースフィルム状に透明電極パターン
102A、102Bを短冊状に多数配したX軸検出用透
明電極シート101AとY軸検出用透明電極シート10
1Bとを、電極パターン102A、102Bが互いに直
交する向きで電極パターン102A、102B同士を向
かい合わせに重ねて構成している。
【0029】向かい合う電極パターン102A、102
Bは通常の状態では接触していないが、表面から指で押
すなどにより外力が加われば、その位置の電極パターン
102A、102B同士が接触する。
【0030】透明電極パターン102A、102Bの一
端は印刷抵抗103A、103Bによる抵抗成分を介し
て接続されている。また印刷抵抗103A、103Bの
両端、即ち透明電極パターン102A、102Bのうち
一番端に位置するパターンからは、制御回路(図示せ
ず)に接続されるための引き出し用配線104、10
5、106および107が導電性のパターンによって形
成されている。この例においてはタッチパネル100は
制御回路とX方向、Y方向各2本、合計4本のみの配線
104、105、106および107で接続されてい
る。
【0031】さてこのタッチパネル100上である位置
がタッチされた場合を考えてみると、タッチパネル10
0の等価回路200は図2のようになる。等価回路20
0はタッチされた位置のY座標を求める場合のものであ
るが、駆動側と検出側とを切り替えることにより、X座
標も同様にして算出することが出来る。
【0032】駆動側の定電流源201は、印刷抵抗10
3Bに一定の電流Iinを加える。また検出側では十分
に高い入力インピーダンスをもつA/Dコンバータ20
2を接続する。一般にA/Dコンバータの入力インピー
ダンスは本発明を実現する上では十分に高いため、この
A/Dコンバータ202は特別なものではない。
【0033】印刷抵抗103Bに一定電流Iinが流れ
るとき、隣り合う透明電極パターン102B間には、印
刷抵抗103Bによって抵抗値Rの抵抗成分が存在する
から、R×Iinの電位差が生じている。よって、タッ
チ位置のY方向の大きさにR×Iinを乗じた電圧がタ
ッチ位置の透明電極パターン102B端に生じる。
【0034】透明電極パターン102Bおよび102A
は一般の電線とは異なり長さに比例して一定の抵抗成分
を有しているので、当該電位差はタッチ位置(X,Y)
のXおよびYの長さの和に比例した抵抗成分を介してA
/Dコンバータ202に入力される。加えてA/Dコン
バータ202に至る配線経路上には、検出側として設定
した側のXの値に比例した印刷抵抗成分も直列に介され
ている。
【0035】しかしながらA/Dコンバータ202の入
力インピーダンスは十分に高いため、入力端に流れる電
流は無視できるものである。よって、透明電極パターン
102Bおよび102Aおよび印刷抵抗103Bによっ
てA/Dコンバータ202に至る経路には抵抗成分はあ
っても電流が流れないため、A/Dコンバータの入力端
においてもY方向の駆動部で生じた電圧R×Iin×Y
が測定されることになる。
【0036】以上はタッチ位置のY座標を求める方法で
あったが、図3のような回路構成により、連続して駆動
部と検出部とを切り替えることにより、X,Yの両方の
値が測定できる。
【0037】次に図4では、透明電極パターン102B
をあるまとまった本数ごとにグループ401を形成し、
複数のグループ401によってタッチパネル400を構
成した例である。タッチパネルの製造コストを抑えよう
とすると、印刷抵抗は必ずしも高い精度で製造すること
ができず、印刷抵抗の位置によって若干のばらつきが生
じてしまう。透明電極パターン102B間の印刷抵抗R
が一定でなく、しかも透明電極パターン102Bの本数
が多い場合、検出される電圧が座標値に比例せず、タッ
チ位置に誤差が生じることになる。図4の構成とするこ
とにより、こうした誤差の発生を抑えることができる。
【0038】また図5は、図4の構成を採りながらも引
き出し線の配線数を削減したものである。複数のグルー
プ401は、共通の印刷抵抗504および共通の引き出
し用配線503を有する。
【0039】図6は、駆動部および検出部をそれぞれ
X,Yの各軸に固定的に割り当てたものである。タッチ
パネル600は、 Y軸検出用透明電極シート101B
と透明電極シート601とを備える。透明電極シート6
01は、透明電極パターン602、603と引き出し用
配線604、605とを含む。一方向の入力接点数が少
ない場合はこのような構成をとることによって、制御回
路を単純化することが可能となる。
【0040】図7では図6のタッチパネルを発展させ、
任意の位置に任意の大きさで様々に配置された入力接点
701をもつタッチパネル700に対して適用したもの
である。
【0041】図8に示すタッチパネル800は図1のタ
ッチパネル100と同一回路構成ではあるが、印刷抵抗
に代えてチップ抵抗801を配している。チップ抵抗は
一般にチップ間の抵抗値のばらつきが小さいので、透明
電極パターン102Bの本数を増加させても誤差を生じ
ることなく正確なタッチ位置を算出することが出来るよ
うになる。
【0042】また図9に示すタッチパネル900は、図
1のタッチパネル100と同一回路構成ではあるが、印
刷抵抗に代えて、入力接点を形成する透明電極パターン
901と同一パターンによって印刷抵抗部902を形成
している。こうすることにより印刷抵抗をベースフィル
ム上に形成する工程を省略することが出来るので、製造
コストの削減が可能となる。
【0043】図10に示すタッチパネル1000は、図
1のタッチパネル100と同一回路構成ではあるが、透
明電極パターン1001のうち、入力接点部を形成する
部分と印刷抵抗103Bとの間の接続部1002を細く
形成した例である。接続部1002は操作者がタッチす
る位置ではないので、パターンを細くしても断線するこ
とはない。そして、細くした接続部1002の抵抗値は
高くなるため、複数の入力接点部がタッチされた場合に
形成される透明電極パターン1001による抵抗成分
が、印刷抵抗103Bと並列に接続されて測定される電
圧に誤差を与える影響を最小限に抑えることが出来る。
【0044】さて、図12(a)に示すように、図3に
示したタッチパネルの回路構成によっては、どこもタッ
チされていない状態と、位置(0,0)がタッチされた
状態とはどちらも0V(接地電位)が測定値となるため
両状態を区別することが出来ない。
【0045】図11は印刷抵抗の接地電位につながる側
に直列に抵抗成分Rsetを接続した例であるが、こう
することにより、位置(0,0)がタッチされた場合で
もRset×Iinの電圧が測定される。一方非タッチ
状態では接地電位が測定されるため、図12(b)のご
とく,どこもタッチされていない状態と、位置(0,
0)がタッチされた状態とを互いに区別することが出来
る。
【0046】図13は図11と同一の目的を別の回路構
成によって実現した例である。A/Dコンバータ202
の入力端は、タッチパネルの抵抗成分へ接続されると同
時に、抵抗成分に印加する電圧範囲以上または以下の電
圧源に高抵抗を介して接続しておく。図14(a)およ
び図14(b)に示すように、この場合非タッチ状態で
はA/Dコンバータの測定値は接地電位ではなく接地電
位〜V+の範囲外に設定されたVsetである。
【0047】図15に示すタッチパネル1500では、
印刷抵抗1501、1502を透明電極パターン102
Bの両端に配している。透明電極パターン102B上の
ある位置でパターンが断線を起こした場合、図1のタッ
チパネル100では断線を起こした位置以降の位置でタ
ッチされたことを検出できなくなってしまう。しかし図
15の回路構成とすることにより、1本の透明電極パタ
ーン102B当たり1箇所で断線が発生しても、正確に
タッチ位置を検出することができる。
【0048】図1に示すタッチパネル100では、駆動
側の回路には常に定電流を供給しているため、図17
(a)に示すように無駄な電力消費が発生してしまう。
図16の回路では図17(b)に示すようにA/Dコン
バータ202で電圧を測定する瞬間のみ、駆動側に電流
を流すことで、電力消費を抑えることが出来る。
【0049】さてタッチパネル入力装置では離れた2点
がタッチされることに起因して、機器が誤動作するよう
なことがあってはならない。図18(a)に示すタッチ
パネル1800では、離れた2点P1およびP2が引き
続いてタッチされた場合、図18(b)に示すように、
検出電圧は1点目の電圧から非タッチ状態に戻ることな
く2点の合成電圧へと変化する。このような電圧変化が
生じた場合、タッチパネル制御回路が2点の合成電圧と
1点目の電圧とから2点目の位置を算出することによ
り、2点目P2の正確なタッチ入力が可能となる。
【0050】図19(a)に示すタッチパネル1900
では、離れた2点以上がタッチされることに起因して、
機器が誤動作することを防ぐため、図19(b)に示す
ように、検出電圧が1点目の電圧から非タッチ状態に戻
ることなく別の電圧に変化した場合には、1点目の電圧
に基づく座標を保持しつづけるようにしている。これに
より操作者の意図しない入力が行われることを防止する
ことが出来る。
【0051】
【発明の効果】本発明を適用することにより、入力接点
部分を多数有する入力装置を容易に実現できる。入力接
点部分は従来技術のようにマトリクス状に配置されてい
ても良いし、またそうでなくともよい。
【0052】入力接点を配したパネルからの配線数を大
幅に削減できるため、装置全体を構成する際に形状デザ
インの上で大きな自由度が得られる。
【0053】また入力パネル上に構成する駆動部および
検出部は単純な回路であり、既存技術により容易に製造
が可能である。
【0054】本発明を適用することにより表示装置と一
体化されたタッチ式入力装置の製造コストを大きく引き
下げることが可能となる。そのため従来は銀行における
ATMのような産業財の範囲でしか利用が進まなかった
表示一体型タッチ入力装置が、一般家庭に設置されるパ
ソコンや家電製品においても利用できるようになり、高
齢者や子供にも直観的で簡単に操作の出来る利便性の高
い製品を幅広く提供できるようになる。
【0055】また配線の材質とパターン形状を工夫する
ことにより、駆動部および検出部と入力接点部を同一材
質、同一工程で形成することが出来るため、製造コスト
をさらに引き下げることができる。
【0056】また本発明は入力部の接点数が多くなれば
なるほど、配線数の削減によるメリットが増大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づき構成し、表示装置の表示面に重
ねて設置するためのタッチパネルの構成図。
【図2】図1のタッチパネル上で、特定の位置がタッチ
された場合の等価的回路と、タッチ位置を特定するため
の方法の説明図。
【図3】図2の方法に基づき構成したタッチパネル制御
回路を含むタッチパネル入力装置の回路構成図。
【図4】図1において、透明電極パターンを複数のグル
ープにまとめ、より多数の入力接点を有することが出来
るようにしたタッチパネルの構成図。
【図5】図4において、タッチパネルからの引き出し線
本数を減少させるように工夫したタッチパネルの構成
図。
【図6】図1において、1つの面のみに本発明を適用し
他の1面は入力接点からの配線をそのまま引き出すこと
により、回路構成を単純化したタッチパネルの構成図。
【図7】図1または図6において、入力接点の形状を任
意の大きさと配置で構成したタッチパネルの構成図。
【図8】図1において、駆動部の回路を印刷抵抗ではな
くチップ抵抗(小型の抵抗器)を用いて構成することに
より回路の精度を高め、それによって大規模な構成にも
対応できるようにしたタッチパネルの構成図。
【図9】図1において、駆動部の回路を印刷抵抗ではな
く入力接点を構成する透明電極と同一材料を同一工程で
同時形成することにより、製造コストを引き下げられる
ようにしたタッチパネルの構成図。
【図10】図1において、印刷抵抗部分と入力接点部分
との間の配線パターンを細くすることにより、当該部分
の配線抵抗を大きくし、入力接点部分における接触の位
置が印刷抵抗部分の回路に誤差となって影響を与えない
よう工夫したタッチパネルの構成図。
【図11】図1において、印刷抵抗部分と接地電位との
間に直列に抵抗成分を挿入して、入力接点部分の接触位
置に対応して検出される電圧範囲に接地電位が含まれな
いようにし、非接触状態では接地電位が検出されるよう
にし、接触状態と非接触状態とを判別できるようにした
タッチパネル入力装置の回路構成図。
【図12】図11の回路構成を説明するための図。
【図13】図1において、検出部の入力端に微小電流の
オフセット電圧が常に印加されるようにし、入力接点が
非接触状態では当該オフセット電圧が検出されるように
し、接触状態と非接触状態とを判別できるようにしたタ
ッチパネル入力装置の回路構成図。
【図14】図13の回路構成を説明するための図。
【図15】図1において、駆動部または検出部を入力接
点を構成する透明電極パターンの両端に形成することに
より、透明電極パターンの一部が断線したとしても正常
に機能するようにしたタッチパネルの構成図。
【図16】図3において、タッチパネル駆動部への電圧
印加を検出部が電圧を検出する瞬間に限定することによ
り消費される電力を低減させたタッチパネル入力装置の
回路構成図。
【図17】図16の回路構成を説明するための図。
【図18】離れた2つの位置がタッチされた場合であっ
ても2番目にタッチされた位置を正確に算出するための
方法の説明図。
【図19】離れた複数の位置がタッチされた場合であっ
ても最初にタッチされた位置を引き続いて保持すること
により誤動作しないようにする方法の説明図。
【符号の説明】
100 タッチパネル 101A X軸検出用透明電極シート 101B Y軸検出用透明電極シート 102A、102B 透明電極パターン 103A、103B 印刷抵抗 104、105、106、107 引き出し用配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 泉田 智史 大阪府大阪市天王寺区生玉町1番30号902 株式会社ジー・ビー・エス内 Fターム(参考) 5B068 AA01 BB06 BC03 BC16 BD01 BD13 CC11

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 短冊状に形成される複数の第1電極と、
    該第1電極に接続される第1抵抗成分と、該第1抵抗成
    分に接続される第1配線とを含む第1シートと、 短冊状に形成される複数の第2電極と、該第2電極に接
    続される第2抵抗成分と、該第2抵抗成分に接続される
    第2配線とを含む第2シートとを備え、 該第1シートと該第2シートとは、該第1電極と該第2
    電極とが実質的に直交するように配置されるタッチ式座
    標入力装置。
  2. 【請求項2】 前記第1電極と前記第2電極とは、複数
    本ごとの第1グループと第2グループとに分割され、 前記第1抵抗成分は、該第1グループの単位で該第1電
    極を接続し、 前記第2抵抗成分は、該第2グループの単位で該第2電
    極を接続する、請求項1記載のタッチ式座標入力装置。
  3. 【請求項3】 短冊状に形成される複数の第1電極と、
    該第1電極に接続される抵抗成分と、該抵抗成分に接続
    される第1配線とを含む第1シートと、 面状に形成される複数の第2電極と、該第2電極に接続
    される第2配線とを含む第2シートとを備えるタッチ式
    座標入力装置。
  4. 【請求項4】 前記第1電極は、複数本ごとのグループ
    に分割され、 前記抵抗成分は、該グループの単位で該第1電極を接続
    する、請求項3記載のタッチ式座標入力装置。
  5. 【請求項5】 任意形状に形成される複数の第1電極
    と、該第1電極に接続される抵抗成分と、該抵抗成分に
    接続される第1配線とを含む第1シートと、 面状に形成される第2電極と、該第2電極に接続される
    第2配線とを含む第2シートとを備えるタッチ式座標入
    力装置。
  6. 【請求項6】 前記第1電極は、複数本ごとのグループ
    に分割され、 前記抵抗成分は、該グループの単位で該第1電極を接続
    する、請求項5記載のタッチ式入力装置。
  7. 【請求項7】 前記第1抵抗成分と第2抵抗成分との少
    くなくとも1つは、印刷抵抗を含む、請求項1記載のタ
    ッチ式入力装置。
  8. 【請求項8】 前記抵抗成分は、印刷抵抗を含む、請求
    項3または請求項5のいずれかに記載のタッチ式入力装
    置。
  9. 【請求項9】 前記第1抵抗成分と第2抵抗成分との少
    くなくとも1つは、チップ式小型抵抗を含む、請求項1
    記載のタッチ式入力装置。
  10. 【請求項10】 前記抵抗成分は、チップ式小型抵抗を
    含む、請求項3または請求項5のいずれかに記載のタッ
    チ式入力装置。
  11. 【請求項11】 前記第1抵抗成分と前記第2抵抗成分
    との少くなくとも1つは、前記第1電極または前記第2
    電極自身の抵抗分により形成される、請求項1記載のタ
    ッチ式入力装置。
  12. 【請求項12】 前記抵抗成分は、前記第1電極自身の
    抵抗分により形成される、請求項3または請求項5のい
    ずれかに記載のタッチ式入力装置。
  13. 【請求項13】 前記第1電極が前記第1抵抗成分に接
    続される直前箇所のパターンが細く形成される、請求項
    1記載のタッチ式入力装置。
  14. 【請求項14】 前記第2電極が前記第2抵抗成分に接
    続される直前箇所のパターンが細く形成される、請求項
    1記載のタッチ式入力装置。
  15. 【請求項15】 タッチによる電圧変化範囲の下限が0
    V以上となるように、前記第1抵抗成分と接地との間に
    抵抗が挿入される、請求項1、請求項3または請求項5
    のいずれかに記載のタッチ式入力装置。
  16. 【請求項16】 A/Dコンバータの入力を高抵抗を介
    して抵抗成分に印加する電圧範囲以上または以下の電圧
    を印可しておく、請求項1、請求項3または請求項5の
    いずれかに記載のタッチ式入力装置。
  17. 【請求項17】 前記第1抵抗成分は、前記第1電極の
    両端に接続され、前記第2抵抗成分は、前記第2電極の
    両端に接続される、請求項1記載のタッチ式入力装置。
  18. 【請求項18】 前記抵抗成分は、前記第1電極の両端
    に接続される、請求項3または請求項5のいずれかに記
    載のタッチ式入力装置。
  19. 【請求項19】 A/Dコンバータの測定の瞬間にのみ
    前記第1抵抗成分と前記第2抵抗成分とに電圧が印加さ
    れる、請求項1記載のタッチ式入力装置。
  20. 【請求項20】 A/Dコンバータの測定の瞬間にのみ
    前記抵抗成分に電圧が印加される、請求項3または請求
    項5のいずれかに記載のタッチ式入力装置。
  21. 【請求項21】 2つの位置が時間をずらして共ににタ
    ッチされた場合、最初にタッチされた位置の座標と2つ
    の位置の中間座標とから2つめの位置を算出する制御回
    路をさらに備える、請求項1、請求項3または請求項5
    のいずれかに記載のタッチ式入力装置。
  22. 【請求項22】 2つの位置が時間をずらして共にタッ
    チされた場合、非タッチ状態に戻るまで最初にタッチさ
    れた位置の座標を継続して出力する制御回路をさらに備
    える、請求項1、請求項3または請求項5のいずれかに
    記載のタッチ式入力装置。
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