JP2001214905A - パイロット油圧制御弁 - Google Patents

パイロット油圧制御弁

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JP2001214905A
JP2001214905A JP2000023615A JP2000023615A JP2001214905A JP 2001214905 A JP2001214905 A JP 2001214905A JP 2000023615 A JP2000023615 A JP 2000023615A JP 2000023615 A JP2000023615 A JP 2000023615A JP 2001214905 A JP2001214905 A JP 2001214905A
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JP
Japan
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spool
control valve
pressure
control
support member
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JP2000023615A
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English (en)
Inventor
Kenjiro Kishioka
健二郎 岸岡
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UCHIDA HYDRAULICS CO Ltd
Original Assignee
UCHIDA HYDRAULICS CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】油圧アクチュエータの負荷を感じながら手動レ
バーの操作を行え、構成が簡単なパイロット油圧制御弁
を提供すること。 【解決手段】手動レバー1の操作により傾転される傾転
部材6と、傾転部材の傾転によりバルブケース2内でバ
ネ力に抗してストロークされる複数本のスプール5とを
備え、バルブケースに設けた圧力導入口20から導入さ
れるパイロット圧力をスプールのストロークに応じた圧
力に制御して制御圧力口18から導出する制御弁に於い
て、スプールの少なくとも1本に、該制御弁が制御する
油圧アクチュエータ24の負荷圧力が作用してバネ力と
同方向の作用力を発生する作用面17を設けた。少なく
とも1本のスプールにバネ力を発生させる制御バネ10
の端部をスプールのストローク方向へ摺動自在の支持部
材13に支持させ、支持部材に作用面を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として油圧アク
チュエータを遠隔操作するために使用されるパイロット
油圧制御弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建設機械の油圧シリンダなどの油
圧アクチュエータを操作するため、例えば図1に示すよ
うにパイロット油圧制御弁aから導かれるパイロット圧
力により方向制御弁bを操作し、油圧アクチュエータc
を遠隔操作することが行われている。該パイロット油圧
制御弁aは、通常、支軸dを中心として傾動される手動
レバーeの操作により傾転されるカム型の傾転部材f
と、該傾転部材fの傾転によりバルブケースg内で制御
バネhのバネ力に抗してストロークされる複数本例えば
2本のスプールiとを備え、該レバーeがいずれか一方
に傾転されると、いずれか1本のスプールiがストロー
クされ、該バルブケースgの圧力導入口jから導入され
るパイロット圧力が該スプールのストロークに応じた圧
力に制御されて制御圧力口kから導出される。各スプー
ルiのスプール室は、それぞれの制御圧力口k及び配管
を介して方向制御弁bの方向制御スプールの両端部へパ
イロット圧力を導入するように接続され、パイロット圧
力で方向制御弁bの制御スプールが押されて移動する
と、ポンプmから吐出流体が供給されて油圧アクチュエ
ータcが作動する。該圧力導入口jには、パイロットポ
ンプなどの圧力源lから定圧が導入される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】該パイロット油圧制御
弁aは、オペレーターが手動レバーeを傾動すれば、複
数本のスプールiのうちのどれかがその傾動角に応じた
ストロークを行うが、その操作の際、オペレーターには
制御バネhのバネ力が操作抵抗として感じられるすぎ
ず、どのスプールiをストロークしてもバネ力の操作抵
抗しか感じられない。そのため、油圧アクチュエータc
が大きな負荷を受けていても、オペレーターには負荷感
がなく、大きな負荷を軽負荷と同様の感覚で動かすこと
になって思わぬ事態を招くおそれがあった。
【0004】本発明は、油圧アクチュエータの負荷を感
じながら手動レバーの操作を行え、構成が簡単なパイロ
ット油圧制御弁を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、手動レバー
の操作により傾転される傾転部材と、該傾転部材の傾転
によりバルブケース内でバネ力に抗してストロークされ
る複数本のスプールとを備え、該バルブケースに設けた
圧力導入口から導入されるパイロット圧力を該スプール
のストロークに応じた圧力に制御して制御圧力口から導
出する制御弁に於いて、該スプールの少なくとも1本
に、該制御弁が制御する油圧アクチュエータの負荷圧力
が作用して該バネ力と同方向の作用力を発生する作用面
を設けることにより、上記目的を達成するようにした。
該少なくとも1本のスプールにバネ力を発生させる制御
バネの端部を該スプールのストローク方向へ摺動自在の
支持部材に支持させ、該支持部材に該作用面を設けた構
成とし、該支持部材が該少なくとも1本のスプールのス
トローク方向と反対方向へ移動することを制限するスト
ッパーを設け、支持部材を上記少なくとも1本のスプー
ルの周囲を囲む円筒形のスリーブで構成することで構成
が簡素になる。
【0006】
【発明の実施の形態】図2に基づき本発明のパイロット
油圧制御弁の実施の形態を説明すると、符号1はバルブ
ケース2内の支軸3に一体に連結した手動レバーを示
す。該バルブケース2内には2本のスプール孔4、4が
該支軸3に関して対称的に形成され、各スプール孔4内
に摺動自在にスプール5が収容される。該支軸3にはカ
ム面6aを備えた傾転部材6が固定されており、該スプ
ール5の一端から延長された連結ロッド7、7をスライ
ド部材8、8を介して傾転部材6のカム面6aに当接さ
せた。該連結ロッド7は、その周囲のバネ室9、9内に
設けた制御バネ10、10によりカム面6aへ押し付け
られる。
【0007】各制御バネ10は大小2重の制御バネ10
a、10bで構成され、両制御バネの一端をバネ室9内
の摺動自在のバネ座11を介してバルブケース2に支承
させ、小径の制御バネ10bの他端を該連結ロッド7の
途中に設けたバネ座12で支持した。また、大径の制御
バネ10aの他端は、スプール5の周囲のスプール孔4
内に設けた円筒形のスリーブからなる支持部材13の端
面13aに支持した。該支持部材13は、該スプール5
の外周を囲んでバルブケース2に固定されたバレル14
の周囲に摺動自在に設けられ、その端面13aと反対の
位置に、バルブケース2に形成した段部からなるストッ
パー15を設けて該スリーブ13がスプール5のストロ
ークとは反対方向へ移動することを制限した。該支持部
材13には、バルブケース2に形成した負荷圧ポート1
6からの負荷圧が作用すると共にその負荷圧により大径
の制御バネ10aのバネ力と同方向の作用力、すなわち
連結ロッド7をカム面6aに押し付ける力を発生する作
用面17を設けた。
【0008】各スプール孔4は、該バルブケース2に形
成した制御圧力口18に夫々連なり、各スプール5に
は、その軸方向に延び且つ該制御圧力口18に連通する
中空孔19及び該中空孔19から圧力導入口20へ通路
22を介して連なる貫通孔21を形成し、該スプール5
のストロークに応じて該貫通孔21と通路22で形成さ
れる開口面積が可変されるようにした。該負荷圧ポート
16は、本発明のパイロット油圧制御弁23が作動制御
する油圧シリンダなどの油圧アクチュエータ24の作動
回路に接続されて負荷圧が導入され、該圧力導入口20
及び制御圧力口18は、従来のものと同様に一定圧力に
制御された圧力源26及び制御対象物である方向制御弁
25に接続される。
【0009】図2に示したパイロット油圧制御弁23の
作動を該手動レバー1を左方へ傾動した場合につき説明
すると、その傾動に伴い傾転する傾転部材6のカム面6
aにより押され、連結ロッド7及びスプール5が制御バ
ネ10のバネ力に抗してストロークする。このストロー
ク距離は、通常は貫通孔21と通路22との開口面積に
比例し、手動レバー1の傾動角に比例するように設計さ
れる。該手動レバー1の傾動角が小さく開口面積が小さ
いときは、制御圧力口18には圧力導入口20の圧力を
大きく減圧した圧力が得られ、そのため方向制御弁25
は小さくストロークするから、アクチュエータ24はゆ
っくり動く。こうした手動レバー1の操作時に、該支持
部材13の作用面17にアクチュエータ24の負荷圧が
作用しているため、その負荷圧が大きいときは手動レバ
ー1を傾動させるために制御バネ10のバネ力よりも大
きな力が必要になり、この余分な力をオペレーターが感
じることで、大きな負荷を操作していることを知覚で
き、慎重に手動レバー1を操作して安全に作業を行え
る。例えば、パワーショベルのバケットで掘削作業を行
う場合を考えると、その掘削に伴い大きくなる負荷圧を
手動レバー1で感じることができ、オペレーターは徐々
に手動レバー1を傾動して徐々にバケットを動かすこと
で安全に作業を行え、手動レバー1を急速に動かしたと
きの掘削動作完了後にバケットが急動して衝撃や掘削物
の飛散などを生じる不都合などを防止できる。
【0010】
【発明の効果】以上のように本発明によるときは、パイ
ロット油圧制御弁のスプールに、該制御弁が制御する油
圧アクチュエータの負荷圧力が作用する作用面を設けて
これにスプールに作用するバネ力と同方向の作用力を生
じさせたので、手動レバーの操作時に負荷圧を感じて該
制御弁を操作することができ、操作の安全性を向上させ
得られ、その構成も簡単で安価に製作できる等の効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のパイロット油圧制御弁の截断側面図
【図2】本発明の実施の形態を示す截断側面図
【符号の説明】
1 手動レバー、2 バルブケース、5 スプール、6
傾転部材、10 制御バネ、13 支持部材、15
ストッパー、16 負荷圧ポート、17 作用面、18
制御圧力口、20 圧力導入口、23 パイロット油
圧制御弁、24油圧アクチュエータ、

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】手動レバーの操作により傾転される傾転部
    材と、該傾転部材の傾転によりバルブケース内でバネ力
    に抗してストロークされる複数本のスプールとを備え、
    該バルブケースに設けた圧力導入口から導入されるパイ
    ロット圧力を該スプールのストロークに応じた圧力に制
    御して制御圧力口から導出する制御弁に於いて、該スプ
    ールの少なくとも1本に、該制御弁が制御する油圧アク
    チュエータの負荷圧力が作用して該バネ力と同方向の作
    用力を発生する作用面を設けたことを特徴とするパイロ
    ット油圧制御弁。
  2. 【請求項2】上記少なくとも1本のスプールにバネ力を
    発生させる制御バネの端部を該スプールのストローク方
    向へ摺動自在の支持部材に支持させ、該支持部材に上記
    作用面を設けたことを特徴とする請求項1に記載のパイ
    ロット油圧制御弁。
  3. 【請求項3】上記支持部材が上記少なくとも1本のスプ
    ールのストローク方向と反対方向へ移動することを制限
    するストッパーを設けたことを特徴とする請求項2に記
    載のパイロット油圧制御弁。
  4. 【請求項4】上記支持部材を上記少なくとも1本のスプ
    ールの周囲を囲む円筒形のスリーブで構成したことを特
    徴とする請求項2または3に記載のパイロット油圧制御
    弁。
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