JP2001208809A - 論理回路の故障箇所推定システムおよびその方法並びにプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
論理回路の故障箇所推定システムおよびその方法並びにプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体Info
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Abstract
の故障箇所推定において、ゲートに対する故障推定専用
のデータベースを作成することなく、基本ゲートで記述
されたゲートの回路構成を参照して故障箇所推定可能と
するシステムの提供。 【解決手段】期待値設定手段23が対象ゲートの論理回路
内部の期待値を出力方向の含意操作により求め、論理状
態推定手段24が対象ゲートの論理回路内部の論理状態を
入出力方向の含意操作により求め、両者を比較すること
で対象ゲート内部の故障伝搬経路を求め、仮決定線検索
手段25では論理回路構成記憶部41に記録された対象ゲー
トの回路構成と論理状態記憶部42に記録された対象ゲー
トの内部の期待値と論理状態を参照して仮決定の対象と
する対象ゲートの入力端子を検索し、仮決定線が検出さ
れず対象ゲートが確定ゲートであると判定した時は関係
故障端子設定手段26で論理回路構成記憶部41に記録され
た対象ゲートの回路構成と論理状態記憶部42に記録され
た対象ゲートの内部の期待値と論理状態を参照し対象ゲ
ートの入出力端子における関係故障端子を求める。
Description
所推定技術に関し、特に、階層的に定義されたゲートを
含む論理回路の故障箇所を推定に用いて好適な故障箇所
推定システム及び方法と装置並びに記録媒体に関する。
む出力パターンを満足するような故障が伝搬している可
能性のある経路を推定し、その情報を基にして故障箇所
を推定するものであり、例えば特開平08−14609
3公報(特許第2655105号)、特開平10−06
2494公報等に記載されているように、順序回路の故
障箇所推定システムの一部として利用可能である。前記
公報等に記載された技術は、故障出力端子から入力方向
に故障伝搬経路を推定する経路追跡手法に基づく故障箇
所の推定システムである。
各ノード(ゲート、信号線、端子)の論理状態を求める
必要がある。具体的な回路に即して説明する。図18
に、NANDゲートのみで構成されているベンチマーク
回路C17を示す。以下では、図18の回路において、
L22=1,L23=1が与えられた時の故障伝搬経路
の推定方法を、本発明者が既に特開平11−15364
6号公報において提案した故障伝搬経路抽出方法に従っ
て説明する。なお、図18において、括弧()内に示し
た数字は、各信号線の期待値を表している。
含意される信号線の状態はないので、論理の仮定をおく
信号線を検索する。前記特開平11−153646号公
報の故障伝搬経路抽出方法によると、論理の仮定は故障
信号線に接続し、かつ、状態の確定していないゲート
(未確定ゲート)の入力信号線におく。
操作を、図20に示す。出力信号線の論理値が“1”、
入力信号線の論理値が2つとも“X”である時は入力信
号線のどちらかの論理値が“0”であるはずであるが確
定していないので、未確定ゲートと判断する。
接続したゲートG23の入力信号線の一つL16に論理
値“0”を仮定する。L16=0と仮定したことによ
り、G16の含意操作によって、L2=1,L11=1
が含意される。これ以降、含意操作と、論理の仮定とを
繰り返すことにより、図19に示す決定木のように、2
箇所の信号線に論理値を仮定して3つの論理状態が求ま
る。求めた回路内の論理状態は、図19の四角で囲んだ
部分に(L1,L2,L3,L6,L7,L10,L1
1,L16,L19,L22,L23)の順序で各信号
線の論理値を記述している。論理値の下の下線は、期待
値と異なる故障伝搬経路を表している。
の信号線は、論理回路の故障出力に故障状態を伝搬する
起点である故障箇所の候補となる。
び前記特開平10−062494公報には、ルールに従
って推定した故障伝搬経路に重みを設定して故障候補の
優先順位を付ける方法が記載されている。その一例につ
いて説明する。例えば図21に示した故障伝搬経路が求
まっているものとする。このとき、各経路に故障が存在
しているときに誤り状態が伝搬する可能性のある故障出
力端子の数を重みとして計算すると、図21において、
括弧()内の数字が得られる。
向に伝達することで得ることができる。経路p1は、4
つの故障出力端子(F1,F2,F3,F4)に故障を
伝搬する可能性があり、重みは最大の値4となるため、
故障は経路p1に存在する可能性が高いと判断すること
ができる。
推定処理には、各ゲートにおいて、(1)各ゲートの機
能に基づいた入出力方向の含意操作、(2)未確定ゲー
トの判定と仮定をおく信号線の検索処理、(3)関係す
る故障出力端子の情報の入力側への伝達処理、の上記3
つの処理が必要となる。
回路を対象として、経路追跡に基づく故障箇所の推定を
行う場合には、あらかじめ、ゲート毎に、前記3つの処
理を実現するためのデータベースをユーザが用意し、シ
ステムに組み込むことが必要とされていた。ユーザが定
義したゲートについては、論理シミュレーション用の階
層的な回路構成は用意されているが、故障箇所推定処理
が定義されたデータベースが用意されていない。
なると、準備するデータベースは膨大となり、極めて手
間のかかる作業となる。また、フリップフロップ(F
F)のように、入出力端子の論理状態が時刻をまたがる
ような複雑な処理を考慮する必要があり、設計者とは異
なる故障解析者がデータベースを準備することは、容易
ではない。
トは、ANDやNAND等の推定処理可能な基本ゲート
によって階層的な回路構成がVerilog等のハードウェハ
記述言語により記述されてライブラリ化されており、回
路設計者以外の者でも、論理シミュレーションを行うこ
とができる環境が整っている。
理は、ゲート入力端子の論理値が決まれば、ゲート出力
論理状態が一意に定まるため、出力方向の含意操作処理
のみで実現できる。しかしながら、故障箇所の推定処理
に必要な未確定ゲートの判定処理や関係故障出力端子の
情報の伝達処理は、出力方向の含意操作処理のみでは実
現できない。
の故障推定システムは下記記載の問題点を有している。
トを含む論理回路の故障箇所処理を行う場合には、故障
箇所推定処理用の特別なデータベースを作成する必要が
ある、ということである。
定義されたゲートの処理において、入出力方向の含意操
作、仮決定信号線検索処理、および、故障端子情報伝達
処理が不可欠な処理で、故障箇所推定装置には基本ゲー
トのデータベースしか用意されていない、ためである。
に用意されている基本ゲートからなる回路構成を記述し
たゲートのライブラリを故障箇所推定処理に利用するこ
とができない、ということである。
入出力方向の含意操作、仮決定信号線検索処理、およ
び、故障端子情報伝達処理の3つの処理をライブラリを
利用して実現する方法がないためである。
(Flip Flop)の故障箇所推定処理用のデータベースの作
成が容易ではない、ということである。
子の論理状態は、2つ以上の時刻に関係するので、処理
が複雑なためである。
なされたものであって、その目的は、故障箇所推定処理
専用のデータベースを作成することを不要とする故障箇
所推定システム及び方法並びに記録媒体を提供すること
にある。
ン用に階層的に定義された回路構造からなるゲートのラ
イブラリを利用可能とした故障箇所推定システム及び方
法並びに記録媒体を提供することにある。
推定処理用のデータベースを作成することを不要とした
故障箇所推定システム及び方法並びに記録媒体を提供す
ることにある。これ以外の本発明の目的、特徴、利点等
は、以下の説明から、当業者には直ちに明らかとされる
であろう。
明の故障箇所推定システムは、基本ゲートで階層的に記
述された対象ゲートの回路構造を利用して、前記対象ゲ
ートの入出力端子および内部の論理状態を推定し、未確
定ゲートおよび論理の仮定をおく端子を検索し、入出力
端子の関係故障端子情報を設定する、ようにしたもので
ある。
および内部の論理状態を推定する期待値設定手段(図1
の23)、および、論理状態設定手段(図1の24)
と、論理矛盾が生じない場合に論理の仮決定を行う対象
となる対象ゲートの端子を検索する仮決定線検索手段
(図1の25)と、対象ゲートの入出力端子の関係故障
端子情報を入力側へ伝達する関係故障端子設定手段(図
1の26)とを有する。
路を抽出し、部分回路内の故障伝搬経路を推定し、必要
があれば、さらに入力側に部分回路を抽出して、全ての
故障伝搬経路を推定した後で、推定した経路の接続情報
を基に、経路上の故障候補の優先順位(故障らしさ)を
計算して、論理回路内の故障候補のリストを出力するも
のである。
観点(aspect)において、基本ゲートで階層的に記述さ
れた対象ゲートの回路構造を利用して、対象ゲート内部
の故障伝搬経路を全て推定し、その時の論理の仮定をお
く端子と論理状態を求め、入出力端子の関係故障端子情
報を設定する。
および内部の期待値を設定する期待値設定手段(図7の
23)と、対象ゲート内部の故障伝搬経路を全て推定す
る故障伝搬経路推定手段(図7の27)と、対象ゲート
の入出力端子の関係故障端子情報を入力側へ伝達する関
係故障端子設定手段(図7の26)とを有する。
第3の観点において、基本ゲートおよび基本FFで階層
的に記述された対象ゲートの回路構造を利用して、2つ
の時刻の対象ゲートの入出力端子および内部の論理状態
を推定し、論理の仮定をおく端子を検索し、入出力端子
の関係故障端子情報を設定する。
Fを検索する基本FF検索手段(図9の31)と、2つ
の時刻の対象ゲートの入出力端子および内部の論理状態
を推定する期待値設定手段(図9の23)、および、論
理状態設定手段(図9の24)と、論理矛盾が生じない
場合に、対象ゲート内部の2つの時刻の論理状態を参照
して、論理の仮決定を行う対象となる端子を検索する第
2の仮決定線検索手段(図9の35)と、2つの時刻に
またがった故障伝搬経路を追跡して、対象ゲートの入出
力端子の関係故障端子情報を入力側へ伝達する第2の関
係故障端子設定手段(図9の36)とを有する。
入力装置から入力された入出力端子の期待値と、論理回
路構成記憶部に記憶されている対象ゲートの回路構成を
参照して、基本ゲートで構成された対象ゲート内部の期
待値を計算し、論理状態記憶部に記録する。期待値を求
める処理は入力状態から出力状態を求める出力方向の含
操作を行うことで処理する。
は、入力装置から入力された入出力端子の論理値と、論
理回路構成記憶部に記憶されている対象ゲートの回路構
成を参照して、基本ゲートで構成された対象ゲート内部
の論理状態を計算し、論理状態記憶部に記録する。論理
状態の計算は、入出力方向の含意操作を行うことで処理
する。
は、論理回路構成記憶部に記憶されている対象ゲートの
回路構成と、論理状態記憶部に記録された対象ゲートの
内部の期待値と論理状態を参照して、対象ゲート内部の
未確定ゲートを検索し、未確定ゲートにおいて論理状態
が定まっていない入力信号線を検索し、さらに、その入
力信号線から論理状態が定まっていない信号線を入力方
向に追跡して、論理の仮定を行う対象ゲートの入力端子
を検索する。
段は、論理回路構成記憶部に記憶されている対象ゲート
の回路構成と、論理状態記憶部に記録された対象ゲート
の内部の期待値と論理状態を参照して、対象ゲートにお
ける故障出力端子を検索し、故障出力端子から期待値と
論理値が異なる故障伝搬経路を入力方向に追跡し、故障
伝搬経路の出力側の故障出力端子に設定されている関係
故障端子の情報を故障伝搬経路の入力側の故障入力端子
に追加する。
は、論理回路構成記憶部に記憶されている対象ゲートの
回路構成と、論理状態記憶部に記録された対象ゲートの
内部の期待値と論理状態を参照して、対象ゲート内部の
論理状態および故障伝搬経路を推定する。
理回路構成記憶部に記憶されている対象ゲートの回路構
成を参照して、対象ゲートの回路の基本FFを検索し、
回路内の基本FFの位置を検索する。
は、論理回路構成記憶部に記録された対象ゲートの回路
構成と、論理状態記憶部に記録された対象ゲートの内部
の2つの時刻の期待値と論理状態を参照して、対象ゲー
ト内部の未確定ゲートを検索し、未確定ゲートにおいて
論理状態が定まっていない入力信号線を検索し、さら
に、その入力信号線から論理状態が定まっていない信号
線を入力方向に追跡して、論理の仮定を行う対象ゲート
の入力端子を検索する。信号線の追跡の際に基本FFに
到達した場合は、基本FFの入力クロック信号を参照し
て、時刻を遡って追跡を続ける。
手段は、論理回路構成記憶部に記録された対象ゲートの
回路構成と、論理状態記憶部に記録された対象ゲートの
内部の2つの時刻の期待値と論理状態を参照して、対象
ゲートにおける故障出力端子を検索し、故障出力端子か
ら期待値と論理値が異なる故障伝搬経路を入力方向に追
跡し、故障伝搬経路の出力側の故障出力端子に設定され
ている関係故障端子の情報を故障伝搬経路の入力側の故
障入力端子に追加する。故障伝搬経路の追跡の際に基本
FFに到達した場合は、基本FFの入力クロック信号を
参照して、時刻を遡って追跡を続ける。
を参照して詳細に説明する。本発明は、基本ゲートで回
路構成が記述されたゲートの故障箇所推定システム、ま
たは、順序回路の故障箇所推定装置の一部として各ゲー
トの処理を担当する装置として機能する。そして、論理
状態の含意操作処理、仮決定線判定処理、関係故障出力
端子設定処理を、基本ゲートによって記述された回路構
成を参照して行うことを可能としている。
第1の実施の形態をなす装置の構成を示す図である。図
1を参照すると、本発明の一実施の形態は、キーボー
ド、または、上位の故障箇所推定装置のインターフェー
ス部である入力装置1と、プログラム制御により動作す
るデータ処理装置2と、情報を記憶する記憶装置4と、
ディスプレイ装置や印刷装置、または、上位の故障箇所
推定装置のインターフェース部である出力装置5と、を
含む。
と、論理状態記憶部42とを備えている。
回路構成、すなわち、 ・基本ゲートの種類、 ・ゲート内部の基本ゲートと信号線の接続関係、およ
び、 ・基本ゲートの含意操作のルール、 があらかじめ記憶されている。
と、入出力状態設定手段22と、期待値設定手段23
と、論理状態推定手段24と、仮決定線検索手段25
と、関係故障端子設定手段26とを備える。
られた対象ゲートの種類から、論理回路構成記憶部41
を参照して論理回路構成を選択し、初期設定を行う(図
4のステップA1)。
記憶部41を参照して、入力装置1から与えられた対象
ゲートの入出力端子の期待値と論理値、および、関係故
障端子情報を回路構成の入出力端子に設定し、論理状態
記憶部42に記録する(図4のステップA2)。
段22によって設定され、論理状態記憶部42に記録さ
れた入出力端子の期待値と、論理回路構成記憶部41を
参照して、基本ゲートで構成された対象ゲート内部の期
待値を求め、論理状態記憶部42に記録する(図4のス
テップA3)。期待値を求める処理は、入力状態から出
力状態を求める出力方向の含意操作を行うことで処理す
る。
手段22で設定し、論理状態記憶部42に記録された入
出力端子の論理値と、論理回路構成記憶部41を参照し
て、基本ゲートで構成された対象ゲート内部の論理状態
を計算し、論理状態記憶部42に記録する(図4のステ
ップA4)。論理状態の計算は、入出力方向の含意操作
を行うことで処理する。推定途中で論理矛盾が検出され
れば(図4のステップA5のY分岐)、処理を終了す
る。
憶部41に記録された対象ゲートの回路構成と、論理状
態記憶部42に記録された対象ゲートの内部の期待値と
論理状態とを参照して、仮決定の対象とする入力端子を
検索する(図4のステップA6)。ここで求めた仮決定
の対象とする対象ゲートの入力端子を、出力装置5に出
力し、処理を終了する。仮決定線が見つからない場合に
は(図4のステップA7のN分岐)、関係故障端子設定
手段26に処理を移る。
成記憶部41に記録された対象ゲートの回路構成と、論
理状態記憶部42に記録された対象ゲートの内部の期待
値と論理状態とを参照して、対象ゲートの入出力端子に
おける関係故障端子を求め(ステップA7)、出力装置
5に出力し、処理を終了する。
態における、仮決定線検索手段25の構成について詳細
に説明する。図2を参照すると、仮決定線検索手段25
は、未確定ゲート検索手段251と、仮決定候補検索手
段252と、仮決定入力端子検索手段253と、を備え
ている。
構成記憶部41に記録された回路構成と基本ゲートの含
意操作のルールと、論理状態記憶部42に記憶された対
象ゲート内部の各信号線の論理値とを参照して、故障伝
搬経路に出力端子が接続されている未確定ゲートを検索
する。例えば、NANDゲートの場合、出力信号が
“1”の時に入力信号が定まっていない時には、入力信
号の少なくとも一つが“0”であることは分かっている
が、どの入力信号が“0”であるかについては未確定で
あるので、そのようなゲートは「未確定ゲート」と判断
する。
成記憶部41と論理状態記憶部42を参照して、未確定
ゲート検索手段251で検索した未確定ゲートにおい
て、論理状態が定まっていない入力端子を仮決定候補と
して検索する。
路構成記憶部41と論理状態記憶部42とを参照して、
対象ゲートの回路において、仮決定候補検索手段252
で検索された仮決定候補子から、対象ゲートの入力端子
に到達するまで、論理状態が定まっていない(“U”
(Unknown)または“X”の)信号線を入力方向にトレ
ースし、到達した対象ゲートの入力端子の一つを仮決定
端子とする。
態における関係故障端子設定手段26の構成について詳
細に説明する。図3を参照すると、関係故障端子設定手
段26は、故障出力端子検索手段261と、故障伝搬経
路追跡手段262と、関係故障ゲート端子設定手段26
3と、を備えている。
構成記憶部41に記録された回路構成と、論理状態記憶
部42に記憶された対象ゲートの論理値と期待値とを参
照して、対象ゲートの出力端子において出力の論理値と
期待値とが互いに異なる故障出力端子を検索する。
構成記憶部41と論理状態記憶部42とを参照して、故
障出力端子検索手段261において検索した故障出力端
子を起点として、対象ゲートの入力端子に到達するまで
故障伝搬経路を入力方向に追跡する。
理回路構成記憶部41と論理状態記憶部42とを参照し
て、故障伝搬経路追跡手段262において追跡した故障
伝搬経路の出力側の故障出力端子に設定されている関係
故障端子の情報を入力側の故障入力端子に追加する。
て、故障推定装置に組み込むことで、容易に高機能化を
図ることができる。また、記憶装置4をメモリで構成し
てシステムLSIとして組み込むことにより、高速処理
が期待できる。
態の処理手順を示す流れ図である。図1乃至図6を参照
して、本発明の第1の実施の形態の動作について説明す
る。
ら与えられた対象ゲートの種類の情報から、論理回路構
成記憶部41に記録された対象ゲートの論理回路構成を
選択し、初期化を行う(図4のステップA1)。
力装置1から与えられた入出力端子の論理値と期待値、
および、関係故障端子情報を初期設定手段21で選択し
た論理回路構成の入出力端子に設定し、論理状態記憶部
42に記録する(ステップA2)。
ゲートの論理回路内部の期待値を出力方向の含意操作に
より求める(ステップA3)。
象ゲートの論理回路内部の論理状態を入出力方向の含意
操作により求める。
することで、対象ゲート内部の故障伝搬経路を求めるこ
とができる(ステップA4)。
終了する(ステップA5)。
場合には、仮決定線検索手段25において、論理回路構
成記憶部41に記録された対象ゲートの回路構成と、論
理状態記憶部42に記録された対象ゲートの内部の期待
値と論理状態を参照して、仮決定の対象とする対象ゲー
トの入力端子を検索する(ステップA6)。
の対象とする入力端子を出力装置5に出力し、処理を終
了する(ステップA7)。
入力端子を検出した場合には、対象ゲートが未確定ゲー
トであることを意味する。
が確定ゲートであることを意味し、仮決定の必要がな
い。
ず、対象ゲートが確定ゲートであると判定した時には、
関係故障端子設定手段26において、論理回路構成記憶
部41に記録された対象ゲートの回路構成と、論理状態
記憶部42に記録された対象ゲートの内部の期待値と論
理状態を参照して、対象ゲートの入出力端子における関
係故障端子を求め、出力装置5に出力し、処理を終了す
る(ステップA8)。
の処理手順を示す流れ図である。図2と図5の流れ図を
参照して、仮決定線検索手段25の処理について詳細に
説明する。
構成記憶部41に記録された回路構成と基本ゲートの含
意操作のルールと論理状態記憶部42に記憶された対象
ゲート内部の各信号線の論理値とを参照して、故障伝搬
経路に出力端子が接続している未確定ゲートを検索す
る。例えば、NANDゲートの場合、出力信号が“1”
の時に入力信号が定まっていない時には、入力信号の少
なくとも一つが“0”であるが、どの入力信号が“0”
であるか未確定であるので、そのゲートは「未確定ゲー
ト」と判断する。
B1で、未確定ゲートを検出したかどうかで条件分岐
し、検出した場合には、ステップB3に処理を移し、検
出されない場合には、仮決定線検索処理(ステップA
6)を終了する。
て、論理回路構成記憶部41と論理状態記憶部42を参
照して、未確定ゲート検索手段251で検索した未確定
ゲートにおいて、論理状態が定まっていない入力端子を
仮決定候補として検索する(ステップB3)。
路構成記憶部41と論理状態記憶部42とを参照して、
ステップB3において求めた仮決定候補から、対象ゲー
トの入力端子に到達するまで、論理状態が定まっていな
い信号線を入力方向にトレースし、到達した対象ゲート
の入力端子の一つを仮決定端子とする。
で求めた仮決定端子に接続した信号線を仮決定線として
論理の仮定をおくことになる。
子設定処理の処理手順を示す流れ図である。図3と図6
を参照して、関係故障端子設定手段26の処理について
詳細に説明する。
理回路構成記憶部41に記録された回路構成と論理状態
記憶部42に記憶された対象ゲートの論理値と期待値を
参照して、対象ゲートの出力端子において論理値と期待
値が異なる故障出力端子を検索する(図6のステップC
1)。
で故障出力端子を検出したかどうかで条件分岐し、検出
した場合はステップC3に処理を移し、検出されない場
合は関係故障端子設定処理を終了する。
手段262は、論理回路構成記憶部41と論理状態記憶
部42とを参照して、故障出力端子検索手段261にお
いて検索した故障出力端子を起点として、対象ゲートの
入力端子に到達するまで故障伝搬経路を入力方向に追跡
する。
理回路構成記憶部41と論理状態記憶部42とを参照し
て、故障伝搬経路追跡手段262において追跡した故障
伝搬経路の入力側の故障出力端子に設定されている関係
故障端子の情報を出力側の故障入力端子に追加する(ス
テップC4)。
記述された回路構成を用いて、故障箇所推定処理におけ
る対象ゲートの処理が可能となる。
たゲートにおいて、基本ゲートとして扱うことができ
る。
具体例に即して更に詳細に説明すべく、本発明の一実施
例について、図1乃至図6と、図18を参照して詳細に
説明する。本発明の一実施例の構成、及び処理手順は、
図1乃至図6を参照して説明した前記実施の形態と同様
であるためその説明は省略する。具体的に論理回路に、
本発明を適用した例として、以下では、故障箇所推定装
置の対象となる論理回路に、図18に示した回路C17
がゲートとして含まれている場合に、本発明を適用した
場合について説明する。
17の入出力端子の含意操作、仮決定線の検索、およ
び、関係故障端子の設定処理を行う場合を考える。
“1”、“U(Unknown)”、および“X(Don't Care)”
の4値で表現する。なお、本発明は、かかる4値に限定
されるものでなく、異なる表現による論理状態を使用す
る場合にも適用可能である。
態が“0”あるいは“0”に決定することができない不
定状態を表している。
状態が“0”と“1”の両方とも論理回路全体の論理状
態に矛盾を生じない時に“0”と“1”の両方の論理状
態を許すことを意味する論理状態である。
力端子の期待値と、出力信号の論理値(L22=1,
L23=1)が与えられている場合を考える。
て、論理回路構成記憶部41を参照して、対象ゲートC
17の回路構成を取り出し、図18の基本ゲートで構成
された回路が得られる。
化する(図4のステップA1)。
対象ゲートC17の入出力端子の論理値と期待値を設定
する。
X[1],L6=X[1],L7=X[1],L22=
1[1],L23=1[0]が設定される。なお、括弧
[]内の数字は期待値を表している(図5のステップA
2)。
手段23によって、対象ゲートの論理回路内部の期待値
を出力方向の含意操作により求める。
6,L7)の期待値と、基本ゲートであるNANDゲー
トの含意操作ルール(図20参照)を参照して、出力方
向に含意操作を行う。
号は、(L1=1,L3=1)であるから、図2に示さ
れている、含意操作ルールに従うと、出力信号線L10
の論理値は“0”と含意される。
で、全信号線の期待値が求まる。なお、図18の括
弧()内の数字は、このようにして得られた期待値を表
している。
状態設定手段24によって、論理回路内部の信号線の論
理値を求める。ここでは、L22=1,L23=1によ
って含意される信号線はない。論理矛盾は生じないの
で、ステップA5で論理矛盾はないものと判断する。
定線検索手段25によって、仮決定線の検索を行う。
トの検索を行う。NANDゲートの未確定ゲートとは、
出力論理に“1”、入力論理に“0”がない状態であ
る。そのようなゲートを未確定ゲート検索手段251に
おいて検索すると、図18において、NANDゲートG
22,G23を検出するが、故障伝搬経路を出力端子と
して持つのは、G23であるので、G23が未確定ゲー
トとして検出される。
出したので、ステップB2では、検出したと判定し、ス
テップB3に処理を移る。
52において、未確定ゲートにおいて状態が定まってい
ない入力信号線を検索する。
両方とも論理状態が定まっていない。ここでは、L16
を仮決定候補とする。
定入力端子検索手段253によって仮決定候補から対象
ゲートの入力端子に到達するまで、論理状態の定まって
いない信号線を入力方向にトレースする。
端子としてL2、L3、L6が得られる。ここでは、L
2を仮決定線とする。
7において、条件分岐し、対象ゲートC17の処理を終
了する。
ートC17は未確定ゲートで仮決定線はL2という情報
が渡される。
の期待値と、入出力信号(L2=0,L22=1,L2
3=1)の論理状態が与えられている場合を考える。
して、(F1,F2)が関連づけられているとする。
回路構成記憶部41を参照して、対象ゲートC17の回
路構成を取り出し、基本ゲートで構成された回路(図1
8)が得られる。
化する(図4のステップA1)。
対象ゲートC17の入出力端子の論理値と期待値を設定
する。
X[1],L6=X[1],L7=X[1],L22=
1[1],L23=1[0]が設定される。なお、括弧
[]内の数字は期待値を表している。
1,F2)を設定する(図4のステップA2)。
手段23によって、対象ゲートの論理回路内部の期待値
を出力方向の含意操作により求める。
7)の期待値と基本ゲートであるNANDゲートの含意
操作ルール(図20)を参照して、出力方向に含意操作
を行う。
状態設定手段24によって、論理回路内部の信号線の論
理値を求める。G16における含意操作により、L16
=1が含意される。
0において、L1=1,L3=1、G23において、L
19=0、G19において、L7=1,L11=1、G
11において、L6=0が含意され、対象ゲートC17
の全信号線の論理値が求まる。
ップA6に処理を移る(ステップA5)。
定線検索手段25によって、仮決定線の検索を行う。
トの検索を行う。対象ゲートの全信号線の論理値は確定
しているので、未確定ゲートはない。
出しなかったので、ステップB2では検出しない、と判
定し、仮決定線検索処理(図4のステップA6)を終了
する。
図4のステップA8に処理を移る(ステップA7)。
子設定手段26によって、対象ゲートの入出力端子にお
ける関係故障端子を求める。
子検索手段261によって、対象ゲートの出力端子にお
いて論理値と期待値が異なる故障出力端子を検索し、L
23=1[0]が得られる。
で、ステップC2では検出したと判定し、ステップC3
に処理を移る。
手段262によって、故障出力端子L23を起点とし
て、対象ゲートの入力端子に到達するまで、故障伝搬経
路を入力方向に追跡する。
[1],L11=1[0],L6=0[1]と追跡でき
る。
ート端子設定手段263によって、ステップC3におい
て追跡した故障伝搬経路の出力側の故障出力端子L23
に設定されている関係故障端子の情報(F1,F2)
を、入力側の故障入力端子L6に追加する。
意された信号線の論理値(L1=1[1],L3=1
[1],L6=0[1],L7=1[1])と、L6の
関係故障端子の情報として(F1,F2)を得る。
で、論理回路全体として、図21に示すような、故障伝
搬経路と各経路の重みを得ることができる。
の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図7は、本発明の第2の実施の形態の構成を示す図であ
る。図7を参照すると、本発明の第2の実施の形態は、
データ処理装置2が、 ・図1に示されたデータ処理装置2の構成の論理状態設
定手段24の代わりに、故障伝搬経路推定手段27を備
え、 ・図1に示されたデータ処理装置2の仮決定線検索手段
25が省かれており、 ・記憶装置4に、仮決定状態記憶部43が追加されてい
る。
行なったかを表す仮決定レベル、各信号線の論理状態が
含意操作により、推定された時点における、仮決定レベ
ルを記憶している。
11−153646号公報に記載されている故障伝搬経
路推定方式を利用することできる。具体的には、論理回
路構成記憶部41に記録された対象ゲートの回路構成
と、論理状態記憶部42に記録された入出力端子の論理
状態を参照して、仮決定状態記憶部43の仮決定レベル
と、論理状態記憶部42の対象ゲート内部の論理状態
と、を更新し、初期値として与えた入出力端子の論理状
態を満足する全ての故障伝搬経路を求める。
図面を参照して詳細に説明する。本発明の第2の実施の
形態における、初期設定手段21と、入出力状態設定手
段22と、期待値設定手段23と、関係故障端子設定手
段26は、前記第1の実施の形態の各手段21、22、
23および26の動作と同一であるため、その説明を省
略する。図4のステップA1−A3、A8で示される、
前記第1の実施の形態における初期設定手段21と、入
出力状態設定手段22と、期待値設定手段23と、関係
故障端子設定手段26の各処理は、本発明の第2の実施
の形態の動作を説明する流れ図である図8のステップA
1−A3、A8の各処理と同一である。以下では、前記
第1の実施の形態と同一の処理の説明は省略し、相違点
を中心に説明する。
路推定手段27は、論理回路構成記憶部41に記録され
た対象ゲートの回路構成と、論理状態記憶部42に記録
された入出力端子の論理状態を参照して、仮決定状態記
憶部43の仮決定レベルと論理状態記憶部42の対象ゲ
ート内部の論理状態を更新し、初期値として与えた入出
力端子の論理状態を満足する全ての故障伝搬経路を求め
る。
出されたかどうかで条件分岐を行い、検出された場合に
はステップA8に移行し、検出されなかった場合は処理
を終了する(ステップA10)。
子設定手段26は、ステップA7において求めた故障伝
搬経路の各々に対して、関係故障端子の設定処理を行
う。
トにおける入出力端子の論理状態の全組合せと各々の論
理状態に対応する関係故障端子の情報を得る。このこと
は、前記本発明の第1の実施の形態では、上位の故障箇
所推定システムが得る仮決定の信号線は1箇所であるの
に対して、本発明の第2の実施の形態では、複数の信号
線が同時に仮決定されることを意味する。
記述された回路構成を用いて、故障箇所推定処理におけ
る対象ゲートの処理が可能となる。
たゲートにおいて基本ゲートとして扱うことが可能であ
る。
の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、一実施
例の動作について、図7、図3、図8、図6および図1
8を参照して、具体的かつ詳細に説明する。以下では、
故障箇所推定装置の対象となる論理回路に図18の回路
のゲートC17が含まれている場合に、本発明を適用す
る場合を説明する。
17の入出力端子の含意操作、未確定ゲートと仮決定線
の検索、および、関係故障端子の設定処理を行う場合を
考える。ここでは、信号線の論理状態を“0”,
“1”,“U(Unknown)”および“X(Don't Care)”の4
値で表現する。本発明は、4値に限定されるものでな
く、異なる表現による論理状態を使用する場合にも適用
可能である。
の期待値と出力信号(L22=1,L23=1)の論理
状態が与えられている場合を考える。
回路構成記憶部41を参照して、対象ゲートC17の回
路構成を取り出し、基本ゲートで構成された回路(図1
8参照)が得られる。
化する(図8のステップA1)。
対象ゲートC17の入出力端子の論理値と期待値を設定
する。
X[1],L6=X[1],L7=X[1],L22=
1[1],L23=1[0]が設定される。なお、括弧
[]内の数字は期待値を表している(図8のステップA
2)。
3によって、対象ゲートの論理回路内部の期待値を出力
方向の含意操作により求める。
7)の期待値と、基本ゲートであるNANDゲートの含
意操作ルール(図20)とを参照して、出力方向に含意
操作を行い、対象ゲート内の全信号線の期待値を得る。
値で与えられた入出力端子の論理状態(L22=1
[1],L23=1[0])を満足する全故障伝搬経路
を推定する。例えば、特開平11−153646号公報
に開示された故障伝搬経路推定方式を利用すると、図1
9に示した決定木のように、2箇所の信号線への論理の
仮定により、3つの論理状態(L1,L2,L3,L
6,L7,L10,L11,L16,L19,L22,
L23)=(X10XX110X11),(X110X
X10X11),(10101011011)が得られ
る。ここで得られた論理状態を、図8のステップA3で
得られた期待値と比較することで故障伝搬経路が得られ
る。
を満足する論理状態が得られたのでステップA8に処理
を移る(図8のステップA7)。
子設定手段26によって、ステップA7で求めた全ての
論理状態に対して、対象ゲートの入出力端子における関
係故障端子を求める。
[1],L3=0[1],L6=X[1],L7=X
[1],L10=1[0],L11=1[0],L16
=0[1],L19=X[1],L22=1[1],L
23=1[0])について関係故障端子を求める。
子検索手段261によって、対象ゲートの出力端子にお
いて論理値と期待値が異なる故障出力端子を検索し、L
23=1[0]が得られる。
で、ステップC2では検出したと判定し、ステップC3
に処理を移る。
手段262によって、故障出力端子L23を起点とし
て、対象ゲートの入力端子に到達するまで故障伝搬経路
を入力方向に追跡する。
[1],L11=1[0],L3=0[1]と追跡でき
る。
子設定手段263によって、ステップC3において追跡
した故障伝搬経路の出力側の故障出力端子L23に設定
されている関係故障端子の情報(F1,F2)を、入力
側の故障入力端子L3に追加する。
処理を施すと、(X110XX10X11)については、(L1=X
[1],L2=1[1],L3=1[1],L6=0
[1],L7=X[1],L10=X[0],L11=
1[0],L16=0[1],L19=X[1],L2
2=1[1],L23=1[0])は、L23=1
[0],L16=0[1],L11=1[0],L6=
0[1]と追跡できることから、出力側の故障出力端子
L23に設定されている関係故障端子の情報(F1,F
2)を入力側の故障入力端子L6に追加する。
=1[1],L2=0[1],L3=1[1],L6=
0[1],L7=1[1],L10=0[0],L11
=1[0],L16=1[1],L19=0[1],L
22=1[1],L23=1[0])は、L23=1
[0],L19=0[1],L11=1[0],L6=
0[1]と追跡できることから、出力側の故障出力端子
L23に設定されている関係故障端子の情報(F1,F
2)を入力側の故障入力端子L6に追加する。
意された入出力信号線の論理値(L2=1,L3=
0),(L2=1,L3=1,L6=0),(L1=
1,L2=0,L3=1,L6=0,L7=1)の3つ
の組合せと、各々の論理状態に対して関係故障端子の情
報として、L3(F1,F2),L6(F1,F2),
L6(F1,F2)を得る。
トの入出力端子に接続している信号線に対して、(L2
=1,L3=0),(L2=1,L3=1,L6=
0),(L1=1,L2=0,L3=1,L6=0,L
7=1)の3つの組合せの論理の仮定をおくことで、故
障箇所推定処理を進めることができる。
の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
本発明の第3の実施の形態は、対象ゲートがFF(Flip
Flop)のように故障伝搬経路が対象ゲート内で複数の時
刻にまたがっている回路構成である場合に関する。
を示す図である。図9を参照すると、本発明の第3の実
施の形態は、データ処理装置3が、 ・図1に示された、前記第1の実施の形態のデータ処理
装置2の構成の仮決定線検索手段25の代わりに、第2
の仮決定線検索手段35を備え、 ・関係故障端子設定手段26の代わりに、第2の関係故
障端子設定手段36を備え、 ・基本FF検索手段31が追加されている。
は、データ処理装置3が、複数の時刻にまたがった論理
状態を扱える点で、前記第1の実施の形態のデータ処理
装置2と相違している。
入力装置1から与えられた対象ゲートの種類から、論理
回路構成記憶部41を参照して、論理回路構成を選択
し、初期設定を行う。
憶部41を参照して、対象ゲートの回路の基本FFを検
索し、回路内の基本FFの位置を論理回路構成記憶部4
1に記録する。
記憶部41を参照して、入力装置1から与えられた対象
ゲートの入出力端子の2つの時刻の期待値と論理値、お
よび、関係故障端子情報を回路構成の入出力端子に設定
し、論理状態記憶部42に記録する。
段22で設定し、論理状態記憶部42に記録された2つ
の時刻の入出力端子の期待値と、論理回路構成記憶部4
1を参照して、基本ゲートで構成された対象ゲート内部
の2つの時刻の期待値を計算し、論理状態記憶部42に
記録する。
状態を求める出力方向の含意操作を行うことで処理す
る。なお、基本FFにおける含意操作は、2つの時刻に
またがっている。
たがるDFF(D-type Flip-Flop)の含意操作を示す。
手段22で設定し、論理状態記憶部42に記録された入
出力端子の論理値と、論理回路構成記憶部41を参照し
て、基本ゲートで構成された対象ゲート内部の2つの時
刻の論理状態を計算し、論理状態記憶部42に記録す
る。論理状態の計算は、入出力方向の含意操作を行うこ
とで処理する。
含意操作は、2つの時刻にまたがっている。必要があれ
ば、ここで求めた入出力端子の論理値を出力装置5に出
力する。推定途中で論理矛盾が検出されれば、処理を終
了する。
構成記憶部41に記録された対象ゲートの回路構成と、
論理状態記憶部42に記録された対象ゲートの内部の2
つの時刻の期待値と、論理状態を参照して、仮決定の対
象とする入力端子を検索する。ここで求めた仮決定の対
象とする入力端子を出力装置5に出力し、処理を終了す
る。仮決定線が見つからない場合には、第2の関係故障
端子設定手段36に処理を移る。
回路構成記憶部41に記録された対象ゲートの回路構成
と、論理状態記憶部42に記録された対象ゲートの内部
の2つの時刻の期待値と論理状態とを参照して、対象ゲ
ートの入出力端子における関係故障端子を求め、出力装
置5に出力し、処理を終了する。
実施の形態における第2の仮決定線検索手段35の構成
について詳細に説明する。図10を参照すると、第2の
仮決定線検索手段35は、未確定ゲート検索手段251
と、仮決定候補検索手段252と、第2の仮決定入力端
子検索手段353とを備えている。
構成記憶部41に記録された回路構成と基本ゲートの含
意操作のルールと論理状態記憶部42に記憶された対象
ゲート内部の各信号線の論理値を参照して、故障伝搬経
路に出力端子が接続している未確定ゲートを検索する。
ただし、2つの時刻の論理状態に対して未確定ゲートを
検索する点で、前記第1の実施の形態の構成の未確定ゲ
ート検索手段251とは相違している。
成記憶部41と論理状態記憶部42とを参照して、未確
定ゲート検索手段251で検索した未確定ゲートにおい
て、論理状態が定まっていない入力端子を仮決定候補と
して検索する。
論理回路構成記憶部41と論理状態記憶部42とを参照
して、対象ゲートの回路において、仮決定候補である未
確定ゲートの入力端子から、対象ゲートの入力端子に到
達するまで、論理状態が定まっていない信号線を入力方
向にトレースし、到達した対象ゲートの入力端子の一つ
を仮決定端子とする。
索し論理回路構成記憶部41に記録されている基本FF
の位置を参照して、トレースの途中で基本FFの出力端
子に遭遇した場合には、基本FFのクロック信号を参照
して時間を遡るか、それとも、トレースを終了するかを
判断する。
施の形態における、関係故障端子設定手段36の構成に
ついて詳細に説明する。図11を参照すると、関係故障
端子設定手段36は、故障出力端子検索手段261と、
第2の故障伝搬経路追跡手段362と、関係故障ゲート
端子設定手段263とを備える。
構成記憶部41に記録された回路構成と論理状態記憶部
42に記憶された対象ゲートの論理値と期待値を参照し
て、対象ゲートの出力端子において論理値と期待値が異
なる故障出力端子を検索する。
理回路構成記憶部41と論理状態記憶部42を参照し
て、故障出力端子検索手段261において検索した2つ
の時刻の故障出力端子を起点として、対象ゲートの入力
端子に到達するまで故障伝搬経路を入力方向に追跡す
る。
索し論理回路構成記憶部41に記録されている基本FF
の位置を参照して、トレースの途中で基本FFの出力端
子に遭遇した場合には、基本FFのクロック信号を参照
して時間を遡るか、それとも、トレースを終了するかを
判断する。
理回路構成記憶部41と論理状態記憶部42とを参照し
て、第2の故障伝搬経路追跡手段263において追跡し
た故障伝搬経路の出力側の故障出力端子に設定されてい
る関係故障端子の情報を入力側の故障入力端子に追加す
る。
13、および、図14を参照して、本発明の第3の実施
の形態の動作について説明する。
ら与えられた対象ゲートの種類の情報を基に、論理回路
構成記憶部41に記録された対象ゲートの論理回路構成
を選択し、初期化を行う(図12のステップA1)。
検索手段31は、論理回路構成記憶部41を参照して、
対象ゲートの回路の基本FFを検索し、回路内の基本F
Fの位置を論理回路構成記憶部41に記録する(ステッ
プD1)。ここで、記録した情報は、第2の仮決定線検
索処理(ステップD2)、および、第2の関係故障端子
設定処理(ステップD3)において参照する。
力装置1から与えられた入出力信号の論理値と期待値、
および、関係故障端子情報を初期設定手段21で選択さ
れた論理回路構成の入出力端子に設定し、論理状態記憶
部42に記録する(ステップA2)。ただし、前記第1
の実施の形態とは異なり、2つの時刻の論理状態を設定
する。
ゲートの論理回路内部の期待値を出力方向の含意操作に
より求める(図12のステップA3)。
の時刻にまたがっている。例えば、DFF(D-type Flip
-Flop)の場合は、図15に示した2つの時刻(T−1,
T)にまたがる含意操作のルールに従って入出力線の論
理値を求める。
象ゲートの論理回路内部の論理状態を入出力方向の含意
操作により求める。
較することで、対象ゲート内部の故障伝搬経路を求める
ことができる(ステップA4)。
終了する(ステップA5)。
い場合は、第2の仮決定線検索手段35において、論理
回路構成記憶部41に記録された対象ゲートの回路構成
と基本FFの位置と、論理状態記憶部42に記録された
対象ゲートの内部の論理状態と、対象ゲート内部の各ノ
ードの期待値を参照して、仮決定の対象とする対象ゲー
トの入力端子を検索する(ステップD2)。
の対象とする入力端子と時刻を出力装置5に出力し、処
理を終了する(ステップA7)。ここで、仮決定の対象
となる対象ゲートの入力端子を検出した場合には、対象
ゲートが未確定ゲートであることを意味する。一方、検
出しなかった場合には、対象ゲートが確定ゲートである
ことを意味し、仮決定の必要がない。
されず、対象ゲートが確定ゲートであると判定した時に
は、第2の関係故障端子設定手段36において、論理回
路構成記憶部41に記録された対象ゲートの回路構成
と、論理状態記憶部42に記録された対象ゲートの内部
の期待値と論理状態を参照して、対象ゲートの入出力端
子における関係故障端子を求め、出力装置5に出力し、
処理を終了する(ステップA8)。
について、図10と図13を参照して詳細に説明する。
構成記憶部41に記録された回路構成と基本ゲートの含
意操作のルールと論理状態記憶部42に記憶された対象
ゲート内部の各信号線の論理値とを参照して、2つの時
刻において故障伝搬経路に出力端子が接続している未確
定ゲートを検索する。
で未確定ゲートを検出したかどうかで条件分岐し、検出
した場合はステップB3に処理を移し、検出されない場
合は仮決定線検索処理を終了する。
て、論理回路構成記憶部41と論理状態記憶部42を参
照して、未確定ゲート検索手段251で検索した未確定
ゲートにおいて、論理状態が定まっていない入力端子を
仮決定候補として検索する(ステップB3)。
路構成記憶部41と論理状態記憶部42を参照して、図
13のステップB3において求めた仮決定候補である未
確定ゲートの入力端子から、対象ゲートの入力端子に到
達するまで、論理状態が定まっていない信号線を入力方
向にトレースし、到達した対象ゲートの入力端子の一つ
を仮決定端子とする。
で求めた仮決定端子に接続した信号線を仮決定線として
論理の仮定をおくことになる。
索し論理回路構成記憶部41に記録されている基本FF
の位置を参照して、トレースの途中で基本FFの出力端
子に遭遇した場合は、基本FFのクロック信号を参照し
て時間を遡るか、それとも、トレースを終了するかを判
断する(ステップB6)。
いて、図10と図14を参照して詳細に説明する。
理回路構成記憶部41に記録された回路構成と論理状態
記憶部42に記憶された対象ゲートの論理値と期待値を
参照して、対象ゲートの出力端子において論理値と期待
値が異なる故障出力端子を検索する(図14のステップ
C1)。
で故障出力端子を検出したかどうかで条件分岐し、検出
した場合はステップC3に処理を移し、検出されない場
合は関係故障端子設定処理を終了する。
障伝搬経路追跡手段362は、論理回路構成記憶部41
と論理状態記憶部42を参照して、故障出力端子検索手
段261において検索した故障出力端子を起点として、
対象ゲートの入力端子に到達するまで故障伝搬経路を入
力方向に追跡する。この時、基本FF検索手段31にお
いて検索し論理回路構成記憶部41に記録されている基
本FFの位置を参照して、トレースの途中で基本FFの
出力端子に遭遇した場合は、基本FFのクロック信号を
参照して時間を遡るか、それとも、トレースを終了する
かを判断する。
理回路構成記憶部41と論理状態記憶部42を参照し
て、故障伝搬経路追跡手段262において追跡した故障
伝搬経路の出力側の故障出力端子に設定されている関係
故障端子の情報を入力側の故障入力端子に追加する(ス
テップC4)。
記述された回路構成を用いて、故障箇所推定処理におけ
る対象ゲートの処理が可能となる。また、そのゲートを
別の階層的に記述されたゲートにおいて基本ゲートとし
て扱うことが可能である。
形態についてさらに詳細に説明すべく、その一実施例の
動作について図9、図10、図11、図12、図13、
図14、図16を参照して詳細に説明する。故障箇所推
定装置の対象となる論理回路に、図16の回路のゲート
F17が含まれている場合に、本発明を適用した例につ
いて説明する。故障箇所推定処理の途中で、対象ゲート
の入出力端子の含意操作、仮決定線の検索、および、関
係故障端子の設定処理を行う場合を考える。なお、括弧
()内の数字は期待値を表している。
“1”,“U(Unknown)”,“X(Don'tCare)”および“P
(Pulse)”の5値で表現する。本発明は、かかる5値に
限定されるものでなく、異なる表現による論理状態を使
用する場合にも適用可能である。なお、論理状態“P(P
ulse)”は、FF(Flip Flop)のクロック信号のように
信号に変化があった場合に動作する信号線の論理値とし
て使用する。
の期待値と入出力信号(L22(T−1)=1,L23
(T−1)=0,L2(T)=P,L22(T)=1,
L23(T)=1)の論理状態が与えられている場合を
考える。
回路構成記憶部41を参照して、対象ゲートF17の回
路構成を取り出し、基本ゲートおよび基本FFで構成さ
れた回路(図16参照)が得られる。
化する(図12のステップA1)。
G16が得られる。
対象ゲートF17の入出力端子の論理値と期待値を設定
する。
1)=X[P],L3(T−1)=X[1],L6(T
−1)=X[0],L7(T−1)=X[0],L22
(T−1)=1[1],L23(T−1)=0[0],
L1(T)=X[1],L2(T)=P[P],L3
(T)=X[1],L6(T)=X[1],L7(T)
=X[1],L22(T)=1[1],L23(T)=
1[0],が設定される。なお、括弧()内は時刻、括
弧[]内の数字は期待値を表している。(ステップA
2)。
3によって、対象ゲートの論理回路内部の期待値を出力
方向の含意操作により求める。
L3,L6,L7)の期待値と基本ゲートであるNAN
Dゲートの含意操作ルール(図20参照)、および基本
FFであるDFFの含意操作ルール(図15参照)を参
照して、出力方向に含意操作を行う。
期待値を表している。なお、時刻T−2まで考慮すれ
ば、L16(T−1)の期待値も求まるが、ここでは、
T−1,Tの2つの時刻の処理であることから、L16
(T−1)=Xでも支障はない。
理状態設定手段24によって、論理回路内部の信号線の
論理値を求める。
り、L16(T−1)=1,L19(T−1)=1が含
意される。同様に、G22(T−1)において、L10
(T−1)=0、G10(T−1)において、L1(T
−1)=1,L3(T−1)=1、が含意される。
ップD2に処理を移る(ステップA5)。
索処理35によって、仮決定線の検索を行う。
ートの検索を行う。未確定ゲート検索手段251におい
て未確定ゲートを検索すると、G10(T−1),G1
9(T−1),G22(T),G23(T)が検出され
るが、故障伝搬経路を出力端子として持つのは、G23
(T)のみであるので、G23が未確定ゲートとして検
出される。
出したので、ステップB2では検出したと判定し、ステ
ップB3に処理を移る。
52において、未確定ゲートにおいて状態が定まってい
ない入力信号線を検索する。
9(T))の両方とも論理状態が定まっていない。ここ
では、L16(T)を仮決定候補とする。
入力端子検索手段353によって仮決定候補から対象ゲ
ートの入力端子に到達するまで、論理状態の定まってい
ない信号線を入力方向にトレースする。
が、G16は基本FFであるため、クロック(CLK)
信号L2(T)を参照すると、L2(T)=Pが得ら
れ、クロックがG16(T)に入力されていることがわ
かる。
ない信号線のトレースを続けると、L11(T−1),
L6(T−1)とトレースし、入力端子としてL6(T
−1)が得られ、L6(T−1)を仮決定線として検出
する。
ステップA8は処理せず、対象ゲートC17の処理を終
了する(ステップA7)。
意された信号線の論理値(L1(T−1)=1[1],
L3(T−1)=1[1])と、仮決定線L6(T−
1)という情報が渡される。
力信号の期待値と、入出力信号(L22(T−1)=
1,L23(T−1)=0,L2(T)=P,L3
(T)=1,L6(T)=1,L22(T)=1,L2
3(T)=1)の論理状態が与えられている場合を考え
る。
情報として(F1,F2)が関連づけられているとす
る。
回路構成記憶部41を参照して、対象ゲートF17の回
路構成を取り出し、図16の基本ゲートで構成された回
路が得られる。入出力端子および信号線の論理状態を初
期化する(ステップA1)。
G16が得られる。
対象ゲートC17の入出力端子の論理値と期待値を設定
する。
1)=X[P],L3(T−1)=X[1],L6(T
−1)=X[0],L7(T−1)=X[0],L22
(T−1)=1[1],L23(T−1)=0[0],
L1(T)=X[1],L2(T)=P[P],L3
(T)=1[1],L6(T)=1[1],L7(T)
=X[1],L22(T)=1[1],L23(T)=
1[0],が設定される。なお、括弧[]内の数字は期
待値を表している。
て(F1,F2)を設定する(ステップA2)。
3によって、対象ゲートの論理回路内部の期待値を出力
方向の含意操作により求める。
7)の期待値と基本ゲートであるNANDゲートの含意
操作ルール(図20)、および、基本FFであるDFF
の含意操作ルール(図15)を参照して、出力方向に含
意操作を行う。
手段24によって、論理回路内部の信号線の論理値を求
める。G23(T−1)における含意操作により、L1
6(T−1)=1,L19(T−1)=1が含意され
る。
0(T−1)=0、G10(T−1)において、L1
(T−1)=1,L3(T−1)=1、G11(T)に
おいて、L11(T)=0、G19(T)において、L
19(T)=1、G23(T)において、L16(T)
=0、G16において、時刻を遡って含意操作を行うこ
とで、L11(T−1)=0、G11(T−1)におい
て、L3(T−1)=1,L6(T−1)=1が含意さ
れる。
で、ステップD2に処理を移る(ステップA5)。
定線検索処理35によって、仮決定線の検索を行う。
ートの検索を行うが、未確定ゲートは検出されない。
出しなかったので、ステップB2では検出しないと判定
し、仮決定線検索処理(ステップD2)を終了する。
ステップD3に処理を移る(ステップA7)。
子設定手段26によって、対象ゲートF17の入出力端
子における関係故障端子を求める。
端子検索手段261によって、対象ゲートの出力端子に
おいて論理値と期待値が異なる故障出力端子を検索し、
L23(T)=1[0]が得られる。
出したので、ステップC2では検出したと判定し、ステ
ップC3に処理を移る。
障伝搬経路追跡手段262によって、故障出力端子L2
3(T)を起点として、対象ゲートの入力端子に到達す
るまで故障伝搬経路を入力方向に追跡する。ここでは、
L23(T)=1[0],L16(T)=0[1],基
本FFG16で時間を遡って、L11(T−1)=0
[1],L6=1[0]と追跡できる。
ゲート端子設定手段263によって、ステップC3にお
いて追跡した故障伝搬経路の出力側の故障出力端子L2
3(T)に設定されている関係故障端子の情報(F1,
F2)を入力側の故障入力端子L6(T−1)に追加す
る。
意された信号線の論理値(L1(T−1)=1[1],
L3(T−1)=1[1],L6(T−1)=1
[0])とL6(T−1)の関係故障端子の情報として
(F1,F2)を得る。
で、論理回路全体の図21に示すような故障伝搬経路と
各経路の重みを得ることができる。
4の実施の形態について図面を参照して詳細に説明す
る。図17を参照すると、本発明の第4の実施の形態
は、故障箇所推定プログラムを記録した記録媒体7を備
える。この記録媒体7は磁気ディスク、半導体メモリそ
の他の記録媒体であってよい。
ら、不図示の読み取り装置、インタフェースを介して、
データ処理装置8に読み込まれ、データ処理装置8の動
作を制御する。データ処理装置8は、故障箇所推定プロ
グラムの制御により、前記第1、第2、第3の実施の形
態で説明したデータ処理装置2、3における処理と同一
の処理、を実行する。すなわち、図1に示した、初期設
定手段21と、入出力状態設定手段22と、期待値設定
手段23と、論理状態推定手段24と、仮決定線検索手
段25と、関係故障端子設定手段26と、の各手段をデ
ータ処理装置2で実行させるための故障箇所推定プログ
ラム、あるいは、図7に示した、初期設定手段21と、
入出力状態設定手段22と、期待値設定手段23と、故
障伝搬経路推定手段27と、関係故障端子設定手段26
と、の各手段をデータ処理装置2で実行させるための故
障箇所推定プログラム、あるいは、図9に示した、初期
設定手段21と、動作既知FF検索手段31と、入出力
状態設定手段22と、期待値設定手段23と、論理状態
推定手段24と、第2の仮決定線検索手段35と、第2
の関係故障端子設定手段36と、の各手段をデータ処理
装置2で実行させるための故障箇所推定プログラムが、
記憶媒体7に格納されている。なお、故障箇所推定プロ
グラムは、サーバ等から通信媒体を介して、データ処理
装置8にダウンロードしてインストールするようにして
もよい。
論理状態が与えられると論理回路構成記憶部41に記憶
されているゲートの回路構成を参照し、対象ゲートの入
出力端子の期待値と論理値を設定する。
憶部42を参照して、対象ゲートの回路内部の期待値お
よび論理状態を推定し、仮決定の対象となる信号線、お
よび、対象ゲートの入出力故障端子に関係する論理回路
の故障出力端子を設定し、出力装置5に表示させる。
記記載の効果を奏する。
たゲートを含む論理回路の故障箇所処理を行う場合に
は、故障箇所推定処理用の特別なデータベースを作成す
る必要がない、ということである。
トからなる回路構成を記述した論理シミュレーションに
用意されたライブラリを利用して、故障箇所推定処理を
行う構成としている、ためである。
る回路構成を記述した論理シミュレーションに用意され
たライブラリを利用して、仮決定信号線検索処理ができ
る、ということである。
定義されたゲート内部の未確定ゲートを検索し、未確定
ゲートにおいて論理状態が不定“U”の入力信号線を検
索し、さらに、その入力信号線から論理状態が“X”ま
たは“U”の信号線を入力方向に追跡して、論理の仮定
を行う対象ゲートの入力端子を検索する、ためである。
る回路構成を記述した論理シミュレーションに用意され
たライブラリを利用して、関係故障端子設定処理ができ
る、ということである。
定義されたゲートにおける故障出力端子を検索し、故障
出力端子から期待値と論理値が異なる故障伝搬経路を入
力方向に追跡し、故障伝搬経路の出力側の故障出力端子
に設定されている関係故障端子の情報を故障伝搬経路の
入力側の故障入力端子に追加する、ためである。
たゲートが基本FFを含む場合でも、論理シミュレーシ
ョン用に用意されたライブラリを利用することにより、
故障箇所推定処理用のデータベースを作成する必要がな
い、ということである。
定義されたゲートの回路内の基本FFを検索し、仮決定
線検索処理における信号線の追跡処理において、基本F
Fがあった場合にクロック信号を参照して時刻を遡って
追跡を継続し、さらに、関係故障端子設定処理における
故障伝搬経路の追跡処理において基本FFがあった場合
にクロック信号を参照して時刻を遡って追跡を継続する
ことにより、2つの時刻にまたがった処理が可能であ
る、ためである。
る。
ク図である。
る。
である。
である。
である。
る。
である。
る。
ある。
ある。
図である。
図である。
図である。
である。
ある。
Claims (26)
- 【請求項1】故障端子から故障伝搬経路を追跡すること
により、論理回路内部の故障箇所を推定する故障箇所推
定システムにおいて、 推定処理が定義されている基本ゲートからなる回路構成
が階層的に定義された対象ゲートに対して、前記対象ゲ
ートの入出力端子の期待値から、前記対象ゲート内部の
信号線の期待値を求める期待値設定手段と、 前記対象ゲートの入出力端子の論理状態から、前記対象
ゲート内部の信号線の論理状態を求める論理状態設定手
段と、 論理の仮決定を行う対象ゲートの入出力端子を検索する
仮決定線検索手段と、 前記対象ゲートの入出力端子の関係故障端子情報を入力
側へ伝達する関係故障端子設定手段と、 を備えたことを特徴とする故障箇所推定システム。 - 【請求項2】前記仮決定線検索手段が、推定処理が定義
されている基本ゲートからなる回路構成が階層的に定義
された対象ゲートに対して、前記対象ゲート内部の未確
定ゲートを検索する未確定ゲート検索手段と、 前記未確定ゲートにおいて、論理状態が定まっていない
入力信号線を検索する仮決定候補検索手段と、 前記入力信号線から、論理状態が定まっていない信号線
を入力方向に追跡して、論理の仮定を行う対象ゲートの
入力端子を検索する仮決定入力端子検索手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載の故障箇所推定
システム。 - 【請求項3】前記関係故障端子設定手段が、推定処理が
定義されている基本ゲートからなる回路構成が階層的に
定義された対象ゲートに対して、前記対象ゲートにおけ
る故障出力端子を検索する、故障出力端子検索手段と、 前記故障出力端子から期待値と論理値が異なる故障伝搬
経路を入力方向に追跡する故障伝搬経路追跡手段と、 前記故障伝搬経路の出力側の故障出力端子に設定されて
いる関係故障端子の情報を、前記故障伝搬経路の入力側
の故障入力端子に追加する関係故障ゲート端子設定手段
と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載の故障箇所推定
システム。 - 【請求項4】基本ゲートの種類、ゲート内部の基本ゲー
トと信号線の接続関係、および、前記基本ゲートの含意
操作のルールを記憶する論理回路構成記憶部と、 処理中の各信号線における論理状態、および回路が正常
である時の各信号線の論理状態、すなわち期待値を記憶
する論理状態記憶部と、を備え、 前記期待値設定手段が、入力装置から入力された入出力
端子の期待値と、論理回路構成記憶部に記憶されている
対象ゲートの回路構成を参照して、基本ゲートで構成さ
れた対象ゲート内部の期待値を計算し、その際、入力状
態から出力状態を求める出力方向の含操作を行うことで
前記期待値を求め、前記期待値を、論理状態記憶部に記
録する、ことを特徴とする請求項1記載の故障箇所推定
システム。 - 【請求項5】前記論理状態推定手段が、前記入力装置か
ら入力された入出力端子の論理値と、前記論理回路構成
記憶部に記憶されている対象ゲートの回路構成を参照し
て、基本ゲートで構成された対象ゲート内部の論理状態
を計算し、その際、入出力方向の含意操作を行うことで
論理状態を求め、求められた前記論理状態を、前記論理
状態記憶部に記録する、ことを特徴とする請求項4記載
の故障箇所推定システム。 - 【請求項6】故障端子から故障伝搬経路を追跡すること
により、論理回路内部の故障箇所を推定する故障箇所推
定システムにおいて、 推定処理が定義されている基本ゲートからなる回路構成
が階層的に定義された対象ゲートに対して、前記対象ゲ
ートの入出力端子の期待値から前記対象ゲート内部の信
号線の期待値を求める期待値設定手段と、 前記対象ゲート内部の故障伝搬経路を推定して前記対象
ゲートの入出力端子に論理の仮決定を行う論理状態を全
て求める故障伝搬経路推定手段と、 求めた論理状態において、前記対象ゲートの入出力端子
の関係故障端子情報を入力側へ伝達する関係故障端子設
定手段と、 を備えたことを特徴とする故障箇所推定システム。 - 【請求項7】故障端子から故障伝搬経路を追跡すること
により、論理回路内部の故障箇所を推定する故障箇所推
定システムにおいて、 推定処理が定義されている基本ゲートと基本フリップフ
ロップ(「基本FF」という)からなる回路構成が階層
的に定義された対象ゲートに対して、基本FFの位置を
検索する基本FF検索手段と、 前記対象ゲートの入出力端子の期待値から前記対象ゲー
ト内部の信号線の2つの時刻の期待値を求める期待値設
定手段と、 前記対象ゲートの入出力端子の論理状態から前記対象ゲ
ート内部の信号線の2つの時刻の論理状態を求める論理
状態設定手段と、 前記基本FFにおいて時刻をまたがって論理状態の定ま
っていない信号線の追跡を行うことにより、論理の仮決
定を行う対象ゲートの入出力端子を検索する第2の仮決
定線検索手段と、 前記基本FFにおいて時刻をまたがって故障伝搬経路の
追跡を行うことにより、前記対象ゲートの入出力端子の
関係故障端子情報を入力側へ伝達する第2の関係故障端
子設定手段と、 を備えたことを特徴とする故障箇所推定システム。 - 【請求項8】前記第2の仮決定線検索手段が、推定処理
が定義されている基本ゲートからなる回路構成が階層的
に定義された対象ゲートに対して、対象ゲート内部の未
確定ゲートを検索する未確定ゲート検索手段と、 前記未確定ゲートにおいて論理状態が定まっていない入
力信号線を検索する仮決定候補検索手段と、 前記対象ゲート内部の基本FFのクロック信号と2つの
時刻の論理状態を参照して、前記入力信号線から論理状
態が定まっていない信号線を入力方向に追跡して、論理
の仮定を行う対象ゲートの入力端子を検索する第2の仮
決定入力端子検索手段と、 を備えたことを特徴とする請求項7記載の故障箇所推定
システム。 - 【請求項9】前記第2の関係故障端子設定手段が、推定
処理が定義されている基本ゲートからなる回路構成が階
層的に定義された対象ゲートに対して、前記対象ゲート
における故障出力端子を検索する故障出力端子検索手段
と、 前記基本FFのクロック信号を参照して2つの時刻にま
たがった故障伝搬経路を追跡して、故障出力端子から期
待値と論理値が異なる故障伝搬経路を入力方向に追跡す
る第2の故障伝搬経路追跡手段と、 前記故障伝搬経路の出力側の故障出力端子に設定されて
いる関係故障端子の情報を前記故障伝搬経路の入力側の
故障入力端子に追加する関係故障ゲート端子設定手段
と、 を備えたことを特徴とする請求項7記載の故障箇所推定
システム。 - 【請求項10】故障端子から故障伝搬経路を追跡するこ
とにより、論理回路内部の故障箇所を推定する故障箇所
推定方法において、 推定処理が定義されている基本ゲートからなる回路構成
が階層的に定義された対象ゲートに対して、前記対象ゲ
ートの入出力端子の期待値から対象ゲート内部の信号線
の期待値を求め記憶装置に記憶するステップと、 前記対象ゲートの入出力端子の論理状態から前記対象ゲ
ート内部の信号線の論理状態を求め記憶装置に記憶する
ステップと、 記憶装置に記憶されている対象ゲートの回路構成と、前
記対象ゲートの内部の期待値と論理状態を参照して、論
理の仮決定の対象とする対象ゲートの入力端子を検索す
るステップと、 前記対象ゲートの入出力端子の関係故障端子情報を入力
側へ伝達するステップと、 を含む、ことを特徴とする故障箇所推定方法。 - 【請求項11】前記論理の仮決定を行う対象ゲートの入
出力端子を検索するステップが、 推定処理が定義されている基本ゲートからなる回路構成
が階層的に定義された対象ゲートに対して、前記対象ゲ
ート内部の未確定ゲートを検索するステップと、 前記未確定ゲートにおいて論理状態が定まっていない入
力信号線を検索するステップと、 前記入力信号線から論理状態が定まっていない信号線を
入力方向に追跡して、論理の仮定を行う対象ゲートの入
力端子を検索するステップと、 を含むことを特徴とする請求項10記載の故障箇所推定
方法。 - 【請求項12】前記対象ゲートの入出力端子の関係故障
端子情報を入力側へ伝達するステップが、 推定処理が定義されている基本ゲートからなる回路構成
が階層的に定義された対象ゲートに対して、前記対象ゲ
ートにおける故障出力端子を検索するステップと、 前記故障出力端子から期待値と論理値が異なる故障伝搬
経路を入力方向に追跡するステップと、 前記故障伝搬経路の出力側の故障出力端子に設定されて
いる関係故障端子の情報を前記故障伝搬経路の入力側の
故障入力端子に追加するステップと、 を含むことを特徴とする請求項10記載の故障箇所推定
方法。 - 【請求項13】故障端子から故障伝搬経路を追跡するこ
とにより、論理回路内部の故障箇所を推定する故障箇所
推定方法において、 推定処理が定義されている基本ゲートからなる回路構成
が階層的に定義された対象ゲートに対して、前記対象ゲ
ートの入出力端子の期待値から、前記対象ゲート内部の
信号線の期待値を求め記憶装置に記憶するステップと、 記憶装置に記憶されている対象ゲートの回路構成と、入
出力端子の論理状態、及び、仮決定レベルを参照して、
前記対象ゲート内部の故障伝搬経路を推定して前記対象
ゲートの入出力端子に、論理の仮決定を行う論理状態を
求め前記記憶装置に記憶するステップと、 求められた前記論理状態において、対象ゲートの入出力
端子の関係故障端子情報を入力側へ伝達するステップ
と、 を含むことを特徴とする故障箇所推定方法。 - 【請求項14】故障端子から故障伝搬経路を追跡するこ
とにより、論理回路内部の故障箇所を推定する故障箇所
推定方法において、 推定処理が定義されている基本ゲートと基本フリップフ
ロップ(「基本FF」という)からなる回路構成が階層
的に定義された対象ゲートに対して、前記基本FFの位
置を検索するステップと、 前記対象ゲートの入出力端子の期待値から、前記対象ゲ
ート内部の信号線の2つの時刻の期待値を求め記憶装置
に記憶するステップと、 前記対象ゲートの入出力端子の論理状態から対象ゲート
内部の信号線の2つの時刻の論理状態を求め記憶装置に
記憶するステップと、 記憶装置に記録されている対象ゲートの回路構成と、前
記対象ゲート内部の2つの時刻の期待値と論理状態とを
参照して、前記基本FFにおいて時刻をまたがって論理
状態の定まっていない信号線の追跡を行うことにより、
論理の仮決定を行う対象ゲートの入出力端子を検索する
ステップと、 前記基本FFにおいて時刻をまたがって故障伝搬経路の
追跡を行うことにより、前記対象ゲートの入出力端子の
関係故障端子情報を入力側へ伝達するステップと、 を含むことを特徴とする故障箇所推定方法。 - 【請求項15】前記論理の仮決定を行う対象ゲートの入
出力端子を検索するステップが、 推定処理が定義されている基本ゲートからなる回路構成
が階層的に定義された対象ゲートに対して、前記対象ゲ
ート内部の未確定ゲートを検索するステップと、 前記未確定ゲートにおいて論理状態が定まっていない入
力信号線を検索するステップと、 前記対象ゲート内部の基本FFのクロック信号と2つの
時刻の論理状態を参照して、前記入力信号線から論理状
態が定まっていない信号線を入力方向に追跡して、論理
の仮定を行う対象ゲートの入力端子を検索するステップ
と、 を含むことを特徴とする請求項14記載の故障箇所推定
方法。 - 【請求項16】前記対象ゲートの入出力端子の関係故障
端子情報を入力側へ伝達するステップが、 推定処理が定義されている基本ゲートからなる回路構成
が階層的に定義された対象ゲートに対して、前記対象ゲ
ートにおける故障出力端子を検索するステップと、 基本FFのクロック信号を参照して2つの時刻にまたが
った故障伝搬経路を追跡して、故障出力端子から期待値
と論理値が異なる故障伝搬経路を入力方向に追跡するス
テップと、 前記故障伝搬経路の出力側の故障出力端子に設定されて
いる関係故障端子の情報を前記故障伝搬経路の入力側の
故障入力端子に追加するステップと、 を含むことを特徴とする請求項14記載の故障箇所推定
方法。 - 【請求項17】故障端子から故障伝搬経路を追跡するこ
とにより、論理回路内部の故障箇所を推定する故障箇所
推定処理システムにおいて、 (a)推定処理が定義されている基本ゲートからなる回
路構成が階層的に定義された対象ゲートに対して、前記
対象ゲートの入出力端子の期待値から対象ゲート内部の
信号線の期待値を求め記憶装置に記憶する期待値設定処
理と、 (b)前記対象ゲートの入出力端子の論理状態から前記
対象ゲート内部の信号線の論理状態を求め記憶装置に記
憶する論理状態設定処理と、 (c)記憶装置に記憶されている対象ゲートの回路構成
と、入出力端子の論理状態とを参照して、論理の仮決定
を行う対象ゲートの入出力端子を検索する仮決定線検索
処理と、 (d)前記対象ゲートの入出力端子の関係故障端子情報
を入力側へ伝達する関係故障端子設定処理を、 の前記(a)乃至(d)の処理をコンピュータに実行さ
せるためのプログラムを記録した機械読み取り可能な記
録媒体。 - 【請求項18】故障端子から故障伝搬経路を追跡するこ
とにより、論理回路内部の故障箇所を推定する故障箇所
推定処理システムにおいて、 (a)推定処理が定義されている基本ゲートからなる回
路構成が階層的に定義された対象ゲートに対して、前記
対象ゲートの入出力端子の期待値から対象ゲート内部の
信号線の期待値を求め記憶装置に記憶する期待値設定処
理と、 (b)記憶装置に記憶されている対象ゲートの回路構成
と、前記対象ゲートの内部の期待値と論理状態、及び仮
決定レベルを参照して、前記対象ゲート内部の故障伝搬
経路を推定して、前記対象ゲートの入出力端子に、論理
の仮決定を行う論理状態を求めて記憶装置に記憶する故
障伝搬経路推定処理と、 (c)求められた前記論理状態において、前記対象ゲー
トの入出力端子の関係故障端子情報を入力側へ伝達する
関係故障端子設定処理と、 の前記(a)乃至(c)の処理をコンピュータに実行さ
せるためのプログラムを記録した機械読み取り可能な記
録媒体。 - 【請求項19】故障端子から故障伝搬経路を追跡するこ
とにより、論理回路内部の故障箇所を推定する故障箇所
推定システムにおいて、 (a)推定処理が定義されている基本ゲートと基本フリ
ップフロップ(「基本FF」という)からなる回路構成
が階層的に定義された対象ゲートに対して、基本FFの
位置を検索する基本FF検索処理と、 (b)前記対象ゲートの入出力端子の期待値から前記対
象ゲート内部の信号線の2つの時刻の期待値を求め記憶
装置に記憶する期待値設定処理と、 (c)前記対象ゲートの入出力端子の論理状態から前記
対象ゲート内部の信号線の2つの時刻の論理状態を求め
記憶装置に記憶する論理状態設定処理と、 (d)記憶装置に記憶されている対象ゲートの回路構成
と、前記対象ゲートの内部の2つの時刻の期待値と論理
状態を参照して、前記基本FFにおいて時刻をまたがっ
て論理状態の定まっていない信号線の追跡を行うことに
より、論理の仮決定を行う対象ゲートの入出力端子を検
索する第2の仮決定線検索処理と、 (e)前記基本FFにおいて時刻をまたがって故障伝搬
経路の追跡を行うことにより、前記対象ゲートの入出力
端子の関係故障端子情報を入力側へ伝達する第2の関係
故障端子設定処理と、 の前記(a)乃至(e)の処理をコンピュータに実行さ
せるためのプログラムを記録した機械読み取り可能な記
録媒体。 - 【請求項20】入力装置と、出力装置と、記憶装置と、
データ処理装置とを備えた故障箇所推定装置において、 前記記憶装置が、 基本ゲートの種類、ゲート内部の基本ゲートと信号線の
接続関係、および、前記基本ゲートの含意操作のルール
を記憶する論理回路構成記憶部と、 処理中の各信号線における論理状態、および回路が正常
である時の各信号線の論理状態、すなわち期待値を記憶
する論理状態記憶部と、 を備え、 前記データ処理装置が、 前記入力装置から与えられた対象ゲートの種類から、前
記論理回路構成記憶部を参照して論理回路構成を選択し
て初期設定を行う初期設定部と、 前記論理回路構成記憶部を参照して、前記入力装置から
与えられた前記対象ゲートの入出力端子の期待値と論理
値、および、関係故障端子情報を回路構成の入出力端子
に設定し、前記論理状態記憶部に記録する入出力状態設
定部と、 前記入出力状態設定部によって設定され、前記論理状態
記憶部に記録された入出力端子の期待値と、前記論理回
路構成記憶部を参照して、基本ゲートで構成された対象
ゲート内部について入力状態から出力状態を求める出力
方向の含意操作を行うことで期待値を求め、前記論理状
態記憶部に記録する期待値設定部と、 前記入出力状態設定部で設定され、前記論理状態記憶部
に記録されている入出力端子の論理値と、前記論理回路
構成記憶部を参照して、基本ゲートで構成された対象ゲ
ート内部の論理状態を計算し、前記論理状態記憶部に記
録し、前記論理状態の計算は入出力方向の含意操作を行
うことで処理する論理状態推定部と、 前記論理回路構成記憶部に記録された対象ゲートの回路
構成と、前記論理状態記憶部に記録された対象ゲートの
内部の期待値と論理状態とを参照して、仮決定の対象と
する入力端子を検索し、求めた仮決定の対象とする対象
ゲートの入力端子を前記出力装置に出力する仮決定線検
索部と、 前記論理回路構成記憶部に記録されている対象ゲートの
回路構成と、前記論理状態記憶部に記録されている対象
ゲートの内部の期待値と論理状態とを参照して、前記対
象ゲートの入出力端子における関係故障端子を求め、前
記出力装置に出力する関係故障端子設定部と、 を備えたことを特徴とする故障箇所推定装置。 - 【請求項21】前記仮決定線検索部が、前記論理回路構
成記憶部に記録された回路構成と基本ゲートの含意操作
のルールと、前記論理状態記憶部に記憶された対象ゲー
ト内部の各信号線の論理値とを参照して、故障伝搬経路
に出力端子が接続されている未確定ゲートを検索する未
確定ゲート検索部と、 前記論理回路構成記憶部と前記論理状態記憶部を参照し
て、前記未確定ゲート検索部で検索した未確定ゲートに
おいて、論理状態が定まっていない入力端子を仮決定候
補として検索する仮決定候補検索部と、 前記論理回路構成記憶部と前記論理状態記憶部とを参照
して、対象ゲートの回路において、前記仮決定候補検索
部で検索された仮決定候補子から、対象ゲートの入力端
子に到達するまで、論理状態が定まっていない信号線を
入力方向にトレースし、到達した対象ゲートの入力端子
の一つを仮決定端子とする仮決定入力端子検索部と、 を備えたことを特徴とする請求項20記載の故障箇所推
定装置。 - 【請求項22】前記関係故障端子設定部が、前記論理回
路構成記憶部に記録された回路構成と、前記論理状態記
憶部に記憶された対象ゲートの論理値と期待値とを参照
して、対象ゲートの出力端子において出力の論理値と期
待値とが互いに異なる故障出力端子を検索する故障出力
端子検索部と、 前記論理回路構成記憶部と前記論理状態記憶部とを参照
して、前記故障出力端子検索部において検索した故障出
力端子を起点として、対象ゲートの入力端子に到達する
まで前記故障伝搬経路を入力方向に追跡する故障伝搬経
路追跡部と、 前記論理回路構成記憶部と前記論理状態記憶部とを参照
して、前記故障伝搬経路追跡部において追跡された前記
故障伝搬経路の出力側の故障出力端子に設定されている
関係故障端子の情報を入力側の故障入力端子に追加する
関係故障ゲート端子設定部と、 を備えたことを特徴とする請求項20記載の故障箇所推
定装置。 - 【請求項23】入力装置と、出力装置と、記憶装置と、
データ処理装置とを備えた故障箇所推定装置において、 前記記憶装置が、 基本ゲートの種類、ゲート内部の基本ゲートと信号線の
接続関係、および、前記基本ゲートの含意操作のルール
を記憶する論理回路構成記憶部と、 処理中の各信号線における論理状態、および回路が正常
である時の各信号線の論理状態、すなわち期待値を記憶
する論理状態記憶部と、 各信号線の論理状態が含意操作により推定された時点に
おける仮決定レベルを記憶している仮決定状態記憶部
と、 を備え、 前記データ処理装置が、 前記入力装置から与えられた対象ゲートの種類から、前
記論理回路構成記憶部を参照して論理回路構成を選択し
て初期設定を行う初期設定部と、 前記論理回路構成記憶部を参照して、前記入力装置から
与えられた前記対象ゲートの入出力端子の期待値と論理
値、および、関係故障端子情報を対象ゲートの回路構成
の入出力端子に設定し、前記論理状態記憶部に記録する
入出力状態設定部と、 前記入出力状態設定部によって設定され、前記論理状態
記憶部に記録された入出力端子の期待値と、前記論理回
路構成記憶部を参照して、基本ゲートで構成された対象
ゲート内部について入力状態から出力状態を求める出力
方向の含意操作を行うことで期待値を求め、前記論理状
態記憶部に記録する期待値設定部と、 前記入出力状態設定部で設定され、前記論理状態記憶部
に記録された入出力端子の論理値と、前記論理回路構成
記憶部を参照して、基本ゲートで構成された対象ゲート
内部の論理状態を計算し、前記論理状態記憶部に記録
し、前記論理状態の計算は入出力方向の含意操作を行う
ことで処理する論理状態推定部と、 前記論理回路構成記憶部に記録された対象ゲートの回路
構成と、前記論理状態記憶部に記録された入出力端子の
論理状態を参照して、前記仮決定状態記憶部4の仮決定
レベルと、前記論理状態記憶部の対象ゲート内部の論理
状態とを更新し、初期値として与えた入出力端子の論理
状態を満足する全ての故障伝搬経路を求める故障伝搬経
路推定部と、 前記論理回路構成記憶部に記録された対象ゲートの回路
構成と、前記論理状態記憶部に記録された対象ゲートの
内部の期待値と論理状態とを参照して、前記故障伝搬経
路推定部で求められた故障伝搬経路の各々に対して前記
関係故障端子を求め、前記出力装置に出力する関係故障
端子設定部と、 を備えたことを特徴とする故障箇所推定装置。 - 【請求項24】入力装置と、出力装置と、記憶装置と、
データ処理装置とを備えた故障箇所推定装置において、 前記記憶装置が、 基本ゲートの種類、ゲート内部の基本ゲートと信号線の
接続関係、および、前記基本ゲートの含意操作のルール
を記憶する論理回路構成記憶部と、 処理中の各信号線における論理状態、および回路が正常
である時の各信号線の論理状態、すなわち期待値を記憶
する論理状態記憶部と、 を備え、 前記データ処理装置が、 前記入力装置から与えられた対象ゲートの種類から、前
記論理回路構成記憶部を参照して論理回路構成を選択し
て初期設定を行う初期設定部と、 前記論理回路構成記憶部を参照して、対象ゲートの回路
の基本フリップフロップ(「基本FF」という)を検索
し、回路内の基本FFの位置を前記論理回路構成記憶部
に記録する基本FF検索部と、 前記論理回路構成記憶部を参照して、前記入力装置から
与えられた対象ゲートの入出力端子の2つの時刻の期待
値と論理値、および、関係故障端子情報を回路構成の入
出力端子に設定し、前記論理状態記憶部に記録する入出
力状態設定部と、 前記入出力状態設定部で設定され、前記論理状態記憶部
に記録された2つの時刻の入出力端子の期待値と、前記
論理回路構成記憶部を参照して、基本ゲートで構成され
た対象ゲート内部の2つの時刻の期待値を計算し、前記
論理状態記憶部に記録し、その際、前記期待値を入力状
態から出力状態を求める出力方向の含意操作を2つの時
刻にまたがって行うことで求める期待値設定部と、 論理状態推定部前記入出力状態設定部で設定され、前記
論理状態記憶部に記録された入出力端子の論理値と、前
記論理回路構成記憶部を参照して、基本ゲートで構成さ
れた対象ゲート内部の2つの時刻の論理状態を計算し、
前記論理状態記憶部に記録し、論理状態の計算は、入出
力方向の含意操作を行うことで処理する論理状態設定部
と、 前記論理回路構成記憶部に記録された対象ゲートの回路
構成と、前記論理状態記憶部に記録された対象ゲートの
内部の2つの時刻の期待値と、論理状態を参照して、仮
決定の対象とする入力端子を検索し、求めた仮決定の対
象とする入力端子を前記出力装置に出力する第2の仮決
定線検索部と、 前記論理回路構成記憶部に記録された対象ゲートの回路
構成と、前記論理状態記憶部に記録された対象ゲートの
内部の2つの時刻の期待値と論理状態とを参照して、対
象ゲートの入出力端子における関係故障端子を求め、前
記出力装置に出力する第2の関係故障端子設定部と、 を備えたことを特徴とする故障箇所推定装置。 - 【請求項25】前記第2の仮決定線検索部が、前記論理
回路構成記憶部に記録された回路構成と基本ゲートの含
意操作のルールと、前記論理状態記憶部に記憶された対
象ゲート内部の各信号線の論理値を参照して、2つの時
刻の論理状態に対して、故障伝搬経路に出力端子が接続
している未確定ゲート検索する未確定ゲート検索部と、 前記論理回路構成記憶部と前記論理状態記憶部とを参照
して、前記未確定ゲート検索部で検索した未確定ゲート
において、論理状態が定まっていない入力端子を仮決定
候補として検索する仮決定候補検索部と、 前記論理回路構成記憶部と前記論理状態記憶部とを参照
して、対象ゲートの回路において、仮決定候補である未
確定ゲートの入力端子から、対象ゲートの入力端子に到
達するまで、論理状態が定まっていない信号線を入力方
向にトレースし、到達した対象ゲートの入力端子の1つ
を仮決定端子とし、その際、前記基本FF検索部におい
て検索され前記論理回路構成記憶部に記録されている基
本FFの位置を参照して、トレースの途中で基本FFの
出力端子に遭遇した場合には、前記基本FFのクロック
信号を参照して時間を遡るか、もしくはトレースを終了
するかを判断する第2の仮決定入力端子検索部と、 を備えたことを特徴とする請求項24記載の故障箇所推
定装置。 - 【請求項26】前記第2の関係故障端子設定部が、前記
論理回路構成記憶部に記録された回路構成と前記論理状
態記憶部に記憶された対象ゲートの論理値と期待値を参
照して、対象ゲートの出力端子において論理値と期待値
が異なる故障出力端子を検索する故障出力端子検索部
と、 前記論理回路構成記憶部と前記論理状態記憶部を参照し
て、前記故障出力端子検索部において検索した2つの時
刻の故障出力端子を起点として、対象ゲートの入力端子
に到達するまで故障伝搬経路を入力方向に追跡し、その
際、前記基本FF検索部において検索され前記論理回路
構成記憶部に記録されている基本FFの位置を参照し
て、トレースの途中で前記基本FFの出力端子に遭遇し
た場合には、前記基本FFのクロック信号を参照して時
間を遡るか、もしくはトレースを終了するかを判断する
第2の故障伝搬経路追跡部と、 前記論理回路構成記憶部と前記論理状態記憶部とを参照
して、前記第2の故障伝搬経路追跡部において追跡した
故障伝搬経路の出力側の故障出力端子に設定されている
関係故障端子の情報を入力側の故障入力端子に追加する
関係故障ゲート端子設定部と、 を備えたことを特徴とする請求項24記載の故障箇所推
定装置。
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