JP2002278597A - オーディオ再生装置 - Google Patents

オーディオ再生装置

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JP2002278597A
JP2002278597A JP2001080250A JP2001080250A JP2002278597A JP 2002278597 A JP2002278597 A JP 2002278597A JP 2001080250 A JP2001080250 A JP 2001080250A JP 2001080250 A JP2001080250 A JP 2001080250A JP 2002278597 A JP2002278597 A JP 2002278597A
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JP
Japan
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audio
audio data
decoded
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discontinuous portion
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JP2001080250A
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English (en)
Inventor
Masaharu Hirao
雅治 平尾
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 2倍速再生時、MPEGオーディオデコーダ
22は、オーディオPESを形成する複数のオーディオ
フレームを2フレームに1フレームの割合で間欠的に復
号する。復号されたオーディオデータのレベル変化は、
フレームの切り換わり部分で不連続となる。演算回路2
4では、このレベル変化の不連続を解消するために、フ
レーム切り換わり部分に最小2乗法によるレベル補正を
施す。 【効果】 2倍速再生時に音質が不自然になることはな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オーディオ再生
装置に関し、特にたとえば、MPEG方式で符号化され
たオーディオ信号を再生する、オーディオ再生装置に関
する。
【0002】
【従来技術】MPEG方式を採用するビデオレコーダに
よって録画された番組を再生する場合、MPEG−PS
(PS:Program Stream)は、デマルチプレクサによっ
てビデオPES(Packetized Elementary Stream)およ
びオーディオPESに分離され、ビデオPESおよびオ
ーディオPESはそれぞれMPEGビデオデコーダおよ
びMPEGオーディオデコーダによってデコードされ
る。これによってディスプレイに番組映像が表示され、
スピーカから番組音声が出力される。ここで、通常再生
から早送り再生に切り換えると、オーディオPESの復
号が中断され、ビデオPESを形成するパケットが間欠
的に復号される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、早送り再生時
に番組音声の出力が中断されると、番組の内容が把握し
にくくなる。一方、オーディオPESを形成するパケッ
トを間欠的に復号すると、復号オーディオ信号のレベル
変化が連続せず、レベル変化の不連続点において音質が
不自然になる。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、早
送り再生のような特殊再生時に音質が不自然になるのを
防止できる、オーディオ再生装置を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、パケット方
式で符号化されたオーディオデータを再生するオーディ
オ再生装置において、オーディオデータの特殊再生を指
示する指示手段、特殊再生が指示されたときオーディオ
データを形成する複数のパケットを間欠的に復号する復
号手段、復号手段による復号オーディオ信号のレベルが
不連続に変化する不連続部分を検出する検出手段、およ
び不連続部分にレベル補正を施す補正手段を備えること
を特徴とする、オーディオ再生装置である。
【0006】
【作用】パケット方式で符号化されたオーディオデータ
の特殊再生が指示されると、復号手段はオーディオデー
タを形成する複数のパケットを間欠的に復号する。復号
オーディオ信号のレベルが不連続に変化する不連続部分
は検出手段によって検出され、補正手段は検出された不
連続部分にレベル補正を施す。
【0007】不連続部分を第1メモリを一時的に保持し
てレベル補正を施す場合、不連続部分以外の部分の復号
オーディオ信号は、第2メモリに一時的に保持される。
これによって、レベル補正が施された復号オーディオ信
号との時間的なずれが補償される。
【0008】なお、レベル補正は、好ましくは最小2乗
法に従って行なわれる。また、オーディオデータは、好
ましくはMPEG方式で符号化されたデータである。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、オーディオ信号の不
連続部分を補正するようにしたため、特殊再生時に音質
が不自然になるのを防止することができる。
【0010】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0011】
【実施例】図1を参照して、この実施例のMPEGデー
タ再生装置10は、記録媒体32に記録済みのMPEG
−PSを再生し、かつ再生されたMPEG−PSに含ま
れるビデオPESおよびオーディオPESを互いに分離
するデマルチプレクサ12を含む。
【0012】デマルチプレクサ12から出力されたビデ
オPESおよびオーディオPESはそれぞれ、ビデオバ
ッファ14およびオーディオバッファ20を介してMP
EGビデオデコーダ16およびMPEGオーディオデコ
ーダ22に与えられる。なお、記録媒体32には放送番
組が記録されており、ビデオPESおよびオーディオP
ESはそれぞれ番組映像および番組音声のパケットデー
タである。
【0013】MPEGビデオデコーダ16はビデオバッ
ファ14から与えられたビデオPESを復号し、NTS
Cエンコーダ18は復号されたビデオデータをNTSC
方式のコンポジットビデオ信号に変換する。変換された
コンポジット画像信号はテレビジョン受像機28に与え
られ、これによって番組映像が画面に表示される。一
方、MPEGオーディオデコーダ22はオーディオバッ
ファ20から与えられたオーディオPESを復号し、演
算回路24は復号されたオーディオデータに所定の演算
処理を施す。D/A変換器26は、演算回路24から出
力されたオーディオデータをアナログ信号であるオーデ
ィオ信号に変換し、変換したオーディオ信号をテレビジ
ョン受像機28に与える。テレビジョン受像機28のス
ピーカからは、番組音声が出力される。
【0014】MPEGビデオデコーダ16は、リモコン
装置30によって1倍速再生(通常再生)が指示された
とき、ビデオバッファ14から与えられる全てのビデオ
PESをデコードし、リモコン装置30によって2倍速
再生(早送り再生)が指示されたとき、ビデオバッファ
14から与えられるビデオPESを2パケットに1パケ
ットの割合で間欠的にデコードする。MPEGオーディ
オデコーダ22もまた、1倍速再生が命令されたとき、
オーディオバッファ20から与えられる全てのオーディ
オPESをデコードし、2倍速再生が命令されたとき、
オーディオバッファ20から与えられるオーディオPE
Sを2パケットに1パケットの割合で間欠的にデコード
する。
【0015】オーディオPESは、具体的には、図3
(A)に示すような複数のオーディオフレーム1,2,
3,…によって形成される。ここで、1つのオーディオ
フレームが1つのパケットに対応する。1倍速再生が選
択されると、全てのオーディオフレームが復号される
が、2倍速再生が選択されると、オーディオフレームは
1フレームおきに復号される。つまり、1倍速再生では
図3(B)に示すオーディオフレーム1,2,3,…が
復号されるが、2倍速再生では図3(C)に示すオーデ
ィオフレーム1,3,5,…が復号される。
【0016】1倍速再生時の復号オーディオデータが図
4に示すように変化する場合、2倍速再生時の復号オー
ディオデータは図5(A)に示すように変化する。2倍
速再生では復号するオーディオフレームが間欠的に選択
されるため、復号オーディオデータのレベル変化はフレ
ームの切り換わり点で不連続となる。このようなオーデ
ィオデータをそのままD/A変換してテレビジョン受像
機28に出力すると、フレームの切り換わり点における
信号レベルの急激な変化に起因して、音質が不自然にな
る。
【0017】かかる問題点を解消すべく、この実施例で
は図2に示すような演算回路24を設け、オーディオデ
ータに最小2乗法によるレベル補正を施すようにしてい
る。演算回路24からは、図5(B)に示すようにレベ
ル変化の不連続が解消されたオーディオデータが出力さ
れる。このため、テレビジョン受像機28のスピーカか
らは、自然な音質の再生音声が出力される。
【0018】演算回路24は、具体的には図2に示すよ
うに構成される。MPEGオーディオデコーダ22から
出力されたオーディオデータは、入力端子S1を介して
スイッチSW1に与えられる。1倍速再生が選択されて
いるとき、補正領域判定回路24aはスイッチSW1を
常に端子S4と接続する。このため、オーディオデータ
は、スイッチSW1を経て出力端子S5から出力され
る。
【0019】2倍速再生が選択されると、補正領域判定
回路24aは、オーディオフレームの切り換わり部分に
おいてスイッチSW1を端子S2と接続し、他の部分に
おいてスイッチSW1を端子S3と接続する。サンプリ
ング回路24bは、スイッチSW1が端子S2と接続さ
れるタイミングでオーディオデータをサンプルし、サン
プルされたオーディオデータ(フレーム切り換わり部分
のオーディオデータ)をメモリ24cに格納する。補正
回路24dは、メモリ24cに格納されたオーディオデ
ータに最小2乗法によるレベル補正を施し、これによっ
てレベル変化の不連続が解消される。直線近似を施され
たオーディオデータは、出力端子S5から出力される。
【0020】直線近似の結果、補正回路24dからのオ
ーディオデータの出力は1フレーム期間だけ遅れる。こ
の1フレーム期間の遅延を考慮して、フレーム切り換わ
り以外の部分のオーディオデータはメモリ24eを経て
出力端子S5から出力される。メモリ24eでは1フレ
ーム期間の遅延が生じ、これによってフレーム切り換わ
り部分のオーディオデータ(補正済み)とフレーム切り
換わり以外の部分のオーディオデータとの間の時間的な
ずれが補償される。
【0021】なお、この実施例では、放送番組の再生を
想定して説明しているが、再生するコンテンツは放送番
組に限られず、たとえば監視カメラによって捉えられた
映像および音声であってもよい。さらに、この実施例の
装置に記録系を追加すれば、これらのコンテンツの記録
も可能であり、家庭用ビデオレコーダあるいは監視カメ
ラシステムとして用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1実施例の一部を示すブロック図である。
【図3】(A)はオーディオPESを形成する複数のオ
ーディオフレームを示す図解図であり、(B)は1倍速
再生時に復号されるオーディオフレームを示す図解図で
あり、(C)は2倍速再生時に復号されるオーディオフ
レームを示す図解図である。
【図4】通常再生時に復号されたオーディオデータの一
例を示す波形図である。
【図5】(A)は2倍速再生時に復号されたオーディオ
データの一例を示す波形図であり、(B)は2倍速再生
時に復号されかつ直線近似を施されたオーディオデータ
の一例を示す波形図である。
【符号の説明】 10…MPEGデータ再生装置 12…デマルチプレクサ 20…オーディオバッファ 22…MPEGオーディオデコーダ 24…演算回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パケット方式で符号化されたオーディオデ
    ータを再生するオーディオ再生装置において、 前記オーディオデータの特殊再生を指示する指示手段、 前記特殊再生が指示されたとき前記オーディオデータを
    形成する複数のパケットを間欠的に復号する復号手段、 前記復号手段による復号オーディオ信号のレベルが不連
    続に変化する不連続部分を検出する検出手段、および前
    記不連続部分にレベル補正を施す補正手段を備えること
    を特徴とする、オーディオ再生装置。
  2. 【請求項2】前記補正手段は、前記不連続部分を一時的
    に保持する第1メモリ、および前記第1メモリに保持さ
    れた前記不連続部分に前記レベル補正を施すレベル補正
    手段を含み、 前記レベル補正が施された前記復号オーディオ信号との
    時間的なずれを補償するために前記不連続部分以外の部
    分の前記復号オーディオ信号を一時的に保持する第2メ
    モリをさらに備える、請求項1記載のオーディオ再生装
    置。
  3. 【請求項3】前記レベル補正は最小2乗法に従う、請求
    項1または2記載のオーディオ再生装置。
  4. 【請求項4】前記オーディオデータはMPEG方式で符
    号化されたデータである、請求項1ないし3のいずれか
    に記載のオーディオ再生装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7693398B2 (en) 2004-06-01 2010-04-06 Hitachi, Ltd. Digital information reproducing apparatus and method
JP2019517219A (ja) * 2016-05-24 2019-06-20 ディビックス, エルエルシー トリックプレイ再生の間にオーディオコンテンツを提供するためのシステムおよび方法

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