JP2001213479A - 緩衝体 - Google Patents

緩衝体

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JP2001213479A
JP2001213479A JP2000026857A JP2000026857A JP2001213479A JP 2001213479 A JP2001213479 A JP 2001213479A JP 2000026857 A JP2000026857 A JP 2000026857A JP 2000026857 A JP2000026857 A JP 2000026857A JP 2001213479 A JP2001213479 A JP 2001213479A
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airtight cylinder
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Toshihiko Morisaka
敏彦 森阪
Biho Koyanagi
美奉 小柳
Taku Wakushima
卓 涌島
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Kashiwara Seitai KK
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Kashiwara Seitai KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイン等の瓶類の搬送用緩衝体として、衝撃
緩衝力に優れ、取扱いが容易な搬送用緩衝体を提供する
こと。 【解決手段】 内外二層のシートを長さ方向に接合した
接合部3により形成される長さ方向区画室2a、2b、
5a、5bと、その上部に長さ方向区画室と逆止弁を介
して連通する幅方向区画室を備えた内側及び外側気密性
円筒体1、4を設け、内側気密性円筒体4は外側気密性
円筒体1の内側で、外側気密性円筒体1の長さ方向接合
部3である谷部6aに内側気密性円筒体4の山部6bが
重層するように、内側気密性円筒体4を外側気密性円筒
体1に接合固定したことを特徴とする内外二層の気密性
円筒体を備えた緩衝体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイン等の瓶類を
始めとしてガラス容器等の破損し易い被包装物を安全に
搬送できる緩衝作用を有する包装用緩衝体に関するもの
で、さらに詳しくは、搬送時に、衝撃による破損の発生
を防止できるエアーバックからなる緩衝体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ワインブームが招来し、レストランはも
とより家庭におけるワイン類の消費は急速に増えてきて
おり、消費者自らがワイン類を購入し、家庭等に持ち帰
る機会も増加してきている。また生活様式の欧風化に伴
い、ガラス食器等の破損し易い食器の流通も増加し、ワ
イン類の瓶体やガラス食器等は破損し易いため購入後に
搬送する手段としては、段ボール箱や発泡スチロール箱
等が用いられてきている。
【0003】しかし、段ボール箱は衝撃に対する緩衝能
力が必ずしも十分ではなく、また、発泡スチロール箱は
緩衝能力は高いものの、成型を必要とし、すべての型の
瓶や食器等汎用的に用いるものを提供することはでき
ず、また、環境面でも新しい対策が必要となっている。
【0004】また、包装時においても、ワイン類は段ボ
ール箱や発泡スチロール箱に収納後、さらに包装紙にて
包装することが必要となり、包装に手間と時間を必要と
していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の通り、ワイン等
の瓶体やガラス食器等は購入後に持ち運びする搬送手段
としては現在のところ段ボール箱および発泡スチロール
箱が用いられているが、両者とも機能面および取扱い面
からみて十分に満足できるものが提供されていない。さ
らに、発泡スチロールはダイオキシン発生物質であり、
環境対策上これに代る有効な緩衝体が要請されていた。
一方、ポリエチレン、ポリプロピレンを基材としたエア
ーバック方式の包装体もすでに提案されているが、ワイ
ン瓶等を包装したものを落下した場合は、必ずしも十分
な緩衝作用を奏するものではなかった。その理由とし
て、エアーバックの接合部である谷部は衝撃吸収力が弱
く、そのため落下試験等においても瓶が破損する場合が
生じた。
【0006】そこで、本発明は、ワイン等の瓶体やガラ
ス食器等の容器の搬送用緩衝体として、衝撃緩衝力に優
れ、取扱いが容易で、かつ、環境安全面においてもクリ
アできる緩衝体を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した課題を
解決するため、内外二層のシートを長さ方向に接合した
接合部により形成される長さ方向区画室と、その上部に
長さ方向区画室と連通部を介して連通し、空気注入部を
有する幅方向区画室を備えた内側及び外側気密性円筒体
を設け、内側気密性円筒体は外側気密性円筒体の内側
で、外側気密性円筒体の長さ方向接合部である谷部に内
側気密性円筒体の山部が重層するように、内側気密性円
筒体を外側気密性円筒体に接合固定したことを特徴とす
る内外二層の気密性円筒体を備えた緩衝体である。
【0008】本発明によると、内外二層の気密性円筒体
から形成され外側円筒体の谷部に内側円筒体の山部が重
層するように内外二層の円周体からなる緩衝体により製
品を包被挾持するように構成したので、包装体が外的衝
撃を受けても、内外二重の円筒体により緊密に包被され
保護されており、かつ、外側区画室の谷部は内側区画室
の山部により衝撃吸収力を補完するように構成されてい
るので、衝撃力は円筒体の各空気室により平均に吸収さ
れるため、被包装体が破損するのを完全に防止すること
ができる。
【0009】さらに、長さ方向区画室を逆止弁により幅
方向区画室と連通するように構成することによって、例
え1つの区画室が破損した場合であっても、緩衝体全体
の衝撃吸収機能を失せることなく、搬送時において安全
な緩衝体を提供することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、内外二層のシートを長さ方向に接合した接合部によ
り形成される長さ方向区画室と、その上部に長さ方向区
画室と連通部を介して連通し、空気注入部を有する幅方
向区画室を備えた内側及び外側気密性円筒体を設け、内
側気密性円筒体は外側気密性円筒体の内側で、外側気密
性円筒体の長さ方向接合部である谷部に内側気密性円筒
体の山部が重層するように、内側気密性円筒体を外側気
密性円筒体に接合固定したことを特徴とする内外二層の
気密性円筒体を備えた緩衝体であり、瓶体を緩衝体で包
被すると、瓶体は、空気室により緩衝機能が付与された
外側、内側の各区画室により緊密に挾持され、包装体に
より包装された瓶体は前後に移動することなく包被挾持
され、衝撃に対しても瓶体の破損を完全に防ぐことがで
きとくに、本発明によれば、外側気密性二重の円筒体で
包被されるので、従来のエアーバック方式の欠点であっ
た谷部における衝撃吸収力を内側気密性円筒体の山部に
よって補うことができるため、エアーバックにおける衝
撃吸収力を大幅に改善でき、包被体が落下しても、落下
に伴う衝撃は二重の空気室により平均して吸収するの
で、落下時や横からの衝撃力を受けても衝撃による破損
を完全に防止することができる作用を有する。
【0011】請求項2に記載の発明は、内外二層の気密
性円筒体は、長さ方向接合部により区画される2個の半
円筒体を連設し、半円筒体の長さ方向縁部と底部を一体
的に接合して形成したことを特徴とするもので、請求項
1に記載の発明が有する作用に加えて、緩衝体を容易に
製造することができる作用を有する。
【0012】請求項3に記載の発明は、幅方向区画室に
空気注入口を設け、長さ方向区画室と幅方向区画室の連
通部に逆止弁を設けたことを特徴とするもので、請求項
1に記載の発明が有する作用に加えて、長さ方向区画室
は逆止弁により独立に気密状態を保つので、一箇所で空
気漏れが生じても全体としては気密状態を維持すること
ができるとともに、長さ方向区画室に対して連通する幅
方向区画室に空気注入口を設けたので緩衝体への空気の
充填を容易に行うことができる作用を有する。
【0013】請求項4に記載の発明は、幅方向区画室の
空気注入部に逆止弁を設け、長さ方向区画室と幅方向区
画室の連通部に空気注入口を設けたことを特徴とするも
ので、請求項1に記載の発明と同じ作用を有する。
【0014】請求項5に記載の発明は、内外二層のシー
トを長さ方向に接合して順次長さ方向区画室と上部に幅
方向区画室を設けた緩衝用シート状体を、外側気密性円
筒体の半周幅で長さ方向に折り返し、外側気密性円筒体
の半周分を形成し、次に、外側気密性円筒体の区画室の
谷部に長さ方向区画室の山部が重層するように緩衝用シ
ート状体を重ねて、内側気密性円筒体の半周幅で長さ方
向に折り返して内側気密性円筒体の半周分を形成し、次
に、内側気密性円筒体の半周幅で長さ方向に折り返し
て、内側気密性円筒体の残りの半周分を形成し、次に、
内側気密性円筒体の区画室の谷部に長さ方向区画室の山
部が重層するように緩衝用シート状体を重ねて、外側気
密性円筒体の半周幅で長さ方向に切断し、残りの外側気
密性円筒体の半周分を形成し、緩衝用シート状体の両端
と折り返し部及び底部を一体的に接合することを特徴と
する緩衝体の製造方法であり、緩衝用シート状体を予め
製造しておくことによって、容易に上記機能を備えた緩
衝体を製造することができる作用を有する。
【0015】請求項6に記載の発明は、内外二層のシー
トを長さ方向に接合して、順次長さ方向区画室と上部に
幅方向区画室を設けた外側及び内側気密性円筒体の半周
幅の長を有する緩衝用シート状体を、外側気密性円筒体
の半周幅で長さ方向に折り返し、外側気密性円筒体の半
周分を形成し、次に、外側気密性円筒体の区画室の谷部
に緩衝用シート状体の長さ方向区画室の山部が重層する
ように緩衝用シート状体を重ねて、内側気密性円筒体の
半周幅で長さ方向に折り返して気密性半円筒体を形成
し、次に上記方法により、残りの気密性半円筒体を形成
し、各半円筒体の長さ方向縁部と底部を一体的に接合す
ることを特徴とするもので、請求項4に記載の発明と同
じ作用を有する。
【0016】以下、図面を参照して本発明の実施の形態
について説明する。
【0017】
【実施の形態】図1は本発明の緩衝体の断面図、図2は
平面図、図3は図2の部分拡大展開図、図4は本発明の
緩衝体に瓶体を収納した状態を示す概要図である。
【0018】図において、1aは外側気密性円筒体1の
円筒の半周分の半円筒体を形成する外側気密性緩衝体
で、二層のシートを長さ方向に接合した接合部3により
形成される長さ方向区画室2aにより形成されている。
1bは外側気密性円筒体1の円筒の他の半周分の半円筒
体を形成する気密性緩衝体で、1aと同様に二層のシー
トを長さ方向に接合した接合部3により形成される長さ
方向区画室2bにより形成されている。4aは外側気密
性円筒体1の内側に重層して固定される内側気密性円筒
体4の円筒の半周分の半円筒体を形成する気密性緩衝体
で、外側気密性緩衝体1a、1bと同様に、二層のシー
トを長さ方向に接合した接合部3により形成される長さ
方向区画室5aにより形成されている。同様に4bは内
側気密性円筒体4の円筒の残りの半周分の半円筒体を形
成する気密性緩衝体で、二層のシートを長さ方向に接合
した接合部3により形成される長さ方向区画室5bによ
り形成されている。内側気密性円筒体4は外側気密性円
筒体1の長さ方向接合部3により形成される谷部6a
(図1参照)に、内側気密性円筒体4の山部6bが重層
するように端縁接合部7で固定される。7は外側気密性
円筒体1を形成する外側気密性緩衝体1a、1bの長さ
方向の端縁部と、内側気密性円筒体4を形成する内側気
密性緩衝体4a、4bの長さ方向端縁部を接合固定する
接合部で、8は図3に示すように、長さ方向区画室2
a、2b、5a、5bの上部に各円筒体と連通するよう
に幅方向に設けた空気供給用の幅方向区画室で、幅方向
区画室8と各長さ方向区画室2a、2b、5a、5bと
は連通部である空気注入口または周知の逆止弁9にて連
通されている。10は幅方向区画室8に設けた空気供給
口で、必要により逆止弁が用いられる。
【0019】次に、上記した緩衝体の製造方法について
説明する。内外二層のシートを等間隔で長さ方向の接合
部3にて、順次幅方向に長さ方向区画室2a、2b、5
a、5bと、その上部に各長さ方向区画室2a、2b、
5a、5bと連通するように幅方向区画室8を設けて接
合して緩衝用シート状体を形成し、次に外側気密性円筒
体1の半周幅で長さ方向に7a(図3参照)で折り返し
て外側気密性円筒体の半周分の気密性緩衝体1aを形成
し、次に、外側気密性円筒体1の長さ方向区画室2aの
接合部3により形成される谷部6aに長さ方向区画室5
aの山部6aが重層するように緩衝用シート状体を重ね
て、内側気密性円筒体4の半周幅で長さ方向に折り返し
て折り返し部7aで内側気密性円筒体4の半周分4aを
形成し、次に、内側気密性円筒体4の残りの半周幅で長
さ方向に折り返して、内側気密性円筒体4の残りの半周
分4bを形成し、次に、内側気密性円筒体4の長さ方向
区画室5bの接合部3により形成される谷部6aに長さ
方向区画室2bの山部6aが重層するように緩衝用シー
ト状体を重ねて、外側気密性円筒体1の残りの半周幅で
長さ方向に切断し、次に、緩衝用シート状体の長さ方向
端縁部と折り返し部7aを揃えて、円筒体の底部と共に
端縁接合部7で一体的に融着固定してすることにより、
有底の気密性円筒体を形成する。
【0020】次に他の製造方法について説明する。内外
二層のシートを等間隔で長さ方向の接合部3にて接合
し、順次幅方向に長さ方向区画室2a、2b、5a、5
bと、その上部に各長さ方向区画室2a、2b、5a、
5bと連通するように幅方向区画室8を設けた外側及び
内側気密性円筒体の略半周幅の長さの緩衝用シート状体
を形成し、次に外側気密性円筒体1の半周幅で長さ方向
に7a(図3参照)で折り返して外側気密性円筒体の半
周分の気密性緩衝体1aを形成し、次に、外側気密性円
筒体1の長さ方向区画室2aの接合部3により形成され
る谷部6aに長さ方向区画室5aの山部6aが重層する
ように緩衝用シート状体を重ねて、外側気密性円筒体1
に重層した内側気密性円筒体4からなる半周分の気密性
円筒体を形成する。
【0021】次に、同様に残り半周分の外側気密性円筒
体に重層した内側気密性円筒体からなる気密性円筒体を
形成し、次に、両半周分の気密性円筒体の周縁部と底部
を端縁接合部で一体的に接合固定することにより、有底
の気密性円筒体を形成する。
【0022】図4は本発明の緩衝体に瓶体を収納した状
態を示す概要図で、緩衝体の下方より瓶体を収納した態
様のものであるが、当然上方より収納するようにするこ
ともできる。
【0023】本発明によれば、内外二層のシートを長さ
方向に接合した接合部により、長さ方向区画室を順次形
成した内側及び外側気密性円筒体を設け、内側気密性円
筒体は外側気密性円筒体の内側で、外側気密性円筒体の
長さ方向接合部である谷部に内側気密性円筒体の山部が
重層するように、内側気密性円筒体を折り返して外側気
密性円筒体に接合固定し、外側気密性円筒体の端縁部と
内側気密性円筒体の折り返し縁部及び底部を一体的に接
合固定して緩衝体を形成したので、例えば瓶体を緩衝体
で包被すると、瓶体は、空気室により緩衝機能が付与さ
れた外側、内側の各区画室により緊密に挾持され、瓶体
は前後に移動することなく包被挾持され、衝撃に対して
も瓶体の破損を完全に防ぐことができる。とくに、本発
明によれば、外側気密性円筒体の谷部に内側気密性円筒
体の山部が重層するように二重の円筒体で包被されるの
で、従来のエアーバック方式の欠点であった谷部におけ
る衝撃吸収力を内側気密性円筒体の山部によって補うこ
とができるため、従来のエアーバック方式における衝撃
吸収力を大幅に改善でき、包被した瓶体等が落下して
も、落下に伴う衝撃は2重の空気室により完全に吸収さ
れるので、落下時における破損を完全に防止することが
できる。
【0024】
【発明の効果】本発明は、緩衝体を内外二層の気密性円
筒体で形成し、かつ外側円筒体の谷部を内側円筒体の山
部で補強するように構成したので、例えば、瓶体を緩衝
体で包被すると、瓶体は、空気室により緩衝機能が付与
された外側、内側の各区画室により緊密に挾持され、衝
撃時において被包装体の破損を完全に防ぐことができ
る。とくに、本発明によれば、外側気密性円筒体の谷部
に内側気密性円筒体の山部が重層するように二重の円筒
体で包被されるので、従来のエアーバック方式の欠点で
あった谷部における衝撃吸収力を内側気密性円筒体の山
部によって補うことができるため、従来のエアーバック
方式における衝撃吸収力を大幅に改善でき、包被した瓶
体等が落下しても、落下に伴う衝撃は二重の空気室によ
り吸収されるので、落下時における破損を完全に防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の緩衝体の断面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図2の部分拡大展開図である。
【図4】本発明の緩衝体に瓶体を収納した状態を示す概
要図である。
【符号の説明】
1 外側気密性円筒体 1a 半円筒状外側気密性緩衝体 1b 半円筒状外側気密性緩衝体 2a 長さ方向区画室 2b 長さ方向区画室 3 接合部 4 内側気密性円筒体 4a 半円筒状内側気密性緩衝体 4b 半円筒状内側気密性緩衝体 5a 長さ方向区画室 5b 長さ方向区画室 6a 谷部 6b 山部 7 端縁接合部 7a 折り返し部 8 幅方向区画室 9 連通部または逆止弁 10 空気供給口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 涌島 卓 大阪府箕面市小野原西3丁目18番20号301 Fターム(参考) 3E066 AA52 AA53 CA01 KA08 KA20 LA01 NA51

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内外二層のシートを長さ方向に接合した
    接合部により形成される長さ方向区画室と、その上部に
    長さ方向区画室と連通部を介して連通し、空気注入部を
    有する幅方向区画室を備えた内側及び外側気密性円筒体
    を設け、内側気密性円筒体は外側気密性円筒体の内側
    で、外側気密性円筒体の長さ方向接合部である谷部に内
    側気密性円筒体の山部が重層するように、内側気密性円
    筒体を外側気密性円筒体に接合固定したことを特徴とす
    る内外二層の気密性円筒体を備えた緩衝体。
  2. 【請求項2】 内外二層の気密性円筒体は、長さ方向接
    合部により区画される2個の半円筒体を連設し、半円筒
    体の長さ方向縁部と底部を一体的に接合して形成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の緩衝体。
  3. 【請求項3】 幅方向区画室に空気注入口を設け、長さ
    方向区画室と幅方向区画室の連通部に逆止弁を設けたこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の緩衝体。
  4. 【請求項4】 幅方向区画室の空気注入部に逆止弁を設
    け、長さ方向区画室と幅方向区画室の連通部に空気注入
    口を設けたことを特徴する請求項1または2記載の緩衝
    体。
  5. 【請求項5】 内外二層のシートを長さ方向に接合して
    順次長さ方向区画室と上部に幅方向区画室を設けた緩衝
    用シート状体を、外側気密性円筒体の半周幅で長さ方向
    に折り返し、外側気密性円筒体の半周分を形成し、次
    に、外側気密性円筒体の区画室の谷部に長さ方向区画室
    の山部が重層するように緩衝用シート状体を重ねて、内
    側気密性円筒体の半周幅で長さ方向に折り返して内側気
    密性円筒体の半周分を形成し、次に、内側気密性円筒体
    の半周幅で長さ方向に折り返して、内側気密性円筒体の
    残りの半周分を形成し、次に、内側気密性円筒体の区画
    室の谷部に長さ方向区画室の山部が重層するように緩衝
    用シート状体を重ねて、外側気密性円筒体の半周幅で長
    さ方向に切断し、残りの外側気密性円筒体の半周分を形
    成し、緩衝用シート状体の両端と折り返し部及び底部を
    一体的に接合することを特徴とする請求項1記載の緩衝
    体の製造方法。
  6. 【請求項6】 内外二層のシートを長さ方向に接合して
    順次長さ方向区画室と上部に幅方向区画室を設けた外側
    及び内側気密性円筒体の半周幅の長を有する緩衝用シー
    ト状体を、外側気密性円筒体の半周幅で長さ方向に折り
    返し、外側気密性円筒体の半周分を形成し、次に、外側
    気密性円筒体の区画室の谷部に緩衝用シート状体の長さ
    方向区画室の山部が重層するように緩衝用シート状体を
    重ねて、内側気密性円筒体の半周幅で長さ方向に折り返
    して気密性半円筒体を形成し、次に上記方法により、残
    りの気密性半円筒体を形成し、各半円筒体の長さ方向縁
    部と底部を一体的に接合することを特徴とする請求項1
    記載の緩衝体の製造方法。
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