JP2001214693A - スクリューコンベヤ設備およびシールド掘進機の排土装置 - Google Patents

スクリューコンベヤ設備およびシールド掘進機の排土装置

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JP2001214693A
JP2001214693A JP2000026893A JP2000026893A JP2001214693A JP 2001214693 A JP2001214693 A JP 2001214693A JP 2000026893 A JP2000026893 A JP 2000026893A JP 2000026893 A JP2000026893 A JP 2000026893A JP 2001214693 A JP2001214693 A JP 2001214693A
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screw conveyor
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conveyor
downstream
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Tadao Yoshikawa
忠男 吉川
Kenji Asada
健次 淺田
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Hitachi Zosen Corp
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Hitachi Zosen Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本数の異なるスクリューコンベヤを接続して効
率良く搬送する。 【解決手段】2本の上流側スクリューコンベヤ11A,
11Bと下流側スクリューコンベヤ13の接続部に、少
なくとも上流側スクリューコンベヤ12のケーシングの
後端面が接続開口される合流ボックス12を設け、少な
くとも下流側スクリューコンベヤ13のスクリュー32
が前記集散ボックス12内に露出32aされるととも
に、集散ボックス12内の前記スクリュー22,32端
部間の間隔を、これらスクリューコンベヤ11A,11
B,13により搬送可能な岩石塊の最大径より大きく設
定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば広い貯留
槽(空間)あるいは複数の貯留槽から複数本の上流側ス
クリューコンベヤで排出し、途中で上流側スクリューコ
ンベヤより少ない本数の下流側スクリューコンベヤに接
続したり、逆に少ない本数のスクリューコンベヤから多
い本数のスクリューコンベヤに接続するスクリューコン
ベヤ設備およびシールド掘進機の排土装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば本数の多い上流側スクリューコ
ンベヤから少ない下流側スクリューコンベヤは、たとえ
ば大きい容量の圧力室から大気側に土砂を搬送する大型
のシールド掘進機の排土装置が考えられる。
【0003】たとえば実公昭60−3196号公報に、
シールド掘進機で、崩壊土圧を保持しつつ掘削土砂を貯
留する圧力室に2本の排土用スクリューコンベヤを接続
したものが開示されている。
【0004】この排土装置は、図9に示すように、シー
ルド本体61の前部に形成された圧力室62の上部に圧
力隔壁63を貫通して副排土コンベヤ64を接続すると
ともに、圧力室62の下部に圧力隔壁63を貫通して主
排土コンベヤ65を接続し、副排土コンベヤ64の途中
に、開閉装置67を有する第2副排土通路66を連結す
るとともに、第2副排土通路66の出口を主排土コンベ
ヤ65の途中に接続したものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来構成
では、土砂の性状に合わせて圧力室の上下で排土量を制
御できるものの、副排土コンベヤ64の側面に第2副排
土通路66を介して主排土コンベヤ65の途中に接続さ
れているため、副排土コンベヤ64からは、ケーシング
の側面に形成された開口部66aから土砂が排出される
ため、スクリュー64aによる搬送圧力が土砂に作用さ
れず、副排土通路66内を落下されるため、搬送効率が
低いという問題があった。また副排土コンベヤ64は、
ケーシングの途中に開口部66aがあるため、その下流
側に土砂プラグを形成するプラグ成形部材68が配置さ
れており、装置構造が複雑になるという問題があった。
【0006】本発明は上記問題点を解決して、本数の異
なるスクリューコンベヤを接続して効率良く搬送出来る
スクリューコンベヤ設備およびシールド掘進機の排土装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、本数が異なる上流側スクリュ
ーコンベヤと下流側スクリューコンベヤとを接続するス
クリューコンベヤ設備において、上流側スクリューコン
ベヤと下流側スクリューコンベヤの接続部に、集散ボッ
クスを設け、少なくとも前記上流側スクリューコンベヤ
のケーシングの後端部を前記集散ボックスに接続開口
し、少なくとも下流側スクリューコンベヤのスクリュー
を前記集散ボックス内に突出する露出部を設けるととも
に、集散ボックス内の前記スクリュー端部間の間隔を、
これらスクリューコンベヤにより搬送可能な被搬送物塊
の最大径より大きく設定したものである。
【0008】上記構成によれば、上流側スクリューコン
ベヤから被搬送物が直接搬送圧力を受けた状態で集散ボ
ックスに送り出され、集散ボックス内に露出したスクリ
ューの露出部により下流側スクリューコンベヤのケーシ
ング内に搬送圧力を保持した状態で取り込まれるので、
上流側スクリューコンベヤの搬送圧力を有効に利用して
下流側スクリューコンベヤに分散または集合して送り込
み搬送することができる。また被搬送物塊も集散ボック
ス内で滞留することもなく、これにより搬送圧力が途切
れることなく高い搬送効率で連続搬送することができ、
また従来のように上流側スクリューコンベヤの構造が複
雑になることもない。
【0009】また請求項2記載のシールド掘進機の排土
装置は、圧力室に接続されて掘削土砂を排出する複数本
の上流側スクリューコンベヤと、これら上流側スクリュ
ーコンベヤより少ない本数で大気側に土砂を搬出する下
流側スクリューコンベヤとを集合ボックスを介して接続
し、少なくとも上流側スクリューコンベヤのケーシング
の後端部を集合ボックスに接続開口し、少なくとも下流
側スクリューコンベヤのスクリューに、前記集散ボック
ス内に突出される露出部を設けるとともに、集合ボック
ス内のスクリュー端部間の間隔を、これらスクリューコ
ンベヤにより搬送可能な掘削岩石塊の最大径より大きく
設定したものである。
【0010】上記構成によれば、上流側スクリューコン
ベヤから圧力室の土砂が直接搬送圧力を受けた状態で集
合ボックスに連続して送り出され、さらに集合ボックス
内に突出された下流側スクリューコンベヤのスクリュー
によりケーシング内に取り込まれ、上流側スクリューコ
ンベヤの搬送圧力を途中で途切れることなく有効に利用
して効率良く搬送することができる。また岩石塊も集合
ボックス内に滞留することなく確実に搬送される。また
上流側スクリューコンベヤでは、ケーシング後端部から
土砂が押し出されるので、従来のように上流側スクリュ
ーコンベヤの構造が複雑になることもない。
【0011】させに請求項3記載の排土装置は、請求項
2記載の構成において、上流側スクリューコンベヤの排
土量に対して下流側のスクリューコンベヤの排土量を1
〜0.9の範囲に制御するように構成したものである。
【0012】上記構成により、スムーズに土砂を排出す
ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】ここで、本発明に係るシールド掘
進機の排土装置の実施の形態を図1〜図5に基づいて説
明する。
【0014】このシールド掘進機は、図4,図5に示す
ように、たとえば長円形断面のトンネルを掘削するため
のもので、シールド本体1の前部には、図示しないカッ
タ駆動装置により回転駆動され一対のスポーク式カッタ
ヘッド2が配置され、シールド本体1内は、圧力隔壁3
により切羽崩壊土圧を保持する横断面が長円形の圧力室
4と、大気室5とに区画されている。
【0015】前記圧力隔壁3には、カッタヘッド2によ
り掘削された土砂を圧力室4から大気室5側のトンネル
後方に排出する本発明に係る排土装置6が設けられてい
る。この排土装置6は、横広がりとなる圧力室4の長径
側で圧力隔壁3に形成された一対の排土穴10A,10
Bに接続されて土砂を排出する左右一対の上流側スクリ
ューコンベヤ11A,11Bと、これら上流側スクリュ
ーコンベヤ11A,11Bとから土砂を合流させる合流
ボックス(集散ボックス)12と、この合流ボックス1
2に接続された1本の下流側スクリューコンベヤ13に
より構成されている。
【0016】上流側スクリューコンベヤ11A,11B
は、図1〜図3に示すように、円筒状ケーシング21内
にたとえばリボンスクリュー(軸付きスクリュウでも
可)22が回転自在に配置され、ケーシング21の中間
部に設けられた上流側スクリュー駆動装置23によりリ
ボンスクリュー22が回転駆動される。この上流側スク
リュー駆動装置23は、リボンスクリュー22の外周部
に固定された回転環23aに形成されたリングギヤ23
bと、このリングギヤ23bに噛合されてケーシング2
1に設けられた回転駆動モータ23cに減速機を介して
回転駆動される駆動ピニオン23dとで構成される。し
たがって、上流側スクリューコンベヤ11A,11Bと
の後端部に、従来のようにプラグ形成部材やスクリュー
駆動装置が設けられておらず、ケーシング21の後端部
が直接合流ボックス12前面にそれぞれ接続されるとと
もに、これら接続開口部24の近傍でリボンスクリュー
22が終了されており、リボンスクリュー22から搬送
圧力を直接受けつつ土砂が合流ボックス12にスムーズ
に送り込まれる。
【0017】下流側スクリューコンベヤ13は、図示で
は、その軸心O2が上流側スクリューコンベヤの軸心O1
を含む互いに平行な平面上でかつ所定量だけ下位に配置
されているが、これに限るものではなく、同一平面上で
あってもよいし、合流ボックス12で折れ曲がっていて
もよく、さらに仮想線で示すように、合流ボックス12
に球面継手16を介して下流側スクリューコンベヤ13
を接続して揺動可能に構成することもできる。下流側ス
クリューコンベヤ13の円筒状ケーシング31内には、
リボンスクリュー(軸付きスクリューも可)32が回転
自在に配置され、合流ボックス12の後面にケーシング
31の前端部が接続開口部34で接続されている。そし
て、前記リボンスクリュー32には、前端側が接続開口
部34から合流ボックス12内に突出する露出部32a
が形成されている。さらにこのリボンスクリュー32
は、ケーシング32の後端部に設けられた下流側スクリ
ュー駆動装置33によりリボンスクリュー31が回転駆
動される。
【0018】この下流側スクリュー駆動装置33は、リ
ボンスクリュー32後端の外周部に固定された回転環3
3aに形成されたリングギヤ33bと、ケーシング32
に設けられた回転駆動モータ33cにより減速機を介し
て回転駆動され前記リングギヤ33bに噛合される駆動
ピニオン33dとで構成される。またケーシング31の
出口に、スライド装置35a(シリンダ装置)により開
閉板35bをスライドして出口31aを開閉する出口開
閉装置35が配設されている。
【0019】前記合流ボックス12は、前面上部に2個
の接続開口部24を介して2本の上流側スクリューコン
ベヤ11A,11Bとが接続されるとともに、後面下部
に下流側スクリューコンベヤ13が接続開口部34を介
して接続されている。そして、合流ボックス12内にお
ける各スクリューコンベヤ11A,11B,13のリボ
ンスクリュー22,32の端部間隔Dは、リボンスクリ
ュー22,32により搬送可能な岩塊の最大径D(隣接
するスクリュー羽根の間隔D1およびスクリュー孔D2
大きい方)と同じか、D=D1またはD2×(1〜1.
5)の範囲に設定されている。これはD=D1またはD2
未満では、搬送されてきた岩石塊が合流ボックス12内
のスクリュー端部同士が岩塊と干渉し、スクリューの回
転が阻害されるおそれがあり、1.5を越えると、下流
側スクリューコンベヤの土砂の送り込みにおいて岩塊同
士が接触して滞留することがあり、上流側スクリューコ
ンベヤが土砂を押出すための搬送圧力が大きくなるため
である。
【0020】したがって、上流側スクリューコンベヤ1
1A,11Bによりそれぞれ合流ボックス12内に送り
込まれた土砂は、搬送力を保持しつつこのリボンスクリ
ュー32の露出部32a上に落下されてさらに搬送力を
受け下流側スクリューコンベヤ13のケーシング31内
に取り込まれて排出される。
【0021】この排土装置6は、上流側スクリューコン
ベヤ11A,11Bの計算排土量(運搬量)をq1
2、下流側スクリューコンベヤの計算排土量(運搬
量)q3とすると、q3/2=q1=q2となるのが望まし
いが、各スクリューコンベヤの寸法や排土量が異る場合
には、(0.9〜1)×q3=q1+q2となるように回転数
を制御して運転すればよく、特にシールド掘進機の排土
装置6では、圧力室の土圧が一定値となるように、上流
側スクリューコンベヤ11A,11Bと下流側スクリュ
ーコンベヤ13の回転数が制御される。この場合、q3
=(q1+q2)×1/(0.9〜1)となるようにスクリ
ューコンベヤの回転数を設定しておくと、土圧計の指示
値を目標として、複数個のスクリューコンベヤの回転数
の制御を一挙に行うことができる。
【0022】上記実施の形態によれば、シールド掘進機
によりカッタヘッド2で掘削された土砂は圧力室4に取
り込まれ、排土装置6により大気側に排出される。この
排土装置6では、圧力室4の切羽崩壊土圧を保持しつつ
掘削土砂を排出する。すなわち、横長の圧力室4に対応
して圧力室4の左右両側に接続された上流側スクリュー
コンベヤ11A,11Bにより、土砂を合流ボックス1
2に搬入し、さらに合流ボックス12から下流側スクリ
ューコンベヤ13により大気室5側に排出する。
【0023】この時、上流側スクリューコンベヤ11
A,11Bでは、リボンスクリュー22により接続開口
部24から直接搬送圧力を受けつつ搬送方向に押し出さ
れた土砂が合流ボックス12に送り込まれ、さらに合流
室12でその圧力を保持しつつリボンスクリュー32の
露出部32aにより効果的に下流側スクリューコンベヤ
13に取り込まれて搬出される。そして、これらスクリ
ューコンベヤ11A,11B,13の回転数が、計算排
土量を(0.9〜1)×q3=q1+q2となるように制御さ
れるので、スムーズな土砂の排出が可能となる。
【0024】また、特に上流側スクリューコンベヤ11
A,11Bは、それぞれリボンスクリュー22を内蔵し
て大形の岩石塊を搬出しやすく、かつスクリュー駆動装
置24によりケーシング21の中間部で外側からリボン
スクリュー22を回転駆動でき、ケーシング21の後端
部を接続開口部24を介して合流ボックス12に直結開
口されるので、上流側スクリューコンベヤ11A,11
Bの搬送圧力の減衰を極力減少させて搬送圧力を排出土
砂に有効作用させることができ、効率のよい搬送が実現
できる。
【0025】なお、合流ボックス12と下流側スクリュ
ーコンベヤ13との接続部に球面継手16を介装し、リ
ボンスクリュー32の露出部32aが干渉しない範囲で
下流側スクリューコンベヤ13を揺動させ、設置姿勢を
変更することもできる。
【0026】またケーシング21,31内にリボンスク
リュー22,32を内蔵させたが、土砂の性状により軸
付きスクリューであっても差し支えない。さらに上記の
実施の形態では、シールド掘進機の排土装置で説明した
が、土砂以外にも粉粒体や可塑性物を、複数または大型
の貯留槽(タンクなど)からそれより少数または単数の
受槽に移送したり、逆に少数や単数の貯留槽からそれよ
り多い複数の受槽または大型の受槽に移送するスクリュ
ーコンベヤ設備であってもよい。
【0027】たとえば図6,図7に示すように、混練用
スクリュー群40aと排出用スクリュー40bとを具備
した上位の貯留槽40に2本の上流側スクリューコンベ
ヤ41A,41Bが接続され、合流ボックス42を介し
て1本の下流側スクリューコンベヤ43に接続され、上
位HHの貯留層40の高い圧力を保持しつつ低位HLで大
きい水頭差hのあるの受槽44に被搬送物を運搬するも
のである。これら上流側と下流側のスクリューコンベヤ
41A,41B,43の軸心は、同一水平面上に設置さ
れている。
【0028】またさらに他の実施の形態として、図8に
示すように、1個の大型の貯留槽50に2本の上流側ス
クリューコンベヤ(計算運搬量q4,q5)51A,51
Bを接続し、これら上流側スクリューコンベヤ51A,
51Bを分散ボックス52を介して3本の下流側スクリ
ューコンベヤ(計算運搬量q6,q7,q8)53A〜5
3Cに接続し、下流側スクリューコンベヤ53A〜53
Cの出口にそれぞれ受槽54A〜54Cを設けたもので
ある。この場合の運搬の制御量は、q4+q5=(1〜
0.9)×(q6+q7+q8)となるように制御され
る。
【0029】上記各実施の形態によれば、本数の異なる
スクリューコンベヤ同士を合流ボックスまたは分散ボッ
クスにより接続して、効率良く被搬送物を搬送し合流分
配することができる。
【0030】
【発明の効果】以上に述べたごとく請求項1記載の発明
によれば、上流側スクリューコンベヤから被搬送物が直
接搬送圧力を受けた状態で集散ボックスに送り出され、
集散ボックス内に露出したスクリューの露出部により下
流側スクリューコンベヤのケーシング内に搬送圧力を保
持した状態で取り込まれるので、上流側スクリューコン
ベヤの搬送圧力を有効に利用して下流側スクリューコン
ベヤに分散または集合して送り込み、搬送することがで
きる。また被搬送物塊も集散ボックス内で滞留すること
もなく、これにより搬送圧力が途切れることなく高い搬
送効率で連続搬送することができ、また従来のように上
流側スクリューコンベヤの構造が複雑になることもな
い。
【0031】また請求項2記載のシールド掘進機の排土
装置によれば、上流側スクリューコンベヤから圧力室の
土砂が直接搬送圧力を受けた状態で集合ボックスに連続
して送り出され、さらに集合ボックス内に突出された下
流側スクリューコンベヤのスクリューによりケーシング
内に取り込まれ、上流側スクリューコンベヤの搬送圧力
を途中で途切れることなく有効に利用して効率良く搬送
することができる。また岩石塊も集合ボックス内に滞留
することなく確実に搬送される。また上流側スクリュー
コンベヤでは、ケーシング後端部から土砂が押し出され
るので、従来のように上流側スクリューコンベヤの構造
が複雑になることもない。
【0032】さらに請求項3記載の排土装置によれば、
スムーズに土砂を排出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスクリューコンベヤ設備であるシ
ールド掘進機の排土装置の実施の形態を示す平面断面図
である。
【図2】同排土装置の側面部分断面図である。
【図3】図2に示すA−A断面図である。
【図4】同シールド掘進機の概略縦断面図である。
【図5】同シールド掘進機の概略正面図である。
【図6】本発明に係るスクリューコンベヤ設備の他の実
施の形態を示す平面図である。
【図7】同スクリューコンベヤ設備の側面図である。
【図8】同スクリューコンベヤ設備のさらに他の実施の
形態を示す概略平面図である。
【図9】従来のスクリューコンベヤ設備であるシールド
掘進機の排土装置を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 シールド本体 2 カッタヘッド 3 圧力隔壁 4 圧力室 5 大気室 6 排土装置 11A,11B 上流側スクリューコンベヤ 12 合流ボックス 13 下流側スクリューコンベヤ 21,31 ケーシング 22,32 リボンスクリュー 32a 露出部 23,33 スクリュー駆動装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本数が異なる上流側スクリューコンベヤと
    下流側スクリューコンベヤとを接続するスクリューコン
    ベヤ設備において、 上流側スクリューコンベヤと下流側スクリューコンベヤ
    の接続部に、集散ボックスを設け、 少なくとも前記上流側スクリューコンベヤのケーシング
    の後端部を前記集散ボックスに接続開口し、 少なくとも下流側スクリューコンベヤのスクリューに、
    前記集散ボックス内に突出する露出部を設けるととも
    に、集散ボックス内の前記スクリュー端部間の間隔を、
    これらスクリューコンベヤにより搬送可能な被搬送物塊
    の最大径より大きく設定したことを特徴とするスクリュ
    ーコンベヤ設備。
  2. 【請求項2】圧力室に接続されて掘削土砂を排出する複
    数本の上流側スクリューコンベヤと、これら上流側スク
    リューコンベヤより少ない本数で大気側に土砂を搬出す
    る下流側スクリューコンベヤとを集合ボックスを介して
    接続し、 少なくとも上流側スクリューコンベヤのケーシングの後
    端部を集合ボックスに接続開口し、 少なくとも下流側スクリューコンベヤのスクリューに、
    前記集散ボックス内に突出される露出部を設けるととも
    に、集合ボックス内のスクリュー端部間の間隔を、これ
    らスクリューコンベヤにより搬送可能な掘削岩石塊の最
    大径より大きく設定したことを特徴とするシールド掘進
    機の排土装置。
  3. 【請求項3】上流側スクリューコンベヤの排土量に対し
    て下流側のスクリューコンベヤの排土量を1〜0.9の
    範囲に制御するように構成したことを特徴とする請求項
    2記載のシールド掘進機の排土装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106968683A (zh) * 2017-05-24 2017-07-21 株洲中铁电气物资有限公司 一种盾构机出渣系统及泥水盾构机
CN110450985A (zh) * 2019-09-16 2019-11-15 吉林大学 一种月面无人月壤采集车

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