JP2001214727A - 自動車用排気消音装置 - Google Patents

自動車用排気消音装置

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JP2001214727A
JP2001214727A JP2000025092A JP2000025092A JP2001214727A JP 2001214727 A JP2001214727 A JP 2001214727A JP 2000025092 A JP2000025092 A JP 2000025092A JP 2000025092 A JP2000025092 A JP 2000025092A JP 2001214727 A JP2001214727 A JP 2001214727A
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upstream
downstream
tail tube
tube
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JP2000025092A
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Satoru Sasaki
哲 佐々木
Kazushige Maeda
和茂 前田
Yuichi Sakuma
裕一 佐久間
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 上流側テールチューブの第1仕切板および下
流側テールチューブの第2仕切板間に形成された隙間に
排気ガスが流通するために生じる流れの剥離による渦の
生成を抑制し、気流音の悪化を防止する。 【解決手段】 第1上流側流路231と第2上流側流路232
とに仕切板233にて区画された上流テールチューブ230を
マフラ100内部に具え、このマフラ100外部から、第1下
流側流路241と第2下流側流路242とに仕切板243にて区
画された下流テールチューブ240が、これら第1下流側
流路241および第2下流側流路242それぞれを上流テール
チューブ230の第1上流側流路231および第2上流側流路
232それぞれに連通させるように接続される。この場
合、上流テールチューブ230および下流テールチューブ2
40の接続間において、仕切板233および仕切板243間に形
成された隙間245付近にある仕切板233に多孔部234を設
けるから、この多孔部234からの排気ガスの流通により
隙間245付近での圧力差が緩和される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1上流側流路と
第2上流側流路とに第1仕切板にて区画された上流側テ
ールチューブを前記マフラ内部に具え、該マフラ外部か
ら、第1下流側流路と第2下流側流路とに第2仕切板に
て区画された下流側テールチューブが前記上流側テール
チューブに接続される自動車用排気消音装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用排気消音装置としては、
例えば、特願平10−352370号公報(以下、引用
例1という)に開示されるものがある。この装置は、低
回転時における排気騒音の低減および、エンジン高回転
時における排気騒音の低減並びに排気損失の低減の両立
を目的として、排気ガスの圧力に応じてマフラ内に設け
た複数の流路を使用して排気する装置である。
【0003】また、特開平9−250678号公報(以
下、引用例2という)に開示された自動車用排気消音装
置は、仕切板にて2つの流路に分割された上流側パイプ
および下流側パイプを連結するに際し、上流側パイプ仕
切板の端部と下流側パイプ仕切板の端部とを円弧状に形
成して、且つ、これら仕切板端部を所定の隙間をもって
配置することにより、上記2つの流路を流通する排気ガ
スの干渉抑制および仕切板同士の衝突防止を図るもので
ある。
【0004】ところで、引用例1の場合、マフラ内に具
えたテールチューブが一体のまま該マフラ外部から延在
しており、このテールチューブは全長が長いため、マフ
ラ内部への組み付けが困難である。また、こうした延在
テールチューブにあっては、テールチューブが彎曲して
いる場合、作業中にテールチューブを支持することが困
難なために、組み付け性をさらに悪化させてしまうとい
う問題がある。
【0005】このため、テールチューブ全体を上流側テ
ールチューブと下流側テールチューブとに分割し、上流
側テールチューブをマフラ内部に組み付けた後、下流側
テールチューブをマフラ外部から接続するものが考えら
れる。
【0006】図9は、上述した自動車用排気消音装置を
示す断面図、図10は、図9のC−C断面図である。
【0007】図9に示す如く、マフラ10は、上流側テ
ールチューブ23を内部に具え、このチューブ23の内
部は第1仕切板23cにて、インレットチューブ20か
ら第1容積室13に導かれたエンジン(図示せず)から
の排気ガスが流入する第1上流側流路23aと、第1容
積室13の排気ガスがパスチューブ21,22を介して
接続された他の容積室14,15のうちで最も下流位置
の第3容積室15から流入する第2上流側流路23bと
に区画されている。上流側テールチューブ23は、マフ
ラ10の外部から下流側テールチューブ24が接続さ
れ、この下流側テールチューブ24は第2仕切板24c
にて区画されている第1下流側流路24aと第2下流側
流路24bそれぞれが上流側テールチューブ23の第1
上流側流路23aおよび第2上流側流路23bそれぞれ
と連通する。この場合、上流側テールチューブ23と下
流側テールチューブ24との接続を許容するために、図
9,10に示すような隙間25および取り付け角度θが
必要である。
【0008】しかしながら、隙間25の寸法Lおよび取
り付け角度θが大きくなると排気気流音が大きくなるた
め、引用例2の如くに隙間25を一定に保つ構造であっ
ては、隙間25の寸法Lが大き過ぎると気流音が悪化す
ることを考慮しなければならない。特に、図9に示す装
置は、パスチューブ22に開閉バルブ22Vを有し、パ
スチューブ22内の圧力に応じて第3容積室15側を開
閉するため、引用例2とは異なって、第1上流側流路2
3aおよび第1下流側流路24aで形成される第1流路
と、第2上流側流路23bおよび第2下流側流路24b
で形成される第2流路との間の圧力差が大きくなる。こ
のため、図9に示す装置は、これら流路間を排気ガスが
隙間25の寸法Lを経て流通しやすく、隙間25の寸法
Lを一定に保つだけでは不十分である。
【0009】また、引用例2に記載の第2実施例のよう
に、上流側仕切板23cの厚みを増して上流側流路23
a(23b)からの流れを下流側仕切板24cに当りに
くくする構造も考えられるが、こうした構造も、排気ガ
スが隙間25の寸法Lを経て流通しやすい構造であるた
め、気流音を十分に低減できるものではない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の事実
に鑑みてなされたものであって、上流側テールチューブ
と下流側テールチューブとを取り付ける際、上流側テー
ルチューブの第1仕切板および下流側テールチューブの
第2仕切板間に形成された隙間に排気ガスが流通するた
めに生じる流れの剥離による渦の生成を抑制し、気流音
の悪化を防止することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る第1発明
である自動車用排気消音装置は、インレットチューブか
らマフラ内部の第1容積室に導びかれたエンジンからの
排気ガスが流入する第1上流側流路と、前記第1容積室
の排気ガスがパスチューブを介して接続された他の容積
室のうちで最も下流位置の容積室から流入する第2上流
側流路とに仕切板にて区画された上流側テールチューブ
を前記マフラ内部に具え、該マフラ外部から、第1下流
側流路と第2下流側流路とに第2仕切板にて区画された
下流側テールチューブが、該第1下流側流路および第2
下流側流路それぞれを前記上流側テールチューブの前記
第1上流側流路および前記第2上流側流路それぞれに連
通させるように接続される自動車用排気消音装置におい
て、前記上流側テールチューブおよび前記下流側テール
チューブの接続間において、前記第1仕切板および前記
第2仕切板間に形成された隙間付近にある前記第1仕切
板または前記第2仕切板のうちの少なくともいずれか一
方の仕切板に多孔部を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0012】請求項2に係る第2発明である自動車用排
気消音装置は、インレットチューブからマフラ内部の第
1容積室に導びかれたエンジンからの排気ガスが流入す
る第1上流側流路と、前記第1容積室の排気ガスがパス
チューブを介して接続された他の容積室のうちで最も下
流位置の容積室から流入する第2上流側流路とに仕切板
にて区画された上流側テールチューブを前記マフラ内部
に具え、該マフラ外部から、第1下流側流路と第2下流
側流路とに第2仕切板にて区画された下流側テールチュ
ーブが、該第1下流側流路および第2下流側流路それぞ
れを前記上流側テールチューブの前記第1上流側流路お
よび前記第2上流側流路それぞれに連通させるように接
続される自動車用排気消音装置において、前記上流側テ
ールチューブおよび前記下流側テールチューブの接続間
において、前記第1仕切板および前記第2仕切板間に形
成された隙間付近にある前記第1仕切板または前記第2
仕切板のうちの少なくともいずれか一方の仕切板を他方
の仕切板と重なり合うように延在させたことを特徴とす
るものである。
【0013】請求項3に係る第3発明である自動車用排
気消音装置は、インレットチューブからマフラ内部の第
1容積室に導びかれたエンジンからの排気ガスが流入す
る第1上流側流路と、前記第1容積室の排気ガスがパス
チューブを介して接続された他の容積室のうちで最も下
流位置の容積室から流入する第2上流側流路とに仕切板
にて区画された上流側テールチューブを前記マフラ内部
に具え、該マフラ外部から、第1下流側流路と第2下流
側流路とに第2仕切板にて区画された下流側テールチュ
ーブが、該第1下流側流路および第2下流側流路それぞ
れを前記上流側テールチューブの前記第1上流側流路お
よび前記第2上流側流路それぞれに連通させるように接
続される自動車用排気消音装置において、前記上流側テ
ールチューブおよび前記下流側テールチューブの接続間
において、前記第2仕切板の上流側先端部を前記第1仕
切板の下流側先端部に対してオフセットするように曲げ
たことを特徴とするものである。
【0014】
【発明の効果】第1発明による自動車用排気消音装置
は、第1上流側流路と第2上流側流路とに第1仕切板に
て区画された上流側テールチューブをマフラ内部に具
え、このマフラ外部から、第1下流側流路と第2下流側
流路とに第2仕切板にて区画された下流側テールチュー
ブが、これら第1下流側流路および第2下流側流路それ
ぞれを前記上流側テールチューブの前記第1上流側流路
および前記第2上流側流路それぞれに連通させるように
接続される。
【0015】この場合、前記上流側テールチューブおよ
び前記下流側テールチューブの接続間において、前記第
1仕切板および前記第2仕切板間に形成された隙間付近
にある前記第1仕切板および前記第2仕切板のうちの少
なくともいずれか一方の仕切板に多孔部が設けられてい
るから、この多孔部からの排気ガスの流通により前記隙
間付近での圧力差が緩和される。
【0016】従って、第1発明によれば、前記隙間を排
気ガスが流通する際に生じる流れの剥離による渦の生成
が抑制され、気流音の悪化を防止することができる。
【0017】第2発明による自動車用排気消音装置は、
第1上流側流路と第2上流側流路とに第1仕切板にて区
画された上流側テールチューブをマフラ内部に具え、こ
のマフラ外部から、第1下流側流路と第2下流側流路と
に第2仕切板にて区画された下流側テールチューブが、
これら第1下流側流路および第2下流側流路それぞれを
前記上流側テールチューブの前記第1上流側流路および
前記第2上流側流路それぞれに連通させるように接続さ
れる。
【0018】この場合、前記上流側テールチューブおよ
び前記下流側テールチューブの接続間において、前記第
1仕切板および前記第2仕切板間に形成された隙間付近
にある前記第1仕切板および前記第2仕切板のうちの少
なくともいずれか一方の仕切板を他方の仕切板と重なり
合うように延在させるから、排気ガスが通過する隙間を
実質的に無くし、且つ、取り付け角度θもほぼ0°にす
ることができる。
【0019】従って、第2発明によれば、前記隙間を排
気ガスが流通しないため、気流音の発生をほぼ完全に抑
制することができる。
【0020】また、第2発明によれば、前記第1仕切板
および前記第2仕切板のうちの少なくともいずれか一方
の仕切板を他方の仕切板と重なり合うように延在させる
ことにより、この延在部分が上流側テールチューブを下
流側テールチューブに取り付ける際の案内として使用す
ることができるため、上流側および下流側テールチュー
ブの組み付け性並びに組み付け精度を大幅に向上させる
ことができる。
【0021】第3発明である自動車用排気消音装置は、
第1上流側流路と第2上流側流路とに第1仕切板にて区
画された上流側テールチューブをマフラ内部に具え、こ
のマフラ外部から、第1下流側流路と第2下流側流路と
に第2仕切板にて区画された下流側テールチューブが、
これら第1下流側流路および第2下流側流路それぞれを
前記上流側テールチューブの前記第1上流側流路および
前記第2上流側流路それぞれに連通させるように接続さ
れる。
【0022】この場合、前記上流側テールチューブおよ
び前記下流側テールチューブの接続間において、前記第
2仕切板の上流側先端部を前記第1仕切板の下流側先端
部に対してオフセットするように曲げるから、排気ガス
がその流れに沿って前記隙間に積極的に誘導され、この
隙間付近での圧力差が緩和される。
【0023】従って、第3発明によれば、前記隙間を排
気ガスが流通する際に生じる流れの剥離による渦の生成
を抑え、気流音の悪化を抑制することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。
【0025】図1は、本発明である自動車用排気消音装
置の第1実施形態を示した断面図であり、図2は、図1
のA−A断面図、また、図3は、B−B断面図である。
【0026】マフラ100は、その内部に、2つのバッ
フル101,102で区画された第1容積室103、第
2容積室104、第3容積室105を有する。マフラ1
00の中心に位置する第1容積室103は、パスチュー
ブ210を介して第2容積室104に接続され、この第
2容積室104は、パスチューブ220を介して第3容
積室105に接続される。パスチューブ220の第3容
積室105側端部には、ばね(図示せず)等の付勢力に
よって第3容積室105側を閉鎖する開閉バルブ221
が設けられ、この開閉バルブ221は、パスチューブ2
20内の排気ガスが所定圧を越えると、図1に示す如
く、上記付勢力に抗して第3容積室105側を開放す
る。
【0027】また、マフラ100は、テールチューブ
(以下、上流側テールチューブという)230を内部に
具え、第1仕切板233にて第1上流側流路231と第
2上流側流路232とに区画されている。第1上流側流
路231は、第1容積室103からマフラ100内部を
貫通してインレットチューブ200から第1容積室10
3に導かれたエンジン(図示せず)からの排気ガスが流
入し、また、第2上流側流路232は、第3容積室10
5からマフラ100内部を貫通して第1容積室103の
排気ガスがパスチューブ210,220を介して接続さ
れた第2容積室104、第3容積室105のうちで最も
下流位置の第3容積室105から流入する。
【0028】上流側テールチューブ230は、図2に示
す如く、第1上流側流路231および第2上流側流路2
32それぞれが、第1仕切板233によって半月形状の
断面を形成し、上流側テールチューブ230の第1仕切
板233には、後述のテールチューブ240との接続側
端部付近(図1参照)に多孔部234が形成されてい
る。
【0029】マフラ100の外部からは、上流側テール
チューブ230にテールチューブ(以下、下流側テール
チューブという)240が接続されている。下流側テー
ルチューブ240は、図3に示す如く、第1下流側流路
241および第2下流側流路242それぞれが、第2仕
切板243によって半月形状の断面を形成し、第2仕切
板243にて区画された第1下流側流路241および第
2下流側流路242それぞれは、上流側テールチューブ
230の第1上流側流路231および第2上流側流路2
32それぞれに連通する。このとき、上流側テールチュ
ーブ230および下流側テールチューブ240の接続間
には、図1に示すように、その接続を許容するための隙
間245が形成され、第1仕切板233に設けられた多
孔部234が上記隙間245の上流側付近に位置する。
【0030】ここで、本実施形態の作用を説明する。
【0031】エンジンなどの内燃機関からの排出ガス
は、インレットチューブ200から第1容積室103に
導かれる。第1容積室103の排気ガスは始め、第1容
積室103に連通する上流側テールチューブ230の第
1上流側流路231から流入し、第1上流側流路231
から下流側テールチューブ240の第1下流側流路24
1を経てマフラ100の外部、つまり、大気に排出され
る。この場合、第1容積室103に対する第1上流側流
路231の拡張比が確保されるため、排気ガス流量が少
ないエンジン低回転域での主成分である低周波数域の排
気音を十分に消音することができる。
【0032】図11は、開閉バルブを閉鎖した時の排気
騒音特性を示す特性図であって、排気騒音レベル(dB
−A)を縦軸に取り、取り付け角度θ(°)を横軸に取
る。記号◆は、本発明の第1実施形態であって、隙間2
45の寸法がL=5mmの場合を示す。また記号*は、
後述する本発明の第3実施形態であって、隙間245の
寸法がL=5mmの場合を示す。記号■は、グラフaと
して隙間25の寸法がL=0mmの場合を示し、上流側
および下流側テールチューブの接続間に隙間がない装置
である。さらに記号▲は、グラフbとして隙間25の寸
法がL=5mmの場合を示し、図9に示す従来装置であ
る。
【0033】図9に示す従来装置にあっては、例えば図
11のグラフbに示す如く、排気ガスが隙間25を通過
する際、流れが第2仕切板24cから剥離して渦を生成
し、気流音が発生してしまう。この気流音は、図11の
グラフa,bからも明らかなように、隙間寸法Lの長さ
が大きいほど、また、取り付け角度θが大きいほど悪化
する傾向にある。
【0034】しかして、記号◆に示す本実施形態にあっ
ては、開閉バルブ221を閉鎖した時も、第1仕切板2
33に設けた多孔部234から排気ガスが少しづつ流通
することにより第1上流側流路231の圧力と第2上流
側流路232の圧力との差が隙間245の直前で緩和さ
れるため、隙間245付近での剥離が起こりにくくな
る。
【0035】また、排気ガスの圧力が高まると、パスチ
ューブ210から第2容積室104に流入した排気ガス
の圧力が開閉バルブ221の付勢力に抗して第3容積室
105側を開放し、排気ガスは第1上流側流路231に
加えて、第3容積室105に対して開口している第2上
流側流路232に流入し、第2上流側流路232からも
下流側テールチューブ240の第2下流側流路242を
経てマフラ100の外部、つまり、大気に排出される。
この場合、排気ガス流量が多いエンジン中・高回転域で
の排気損失並びに気流騒音を大幅に低減することができ
る。
【0036】図12は、開閉バルブを開放した時の排気
騒音特性を示す特性図であって、排気騒音レベル(dB
−A)を縦軸に取り、取り付け角度θ(°)を横軸に取
る。記号◆は、本発明の第1実施形態であって、隙間2
45の寸法がL=5mmの場合を示す。また記号*は、
後述する本発明の第3実施形態であって、隙間245の
寸法がL=5mmの場合を示す。記号■は、グラフcと
して隙間25の寸法がL=0mmの場合を示し、上流側
および下流側テールチューブの接続間に隙間がない装置
である。さらに記号▲は、グラフdとして隙間25の寸
法がL=5mmの場合を示し、図9に示す従来装置であ
る。
【0037】この場合も、図9に示す従来装置にあって
は、例えば図12のグラフdに示す如く、排気ガスが隙
間25を通過する際、流れが第2仕切板24cから剥離
して渦を生成し、気流音が発生してしまう。この気流音
は、図12のグラフc,dからも明らかなように、隙間
寸法Lの長さが大きいほど、また、取り付け角度θが大
きいほど悪化する傾向にある。
【0038】しかして、記号◆に示す本実施形態にあっ
ては、開閉バルブ221を開放した時も、第1仕切板2
33に設けた多孔部234から排気ガスが少しづつ流通
することにより第1上流側流路231の圧力と第2上流
側流路232の圧力との差が隙間245の直前で緩和さ
れるため、隙間245付近での剥離が起こりにくくな
る。
【0039】上述したことからも明らかなように、上記
第1実施形態によれば、排気ガスの流れる経路に関わら
ず、隙間245を排気ガスが流通する際に生じる流れの
剥離による渦の生成が抑制され、取り付け角度θや隙間
245の寸法Lが多少あっても、気流音を抑制すること
ができる。
【0040】図4は、本発明の第2実施形態であって、
基本的な排気システムは第1実施形態と同じ構造である
ため、第1実施形態と同一部分は同一符号をもって説明
を省略する。
【0041】本実施形態では、上流側テールチューブ2
30および下流側テールチューブ240の接続間におい
て、第1仕切板233および第2仕切板243間に形成
された隙間245の下流側付近にある第2仕切板243
に多孔部244が設けられている。この場合、この多孔
部244からも排気ガスが少しづつ流れるため、隙間2
45付近で剥離しかかる排気ガスの流れをスムーズに下
流に導いて圧力差が緩和される。
【0042】従って、本実施形態によれば、第1実施形
態と同様、隙間245を排気ガスが流通する際に生じる
流れの剥離による渦の生成が抑制され、気流音の悪化を
防止することができる。
【0043】図5は、本発明の第3実施形態であって、
基本的な排気システムは第1実施形態と同じ構造である
ため、第1実施形態と同一部分は同一符号をもって説明
を省略する。
【0044】本実施形態では、上流側テールチューブ2
30および下流側テールチューブ240の接続間におい
て、第1仕切板233の端部233eを延長し、且つ、
第2仕切板243の端部243eを下流側テールチュー
ブ240の断面方向にオフセットさせ、第1仕切板23
3および第2仕切板243との境界付近にラップ部Xを
設けて互いの仕切板の取り付け角度θをほぼ0°となる
ように接触させる。
【0045】ここで、本実施形態の作用を図11,12
を参照して詳細に説明する。
【0046】インレットチューブ200から第1容積室
103に導かれたエンジンからの排気ガスは始め、第1
実施形態と同様、上流側テールチューブ230の第1上
流側流路231から流入し、下流側テールチューブ24
0の第1下流側流路241を経てマフラ100の外部、
つまり、大気に排出される。
【0047】この場合、上流側テールチューブ230の
第1仕切板233を下流側テールチューブ240の第2
仕切板243と重なり合うように延在させることによ
り、排気ガスが通過する隙間を実質的に無くして、第1
上流側流路231の圧力と第2上流側流路232の圧力
との差があっても排気ガスが交互に流れにくい。つま
り、排気ガスが隙間を流通しないため、開閉バルブ22
1を閉鎖した時は、図11の記号*に示すように、気流
音の発生をほぼ完全に抑制することができる。
【0048】また排気ガスの圧力が高まると、パスチュ
ーブ210から第2容積室104に流入した排気ガスの
圧力が開閉バルブ221の付勢力に抗して第3容積室1
05側を開放し、排気ガスは第1上流側流路231に加
えて、第2上流側流路232から下流側テールチューブ
240の第2下流側流路242を経てマフラ100の外
部、つまり、大気に排出される。
【0049】この場合も、排気ガスが通過する隙間が実
質的に無いため、第1上流側流路231の圧力と第2上
流側流路232の圧力との差があっても排気ガスが交互
に流れにくい。つまり、排気ガスが隙間を流通しないた
め、開閉バルブ221を開放した時も、図12の記号*
に示すように、気流音の発生をほぼ完全に抑制すること
ができる。
【0050】上述したことからも明らかなように、上記
第3実施形態によれば、排気ガスが隙間を流通しないた
め、排気ガスの流れる経路に関わらず、気流音の発生を
ほぼ完全に抑制することができる。
【0051】また、上記構成の仕切板を採用すれば、第
1仕切板233を第2仕切板243と重なり合うように
延在させることにより、この延在部分、つまり、第1仕
切板233の端部233eが上流側テールチューブ23
0に下流側テールチューブ240を取り付ける際の案内
として使用することができるため、上流側テールチュー
ブ230および下流側テールチューブ240の組み付け
性並びに組み付け精度を大幅に向上させることができ
る。
【0052】なお、本実施形態は、第1仕切板233お
よび第2仕切板243のうちの少なくともいずれか一方
の仕切板を他方の仕切板と重なり合うように延在させる
ものであればよい。つまり、本実施形態のバリエーショ
ンとして、下流側テールチューブ240の第2仕切板端
部243eを延長し、且つ、上流側テールチューブ23
0の第1仕切板端部233eを下流側テールチューブ2
40の断面方向にオフセットさせ、第2仕切板243お
よび第1仕切板233との境界付近にラップ部を設けて
互いの仕切板の取り付け角度θをほぼ0°となるように
接触させてもよい。
【0053】図6は、本発明の第4実施形態であって、
基本的な排気システムは第1実施形態と同じ構造である
ため、第1実施形態と同一部分は同一符号をもって説明
を省略する。
【0054】本実施形態では、上流側テールチューブ2
30および下流側テールチューブ240の接続間におい
て、第2仕切板243の上流側先端部243eを第1仕
切板233の下流側端部に対して第1上流側流路231
の向きにオフセットするように曲げて導入部I1を配設
する。
【0055】ここで、本実施形態の作用を説明する。
【0056】インレットチューブ200から第1容積室
103に導かれたエンジンからの排気ガスは始め、第1
実施形態と同様、上流側テールチューブ230の第1上
流側流路231から流入し、下流側テールチューブ24
0の第1下流側流路241を経てマフラ100の外部、
つまり、大気に排出される。
【0057】また排気ガスの圧力が高まると、パスチュ
ーブ210から第2容積室104に流入した排気ガスの
圧力が開閉バルブ221の付勢力に抗して第3容積室1
05側を開放し、排気ガスは第1上流側流路231に加
えて、第2上流側流路232から下流側テールチューブ
240の第2下流側流路242を経てマフラ100の外
部、つまり、大気に排出される。
【0058】本実施形態では、第1上流側流路231の
圧力が第2上流側流路232の圧力に比べて高い場合、
排気ガスがその流れに沿って導入部(隙間に相当)I1
に積極的に誘導される。つまり、第1上流側流路231
内から導入部I1を通って第2下流側流路242へ流れ
込む排気ガスを、その流れに沿って積極的に誘導するこ
とにより、この隙間付近での圧力差が緩和される。
【0059】従って、第4実施形態によれば、導入部I
1を排気ガスが流通する際に生じる流れの剥離による渦
の生成を抑え、気流音の悪化を抑制することができる。
【0060】図7は、本発明の第5実施形態であって、
基本的な排気システムは第1実施形態と同じ構造である
ため、第1実施形態と同一部分は同一符号をもって説明
を省略する。
【0061】本実施形態では、上流側テールチューブ2
30および下流側テールチューブ240の接続間におい
て、第2仕切板243の上流側先端部243eを第1仕
切板233の下流側端部に対して第2下流側流路232
の向きにオフセットするように曲げて導入部I2を配設
する。
【0062】ここで、本実施形態の作用を説明する。
【0063】インレットチューブ200から第1容積室
103に導かれたエンジンからの排気ガスは始め、第1
実施形態と同様、上流側テールチューブ230の第1上
流側流路231から流入し、下流側テールチューブ24
0の第1下流側流路241を経てマフラ100の外部、
つまり、大気に排出される。
【0064】また排気ガスの圧力が高まると、パスチュ
ーブ210から第2容積室104に流入した排気ガスの
圧力が開閉バルブ221の付勢力に抗して第3容積室1
05側を開放し、排気ガスは第1上流側流路231に加
えて、第2上流側流路232から下流側テールチューブ
240の第2下流側流路242を経てマフラ100の外
部、つまり、大気に排出される。
【0065】本実施形態では、第2上流側流路232の
圧力が第1上流側流路231の圧力に比べて高い場合、
排気ガスがその流れに沿って導入部(隙間に相当)I2
に積極的に誘導される。つまり、第2上流側流路232
内から導入部I2を通って第1下流側流路241へ流れ
込む排気ガスを、その流れに沿って積極的に誘導するこ
とにより、この隙間付近での圧力差が緩和される。
【0066】従って、第5実施形態によれば、導入部I
2を排気ガスが流通する際に生じる流れの剥離による渦
の生成を抑え、気流音の悪化を抑制することができる。
【0067】図8は、本発明の第6実施形態であって、
第1実施形態のバリエーションとして、上流側テールチ
ューブ230の第1上流側流路231を第3容積室10
5まで延長し、第3容積室105内における第1上流側
流路231および第2上流側流路232の先端部231
e,232eが同一長さとなる断面を有する。この場
合、第1上流側流路231は、その先端部がキャップ2
31cによって封鎖され、その側面には、第1容積室1
03と連通するための多孔部231pが設けられてい
る。また、第2上流側流路232の先端部232eは、
第3容積室105に対して開口している。
【0068】ここで、本実施形態の作用を説明する。
【0069】インレットチューブ200から第1容積室
103に導かれたエンジンからの排気ガスは始め、上流
側テールチューブ230の第1上流側流路231に設け
た多孔部231pから流入し、下流側テールチューブ2
40の第1下流側流路241を経てマフラ100の外
部、つまり、大気に排出される。
【0070】また排気ガスの圧力が高まると、パスチュ
ーブ210から第2容積室104に流入した排気ガスの
圧力が開閉バルブ221の付勢力に抗して第3容積室1
05側を開放し、排気ガスは第1上流側流路231に加
えて、第2上流側流路232から下流側テールチューブ
240の第2下流側流路242を経てマフラ100の外
部、つまり、大気に排出される。
【0071】本実施形態の場合、上流側テールチューブ
230は、第1上流側流路231および第2上流側流路
232の先端部231e,232eが同一長さとなる断
面を有するから、上流側テールチューブ230の形状
は、半月形状の第1上流側流路231および第2上流側
流路232から円形となるため、上流側テールチューブ
230とバッフル101とのシール性が向上する。ま
た、上流側テールチューブ230の第1上流側流路23
1には、その側面に設けた多孔部231pから排気ガス
が流入してくるため、流入してくる際に発生する気流音
の低減を図ることができる。なお、第1上流側流路23
1の先端部231eを閉鎖するものはキャップ231c
に限らず、先端部231eを潰したクリンプ形状に閉鎖
しても構わない。また、第6実施形態は、第1実施形態
以外にも、第2〜5実施形態に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明である自動車用排気消音装置の第1実
施形態を示す断面図である。
【図2】 図1のA−A断面図である。
【図3】 図1のB−B断面図である。
【図4】 本発明の第2実施形態を示す断面図である。
【図5】 本発明の第3実施形態を示す断面図である。
【図6】 本発明の第4実施形態を示す断面図である。
【図7】 本発明の第5実施形態を示す断面図である。
【図8】 本発明の第6実施形態を示す断面図である。
【図9】 従来の自動車用排気消音装置を示す断面図で
ある。
【図10】 図9のC−C断面図である。
【図11】 開閉バルブ封鎖時の排気騒音特性図であ
る。
【図12】 開閉バルブ開放時の排気騒音特性図であ
る。
【符号の説明】
100 マフラ 101,102 バッフル 103 第1容積室 104 第2容積室 105 第3容積室 200 インレットチューブ 210,220 パスチューブ 221 開閉バルブ 230 上流側テールチューブ 231 第1上流側流路 231c キャップ 231e 第1上流側流路端部 231p 多孔部(開口部) 232 第2上流側流路 232e 第2上流側流路端部 233 第1仕切板 233e 第1仕切板先端部 234 多孔部(開口部) 240 下流側テールチューブ 241 第1下流側流路 242 第2下流側流路 243 第2仕切板 243e 第2仕切板先端部 244 多孔部(開口部) 245 隙間 I1 導入部 I2 導入部 X ラップ部 231e 先端部(第1流路) 203p 開口部(第1流路) 204 第2流路 204e 先端部(第2流路) 204p 開口部(第2流路) 205 テールチューブ 206 仕切板 207 キャップ(第1流路) 208 クリンプ加工部 209 キャップ(第2流路)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐久間 裕一 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 3G004 AA01 BA01 CA11 DA08 DA09 DA24 EA02 GA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インレットチューブからマフラ内部の第
    1容積室に導びかれたエンジンからの排気ガスが流入す
    る第1上流側流路と、前記第1容積室の排気ガスがパス
    チューブを介して接続された他の容積室のうちで最も下
    流位置の容積室から流入する第2上流側流路とに仕切板
    にて区画された上流側テールチューブを前記マフラ内部
    に具え、該マフラ外部から、第1下流側流路と第2下流
    側流路とに第2仕切板にて区画された下流側テールチュ
    ーブが、該第1下流側流路および第2下流側流路それぞ
    れを前記上流側テールチューブの前記第1上流側流路お
    よび前記第2上流側流路それぞれに連通させるように接
    続される自動車用排気消音装置において、 前記上流側テールチューブおよび前記下流側テールチュ
    ーブの接続間において、前記第1仕切板および前記第2
    仕切板間に形成された隙間付近にある前記第1仕切板ま
    たは前記第2仕切板のうちの少なくともいずれか一方の
    仕切板に多孔部を設けたことを特徴とする自動車用排気
    消音装置。
  2. 【請求項2】 インレットチューブからマフラ内部の第
    1容積室に導びかれたエンジンからの排気ガスが流入す
    る第1上流側流路と、前記第1容積室の排気ガスがパス
    チューブを介して接続された他の容積室のうちで最も下
    流位置の容積室から流入する第2上流側流路とに仕切板
    にて区画された上流側テールチューブを前記マフラ内部
    に具え、該マフラ外部から、第1下流側流路と第2下流
    側流路とに第2仕切板にて区画された下流側テールチュ
    ーブが、該第1下流側流路および第2下流側流路それぞ
    れを前記上流側テールチューブの前記第1上流側流路お
    よび前記第2上流側流路それぞれに連通させるように接
    続される自動車用排気消音装置において、 前記上流側テールチューブおよび前記下流側テールチュ
    ーブの接続間において、前記第1仕切板および前記第2
    仕切板間に形成された隙間付近にある前記第1仕切板ま
    たは前記第2仕切板のうちの少なくともいずれか一方の
    仕切板を他方の仕切板と重なり合うように延在させたこ
    とを特徴とする自動車用排気消音装置。
  3. 【請求項3】 インレットチューブからマフラ内部の第
    1容積室に導びかれたエンジンからの排気ガスが流入す
    る第1上流側流路と、前記第1容積室の排気ガスがパス
    チューブを介して接続された他の容積室のうちで最も下
    流位置の容積室から流入する第2上流側流路とに仕切板
    にて区画された上流側テールチューブを前記マフラ内部
    に具え、該マフラ外部から、第1下流側流路と第2下流
    側流路とに第2仕切板にて区画された下流側テールチュ
    ーブが、該第1下流側流路および第2下流側流路それぞ
    れを前記上流側テールチューブの前記第1上流側流路お
    よび前記第2上流側流路それぞれに連通させるように接
    続される自動車用排気消音装置において、 前記上流側テールチューブおよび前記下流側テールチュ
    ーブの接続間において、前記第2仕切板の上流側先端部
    を前記第1仕切板の下流側先端部に対してオフセットす
    るように曲げたことを特徴とする自動車用排気消音装
    置。
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