JP2001207692A - 組立フェンス及びフェンス - Google Patents

組立フェンス及びフェンス

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JP2001207692A
JP2001207692A JP37416299A JP37416299A JP2001207692A JP 2001207692 A JP2001207692 A JP 2001207692A JP 37416299 A JP37416299 A JP 37416299A JP 37416299 A JP37416299 A JP 37416299A JP 2001207692 A JP2001207692 A JP 2001207692A
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fence
gore
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bar
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Satoshi Nakajima
敏 中島
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Iris Ohyama Inc
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Iris Ohyama Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 折り畳んだときに嵩張らない組立フェンスを
提供する。 【解決手段】 枠体群(3)を連結部群(5)により回
動自在に連結して成る組立フェンス(1)において、各
連結部(5)は、所定幅を有する襠付支柱(51)を含
み、襠付支柱(51)は、幅方向一端が一方の枠体
(3)に枢支され、かつ、幅方向他端が隣接する他方の
枠体(3)に枢支され、一方の枠体(3)と他方の枠体
(3)を回動させたときに両枠体(3,3)が略平行に
なるように構成されている。襠付支柱(51)が枠体
(3,3)の厚みを吸収するので、枠体(3,3)間の
隙間を必要最小限に抑えられるので、それだけコンパク
トな折り畳みを実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてペットの
周りを囲むための組立フェンスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】これまでに知られている組立フェンスと
して、本出願人が出願した実用新案登録第304538
1号の実用新案掲載公報に記載された組立フェンス(以
下、「従来の組立フェンス」という)がある。従来の組
立フェンスは、複数個の枠体を備えており、隣り合う枠
体は連結部により連結されるようになっている。この連
結部は、隣り合う一方の上側フレームから側方に突き出
る下側連結片と、他方の上側フレームから側方に突き出
る上側連結片と、を厚み方向に重ね合わせ、下側連結片
に形成された嵌合穴と上側連結片に形成された嵌合穴と
を整合させた後に連結用キャップを両嵌合穴に貫通させ
るように構成されている。下側フレーム同士も上記の構
成と同様な構成により連結されるようになっており(考
案掲載公報0024,0025,0026参照)、これ
により、枠体同士は、上下の連結用キャップを枢軸とし
て回動(回転)するようになっている。枠体は、上記し
た上側フレーム及び下側フレームと、両フレーム間に支
持される複数の棒材から成る網体と、から構成され、両
フレームには、棒材を嵌合支持するための棒材嵌合穴が
設けられている(同0023参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の組立フェンス
は、上記構成から明らかなように、連結用キャップを取
り外すことにより各枠体を別々にして重ねられるように
なっているとともに、別々にしなくても一定の範囲内で
折り畳むことができるようになっている。つまり、考案
掲載公報第2図に示されるような4個の枠体から成る組
立フェンスの場合、上から見た状態の組立フェンスはほ
ぼ矩形であるが、これを対角線方向に押しつぶすと各枠
体が回動して菱形(平行四辺形)にすることができる。
菱形より小さくできないのは、各枠体が上下の連結用キ
ャップにより一軸で連結されているから上側連結片(下
側連結片)同士が衝突してそれ以上各枠体を回動させる
ことができないからである。菱形になった組立フェンス
は、矩形のものより嵩張らないので、収納や持ち運びの
ためにたいへん便利である。各枠体を別々にして重ねた
方が、別々にせずに押しつぶすより嵩張らないのも事実
であるが、そのようにするためには、すべての連結用キ
ャップを連結部から取り外す必要があるので少々煩わし
さがある。本発明が解決しようとする課題は、従来の組
立フェンスの利点を損なうことなく、これに改良を加え
ることにより、より嵩張らない組立フェンスを提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に発明者は、組立フェンスをできるだけコンパクトに折
り畳めるように一軸の代わりにニ軸で各枠体を枢支する
ことを考えついた。本発明は、この観点からなされたも
のである。その詳しい構成については、次項以下で説明
する。なお、何れかの請求項の説明において行う用語の
定義等は、その性質上可能な範囲において他の請求項の
説明においても適用されるものとする。
【0005】請求項1に記載した発明の構成 請求項1に記載した発明に係る組立フェンス(以下、請
求項1のフェンス」という)は、枠体群を連結部群によ
り回動自在(正逆方向に円運動できるよう)に連結して
成る組立フェンスである。請求項1のフェンスの特徴
は、各連結部は、所定幅を有する襠付支柱を含み、前記
襠付支柱は、幅方向一端が一方の枠体に枢支され、か
つ、幅方向他端が隣接する他方の枠体に枢支され、当該
一方の枠体と当該他方の枠体を回動させたときに両枠体
が略平行になるように構成されていることにある。枠体
群を構成する各枠体の形状は一般的に矩形であり、その
寸法は同じでもよいし異なっていてもよい。「襠付支
柱」は、単一部材でも複合部材でもよいが、「所定の
幅」すなわち、一方と他方の枠体を回動させたときに両
枠体が略平行となる(重なる)程度の幅が少なくとも必
要である。
【0006】請求項1に記載した発明の作用効果 請求項1のフェンスは、次に述べる作用を奏し効果が期
待できる。すなわち、請求項1のフェンスは、ペット等
の周りを囲むためのものである。枠体が2個の場合は、
たとえば、各枠体を「く」の字にして部屋の隅に置き、
壁と請求項1のフェンスとの間にペット等を入れる。3
個以上の枠体を備える場合は、これらを連結してペット
等の周囲を囲むことができる。使用しないときの請求項
1のフェンスは、連結部を使って各枠体を回動させてコ
ンパクト化することができる。襠付支柱が隣り合う枠体
の幅を吸収するので、両枠体が略平行になるまでこれら
を回動させることができる。これにより、これまでのフ
ェンスに比べてよりコンパクトに折り畳むことができ
る。
【0007】請求項2に記載した発明の構成 請求項2に記載した発明に係る組立フェンス(以下、
「請求項2のフェンス」という)は、請求項1のフェン
スの構成に限定が加わり、前記各枠体は、枠体上側に位
置する上側フレームと枠体下側に位置する下側フレーム
とを含み、前記襠付支柱は、前記上側フレームの一端と
前記下側フレームの一端との間に配されていることを特
徴とする。
【0008】請求項2に記載した発明の作用効果 請求項2のフェンスは、請求項1のフェンスの作用効果
に加え、次の作用を奏し効果が期待できる。すなわち、
上側フレームは枠体の上側を、下側フレームは枠体の下
側を、それぞれ画すとともに、両フレームは、襠付支柱
を枢支する役を果たしている。
【0009】請求項3に記載した発明の構成 請求項3に記載した発明に係る組立フェンス(以下、
「請求項3のフェンス」という)は、請求項1又は2の
フェンスの構成に限定が加わり、少なくとも3個の前記
枠体により環状に連結され、前記3個の枠体間の襠付支
柱のうち少なくとも1個の襠付支柱が、前記一方の枠体
又は前記他方の枠体に対し着脱自在に取り付けられてい
ることを特徴とする。「少なくとも3個」としたのは、
少なくとも3個あれば環状に連結してペット等を包囲す
ることができるからである。枠体が3個であれば三角形
の、4個であれば矩形の、それ以上であればそれに応じ
た多角形のフェンスが形成される。襠付支柱は、「少な
くとも1個」が枠体から着脱自在に構成されていれば足
りるが、複数の襠付支柱の全部が着脱自在でもよい。
【0010】請求項3に記載した発明の作用効果 請求項3のフェンスは、請求項1又は2のフェンスの作
用効果に加え、次の作用を奏し効果が期待できる。すな
わち、襠付支柱を取り外すと枠体の一端が開放され、こ
れにより、枠体が一連に並んだ状態になる。この並んだ
枠体は、これらを互い違い(ジグザグ)に折り畳むこと
ができる。互い違いに折り畳む結果、各枠体(襠付支
柱)同士を分解せずにコンパクト化することができる。
また、全部の襠付支柱が取り外し可能に構成されている
場合は、全部の襠付支柱を枠体から取り外し、すなわ
ち、各枠体をバラバラにして、それらを束ねることによ
ってコンパクト化することもできる。
【0011】請求項4に記載した発明の構成 請求項4に記載した発明に係る組立フェンス(以下、
「請求項4のフェンス」という)は、請求項3のフェン
スの構成に限定が加わり、次の構成を備えている。すな
わち、請求項4のフェンスの襠付支柱は、当該襠付支柱
上端部と前記上側フレームとの間に形成された上側枢支
構造とにより、当該襠付支柱下端部と前記下側フレーム
との間に形成された下側枢支構造とにより、それぞれ枢
支され、さらに、前記上側枢支構造は、上側フレームの
高さ方向に形成された貫通孔と、前記襠付支柱上端面に
形成された上側凹部と、当該上側フレーム上端から当該
貫通孔を貫通して当該上側凹部に抜き取り可能に差し込
まれる枢支ピンと、から構成されている。これに加え、
前記下側枢支構造は、前記枢支ピンを抜き取った後に前
記下側フレームから前記襠付支柱を取り外せるように構
成されている。
【0012】請求項4に記載した発明の作用効果 請求項4のフェンスは、請求項1又は2のフェンスの作
用効果に加え、次の作用を奏し効果が期待できる。すな
わち、襠付支柱は、枠体の枢軸となる枢支ピンを抜き取
ることにより、その上端部を上側フレームから取り外す
ことができ、その後、その下端部を下側フレームから取
り外せるようになっている。襠付支柱の取り付けは、上
記取り外しと逆の手順で行う。このように、襠付支柱の
取り付け取り外しは、枢支ピンの差し込み抜き取りだけ
で行うことができるので、構造も簡単であるし組立分解
の作業が楽である。
【0013】請求項5に記載した発明の構成 請求項5に記載した発明に係る組立フェンス(以下、
「請求項5のフェンス」という)は、請求項4のフェン
スの構成に限定が加わり、次の構成を備えている。すな
わち、前記上側枢支構造は、前記上側フレーム高さ方向
に貫通形成された貫通孔と、前記襠付支柱上端に形成さ
れた上側凹部と、当該貫通孔を貫通して当該上側凹部に
差し込み可能に構成された枢支ピンと、により構成され
ていることを特徴とする。
【0014】請求項5に記載した発明の作用効果 請求項5のフェンスは、請求項4のフェンスの作用効果
に加え、次の作用を奏し効果が期待できる。すなわち、
上側枢支構造は、上側フレームの貫通穴を貫通して襠付
支柱の上側凹部に差し込まれた枢支ピンにより、襠付支
柱を上側フレームに枢支する。枢支ピンは、上側フレー
ムに対し襠付支柱を回動自在に支持する。
【0015】請求項6に記載した発明の構成 請求項6に記載した発明に係る組立フェンス(以下、
「請求項6のフェンス」という)は、請求項5のフェン
スの構成に限定が加わり、次の構成を備えている。すな
わち、前記枢支ピンは、前記貫通孔を貫通して前記上側
凹部に差し込むためのピン本体と、当該ピン本体の上端
部に形成されたヘッド部と、当該ヘッド部の下端部に形
成されたフランジ部と、から構成されていることを特徴
とする。
【0016】請求項6に記載した発明の作用効果 請求項6のフェンスは、請求項5のフェンスの作用効果
に加え、次の作用を奏し効果が期待できる。すなわち、
ピン本体は上側フレームに対して襠付支柱を回動自在に
支持し、ヘッド部は枢支ピンを貫通孔と上側凹部に差し
込んだり抜き取ったりする際に作業者が手(指)で摘ま
れ、フランジ部は枢支ピン(ピン本体)が差し込まれた
ときに上端フレームの上面に当接してピン本体の差込長
さを調節する。
【0017】請求項7に記載した発明の構成 請求項7に記載した発明に係る組立フェンス(以下、
「請求項7のフェンス」という)は、請求項5又は6の
フェンスの構成に限定が加わり、次の構成を備えてい
る。すなわち、前記下側枢支構造は、前記下側フレーム
上端面又は前記襠付支柱下端面から上方又は下方に突き
出す突出ピンと、当該突出ピンを差し込めるように当該
襠付支柱下端面又は当該下側フレーム上端面に形成され
た下側凹部と、により構成されていることを特徴とす
る。下側フレーム上端面に突出ピンが設けられたときは
襠付支柱下端面に下側凹部が形成され、逆に、襠付支柱
下端面に突出ピンが設けられたときは下側フレーム上端
面に下側凹部が形成される。突出ピンは、下側フレーム
又は襠付支柱と一体でもよいし、別体でもよい。
【0018】請求項7に記載した発明の作用効果 請求項6のフェンスは、請求項5のフェンスの作用効果
に加え、次の作用を奏し効果が期待できる。すなわち、
下側凹部に突出ピンが差し込まれ、これにより下側フレ
ームに対して襠付支柱が回動自在に支持される。
【0019】請求項8に記載した発明の構成 請求項8に記載した発明に係る組立フェンス(以下、
「請求項8のフェンス」という)は、請求項2乃至7の
何れかのフェンスの構成に限定が加わり、次の構成を備
えている。すなわち、前記枠体は、前記上側フレームと
前記下側フレーム間に所定間隔を空けて配される縦棒群
と、当該縦棒を連結する少なくとも1本の横棒と、を含
み、前記縦棒群は、少なくとも1本の引張棒と当該引張
棒以外の突っ張り棒群とから構成されている。この引張
棒は、前記上側フレームと前記下側フレームとを互いに
引っ張るように、当該引張棒上端部が当該上側フレーム
に、かつ、当該引張棒下端部が当該下側フレームに、そ
れぞれ取り付けられ、前記突っ張り棒群は、各突っ張り
棒の上端部が前記上側フレームの下端部に、かつ、各突
っ張り棒の下端部が前記下側フレームの上端部に、それ
ぞれ当接して前記引張棒の引張力に抗するように構成さ
れていることを特徴とする。引張棒の取付方法は、当業
者が採用し得るあらゆる方法を用いることができる。
【0020】請求項8に記載した発明の作用効果 請求項8のフェンスは、請求項2乃至7の何れかのフェ
ンスの作用効果に加え、次の作用を奏し効果が期待でき
る。すなわち、引張棒の引張力とこの引張力に抗する突
っ張り棒の作用とにより、上側フレームと下側フレーム
の間にこれらの棒群が支持される。横棒は、縦棒群を互
いに連結させる働きを有している。
【0021】請求項9に記載した発明の構成 請求項9に記載した発明に係る組立フェンス(以下、
「請求項9のフェンス」という)は、請求項8の構成に
限定が加わり、次の構成を備えている。すなわち、前記
引っ張り棒は、その上端部に形成されたフック部と、そ
の下端部に形成されたネジ固定部と、を備え、前記フッ
ク部は、前記上側フレームに設けられた係止部に係止さ
れるように構成され、前記ネジ固定部は、前記下側フレ
ームの高さ方向に貫通形成された差込孔に差し込まれた
後に、ボルト固定されるように構成されていることを特
徴とする。
【0022】請求項9に記載した発明の作用効果 請求項9のフェンスは、請求項8のフェンスの作用効果
に加え、次の作用を奏し効果が期待できる。すなわち、
フック部と係止部とにより引張棒の上端部が上側フレー
ムに、ネジ固定部と差込孔とボルトとによりの引張棒下
端部が下側フレームに、それぞれ取り付けられる。
【0023】請求項10に記載した発明の構成 請求項10に記載した発明に係る組立フェンス(以下、
「請求項10のフェンス」という)は、請求項9の構成
に限定が加わり、次の構成を備えている。すなわち、前
記係止部は、前記上側フレームの前記下側フレーム側を
刳り貫き形成したフック用凹部と、当該フック用凹部内
に突き出る係止ピンと、を備え、前記フック用凹部は前
記フック部を受け入れうる形状に、かつ、前記係止ピン
は前記フック部を引っかけられる形状に、それぞれ形成
されていることを特徴とする。
【0024】請求項10に記載した発明の作用効果 請求項10のフェンスは、請求項9のフェンスの作用効
果に加え、次の作用を奏し効果が期待できる。すなわ
ち、フック用凹部に受け入れられたフック部は係止ピン
に引っ掛けられ、これにより、引張棒上端部が上側フレ
ームに取り付けられる。フック部も係止ピンも外観から
認識できないので、枠体の美観を保つことができる。
【0025】請求項11に記載した発明の構成 請求項11に記載した発明に係る組立フェンス(以下、
「請求項11のフェンス」という)は、請求項9又は1
0の構成に限定が加わり、次の構成を備えている。すな
わち、前記差込孔は、係止段部を介して形成された小径
部と大径部とから成り、前記小径部は前記ネジ固定部を
貫通可能な形状に形成され、前記大径部は前記ボルトを
受け入れ可能な形状に形成され、前記係止段部は、前記
ボルトを係止可能な形状に形成されていることを特徴と
する。
【0026】請求項11に記載した発明の作用効果 請求項11のフェンスは、請求項9又は10のフェンス
の作用効果に加え、次の作用を奏し効果が期待できる。
すなわち、ネジ固定部は小径部を貫通して大径部に達
し、ここでボルト固定(螺合)される。大径部に受け入
れられたボルトは、係止段部に係止され、これにより、
引張棒下端部の締め付け固定が完了する。ボルトが大径
部に受け入れられ、かつ、このボルトは下側フレームの
下端側に位置するので外から見えない。このため、枠体
の美観を保持することができる。
【0027】請求項12に記載した発明の構成 請求項12に記載した発明に係る組立フェンス(以下、
「請求項12のフェンス」という)は、請求項8乃至1
1の何れかにのェンスの構成に限定が加わり、次の構成
を備えている。すなわち、前記引張棒は、前記枠体の両
端部と中央部との3箇所に配されていることを特徴とす
る。
【0028】請求項12に記載した発明の作用効果 請求項12のフェンスは、請求項8乃至11の何れかの
フェンスの作用効果に加え、次の作用を奏し効果が期待
できる。すなわち、引張棒が、枠体の両端部と中央部と
の3箇所に配されているので、上側フレームと下側フレ
ームとの引っ張り合いが両端部と中央部とにおいて行わ
れるので、枠体の構成が安定する(バランスがとれ
る)。
【0029】請求項13に記載した発明の構成 請求項13に記載した発明に係る組立フェンス(以下、
「請求項13のフェンス」という)は、請求項2乃至1
2の何れかのフェンスの構成に限定が加わり、次の構成
を備えている。すなわち、前記上側フレーム及び前記下
側フレームは、木製であることを特徴とする。
【0030】請求項13に記載した発明の作用効果 請求項13のフェンスは、請求項2乃至12の何れかの
フェンスの作用効果に加え、次の作用を奏し効果が期待
できる。すなわち、上下のフレームを木製にすることに
より、請求項13のフェンスに重厚感が増し、特に、室
内で使用するときに家具等との装飾的調和を図ることが
できる。
【0031】請求項14に記載した発明の構成 請求項14に記載した発明に係るフェンス(以下、「請
求項14のフェンス」という)は、上側フレームと下側
フレームとの間に網体が支持されて成るフェンスであ
る。請求項14のフェンスの特徴は、前記網体は、前記
上側フレームと前記下側フレーム間に所定間隔を空けて
配される縦棒群と、当該縦棒を連結する少なくとも1本
の横棒と、を含み、前記縦棒群は、少なくとも1本の引
張棒と当該引張棒以外の突っ張り棒群とから構成され、
前記引張棒は、前記上側フレームと前記下側フレームと
を互いに引っ張るように、当該引張棒上端部が当該上側
フレームに、かつ、当該引張棒下端部が当該下側フレー
ムに、それぞれ取り付けられ、前記突っ張り棒群は、各
突っ張り棒の上端部が前記上側フレームの下端部に、か
つ、各突っ張り棒の下端部が前記下側フレームの上端部
に、それぞれ当接して前記引張棒の引張力に抗するよう
に構成されている点にある。
【0032】請求項14に記載した発明の作用効果 請求項14のフェンスは、次の作用を奏し効果が期待で
きる。すなわち、引張棒の引張力とこの引張力に抗する
突っ張り棒の作用とにより、上側フレームと下側フレー
ムの間にこれらの棒群が支持される。横棒は、縦棒群を
互いに連結させる働きを有している。請求項14のフェ
ンスは、複数の枠体を有する組立フェンスに限られず、
複数の枠体を有する固定式のフェンスや単体の枠体から
成るフェンス等にも応用することができる。
【0033】請求項15に記載した発明の構成 請求項15に記載した発明に係る組立フェンス(以下、
「請求項15のフェンス」という)は、請求項14のフ
ェンスの構成に限定が加わり、前記引張棒上端部は前記
上側フレームに取り外し可能に固定されるとともに、前
記引張棒下端部は前記下側フレームに取り外し可能にネ
ジ固定され、前記ネジの締付により前記引張力が生ずる
ように構成されていることを特徴とする。
【0034】請求項15に記載した発明の作用効果 請求項15のフェンスは、請求項14の作用効果に加
え、次の作用を奏し効果が期待できる。すなわち、引張
棒上端部及び引張棒下端部が取り外し可能に構成されて
いるので、枠体を簡単に分解することできる。したがっ
て、枠体自体を簡単にコンパクト化することができる。
【0035】請求項16に記載した発明の構成 請求項16に記載した発明に係る組立フェンス(以下、
「請求項16のフェンス」という)は、枠体群をヒンジ
群により回動自在に連結して成る組立フェンスである。
請求項16のフェンスの特徴は、前記各ヒンジは、一方
のヒンジ片と他方のヒンジ片とを備え、一方の枠体と他
方の枠体とを略平行に配置したとき隣接する当該一方の
枠体の側端面に前記一方のヒンジ片が、当該他方の枠体
の側端面に前記他方のヒンジ片が、それぞれ取り付けら
れていることを特徴とする。
【0036】請求項16に記載した発明の作用効果 請求項16のフェンスは、次の作用を奏し効果が期待で
きる。すなわち、請求項16のフェンスは、請求項1の
フェンスと同様にペット等の周りを囲むためのものであ
る。その使用方法も、請求項1のフェンスと共通する。
使用しないときの請求項13のフェンスは、ヒンジを用
いて各枠体を回動させてコンパクトに畳むことができ
る。これにより、これまでのフェンスに比べてよりコン
パクトに収納することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】次に、各図を参照しながら、本発
明の実施の形態(以下、「本実施形態」という)につい
て説明する。図1は本実施形態に係る組立フェンスの斜
視図であり、図2は枠体の正面図である。図3は上側フ
レームの底面図及び下側フレームの平面図であり、図4
は上側枢支構造の拡大斜視図である。図5は下側枢支構
造の拡大斜視図であり、図6は組立フェンスを折り畳む
ときの状態を示す平面図である。また、図6は引張棒の
部分拡大図であり、図7は本実施形態の変形例を示す平
面図である。ここで、図2に示す上側フレーム及び下側
フレームは、それぞれ縦断面が示されているが、図の複
雑化を避けるためにそれらの断面のハッチングを省略し
ている。なお、本実施形態の組立フェンスは、ペット用
であることを前提に説明しているが、このようなペット
用に限る必要はない。たとえば、空調装置の室外機や暖
房器の保護カバーとしてや、乳幼児の遊び場を確保する
ための防護フェンスとしても用いることができる。さら
に、屋内外を問わず使用することができる。
【0038】組立フェンスの概略構造 図1及び2を参照しながら、組立フェンスの概略構造に
ついて説明する。本実施形態における組立フェンス1
は、同じ形状を持つ4枚(個)の枠体3,3,..を環
状に連結して成り、上から見た形状がほぼ正方形(矩
形)になっている。隣り合わせの枠体3,3同士は、後
述する連結部5により枢支され回動自在に連結されてい
る。なお、枠体3は、本実施形態のように4枚により構
成するのが一般的であるが、飼育するペットの大きさや
数に応じて3枚により構成したり5枚以上により構成す
ることもできる。また、必要に応じて、何れかの枠板3
に開閉式の出入口を形成し、そこからペットがフェンス
内に出入りできるように構成してもよい。
【0039】枠体の構成 図2及び3に基づいて、枠体3について説明する。枠体
3は、上下に平行配置される上側フレーム11と下側フ
レーム13と、この上側フレーム11と下側フレーム1
3間に配される網体15により構成されている。上側フ
レーム11(下側フレーム13)は、インテリアとデザ
イン的に調和し重厚感が生まれるように木製としたが、
合成樹脂製とすることもできる。上側フレーム11の両
端には、後述する枢支ピン7を貫通させるための貫通孔
25が高さ方向に形成され、さらに、上側フレーム11
の下端部には、フック用凹部27,27,..と、網体
用凹部29,29が形成されている(図3(a)参
照)。フック用凹部27は、後述する引張棒の上端部に
形成されたフック部17fを受けいれるためのものであ
り、網体用凹部29は、網体15の上端部を受け入れて
位置決めするためのものである。これに対し下側フレー
ム13の両端には、突出ピン35,35が係止孔41,
41内に差し込み固定され、さらに、各引張棒17aに
対応する位置にこれらを差し込むための差込孔37,3
7,.が高さ方向に貫通されている(図3(b)参
照)。下側フレーム13の上端面には、網体15の下端
部を受け入れるための網体用凹部39が形成されてい
る。網体用凹部29,39は、上側フレーム11及び下
側フレーム13とそれぞれ当接する網体15の上端部及
び下端部の位置決めとズレ止めを主目的として形成され
たものである。
【0040】一方、図2に示す網体15は、横方向に一
定間隔(たとえば、10センチメートル)を空けて配さ
れた縦棒群17,17,...と、この縦棒群17,1
7,...を連結して補強するために溶接された4本の
横棒群19,19と、から構成されている。縦棒群1
7,17は、さらに、両端と中央部に配された引張棒1
7a,..と引張棒17a以外の突っ張り棒17b,1
7b,...により構成されている。引張棒17aは、
上側フレーム11と下側フレーム13とを互いに引っ張
るように構成され、他方、突っ張り棒17bは、その上
端部が上側フレーム11の下端部に、その下端部が下側
フレーム13の上端部に、それぞれ当接して引張棒群1
7aの引張力に抗するように構成されている。すなわ
ち、引張棒群17aの引張力の作用と、この作用に抗す
る突っ張り棒群17bの反作用とのバランスにより、上
側フレーム11と下側フレーム13との間に網体15が
取り付けられるように構成されている。
【0041】引張棒の構成 図2及び7に基づいて、引張棒17aの詳しい構成につ
いて説明する。引張棒17aには、その上端部を逆さU
字状に折り返すことにより形成されたフック部17f
と、その下端部外周にネジ溝が形成されて成るネジ固定
部17kと、が設けられている。フック部17fは、上
側フレーム11の下端部(下側フレーム13側)に刳り
貫き形成されたフック用凹部27に受け入れられ、か
つ、側方から差し込まれてフック用凹部27を貫通する
係止ピン(係止部)23に引っ掛けられるように構成さ
れている。ネジ固定部17kは、下側フレーム13の高
さ方向に貫通形成された差込孔37内に差し込まれた後
に、下方からボルト31により締め付け固定されるよう
になっている。具体的に説明すると、差込孔37はネジ
固定部17kを貫通させられる形状(寸法)に形成され
た小径部37sと、ボルト31を受け入れられる形状
(寸法)に形成された大径部37bと、小径部37sと
大径部37bとの間に形成された、ボルト31を係止す
るための係止段部38とから構成されている。このボル
ト31による締めは、上側フレーム11と下側フレーム
13との間に引張力を生じさせる。なお、引張棒17a
は少なくとも1本あれば足りるが、本実施形態において
は、網体15の両端に各1本と、中央部に1本の合計3
本が設けられている。引張棒17aの本数を増減するの
であれば、網体15の大きさや強度等を考慮した上で行
うようにするとよい。
【0042】連結部の構成 ここで、図4及び5を参照しながら、連結部5について
説明する。連結部5は、後述する襠付支柱51の上端部
と上側フレーム11との間に形成される上側枢支構造6
1と、襠付支柱51の下端部と下側フレーム13との間
に形成される下側枢支構造63とにより構成されてい
る。以下、個々の部材について説明する。
【0043】襠付支柱の構成 上記記載から理解されるように、襠付支柱51は、上側
フレーム11の一端と下側フレーム13の一端との間に
配され、その上端部を上側枢支構造61により、その下
端部を下側枢支構造63により、それぞれ枢支され、こ
れにより、隣り合わせの枠体3,3が襠付支柱51に対
して正逆方向に回転運動するよう(回動するように)、
かつ、上側フレーム11と下側フレーム13に対して簡
単に取り付け取り外しできるよう(着脱自在)になって
いる。襠付支柱51は、上側フレーム11や下側フレー
ム13とデザインを合わせるために木製であって、隣り
合う枠体3,3の上側フレーム11,11(下側フレー
ム13,13)を重ね合わせた幅を吸収できるだけの
幅、より具体的には、一方と他方の枠体3,3の上側フ
レーム11,11に、枢支ピン7,7を差し込み、両枠
体3,3がが略平行になるまでこれらを回動させること
ができる程度の幅に形成されている。襠付支柱51の上
端面には、枢支ピン7,7を差し込むための上端凹部5
3,53が形成され、これらの枢支ピン7,7及び上端
凹部53,53と、上側フレーム11の高さ方向に形成
された貫通孔25,25とにより上側枢支構造61が形
成されている(図4参照)。
【0044】他方、図5に示すように、襠付支柱51の
下端面に形成された下側凹部55,55と、下側フレー
ム13,13の上端面から突き出す突出ピン35,35
とにより、下側枢支構造63が構成されている。下側枢
支構造63は、突出ピン35,35を下側凹部55,5
5に差し込むように襠付支柱51を上方から降ろすだけ
で組み立てることができるので、その取り扱いが極めて
簡単である。逆に、襠付支柱51を取り外すには、ま
ず、上側枢支構造61の枢支ピン7,7を引き抜いてか
ら、図2に仮想線で示すように襠付支柱51を傾けてか
ら引き上げることにより行えるようになっている。な
お、本実施形態の下側枢支構造63は、襠付支柱51に
下側凹部55が、下側フレーム13に突出ピン35が、
それぞれ形成されているが、これとは逆に、襠付支柱5
1に突出ピンを、下側フレーム13に凹部を、それぞれ
形成するようにしてもよい。
【0045】枢支ピンの構成 図4に基づいて、枢支ピン7の構成について説明する。
枢支ピン7は、上側フレーム11に形成された貫通孔2
5を介して襠付支柱51に形成された上側凹部53に差
し込むためのピン本体47と、ピン本体47の上端部に
形成されたヘッド部43と、ヘッド部43の下端部に形
成されたフランジ部45と、から構成されている。ヘッ
ド部43は、枢支ピン7を差し込んだり抜き取ったりす
る際に作業者が手で摘むためのものであり、フランジ部
45は、枢支ピン7が差し込まれたときに上端フレーム
11の上面に当接してピン本体45の差込長さを調整す
るためのものである。本実施形態におけるヘッド部43
は、作業者が手を痛めたりペットが怪我をしたりするこ
とのないように球状に形成されているが、これら以外の
形状であってもよい。
【0046】組立フェンスの折り畳み方法 図4乃至6を参照しながら、組立フェンスの折り畳み方
法について説明する。まず、何れかの枢支ピン7を上側
フレーム11から引き抜いて襠付支柱51を回動させて
枠体3の一端を開放する。その後、他の枠体3,3,3
を互い違いの方向に回動させて、図6に示すようにジグ
ザグに折り畳む。抜き取った枢支ピン7は、これを紛失
しないように、上側フレーム11の貫通孔25又は襠付
支柱51の上側凹部53に差し込んでおくとよい。これ
が、組立フェンス1の基本的な畳み方である。この畳み
方によれば、枠体3同士を略平行にすることができるの
で、枠体3,3間の隙間を必要最小限に抑えられるの
で、それだけコンパクトな折り畳みを実現することがで
きる。さらに、襠付支柱51が上側フレーム11から側
方に突き出ることがないので、この点でも組立フェンス
のコンパクト化に貢献する。また、隣り合う枠体3,3
のうち何れかの枢支ピン7を抜き、各枠体3をバラバラ
にする方法もある。この方法によれば、たとえば、収納
場所の関係から複数箇所に分けて収納する必要がある場
合や、変則的に積み重ねなければならない場合等にとて
も便利である。さらに、枢支ピン7を抜き取らずに組立
フェンス1を対角線の方向に押しつぶす方法もある。こ
の方法によれば、組立フェンスを僅かに移動させる場合
や、一時的に隅に寄せておきたいような場合等に好都合
である。
【0047】本実施形態の変形例 図8を参照しながら、本実施形態の変形例(以下、「本
変形例」という)について説明する。本変形例が本実施
形態と異なるのは、本実施形態の襠付支柱の代わりに本
変形例はヒンジ(平型蝶板)が用いられている点であ
る。具体的には、次のとおりである。本変形例に係る組
立フェンス91は、4個の枠体81,...を有し、こ
れらの枠体81,...は、各枠体の側端面8
3,...に取り付けられたヒンジ群85,...によ
り回動可能に相互連結されている。各枠体81に取り付
けるヒンジ85は、本変形例では2個としているが、枠
体81の高さに合わせて1個だけにしてもよいし3個以
上としてもよい。ヒンジ85は左右のヒンジ片87,8
7を含み、各ヒンジ片87は隣り合う枠体81,81の
側端面83,83の各々に取り付けられている。図8に
実線で示すのは、折り畳んだ状態の組立フェンス91で
ある。折り畳まれた状態の組立フェンス91は、ヒンジ
85,...の働きにより直列接続された2個の枠体8
1,81同士が略平行に位置するように構成されてい
る。想像線で示したのは、組み立てた状態の枠体91で
ある。図8から理解されるように、折り畳まれた組立フ
ェンス91は、組み立てたものに比べてコンパクト化し
ている。なお、各ヒンジ85は、これを一方のヒンジ片
87と、他方のヒンジ片87とに分離できるように構成
してもよい。そのように構成すれば、各枠体81を分離
できるので、よりコンパクト化することができる。
【0048】本実施形態の応用例 なお、本実施形態は、複数の枠体を有する組立フェンス
に係るものであるが、この枠体の構成は、組立フェンス
以外のフェンスにも応用することができる。すなわち、
前述した上側フレームと下側フレームとの間に網体を支
持する方法は、組立フェンスだけに限ることなく、固定
式のフェンスやペットケージの前面に取り付けられるフ
ェンス等にも応用することができる。係る構造を備える
フェンスは、突っ張り棒のボルトを外すだけで網体を外
すことができるので、分解が簡単であるし、逆に組立も
簡単である。
【0049】
【発明の効果】本発明に係る組立フェンスを使用する
と、折り畳んだときに嵩張らないので運搬や収納等のた
めに便利である。また、本発明に係るフェンスを使用す
ると、フェンスの組立と分解が簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係る組立フェンスの斜視図であ
る。
【図2】 枠体の正面図である。
【図3】 上側フレームの底面図及び下側フレームの平
面図である。
【図4】 上側枢支構造の拡大斜視図である。
【図5】 下側枢支構造の拡大斜視図である。
【図6】 組立フェンスを折り畳むときの状態を示す平
面図である。
【図7】 引張棒の部分拡大図である。
【図8】 本実施形態の変形例を示す平面図である。
【符号の簡単な説明】
1 組立フェンス 37 差込孔 3 枠体 37b 大径部 5 連結部 37s 小径部 7 枢支ピン 38 係止段部 11 上側フレーム 39 網体用凹
部 13 下側フレーム 41 係止孔 15 網体 43 ヘッド部 17 縦棒 45 フランジ
部 17a 引張棒 47 ピン本体 17b 突っ張り棒 51 襠付支柱 17f フック部 53 上側凹部 17k ネジ固定部 55 下側凹部 19 横棒 61 上側枢支
構造 23 係止ピン(係止部) 63 下側枢支
構造 25 貫通孔 81 枠体 27 フック用凹部 83 側端面 29 網体用凹部 85 ヒンジ 31 ボルト 87 ヒンジ片 35 突出ピン

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体群を連結部群により回動自在に連結
    して成る組立フェンスにおいて、 前記各連結部は、所定幅を有する襠付支柱を含み、 前記襠付支柱は、幅方向一端が一方の枠体に枢支され、
    かつ、幅方向他端が隣接する他方の枠体に枢支され、当
    該一方の枠体と当該他方の枠体を回動させたときに両枠
    体が略平行になるように構成されていることを特徴とす
    る組立フェンス。
  2. 【請求項2】 前記各枠体は、枠体上側に位置する上側
    フレームと枠体下側に位置する下側フレームとを含み、 前記襠付支柱は、前記上側フレームの一端と前記下側フ
    レームの一端との間に配されていることを特徴とする請
    求項1に記載した組立フェンス。
  3. 【請求項3】 少なくとも3個の前記枠体により環状に
    連結され、 前記3個の枠体間の襠付支柱のうち少なくとも1個の襠
    付支柱は、前記一方の枠体又は前記他方の枠体に対し着
    脱自在に取り付けられていることを特徴とする請求項1
    又は2に記載した組立フェンス。
  4. 【請求項4】 前記襠付支柱は、当該襠付支柱上端部と
    前記上側フレームとの間に形成された上側枢支構造とに
    より、当該襠付支柱下端部と前記下側フレームとの間に
    形成された下側枢支構造とにより、それぞれ枢支され、 前記上側枢支構造は、上側フレームの高さ方向に形成さ
    れた貫通孔と、前記襠付支柱上端面に形成された上側凹
    部と、当該上側フレーム上端から当該貫通孔を貫通して
    当該上側凹部に抜き取り可能に差し込まれる枢支ピン
    と、から構成され、 前記下側枢支構造は、前記枢支ピンを抜き取った後に前
    記下側フレームから前記襠付支柱を取り外せるように構
    成されていることを特徴とする請求項3に記載した組立
    フェンス。
  5. 【請求項5】 前記上側枢支構造は、前記上側フレーム
    高さ方向に貫通形成された貫通孔と、前記襠付支柱上端
    に形成された上側凹部と、当該上側貫通孔を貫通して当
    該上側凹部に差し込み可能に構成された枢支ピンと、に
    より構成されていることを特徴とする請求項4に記載し
    た組立フェンス。
  6. 【請求項6】 前記枢支ピンは、前記貫通孔を貫通して
    前記上側凹部に差し込むためのピン本体と、当該ピン本
    体の上端部に形成されたヘッド部と、当該ヘッド部の下
    端部に形成されたフランジ部と、から構成されているこ
    とを特徴とする請求項5に記載した組立フェンス。
  7. 【請求項7】 前記下側枢支構造は、前記下側フレーム
    上端面又は前記襠付支柱下端面から上方又は下方に突き
    出す突出ピンと、当該突出ピンを差し込めるように当該
    襠付支柱下端面又は当該下側フレーム上端面に形成され
    た下側凹部と、により構成されていることを特徴とする
    請求項5又は6に記載した組立フェンス。
  8. 【請求項8】 前記枠体は、前記上側フレームと前記下
    側フレーム間に所定間隔を空けて配される縦棒群と、当
    該縦棒を連結する少なくとも1本の横棒と、を含み、 前記縦棒群は、少なくとも1本の引張棒と当該引張棒以
    外の突っ張り棒群とから構成され、 前記引張棒は、前記上側フレームと前記下側フレームと
    を互いに引っ張るように、当該引張棒上端部が当該上側
    フレームに、かつ、当該引張棒下端部が当該下側フレー
    ムに、それぞれ取り付けられ、 前記突っ張り棒群は、各突っ張り棒の上端部が前記上側
    フレームの下端部に、かつ、各突っ張り棒の下端部が前
    記下側フレームの上端部に、それぞれ当接して前記引張
    棒の引張力に抗するように構成されていることを特徴と
    する請求項2乃至7の何れかに記載した組立フェンス。
  9. 【請求項9】 前記引っ張り棒は、その上端部に形成さ
    れたフック部と、その下端部に形成されたネジ固定部
    と、を備え、 前記フック部は、前記上側フレームに設けられた係止部
    に係止されるように構成され、 前記ネジ固定部は、前記下側フレームの高さ方向に貫通
    形成された差込孔に差し込まれた後に、ボルト固定され
    るように構成されていることを特徴とする請求項8に記
    載した組立フェンス。
  10. 【請求項10】 前記係止部は、前記上側フレームの前
    記下側フレーム側を刳り貫き形成したフック用凹部と、
    当該フック用凹部内に突き出る係止ピンと、を備え、 前記フック用凹部は前記フック部を受け入れうる形状
    に、かつ、前記係止ピンは前記フック部を引っかけられ
    る形状に、それぞれ形成されていることを特徴とする請
    求項9に記載した組立フェンス。
  11. 【請求項11】 前記差込孔は、係止段部を介して形成
    された小径部と大径部とから成り、 前記小径部は前記ネジ固定部を貫通可能な形状に形成さ
    れ、 前記大径部は前記ボルトを受け入れ可能な形状に形成さ
    れ、 前記係止段部は、前記ボルトを係止可能な形状に形成さ
    れていることを特徴とする請求項9又は10に記載した
    組立フェンス。
  12. 【請求項12】 前記引張棒は、前記枠体の両端部と中
    央部との3箇所に配されていることを特徴とする請求項
    8乃至11の何れかに記載した組立フェンス。
  13. 【請求項13】 前記上側フレーム及び前記下側フレー
    ムは、木製であることを特徴とする請求項2乃至12に
    記載した組立フェンス。
  14. 【請求項14】 上側フレームと下側フレームとの間に
    網体が支持されて成るフェンスにおいて、 前記網体は、前記上側フレームと前記下側フレーム間に
    所定間隔を空けて配される縦棒群と、当該縦棒を連結す
    る少なくとも1本の横棒と、を含み、 前記縦棒群は、少なくとも1本の引張棒と当該引張棒以
    外の突っ張り棒群とから構成され、 前記引張棒は、前記上側フレームと前記下側フレームと
    を互いに引っ張るように、当該引張棒上端部が当該上側
    フレームに、かつ、当該引張棒下端部が当該下側フレー
    ムに、それぞれ取り付けられ、 前記突っ張り棒群は、各突っ張り棒の上端部が前記上側
    フレームの下端部に、かつ、各突っ張り棒の下端部が前
    記下側フレームの上端部に、それぞれ当接して前記引張
    棒の引張力に抗するように構成されていることを特徴と
    するフェンス。
  15. 【請求項15】 前記引張棒上端部は前記上側フレーム
    に取り外し可能に固定されるとともに、前記引張棒下端
    部は前記下側フレームに取り外し可能にネジ固定され、 前記ネジの締付により前記引張力が生ずるように構成さ
    れていることを特徴とする請求項14に記載した組立フ
    ェンス。
  16. 【請求項16】 枠体群をヒンジ群により回動自在に連
    結して成る組立フェンスにおいて、 前記各ヒンジは、一方のヒンジ片と他方のヒンジ片とを
    備え、 一方の枠体と他方の枠体とを略平行に配置したとき隣接
    する当該一方の枠体の側端面に前記一方のヒンジ片が、
    当該他方の枠体の側端面に前記他方のヒンジ片が、それ
    ぞれ取り付けられていることを特徴とする組立フェン
    ス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008193958A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Bonbi:Kk ペット用ケージ
JP2009136254A (ja) * 2007-12-10 2009-06-25 Yamahisa:Kk ペット用サークル
CN111441648A (zh) * 2020-04-08 2020-07-24 台州宏丰建设有限公司 一种房建施工防护栏

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