JP2001212396A

JP2001212396A - ドラム式洗濯機

Info

Publication number: JP2001212396A
Application number: JP2000034362A
Authority: JP
Inventors: Masaru Ando; 勝安藤; Masahiro Sato; 昌宏佐藤
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 2000-02-07
Filing date: 2000-02-07
Publication date: 2001-08-07

Abstract

(57)【要約】【課題】安全性を向上させることのできるドラム式洗
濯機を提供する。【解決手段】前面に開口した洗濯物投入口１ａを有して
壁面を成す外箱１と、上面を覆う天板３１と、外箱１内
に横設されるとともに洗濯物投入口に対向する部分を開
口した開口部を有する有底筒状の水槽４と、水槽４内に
回転自在に支持されるドラム５と、天板３１の下方に配
されるとともに金属やメラミン樹脂等の難燃性の部材か
ら成る遮蔽板３６とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は横型のドラムを備
え、洗濯及び乾燥を行うことのできるドラム式洗濯機に
関するものである。

【０００２】

【従来の技術】略水平な軸を中心に回転する横型のドラ
ムを備えたドラム式洗濯機は、特にヨーロッパにおいて
広く使用されている。ドラム式洗濯機は一般に、ドラム
を低速で回転する洗い工程、すすぎ工程と、高速で回転
する脱水工程から成る洗濯作業を行い、更に、乾燥工程
を行うものが商品化されている。

【０００３】図６は、従来のドラム式洗濯機を示す斜視
図である。ドラム式洗濯機は、外箱１により周壁が形成
され、前面が開閉扉３により開閉可能になっている。外
箱１の内部には開閉扉３に面した開口部（不図示）を有
する水槽４が横置きに内装されている。水槽４内にはド
ラム（不図示）が回転自在に支持され、モータを有する
駆動機構（不図示）により回転駆動されるようになって
いる。

【０００４】外箱１は天板３１により上面が覆われ、底
部には底台３５が一体に固定されている。外箱１の前面
部には、前述の開閉扉３及びドラム式洗濯機の操作を行
う操作パネル１１が設けられている。操作パネル１１の
裏面にはドラム式洗濯機の駆動制御を行う制御部（不図
示）が設けられている。

【０００５】外箱１は鋼板等を板金加工して一体に形成
されており、ドラム式洗濯機の外壁強度を向上させ、変
形等を防止するようになっている。外箱１の内壁には、
水槽４を懸架する懸架装置７が掛着されるアングル２９
ａ、２９ｂが上部に設けられている。また、天板３１は
木材を圧縮して形成される圧縮ボードから成っており、
ドラム式洗濯機の上面を覆って美観を保持している。

【０００６】ドラム式洗濯機の内部には温度ヒューズや
サーミスター等の温度検知装置（不図示）が設けられて
いる。前述のモータや制御部、或いは乾燥を行うための
ヒータ（不図示）が加熱してドラム式洗濯機の内部の温
度が所定温度よりも上昇すると、前記温度検知装置によ
り検知される。これにより、洗濯動作の運転停止やドラ
ム式洗濯機への通電停止が行われて火災に対する安全対
策が施されている。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来のドラム式洗濯機によると、天板３１の材質が木材
から成る圧縮ボードであるため可燃性を有しており、モ
ータ、ヒータ、制御部等の電装部分から発火した際に、
天板３１が燃焼して外部まで延焼させるおそれがあり、
安全性に問題があった。

【０００８】本発明は、安全性を向上させることのでき
るドラム式洗濯機を提供することを目的とする。

【０００９】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、前面に開口した洗濯物投入口を有して壁面
を形成する外箱と、前記洗濯物投入口に向かって開口し
て前記外箱内に回転自在に横設されるドラムと、前記外
箱の上面を覆うとともに前記外箱の内部からの発火を防
火できる難燃性の部材から成る天板とを備えたことを特
徴としている。

【００１０】この構成によると、ドラム式洗濯機の外壁
は外箱により覆われており、洗濯物投入口を介して前面
からドラム内に洗濯物が投入されて洗濯及び乾燥動作が
行われる。外箱は鋼板等から形成され、外箱の上面を覆
う天板は難燃性の部材から形成されており、ドラム式洗
濯機の内部からの発火が防火される。ここで、難燃性の
部材は金属、メラミン樹脂等の単一部材や、圧縮ボード
や熱可塑性樹脂等にメラミン樹脂、石綿、グラスウール
等を混入した混合部材から成る。

【００１１】また本発明は、前面に開口した洗濯物投入
口を有して壁面を成す外箱と、前記外箱の上面を覆う天
板と、前記洗濯物投入口に向かって開口して前記外箱内
に回転自在に横設されるドラムと、前記天板の下方に配
されるとともに前記外箱の内部からの発火を防火できる
難燃性の部材から成る遮蔽板とを備えたことを特徴とし
ている。

【００１２】この構成によると、ドラム式洗濯機の外壁
は外箱により覆われており、洗濯物投入口を介して前面
からドラム内に洗濯物が投入されて洗濯及び乾燥動作が
行われる。外箱は鋼板等から形成され、外箱の上面を覆
う天板の下方に難燃性の部材から成る遮蔽板が配されて
ドラム式洗濯機の内部からの発火が防火される。ここ
で、難燃性の部材は金属、メラミン樹脂等の単一部材
や、圧縮ボードや熱可塑性樹脂等にメラミン樹脂、石
綿、グラスウール等を混入した混合部材から成る。

【００１３】また本発明は、上記構成のドラム式洗濯機
において、前記天板と前記遮蔽板との間に配される断熱
部材を備えたことを特徴としている。

【００１４】また本発明は、上記構成のドラム式洗濯機
において、前記天板は熱可塑性樹脂から成ることを特徴
としている。

【００１５】また本発明は、上記構成のドラム式洗濯機
において、前記外箱内に橋架されて前記外箱を補強する
補強板を設け、前記補強板により前記天板を支持したこ
とを特徴としている。

【００１６】また本発明は、上記構成のドラム式洗濯機
において、前記外箱に通気孔を設けたことを特徴として
いる。この構成によると、ドラム式洗濯機の内部の空気
が換気される。

【００１７】

【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。説明の便宜上、従来例の図６と同一
の部分については同一の符号を付している。図１、図２
は一実施形態のドラム式洗濯機を示す概略斜視図及び側
面断面図である。

【００１８】ドラム式洗濯機は、外箱１により周壁が形
成されて、前面に開閉扉３で開閉される洗濯物投入口１
ａが設けられている。外箱１の内部には開閉扉３に面し
た開口部４ａを有する水槽４が横置きに内装されてい
る。水槽４内にはドラム５が配された二重構造になって
いる。

【００１９】ドラム５は軸部５ｅに固定されており、水
槽４と一体化されるベアリング６に軸部５ｅが支持され
て、ドラム５が回転自在になっている。軸部５ｅはモー
タから成る駆動機構９により回転駆動されるようになっ
ている。

【００２０】ドラム５の周壁には小孔５ａが設けられて
いる。小孔５ａにより洗濯時に水槽４とドラム５との間
を洗濯水が流出入できる。ドラム５の内壁面にはバッフ
ル５ｂが突出して設けられ、ドラム５の回転により洗濯
物を引っかけて持上げ、洗濯液中に落下させることによ
り洗浄が行われる。

【００２１】ドラム５の前面の開口部５ｃの外周縁には
リング状の流体バランサー５ｄが設けられている。流体
バランサー５ｄは塩水等の流体が封入されており、ドラ
ム５の回転時に該流体が移動して洗濯物及び洗濯液の片
寄りによる重心移動を打消すようになっている。流体バ
ランサー５ｄはドラム５の内周縁に設けてもよい。

【００２２】ドラム５の回転軸心ｙ−ｙは、水平軸に対
して角度θだけドラム５の奥が下がるように傾斜されて
いる。これにより、使用者がドラム式洗濯機の前面側に
立って操作する際に見下ろしてドラム５の奥まで見通し
が良くなるようにしている。

【００２３】洗濯物投入口１ａと水槽４の開口部４ａと
の間には、両者の周縁を連結して通路を形成するように
パッキン１０が取り付けられている。パッキン１０はゴ
ムや軟質樹脂等の弾性体から成り、開閉扉３を閉じたと
きにパッキン１０の内周縁１０ａが開閉扉３の周縁に密
着する構造となっている。これにより、洗濯動作中の防
水が行われる。また、パッキン１０には蛇腹などが設け
られ、水槽４の揺動に応じて撓みを生じて追従するよう
になっている。

【００２４】水槽４の底面より導出された排水ダクト１
６は、経路途中に糸屑フイルタ１７ａを内設した接続ケ
ース１７及び排水ポンプ１８を備えており、水槽４から
の洗濯液を外箱１の外部に排水する構成となっている。
糸屑フイルタ１７ａは、例えば、樹脂で格子状に形成し
たり、或いは目の細かい繊維を袋状に形成して構成さ
れ、洗濯液中の糸屑等を集積する。そして、糸屑フイル
タ１７ａは接続ケース１７内に着脱自在に装着され、外
箱１の前面下部から取り外すことができる。

【００２５】接続ケース１７の上部にはエアートラップ
２２から導圧パイプ２１を介して水位センサー２３が設
けられている。水位センサー２３は、エアートラップ２
２内の圧力変化に応じて磁性体をコイル内で移動させ
る。その結果生じるコイルのインダクタンス変化を発振
周波数の変化として検出し、水槽４内の水位を検知する
ようになっている。

【００２６】水槽４の上方には送風ファン２５とヒータ
２６から構成された洗濯物を乾燥するための乾燥ユニッ
ト２４が設けられている。乾燥ユニット２４は水槽４の
開口部４ａに臨む吹出し口４ｂと、下部に設けられた循
環口４ｃとを連結する冷却ダクト２７の経路途中に配さ
れている。また、冷却ダクト２７内には図示しない冷却
手段が備えられている。

【００２７】また、外箱１内の上部には、図示しないが
水道管に接続された給水パイプが配され、ドアパッキン
１０に取り付けられた給水ノズル（不図示）から水槽４
内に給水されるようになっている。

【００２８】外箱１は側面板３２、背面板３３及び前面
板３４を有し、上面を天板３１に覆われ、底部が樹脂製
の底台３５と一体化されている。前面板３４には、開閉
扉３及びドラム式洗濯機の操作を行う操作パネル１１が
設けられている。

【００２９】図１において、外箱１は鋼板等を板金加工
により一体に形成され、その上端の隅部には、アングル
２９ｂが溶接やネジ固定などにより取り付けられてい
る。アングル２９ｂには水槽４の後部を懸架する引っ張
りバネ等の懸架装置７ｂが掛着されている。

【００３０】また、外箱１の上端には左右の側面板３２
を連結するアングル２９ａ（補強板）が溶接やネジ固定
等により取り付けられている。アングル２９ａには水槽
４の前部を懸架する懸架装置７ａが掛着されている。外
箱１の底部には、樹脂等で成形した底台３５がネジ固定
されている。これらにより、ドラム式洗濯機の外壁強度
の向上が図られ、外箱１の変形等を防止するようになっ
ている。

【００３１】また、アングル２９ａ、２９ｂと天板３１
との間には遮蔽板３６が配されている。遮蔽板３６は難
燃性の部材により形成されており、鋼板、アルミ箔等の
金属やメラミン樹脂等の単一部材から形成してもよい
し、圧縮ボードや熱可塑性樹脂等にメラミン樹脂、石
綿、グラスウール等を混入した混合部材から形成しても
よい。

【００３２】図３に示すように、天板３１は格子状のリ
ブ３１ａを有し、熱可塑性樹脂を成形加工して安価に形
成されており、ドラム式洗濯機の上面を覆って美観を保
持している。図４に示すように、遮蔽板３６は天板３１
に形成されたリブ３１ａとアングル２９ａ、２９ｂに挟
持されており、天板３１とともにネジ４１によりアング
ル２９ａ、２９ｂに支持固定されている。これにより、
天板３１は耐荷重が向上し天板３１上に物を置いても変
形を生じない丈夫なドラム式洗濯機を提供できる。遮蔽
板３６のない構成では、リブ３１ａをアングル２９ａ、
２９ｂに直接当接させて支持しても良い。

【００３３】また、図５に示すように、遮蔽板３６と天
板３１とをネジ４２により一体化した後、外箱１に組み
込むようにすると、図４の構成に比して組み立ての工数
を削減できるとともに、天板３１及び遮蔽板３６を堅牢
な構造体とすることができる。

【００３４】ドラム式洗濯機の外箱１の内壁面には温度
ヒューズやサーミスター等の温度検知装置（不図示）が
設けられている。モータ（駆動装置９）、制御部２、送
風ファン２５或いはヒータ２６等が加熱してドラム式洗
濯機の内部の温度が所定温度よりも上昇すると、前記温
度検知装置により検知される。

【００３５】これにより、洗濯動作の運転停止やドラム
式洗濯機への通電停止が行われて火災に対する安全対策
が施されている。また、図４に示すように、外箱１の背
面板３３には通気孔３３ａが設けられ、換気を行ってド
ラム式洗濯機の内部の温度上昇を抑制するようになって
いる。

【００３６】このようなドラム式洗濯機において、洗濯
物投入口１ａより洗濯物を投入して開閉扉３を閉じる
と、開閉扉３の周縁にパッキン１０の内周縁１０ａが密
着して水槽４が封止される。そして、洗剤ケース（不図
示）に洗剤を入れ、操作パネル１１を操作すると制御部
２からの指令により「洗い工程」、「すすぎ工程」、
「脱水工程」、「乾燥工程」から成る洗濯動作が開始さ
れる。

【００３７】「洗い工程」では、水道水は途中で洗剤ケ
ースを経由して洗剤とともに水槽４とドラム５内に流れ
込む。そして、水槽４内の水位が所定水位に達すると、
水位センサー２３が検知して給水弁（不図示）が閉じら
れる。そして、駆動機構９を駆動してドラム５を所定の
洗いチャートにより回転制御して所定時間だけ洗い動作
が行われる。

【００３８】次に「すすぎ工程」では、排水ポンプ１８
が作動して、洗濯液を排水ダクト１６、接続ケース１７
を介して外箱１の外部に排水される。排水が終了する
と、ドラム５は所定の第１の脱水チャートで回転して、
すすぎ脱水動作が行われる。洗濯物の洗濯液は脱水回転
による遠心力でドラム５の周壁に設けた小孔５ａを通じ
て水槽４の内壁へ吐出される。該内壁を伝って水槽４内
の下部に流下した洗濯液は排水ダクト１６より外部に排
水される。

【００３９】すすぎ脱水動作が終了すると、給水動作が
行われ、ドラム５が所定のすすぎチャートで回転し、攪
拌すすぎ動作が実行される。すすぎ脱水動作と攪拌すす
ぎ動作とを数回繰返して「すすぎ工程」が終了すると、
「脱水工程」に切り替わる。

【００４０】「脱水工程」では、排水動作が行われた
後、ドラム５を所定の第２の脱水チャートで回転させ、
洗濯液を遠心力によりドラム５の周壁に設けた小孔５ａ
を通じて水槽４の内壁へ吐出させる。その後、洗濯液が
水槽４の内壁を下部に流下し、排水ダクト１６より外部
に排水される。

【００４１】「脱水工程」が終了すると、ドラム５を所
定の乾燥チャートで回転するとともに送風ファン２５及
びヒータ２６を駆動して「乾燥工程」が実行される。ド
ラム５内の空気はドラム５の小孔５ａ、水槽４の循環口
４ｃ、冷却ダクト２７を経て送風ファン２５、ヒータ２
６を通り、吹出し口４ｂよりドラム５内へ循環する。

【００４２】ドラム５内の洗濯物の水分を吸収した空気
は、送風ファン２５により循環口４ｃから冷却ダクト２
７内に吸引される。該空気は冷却ダクト２７を通過中に
該冷却ダクト２７に設けた冷却手段（不図示）で冷却さ
れることにより降温される。その結果、冷却ダクト２７
内の空気は水分の結露により除湿され、湿度の低い空気
となってヒータ２６に至る。この場合、除湿により凝縮
された水分は、冷却ダクト２７内を下降して循環口４ｃ
から排水ダクト１６を介して外部に排水される。

【００４３】また、ヒータ２６で加熱された空気は温風
となって吹出し口４ｂより水槽４内に吹き込まれ、再び
洗濯物と接触して水分を吸収する。この動作を繰り返す
ことにより、洗濯物が乾燥される。そして、ドラム５内
の湿度や温度等をセンサー（不図示）で検知し、所定値
になると「乾燥工程」を終了する。

【００４４】以上のように、操作パネル１１からの入力
に基づいて、設定された条件に従って洗い、すすぎ、脱
水、乾燥の各工程が連続或いは単独で制御部２により実
行される。

【００４５】また、ドラム式洗濯機の内部の温度が所定
温度よりも上昇した際に、前述の温度検知装置により洗
濯動作の運転停止やドラム式洗濯機への通電中止が行わ
れるが、前述の温度検知装置に故障や誤動作が発生した
場合などに、駆動装置９、制御部２、送風ファン２５或
いはヒータ２６等から発火する可能性がある。

【００４６】この場合に、炎の上昇する上部に難燃性の
部材から成る遮蔽板３６を配しているため、ドラム式洗
濯機から外部への出火を防止し、家屋等の類焼を防止で
きるようになっている。天板３１を遮蔽板３６と同様の
難燃性の部材により形成すると更に類焼を防止できる。
また、天板３１を難燃性の部材により形成すると遮蔽板
３６を省くことができ、部品点数を削減することができ
る。

【００４７】また、前述の図５に示すように、天板３１
と遮蔽板３６との間に断熱材３７を設けてもよい。この
ようにすると、ドラム式洗濯機の動作中に駆動装置やヒ
ータ等から発生する熱が天板に伝達されないため、使用
者に危険を感じさせず安心感を与えることができる。

【００４８】

【発明の効果】本発明によると、温度検知装置に故障や
誤動作等が発生してドラム式洗濯機の内部が発火した際
に、ドラム式洗濯機の上面を覆う天板或いは遮蔽板を難
燃性の部材により形成することでドラム式洗濯機から外
部への出火を防止し、家屋等の類焼を防止できる。ま
た、難燃性の部材から成る遮蔽板を設けた際に天板を熱
可塑性樹脂により形成すると製造が容易となり、ドラム
式洗濯機をより安価にすることができる。

【００４９】また、外箱に通気孔を設けることで、ドラ
ム式洗濯機内部を換気して温度上昇を抑制し、高温によ
る自然発火を防止することができる。更に、天板と遮蔽
板との間に断熱材を設けると、ドラム式洗濯機の動作中
に駆動装置やヒータ等から発生する熱が天板に伝達され
ないため、使用者に危険を感じさせず安心感を与えるこ
とができる。

【００５０】また本発明によると、天板を外箱の強度を
補強する補強板により支持することによって、天板の耐
荷重が向上して天板上に物を置いても変形を生じない丈
夫なドラム式洗濯機を提供できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施形態のドラム式洗濯機を示
す斜視図である。

【図２】本発明の実施形態のドラム式洗濯機を示
す側面断面図である。

【図３】本発明の実施形態のドラム式洗濯機の天
板を示す斜視図である。

【図４】本発明の実施形態のドラム式洗濯機の天
板の取付方法を示す側面断面図である。

【図５】本発明の実施形態のドラム式洗濯機の天
板の他の取付方法を示す側面断面図である。

【図６】従来のドラム式洗濯機を示す斜視図であ
る。

【符号の説明】

１外箱２制御部３開閉扉４水槽５ドラム７ａ、７ｂ懸架装置９駆動機構１０パッキン１６排水ダクト１７接続ケース１８排水ポンプ２０循環ポンプ２３水位センサー２４乾燥ユニット２５送風ファン２６ヒータ２７冷却ダクト２９ａ、２９ｂアングル３１天板３２側面板３３背面板３４前面板３５底台３６遮蔽板３７断熱材４１、４２ネジ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】前面に開口した洗濯物投入口を有して壁
面を形成する外箱と、前記洗濯物投入口に向かって開口
して前記外箱内に回転自在に横設されるドラムと、前記
外箱の上面を覆うとともに前記外箱の内部からの発火を
防火できる難燃性の部材から成る天板とを備えたことを
特徴とするドラム式洗濯機。
【請求項２】前面に開口した洗濯物投入口を有して壁
面を成す外箱と、前記外箱の上面を覆う天板と、前記洗
濯物投入口に向かって開口して前記外箱内に回転自在に
横設されるドラムと、前記天板の下方に配されるととも
に前記外箱の内部からの発火を防火できる難燃性の部材
から成る遮蔽板とを備えたことを特徴とするドラム式洗
濯機。
【請求項３】前記天板と前記遮蔽板との間に配される
断熱部材を備えたことを特徴とする請求項２に記載のド
ラム式洗濯機。
【請求項４】前記天板は熱可塑性樹脂から成ることを
特徴とする請求項２または請求項３に記載のドラム式洗
濯機。
【請求項５】前記外箱内に橋架されて前記外箱を補強
する補強板を設け、前記補強板により前記天板を支持し
たことを特徴とする請求項１〜請求項４のいずれかに記
載のドラム式洗濯機。
【請求項６】前記外箱に通気孔を設けたことを特徴と
する請求項１〜請求項５のいずれかに記載のドラム式洗
濯機。