JP2001207576A - パネル支持構造及び床レール - Google Patents

パネル支持構造及び床レール

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JP2001207576A
JP2001207576A JP2000016463A JP2000016463A JP2001207576A JP 2001207576 A JP2001207576 A JP 2001207576A JP 2000016463 A JP2000016463 A JP 2000016463A JP 2000016463 A JP2000016463 A JP 2000016463A JP 2001207576 A JP2001207576 A JP 2001207576A
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JP
Japan
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panel
piece
floor rail
floor
adjuster
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JP2000016463A
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English (en)
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Nobuko Ito
暢子 伊藤
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Comany Inc
Original Assignee
Comany Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 間仕切りパネルを支える支持構造であって、
巾木を使用せずに、しかも床面に対して垂直に起立する
アジャスターネジによりパネルを正しく支持することが
出来るパネル支持構造の提供。 【解決手段】 床レールの両側片3,3には支持片4,
4を一体成形し、この支持片4,4にピース7を係止す
ると共に、中央に設けたネジ穴に螺合して起立するアジ
ャスターネジ8の頭に10パネル9を載せ、パネル下端
部を側片3,3で挟み込んで支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は巾木を使用しない
で、床レールだけでパネルを正しく位置決めして支持す
る構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に間仕切り用のパネルは床面に敷設
した床レールと、適当な箇所に配置したアジャスター、
そして巾木の組合せでパネルを支持している。図4は従
来のパネル支持構造を示している具体例であるが、上部
を開口したコ型断面の床レール(イ)内にはアジャスター
(ロ)が配置されていて、巾木(ハ)はこのアジャスター
(ロ)の支持板(ニ)に載って床レール(ハ)を被覆してい
る。巾木(ハ)に載ったパネル(ホ)やスタッド(ヘ)の高さ
が適当でない場合にはアジャスター(ロ)のネジを調整す
ることが出来る。
【0003】このようにパネル(ホ)を支持するには、床
レール(イ)、アジャスター(ロ)、及び巾木(ハ)の組合せ
で構成されるが、部品点数が多いだけでなくパネル(ホ)
は巾木(ハ)上に載っているが、拘束されない為に位置ズ
レし、クリーンルームのような気密性が要求される場合
には適していない。
【0004】巾木を使用しないパネルの支持構造とし
て、特公昭63−14147号に係る「パネルと床の上
下調整連結装置」が知られている。この装置は巾木を使
用せず床レールの両側片の間にパネル下端部を挟み込ん
でアジャスターネジにより支える構造となっている。そ
してアジャスターネジは床レールに設けている両ネジ受
け突出片に挟まれ、ネジ受け突出片の内面に形成した小
さな凹凸と噛み合って螺合している。
【0005】このネジ受け突出片及び内面の凹凸は床レ
ールと共に一体成形される為に、長手方向に連続してい
る。従って小さな凹凸に噛み合って螺合するアジャスタ
ーネジは垂直に起立することが出来ず、パネルが載るこ
とで傾いてしまい、正しい高さで支持することが不可能
となる。勿論、高さ調整は容易でない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のパネ
ル支持構造には上記のごとき問題がある。本発明が解決
しようとする課題はこの問題点であり、巾木を使用せず
に、しかも床面に対して垂直に起立するアジャスターネ
ジによりパネルを正しく支持することが出来る支持構造
を提供する。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明のパネル支持構造は
コ型断面の床レールの上部を開口して床面に敷設し、垂
直に起立した床レールの両側片間にパネル下端部が嵌っ
て支持される。そして床レール側片には支持片が設けら
れ、この支持片にピースが係止し、該ピースにはアジャ
スターネジが螺合して垂直に起立している。パネルはこ
のアジャスターネジの頭に載って適当な高さに支持され
る。
【0008】ここで、支持片は床レールと共に一体成形
され、ピースは適度な長さの板材から成って、支持片に
係止することで適当な箇所に設けられる。そして気密性
が要求されるクリーンルーム等を構成する場合であれ
ば、床レール側片の上端とパネル面間に隙間が残らない
ようにシールされ、同じく床面と側片下端との間もシー
ルがなされる。以下、本発明に係る実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。
【0009】
【実施例】図1は本発明のパネル支持構造を構成する床
レール1の具体例である。該床レール1は底片2と両側
片3,3を垂直に起立したコ型断面の長尺材であり、側
片3,3の内側には2本の支持片4a,4b、4a,4
bが所定の間隔をおいて平行に形成されている。そして
側片3,3の上端には内側へ突出した当り部5,5が設
けられている。
【0010】ところで、この床レール1は床面に敷設さ
れ、両側片3,3間にはパネル下端部が嵌ってアジャス
ターネジによって支持される。図2は本発明のパネル支
持構造を示している断面図であり、両側片3,3の内側
に設けた支持片4a,4b間には溝6が形成され、この
溝6,6にピース7を嵌めることが出来る。溝6は床レ
ール全長にわたって形成され、その為にピース7は適当
な位置にスライドして配置することが出来、中央に設け
たネジ穴にはアジャスターネジ8が螺合して垂直に起立
している。
【0011】そしてパネル9はアジャスターネジ8の頭
10に載り、その下端部は両側片3,3に挟まれてい
る。側片3,3の上端内側には当り部5,5が突出して
パネル表面11,11に接し、当り部5,5の上部には
溝12,12が作られ、この溝12,12にシリコンシ
ール13,13が設けられている。勿論、シリコンシー
ル13,13はパネル表面11,11に密着して側片
3,3と表面11,11間に隙間が生じないようにして
いる。
【0012】同じように床面14と側片3,3間にもシ
リコンシール13,13が設けられていて、床レール1
と床面14間の隙間を無くしている。このようにシリコ
ンシール13を設けて隙間を無くすパネル支持構造は気
密性が要求されるクリーンルーム等が対象となるが、そ
の他一般的なパネル支持構造の場合であれば上記シール
は必要としない。
【0013】そして側片3,3の上端とパネル表面1
1,11間にシールを施す場合には、図2に示している
ように、上端内側に溝12,12を設けることでシリコ
ンシール13,13がパネル面11,11に大きく盛り
上がることなく、外観的に好ましい。また、シールする
際の作業が容易である。
【0014】図3はパネル下端部を挟む床レール1の側
片3,3を表わす別形態を示している。(a)は側片3,
3の上端部内側に凹溝を連続して形成し、この凹溝にシ
ール15,15を嵌着し、シール15,15はパネル表
面11,11に接している。(b)は側片3,3の上端を
内側に湾曲してその先端をパネル表面11,11に当接
している。この場合にはシールはなされていない為に、
側片3,3とパネル表面11,11間には僅かな隙間は
存在する。
【0015】一方、アジャスターネジ8は両側片3,3
に設けた支持片4a,4bに係止して取付けられるが、
必ずしも前記図1に示しているような溝6を形成する必
要はない。支持片4は床レール1と共に、押出し成形さ
れることから全長にわたって連続するが、この連続して
形成した1本の支持片4の適当な位置にピース7を置く
だけでもよい。
【0016】以上述べたように、本発明に係るパネル支
持構造は床レールの両側片に支持片を設け、この支持片
にピースを係止すると共に、ピースに形成したネジ穴に
螺合して起立したアジャスターネジにパネルを載せ、両
側片間にパネル下端部を挟み込んだものであり、次のよ
うな効果を得ることが出来る。
【0017】
【発明の効果】本発明のパネル支持構造は巾木を用いる
ことなく、床レールにアジャスターネジを取り付け、こ
のアジャスターネジにパネルを載せた構造であり、従来
の床レールと巾木、及びアジャスターの組み合わせによ
るパネル支持構造に比較して簡単であり、製作コストは
安くなる。そしてアジャスターネジは床レールと共に一
体押出し成形される支持片に係止するピースに取付けら
れるといった簡単な構造とし、アジャスターネジは安定
して起立する。一方、パネルの下端部は床レールの両側
片に挟まれて支持され、側片の上端に溝を形成すること
でパネル面との隙間を無くすシールは簡単に出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る床レールの実施例。
【図2】本発明のパネル支持構造。
【図3】床レールの側片とパネルとの関係。
【図4】従来のパネル支持構造。
【符号の説明】
1 床レール 2 底片 3 側片 4 支持片 5 当り部 6 溝 7 ピース 8 アジャスターネジ 9 パネル 10 頭 11 表面 12 溝 13 シリコンシール 14 床面 15 シール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床レール内に配置したアジャスターに載
    せて支持するパネル支持構造において、床レールの両側
    片には支持片を一体成形し、この支持片にピースを係止
    すると共に、中央に設けたネジ穴に螺合して垂直に起立
    したアジャスターネジの頭にはパネルを載せ、上記両側
    片にてパネル下端部を挟み込むことを特徴とするパネル
    支持構造。
  2. 【請求項2】 上記支持片は、側片の内側に溝を形成し
    て上下2本設け、この溝にピース側端を嵌めて係止した
    請求項1記載のパネル支持構造。
  3. 【請求項3】 上記床レールの側片上端内側に溝を形成
    し、この溝にシールを施してパネル表面との隙間を無く
    した請求項1、又は請求項2記載のパネル支持構造。
  4. 【請求項4】 床面に敷設されてパネル下端部が嵌って
    アジャスターにより適度な高さに支持する床レールにお
    いて、該床レールは上部を開口したコ型断面の長尺材で
    あって、底片の両側から起立する側片を有し、側片の内
    側にはアジャスターを支える支持片を突出して形成した
    ことを特徴とする床レール。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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