JP2001211463A - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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JP2001211463A
JP2001211463A JP2000018272A JP2000018272A JP2001211463A JP 2001211463 A JP2001211463 A JP 2001211463A JP 2000018272 A JP2000018272 A JP 2000018272A JP 2000018272 A JP2000018272 A JP 2000018272A JP 2001211463 A JP2001211463 A JP 2001211463A
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luminance
frequency
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JP2000018272A
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Hisaharu Murata
久治 村田
Toshihiro Miyoshi
敏博 三好
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/804Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components
    • HELECTRICITY
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • H04N5/84Television signal recording using optical recording
    • H04N5/85Television signal recording using optical recording on discs or drums
    • HELECTRICITY
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  • Signal Processing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を減らし、低コスト化を実現する。 【解決手段】 記録時、クロックCLK1の周波数でサ
ンプリングされた輝度信号Y1a、色信号C1がデータ
選択回路213により選択され、D/A変換器220,
221に供給される。クロックCLK1がクロック選択
スイッチ214により選択され、D/A変換器220,
221に供給される。再生時、クロックCLK2の周波
数でサンプリングされた輝度信号Y2b、色信号C2が
データ選択回路213により選択され、D/A変換器2
20,221に供給される。クロックCLK2がクロッ
ク選択スイッチ214により選択され、D/A変換器2
20,221に供給される。これにより、記録時にモニ
タ等に出力される信号のためのD/A変換器と、再生時
にモニタ等に出力される信号のためのD/A変換器とを
別個に設ける必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は映像信号処理装置
に関し、さらに詳しくは、DVC(デジタルビデオカセ
ット)やDVD(デジタルビデオディスク)に代表され
るような、映像信号をデジタル記録するための映像信号
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、DVC(デジタルビデオカセッ
ト)やDVD(デジタルビデオディスク)等、映像信号
をデジタル処理してデジタル記録する機器が普及し始め
ている。また、半導体分野においても微細加工技術の進
歩により高集積化が実現され、従来は数個のLSIで構
成されていた信号処理過程を1個のLSIで構成するこ
とが可能となってきている。
【0003】アナログ方式のテレビジョン信号(コンポ
ジット信号)をデジタル記録するための信号処理回路で
は、まずA/D変換器によってコンポジット信号がデジ
タル信号に変換される。次いで、Y/C分離回路によっ
て、このデジタル信号がコンポーネント信号(輝度信号
および色信号)に分離される。このコンポーネント信号
を外部でモニタするためにD/A変換器が設けられる。
コンポーネント信号は、D/A変換器によってアナログ
信号に変換されてモニタ等に出力される。また、Y/C
分離回路からの色信号は、クロマデコード回路によって
色差信号に復調される。このようにして得られた輝度信
号、色差信号は、デジタル記録コーデックによって、デ
ジタル記録ができるように符号化されて記録媒体に記録
される。
【0004】アナログ方式のテレビジョン信号(コンポ
ジット信号)は、例えばNTSC方式ではEIA規格R
S−170として制定されているように、輝度信号と色
信号(または色差信号)とが14.3MHz(4fs
c)で周波数多重された信号である。この多重化された
テレビジョン信号を輝度信号と色差信号とに分離するた
めのデジタル信号処理回路のシステムクロックとして、
周波数14.3MHzのバーストロッククロックが広く
用いられている。これは、色副搬送波が1ライン毎(フ
ィールド単位で考えると1フレーム毎)に反転するとい
う性質と、Cb信号とCr信号とが90°位相のずれた
色副搬送波で変調されるという性質とを利用したもので
ある。なお、Cb信号、Cr信号を総称して色差信号と
いう。
【0005】一方、記録媒体にデジタル記録された映像
を再生するための信号処理回路では、デジタル記録コー
デックによって、記録媒体からのデータが輝度信号およ
び色差信号に復号化される。さらに色差信号は、クロマ
エンコーダによって色信号にエンコードされる。輝度信
号および色信号は、D/A変換器によってアナログ信号
に変換されてモニタ等に出力される。
【0006】デジタル符号化信号の規格では、ITU勧
告ITU−R.BT601として制定されているよう
に、輝度信号のサンプリング周波数は13.5MHz、
色差信号のサンプリング周波数は6.75MHzであ
る。デジタル符号化信号を扱うデジタル信号処理回路の
システムクロックとして、周波数13.5MHzのライ
ンロッククロックが一般に用いられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】アナログ方式のテレビ
ジョン信号をデジタル記録する機能と、記録媒体にデジ
タル記録された映像を再生する機能とを兼ね備えた映像
信号処理装置を実現しようとする場合には、記録処理系
のシステムクロックとして周波数14.3MHzのバー
ストロッククロックが用いられ、再生処理系のシステム
クロックとして周波数13.5MHzのラインロックク
ロックが用いられる。このように、記録時にアナログ変
換されてモニタ等に出力される信号と、再生時にアナロ
グ変換されてモニタ等に出力される信号とでは、デジタ
ル信号処理回路のシステムクロックの周波数が異なる。
このため、記録時にモニタ等に出力される信号のための
D/A変換器と、再生時にモニタ等に出力される信号の
ためのD/A変換器とをそれぞれ設ける必要がある。
【0008】この発明は以上のような問題を解決するた
めになされたものであり、その目的は、部品点数を減ら
して低コスト化を図ることができる映像信号処理装置を
提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の一つの局面に
従うと、映像信号処理装置は、A/D変換器と、Y/C
分離回路と、クロマデコーダと、第1のD/D変換器
と、デジタルコーデックと、クロマエンコーダと、デー
タ選択手段と、クロック選択手段と、D/A変換器とを
備える。
【0010】A/D変換器は、アナログ映像信号を第1
の周波数でサンプリングしてデジタル映像信号に変換す
る。Y/C分離回路は、デジタル映像信号を第1の輝度
信号と第1の色信号とに分離する。クロマデコーダは、
第1の色信号を第1の色差信号に復調する。第1のD/
D変換器は、第1の輝度信号および第1の色差信号を第
2の周波数で再サンプリングする。デジタルコーデック
は、第1のD/D変換器からの第1の輝度信号および第
1の色差信号をデジタル符号化して記録信号を生成し、
かつ、デジタル符号化された再生信号を第2の周波数で
サンプリングして第2の輝度信号と第2の色差信号とに
復号化する。クロマエンコーダは、第2の色差信号を第
2の色信号に変調する。データ選択手段は、Y/C分離
回路からの第1の輝度信号および第1の色信号、また
は、デジタルコーデックからの第2の輝度信号およびク
ロマエンコーダからの第2の色信号、のいずれかを選択
する。クロック選択手段は、データ選択手段が第1の輝
度信号および第1の色信号を選択するときは第1の周波
数の第1のクロック信号を選択する一方、データ選択手
段が第2の輝度信号および第2の色信号を選択するとき
は第2の周波数の第2のクロック信号を選択する。D/
A変換器は、データ選択手段によって選択された輝度信
号および色信号をクロック選択手段によって選択された
クロック信号の周波数でサンプリングしてアナログ信号
に変換する。
【0011】上記映像信号処理装置においては、アナロ
グ映像信号を記録媒体にデジタル記録するときには、デ
ータ選択手段は、Y/C分離回路からの第1の輝度信号
および第1の色信号を選択する。これに応答して、クロ
ック選択手段は、第1の周波数の第1のクロック信号を
選択する。D/A変換器は、Y/C分離回路からの第1
の輝度信号および第1の色信号を第1の周波数でサンプ
リングしてアナログ信号に変換する。このアナログ信号
がモニタ等に出力される。これにより、記録媒体に記録
される映像信号の内容をモニタ等で確認することができ
る。
【0012】一方、記録媒体にデジタル記録された映像
信号を再生するときには、データ選択手段は、デジタル
コーデックからの第2の輝度信号およびクロマエンコー
ダからの第2の色信号を選択する。これに応答して、ク
ロック選択手段は、第2の周波数の第2のクロック信号
を選択する。D/A変換器は、デジタルコーデックから
の第2の輝度信号およびクロマエンコーダからの第2の
色信号を第2の周波数でサンプリングしてアナログ信号
に変換する。このアナログ信号がモニタ等に出力され
る。これにより、記録媒体から再生された映像信号の内
容をモニタ等で確認することができる。
【0013】以上のように、この映像信号処理装置で
は、データ選択手段と、クロック選択手段とを設けたた
め、アナログ映像信号を記録媒体にデジタル記録する場
合と記録媒体にデジタル記録された映像信号を再生する
場合とのそれぞれにおいて、D/A変換器によってアナ
ログ信号に変換されるべき信号のサンプリングレート
と、D/A変換器が変換を行うサンプリングレートとが
同じになる。これにより、アナログ映像信号を記録媒体
にデジタル記録する場合にモニタ等に出力される信号の
ためのD/A変換器と、記録媒体にデジタル記録された
映像信号を再生する場合にモニタ等に出力される信号の
ためのD/A変換器とを別個に設ける必要がない。した
がって、部品点数を減らすことができ、低コスト化を図
ることができる。
【0014】好ましくは、上記映像信号処理装置はさら
に、振幅補正手段を備える。振幅補正手段は、Y/C分
離回路からの第1の輝度信号および第1の色信号の振幅
と、デジタルコーデックからの第2の輝度信号およびク
ロマエンコーダからの第2の色信号の振幅との差を補正
する。
【0015】アナログ映像信号を記録媒体にデジタル記
録する場合にモニタ等に出力される信号のレベルと、記
録媒体にデジタル記録された映像信号を再生する場合に
モニタ等に出力される信号のレベルとは、同じ映像信号
レベルであることが望ましい。しかし、アナログ映像信
号を記録媒体にデジタル記録する場合におけるY/C分
離回路からの第1の輝度信号および第1の色信号のレベ
ルと、記録媒体にデジタル記録された映像信号を再生す
る場合におけるデジタルコーデックからの第2の輝度信
号およびクロマエンコーダからの第2の色信号のレベル
とは異なっている。
【0016】上記映像信号処理装置においては、振幅補
正手段を設けたため、Y/C分離回路からの第1の輝度
信号および第1の色信号の振幅と、デジタルコーデック
からの第2の輝度信号およびクロマエンコーダからの第
2の色信号の振幅との差が補正される。これにより、ア
ナログ映像信号を記録媒体にデジタル記録する場合にモ
ニタ等に出力される信号のレベルと、記録媒体にデジタ
ル記録された映像信号を再生する場合にモニタ等に出力
される信号のレベルとが、同じ映像信号レベルになる。
【0017】振幅補正手段を設けない場合には、アナロ
グ映像信号を記録媒体にデジタル記録する場合にD/A
変換器から供給される信号を増幅するためのアナログア
ンプと、記録媒体にデジタル記録された映像信号を再生
する場合にD/A変換器から供給される信号を増幅する
ためのアナログアンプとを別個に設けて、モニタ等に出
力される信号のレベルを記録時と再生時とで同じレベル
にする必要がある。
【0018】しかし、上記映像信号処理装置によればア
ナログアンプを別個に設ける必要がない。この結果、ア
ナログアンプの個数を削減することができ、低コスト化
を図ることができる。
【0019】好ましくは、上記振幅補正手段は、Y/C
分離回路からの第1の輝度信号および第1の色信号の振
幅を変換する振幅変換回路を含む。
【0020】上記映像信号処理装置においては、振幅変
換回路を設けたため、Y/C分離回路からの第1の輝度
信号および第1の色信号の振幅が、デジタルコーデック
からの第2の輝度信号およびクロマエンコーダからの第
2の色信号の振幅と等しくなる。
【0021】好ましくは、上記振幅補正手段は、デジタ
ルコーデックからの第2の輝度信号およびクロマエンコ
ーダからの第2の色信号の振幅を変換する振幅変換回路
を含む。
【0022】上記映像信号処理装置においては、振幅変
換回路を設けたため、デジタルコーデックからの第2の
輝度信号およびクロマエンコーダからの第2の色信号の
振幅が、Y/C分離回路からの第1の輝度信号および第
1の色信号の振幅と等しくなる。
【0023】この発明のもう一つの局面に従うと、映像
信号処理装置は、A/D変換器と、Y/C分離回路と、
クロマデコーダと、第1のD/D変換器と、デジタルコ
ーデックと、第2のD/D変換器と、クロマエンコーダ
と、データ選択手段と、D/A変換器とを備える。
【0024】A/D変換器は、アナログ映像信号を第1
の周波数でサンプリングしてデジタル映像信号に変換す
る。Y/C分離回路は、デジタル映像信号を第1の輝度
信号と第1の色信号とに分離する。クロマデコーダは、
第1の色信号を第1の色差信号に復調する。第1のD/
D変換器は、第1の輝度信号および第1の色差信号を第
2の周波数で再サンプリングする。デジタルコーデック
は、第1のD/D変換器からの第1の輝度信号および第
1の色差信号をデジタル符号化して記録信号を生成し、
かつ、デジタル符号化された再生信号を第2の周波数で
サンプリングして第2の輝度信号と第2の色差信号とに
復号化する。第2のD/D変換器は、第2の輝度信号お
よび第2の色差信号を第1の周波数で再サンプリングす
る。クロマエンコーダは、第2のD/D変換器からの第
2の色差信号を第2の色信号に変調する。データ選択手
段は、Y/C分離回路からの第1の輝度信号および第1
の色信号、または、第2のD/D変換器からの第2の輝
度信号およびクロマエンコーダからの第2の色信号、の
いずれかを選択する。D/A変換器は、データ選択手段
によって選択された輝度信号および色信号を第1の周波
数でサンプリングしてアナログ信号に変換する。
【0025】上記映像信号処理装置においては、アナロ
グ映像信号を記録媒体にデジタル記録するときには、デ
ータ選択手段は、Y/C分離回路からの第1の輝度信号
および第1の色信号を選択する。D/A変換器は、Y/
C分離回路からの第1の輝度信号および第1の色信号を
第1の周波数でサンプリングしてアナログ信号に変換す
る。このアナログ信号がモニタ等に出力される。これに
より、記録媒体に記録される映像信号の内容をモニタ等
で確認することができる。
【0026】一方、記録媒体にデジタル記録された映像
信号を再生するときには、データ選択手段は、第2のD
/D変換器からの第2の輝度信号およびクロマエンコー
ダからの第2の色信号を選択する。D/A変換器は、第
2のD/D変換器からの第2の輝度信号およびクロマエ
ンコーダからの第2の色信号を第1の周波数でサンプリ
ングしてアナログ信号に変換する。このアナログ信号が
モニタ等に出力される。これにより、記録媒体から再生
された映像信号の内容をモニタ等で確認することができ
る。
【0027】以上のように、この映像信号処理装置で
は、データ選択手段と、第2のD/D変換器とを設けた
ため、アナログ映像信号を記録媒体にデジタル記録する
場合と記録媒体にデジタル記録された映像信号を再生す
る場合とのそれぞれにおいて、D/A変換器によってア
ナログ信号に変換されるべき信号のサンプリングレート
と、D/A変換器が変換を行うサンプリングレートとが
同じになる。これにより、アナログ映像信号を記録媒体
にデジタル記録する場合にモニタ等に出力される信号の
ためのD/A変換器と、記録媒体にデジタル記録された
映像信号を再生する場合にモニタ等に出力される信号の
ためのD/A変換器とを別個に設ける必要がない。した
がって、部品点数を減らすことができ、低コスト化を図
ることができる。
【0028】この発明のさらにもう一つの局面に従う
と、映像信号処理装置は、A/D変換器と、Y/C分離
回路と、クロマデコーダと、第1のD/D変換器と、デ
ジタルコーデックと、第2のD/D変換器と、データ選
択手段と、クロマエンコーダと、D/A変換器とを備え
る。
【0029】A/D変換器は、アナログ映像信号を第1
の周波数でサンプリングしてデジタル映像信号に変換す
る。Y/C分離回路は、デジタル映像信号を第1の輝度
信号と第1の色信号とに分離する。クロマデコーダは、
第1の色信号を第1の色差信号に復調する。第1のD/
D変換器は、第1の輝度信号および第1の色差信号を第
2の周波数で再サンプリングする。デジタルコーデック
は、第1のD/D変換器からの第1の輝度信号および第
1の色差信号をデジタル符号化して記録信号を生成し、
かつ、デジタル符号化された再生信号を第2の周波数で
サンプリングして第2の輝度信号と第2の色差信号とに
復号化する。第2のD/D変換器は、第2の輝度信号お
よび第2の色差信号を第1の周波数で再サンプリングす
る。データ選択手段は、Y/C分離回路からの第1の輝
度信号およびクロマデコーダからの第1の色差信号、ま
たは、第2のD/D変換器からの第2の輝度信号および
第2の色差信号、のいずれかを選択する。クロマエンコ
ーダは、データ選択手段によって選択された色差信号を
第2の色信号に変調する。D/A変換器は、データ選択
手段によって選択された輝度信号およびクロマエンコー
ダからの第2の色信号を第1の周波数でサンプリングし
てアナログ信号に変換する。
【0030】上記映像信号処理装置においては、アナロ
グ映像信号を記録媒体にデジタル記録するときには、デ
ータ選択手段は、Y/C分離回路からの第1の輝度信号
およびクロマデコーダからの第1の色差信号を選択す
る。これに応じて、クロマエンコーダは、クロマデコー
ダからの第1の色差信号を第2の色信号に変調する。D
/A変換器は、Y/C分離回路からの第1の輝度信号お
よびクロマエンコーダからの第2の色信号を第1の周波
数でサンプリングしてアナログ信号に変換する。このア
ナログ信号がモニタ等に出力される。これにより、記録
媒体に記録される映像信号の内容をモニタ等で確認する
ことができる。
【0031】一方、記録媒体にデジタル記録された映像
信号を再生するときには、データ選択手段は、第2のD
/D変換器からの第2の輝度信号および第2の色差信号
を選択する。これに応じて、クロマエンコーダは、第2
のD/D変換器からの第2の色差信号を第2の色信号に
変調する。D/A変換器は、第2のD/D変換器からの
第2の輝度信号およびクロマエンコーダからの第2の色
信号を第1の周波数でサンプリングしてアナログ信号に
変換する。このアナログ信号がモニタ等に出力される。
これにより、記録媒体から再生された映像信号の内容を
モニタ等で確認することができる。
【0032】以上のように、この映像信号処理装置で
は、データ選択手段と、第2のD/D変換器とを設けた
ため、アナログ映像信号を記録媒体にデジタル記録する
場合と記録媒体にデジタル記録された映像信号を再生す
る場合とのそれぞれにおいて、D/A変換器によってア
ナログ信号に変換されるべき信号のサンプリングレート
と、D/A変換器が変換を行うサンプリングレートとが
同じになる。これにより、アナログ映像信号を記録媒体
にデジタル記録する場合にモニタ等に出力される信号の
ためのD/A変換器と、記録媒体にデジタル記録された
映像信号を再生する場合にモニタ等に出力される信号の
ためのD/A変換器とを別個に設ける必要がない。した
がって、部品点数を減らすことができ、低コスト化を図
ることができる。
【0033】この発明のさらにもう一つの局面に従う
と、映像信号処理装置は、A/D変換器と、Y/C分離
回路と、クロマデコーダと、第1のD/D変換器と、デ
ジタルコーデックと、データ選択手段と、クロマエンコ
ーダと、D/A変換器とを備える。
【0034】A/D変換器は、アナログ映像信号を第1
の周波数でサンプリングしてデジタル映像信号に変換す
る。Y/C分離回路は、デジタル映像信号を第1の輝度
信号と第1の色信号とに分離する。クロマデコーダは、
第1の色信号を第1の色差信号に復調する。第1のD/
D変換器は、第1の輝度信号および第1の色差信号を第
2の周波数で再サンプリングする。デジタルコーデック
は、第1のD/D変換器からの第1の輝度信号および第
1の色差信号をデジタル符号化して記録信号を生成し、
かつ、デジタル符号化された再生信号を第2の周波数で
サンプリングして第2の輝度信号と第2の色差信号とに
復号化する。データ選択手段は、第1のD/D変換器か
らの第1の輝度信号および第1の色差信号、または、デ
ジタルコーデックからの第2の輝度信号および第2の色
差信号、のいずれかを選択する。クロマエンコーダは、
データ選択手段によって選択された色差信号を第2の色
信号に変調する。D/A変換器は、データ選択手段によ
って選択された輝度信号およびクロマエンコーダからの
第2の色信号を第2の周波数でサンプリングしてアナロ
グ信号に変換する。
【0035】上記映像信号処理装置においては、アナロ
グ映像信号を記録媒体にデジタル記録するときには、デ
ータ選択手段は、第1のD/D変換器からの第1の輝度
信号および第1の色差信号を選択する。これに応じて、
クロマエンコーダは、第1のD/D変換器からの第1の
色差信号を第2の色信号に変調する。D/A変換器は、
第1のD/D変換器からの第1の輝度信号およびクロマ
エンコーダからの第2の色信号を第2の周波数でサンプ
リングしてアナログ信号に変換する。このアナログ信号
がモニタ等に出力される。これにより、記録媒体に記録
される映像信号の内容をモニタ等で確認することができ
る。
【0036】一方、記録媒体にデジタル記録された映像
信号を再生するときには、データ選択手段は、デジタル
コーデックからの第2の輝度信号および第2の色差信号
を選択する。これに応じて、クロマエンコーダは、デジ
タルコーデックからの第2の色差信号を第2の色信号に
変調する。D/A変換器は、デジタルコーデックからの
第2の輝度信号およびクロマエンコーダからの第2の色
信号を第2の周波数でサンプリングしてアナログ信号に
変換する。このアナログ信号がモニタ等に出力される。
これにより、記録媒体から再生された映像信号の内容を
モニタ等で確認することができる。
【0037】以上のように、この映像信号処理装置で
は、データ選択手段と、第1のD/D変換器とを設けた
ため、アナログ映像信号を記録媒体にデジタル記録する
場合と記録媒体にデジタル記録された映像信号を再生す
る場合とのそれぞれにおいて、D/A変換器によってア
ナログ信号に変換されるべき信号のサンプリングレート
と、D/A変換器が変換を行うサンプリングレートとが
同じになる。これにより、アナログ映像信号を記録媒体
にデジタル記録する場合にモニタ等に出力される信号の
ためのD/A変換器と、記録媒体にデジタル記録された
映像信号を再生する場合にモニタ等に出力される信号の
ためのD/A変換器とを別個に設ける必要がない。した
がって、部品点数を減らすことができ、低コスト化を図
ることができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一ま
たは相当部分には同一符号を付し、その説明は繰り返さ
ない。
【0039】(第1の実施形態)図1は、この発明の第
1の実施形態による映像信号処理装置の全体構成を示す
ブロック図である。図1に示す映像信号処理装置は、記
録処理ブロック10と、再生処理ブロック11と、デー
タ選択回路213と、クロック信号発生回路230と、
クロック選択スイッチ214と、D/A変換器220,
221とを備える。
【0040】クロック信号発生回路230は、周波数1
4.3MHzのバーストロッククロックCLK1と、周
波数13.5MHzのラインロッククロックCLK2と
を発生する。記録処理ブロック10はバーストロックク
ロックCLK1で、再生処理ブロック11はラインロッ
ククロックCLK2で処理されている。
【0041】記録処理ブロック10は、A/D変換器2
00と、Y/C分離回路201と、クロマデコーダ20
2とを含む。A/D変換器200は、アナログのテレビ
ジョン信号CPSをバーストロッククロックCLK1の
周波数(14.3MHz)でサンプリングしてデジタル
信号に変換する。Y/C分離回路201は、A/D変換
器200からのデジタル信号を輝度信号Y1aと、色信
号C1とに分離する。クロマデコーダ202は、Y/C
分離回路201からの色信号C1を色差信号Cb1a,
Cr1aに復調する。
【0042】再生処理ブロック11は、D/D変換器2
08と、デジタル記録コーデック210と、クロマエン
コーダ212とを含む。D/D変換器208は、バース
トロッククロックCLK1の周波数(14.3MHz)
でサンプリングされた輝度信号Y1aおよび色差信号C
b1a,Cr1aを、ラインロッククロックCLK2の
周波数(13.5MHz)で再サンプリングする。デジ
タル記録コーデック210は、D/D変換器208から
の輝度信号Y1bおよび色差信号Cb1a,Cr1aを
デジタル符号化して記録信号を生成し、かつ、デジタル
符号化された再生信号をラインロッククロックCLK2
の周波数(13.5MHz)でサンプリングして輝度信
号Y2bおよび色差信号Cb2b,Cr2bに復号化す
る。クロマエンコーダ212は、デジタル記録コーデッ
クからの色差信号Cb2b,Cr2bを色信号C2に変
調する。
【0043】データ選択回路213は、データ選択スイ
ッチ213a,213bを含む。データ選択スイッチ2
13aは、切替信号SWに応答して、Y/C分離回路2
01からの輝度信号Y1a、または、デジタル記録コー
デック210からの輝度信号Y2b、のいずれかを選択
する。データ選択スイッチ213bは、切替信号SWに
応答して、Y/C分離回路201からの色信号C1、ま
たは、クロマエンコーダ212からの色信号C2、のい
ずれかを選択する。
【0044】クロック選択スイッチ214は、切替信号
SWに応答して、クロック信号発生回路230からのバ
ーストロッククロックCLK1、または、ラインロック
クロックCLK2のいずれかを選択する。
【0045】D/A変換器220は、データ選択スイッ
チ213aによって選択された輝度信号を、クロック選
択スイッチ214によって選択されたクロック信号の周
波数でサンプリングしてアナログ輝度信号Youtに変
換する。D/A変換器221は、データ選択スイッチ2
13bによって選択された色信号を、クロック選択スイ
ッチ214によって選択されたクロック信号の周波数で
サンプリングしてアナログ色信号Coutに変換する。
【0046】次に、以上のように構成された映像信号処
理装置の動作について、記録時と再生時とに分けて説明
する。
【0047】(1)記録時 入力されたアナログのテレビジョン信号CPSが、A/
D変換器200によってバーストロッククロックCLK
1の周波数(14.3MHz)でサンプリングされてデ
ジタル信号に変換される。次いで、Y/C分離回路20
1によって、A/D変換器200からのデジタル信号が
輝度信号Y1aと、色信号C1とに分離される。次い
で、クロマデコーダ202によって、Y/C分離回路2
01からの色信号C1が色差信号Cb1a,Cr1aに
復調される。次いで、D/D変換器208によって、バ
ーストロッククロックCLK1の周波数(14.3MH
z)でサンプリングされた輝度信号Y1aおよび色差信
号Cb1a,Cr1aが、ラインロッククロックCLK
2の周波数(13.5MHz)で再サンプリングされ
る。次いで、再サンプリングされた後の輝度信号Y1b
および色差信号Cb1b,Cr1bが、デジタル記録コ
ーデック210によって、記録媒体に記録可能な記録信
号に符号化される。この記録信号が記録媒体に記録され
る。
【0048】記録時には、切替信号SWはHレベル(論
理ハイレベル)となる。Hレベルの切替信号SWに応答
して、データ選択スイッチ213aは、Y/C分離回路
201からの輝度信号Y1aを選択する。これにより、
Y/C分離回路201からの輝度信号Y1aがD/A変
換器220に供給される。この輝度信号Y1aは、バー
ストロッククロックCLK1の周波数(14.3MH
z)でサンプリングされたデジタル信号である。また、
Hレベルの切替信号SWに応答して、データ選択スイッ
チ213bは、Y/C分離回路からの色信号C1を選択
する。これにより、Y/C分離回路201からの色信号
C1がD/A変換器221に供給される。この色信号C
1は、バーストロッククロックCLK1の周波数(1
4.3MHz)でサンプリングされたデジタル信号であ
る。また、Hレベルの切替信号SWに応答して、クロッ
ク選択スイッチ214は、バーストロッククロックCL
K1を選択する。これにより、バーストロッククロック
CLK1がD/A変換器220,221に供給される。
【0049】D/A変換器220は、Y/C分離回路2
01からの輝度信号Y1aを、バーストロッククロック
CLK1の周波数(14.3MHz)でサンプリングし
てアナログ輝度信号Youtに変換する。D/A変換器
221は、Y/C分離回路201からの色信号C1を、
バーストロッククロックCLK1の周波数(14.3M
Hz)でサンプリングしてアナログ色信号Coutに変
換する。このアナログ輝度信号Youtおよびアナログ
色信号Coutがモニタ等に出力される。これにより、
記録媒体に記録される映像信号の内容をモニタ等で確認
することができる。
【0050】(2)再生時 記録媒体からのデジタル符号化された再生信号が、デジ
タル記録コーデック210によって、ラインロッククロ
ックCLK2の周波数(13.5MHz)でサンプリン
グされて輝度信号Y2bおよび色差信号Cb2b,Cr
2bに復号化される。さらに色差信号Cb2b,Cr2
bは、クロマエンコーダ212によって、色信号C2に
変調される。
【0051】再生時には、切替信号SWはLレベル(論
理ローレベル)となる。Lレベルの切替信号SWに応答
して、データ選択スイッチ213aは、デジタル記録コ
ーデック210からの輝度信号Y2bを選択する。これ
により、デジタル記録コーデック210からの輝度信号
Y2bがD/A変換器220に供給される。この輝度信
号Y2bは、ラインロッククロックCLK2の周波数
(13.5MHz)でサンプリングされたデジタル信号
である。また、Lレベルの切替信号SWに応答して、デ
ータ選択スイッチ213bは、クロマエンコーダ212
からの色信号C2を選択する。これにより、クロマエン
コーダ212からの色信号C2がD/A変換器221に
供給される。この色信号C2は、ラインロッククロック
CLK2の周波数(13.5MHz)でサンプリングさ
れたデジタル信号である。また、Lレベルの切替信号S
Wに応答して、クロック選択スイッチ214は、ライン
ロッククロックCLK2を選択する。これにより、ライ
ンロッククロックCLK2がD/A変換器220,22
1に供給される。
【0052】D/A変換器220は、デジタル記録コー
デック210からの輝度信号Y2bを、ラインロックク
ロックCLK2の周波数(13.5MHz)でサンプリ
ングしてアナログ輝度信号Youtに変換する。D/A
変換器221は、クロマエンコーダ212からの色信号
C2を、ラインロッククロックCLK2の周波数(1
3.5MHz)でサンプリングしてアナログ色信号Co
utに変換する。このアナログ輝度信号Youtおよび
アナログ色信号Coutがモニタ等に出力される。これ
により、記録媒体から再生された映像信号の内容をモニ
タ等で確認することができる。
【0053】以上のように、この映像信号処理装置で
は、データ選択回路213と、クロック選択スイッチ2
14とを設けたため、記録時と再生時とのそれぞれにお
いて、D/A変換器220,221によってアナログ信
号に変換されるべき信号のサンプリングレートと、D/
A変換器220,221が変換を行うサンプリングレー
トとが同じになる。これにより、記録時にモニタ等に出
力される信号のためのD/A変換器と、再生時にモニタ
等に出力される信号のためのD/A変換器とを別個に設
ける必要がない。したがって、D/A変換器の個数を削
減することができ、低コスト化を図ることができる。
【0054】(第2の実施形態)図2は、この発明の第
2の実施形態による映像信号処理装置の全体構成を示す
ブロック図である。図2に示す映像信号処理装置は、第
1ブロック20と、第2ブロック21と、クロック信号
発生回路230とを備える。
【0055】第1ブロック20は、A/D変換器200
と、Y/C分離回路201と、クロマデコーダ202
と、クロマエンコーダ212と、データ選択回路213
と、D/D変換器209と、D/A変換器220,22
1とを含む。データ選択回路213は、データ選択スイ
ッチ213a,213bを含む。D/D変換器209
は、ラインロッククロックCLK2の周波数(13.5
MHz)でサンプリングされた輝度信号Y2bおよび色
差信号Cb2b,Cr2bを、バーストロッククロック
CLK1の周波数(14.3MHz)で再サンプリング
する。
【0056】第2ブロック11は、D/D変換器208
と、デジタル記録コーデック210とを含む。
【0057】第1ブロック20はバーストロッククロッ
クCLK1で、第2ブロック21はラインロッククロッ
クCLK2で処理されている。
【0058】次に、以上のように構成された映像信号処
理装置の動作について、記録時と再生時とに分けて説明
する。
【0059】(1)記録時 第1の実施形態におけるのと同様にして、入力されたア
ナログのテレビジョン信号CPSが記録媒体に記録可能
な記録信号に符号化され、記録媒体に記録される。
【0060】記録時には、切替信号SWはHレベル(論
理ハイレベル)となる。Hレベルの切替信号SWに応答
して、データ選択スイッチ213aは、Y/C分離回路
201からの輝度信号Y1aを選択する。これにより、
Y/C分離回路201からの輝度信号Y1aがD/A変
換器220に供給される。この輝度信号Y1aは、バー
ストロッククロックCLK1の周波数(14.3MH
z)でサンプリングされたデジタル信号である。また、
Hレベルの切替信号SWに応答して、データ選択スイッ
チ213bは、Y/C分離回路からの色信号C1を選択
する。これにより、Y/C分離回路201からの色信号
C1がD/A変換器221に供給される。この色信号C
1は、バーストロッククロックCLK1の周波数(1
4.3MHz)でサンプリングされたデジタル信号であ
る。また、第1ブロック20に含まれるD/A変換器2
20,221には、バーストロッククロックCLK1が
供給される。
【0061】D/A変換器220は、Y/C分離回路2
01からの輝度信号Y1aを、バーストロッククロック
CLK1の周波数(14.3MHz)でサンプリングし
てアナログ輝度信号Youtに変換する。D/A変換器
221は、Y/C分離回路201からの色信号C1を、
バーストロッククロックCLK1の周波数(14.3M
Hz)でサンプリングしてアナログ色信号Coutに変
換する。このアナログ輝度信号Youtおよびアナログ
色信号Coutがモニタ等に出力される。これにより、
記録媒体に記録される映像信号の内容をモニタ等で確認
することができる。
【0062】(2)再生時 記録媒体からのデジタル符号化された再生信号が、デジ
タル記録コーデック210によって、ラインロッククロ
ックCLK2の周波数(13.5MHz)でサンプリン
グされて輝度信号Y2bおよび色差信号Cb2b,Cr
2bに復号化される。次いで、D/D変換器209によ
って、ラインロッククロックCLK2の周波数(13.
5MHz)でサンプリングされた輝度信号Y2bおよび
色差信号Cb2b,Cr2bが、バーストロッククロッ
クCLK1の周波数(14.3MHz)で再サンプリン
グされる。次いで、再サンプリングされた後の色差信号
Cb2a,Cr2aが、クロマエンコーダ212によっ
て色信号C2に変調される。
【0063】再生時には、切替信号SWはLレベル(論
理ローレベル)となる。Lレベルの切替信号SWに応答
して、データ選択スイッチ213aは、D/D変換器2
09によって再サンプリングされた後の輝度信号Y2a
を選択する。これにより、D/D変換器209からの輝
度信号Y2aがD/A変換器220に供給される。この
輝度信号Y2aは、バーストロッククロックCLK1の
周波数(14.3MHz)でサンプリングされたデジタ
ル信号である。また、Lレベルの切替信号SWに応答し
て、データ選択スイッチ213bは、クロマエンコーダ
212からの色信号C2を選択する。これにより、クロ
マエンコーダ212からの色信号C2がD/A変換器2
21に供給される。この色信号C2は、バーストロック
クロックCLK1の周波数(14.3MHz)でサンプ
リングされたデジタル信号である。また、第1ブロック
20に含まれるD/A変換器220,221には、バー
ストロッククロックCLK1が供給される。
【0064】D/A変換器220は、D/D変換器20
9からの輝度信号Y2aを、バーストロッククロックC
LK1の周波数(14.3MHz)でサンプリングして
アナログ輝度信号Youtに変換する。D/A変換器2
21は、クロマエンコーダ212からの色信号C2を、
バーストロッククロックCLK1の周波数(14.3M
Hz)でサンプリングしてアナログ色信号Coutに変
換する。このアナログ輝度信号Youtおよびアナログ
色信号Coutがモニタ等に出力される。これにより、
記録媒体から再生された映像信号の内容をモニタ等で確
認することができる。
【0065】以上のように、この映像信号処理装置で
は、データ選択回路213と、D/D変換器209とを
設けたため、記録時と再生時とのそれぞれにおいて、D
/A変換器220,221によってアナログ信号に変換
されるべき信号のサンプリングレートと、D/A変換器
220,221が変換を行うサンプリングレートとが同
じになる。これにより、記録時にモニタ等に出力される
信号のためのD/A変換器と、再生時にモニタ等に出力
される信号のためのD/A変換器とを別個に設ける必要
がない。したがって、D/A変換器の個数を削減するこ
とができ、低コスト化を図ることができる。
【0066】(第3の実施形態)図3は、この発明の第
3の実施形態による映像信号処理装置の全体構成を示す
ブロック図である。図3に示す映像信号処理装置は、図
2に示したデータ選択回路213に代えて、データ選択
回路313を設けたものである。その他は、図2に示し
たのと同様である。
【0067】データ選択回路313は、データ選択スイ
ッチ313a−313cを含む。データ選択スイッチ3
13aは、切替信号SWに応答して、Y/C分離回路2
01からの輝度信号Y1a、または、D/D変換器20
9からの輝度信号Y2a、のいずれかを選択する。デー
タ選択スイッチ313bは、切替信号SWに応答して、
クロマデコーダ202からの色差信号Cb1a、また
は、D/D変換器209からの色差信号Cb2a、のい
ずれかを選択する。データ選択スイッチ313cは、切
替信号SWに応答して、クロマデコーダ202からの色
差信号Cr1a、または、D/D変換器209からの色
差信号Cr2a、のいずれかを選択する。
【0068】以上のように構成された映像信号処理装置
においては、記録時には、Hレベルの切替信号SWに応
答して、データ選択スイッチ313aは、Y/C分離回
路201からの輝度信号Y1aを選択する。これによ
り、Y/C分離回路201からの輝度信号Y1aがD/
A変換器220に供給される。この輝度信号Y1aは、
バーストロッククロックCLK1の周波数(14.3M
Hz)でサンプリングされたデジタル信号である。ま
た、Hレベルの切替信号SWに応答して、データ選択ス
イッチ313b,313cは、クロマデコーダ202か
らの色差信号Cb1a,Cr1aを選択する。これによ
り、クロマデコーダ202からの色差信号Cb1a,C
r1aがクロマエンコーダ212に供給される。クロマ
エンコーダ212によって、色差信号Cb1a,Cr1
aが色信号C2に変調される。色信号C2はD/A変換
器221に供給される。この色信号C2は、バーストロ
ッククロックCLK1の周波数(14.3MHz)でサ
ンプリングされたデジタル信号である。また、第1ブロ
ック20に含まれるD/A変換器220,221には、
バーストロッククロックCLK1が供給される。
【0069】D/A変換器220は、Y/C分離回路2
01からの輝度信号Y1aを、バーストロッククロック
CLK1の周波数(14.3MHz)でサンプリングし
てアナログ輝度信号Youtに変換する。D/A変換器
221は、クロマエンコーダ212からの色信号C2
を、バーストロッククロックCLK1の周波数(14.
3MHz)でサンプリングしてアナログ色信号Cout
に変換する。
【0070】一方、再生時には、Lレベルの切替信号S
Wに応答して、データ選択スイッチ313aは、D/D
変換器209によって再サンプリングされた後の輝度信
号Y2aを選択する。これにより、D/D変換器209
からの輝度信号Y2aがD/A変換器220に供給され
る。この輝度信号Y2aは、バーストロッククロックC
LK1の周波数(14.3MHz)でサンプリングされ
たデジタル信号である。また、Lレベルの切替信号SW
に応答して、データ選択スイッチ313b,313c
は、D/D変換器209からの色差信号Cb2a,Cr
2aを選択する。これにより、D/D変換器209から
の色差信号Cb2a,Cr2aがクロマエンコーダ21
2に供給される。クロマエンコーダ212によって、色
差信号Cb2a,Cr2aが色信号C2に変調される。
色信号C2はD/A変換器221に供給される。この色
信号C2は、バーストロッククロックCLK1の周波数
(14.3MHz)でサンプリングされたデジタル信号
である。また、第1ブロック20に含まれるD/A変換
器220,221には、バーストロッククロックCLK
1が供給される。
【0071】D/A変換器220は、D/D変換器20
9からの輝度信号Y2aを、バーストロッククロックC
LK1の周波数(14.3MHz)でサンプリングして
アナログ輝度信号Youtに変換する。D/A変換器2
21は、クロマエンコーダ212からの色信号C2を、
バーストロッククロックCLK1の周波数(14.3M
Hz)でサンプリングしてアナログ色信号Coutに変
換する。
【0072】以上のように、この映像信号処理装置で
は、データ選択回路313と、D/D変換器209とを
設けたため、第2の実施の形態におけるのと同様に、記
録時と再生時とのそれぞれにおいて、D/A変換器22
0,221によってアナログ信号に変換されるべき信号
のサンプリングレートと、D/A変換器220,221
が変換を行うサンプリングレートとが同じになる。これ
により、記録時にモニタ等に出力される信号のためのD
/A変換器と、再生時にモニタ等に出力される信号のた
めのD/A変換器とを別個に設ける必要がない。したが
って、D/A変換器の個数を削減することができ、低コ
スト化を図ることができる。
【0073】(第4の実施形態)図4は、この発明の第
4の実施形態による映像信号処理装置の全体構成を示す
ブロック図である。図4に示す映像信号処理装置は、図
3に示されたD/D変換器209を取り除き、かつ、図
3に示されたデータ選択回路313に代えてデータ選択
回路413を設けたものである。また、図3に示された
映像信号処理装置においては、D/A変換器220,2
21およびクロマエンコーダ212は、第1ブロック2
0に含まれていたのに対して、図4に示す映像信号処理
装置においては、D/A変換器220,221およびク
ロマエンコーダ212は、第2ブロック21に含まれ
る。その他の構成は、図3と同じである。
【0074】データ選択回路413は、データ選択スイ
ッチ413a−413cを含む。データ選択スイッチ4
13aは、切替信号SWに応答して、D/D変換器20
8からの輝度信号Y1b、または、デジタルコーデック
210からの輝度信号Y2b、のいずれかを選択する。
データ選択スイッチ413bは、切替信号SWに応答し
て、D/D変換器208からの色差信号Cb1b、また
は、デジタル記録コーデック210からの色差信号Cb
2b、のいずれかを選択する。データ選択スイッチ41
3cは、切替信号SWに応答して、D/D変換器208
からの色差信号Cr1b、または、デジタル記録コーデ
ック210からの色差信号Cr2b、のいずれかを選択
する。
【0075】以上のように構成された映像信号処理装置
においては、記録時には、Hレベルの切替信号SWに応
答して、データ選択スイッチ413aは、D/D変換器
208からの輝度信号Y1bを選択する。これにより、
D/D変換器208からの輝度信号Y1bがD/A変換
器220に供給される。この輝度信号Y1bは、ライン
ロッククロックCLK2の周波数(13.5MHz)で
サンプリングされたデジタル信号である。また、Hレベ
ルの切替信号SWに応答して、データ選択スイッチ41
3b,413cは、D/D変換器208からの色差信号
Cb1b,Cr1bを選択する。これにより、D/D変
換器208からの色差信号Cb1b,Cr1bがクロマ
エンコーダ212に供給される。クロマエンコーダ21
2によって、色差信号Cb1b,Cr1bが色信号C2
に変調される。色信号C2はD/A変換器221に供給
される。この色信号C2は、ラインロッククロックCL
K2の周波数(13.5MHz)でサンプリングされた
デジタル信号である。また、第2ブロック21に含まれ
るD/A変換器220,221には、ラインロッククロ
ックCLK2が供給される。
【0076】D/A変換器220は、D/D変換器20
8からの輝度信号Y1bを、ラインロッククロックCL
K2の周波数(13.5MHz)でサンプリングしてア
ナログ輝度信号Youtに変換する。D/A変換器22
1は、クロマエンコーダ212からの色信号C2を、ラ
インロッククロックCLK2の周波数(13.5MH
z)でサンプリングしてアナログ色信号Coutに変換
する。
【0077】一方、再生時には、Lレベルの切替信号S
Wに応答して、データ選択スイッチ413aは、デジタ
ル記録コーデック210からの輝度信号Y2bを選択す
る。これにより、デジタル記録コーデック210からの
輝度信号Y2bがD/A変換器220に供給される。こ
の輝度信号Y2bは、ラインロッククロックCLK2の
周波数(13.5MHz)でサンプリングされたデジタ
ル信号である。また、Lレベルの切替信号SWに応答し
て、データ選択スイッチ413b,413cは、デジタ
ル記録コーデック210からの色差信号Cb2b,Cr
2bを選択する。これにより、デジタル記録コーデック
210からの色差信号Cb2b,Cr2bがクロマエン
コーダ212に供給される。クロマエンコーダ212に
よって、色差信号Cb2b,Cr2bが色信号C2に変
調される。色信号C2はD/A変換器221に供給され
る。この色信号C2は、ラインロッククロックCLK2
の周波数(13.5MHz)でサンプリングされたデジ
タル信号である。また、第2ブロック21に含まれるD
/A変換器220,221には、ラインロッククロック
CLK2が供給される。
【0078】D/A変換器220は、デジタル記録コー
デック210からの輝度信号Y2bを、ラインロックク
ロックCLK2の周波数(13.5MHz)でサンプリ
ングしてアナログ輝度信号Youtに変換する。D/A
変換器221は、クロマエンコーダ212からの色信号
C2を、ラインロッククロックCLK2の周波数(1
3.5MHz)でサンプリングしてアナログ色信号Co
utに変換する。
【0079】以上のように、この映像信号処理装置で
は、データ選択回路413と、D/D変換器208とを
設けたため、記録時と再生時とのそれぞれにおいて、D
/A変換器220,221によってアナログ信号に変換
されるべき信号のサンプリングレートと、D/A変換器
220,221が変換を行うサンプリングレートとが同
じになる。これにより、記録時にモニタ等に出力される
信号のためのD/A変換器と、再生時にモニタ等に出力
される信号のためのD/A変換器とを別個に設ける必要
がない。したがって、D/A変換器の個数を削減するこ
とができ、低コスト化を図ることができる。
【0080】(第5の実施形態)図1に示された映像信
号処理装置において、モニタ等に出力される信号You
t,Coutは、記録時の映像信号レベルと再生時の映
像信号レベルとが同じレベルであることが望ましい。し
かし、D/A変換器220、221に供給される信号の
レベルは、記録時と再生時とにおいて異なっている。第
5の実施形態は、上記の課題を解決するものである。
【0081】図5は、この発明の第5の実施形態による
映像信号処理装置の全体構成を示すブロック図である。
図5に示す映像信号処理装置は、図1に示された映像信
号処理装置に加えてさらに、振幅変換回路203と、ア
ナログアンプ240,241とを備える。その他の構成
は図1と同じである。
【0082】振幅変換回路203は、記録処理ブロック
10に含まれており、Y/C分離回路201とデータ選
択回路213との間に設けられる。振幅変換回路203
は、Y/C分離回路201からの輝度信号Y1aおよび
色信号C1の振幅を、デジタル記録コーデック210か
らの輝度信号Y2bおよびクロマエンコーダ212から
の色信号C2の振幅と同じになるように、変換する。ア
ナログアンプ240,241は、D/A変換器220,
221からの信号を増幅する。
【0083】例えば、Y/C分離回路201からの輝度
信号Y1aおよび色信号C1の振幅を1.0とし、デジ
タル記録コーデック210からの輝度信号Y2bおよび
クロマエンコーダ212からの色信号C2の振幅を1.
3とする。この場合、振幅変換回路203は、Y/C分
離回路201からの輝度信号Y1aおよび色信号C1の
振幅を1.3倍する。これにより、D/A変換器22
0,221に供給される信号の振幅が、記録時と再生時
とでともに1.3になる。
【0084】以上のように、第5の実施の形態によれ
ば、振幅変換回路203を設けたため、記録時にD/A
変換器220,221に供給されるY/C分離回路20
1からの輝度信号Y1aおよび色信号C1の振幅と、再
生時にD/A変換器220,221に供給されるデジタ
ル記録コーデック210からの輝度信号Y2bおよびク
ロマエンコーダ212からの色信号C2の振幅とが同じ
レベルになる。
【0085】振幅変換回路203を設けない場合には、
記録時にD/A変換器220,221から供給される信
号を増幅するためのアナログアンプと、再生時にD/A
変換器220,221から供給される信号を増幅するた
めのアナログアンプとを別個に設けて、D/Aモニタ等
に出力される信号Yout,Coutの映像信号レベル
を記録時と再生時とで同じレベルにする必要がある。
【0086】しかし、第5の実施の形態によればアナロ
グアンプを別個に設ける必要がない。この結果、アナロ
グアンプの個数を削減することができ、低コスト化を図
ることができる。
【0087】なお、ここでは、Y/C分離回路201か
らの輝度信号Y1aおよび色信号C1の振幅を変換する
振幅変換回路203を設けたが、これに代えて、デジタ
ル記録コーデック210からの輝度信号Y1aおよびク
ロマエンコーダ212からの色信号C2の振幅を変換す
る振幅変換回路を設けてもよい。
【0088】
【発明の効果】この発明の一つの局面に従った映像信号
処理装置は、データ選択手段と、クロック選択手段とを
設けたため、部品点数を減らすことができ、低コスト化
を図ることができる。
【0089】また、振幅補正手段を設けたため、アナロ
グ映像信号を記録媒体にデジタル記録する場合にモニタ
等に出力される信号のレベルと、記録媒体にデジタル記
録された映像信号を再生する場合にモニタ等に出力され
る信号のレベルとが、同じ映像信号レベルになる。これ
により、振幅補正手段を設けない場合に比べて、アナロ
グアンプの個数を削減することができ、低コスト化を図
ることができる。
【0090】この発明のもう一つの局面に従った映像信
号処理装置は、データ選択手段と、第2のD/D変換器
とを設けたため、部品点数を減らすことができ、低コス
ト化を図ることができる。
【0091】この発明のさらにもう一つの局面に従った
映像信号処理装置は、データ選択手段と、第1のD/D
変換器とを設けたため、部品点数を減らすことができ、
低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態による映像信号処理
装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の第2の実施形態による映像信号処理
装置の全体構成を示すブロック図である。
【図3】この発明の第3の実施形態による映像信号処理
装置の全体構成を示すブロック図である。
【図4】この発明の第4の実施形態による映像信号処理
装置の全体構成を示すブロック図である。
【図5】この発明の第5の実施形態による映像信号処理
装置の全体構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
200 A/D変換器 201 Y/C分離回路 202 クロマデコーダ 208,209 D/D変換器 210 デジタル記録コーデック 212 クロマエンコーダ 213,313,413 データ選択回路 214 クロック選択スイッチ 220,221 D/A変換器 203 振幅変換回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月29日(2001.3.2
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】再生処理ブロック11は、D/D変換器2
08と、デジタル記録コーデック210と、クロマエン
コーダ212とを含む。D/D変換器208は、バース
トロッククロックCLK1の周波数(14.3MHz)
でサンプリングされた輝度信号Y1aおよび色差信号C
b1a,Cr1aを、ラインロッククロックCLK2の
周波数(13.5MHz)で再サンプリングする。デジ
タル記録コーデック210は、D/D変換器208から
の輝度信号Y1bおよび色差信号Cb1,Cr1
デジタル符号化して記録信号を生成し、かつ、デジタル
符号化された再生信号をラインロッククロックCLK2
の周波数(13.5MHz)でサンプリングして輝度信
号Y2bおよび色差信号Cb2b,Cr2bに復号化す
る。クロマエンコーダ212は、デジタル記録コーデッ
クからの色差信号Cb2b,Cr2bを色信号C2に変
調する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0085
【補正方法】変更
【補正内容】
【0085】振幅変換回路203を設けない場合には、
記録時にD/A変換器220,221から供給される信
号を増幅するためのアナログアンプと、再生時にD/A
変換器220,221から供給される信号を増幅するた
めのアナログアンプとを別個に設けて、モニタ等に出力
される信号Yout,Coutの映像信号レベルを記録
時と再生時とで同じレベルにする必要がある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0087
【補正方法】変更
【補正内容】
【0087】なお、ここでは、Y/C分離回路201か
らの輝度信号Y1aおよび色信号C1の振幅を変換する
振幅変換回路203を設けたが、これに代えて、デジタ
ル記録コーデック210からの輝度信号Y2bおよびク
ロマエンコーダ212からの色信号C2の振幅を変換す
る振幅変換回路を設けてもよい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C053 GB40 KA18 KA25 KA28 5C055 EA01 FA21 GA11 HA31 HA35 5D044 AB07 BC06 CC04 GK11 GM17 JJ01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ映像信号を第1の周波数でサン
    プリングしてデジタル映像信号に変換するA/D変換器
    と、 前記デジタル映像信号を第1の輝度信号と第1の色信号
    とに分離するY/C分離回路と、 前記第1の色信号を第1の色差信号に復調するクロマデ
    コーダと、 前記第1の輝度信号および第1の色差信号を第2の周波
    数で再サンプリングする第1のD/D変換器と、 前記第1のD/D変換器からの第1の輝度信号および第
    1の色差信号をデジタル符号化して記録信号を生成し、
    かつ、デジタル符号化された再生信号を前記第2の周波
    数でサンプリングして第2の輝度信号と第2の色差信号
    とに復号化するデジタルコーデックと、 前記第2の色差信号を第2の色信号に変調するクロマエ
    ンコーダと、 前記Y/C分離回路からの第1の輝度信号および第1の
    色信号、または、前記デジタルコーデックからの第2の
    輝度信号および前記クロマエンコーダからの第2の色信
    号、のいずれかを選択するデータ選択手段と、 前記データ選択手段が前記第1の輝度信号および第1の
    色信号を選択するときは前記第1の周波数の第1のクロ
    ック信号を選択する一方、前記データ選択手段が前記第
    2の輝度信号および第2の色信号を選択するときは前記
    第2の周波数の第2のクロック信号を選択するクロック
    選択手段と、 前記データ選択手段によって選択された輝度信号および
    色信号を前記クロック選択手段によって選択されたクロ
    ック信号の周波数でサンプリングしてアナログ信号に変
    換するD/A変換器とを備えることを特徴とする映像信
    号処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の映像信号処理装置にお
    いて、 前記Y/C分離回路からの第1の輝度信号および第1の
    色信号の振幅と、前記デジタルコーデックからの第2の
    輝度信号および前記クロマエンコーダからの第2の色信
    号の振幅との差を補正する振幅補正手段をさらに備える
    ことを特徴とする映像信号処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の映像信号処理装置にお
    いて、 前記振幅補正手段は、 前記Y/C分離回路からの第1の輝度信号および第1の
    色信号の振幅を変換する振幅変換回路を含むことを特徴
    とする映像信号処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の映像信号処理装置にお
    いて、 前記振幅補正手段は、 前記デジタルコーデックからの第2の輝度信号および前
    記クロマエンコーダからの第2の色信号の振幅を変換す
    る振幅変換回路を含むことを特徴とする映像信号処理装
    置。
  5. 【請求項5】 アナログ映像信号を第1の周波数でサン
    プリングしてデジタル映像信号に変換するA/D変換器
    と、 前記デジタル映像信号を第1の輝度信号と第1の色信号
    とに分離するY/C分離回路と、 前記第1の色信号を第1の色差信号に復調するクロマデ
    コーダと、 前記第1の輝度信号および第1の色差信号を第2の周波
    数で再サンプリングする第1のD/D変換器と、 前記第1のD/D変換器からの第1の輝度信号および第
    1の色差信号をデジタル符号化して記録信号を生成し、
    かつ、デジタル符号化された再生信号を前記第2の周波
    数でサンプリングして第2の輝度信号と第2の色差信号
    とに復号化するデジタルコーデックと、 前記第2の輝度信号および第2の色差信号を前記第1の
    周波数で再サンプリングする第2のD/D変換器と、 前記第2のD/D変換器からの第2の色差信号を第2の
    色信号に変調するクロマエンコーダと、 前記Y/C分離回路からの第1の輝度信号および第1の
    色信号、または、前記第2のD/D変換器からの第2の
    輝度信号および前記クロマエンコーダからの第2の色信
    号、のいずれかを選択するデータ選択手段と、 前記データ選択手段によって選択された輝度信号および
    色信号を前記第1の周波数でサンプリングしてアナログ
    信号に変換するD/A変換器とを備えることを特徴とす
    る映像信号処理装置。
  6. 【請求項6】 アナログ映像信号を第1の周波数でサン
    プリングしてデジタル映像信号に変換するA/D変換器
    と、 前記デジタル映像信号を第1の輝度信号と第1の色信号
    とに分離するY/C分離回路と、 前記第1の色信号を第1の色差信号に復調するクロマデ
    コーダと、 前記第1の輝度信号および第1の色差信号を第2の周波
    数で再サンプリングする第1のD/D変換器と、 前記第1のD/D変換器からの第1の輝度信号および第
    1の色差信号をデジタル符号化して記録信号を生成し、
    かつ、デジタル符号化された再生信号を前記第2の周波
    数でサンプリングして第2の輝度信号と第2の色差信号
    とに復号化するデジタルコーデックと、 前記第2の輝度信号および第2の色差信号を前記第1の
    周波数で再サンプリングする第2のD/D変換器と、 前記Y/C分離回路からの第1の輝度信号および前記ク
    ロマデコーダからの第1の色差信号、または、前記第2
    のD/D変換器からの第2の輝度信号および第2の色差
    信号、のいずれかを選択するデータ選択手段と、 前記データ選択手段によって選択された色差信号を第2
    の色信号に変調するクロマエンコーダと、 前記データ選択手段によって選択された輝度信号および
    前記クロマエンコーダからの第2の色信号を前記第1の
    周波数でサンプリングしてアナログ信号に変換するD/
    A変換器とを備えることを特徴とする映像信号処理装
    置。
  7. 【請求項7】 アナログ映像信号を第1の周波数でサン
    プリングしてデジタル映像信号に変換するA/D変換器
    と、 前記デジタル映像信号を第1の輝度信号と第1の色信号
    とに分離するY/C分離回路と、 前記第1の色信号を第1の色差信号に復調するクロマデ
    コーダと、 前記第1の輝度信号および第1の色差信号を第2の周波
    数で再サンプリングする第1のD/D変換器と、 前記第1のD/D変換器からの第1の輝度信号および第
    1の色差信号をデジタル符号化して記録信号を生成し、
    かつ、デジタル符号化された再生信号を前記第2の周波
    数でサンプリングして第2の輝度信号と第2の色差信号
    とに復号化するデジタルコーデックと、 前記第1のD/D変換器からの第1の輝度信号および第
    1の色差信号、または、前記デジタルコーデックからの
    第2の輝度信号および第2の色差信号、のいずれかを選
    択するデータ選択手段と、 前記データ選択手段によって選択された色差信号を第2
    の色信号に変調するクロマエンコーダと、 前記データ選択手段によって選択された輝度信号および
    前記クロマエンコーダからの第2の色信号を前記第2の
    周波数でサンプリングしてアナログ信号に変換するD/
    A変換器とを備えることを特徴とする映像信号処理装
    置。
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