JP2001211539A - 配線管路 - Google Patents

配線管路

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JP2001211539A
JP2001211539A JP2000023273A JP2000023273A JP2001211539A JP 2001211539 A JP2001211539 A JP 2001211539A JP 2000023273 A JP2000023273 A JP 2000023273A JP 2000023273 A JP2000023273 A JP 2000023273A JP 2001211539 A JP2001211539 A JP 2001211539A
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inner tube
inner pipe
tube
joint
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JP2000023273A
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Akira Yabuki
朗 矢吹
Koji Murakami
幸治 村上
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アウター管路内に布設されるインナー管を接続
する際、管に亀裂等が生じず、その耐内圧強度が向上
し、電線のインナー管内への挿通が容易で、電線を長期
間にわたり十分に保護することができ、低コストの配線
管路を提供する。 【解決手段】間隔をおいて配置されたハンドホール等の
作業室26、27間に設けられ、隣り合う作業室26、
27と連通するアウター管路22と、アウター管路22
内に布設され、内部に電線を挿通して収納する挿通孔2
4Aを有するインナー管24と、インナー管24を接続
する継手とを備えた配線管路20において、前記インナ
ー管24を接続する継手として電熱式融着継手28を使
用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力、通信用の電
線、光ファイバ通信線、制御線、これらのケーブル等
(以下電線という)を保護する配線管路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】都市、市街地等の景観、地上空間の有効
活用を図る観点から、電線の地中埋設化が近年盛んに行
われている。電線の地中化の方法としては、電線管を埋
設してから、電線を電線管内に引き入れて布設する。さ
らに、最近では、配線管路の有効活用を図るため、アウ
ター管路(大口径管)を埋設した後、この管内にインナ
ー管(小口径管)を複数引き入れ布設して、アウター管
路内を分割し、電線の収容本数を増やす方式が主流にな
りつつある(情報BOX)。なお、アウター管路は内径
が250〜300mmで、主に内面平滑で外面波付突起
を有する塩化ビニール製のリブ管が多く使われる。また
インナー管は一般的に内径が30〜50mmの管が使わ
れる。
【0003】インナー管内に電線を布設する方法として
は、従来、ウインチによる引き入れ布設方法が一般的で
あったが、最近では、空気圧送による布設方法(エアー
ジェット方法)が用いられつつある。この方法は圧縮空
気による搬送力と機械的な押し込み力との併用により電
線をインナー管内に引き入れるため、耐内圧強度の優れ
た管が必要とされる。例えば、外径57mm、内径50
mmの高密度ポリエチレン製の管(HDPE管)が主に
用いられる。
【0004】ところで、アウター管路内に高密度ポリエ
チレン製のインナー管を引き入れ布設する方法として
は、例えば、ウインチによる方法が用いられる。この方
法を図10により説明する。先ず、アウター管路1が、
間隔、例えば、250mの間隔をおいて配置されたハン
ドホール等の作業室3、4間の地下に埋設され、これら
作業室3、4と連通される。作業室は、ハンドホール、
マンホール、ピット、掘り溝、建物等で構成され、アウ
ター管路、インナー管の布設、固定、接続、管の修理、
保守管理等を行う機能を有する。インナー管2を引き入
れる側の作業室3近傍の地上には、一度に引き入れられ
るインナー管2の本数分(通常6〜8本、図示するもの
は6本分)のインナー管供給ドラム5が設置される。ま
た、引き出し側の作業室4近傍の地上にはインナー管2
を牽引するためのウインチ6が設置される。さらに、イ
ンナー管供給ドラム5に巻かれた各インナー管2の先端
にはプーリングアイ(図示せず)を介して予めアウター
管路1内に通線されたリードワイヤー7に接続される。
この準備作業の後、ウインチ6でリードワイヤー7を巻
き取り、インナー管供給ドラム5から引き出された各イ
ンナー管2を、支持架台8に設けた導入ガイド9を介し
て引き入れ側の作業室3からアウター管路1内に引き入
れ布設する。そして、各インナー管2の両端を、その端
末処理を行うために、アウター管路1から作業室3、4
内へ余長として突き出させた状態で布設作業を終了す
る。図11(イ)(ロ)(ハ)は、この布設方法で形成
された配線管路の概要を示すものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】(主要な課題)通常、
高密度ポリエチレン製のインナー管2としては、布設距
離と同じ長さを有し、中間接続部のない1本ものを布設
している。1本ものを使用する方が強度、耐久性の面で
好ましい。しかしながら、受注量が多くなると、受注し
てから布設距離に合う長さのものを生産するよりも、定
尺品を数種作り溜めしておき、アウター管路1の布設長
に見合うように、定尺品を中間で接続して長くする方が
生産の効率化や製品管理の面で非常に有効である。
【0006】このような高密度ポリエチレン製のインナ
ー管2の接続には、一般的に機械的なかしめによるメカ
ニカル継手(フランジ継手等)を用いることが考えられ
ている。すなわち、爪状の部分で管を外周からっしっか
りと把持するメカニカル継手を利用することが考えられ
ている。しかし、管を機械的にかしめた場合、接続部分
でのインナー管2が傷ついたり、変形又は座屈して亀裂
等を生じ易く、その耐内圧強度が低下する。インナー管
の耐内圧強度が低下すると、インナー管2内に空気圧送
法により、光ファイバ、ケーブル等の電線を挿通する
際、空気圧力でインナー管2がその接続部分から破裂す
る可能性が高まる。破裂が起きると、空気圧送法による
通線が途中で不能になったり、後日その接続部分から管
内部に水等が侵入して電線を十分に保護することが出来
ない恐れがある。特に中間接続されたインナー管2をア
ウター管路1内に引き入れ布設する場合には、その引き
入れ張力で、メカニカル継手のかしめにより生じた中間
接続部分の亀裂等が広がり易く、インナー管の耐内圧強
度が益々低下する恐れがあった。
【0007】このような問題を解決するために、メカニ
カル継手でかしめてもインナー管が十分な耐内圧強度を
保つように、その肉厚を大きくすることも考えられる。
しかし、肉厚を大きくすると、今度は管製造のための材
料目付量が増加してインナー管のコストが高くなるとい
う新たな問題が生じる。
【0008】また、アウター管路内に高密度ポリエチレ
ン製のインナー管をウインチにより引き入れる際には、
下記のような問題を生じる。すなわち、メカニカル継手
による接続で損傷を受けてもインナー管が充分な耐内圧
強度を有するように、管肉厚を大きくすると、インナー
管の可撓性が低下する。可撓性が低下すると、図10に
示すように、インナー管供給ドラム5から引き出された
インナー管2を、支持架台8に設けた導入ガイド9を介
して引き入れ側の作業室3からアウター管路1内に引き
入れる際に、大きな曲げ抵抗が生じ、インナー管を強引
に曲げることになる。このため、インナー管の引き入れ
張力が増大し、インナー管の引き入れが困難になった
り、ウインチの容量を大きくしなければならない問題が
ある。
【0009】また、定尺インナー管を中間でメカニカル
継手により接続して形成された長尺インナー管を引き入
れる場合には、メカニカル継手の外面側の突起部等が管
引き入れ時に大きな抵抗となり、インナー管の引き入れ
張力をますます増大させ、インナー管の引き入れ布設が
容易でなくなる。
【0010】(副課題)また、ウインチを用いた引き入
れ方法によりインナー管2を布設する場合には、図12
に示すように、インナー管2の先端にプーリングアイ8
と連結ワイヤー9を介してインナー管2の撚り(捩れ)
を修正する撚り戻し冶具10を取り付ける。この撚り戻
し冶具の先にリードワイヤー7を取り付ける。このワイ
ヤー7を、引き出し側の作業室4の出口部直下に配置さ
れた案内滑車11を通して、作業室4の例えば出口部上
に設置されたウインチ6のキャプスタン6aに巻き付け
る。そして、ウインチ6を駆動してリードワイヤー7を
キャプスタン6aに巻き付けて牽引し、引き出すことに
より、インナー管2をアウター管路1内に引き入れ布設
する。
【0011】ところが、ウインチ6でインナー管2を引
けるのは、撚り戻し冶具10が案内滑車11に到達する
ところまでである。その結果、インナー管2の先端はア
ウター管路1の端部からわずか10数センチの余長を引
き出すのがやっとである。また、高密度ポリエチレン製
のインナー管では、季節の温度差によって伸縮する。例
えば、布設長が250mの場合、約1m伸縮する。この
ため、インナー管2の端部がアウター管路1から突き出
る余長が短いと、インナー管2が縮んだ場合、アウター
管路1内に引き込まれて、アウター管路端部におけるイ
ンナー管2の固定状態が損なわれることがある。このよ
うな場合には、作業者がハンドホール等の作業室内に入
り、人力でインナー管2を1〜2m程度引き出すことに
なる。しかし、布設ルートが長かったり、ルートの曲が
り蛇行が激しい場合には、インナー管2を引き出すのに
大きな張力を要し、人力で引き出すことが難しい。この
ように、配線管路がインナー管2の引き入れ布設による
多孔管路である場合には、施工の際、多くの問題点があ
る。
【0012】本発明は上記に鑑み提案されたもので、そ
の第一の目的は、インナー管を接続する際、管に亀裂等
が生じず、その耐内圧強度が向上し、電線のインナー管
内への挿通が容易であり、また電線を長期間にわたり十
分に保護することができ、コストの安い配線管路を提供
することにある。また、本発明の第二の目的は、インナ
ー管を引き出し側に余長を設け易い配線管路を提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ため、本発明の配線管路は、間隔をおいて配置されたハ
ンドホール等の作業室間に設けられ、隣り合う作業室間
を連通するアウター管路と、アウター管路内に布設さ
れ、内部に電線を挿通して収納する挿通孔を有するイン
ナー管と、インナー管を接続する継手とを備えたものに
おいて、前記インナー管を接続する継手が電熱式融着継
手であることを特徴とするものである。
【0014】また、本発明の配線管路は、間隔をおいて
配置されたハンドホール等の作業室間に設けられ、隣り
合う作業室間を連通するアウター管路と、アウター管路
内に引き入れ布設され、内部に電線を挿通して収納する
挿通孔を有するインナー管と、インナー管を接続する継
手とを備えたものにおいて、インナー管の引き出し側の
端部に電熱式融着継手により継ぎ足し管を接続したもの
とすることができる。
【0015】また、間隔をおいて3つ以上配置されたハ
ンドホール等の作業室間に設けられ、隣り合う作業室間
を各々連通する上流側アウター管路と下流側アウター管
路と、各アウター管路内に布設され、内部に電線を挿通
して収納する挿通孔を有する上流側インナー管と下流側
インナー管とからなる配線管路において、前記上流側、
下流側インナー管の間に継ぎ足し管を配して各インナー
管の端部と電熱式融着継手により接続し、前記上流側イ
ンナー管と下流側インナー管とを前記継ぎ足し管を介し
て相互に連通したものとすることができる。
【0016】さらに、間隔をおいて配置されたハンドホ
ール等の作業室間に設けられ、隣り合う作業室間を連通
するアウター管路と、アウター管路内に布設され、内部
に電線を挿通して収納する挿通孔を有するインナー管
と、インナー管を接続する継手とを備えた配線管路にお
いて、前記アウター管路は、半割溝をそれぞれ有する下
側管台と上側管台をこれら溝が向かい合うように組み合
わせ、且つこれら管台を長手方向に直列に並べて内部に
インナー管を収納する収納孔を形成したものであり、隣
り合う作業室の中間において、インナー管は電熱式融着
継手で接続されたものであり、アウター管路の収納孔の
内壁面には、この電熱式融着継手を収める凹溝が形成さ
れて、この凹溝に電熱式融着継手が嵌まり込み、インナ
ー管の長手方向の移動が拘束されるように構成すること
ができる。
【0017】本発明では、上記のように、前記インナー
管を接続する継手に電熱式融着継手を用いる。この電熱
式融着継手は、例えば、電熱線を内蔵する樹脂製スリー
ブからなっている。この継手を用いて、インナー管を接
続する場合には、このスリーブ内に、両側から例えば、
高密度ポリエチレン製のインナー管を挿入して突合せ、
スリーブの電熱線を通電する。これにより、スリーブと
インナー管の接触する内外周面を加熱溶融して融着させ
る。
【0018】このようにして、インナー管を接続するの
で、従来のメカニカル継手と異なり、管をかしめる必要
がなくなる。従って、管接続部分に亀裂等が生じにく
く、管の耐内圧強度の低下を損なうことがなくなる。ま
た、空気圧送法でインナー管内に電線を挿通(通線)し
ても、接続部分からインナー管が破裂するようなことも
起きにくく、電線を確実に布設することができる。ま
た、インナー管の接続部分の気密性が良好なので、後日
接続部分から水等が侵入して電線(光ファイバを含む)
の電力、通信性能が低下したり、劣化することも防止で
き、電線を長期間にわたり十分に保護することが可能に
なる。さらに、管の耐内圧強度が低下しないことから、
管の肉厚を大きくする必要がなくなり、材料目付量も増
えず、配線管路のコストを低く抑えることができる。ま
た、電熱式融着継手はメカニカル継手と異なり、かしめ
要素がなく、樹脂製スリーブの外径で外形状の大きさが
ほぼ決まる。従って、メカニカル継手よりも軽量小型で
あり、狭い作業室内での接続作業等が容易となり、施工
性が優れている。
【0019】加えて、前記アウター管路内にインナー管
を引き入れ布設した本発明の配線管路において、インナ
ー管を接続する継手として電熱式融着継手を採用した場
合には、インナー管を接続しても耐内圧強度が低下しな
いので、管肉厚を大きくする必要がない。従って、イン
ナー管の可撓性が損なわれず、インナー管をアウター管
路内に引き入れる際、大きな曲げ抵抗を受けることがな
く、従来よりも低い張力で引き入れることができる。ま
た、電熱式融着継手はメカニカル継手に比較し軽量小型
であり、また突起部等も少なくできるので、インナー管
の引き入れ布設の際、電熱式融着継手がアウター管路
や、他のインナー管と接触して大きな摩擦を生じること
も少なく、インナー管の引き入れ張力を小さくすること
ができる。このようなことから、ウインチの容量も低容
量のもので間に合わせることができ布設費用を削減する
ことができる。
【0020】また、インナー管の引き出し側(出口側)
の端部に電熱式融着継手により継ぎ足し管を接続した配
線管路(請求項2)では、これにより引き出し側の余長
を確保できるので、後日インナー管が縮んでその長さが
短くなっても、アウター管路内に引き込まれることがな
くなる。従って、インナー管を人力で引き出す等の手数
を要することなく、容易に接続、固定することができ、
施工性が向上する。
【0021】上流側と下流側のインナー管を継ぎ足し管
と電熱式融着継手により接続した配線管路(請求項3)
では、継ぎ足し管が前記インナー管と後段のインナー管
とを相互に連通する連結管の役目をし、インナー管の長
尺引き入れ布設、配線管路の長尺化が容易となり、工期
の短縮、工事費用の削減を図ることができる。
【0022】さらに、本発明の配線管路は、アウター管
路を組み立てながら、その内部にインナー管を布設して
いくものにも適用することができる。この場合、隣り合
う作業室の中間において、インナー管は電熱式融着継手
で接続されたものであり、アウター管路の収納孔の内壁
面には、この電熱式融着継手を収める凹溝が形成され
て、この凹溝に電熱式融着継手が嵌まり込み、インナー
管の長手方向の移動が拘束されるように構成さできる
(請求項4)。このような構成によると、インナー管が
季節の温度変化で縮もうとしても、インナー管がアウタ
ー管路内に引き込まれる恐れがなくなる。また、インナ
ー管が温度変化で伸びようとするのも拘束され、インナ
ー管の温度変化による伸縮が抑制されて、インナー管の
端部が接続に必要な最適位置に設定される。従って、イ
ンナー管の接続が容易で接続不良が減少し、施工性が向
上する。
【0023】
【発明の実施の形態】(実施形態1)次に、本発明の実
施の形態を図面により詳細に説明する。図1に示す配線
管路20は、アウター管路22と、その内部に例えばウ
インチで引き入れ布設された1本のインナー管24とを
備えている。アウター管路22は、塩ビ管、FRP管、
ポリエチレン管等の樹脂管で構成される。樹脂管は可撓
性を持たせて布設し易いように、内面が平滑で外周面に
波付きリブが形成されるものも使われる。アウター管路
22は、間隔をおいて複数個配置されたハンドホール等
の作業室26、27間の地下に埋設される。アウター管
路22の両端は隣り合う側の作業室26、27の側壁部
に固定され、作業室内空間に開口して連通されている。
インナー管24は高密度ポリエチレン製の平滑な管状体
でできている。また、生産の効率化等を図るため、定尺
品を中間で接続して長尺化したものを用いる。このイン
ナー管24は、アウター管路22内に、これから両端が
余長として突き出るように布設される。このようにアウ
ター管路22内に布設されたインナー管24の内部は、
電線(電流媒体ばかりでなく光を通す媒体を含む)を挿
通して収納する挿通孔24Aとして用いられる。
【0024】前記インナー管24の中間接続には、図2
(イ)(ロ)に示すように、電熱式融着継手28が使わ
れる。電熱式融着継手28は、例えば、ポリエチレン、
ポリ塩化ビニール、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂で
構成された樹脂スリーブ28aとニクロム線等の電熱線
28bで構成される。電熱線28bはコイル状に形成さ
れ、樹脂スリーブ28a中の内周面寄りに内蔵されてい
る。また、電熱線28bは樹脂スリーブ28aの長手方
向に沿って均等に配置してもよいが、図示するように、
突合せ部分のある中央から長手方向に少し離して配置し
てもよい。このように配置すると、気密性及び強度を要
求されるインナー管24の端部を樹脂スリーブ28aに
しっかり融着させることができるので、接続部分のイン
ナー管24の気密性及び機械的強度を高めることができ
好ましい。なお、電熱式融着継手28は、そのほかに電
熱線28bを樹脂で被覆し、これを樹脂スリーブ28a
の内周面にスパイラル状に貼り付けること等により形成
してもよい。
【0025】この電熱式融着継手28を用いてインナー
管24を接続する場合には、この樹脂スリーブ28a内
に、両側から高密度ポリエチレン製のインナー管24a
の端部を挿入して突合せ、電熱線28bを通電する。こ
れにより、樹脂スリーブ28a及びこの内周面に接触す
るインナー管24の端部外周面近傍を加熱し、樹脂スリ
ーブ28aとインナー管24の接触する内外周面及びイ
ンナー管24の突合せ端部を加熱溶融して融着させる。
高密度ポリエチレン製のインナー管24に対して、樹脂
スリーブ28aを加熱する温度は、その材質によって異
なる。樹脂スリーブ28aが例えばポリエチレンの場合
は、120〜150℃程度の温度に加熱するのが好まし
い。上記インナー管24は電熱式融着継手28で中間接
続した後、アウター管路22内に引入れ布設される。そ
の布設方法は従来技術で説明した一般的なウインチによ
る引入れ布設方法と実質的に同一なので詳細説明を省略
する。
【0026】上記のように、本実施形態では、電熱式融
着継手28を用いてインナー管24を接続するので、従
来のメカニカル継手と異なり、管接続部分に亀裂等が生
じず、これによる管の耐内圧強度の低下を回避できる。
また、アウター管路22内に引き入れ布設されたインナ
ー管24の内部には、後工程で、例えば空気圧送法によ
り電線が挿通(通線)されて収納される。この際、イン
ナー管内に作用する圧縮空気によって、接続部分からイ
ンナー管が破裂するような事故は起きにくい。
【0027】(他の実施形態)なお、インナー管24の
接続は上記中間接続の場合だけでなく、作業室26、2
7内で、インナー管24を相互に連結する直線接続、他
のインナー管に分岐する分岐接続、機器類への接続等に
も適用できるものである。さらに、本発明の配線管路
は、複数本のアウター管路22を並列若しくは上下多段
に、又は並列上下多段に組み合わせた多孔管路にも適用
することができる。或いは、後記するように、アウター
管路22内に、インナー管24を複数本引き入れ布設し
て収納する多孔管路にも適用できる。この際、図示しな
いが、内部に複数本のインナー管が収納されたアウター
管路をさらに複数本並列、若しくは多段積みする多孔管
路にも適用することができる。
【0028】(他の実施形態1)図3、4に示す配線管
路29は、アウター管路22内に、例えば6本の高密度
ポリエチレン製のインナー管24が引き入れ布設される
構成のものである。この場合、インナー管24はアウタ
ー管路22内に1本ずつ引き入れてもよいが、非能率的
なので、一般には6本同時に引き入れ布設する。図3に
は、ウインチによる引き入れ方法により布設された各イ
ンナー管24の引き出し側における作業室27内の布設
状態を示す。この図から分かるように、インナー管24
の先端(引き出し側の端部)が、アウター管路22の端
部からわずかしか突き出ない場合がある。すなわち、余
長が不足する場合がある。このような場合、この配線管
路29では、図4に示すように、各インナー管24の引
き出し側の作業室27内へアウター管路22の端部から
突き出るインナー管の端部24aに電熱式融着継手28
により高密度ポリエチレン製の継ぎ足し管30が接続さ
れる。
【0029】このように継ぎ足し管30が設けられてい
ると、インナー管24が季節等の温度変化により縮んで
その長さが短くなっても、アウター管路22内に引っ込
んでしまうことがなくなる。従って、インナー管24の
収縮対策のために、これを人力で引き出す等の作業を行
わなくても、容易に接続等の作業をすることができ、施
工性が向上する。
【0030】(他の実施形態2)図5に示す配線管路3
2は、間隔をおいて3つ以上配置された作業室間をアウ
ター管路22、23で連通してなる配線管路において、
継ぎ足し管30を、上流側のアウター管路22に布設さ
れた上流側インナー管24と、下流側のアウター管路2
3内へ引き入れ布設された下流側インナー管25の端部
に、電熱式融着継手28により接続したものである。こ
のような構成によると、継ぎ足し管30が前記上流側イ
ンナー管24と後段の下流側インナー管25とを相互に
連通する連結管の役目をし、空気圧送法による電線の長
距離通線が容易となり、工期の短縮、工事費用の削減を
図ることができる。
【0031】なお、後段のインナー管25の図示されて
いる端部25aはインナー管25を後段のアウター管路
23内へ引き入れ布設したとき、インナー管供給ドラム
から最後に引き出された側なので、一般に余長の長さに
余裕がある。しかし、その端部25aが長いと、作業室
27内が狭い場合、邪魔になる恐れがある。この場合に
は、インナー管25の端部25aを切り詰めておいても
よい。そして、前段のインナー管24との接続が必要に
なったときに、別の高密度ポリエチレン製の継ぎ足し管
又は他の連結管を準備する。さらに電熱式融着継手28
でその端部25aと前記継ぎ足し管30の端部30aと
を加熱融着して連結することができる。
【0032】(他の実施形態3)図6に示す配線管路3
4は、アウター管路36を組み立てながら、その内部に
複数本のインナー管24を布設していく多孔管路の構成
を示すものである。 この配線管路34は圧縮強度が大
きいので、地下に浅層埋設するのに適している。この配
線管路34において、アウター管路36は、ブロック状
の下側管台38と上側管台40とより構成される。図
6、7に示すように、下側管台38の上面には3個の半
円形状の半割溝38aが、上側管台40の下面には3個
の半円形状の半割溝40aがそれぞれ幅方向に所定間隔
をおいて並列して設けられる。そして、下側管台38と
上側管台40とは、これら溝38a、40aが向かい合
うように組み合わせられる。また、これら管台38、4
0は、図6に示すように、長手方向に直列に連結され、
内部にインナー管24を収納するための複数個の収納孔
42が形成される。3本のインナー管24は、このアウ
ター管路36を組み立てる段階において、その収納孔4
2内に、両端が作業室内へ余長として突き出るように布
設される。
【0033】インナー管24には、図8に示すように、
電熱式融着継手28で接続された個所が1つ又は複数あ
る。アウター管路36の収納孔42内、特に下側管台3
8の半円形の半割溝38aには、この電熱式融着継手2
8を収める凹溝44が形成される。この凹溝44に電熱
式融着継手28の外側部分が嵌まり込み、インナー管2
4が季節等による温度変化によって長手方向に移動しよ
うとするのが拘束される。図9はインナー管24がアウ
ター管路36内に布設された状態を示す。この配線管路
34では、電熱式融着継手28がインナー管の移動を拘
束するストッパーの役割果たすので、新たにストッパー
を取り付ける必要がなく、構造が簡単で手数を省くこと
ができる利点がある。なお、電熱式融着継手28の個数
が増えるほど、インナー管24の移動量が少なくなるこ
とはいうまでもない。
【0034】
【実験例】実験例1 両端がハンドホール(作業室)に固定設置された直線で
1工区250mのアウター管路内に、6本の高密度ポリ
エチレン製のインナー管(内径50mm)を一括して引
き入れ布設試験を行い、中間接続部分の管の状態及び引
き入れ張力を調査した。なお、6本のインナー管はすべ
て同一肉厚を有し、200mと50mの定尺品を1個の
同一接続継手で中間接続されたものである。本発明の実
施例として電熱式融着継手で接続されたもの2例、比較
例として従来のメカニカル継手で接続されたもの2例の
計4例を使用した。また、接続部分の管の状態検査は、
布設後の管の両端を蓋で密閉し、空気圧送法でインナー
管内に電線を通線するときに加える圧力と同じ圧力の空
気を供給して行った。その結果は表1に示すとおりであ
る。
【0035】
【表1】
【0036】上記表から、本発明の実施例1、2のイン
ナー管は、接続部分で管が破裂しておらず、管の耐内圧
強度が低下しないことが分かる。従って、空気圧送法に
より、インナー管内に電線を挿通して収納することが十
分可能である。また、インナー管の引き入れ張力も低
く、インナー管の引き入れが容易であり、施工性も優れ
ている。これに対して、比較例1のインナー管は、その
引き入れ張力は実施例1のものと同じであるが、接続部
分で管が破裂しており、管の耐内圧強度が低下した。こ
のため、空気圧送法により、インナー管内に電線を挿通
して収納するのに適さない。また、比較例2のインナー
管は、接続部分で管の破裂が生じなかったが、引き入れ
張力が非常に大きくなり、インナー管の引き入れが容易
でない。設備が大型化し、布設費用も高くなる。管の肉
厚も大きいため、管製造の材料目付量が増加し、インナ
ー管のコストが高くなる。このように、本発明のインナ
ー管は、耐内圧強度が低下しにくく、空気圧送法により
電線を挿通(通線)するのに有効であること、インナー
管の引き入れ張力を低減できること、および安価な管を
利用できることが検証された。
【0037】実験例2 両端がハンドホール(作業室)に固定設置された直線で
1工区250mのアウター管路内に、中間接続部を有し
ない1本もので形成された、6本の高密度ポリエチレン
製のインナー管(内径50mm、肉厚3.5mm)を夏
場に一括して引き入れ布設した。そのうち、3本のイン
ナー管については、各インナー管の引き出し側にある作
業室内へ突き出ている端部に、電熱式融着継手により、
高密度ポリエチレン製の継ぎ足し管(長さ1m)を接続
した(実施例3の管)。残りのインナー管には、継ぎ足
し管を接続せずそのまま放置した(比較例3の管)。半
年経過した冬場に、引き出し側の作業室内におけるイン
ナー管の端部の状態を観察した。その結果は表2に示す
とおりである。
【0038】
【表2】
【0039】上記表より、実施例3のインナー管では、
冬場でも継ぎ足し管の端部がアウター管路内に引き込ま
れず、継ぎ足し管を介してインナー管を接続することが
容易であることが分かる。これに対して、比較例3のイ
ンナー管はその端部がアウター管路内に引き込まれてし
まったため、インナー管の接続作業を行うことができ
ず、従って、インナー管内に電線を挿通する作業が困難
である。
【0040】実験例3 両端がハンドホール(作業室)に固定設置された直線で
1工区250mのアウター管路として、図6〜9に示す
管台タイプのもの(収納孔径は50mm)を使用した。
また、この収納孔に布設されるインナー管として、5本
の定尺品(長さ65m)を電熱式融着継手で接続したも
のを使用した。そして、夏場に、アウター管路を組み立
てながら、その内部の収納孔にインナー管を布設し、且
つ、収納孔の内壁面に形成された凹溝に電熱式融着継手
を嵌め込んで配線管路を組み立てた。半年経過した冬場
に、引き入れ側及び引き出し側の作業室内におけるイン
ナー管の両端部のアウター管路内への引き込み状態を観
察したところ、インナー管はわずか65m分の長さに対
して縮んだに過ぎず、インナー管の接続等の作業に支障
のないことが分かる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、アウター管路内に布設
されるインナー管を接続する継手として、電熱式融着継
手を用いるので、インナー管をかしめる必要がなくな
る。従って、管接続部分に亀裂等が生じがたく、これに
より、管の耐内圧強度の低下を招く恐れが少なくなる。
また、空気圧送法でインナー管内に電線を挿通(通線)
しても、接続部分からインナー管が破裂するようなこと
も防止でき、電線を確実に通線することができる。ま
た、インナー管の接続部分の気密性が良好なので、接続
部分から水等が侵入して電線(光ファイバを含む)の電
力、通信性能が低下したり、劣化することもなく、電線
を長期間にわたり十分に保護することが可能になる。さ
らに、管の耐内圧強度が低下しないことから、管の肉厚
を薄くして施工性を向上し、材料目付量低減による配線
管路のコスト低減も可能である。また、電熱式融着継手
はかしめ要素がないため、メカニカル継手よりも軽量小
型であり、狭い作業室内での接続作業等が容易となり、
施工性が優れている。
【0042】また、本発明の配線管路において、アウタ
ー管路内にインナー管を引き入れ布設により構成する場
合には、耐内圧強度が低下しないので、管肉厚を大きく
する必要がない。従って、インナー管の可撓性が損なわ
れず、インナー管をアウター管路内に引き入れる際、大
きな曲げ抵抗を受けることがない。また、電熱式融着継
手はメカニカル継手に比較し軽量小型であり、また突起
部等も少なくできるので、インナー管の引き入れ布設の
際、電熱式融着継手がアウター管路や、他のインナー管
と接触して大きな摩擦を生じることも少ない。このよう
なことから、従来よりも低い張力でインナー管を引き入
れることができ、引き入れに要する設備の容量を小さく
することができ、布設費用を削減することが可能にな
る。
【0043】また、本発明の配線管路において、インナ
ー管の引き出し側の端部に電熱式融着継手により継ぎ足
し管を接続することにより、インナー管が温度変化によ
り縮んでその長さが短くなったときに、アウター管路内
に引き込まれるのを回避できる。従って、インナー管を
人力で引き出す等の手数を要することなく、施工性が向
上する。
【0044】また、本発明の配線管路において、電熱式
融着継手を用いて、上流側、下流側のインナー管を前記
継ぎ足し管を介して相互に連通することにより、継ぎ足
し管が前記インナー管と後段のインナー管とを相互に連
通する連結管の役目をし、インナー管の長尺引き入れ布
設、配線管路の長尺化が容易となり、工期の短縮、工事
費用の削減を図ることができる。
【0045】さらに、請求項4記載の配線管路による
と、インナー管が温度変化して縮もうとしても、インナ
ー管がアウター管路内に引き込まれる恐れがなくなる。
また、インナー管が温度変化で伸びようとするのも拘束
され、インナー管の温度変化による伸縮が抑制され、接
続等等の施工性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る配線管路の1実施の形態を示すも
ので、(イ)は、1部を省略した断面図、(ロ)は
(イ)のA−A矢視断面図である。
【図2】本発明に係る配線管路において、インナー管を
接続する電熱式融着継手の概要を示すもので、(イ)は
縦断面図、(ロ)は(イ)の右側面図である。
【図3】本発明に係る配線管路において、ウインチによ
る引き入れ方法により布設されたインナー管の引き出し
側における作業室内の布設状態を示す概要図である。
【図4】本発明に係る配線管路の他の実施形態を示すも
ので、図3に示す各インナー管の端部に電熱式融着継手
により高密度ポリエチレン製の継ぎ足し管を接続した状
態の概要図である。
【図5】本発明に係る配線管路のさらに他の実施形態を
示すもので、継ぎ足し管の後端部を、後段のインナー管
に、電熱式融着継手により接続して、インナー管同士を
相互に連通状態にした構成の概要図である。
【図6】本発明に係る配線管路の図5に示すものとは異
なるさらに他の実施形態の主要構成を示す分解斜視図で
ある。
【図7】図6に示す配線管路において、下側管台を部分
的に示す平面図である。
【図8】図6に示す配線管路において、インナー管の中
心より下半部を示す一部断面平面図である。
【図9】図6に示す配線管路において、下側管台と上側
管台を組み合わせたアウター管路内にインナー管を引き
入れ布設した状態を示す拡大側面図である。
【図10】従来の配線管路の施工方法を示す一部省略概
要図である。
【図11】従来の配線管路の構成を示すもので、(イ)
は正面図、(ロ)は(イ)のB−B線矢視部分断面図、
(ハ)は(イ)のC−C線矢視部分断面図を時計方向へ
90度回転させた状態の図である。
【図12】引き出し側の作業室内におけるインナー管の
布設終了時の状態を示す概要図である。
【符号の説明】
20、29、32、34 配線管路 22、23、36 アウター管路 24、25 インナー管 24A 挿通孔 24a、25a インナー管の端部 26 作業室 27 作業室(引き出し側) 28 電熱式融着継手 28a 樹脂スリーブ 28b 電熱線 30 継ぎ足し管 30a 端部 38 下側管台 38a、40a 半割溝 40 上側管台 42 収納孔 44 凹溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間隔をおいて配置されたハンドホール等
    の作業室間に設けられ、隣り合う作業室間を連通するア
    ウター管路と、アウター管路内に布設され、内部に電線
    を挿通して収納する挿通孔を有するインナー管と、イン
    ナー管を接続する継手とを備えた配線管路において、前
    記インナー管を接続する継手が電熱式融着継手であるこ
    とを特徴とする配線管路。
  2. 【請求項2】 間隔をおいて配置されたハンドホール等
    の作業室間に設けられ、隣り合う作業室間を連通するア
    ウター管路と、アウター管路内に引き入れ布設され、内
    部に電線を挿通して収納する挿通孔を有するインナー管
    と、インナー管を接続する継手とを備えた配線管路にお
    いて、インナー管の引き出し側の端部に電熱式融着継手
    により継ぎ足し管を接続してなることを特徴とする配線
    管路。
  3. 【請求項3】 間隔をおいて3つ以上配置されたハンド
    ホール等の作業室間に設けられ、隣り合う作業室間を各
    々連通する上流側アウター管路と下流側アウター管路
    と、各アウター管路内に布設され、内部に電線を挿通し
    て収納する挿通孔を有する上流側インナー管と下流側イ
    ンナー管とからなる配線管路において、前記上流側、下
    流側インナー管の間に継ぎ足し管を配して各インナー管
    の端部と電熱式融着継手により接続し、前記上流側イン
    ナー管と下流側インナー管とを前記継ぎ足し管を介して
    相互に連通してなることを特徴とする配線管路。
  4. 【請求項4】 間隔をおいて配置されたハンドホール等
    の作業室間に設けられ、隣り合う作業室間を連通するア
    ウター管路と、アウター管路内に布設され、内部に電線
    を挿通して収納する挿通孔を有するインナー管と、イン
    ナー管を接続する継手とを備えた配線管路において、前
    記アウター管路は、半割溝をそれぞれ有する下側管台と
    上側管台をこれら溝が向かい合うように組み合わせ、且
    つこれら管台を長手方向に直列に並べて内部にインナー
    管を収納する収納孔を形成したものであり、隣り合う作
    業室の中間において、インナー管は電熱式融着継手で接
    続されたものであり、アウター管路の収納孔の内壁面に
    は、この電熱式融着継手を収める凹溝が形成されて、こ
    の凹溝に電熱式融着継手が嵌まり込み、インナー管の長
    手方向の移動が拘束されるように構成されることを特徴
    とする配線管路。
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