JP2001207200A - 高効率洗濯機における染料移動および発泡を制御する様に処方された漂白剤含有非水性洗剤 - Google Patents

高効率洗濯機における染料移動および発泡を制御する様に処方された漂白剤含有非水性洗剤

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JP2001207200A JP2000347958A JP2000347958A JP2001207200A JP 2001207200 A JP2001207200 A JP 2001207200A JP 2000347958 A JP2000347958 A JP 2000347958A JP 2000347958 A JP2000347958 A JP 2000347958A JP 2001207200 A JP2001207200 A JP 2001207200A
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ジョン、デイビス、アルケン、ザ、サード
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ミュラリー、サンパス
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ロナルド、アレン、スウィフト、ザ、セカンド
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    • C11D1/146Sulfuric acid esters
    • C11D2111/12

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 高効率洗濯機で使用した時に過剰の発泡無し
に、あるいは染料移動による布地損傷または他の有害な
布地表面損傷を引き起こさずに、優れた洗浄特性を与え
る液体洗濯洗剤製品を提供する。 【解決手段】 汚れた布地の洗濯方法であって、約40
〜約99重量%の界面活性剤含有非水性液相、約1〜約
50重量%の粒子状材料(該液相に実質的に不溶で、過
酸素漂白剤、漂白活性剤、有機洗剤ビルダー、無機アル
カリ度供給源およびそれらの組合せから選択)、染料移
動防止剤および発泡抑制剤を含んでなる非水性液体洗剤
組成物を含む洗濯水溶液と接触させる工程を含んでなる
方法。洗剤組成物は洗濯機中の水溶液に、2000 ppm
〜約10,000 ppmの濃度になる量で加え、約3ガロ
ン〜約8ガロンの水を使用して水溶液を形成し、布地と
水の重量比は約1:1〜約1:9で、布地は約8分間〜
約16分間洗濯される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非水性液体中に粒
子状材料を入れた安定した分散液の形態にあり、好まし
くは他の材料、例えば漂白剤および/または通常の洗剤
組成物助剤、も含む非水性液体洗剤製品で汚れた布地を
洗濯するための方法および製品に関する。
【0002】
【従来の技術】20世紀の終り頃には、工業化された国
々の事実上すべての消費者が自動衣類洗濯機を使用し、
繊細ではない布地および衣類製品を洗濯および洗浄して
いる。一般的に、その様な洗濯は、約5〜8ポンドの織
物を、約45ガロンの水を使用する上から装填する洗濯
機の中に入れて行なう。洗濯水溶液は、指定された量の
織物および体積の水に対して最良の結果を与える様に製
造業者により決められた量の洗剤を洗濯機に入れて形成
する。自動洗濯機の使用には、流しや洗濯容器中で手で
衣類を洗濯するよりも、より便利であり、より効果的で
あり、消費者の労力が少なくて済むという優位性があ
る。
【0003】しかし、この洗浄方法は、特に消費者がよ
り安価に操作できる様に改良できよう。その様な節約
は、その様な洗濯方法で使用する水の量を低減すること
により得られ、これによって同時に、最良の洗浄効果を
一般的に与える温水および熱湯洗濯サイクルに使用する
水溶液の加熱に必要なエネルギー量も低下する。この必
要性に応えるために、洗濯工程で使用する水量が少ない
(水量が従来の洗濯機より40%まで少ない)のみなら
ず、この水を従来の洗濯機よりも低い洗濯温度に加熱す
る、新しい「高効率」洗濯機が開発されている。これら
の新しい洗濯機は、洗浄される衣類の個々の装填量のコ
ストが下がるので、既存の技術より大幅に改良されてい
る。その様な機械は、従来の洗濯機よりも短い時間で洗
濯サイクルを完了するので、消費者が洗濯すべき衣類に
かける時間が短縮される。
【0004】しかし、現在市販されている洗剤製品は、
これらの新しく開発された低水量洗濯方式で最も効果的
に機能する様にはなっておらず、消費者がこれらの洗濯
洗剤製品を新しい高効率洗濯機に使用すると、好ましく
ない結果になることがある。従来の洗剤製品は、比較的
大量の洗濯水溶液に加える様に設計されているので、高
効率洗濯機に使用すると、これらの洗剤製品は過剰量の
気泡を生じ、洗濯工程の質を下げ、消費者には美感的に
受け入れられない。さらに、高効率洗濯機で見られる様
な濃縮された洗濯溶液では、染料移動の抑制が特に困難
である。同様に、高効率洗濯機に使用される高度に濃縮
された洗濯溶液のために、上から装填する洗濯機におけ
る様な希釈された洗濯水溶液濃度では一般的に観察され
ない現象である、布地から布地への直接染料移動(「ク
ロッキング」)が起こることがある。さらに、「高効
率」洗濯工程は、一般的に低い洗浄温度(40℃未満)
で行なわれるため、(特に汚れの除去で)優れた洗浄性
能を得るには、従来の洗剤製品で一般的に使用しない、
別の洗浄助剤、例えば漂白剤および漂白系、を使用する
必要がある。
【0005】上記のことから、低水量、低温洗濯工程で
使用した時に発泡および染料移動を効果的に抑制するの
みならず、漂白剤および活性剤の様な洗剤組成物成分の
使用により優れた洗浄結果ももたらす洗濯洗剤製品を処
方することが常に必要とされている。
【0006】さらに、上記の利点を、液体形態の洗剤組
成物中に取り入れることも望ましい。液体洗濯洗剤製品
は、乾燥、粉末または粒子状の洗濯洗剤製品に対して多
くの優位性を有する。液体洗濯洗剤製品は、容易に計量
でき、洗濯水に迅速に溶解し、粉塵を発生せず、洗濯す
べき衣類の上の汚れた区域に濃縮された溶液または分散
液を容易に塗布することができ、通常、貯蔵に必要な空
間が顆粒状製品よりも少ない。この様に、液体洗濯洗剤
は、顆粒状洗濯洗剤よりも使用し易いと一般的に考えら
れているので、消費者に非常に好まれている。
【0007】しかし、液体洗濯洗剤には、顆粒状製品中
では互いに相容性がある洗濯洗剤組成物成分が、液体
(特に水性液体)環境では互いに相互作用または反応す
る傾向があるという欠点がある。酵素、界面活性剤、香
料、増白剤、溶剤および特に漂白剤および漂白活性剤の
様な成分は、妥当な組成物安定性を持って液体洗濯洗剤
製品中に配合するのが特に困難である場合がある。
【0008】そのため、本発明の別の利点は、高効率洗
濯機向けに特に設計されているのみならず、漂白剤およ
び活性剤を含む物理的に安定した処方物でもある液体洗
濯洗剤組成物を提供することである。液体洗濯洗剤製品
の化学的相容性および安定性を強化するための一方法
は、非水性(または無水)液体洗濯洗剤製品を処方する
ことであった。一般的に、非水性液体洗濯洗剤組成物成
分の化学的安定性は、洗濯洗剤組成物中の水の量が減少
するにつれて増加する。その上、液体洗濯洗剤組成物中
の水の量を最少に抑えることにより、組成物の界面活性
剤の活性を最大にすることができる。しかし、非水性液
体洗剤には、一般的に大量の非イオン系界面活性剤を含
む様に処方されるので、ほとんどの水性液体洗剤よりも
洗浄pHが高くなるという別の問題がある。これらの高
いpHでは、ほとんどの洗剤製品に本来見られる染料移
動特性が抑制される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のことから、「高
効率」洗濯機で使用した時に、過剰の発泡無しに、ある
いは染料移動による布地損傷または他の有害な布地表面
損傷を引き起こさずに、優れた洗浄特性を与える液体洗
濯洗剤製品を処方することが常に求められている。
【0010】
【課題を解決するための手段】ここで、優れた洗浄特性
を与える安定した漂白剤および漂白活性剤の系を含み、
高効率洗濯機で使用するのに好適な液体洗濯洗剤組成物
を製造できることが分かった。特に、液体全体に分散さ
せた、固体で、実質的に不溶な粒子状材料(少なくとも
1種の漂白剤および漂白活性剤を含む)の安定した懸濁
液を含んでなる非水性液体洗剤製品を製造することによ
り、様々な洗剤成分(特に漂白系)を含む安定した液体
洗濯洗剤製品を形成できることが分かった。さらに、洗
剤組成物に染料移動防止剤並びに発泡抑制剤を配合する
ことにより、従来の洗剤組成物から生じる様な過剰の発
泡や染料移動を引き起こさずに、高効率洗濯機に使用す
ることができる。
【0011】本発明の第一の態様では、非水性液体洗濯
組成物を汚れた布地の洗濯方法に使用するが、該方法
は、非水性液体洗剤組成物を含む洗濯水溶液に布地を接
触させる工程を含んでなり、該洗剤組成物は該水溶液中
で2000 ppm〜約10,000 ppmの濃度になる量で
使用される。水溶液は、体積約3ガロン〜約8ガロンの
水で形成し、洗浄すべき布地は、布地と水の重量比が約
1:1〜約1:9になる様に加え、該布地は約8分間〜
約16分間洗濯される。本発明のこの態様で使用する非
水性液体洗剤は、組成物の約40〜約99重量%の界面
活性剤含有非水性液相および組成物の約1〜約50重量
%の粒子状材料(該粒子状材料は、該液相に実質的に不
溶であり、過酸素漂白剤、漂白活性剤、有機洗剤ビルダ
ー、無機アルカリ度供給源およびそれらの組合せから選
択される)を含んでなり、その際、漂白活性剤と過酸素
漂白剤の重量比は洗剤組成物中約0.3:1〜約5:1
である。さらに、この態様における洗剤組成物は、液相
または粒子状材料中に、染料移動防止剤および発泡抑制
剤の両方を含むことが不可欠である。
【0012】本発明の第二の態様では、上記の方法を使
用するが、異なった低発泡性界面活性剤混合物を使用す
る。液体洗濯洗剤は、組成物の約40〜約99重量%の
界面活性剤含有非水性液相、組成物の約1〜約50重量
%の粒子状材料(該粒子状材料は、該液相に実質的に不
溶であり、過酸素漂白剤、漂白活性剤、有機洗剤ビルダ
ー、無機アルカリ度供給源およびそれらの組合せから選
択される)(その際、漂白活性剤と過酸素漂白剤の重量
比は洗剤組成物中約0.3:1〜約5:1である)、組
成物の約0.02〜約1.00重量%の染料移動防止
剤、および組成物の約0.02〜約4.00重量%の発
泡抑制剤を含んでなる。この第二の態様では、界面活性
剤含有非水性液相中の界面活性剤は、非イオン系界面活
性剤、第2級(2,3)アルキルサルフェート界面活性
剤、中鎖分岐界面活性剤およびそれらの混合物からなる
群から選択される。この態様では、発泡抑制剤および消
泡剤を所望により使用するが、不可欠ではない。本発明
のこの態様でこれらの材料が存在する場合、これらの材
料低はレベルで使用することが多い。
【0013】他に指示がない限り、ここで使用する部
数、百分率および比率はすべて重量百分率で表示する。
引用する文献はすべて、関連する部分でここに参考とし
て含める。
【0014】
【発明の実施の形態】定義 ここで使用する用語「非水性」または「無水」は、同義
語として使用し、どちらも含水量が約5%未満である液
体を意味する。
【0015】ここで使用する「低水量洗浄方法」は、市
販洗濯機のすべてのサイクルで使用する洗濯および濯ぎ
水の総量が30ガロン以下、好ましくは25ガロン未満
である洗濯方法を意味し、これらの方法では、洗剤濃度
が約2,000 ppm〜約10,000 ppmである。さら
に、低水量洗浄方法は、布地と水の比が約1:1〜約
1:9、水量が約3〜約8ガロン、洗浄時間が約8〜約
16分間であることをさらに特徴とする。その様な方法
に使用する水は、一般的に温度が40℃未満であるが、
所望により、より高温の水も使用できる。
【0016】ここで使用する「染料移動防止剤の有効
量」は、組成物中の染料移動防止剤の量が、その組成物
で洗濯される布地の、ある布地から他の布地へ、直接ま
たは洗浄溶液の媒体を通して、染料が移動することによ
り生じる顕著な変色を阻止するのに十分であることを意
味する。
【0017】ここで使用する「発泡抑制剤の有効量」
は、組成物中の発泡抑制剤の量が、低水量洗浄方法の際
に、一般的な消費者が望む量を著しく超える量の気泡形
成を阻止するのに十分であることを意味する。
【0018】本発明の液体洗濯洗剤組成物は、界面活性
剤含有非水性液相中に分散させた、固体で、実質的に不
溶な粒子状材料(少なくとも1種の漂白剤および漂白活
性剤を含む)の安定した懸濁液を含んでなる非水性液体
洗剤組成物を含んでなる。液相および不溶粒子状材料の
成分を以下により詳細に説明する。(他に指示がない限
り、濃度および比率は重量で表示する)界面活性剤含有液相 界面活性剤を含む非水性液相は、一般的に本洗剤組成物
の約40〜約99重量%を構成する。より好ましくは、
この液相は界面活性剤で構造化され、組成物の約52〜
約98.9重量%を構成する。最も好ましくは、この非
水性液相は本組成物の約55〜70重量%を構成する。
その様な界面活性剤含有液相は、密度が約0.6〜1.
4g/cc、より好ましくは約0.9〜1.3g/ccであるこ
とが多い。本洗剤組成物の液相は、好ましくは1種以上
の非水性有機希釈剤から形成され、その中に、界面活性
剤構造化剤を混合する。
【0019】(a)−非水性有機希釈剤 本洗剤組成物の液相の主要成分は、1種以上の非水性有
機希釈剤を含んでなる。本発明で使用する非水性有機希
釈剤は、表面活性の、すなわち界面活性剤液体でもよい
し、あるいは、ここで非水性溶剤と呼ぶ非水性の非界面
活性剤液体でもよい。ここで使用する用語「溶剤」は、
本組成物の界面活性剤ではない非水性液体部分を意味す
る。本組成物の必須成分および/または所望により使用
する成分の中には、「溶剤」含有液相中に実際に溶解し
得るものもあれば、「溶剤」含有液相中に分散した粒子
状材料として存在するものもある。従って、用語「溶
剤」は、溶剤材料が、そこに加えられた洗剤組成物成分
のすべてを実際に溶解し得ることを必ずしも意味しな
い。
【0020】非水性液体希釈剤成分は、一般的に約50
%〜100%、より好ましくは約50%〜80%、最も
好ましくは約55%〜75%、の構造化された、界面活
性剤含有液相を含んでなる。好ましくは、本組成物の液
相、すなわち非水性液体希釈剤成分、は、非水性液体界
面活性剤および界面活性剤ではない非水性溶剤の両方を
含んでなる。
【0021】i)非水性界面活性剤液体 本組成物の液相を形成するのに使用できる好適な種類の
非水性界面活性剤液体には、アルコキシル化アルコー
ル、エチレンオキシド(EO)−プロピレンオキシド
(PO)ブロック重合体、ポリヒドロキシ脂肪酸アミ
ド、アルキル多糖、等が挙げられる。その様な通常は液
体の界面活性剤は、HLBが10〜16である界面活性
剤である。最も好ましい界面活性剤液体は、アルコール
アルコキシレート非イオン系界面活性剤である。
【0022】アルコールアルコキシレートは、下記の一
般式に対応する材料である。
【0023】R(C2mO)OH 式中、RはC〜C16アルキル基であり、mは2〜
4であり、nは約2〜12である。好ましくは、R
は、第1級または第2級でよく、約9〜15、より好
ましくは約10〜14個の炭素原子を含むアルキル基で
ある。好ましくは、アルコキシル化脂肪アルコールは、
分子1個あたり約2〜12個のエチレンオキシド部分、
より好ましくは分子1個あたり約3〜10個のエチレン
オキシド部分を含むエトキシル化材料である。
【0024】液相に有用なアルコキシル化脂肪アルコー
ル材料は、親水性−親油性バランス(HLB)が約3〜
17であることが多い。より好ましくは、この材料のH
LBは約6〜15、最も好ましくは約8〜15である。
【0025】本組成物の非水性液相中で、または非水性
液相として有用な脂肪アルコールアルコキシレートの例
は、12〜15個の炭素原子を有するアルコールから製
造され、約7モルのエチレンオキシドを含む材料を包含
する。その様な材料は、Shell Chemical CompanyからNe
odol 25-7、Neodol 23-5およびNeodol 23-6.5の商品名
で市販されている。他の有用なNeodolには、アルキル鎖
中に平均11個の炭素原子を有し、約5モルのエチレン
オキシドを含むNeodol 11-5、約9モルのエチレンオキ
シドを含むエトキシル化第1級C12〜C13アルコー
ルであるNeodol23-9、および約10モルのエチレンオキ
シドを含むエトキシル化C〜C11第1級アルコール
であるNeodol 91-10が挙げられる。この種のアルコール
エトキシレートは、Shell Chemical CompanyからDobano
lの商品名でも市販されている。Dobanol 91-5は、平均
5モルのエチレンオキシドを含むエトキシル化C〜C
11脂肪アルコールであり、Dobanol 25-7は、脂肪アル
コール1モルあたり平均7モルのエチレンオキシドを含
むエトキシル化C12〜C15脂肪アルコールである。
【0026】好適なエトキシル化アルコールの他の例は
Tergitol 15-S-7およびTergitol 15-S-9を包含するが、
両方共、直鎖第2級アルコールエトキシレートであり、
Union Carbide Corporationから市販されている。前者
は7モルのエチレンオキシドを含むC11〜C15直鎖
第2級アルカノールの混合エトキシル化生成物であり、
後者は類似の製品であるが、9モルのエチレンオキシド
と反応させてある。
【0027】本組成物に有用な他の種類のアルコールエ
トキシレートは高分子量非イオン系物質、例えばNeodol
45-11、であり、これらの物質は類似の高級脂肪アルコ
ールのエチレンオキシド縮合生成物であり、高級脂肪ア
ルコールは14〜15個の炭素原子を有し、1モルあた
りのエチレンオキシド基の数は約11である。その様な
製品もShell Chemical Companyから市販されている。
【0028】アルコールアルコキシレート非イオン系界
面活性剤を本洗剤組成物の非水性液相の一部として使用
する場合、その材料は、組成物の構造化された液相の約
1%〜60%の程度で存在するのが好ましい。より好ま
しくは、アルコールアルコキシレート成分は、構造化さ
れた液相の約5%〜40%を構成する。最も好ましく
は、アルコールアルコキシレート成分は、洗剤組成物の
構造化された液相の約5%〜35%を構成する。アルコ
ールアルコキシレートを液相中でこれらの濃度で使用す
ることは、組成物全体の約1〜60重量%、より好まし
くは約2〜40重量%、最も好ましくは約5〜25重量
%、のアルコールアルコキシレート濃度に相当する。
【0029】本発明で使用できる別の種類の非水性界面
活性剤液体は、エチレンオキシド(EO)−プロピレン
オキシド(PO)ブロック重合体である。この種の材料
は、Pluronicの商品名で市販されている、良く知られて
いる非イオン系界面活性剤である。これらの材料は、エ
チレンオキシド部分のブロックをポリプロピレングリコ
ール鎖の末端に付加し、得られるブロック重合体の表面
活性を調節することにより製造される。この種のEO−
POブロック重合体非イオン系材料は、Davidsohn and
Milwidsky、Synthetic Detergents, 7th Ed.、Longman
Scientific andTechnical (1987)の34〜36頁および
189〜191頁、および米国特許第2,674,61
9号および第2,677,700号に詳細に記載されて
いる。これらのすべての文献をここに参考として含め
る。これらのPluronic型非イオン系界面活性剤は、本洗
剤組成物の液相に分散させる粒子状材料に対して効果的
な分散剤としても作用すると考えられる。
【0030】本発明の組成物に有用な別の種類の非水性
界面活性剤液体は、ポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活
性剤である。非イオン系界面活性剤のこの種の材料は、
下記の式に従う材料である。
【0031】 式中、RはC9−17アルキルまたはアルケニルであ
り、pは1〜6であり、Zは還元糖に由来するグリシチ
ルまたはそのアルコキシル化誘導体である。その様な材
料はC12〜C18N−メチルグルカミドを包含する。
その例は、N−メチルN−1−デオキシグルシチルココ
アミドおよびN−メチルN−1−デオキシグルシチルオ
レアミドである。ポリヒドロキシ脂肪酸アミドの製造方
法は、公知であり、例えばここにその開示を参考として
含めるWilsonの米国特許第2,965,576号および
Schwartzの米国特許第2,703,798号に記載され
ている。材料自体およびそれらの製造については、Hons
aの米国特許第5,174,937号、1992年12
月26日発行、にも詳細に記載されているが、この特許
もここに参考として含める。
【0032】本発明の好ましい界面活性剤で構造化され
た非水性液相における総液体界面活性剤の量は、他の組
成物成分の種類および量により、および所望の組成物特
性により決定される。一般的に、液体界面活性剤は、本
組成物の非水性液相の約35%〜70%を構成すること
ができる。より好ましくは、液体界面活性剤は、非水性
の構造化された液相の約50%〜65%を構成する。こ
れは、組成物全体の約15〜70重量%、より好ましく
は約20〜50重量%、の非水性液体界面活性剤濃度に
相当する。
【0033】低発泡性界面活性剤、例えば分子のヒドロ
カルビル「骨格」に沿って不規則に分布したサルフェー
ト部分を有する材料である従来の第2級アルキルサルフ
ェート界面活性剤、も本発明で使用するのに好適であ
る。その様な材料は下記の構造により表される。
【0034】CH(CH(CHOSO
)(CHCH 式中、mおよびnは2以上の整数であり、m+nの合計
は典型的には約9〜15であり、Mは水溶性を付与する
陽イオン、例えばアルカリ金属、アンモニウム、アルカ
ノールアンモニウム、アルカリ土類金属、等である。ナ
トリウムは、Mとして使用し、水溶性(2,3)アルキ
ルサルフェートを製造するのに典型的であるが、エタノ
ールアンモニウム、ジエタノールアンモニウム、トリエ
タノールアンモニウム、カリウム、アンモニウム、等も
使用できる。これらの選択された第2級(2,3)アル
キルサルフェート界面活性剤は、ここに参考として含め
る、審査中の出願、Todd E. Wichmann、「Granular Dete
rgent Composition Containing Secondary (2,3) Alkyl
Sulfate Surfactant and a Bleach/Bleach Activator
System」、第08/972,703号、1997年11
月18日提出、により具体的に開示されている。
【0035】他の好適な低発泡性界面活性剤は、中鎖分
岐界面活性剤であり、これは平均で14.5個を超える
炭素原子を有する中鎖分岐第1級アルキルサルフェート
界面活性剤および中鎖分岐第1級アルキルアルコキシル
化サルフェート界面活性剤である。中鎖分岐界面活性剤
は下記の式を有する。
【0036】A−X−B 式中、(a)Aは、疎水性のC〜C22鎖、好まし
くは約C12〜約C18中鎖分岐アルキル部分であり、
(1)8〜21個の炭素原子を有する最も長い炭素直鎖
が−X−B部分に付加しており、(2)この最も長い炭
素直鎖から1個以上のC〜Cアルキル部分が分岐し
ており、(3)分岐アルキル部分の少なくとも1個は、
−X−B部分に付加している炭素#1から数えて2位置
の炭素から、末端炭素から2個の炭素を引いた位置ω−
2炭素までの範囲内の位置で、最も長い炭素直鎖の炭素
に直接付加しており、(4)界面活性剤組成物は、上記
式中のA−X部分の炭素原子の平均総数が14.5を
超え、約18まで、好ましくは約15〜約17までであ
り、(b)Bは、サルフェート、スルホネート、アミン
オキシド、ポリオキシアルキレン、アルコキシル化サル
フェート、ポリヒドロキシ部分、リン酸エステル、グリ
セロールスルホネート、ポリグルコネート、ポリリン酸
エステル、ホスホネート、スルホスクシネート、スルホ
サッカミネート、ポリアルコキシル化カルボキシレー
ト、グルカミド、タウリネート、サルコシネート、グリ
シネート、イセチオネート、ジアルカノールアミド、モ
ノアルカノールアミド、モノアルカノールアミドサルフ
ェート、ジグリコールアミド、ジグリコールアミドサル
フェート、グリセロールエステル、グリセロールエステ
ルサルフェート、グリセロールエーテル、グリセロール
エーテルサルフェート、ポリグリセロールエーテル、ポ
リグリセロールエーテルサルフェート、ソルビタンエス
テル、ポリアルコキシル化ソルビタンエステル、アンモ
ニオアルカンスルホネート、アミドプロピルベタイン、
アルキル化第4級物質(quats) 、アルキル化/ポリヒド
ロキシアルキル化第4級物質、アルキル化第4級物質、
アルキル化/ポリヒドロキシル化オキシプロピル第4級
物質、イミダゾリン、2−イル−スクシネート、スルホ
ン化アルキルエステル、およびスルホン化脂肪酸から選
択された親水性部分であり、(c)Xは−(CH
−である。中鎖分岐界面活性剤は、ここに参考として含
める審査中の出願、Malcolm Dodd et al.「Processes fo
r Making a Granular Detergent Composition Containi
ng Mid-Chain BranchedSurfactants」、P & G Case No.
6869P、第60/061,876号、1997年10が
10日提出、により詳細に記載されている。非イオン系
界面活性剤も一般的に低発泡性界面活性剤である。
【0037】ii)非界面活性剤非水性有機溶剤 本洗剤組成物の液相は、1種以上の、非界面活性剤非水
性有機溶剤も含んでなることができる。その様な非界面
活性剤非水性液体は、好ましくは低極性液体である。本
発明の目的には、「低極性」液体とは、本組成物に使用
される粒子状材料、すなわち過酸素漂白剤、過ホウ酸ナ
トリウムまたは過炭酸ナトリウム、の1種を溶解させる
傾向が、あるにしても、非常に低い液体である。従っ
て、比較的極性の高い溶剤、例えばエタノール、は使用
しない方が好ましい。本発明の非水性液体洗剤組成物に
有用な種類の低極性溶剤には、非ビシナルC〜C
ルキレングリコール、アルキレングリコールモノ低級ア
ルキルエーテル、低分子量ポリエチレングリコール、低
分子量メチルエステルおよびアミド、等、が挙げられ
る。 本組成物に使用する好ましい種類の非水性低極性
溶剤は、非ビシナルC〜C分岐鎖または直鎖アルキ
レングリコールを含んでなる。この種の材料には、ヘキ
シレングリコール(4−メチル−2,4−ペンタンジオ
ール)、1,6−ヘキサンジオール、1,3−ブチレン
グリコールおよび1,4−ブチレングリコールが挙げら
れる。ヘキシレングリコールが最も好ましい。
【0038】ここで使用するのに好ましい別の種類の非
水性低極性溶剤は、モノ−、ジ−、トリ−、またはテト
ラ−C〜CアルキレングリコールモノC〜C
ルキルエーテルを含んでなる。その様な化合物の具体例
には、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、テト
ラエチレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレ
ングリコールモノエチルエーテル、およびジプロピレン
グリコールモノブチルエーテルが挙げられる。ジエチレ
ングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコ
ールモノブチルエーテルおよびブトキシ−プロポキシ−
プロパノール(BPP)が特に好ましい。この種類の化
合物はDowanol、CarbitolおよびCellosolveの商品名で
市販されている。
【0039】ここで有用な別の好ましい種類の非水性低
極性有機溶剤は、低分子量ポリエチレングリコール(P
EG)を含んでなる。その様な材料は、分子量が少なく
とも約150である材料である。分子量が約200〜6
00のPEGが最も好ましい。 さらに他の種類の好ま
しい非極性で非水性の溶剤は低分子量メチルエステルを
含んでなる。その様な材料は、一般式R−C(O)−
OCHを有し、Rが1〜約18の材料である。好適
な低分子量メチルエステルの例には、酢酸メチル、プロ
ピオン酸メチル、オクタン酸メチル、およびドデカン酸
メチルが挙げられる。 無論、使用する非水性の、一般
的に低極性の、非界面活性剤有機溶剤は、本液体洗剤組
成物に使用する他の組成物成分、例えば漂白剤および/
または活性剤、と相容性があるべきであり、反応性を有
するべきではない。その様な溶剤成分は、好ましくは液
相の約1〜70重量%の量で使用する。より好ましく
は、非水性で低極性の非界面活性剤溶剤は、組成物の構
造化された液相の約10〜60重量%、最も好ましくは
約20〜50重量%を構成する。非界面活性剤溶剤を液
相中にこれらの濃度で使用することは、組成物全体にお
ける非界面活性剤溶剤の濃度約1〜50重量%、より好
ましくは約5〜40重量%、最も好ましくは約10〜3
0重量%に相当する。
【0040】iii)界面活性剤と非界面活性剤溶剤の混合
非水性界面活性剤液体および非水性の非界面活性剤溶剤
の両方を使用する系では、構造化された、界面活性剤含
有液相中の、界面活性剤と非界面活性剤液体の比、例え
ばアルコールアルコキシレートと低極性溶剤の比、を使
用し、最終的に形成される洗剤組成物のレオロジー特性
を変えることができる。一般的に、界面活性剤液体と界
面活性剤ではない有機溶剤の重量比は、約50:1〜
1:50である。より好ましくは、この比は約3:1〜
1:3、最も好ましくは約2:1〜1:2である。
【0041】(b)界面活性剤構造化剤 本発明の洗剤組成物の非水性液相は、上記の非水性有機
液体希釈剤を、一般的に(必ずではない)本洗剤組成物
の非水性液相に構造を付与する様に選択された界面活性
剤と組み合わせることにより、製造される。構造化する
界面活性剤は、陰イオン系、非イオン系、陽イオン系、
および/または両性の界面活性剤でよい。有機変性クレ
ーおよび/または重合体も、本発明の非水性洗剤組成物
の構造化に使用できる。
【0042】好ましい構造化界面活性剤は、陰イオン系
界面活性剤、例えばアルキルサルフェート、アルキルポ
リアルキレートサルフェートおよび直鎖アルキルベンゼ
ンスルホネート、である。本洗剤組成物に構造化剤とし
て所望により加えることができる別の一般的な種類の陰
イオン系界面活性剤材料は、カルボキシレート型陰イオ
ン系物質を含んでなる。カルボキシレート型陰イオン系
物質は、C10〜C アルキルアルコキシカルボキシ
レート(特にEO1〜5エトキシカルボキシレート)お
よびC10〜C18サルコシネート、特にオレオイルサ
ルコシネート、を包含する。さらに他の一般的な種類
の、構造化剤として使用できる陰イオン系界面活性剤物
質は、他のスルホン化陰イオン系界面活性剤、例えばC
〜C18パラフィンスルホネートおよびC〜C18
オレフィンスルホネート、を含んでなる。構造化する陰
イオン系界面活性剤は、一般的に本組成物の約1〜30
重量%を構成する。
【0043】上記の様に、好ましい種類の構造化陰イオ
ン系界面活性剤は、第1級または第2級アルキルサルフ
ェート陰イオン系界面活性剤を含んでなる。その様な界
面活性剤は、高級C〜C20脂肪アルコールの硫酸化
により製造される。
【0044】従来の第1級アルキルサルフェート界面活
性剤は下記の一般式を有する。
【0045】ROSO 式中、Rは典型的には直鎖C〜C20ヒドロカルビル
基であり、これは直鎖でも分岐鎖でもよく、Mは水溶性
を付与する陽イオンである。好ましくは、RはC
10−14アルキルであり、Mはアルカリ金属である。
最も好ましくは、Rは約C12であり、Mはナトリウム
である。
【0046】従来の第2級アルキルサルフェートも、本
組成物の液相の構造化陰イオン系界面活性剤として使用
できる。
【0047】使用する場合、アルキルサルフェートは一
般的に組成物の約1〜30重量%、より好ましくは約5
〜25重量%を構成する。アルキルサルフェート、過酸
素漂白剤、および漂白活性剤を含む非水性液体洗剤組成
物は、Kong-Chan et al.の国際出願第WO96/100
73号、1996年4月4日公開、に詳細に記載されて
いるが、この出願をここに参考として含める。
【0048】所望により本非水性洗浄組成物に構造化剤
として添加できる別の好ましい種類の陰イオン系界面活
性剤材料は、アルキルポリアルコキシレートサルフェー
トを含んでなる。アルキルポリアルコキシレートサルフ
ェートは、アルコキシル化アルキルサルフェートまたは
アルキルエーテルサルフェートとも呼ばれる。その様な
材料は下記の式に対応する材料である。
【0049】R−O−(C2mO)−SOM 式中、RはC10〜C22アルキル基であり、mは2
〜4であり、nは約1〜15であり、Mは塩形成陽イオ
ンである。好ましくは、RはC12〜C18アルキル
であり、mは2であり、nは約1〜10であり、Mはナ
トリウム、カリウム、アンモニウム、アルキルアンモニ
ウムまたはアルカノールアンモニウムである。最も好ま
しくは、RはC12〜C16であり、mは2であり、
nは約1〜6であり、Mはナトリウムである。アンモニ
ウム、アルキルアンモニウムおよびアルカノールアンモ
ニウム対イオンは、過酸素漂白剤との非相容性のため
に、本組成物に使用するのは避けた方が好ましい。
【0050】使用する場合、アルキルポリアルコキシレ
ートサルフェートも、一般的に組成物の約1〜30重量
%、より好ましくは約5〜25重量%を構成する。アル
キルポリアルコキシレートサルフェートをポリヒドロキ
シ脂肪酸アミドとの組合せで含む非水性液体洗剤組成物
は、Boutique et al.、PCT出願第PCT/US96
/04223号に詳細に記載されているが、その出願を
ここに参考として含める。
【0051】本組成物で構造化剤として使用するのに最
も好ましい種類の陰イオン系界面活性剤は、直鎖アルキ
ルベンゼンスルホネート(LAS)界面活性剤を含んで
なる。特に、その様なLAS界面活性剤は、本発明の非
水性液体洗剤組成物に配合するのに特に有用な、特殊な
型の陰イオン系界面活性剤含有粉末に処方することがで
きる。その様な粉末は2つの異なった相を含んでなる。
これらの相の一方は、本組成物に使用する非水性有機液
体希釈剤に不溶であり、もう一方の相は非水性有機液体
に可溶である。本発明の好ましい組成物の非水性液相に
分散し得るのは、この好ましい陰イオン系界面活性剤含
有粉末の不溶相であり、この不溶相が、凝集した小粒子
の網目構造を形成し、その網目構造により、最終製品
が、他の追加固体粒子状材料を組成物中に安定して分散
させることができる。
【0052】好適な界面活性剤、およびその様な界面活
性剤の製造方法は、ここに参考として含める審査中の出
願、Jay I. Kahn et al.の「Preparation of Nonaqueou
s, Particulate-Containing Liquid Detergent Composi
tions with Surfactant-Structured Liquid Phase」、P
& G Case No. 6150、第09/202,964号、19
98年12月23日提出、にさらに記載されている。
【0053】(d)発泡抑制剤 本発明では、洗剤組成物の濃度が高いために、発泡抑制
剤が特に重要である。「高濃度洗浄法」における発泡抑
制剤の使用は、米国特許第4,489,455号および
第4,489,574号に詳細に記載されている。発泡
抑制剤は、典型的には組成物の約0.01〜約4.00
重量%、好ましくは約0.01〜約1.50重量%、よ
り好ましくは約0.06〜約0.60重量%を構成す
る。
【0054】非常に様々な物質を発泡抑制剤として使用
することができ、発泡抑制剤は当業者には良く知られて
いる。例えば、Kirk Othmer のEncyclopedia of Chemic
al Technology 、第3版、7巻、430〜447頁(Joh
n Wiley & Sons, Inc., 1979)参照。特に重要な発泡抑
制剤の一群は、モノカルボキシル脂肪酸およびその可溶
性塩である。米国特許第2,954,347号、196
0年9月27日、Wayne St. Johnに発行、参照。発泡抑
制剤として使用されるモノカルボキシル脂肪酸およびそ
の塩は、典型的には10〜約24個、好ましくは12〜
18個の炭素原子を有するヒドロカルビル鎖を有する。
好適な塩には、アルカリ金属塩、例えばナトリウム、カ
リウム、およびリチウム塩、およびアンモニアおよびア
ルカノールアンモニア塩、が挙げられる。
【0055】本洗剤組成物は、非界面活性剤系発泡抑制
剤も含むことができる。これらの材料には、例えば高分
子量炭化水素、N−アルキル化アミノトリアジン、モノ
ステアリルホスフェート、シリコーン発泡抑制剤、第2
級アルコール(例えば2−アルキルアルカノール)およ
びその様なアルコールとシリコーン油の混合物、が挙げ
られる。炭化水素発泡抑制剤は、例えば米国特許第4,
265,779号、1981年5月5日にGandolfo et
al.に発行、に記載されている。シリコーン発泡抑制剤
は、この分野で良く知られており、例えば米国特許第
4,265,779号、1981年5月5日にGandolfo
et al.に発行、およびヨーロッパ特許出願第8930
7851.9号、1990年2月7日にStarch, M.S.
により提出、に記載されている。アルコールとシリコー
ン油の混合物は、米国特許第4,798,679号、第
4,075,118号、およびヨーロッパ特許第15
0,872号に記載されている。
【0056】上記の発泡抑制剤のすべてに関する他の例
は、ここに参考として含めるP & GCase No. 7332Pを有
するthe Patent Cooperationの下で提出された「Hydroph
ilicIndex for Aqueous, Liquid Laundry Detergent Co
mpositions containing LAS」と題するPramod K. Reddy
の同時継続特許出願、1998年11月6日提出、第6
0/107,477号、に記載されている。
【0057】ここで使用するのに好ましい粒子状発泡抑
制剤は、シリコーン消泡化合物、有機材料、および担体
材料を含み、その担体の上にシリコーン消泡化合物およ
び有機材料が担持されている。担体材料は、好ましくは
天然デンプンまたはゼオライトである。シリコーン消泡
化合物は、ポリジオルガノシロキサン、固体シリカおよ
びそれらの混合物からなる群から選択される。好ましく
は有機材料は、(a)少なくとも1種の、12〜20個
の炭素原子を含む炭素鎖を有する脂肪酸(該有機材料
は、融点が45℃〜80℃であり、水に不溶である)、
(b)少なくとも1種の、12〜20個の炭素原子を含
む炭素鎖を有する脂肪アルコール(該有機材料は、融点
が45℃〜80℃であり、水に不溶である)、(c)そ
れぞれ12〜20個の炭素原子を含む炭素鎖を有する、
少なくとも1種の脂肪酸と1種の脂肪アルコールの混合
物(該有機材料は、融点が45℃〜80℃であり、水に
不溶である)、(d)融点が50℃〜85℃であり、グ
リセロールと、12〜20個の炭素原子を含む炭素鎖を
有する脂肪酸のモノエステルを含んでなる有機材料、お
よび(e)分散性重合体、およびそれらの混合物から選
択される。
【0058】好ましくは、分散性重合体は、アクリル酸
およびマレイン酸の共重合体、ポリアクリレートおよび
それらの混合物からなる群から選択される。
【0059】使用可能な、この分野で公知のシリコーン
発泡抑制剤は、例えば米国特許第4,265,779
号、1981年5月5日にGandolfo et al.に発行、お
よびヨーロッパ特許出願第89307851.9号、1
990年2月7日にStarch, M.S.により公開、に記載さ
れている。顆粒状洗剤組成物におけるシリコーン消泡剤
および発泡抑制剤は、米国特許第3,933,672
号、Bartolotta et al. および米国特許第4,652,
392号、Baginski et al.、1987年3月24日発
行、に開示されている。ここで使用する代表的なシリコ
ーン系発泡抑制剤は、実質的に、(a)ポリジメチルシ
ロキサン液体、粘度25℃で約20cs.〜約1,500c
s.、(b)(a)100重量部あたり約5〜約50部
の、(CHSiO1/ 単位からなり、SiO
単位と(CHSiO1/2単位の比約0.6:1
〜約1.2:1のシロキサン樹脂、および(c)(a)
100重量部あたり約1〜約20部の固体シリカゲルか
らなる。
【0060】本発明で使用するのに好適な他の発泡抑制
剤は、米国特許第5,762,647号、1998年6
月9日、Brown et al.に発行、に詳細に記載されてい
る。
【0061】染料移動防止剤 本発明の組成物は、洗浄操作の際にある布地から別の布
地への染料移動を阻止するのに有効な1種以上の材料も
含むことができる。これらの材料は、非水性界面活性剤
含有液相または固体の粒子状材料の中に含むことができ
る。
【0062】一般的に、その様な染料移動防止剤には、
ポリビニルピロリドン重合体、ポリアミンN−オキシド
重合体、N−ビニルピロリドンとN−ビニルイミダゾー
ルの共重合体、マンガンフタロシアニン、ペルオキシダ
ーゼ、およびそれらの混合物が挙げられる。これらの材
料は、典型的には組成物の約0.02〜1.00重量
%、好ましくは0.02〜0.50重量%、より好まし
くは0.05〜0.2重量%を構成する。
【0063】より詳しくは、ここで使用するのに好適な
ポリアミンN−オキシド重合体は、下記の構造式を有す
る単位を含む。
【0064】R−A−P 式中、Pは重合可能な単位であり、そこにN−O基が付
加し得るか、またはN−O基が重合可能な単位の一部を
形成するか、またはN−O基が両方の単位に付加するこ
とができ、Aは構造−NC(O)、−C(O)O−、−
S−、−O−、−N=の一つであり、xは0または1で
あり、Rは脂肪族、エトキシル化脂肪族、芳香族、複素
環式または脂環式基またはそれらの組合せであり、そこ
にN−O基の窒素が付加し得るか、またはN−O基の窒
素がこれらの基の一部である。好ましいポリアミンN−
オキシドは、Rが複素環式基、例えばピリジン、ピロー
ル、イミダゾール、ピロリジン、ピペリジンおよびそれ
らの誘導体である物質である。
【0065】N−O基は下記の一般構造で表される。
【0066】 式中、R、R、およびRは脂肪族基、芳香族、複
素環式または脂環式基またはそれらの組合せであり、
x、yおよびzは0または1であり、N−O基の窒素が
付加するか、または上記の基の一部を形成することがで
きる。ポリアミンN−オキシドのアミンオキシド単位は
pKa<10、好ましくはpKa<7、より好ましくは
pKa<6を有する。
【0067】形成されるアミンオキシド重合体が水溶性
であり、染料移動防止特性を有する限り、どの様な重合
体骨格でも使用することができる。好適な重合体骨格の
例は、ポリビニル、ポリアルキレン、ポリエステル、ポ
リエーテル、ポリアミド、ポリイミド、ポリアクリレー
トおよびそれらの混合物である。これらの重合体は、ラ
ンダムまたはブロック共重合体を含み、その際、一方の
モノマーがアミンN−オキシドであり、他方のモノマー
がN−オキシドである。アミンN−オキシド重合体は、
典型的にはアミンとアミンN−オキシドの比が10:1
〜1:1,000,000である。しかし、ポリアミン
オキシド重合体中に存在するアミンオキシド基の数は、
適切な共重合により、または適切なN−酸化の程度によ
り変えることができる。ポリアミンオキシドはほとんど
すべての重合度で得ることができる。典型的には、平均
分子量が500〜1,000,000、より好ましくは
1,000〜500,000、最も好ましくは5,00
0〜100,000である。
【0068】本洗剤組成物に使用できる最も好ましいポ
リアミンN−オキシドは、平均分子量が約50,000
であり、アミンとアミンN−オキシドの比が約1:4で
あるポリ(4−ビニルピリジン−N−オキシド)であ
る。この好ましい種類の材料は「PVNO」と呼ばれ
る。
【0069】他の好適な染料移動防止剤は、ここに参考
として含める米国特許第5,466,802号、199
5年11月14日にPanandiker et al.に発行、に記載
されている。
【0070】無論、他の、通常の光学増白剤の型の化合
物を、所望により本組成物に使用し、真の染料移動防止
効果ではなく、従来の布地の「明るさ」の利点を得るこ
とができる。その様な使用は一般的であり、洗剤の処方
者には良く知られている。
【0071】固体粒子状材料 界面活性剤含有液相に加えて、本非水性洗剤組成物は、
好ましくは約1〜50重量%、より好ましくは約29〜
44重量%の、液相中に分散および懸濁された、他の固
相粒子状材料も含んでなる。一般的に、その様な粒子状
材料は、大きさが約0.1〜1500μm、より好まし
くは約0.1〜900μmである。最も好ましくは、そ
の様な材料は大きさが約5〜200μmである。
【0072】ここで使用する他の粒子状材料は、粒子状
形態で組成物の非水性液相中に実質的に不溶である1種
以上の洗剤組成物成分を含んでなることができる。その
様な材料には、過酸素漂白剤、漂白活性剤、有機洗剤ビ
ルダー、無機アルカリ度供給源、およびそれらの混合物
が挙げられる。使用可能な粒子状材料の種類を以下に詳
細に説明するが、ある種の材料は粒子状成分の中に、ま
たは界面活性剤含有非水性液相の中に含むことができ
る。例えば、界面活性剤構造化剤は、液体またはペース
ト界面活性剤を、陰イオン系界面活性剤含有粉末と共に
混合することにより形成され、この陰イオン系界面活性
剤含有粉末の一部は、混合が完了した時に、液相に不溶
のままであってもよい。この様に、界面活性剤は、本発
明では固相および液相の両方に存在することができる。
ある成分がどちらの相に含まれていてもよい場合には、
それを記載してある。
【0073】好ましい実施態様では、粒子状材料は染料
移動防止剤PVNO(上記の詳細な説明参照)、アルミ
ノケイ酸塩洗剤ビルダー、並びに他の少量の粒子状成分
を含んでなる。
【0074】(a)漂白剤と所望により使用する漂白活
性剤 本洗剤組成物に使用できる最も好ましい種類の粒子状材
料は、過酸素漂白剤の粒子を含んでなる。その様な過酸
素漂白剤は、無機系でも有機系でもよい。無機過酸素漂
白剤は、漂白活性剤との組合せで使用することが多い。
【0075】有用な有機過酸素漂白剤は、過カルボン酸
漂白剤およびそれらの塩を包含する。この種の材料の好
例には、モノペルオキシフタル酸マグネシウム六水和
物、メタクロロ過安息香酸のマグネシウム塩、4−ノニ
ルアミノ−4−オキソペルオキシ酪酸およびジペルオキ
シドデカンジオン酸が挙げられる。その様な漂白剤は米
国特許第4,483,781号、Hartmann、1984年
11月20日発行、ヨーロッパ特許出願第EP−A−1
33,354号、Banks et al.、1985年2月20日
公開、および米国特許第4,412,934号、Chung
et al.、1983年11月1日発行、に開示されてい
る。非常に好ましい漂白剤は、米国特許第4,634,
551号、187年1月6日Burns et al.に発行、に記
載されている6−ノニルアミノ−6−オキソペルオキシ
カプロン酸(NAPAA)も包含する。 無機過酸素漂
白剤も粒子状形態で本洗剤組成物に使用できる。実際、
無機漂白剤が好ましい。その様な無機過酸素化合物は、
アルカリ金属の過ホウ酸塩および過炭酸塩材料を包含
し、過炭酸塩が最も好ましい。例えば、過ホウ酸ナトリ
ウム(例えば一または四水和物)を使用できる。好適な
無機漂白剤には、ナトリウムまたはカリウムの炭酸塩過
酸化水素化物および同等の「過炭酸塩」漂白剤、ピロリ
ン酸ナトリウム過酸化水素化物、尿素過酸化水素化物、
および過酸化ナトリウムが挙げられる。過硫酸塩漂白剤
(例えばDuPontにより商業的に製造されているOXONE)
も使用できる。無機過酸素漂白剤は、ケイ酸塩、ホウ酸
塩、硫酸塩または水溶性界面活性剤で被覆することが多
い。例えば、被覆された過炭酸塩粒子は、FMC、Solvay
Interox、Tokai DenkaおよびDegussaのような幾つかの
商業的供給源から入手できる。
【0076】無機過酸素漂白剤、例えば過ホウ酸塩、過
炭酸塩、等は、それぞれ対応する過酸の水溶液をその場
で(すなわち本組成物を布地洗濯/漂白に使用する際
に)形成する漂白活性剤と組み合わせるのが好ましい。
活性剤の各種の非限定的な例が米国特許第4,915,
854号、1990年4月10日Mao et al.に発行、お
よび米国特許第4,412,934号、1983年11
月1日Chung et al.に発行、に記載されている。ノナノ
イルオキシベンゼンスルホネート(NOBS)およびテ
トラアセチルエチレンジアミン(TAED)活性剤が典
型的である。それらの混合物も使用できる。ここで有用
な他の典型的な漂白剤および活性剤に関しては、前に挙
げた米国特許第4,634,551号も参照。
【0077】他の有用なアミドに由来する漂白活性剤
は、どちらもここに参考として含める、米国特許第5,
891,838号、1999年4月6日Angell et al.
に発行、および、「Non-aqueous, Liquid Detergent Com
positions Containing Gasified Particulate Matter」
と題するDiane Parryの審査中の同時継続出願、P & G C
ase No. 7173P、第60/088,170号、1998
年6月5日提出、に記載されている。
【0078】過酸素漂白剤を、追加粒子状材料の全部ま
たは一部として使用する場合、一般的に組成物の約1〜
30重量%を構成する。より好ましくは、過酸素漂白剤
は組成物の約1〜20重量%を構成する。最も好ましく
は、過酸素漂白剤は組成物の約5〜20重量%の量で存
在する。使用する場合、漂白活性剤は、組成物の約0.
5〜20重量%、より好ましくは約3〜10重量%を構
成する。活性剤は、漂白剤と活性剤のモル比が約1:1
〜10:1、より好ましくは約1.5:1〜5:1にな
る様に使用する。
【0079】(b)遷移金属漂白剤触媒 本非水性液体洗剤組成物中に分散させることができる別
の種類の粒子状材料は、布地表面上の汚れや染の触媒作
用による酸化を促進する遷移金属漂白剤触媒を含んでな
る。その様な化合物は、触媒として有効な量、好ましく
は洗濯洗剤組成物の約1 ppb〜約99.9%、より一般
的には約0.001 ppm〜約40%、好ましくは約0.
05 ppm〜約500 ppm(ここで「ppb」 は10億分の1
重量部を表し、「ppm」 は100万分の1重量部を表す)
で存在する。遷移金属漂白剤触媒は、Mn(II)、Mn(I
II) 、Mn(IV)、Mn(V) 、Fe(II)、Fe(III) 、F
e(IV)、Co(I) 、Co(II)、Co(III) 、Ni(I) 、
Ni(II)、Ni(III) 、Cu(I) 、Cu(II)、Cu(II
I) 、Cr(II)、Cr(III) 、Cr(IV)、Cr(V) 、C
r(VI)、V(III) 、V(IV)、V(V) 、Mo(IV)、Mo
(V) 、Mo(VI)、W(IV)、W(V) 、W(VI)、Pd(II)、
Ru(II)、Ru(III) 、およびRu(IV)からなる群から
選択された遷移金属が、大多環状剛性配位子、好ましく
はクロス−ブリッジした大多環状配位子と配位し、少な
くとも4個の供与体原子を有し、その中の少なくとも2
個がブリッジヘッド供与体原子である錯体を含んでな
る。これらの触媒は、ここに参考として含める、「Catal
ysts and Methods for Catalytic Oxidation」と題するD
aryle H. Busch et al.の審査中の同時継続出願、P & G
CaseNo. 6524P、第60/040,629号、に記載さ
れている。
【0080】(c)有機ビルダー材料 本発明の非水性液体洗剤組成物中に分散させることがで
きる別の種類の粒子状材料は、本組成物を洗濯/漂白に
使用する際に直面する、カルシウムまたは他のイオン、
水硬度の影響に対抗する有機洗剤ビルダー材料を含んで
なる。その様な材料の例には、アルカリ金属のクエン酸
塩、コハク酸塩、マロン酸塩、脂肪酸、カルボキシルー
メチルコハク酸塩、カルボン酸塩、ポリカルボン酸塩お
よびポリアセチルカルボン酸塩が挙げられる。具体例に
は、オキシジコハク酸、メリト酸、ベンゼンポリカルボ
ン酸およびクエン酸のナトリウム、カリウムおよびリチ
ウム塩が挙げられる。他の例には、有機ホスホネート型
金属イオン封鎖剤、例えばMonsantoからDequest の商品
名で市販されている材料およびアルカンヒドロキシホス
ホネートがある。クエン酸塩が非常に好ましい。
【0081】他の好適な有機ビルダーには、ビルダー特
性を有することが分かっている高分子量重合体および共
重合体がある。例えば、その様な材料には、好適なポリ
アクリル酸、ポリマレイン酸、およびポリアクリル酸/
ポリマレイン酸共重合体およびそれらの塩、例えばBASF
からSokalan の商品名で販売されている、分子量が約
5,000〜100,000の材料、が挙げられる。
【0082】別の好適な種類の有機ビルダーは、高級脂
肪酸の水溶性塩、すなわち「セッケン」を含んでなる。
これらの材料には、アルカリ金属セッケン、例えば約8
〜約24個の炭素原子を含む、好ましくは約12〜約1
8個の炭素原子を含む高級脂肪酸のナトリウム、カリウ
ム、アンモニウム、およびアルキロールアンモニウム塩
が挙げられる。セッケンは、油脂を直接けん化するか、
または遊離脂肪酸の中和により製造することができる。
ココナッツ油およびタロウに由来する脂肪酸の混合物の
ナトリウムおよびカリウム塩、すなわちナトリウムまた
はカリウムタロウおよびココナッツセッケンが特に有用
である。
【0083】他の粒子状材料の全部または一部として使
用する場合、不溶性の有機洗剤ビルダーは、一般的に本
組成物の約2〜20重量%を構成することができる。よ
り好ましくは、その様なビルダー材料は組成物の約4〜
10重量%を構成することができる。
【0084】(d)無機アルカリ度供給源 本発明の非水性液体洗剤組成物中に分散させることがで
きる別の種類の粒子状材料は、その様な組成物から形成
される洗浄水溶液に一般的にアルカリ性を付与するのに
役立つ材料を含むことができる。その様な材料は、洗剤
ビルダーとして、すなわち洗剤性能に対する水硬度の悪
影響に対抗する材料として作用することも、しないこと
もある。
【0085】好適なアルカリ度供給源の例には、水溶性
のアルカリ金属の炭酸塩、重炭酸塩、ホウ酸塩、ケイ酸
塩およびメタケイ酸塩が挙げられる。生態学的理由から
好ましくはないが、水溶性リン酸塩もアルカリ度供給源
として使用することができる。これらの材料には、アル
カリ金属のピロリン酸塩、オルトリン酸塩、ポリリン酸
塩およびホスホン酸塩が挙げられる。これらのアルカリ
度供給源すべての中で、アルカリ金属炭酸塩、例えば炭
酸ナトリウム、が最も好ましい。
【0086】アルカリ度供給源は、水和し得る塩の形態
にある場合、本発明の非水性液体洗剤組成物中で乾燥剤
としても使用できる。乾燥剤でもあるアルカリ度供給源
の存在により、水により失活し易いことがある過酸素漂
白剤の様な組成物成分を化学的に安定化させるという利
点が得られることもある。
【0087】他の粒子状材料成分の全部または一部とし
て使用する場合、アルカリ度供給源は、一般的に本組成
物の約1〜25重量%を構成することができる。より好
ましくは、アルカリ度供給源は組成物の約2〜15重量
%を構成することができる。その様な材料は、水溶性で
あるが、本発明の非水性洗剤組成物には一般的に不溶性
である。
【0088】他の所望により使用する組成物成分 先に記載した組成物の液相および固相成分に加えて、本
洗剤組成物は、様々な他の所望により使用する成分を含
むことができ、また、それらの成分を含むのが好まし
い。その様な所望により使用する成分は液体または固体
の形態でよい。所望により使用する成分は、液相中に溶
解させるか、または液相中に細かい粒子または滴の形態
で分散させることができる。本組成物に所望により使用
することができる他の幾つかの材料を以下に、より詳細
に説明する。
【0089】(a)所望により使用する無機洗剤ビルダ
本発明の洗剤組成物は、所望により、上に挙げた、アル
カリ度供給源としても機能する材料の他に、1種以上の
無機洗剤ビルダーも含むことができる。その様な所望に
より使用する無機ビルダーは、例えばゼオライトの様な
アルミノケイ酸塩を包含することができる。アルミノケ
イ酸塩ゼオライト、およびそれらの洗剤ビルダーとして
の使用は、ここにその開示を参考として含めるCorkill
et al.の米国特許第4,605,509号、1986年
8月12日発行、に、より詳細に記載されている。結晶
性層状ケイ酸塩、例えばこの米国特許第4,605,5
09号に記載されている様な材料、も本洗剤組成物に好
適である。使用する場合、所望により使用する無機洗剤
ビルダーは、本組成物の約2〜15重量%を占めること
ができる。
【0090】(b)所望により使用する酵素 本発明の洗剤組成物は、所望により1種以上の洗剤酵素
も含むことができる。その様な酵素は、プロテアーゼ、
アミラーゼ、セルラーゼおよびリパーゼを包含すること
ができる。その様な材料はこの分野では公知であり、市
販されている。これらの材料は本発明の非水性液体洗剤
組成物中に懸濁液、「marumes」 または「プリル」の形態
で配合することができる。他の好適な種類の酵素は、非
イオン系界面活性剤中の酵素スラリーの形態にある物
質、例えばNovo Nordiskから「SL」の商品名で市販さ
れている酵素、またはNovo Nordiskから「LDP」の商
品名で市販されているマイクロカプセル収容された酵素
を含んでなる。
【0091】通常の酵素プリルの形態で本組成物に加え
る酵素は、ここで使用するのに特に好ましい。その様な
プリルは、大きさが一般的に約100〜1,000μ
m、より好ましくは約200〜800μmであり、組成
物の非水性液相全体に分散される。本発明の組成物中の
プリルは、他の酵素形態と比較して、酵素活性を長期間
保持することに関して特に望ましい酵素安定性を示すこ
とが分かった。そのため、酵素プリルを使用する組成物
は、酵素を水性液体洗剤中に配合する時に頻繁に使用し
なければならない様な従来の酵素安定剤を含む必要がな
い。
【0092】使用する場合、酵素は本発明の非水性液体
洗剤組成物中に、組成物1グラムあたり重量で10mgま
で、より一般的には約0.01mg〜約5mg、の活性酵素
を与えるのに十分な量で配合する。言い換えれば、本発
明の非水性液体洗剤組成物は、典型的には約0.001
〜5重量%、好ましくは約0.01〜1重量%市販の酵
素製剤を含んでなる。例えば、プロテアーゼ酵素は通
常、その様な市販の製剤中に、組成物1グラムあたり
0.005〜0.1Anson 単位(AU)の活性を与える
のに十分な量で存在する。
【0093】(c)所望により使用するキレート化剤 本発明の洗剤組成物は、所望により、本非水性洗剤組成
物中で金属イオン、例えば鉄および/またはマンガン、
をキレート化するのに役立つキレート化剤も含むことが
できる。その様なキレート化剤は、組成物中の、過酸素
漂白剤の様な組成物成分を失活させる傾向がある金属不
純物と錯体形成する。有用なキレート化剤には、アミノ
カルボン酸塩、ホスホン酸塩、アミノホスホン酸塩、多
官能置換された芳香族キレート化剤およびそれらの混合
物が挙げられる。
【0094】所望により使用するキレート化剤として有
用なアミノカルボン酸塩には、エチレンジアミンテトラ
酢酸塩、N−ヒドロキシエチル−エチレン−ジアミント
リ酢酸塩、ニトリロトリ酢酸塩、エチレン−ジアミンテ
トラプロピオン酸塩、トリエチレンテトラアミンヘキサ
酢酸塩、ジエチレントリアミンペンタ酢酸塩、エチレン
ジアミンジコハク酸塩およびエタノールジグリシンが挙
げられる。これらの材料のアルカリ金属塩が好ましい。
【0095】洗剤組成物中に少なくとも低レベルの総リ
ンが許容される場合、アミノホスホン酸塩も、本発明の
組成物に使用するのに好適であり、DEQUEST としてエチ
レンジアミンテトラキス(メチレン−ホスホネート)を
含む。好ましくは、これらのアミノホスホン酸塩は、約
6個を超える炭素原子を有するアルキルまたはアルケニ
ル基を含まない。
【0096】好ましいキレート化剤には、ヒドロキシエ
チル−ジホスホン酸(HEDP)、ジエチレントリアミ
ンペンタ酢酸(DTPA)、エチレンジアミンジコハク
酸(EDDS)およびジピコリン酸(DPA)およびそ
れらの塩が挙げられる。キレート化剤は、無論、本発明
の組成物を布地の洗濯/漂白に使用する際の洗剤ビルダ
ーとしても作用し得る。使用する場合、キレート化剤
は、本組成物の約0.1〜4重量%を構成することがで
きる。より好ましくは、キレート化剤は、本洗剤組成物
の約0.2〜2重量%を構成する。
【0097】(d)追加の布地保護剤 染料移動防止剤に加えて、本発明は、布地保護特性を与
える追加の試剤をさらに含んでなる。上記の様に、本発
明で使用する洗濯水溶液中の高濃度の洗剤組成物が衣類
や布地を損傷することがあるので、これらの追加試剤が
必要になることがある。
【0098】そこで、本発明は、洗濯製品を使用して洗
濯する布地や織物の繊維と会合し、洗濯される布地/織
物の外観が低下する傾向を少なくする、または最少に抑
える材料を洗濯製品に加えることができる。無論、その
様な洗剤組成物製品添加剤はすべて、洗濯製品の、その
意図する機能を果たす能力を過度に損なわずに、布地の
外観および一体性に寄与すべきである。その様な布地の
外観特性は、例えば洗濯した布地の全体的な外観の向
上、形成される毛球や綿毛の減少、色褪せに対する保
護、耐摩耗性の改善、等が含まれる。
【0099】本洗剤組成物に使用する他の好適な布地保
護剤には、染料保守重合体がある。その様な重合体の一
例は、下記のイミダゾール−エピクロロヒドリンの付加
物である。
【0100】
【化1】 (理想化された構造)この材料は、イミダゾールとエピ
クロロヒドリンの比が1.36:1である。他の染料保
守重合体並びに染料保守パラメータ試験は、ここに参考
として含める、「Laundry Detergent Compositions with
a Cationically Charged Dye Maintenance Polymer」と
題するRajan K. Panandiker et al.の審査中の同時継続
出願、P & G Case No. 7488P、第60/126,074
号、1999年3月25日提出、に記載されている。上
記の様に、これらの染料保守重合体は、色の保護に加え
て、布地の全体的な保護特性を与える。
【0101】本洗剤組成物に使用する他の好適な布地保
護剤は、疎水的に変性したセルロース系重合体またはオ
リゴマーであり、ここに参考として含める「Laundry Det
ergent Compositions with A Combination Of Cyclic A
mine Based Polymers And Hydrophobically Modified C
arboxy Methyl Cellulose」と題するPanandiker et al.
の審査中の同時継続出願、P & G Case No. 7292P2、第
60/126,074号、1999年8月10日提出、
に記載されている。
【0102】(e)所望により使用する増粘剤、粘度調
整剤および/または分散剤 本発明の洗剤組成物は所望により、組成物の、その固体
粒子状成分を懸濁液中に維持する能力を強化する、重合
体状材料も含むことができる。その様な材料は、例えば
増粘剤、粘度調整剤および/または分散剤として作用す
ることができる。その様な材料は、重合体状ポリカルボ
キシレートであることが多いが、重合体状材料、例えば
ポリビニルピロリドン(PVP)またはポリアミド樹
脂、を包含することができる。
【0103】重合体状ポリカルボキシレート材料は、好
適な不飽和モノマーを、好ましくはそれらの酸形態で、
重合または共重合させることにより、製造できる。重合
により好適な重合体状ポリカルボキシレートを形成でき
る不飽和単量体状の酸には、アクリル酸、マレイン酸
(または無水マレイン酸)、フマル酸、イタコン酸、ア
コニット酸、メサコン酸、シトラコン酸およびメチレン
マロン酸が挙げられる。ここで使用する重合体状ポリカ
ルボキシレート中に、カルボキシレート基を含まない単
量体状断片、例えばビニルメチルエーテル、スチレン、
エチレン、等、が存在することは、その様な断片が重合
体の約40重量%を超える部分を構成しない限り、好適
である。
【0104】特に好適な重合体状ポリカルボキシレート
は、アクリル酸から誘導することができる。ここで有用
なその様なアクリル酸系重合体は、重合したアクリル酸
の水溶性塩である。その様な酸形態にある重合体の平均
分子量は、好ましくは約2,000〜100,000、
より好ましくは約2,000〜10,000、さらに好
ましくは約4,000〜7,000、最も好ましくは約
4,000〜5,000である。その様なアクリル酸重
合体の水溶性塩は、例えばアルカリ金属塩を包含するこ
とができる。この種の可溶性重合体は、公知の材料であ
る。この種のポリアクリレートの洗剤組成物における使
用は、例えばDiehl の米国特許第3,308,067
号、1967年3月7日発行、に開示されている。その
様な材料は、ビルダー機能も果たすことができる。
【0105】増粘剤、粘度調整剤および/または分散剤
として使用するのに好適な他の重合体状材料には、ひま
し油誘導体、ポリウレタン誘導体、およびポリエチレン
グリコールの重合体がある。
【0106】液体洗剤組成物の粘度およびレオロジー的
挙動に対して非常に好ましい影響を及ぼすことが分かっ
ている特殊なヒドロトロピー剤も、本発明に使用するの
に好適である。これらのヒドロトロピー剤は、少なくと
も5、好ましくは6個の脂肪族炭素原子により互いに分
離された2個の極性基を有し、粘性の薄層相の形成を阻
止する。ヒドロトロピー剤に含むのに好適な極性基の例
は、ヒドロキシルおよびカルボキシルイオンである。特
に好ましいヒドロトロピー剤は、1,4シクロヘキサン
ジメタノール、1,6ヘキサンジオール、および1,7
ヘプタンジオールである。これらの有機分子、または少
なくとも5、好ましくは6個の脂肪族炭素原子により互
いに分離された2個の極性基からなるヒドロトロピー剤
分子の混合物も使用できる。これらのヒドロトロピー剤
は、「Detergent Compositions Comprising Improved Hy
drotropes」と題するJean-Paul Boutique et al.の審査
中の同時継続出願、P & G Case No. 7694P2、1999
年8月23日提出、に記載されている。
【0107】使用する場合、所望により使用する増粘
剤、粘度調整剤および/または分散剤は、本組成物中に
約0.1〜4重量%の量で存在する。より好ましくは、
その様な材料は、本洗剤組成物の約0.1〜2重量%を
構成することができる。
【0108】(f)所望により使用する粘土汚れ除去/
再付着防止剤 本発明の組成物は、所望により、粘土汚れ除去および再
付着防止特性を有する水溶性エトキシル化アミンも含む
ことができる。使用する場合、汚れ除去材料は本組成物
の約0.01〜約5重量%を構成することができる。
【0109】最も好ましい汚れ除去および再付着防止剤
は、エトキシル化テトラエチレンペンタミンである。代
表的なエトキシル化アミンはさらに、米国特許第4,5
97,898号、VanderMeer、1986年7月1日発
行、に記載されている。別の群の好ましい粘土汚れ除去
−再付着防止剤は、ヨーロッパ特許出願第111,96
5号、OhおよびGosselink 、1984年6月27日公
開、に記載されている陽イオン系化合物である。使用可
能な他の粘土汚れ除去/再付着防止剤は、ヨーロッパ特
許出願第111,984号、Gosselink 、1984年6
月27日公開、に記載されているエトキシル化アミン重
合体、ヨーロッパ特許出願第112,592号、Gossel
ink 、1984年7月4日公開、に記載されている双生
イオン系重合体、および米国特許第4,548,744
号、Connor、1985年10月22日発行、に記載され
ているアミンオキシドである。この分野で公知の他の粘
土汚れ除去および/または再付着防止剤も本組成物で使
用できる。別の種類の好ましい再付着防止剤はカルボキ
シメチルセルロース(CMC)材料を包含する。これら
の材料はこの分野で良く知られている。
【0110】(g)所望により使用する液体漂白活性剤 本発明の洗剤組成物は、所望により、室温で液体の形態
にあり、本洗剤組成物の非水性液相に液体として添加で
きる漂白活性剤も含むことができる。その様な液体漂白
活性剤の1種は、クエン酸アセチルトリエチル(AT
C)である。他の例はトリ酢酸グリセロールおよびノナ
ノイルバレロラクタムを包含する。液体漂白活性剤は、
本組成物の非水性液相に溶解させることができる。
【0111】(h)所望により使用する増白剤、染料お
よび/または香料 本発明の洗剤組成物は、所望により通常の増白剤、漂白
剤触媒、染料および/または香料も含むことができる。
その様な増白剤、シリコーン油、漂白剤触媒、染料およ
び香料は、無論、非水性環境中で他の組成物成分と相容
性があり、非反応性である必要がある。存在する場合、
増白剤、染料および/または香料は、典型的には本組成
物の約0.0001〜2重量%を構成する。
【0112】(i)構造弾性付与剤 本発明の非水性液体洗剤組成物は、約0.1〜5重量
%、好ましくは約0.1〜2重量%、の細かく分割した
固体粒子状材料も含むことができ、これらの材料には、
シリカ、例えばヒュームシリカ、二酸化チタン、不溶性
炭酸塩、細かく分割したカーボン、SD−3ベントン、
クレー、またはこれらの材料の組合せ、が挙げられる。
クレーは、当業者には良く知られており、Rheoxの様な
会社から市販されている。この種の細かく分割した材料
は、本発明の製品中で構造弾性付与剤として機能する。
その様な材料は、平均粒子径が約7〜40ナノメート
ル、より好ましくは約7〜15ナノメートルである。そ
の様な材料の比表面積は約40〜400m/gである。
【0113】細かく分割した弾性付与剤は、製品の粘度
を増加せずに、界面活性剤により構造化された液相の弾
性を増加することにより、非水性液体洗剤製品の輸送安
定性を改良することができる。これによって、その様な
製品は、輸送の際に直面することがある高周波振動に耐
えることができ、製品中の沈殿を引き起こすことがある
好ましくない構造破壊を受けずに済む。
【0114】二酸化チタンの場合、この材料の使用によ
り、本発明の洗剤組成物中の粒子状材料の懸濁液に白さ
も与えられる。この効果により、製品全体の外観が向上
する。
【0115】(j)他の粒子状材料 上記の粒子状固相の成分に加えて、本発明は、低密度粒
子、特に微小球も含んでなることができる。好適な微小
球は、重合体、シリカ系材料、セラミックおよびそれら
の混合物からなる群から選択された1種以上の水溶性材
料で製造することができる。微小球に関しては、ここに
参考として含めるKirk-Othmer Encyclopedia of Chemic
al Technology 、第3版、16巻、628〜651頁(J
ohn Wiley & Sons, Inc., 1979)の「Microencapsulatio
n」にさらに説明されている。
【0116】微小球は、スウェーデンのAkzo-Nobelから
EXPANCEL商品名で、PQ Corp.からPM6545、PM 6550、PM
7220、PM 7228、EXTENDOSPHERE、LUXSIL、Q-CEL、SPHER
ICELの商品名で、およびMalinckrodtからALBUMEXの商品
名で市販されている。
【0117】微小球は、上記の「Detergent Composition
s Comprising Improved Hydrotropes」と題するJean-Pau
l Boutique et al.の審査中の同時継続出願、P & G Cas
e No. 7694P2、に記載されている。微小球の被覆方法
は、ここに参考として含める「Nonaqueous Liquid Deter
gent with Wash-water soluble Low-Density Filler Pa
rticles」と題するYousef Aouad et al.の審査中の同時
継続出願、P & G Case No. 7708P、1999年8月10
日提出、に記載されている。バイオ材料微小球も、ここ
に参考として含める「Nonaqueous Liquid Detergent wit
h Wash-Water Soluble Low-Density Filler Particles」
と題するEugene S. Sadlowski et al.の審査中の同時継
続出願、P & G Case No. 7707P、1999年8月10日
提出、に記載されている。
【0118】完全にまたは部分的に中空になる様に乾燥
させた低密度粒子も好適である。その様な粒子は、様々
な原料、すなわち有機および無機ビルダー材料、アルカ
リ度供給源および他の粒子状成分、例えば重合体、結合
剤およびキレート化剤、から製造することができる。こ
の特殊な種類の低密度粒子は、「Nonaqueous Liquid Det
ergent with Wash-Water Soluble Low-Density Filler
Particles」と題するYousef G Aouad et al.の審査中の
同時継続出願、P & G Case No. 7747P、第60/15
0,431号、1999年8月24日提出、により詳細
に記載されている。
【0119】組成物の形態 上記の様に、本発明の非水性液体洗剤組成物は、界面活
性剤を含む、好ましくは構造化された非水性液相全体
に、粒子状形態の漂白剤および/または他の材料が固相
として分散され、懸濁している形態にある。一般的に、
構造化された非水性液相は、組成物の約45〜95重量
%、より好ましくは約50〜90重量%を構成し、分散
した他の固体材料は、組成物の約5〜55重量%、より
好ましくは約10〜50重量%を構成する。
【0120】本発明の粒子含有液体洗剤組成物は、実質
的に非水性(または無水)である。その様な組成物は、
非常に少ない量の水を、必須または所望により使用する
成分中の不純物として含むことができるが、水の量は本
組成物の約5重量%を決して超えてはならない。より好
ましくは、本発明の非水性洗剤組成物の含水量は約1重
量%未満である。
【0121】本発明の粒子含有非水性液体洗剤組成物
は、その様な組成物の市販および使用条件下で比較的粘
性であり、相が安定している。本組成物の粘度は、約3
00〜5,000 cps、より好ましくは約500〜3,
000 cpsであることが多い。本発明の目的には、粘度
はCarrimed CSL2 Rheometerでせん断率20 s−1で測
定する。
【0122】組成物の製造および使用 非水性液体洗剤組成物の製造は、ここに参考として含め
る審査中の出願、JayI. Kahn et al.の「Preparation of
Nonaqueous, Particulate-Containing Liquid Deterge
nt Compositions with Surfactant-Structured Liquid
Phase」、P & GCase No. 6150、第09/202,964
号、1998年12月23日提出、に詳細に記載されて
いる。
【0123】本発明の非水性液体洗剤組成物は、低水量
洗浄方法に特に好適であり、その様な方法は、「高効
率」自動洗濯機で最も一般的に見られる。低水量洗浄方
法では、市販の洗濯機の全サイクルで使用する洗浄およ
び濯ぎの総水量が30ガロン以下、好ましくは25ガロ
ン未満である。さらに、これらの低水量洗浄方法で使用
する非水性液体洗剤組成物は、該水溶液中、約2000
ppm〜約10,000 ppmの濃度で使用され、洗濯の個
別サイクル中の水量は約3ガロン〜約8ガロンである。
一般的に、洗浄工程で使用する水の温度は常に約40℃
未満、好ましくは約30℃未満である。この工程中の布
地と水の重量比は約1:1〜約1:9であり、該布地の
洗浄時間は約8分間〜約16分間である。
【0124】
【実施例】下記の例は、本発明の固体粒子含有非水性液
体洗剤組成物の製造および性能上の利点を例示する。し
かし、その様な例は、本発明の範囲を制限または限定す
るものではない。
【0125】例I 「高効率」洗濯機で使用するのに適した漂白剤を含む非
水性液体洗剤組成物を下記の様にして製造した。
【0126】 成分 例1 例2 活性成分重量% 活性成分重量% 陰イオン系界面活性剤 15.9 15.9 非イオン系界面活性剤 20.4 20.4 BPP溶剤 18.1 9.5 クエン酸アセチルトリエチル − 9.5 漂白活性剤 5.9 2.9 ヒドロトロピー剤 4.9 3.8 エトキシル化ジアミン第4級物質 1.2 1.2 クエン酸ナトリウム二水和物 3.3 3.3 炭酸ナトリウム 9.8 9.5 マレイン酸−アクリル酸共重合体 2.9 2.9 キレート化剤 1.4 1.4 酵素プリル 1.6 1.6 過ホウ酸ナトリウム 11.8 14.24 シリコーン 0.2 0.2 香料 1.2 1.2 二酸化チタン 0.5 0.5 染料移動防止剤 0.2 0.2 増白剤 0.2 0.2 その他 合計100% 合計100% 例1および2で得た組成物は、安定した非水性ヘビーデ
ューティー液体洗剤製品である。これらの製品は、高効
率洗濯機で下記の様に使用することができる。工程1 洗濯機を水量約5ガロンに、水温および攪拌を
衣類の種類およびそれらの汚れ程度に適したレベルに設
定するが、一般的に水温は約40℃未満である。例1ま
たは例2の液体製品の1投与量(約70ml)を洗濯機に
入れる。水5ガロン中の例1の製品70mlは、洗剤/水
溶液中の液体製品総濃度約3800 ppmに相当する。
【0127】工程2 4〜8 lbsの衣類(これは布地と
水の比1:5〜1:10に相当する)を選択し、高効率
洗濯機の中に入れる。洗濯物が適切にバランス良く配分
される様に注意する。所望により、布地を洗濯機の中に
入れる前に、消費者は、布地上の染がインク、口紅、サ
ラダドレッシング、えり汚れ、その他類似の供給源に由
来するかを確認し、それらを前処理することができる。
【0128】工程3 洗濯機を約10分間〜16分間続
く「洗濯」サイクルで運転する。「洗濯」サイクルが終
了したら、洗浄液を洗濯浴から排出し、洗濯浴に新しい
水を入れ、織物上に蓄積している気泡および被膜を濯
ぐ。必要であれば、複数回の濯ぎサイクルを行なうこと
ができる。この水を回転ドラムからできるだけ多く除去
し、次いで織物は「回転」サイクルで、洗濯機ドラムの
高速回転により回転される。
【0129】工程4 洗濯機がそのサイクルのすべてを
完了したら、衣類を洗濯機から取り出す。上記の方法
は、例示する製品と組み合わせた時に、優れたしみおよ
び汚れ除去性能を発揮する。
【0130】例II 「高効率」洗濯機で使用するのに適した漂白剤を含む非
水性液体洗剤組成物を下記の様にして製造した。
【0131】 成分 例3 活性成分重量% 陰イオン系界面活性剤 6 非イオン系界面活性剤 23 クエン酸アセチルトリエチル 5 TAED漂白活性剤 3 炭酸ナトリウム 17 過ホウ酸ナトリウム 10.5 シリコーン 1 シリカ 3 染料移動防止剤 0.2 増白剤 0.1 カルサイト 1 その他 合計100% 合計 100 例3で得た組成物は、安定した非水性ヘビーデューティ
ー液体洗剤製品である。これらの製品を上記の方法で使
用し、優れたしみおよび汚れ除去性能が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D06F 39/02 D06F 39/02 Z D06L 1/12 D06L 1/12 (71)出願人 592043805 ONE PROCTER & GANBL E PLAZA,CINCINNATI, OHIO,UNITED STATES OF AMERICA (72)発明者 ミュラリー、サンパス アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 ノーボーン、ドライブ、ナンバー1806、 11651 (72)発明者 ロナルド、アレン、スウィフト、ザ、セカ ンド アメリカ合衆国オハイオ州、ウェスト、チ ェスター、ホロウ、オウク、コート、7832

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高効率自動洗濯機における汚れた布地の洗
    濯方法であって、 a)前記洗濯機中で、水3ガロン〜8ガロン中に200
    0 ppm〜10,000 ppmの非水性液体洗剤組成物を含
    む洗濯水溶液を形成する工程、 b)前記水溶液に汚れた布地を、布地と洗濯溶液の重量
    比が1:1〜1:9になる様に加える工程、および c)前記溶液中で前記布地を8〜16分間洗濯する工程
    を含んでなり、前記非水性液体洗剤組成物が、 i)組成物の40〜99重量%の界面活性剤含有非水性液
    相、 ii) 組成物の1〜50重量%の粒子状材料(ただし、前
    記粒子状材料は、前記液相に実質的に不溶であり、過酸
    素漂白剤、漂白活性剤、有機洗剤ビルダー、無機アルカ
    リ度供給源およびそれらの組合せからなる群から選択さ
    れた材料である)、 iii)有効量の染料移動防止剤、および iv) 有効量の発泡抑制剤 を含むことを特徴とする、方法。
  2. 【請求項2】染料移動防止剤が、組成物の0.02〜1
    重量%のレベルにある、および/または界面活性剤含有
    液相または粒子状材料中に含まれる、請求項1に記載の
    方法。
  3. 【請求項3】水溶液の温度が40℃未満である、請求項
    1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】発泡抑制剤が、組成物の0.02〜4重量
    %のレベルにある、および/または粒子状材料中に含ま
    れる、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】発泡抑制剤が、シリコーン発泡制御剤およ
    び/または脂肪酸エステルである、請求項1〜4のいず
    れか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】洗剤組成物が0.01〜10%の布地保護
    剤を含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】漂白活性剤と過酸素漂白剤の重量比が0.
    3:1〜5:1である、請求項1〜6のいずれか1項に
    記載の方法。
  8. 【請求項8】中鎖分岐界面活性剤が、式 A−X−B の第2級(2,3)アルキルサルフェート界面活性剤の
    化合物から選択され、式中、(a)Aは、疎水性のC
    〜C22、好ましくはC12〜C18中鎖分岐アルキ
    ル部分であり、(1)8〜21個の炭素原子を有する最
    も長い炭素直鎖が−X−B部分に付加しており、(2)
    この最も長い炭素直鎖から1個以上のC〜Cアルキ
    ル部分が分岐しており、(3)分岐アルキル部分の少な
    くとも1個は、−X−B部分に付加している炭素#1か
    ら数えて2位置の炭素から、末端炭素から2個の炭素を
    引いた位置ω−2炭素までの範囲内の位置で、最も長い
    炭素直鎖の炭素に直接付加しており、(4)界面活性剤
    組成物は、上記式中のA−X部分の炭素原子の平均総
    数が14.5を超え、18まで、好ましくは15〜17
    までであり、(b)Bは、サルフェート、スルホネー
    ト、アミンオキシド、ポリオキシアルキレン、アルコキ
    シル化サルフェート、ポリヒドロキシ部分、リン酸エス
    テル、グリセロールスルホネート、ポリグルコネート、
    ポリリン酸エステル、ホスホネート、スルホスクシネー
    ト、スルホサッカミネート 、ポリアルコキシル化カル
    ボキシレート、グルカミド、タウリネート、サルコシネ
    ート、グリシネート、イセチオネート、ジアルカノール
    アミド、モノアルカノールアミド、モノアルカノールア
    ミドサルフェート、ジグリコールアミド、ジグリコール
    アミドサルフェート、グリセロールエステル、グリセロ
    ールエステルサルフェート、グリセロールエーテル、グ
    リセロールエーテルサルフェート、ポリグリセロールエ
    ーテル、ポリグリセロールエーテルサルフェート、ソル
    ビタンエステル、ポリアルコキシル化ソルビタンエステ
    ル、アンモニオアルカンスルホネート、アミドプロピル
    ベタイン、アルキル化第4級物質 、アルキル化/ポリ
    ヒドロキシアルキル化第4級物質、アルキル化第4級物
    質、アルキル化/ポリヒドロキシル化オキシプロピル第
    4級物質、イミダゾリン、2−イル−スクシネート、ス
    ルホン化アルキルエステル、およびスルホン化脂肪酸か
    ら選択された親水性部分であり、(c)Xは−CH
    である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】非水性液体洗剤が0.02〜1.00%の
    染料移動防止剤および0.01〜4.00%の発泡抑制
    剤を特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の
    汚れた布地の洗濯方法。
  10. 【請求項10】界面活性剤含有非水性液相の密度が0.
    6〜1.4g/ccである、請求項1〜9のいずれか1項に
    記載の方法。
  11. 【請求項11】粒子状材料の粒子径が0.1〜1500
    μm、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 【請求項12】粒子状材料が、アルミノケイ酸塩洗剤組
    成物ビルダー、および平均分子量が50,000であ
    り、アミンとアミンN−オキシドの比が1:4であるポ
    リ(4−ビニルピリジン−N−オキシド)である、請求
    項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 【請求項13】請求項1〜12のいずれか1項に記載の
    非水性液体洗剤組成物を含む容器を特徴とする製品であ
    って、前記容器が洗剤組成物の使用説明書を有し、前記
    説明書が非水性液体洗剤組成物を低水量洗濯方法に使用
    する工程を記載するものである、製品。
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