JP2001207091A - 偽造防止用インキおよび偽造防止印刷物及びこの印刷物の偽造防止方法 - Google Patents

偽造防止用インキおよび偽造防止印刷物及びこの印刷物の偽造防止方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】複写機などでは偽造が極めて困難であり、かつ
廉価で製造することが可能であり、真正品と偽造品を簡
単な装置を用いて明確に判別することができ、かつ種々
のカラーバリエーションを備えた偽造防止用インキおよ
び偽造防止印刷物を提供する。 【解決手段】ランタノイド系希土類化合物と顔料もしく
は染料等の色材が混合して含有することを特徴とする偽
造防止用インキ、及びこのインキを用いて偽造防止印刷
部12を設けた印刷物1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機などによる
複製を防止するための偽造防止用インキおよび偽造防止
印刷物とこの偽造防止印刷物と偽造印刷物の真偽判定方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真技術を利用した複写機が
普及し、これを利用して誰でも簡単に紙などに印刷され
た文字や画像を複写することができるようになった。特
に、最近のカラーデジタル複写機によれば、原稿か複写
物か見分けが極めて困難な複写物でさえも容易に作成す
ることができる。
【0003】一般的なカラーデジタル複写機の原理は、
原稿に光を照射し、反射光をCCDラインセンサで検知
する。CCDラインセンサでは、反射光の強度に応じた
デジタル信号を生成し、複写機内のメモリに送信する。
この読み取り過程をレッド(R)、グリーン(G)、ブ
ルー(B)の3色について行い、それぞれの場合のデジ
タル信号をメモリに格納する。次に格納されたデジタル
信号に基づいて、レーザ光を感光体ドラムの表面に照射
し、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、
ブラック(Bk)のトナーを感光体ドラムの上に順次静
電吸着し、これらのトナーを順次紙などのシート上に転
写して定着させる。これにより、カラーの画像が形成さ
れた精巧な複写物を得ることができる。
【0004】かかるカラー複写は便利である反面、この
ために株券、債券、約束手形、小切手などの有価証券
や、入場券、搭乗券などの印刷物などが容易に偽造され
るという問題が増加しつつある。このため、容易に複写
できないように印刷物に複製防止対策を施す提案が種々
なされている。
【0005】カラー複写による複写物の色が原稿の色と
異なるようにする技術が提案されている。例えば原稿と
されうる有価証券などに非常に淡い色で着色すると、複
写物では淡い色の部分が正確に再現できない。また、原
稿に大きさの異なる網点を形成しておくと複写しても小
さい網点の再現性が悪化する。さらにカラー複写機のト
ナーにない色である緑、紫、橙、金、銀等を印刷するこ
とで複写物の色の再現性が悪化する。また、人間の視認
度が低い領域例えば380nm〜450nmおよび65
0〜780nmあたりの波長域に特徴をもたせた2種類
のインキを用いることで見た目には同色であるが、カラ
ー複写機での複写物は異なる色に再現する。
【0006】しかし、カラー複写機では、3色に分解さ
れてメモリに格納されたデジタルデータを変更すること
によって、出力する色を補正することが可能である。ま
た、カラー複写機と同様の原理を利用してカラースキャ
ナーで読み込んだデジタルデータをコンピュータで補正
し、カラープリンタまたはカラー複写機で出力するよう
なデジタルプレスが普及しつつある。従って、現在多少
の手間をかければ、原稿の色を精巧に再現することが可
能であり、上記のような技術では偽造を完全に防止する
ことはできない。
【0007】また、カラー複写機では再現不可能な特殊
部分を有価証券などに設けておく技術も提案されてい
る。このうち、ホログラム箔などのOVD箔を有価証券
などの表面上に設ける技術はすでに実用化されている。
これによれば、ホログラムの銀面が光を鏡面反射するた
め、CCDラインセンサに反射光が入射せず、原稿で銀
面だった部分が複写物では黒色に再現される。また、屈
折率の異なるセラミックを適当な膜厚を持つ複数層に積
層すると、見る角度によって色が変化する特殊な光学薄
膜が形成される。かかる性質は、複写物では得ることが
できないので、容易に真偽判定が可能である。さらに、
この方法で形成された薄膜を細かく砕き、破片をインキ
に混入して印刷を行う方法も提案されている。
【0008】しかしながら、これらの技術では、ホログ
ラム箔やセラミック膜を蒸着やスパッタリングのような
ドライコーティングで形成する必要がある、工程が複雑
化する上、製造コストが極めて高いという問題がある。
【0009】さらに、可視光線の下では識別できない部
分を有価証券などに設けておく技術も提案されている。
例えば、赤外線吸収色素を原稿に印刷しておくと、市販
されている複写機およびプリンタのトナーには赤外線吸
収能力はないので、複写物はその印刷を再現することは
できない。従って赤外線を利用した検証機によって真偽
判断が可能である。また、紫外線の照射によって蛍光を
発する蛍光体で原稿に印刷して置いた場合にも、市販さ
れている複写機およびプリンタではそのような蛍光機能
を再現できない。従ってブラックライトを照射すると、
本物は発光するが、偽造品は発光せず、容易に真偽判断
が可能である。このほかにも様々な提案がされている。
【0010】しかし、これらの技術では特殊な波長の光
源が必要となる。また、その波長における真偽判断が可
能なように検証機を製造しなければならない場合もあ
る。このため、真偽判断に用いるシステムのうちハード
ウエアのコストが高くなってしまう。
【0011】また、特開平10−278460号公報に
ランタノイド系希土類化合物を用いた複写防止物品を開
示しているが、真偽判定が煩雑であり、顔料の色素が淡
いため判別に困難を要する。また、色相が化合物特有の
色しか表現できないためカラーバリエーションの点から
も使用が制限されていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情を考
慮してなされたものであり、市販のカラー複写機などで
は偽造が極めて困難であり、かつ廉価で製造することが
可能であり、真正品と偽造品を簡単な装置を用いて明確
に判別することができ、かつ種々のカラーバリエーショ
ンを備えた偽造防止用インキおよび偽造防止印刷物を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされたもので、請求項1記載の発明は、ランタノイ
ド系希土類化合物と顔料もしくは染料等の色材が混合し
て含有することを特徴とする偽造防止用インキである。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載の偽
造防止用インキにおいて上記化合物が酸化物、炭化物、
塩化物、フッ化物、硫化物および窒化物から選択された
化合物であることを特徴とする。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項2記載のラ
ンタノイド希土化合物がHo23、Nd23、Pr6
11であることを特徴とする請求項1、2記載の偽造防止
用インキである。
【0016】また請求項4記載の発明は、基材上に上記
請求項1に記載の偽造防止用インキを印刷したことを特
徴とする偽造防止印刷物である。
【0017】更に請求項5に記載の発明は、請求項1、
2、3記載の偽造防止用インキと同色のインキを作製
し、基材上に両者を印刷したことを特徴とする請求項4
記載の偽造防止印刷物である。
【0018】更に請求項6に記載の発明は、請求項4、
5記載の印刷物に自然光源と特定波長の光強度が強い光
源を照射した際、両者の発色が異なることを利用したこ
とを特徴とする印刷物の偽造防止方法である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態によっ
て図面を参照して詳細に説明する。
【0020】図1は本発明の偽造防止用インキの代表的
な分光波形を示すものであり、具体的にはHo23にフ
タロシアニンブルーの有色顔料を混合した場合の分光波
形のグラフであり、図2は太陽光の各波長における相対
エネルギー比率を示したグラフである。図3は本発明の
偽造防止印刷物の一実施例を示す平面図であり、図4は
真偽判定用ランプの照射光の各波長における相対エネル
ギー比率を示したグラフであり、図5は図3の偽造防止
印刷物に図2および図4の波長分布を持つ光を照射した
場合の偽造防止印刷物の見え方の変化をL*** 表色
系の色度図にて示した図である。
【0021】表1はHo23に各色顔料を混合したもの
に図2および図4の波長分布を持つ光を照射した場合の
見え方をL*** 表色系にて数値化した値および光の
違いによる色差値を示したものであり、図6は表1の数
値をグラフ化したものである。
【0022】図3は、本発明の偽造防止印刷物の一実施
例を示す平面図であるが、偽造防止印刷物(1)は基材
(11)、偽造防止印刷部(12)および文字絵柄印刷
部(13)から成り立っている。
【0023】基材(11)としては、紙、プラスチッ
ク、木材、ガラスまたは樹脂などが用いられ、偽造防止
印刷物(1)の用途に応じてこれらから任意に選択され
る。
【0024】偽造防止印刷部(12)は、La、Ce、
Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd。Tb、Dy、H
o、Er、Tm、YbおよびLuから選択されるランタ
ノイド系希土類元素の単体またはこれら元素の化合物を
含む材料から構成される。
【0025】ここで上記化合物は、酸化物、炭化物、塩
化物、フッ化物、硫化物および窒化物から選択された化
合物である。より具体的にはLa23、LaCl3、L
a(CO33、LaF3、CeO2、Ce(SO42、C
2(CO33、Pr611、PrCl3、Nd23、N
dCl3、Nd2(CO33、NdF3、Pm23、Sm 2
3、SmCl3、Eu23、EuCl3、Gd23、G
dF3、Tb47、Dy23、Dy2(CO33、Dy
(NO33、Er23、Er2(CO33、Tm2 3
Yb23、Lu23等があげられる。これらランタノイ
ド系希土化合物の粒径は、10〜1000nmであるこ
とが好ましい。この範囲の粒径である場合に、発色が良
好でありインキ化し易い。偽造防止印刷部(12)を形
成するにあたっては、上記材料と、結着剤、分散剤およ
び助剤とを混合した偽造防止用インキを基材(11)の
表面に印刷すればよい。
【0026】上記偽造防止用インキは、その結着剤、分
散剤および助剤の種類によりオフセット印刷用、グラビ
ア印刷用、スクリーン印刷用等の各印刷方法用のインキ
にすることができる。また、その印刷方法は、通常のオ
フセット印刷法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法等
が可能でとくに限定されない。
【0027】偽造防止印刷部(12)を構成するランタ
ノイド系希土類元素または化合物は、異なる種類の波長
の光源の下では、目視上色相が異なる。例えばHo23
を例にとると、太陽光下では人間の目には淡い黄色に見
え、3波長発光形蛍光灯、詳しくは波長450nm
(青)・540nm(緑)・610nm(赤)の3波長
域を発光する光を照射すると人間の目には赤色に見え
る。
【0028】ランタノイド系希土類元素は、4f軌道に
電子を持っており、可視領域の狭帯域の波長の光を多く
吸収し、その帯域から外れた波長の光をあまり吸収しな
い。これらの特徴は、ランタノイド系希土類の化合物で
あっても同様である。
【0029】一例として図7にHo23の分光波形を示
す。Ho23は波長450nm、550nm、650n
m付近にシャープな吸収帯域を持っている。すなわち、
Ho 23は上記の波長域の光を多く吸収する一方、それ
以外の波長の光をあまり吸収しない。従って、図2に示
すような太陽光のスペクトル波長を照射した場合のHo
23の反射光のスペクトルは図7の分光波形とほぼ同様
となり淡い黄色に見えるが、図4に示すような450n
m、540nm、610nmの3波長発光形の蛍光灯を
Ho23に照射した場合は青の波長である450nmの
発光と緑の波長である540nmの光をHo23が吸収
するため、赤の波長である610nmの発光のみが反射
され赤く見える。
【0030】ランタノイド系希土類の化合物は上記のよ
うな性質を持っていることより、上記と同様に2種類以
上のスペクトル波長の光源を照射することで異なった色
となる。
【0031】上記顔料はその顔料固有の色素であり、照
射する光により起こる色変化は固有であるが、上記顔料
に別の有色色素を加えることで、様々な色変化を呈する
ことが可能となる。
【0032】有色色素として以下の材料があげられる、
赤色顔料としてベンガラ、カドミウム赤、カドミウム水
銀赤、モリブデン赤、亜酸化銅、トルイジンレッド、レ
ーキレッドなどがあり、黄色顔料として黄鉛、クロム酸
亜鉛、カドミウム黄、チタン黄、バリウム黄、ストロン
チウム黄、ハンサイエロー、ベンジジンイエロー、パー
マネントイエロー等がある。青色顔料として、紺青、群
青、コバルト青、セルリアン青、マンガン青、フタロシ
アニンブルー、テレネブルーRS等があり、緑色顔料と
して、クロム緑、酸化クロム緑、ビリジアン、亜鉛緑、
コバルト緑、エメラルド緑、フタロシアニングリーン等
がある。
【0033】例えば、Ho23に青色顔料であるフタロ
シアニンブルーをHo23顔料の色が残る程度に量を混
合した場合、図2の波長の光と図4の波長の光で見た場
合、それぞれ薄青色から紫色に変化した。この色変化を
図5に示した。図5はL*** 表色系色度図で図2に
示した波長を照射した場合(図中のD 65に相当する)と
図4に示した波長を照射した場合(図中のF10に相当
する)の色度の変化をHo23およびHo23+青色顔
料を混合した場合について示したものである。
【0034】同様にしてHo23に他の有色色素とを混
合させることにより様々な色を呈することが可能であ
る。表1にHo23を基本色として各色の有色色素を混
合した場合の色変化をL*** 表色系色度にて示し
た。
【0035】
【表1】
【0036】表中におけるD65とは図2に示した波長と
同様の光を照射した場合の色度を表し、F10とは図4
に示した波長と同様の光を照射した場合の色度を示す。
またD65光源とF10光源における色差を△Eとして算
出した。同時に表1各有色色素を混合した場合の色度変
化を図7にL*** 表色系色度図にて示した。
【0037】図7より基本色となるHo23に様々な有
色色素を混合することで様々な色相を作り出すことがで
き、またそれらの色も同様に照射する光により色変化が
起こることがわかる。
【0038】
【実施例】本発明を、具体的な実施例をあげて詳細に説
明する。 <実施例1>90kgベースのOCR用紙の上にプロセ
スカラーインキをオフセット印刷法を用いて文字・絵柄
を印刷し、次に下記[偽造防止用インキの組成1]から
なる偽造防止用インキをスクリーン印刷法にて約12μ
m、パターン状に印刷して偽造防止印刷物を得た。また
比較のため本偽造防止印刷物をカラーコピーした偽造品
も作製した。
【0039】 [偽造防止用インキの組成1] SS 8−800メジウム (東洋インキ製造(株)社製) 50重量部 Ho23 30重量部 S−719溶剤 (東洋インキ製造(株)社製) 18重量部 SS 8 藍 (東洋インキ製造(株)社製) 2重量部
【0040】得られた偽造防止印刷物を太陽光下で見た
場合、偽造防止用インキを用いて印刷された偽造防止印
刷部は淡青色を呈していたが、図4に示すような波長の
光源下で見た場合、紫色に変化するがカラーコピー品は
淡青色のまま変化しないことより、容易に真正品を見分
けることができた。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は可視領域の
狭帯域の波長の光を多く吸収し、その帯域から外れた波
長の光をあまり吸収しない、ランタノイド系希土類元素
もしくはその化合物に有色顔料及び染料等の色材を混合
することにより、異なった分光スペクトル特性を持つ2
種類以上の光源下で見たとき異なった色相を呈するイン
キとなる。
【0042】さらに有色顔料及び染料等の色材の配分を
変えることで様々な色相を呈する偽造防止用インキとな
ることより、本発明のインキにて印刷することで、蛍光
灯を照射することで真偽判定を行うことができる。ま
た、複写する際、照明光の光源により複写された色が変
化してしますので偽造防止が困難となる。さらに、自然
光では同色に見えるインキと本発明のインキを用いて印
刷しておくことにより、どの箇所に偽造防止が施されて
いるか判り難いので一層偽造防止効果を高めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の偽造防止用インキの代表的な分光波形
を示すグラフ。
【図2】太陽光の各波長における相対エネルギー比率を
示したグラフ。
【図3】本発明の偽造防止印刷物の一実施例を示す平面
図。
【図4】真偽判定用ランプの各波長における相対エネル
ギー比率を示したグラフ。
【図5】図3の偽造防止印刷物に図2および図4の波長
分布を持つ光を照射した場合の偽造防止印刷物の見え方
の変化をL*** 表色系の色度図にて示したグラフ。
【図6】表1の数値をL*** 表色系の色度図にて示
したグラフ。
【図7】Ho23の分光波形を示すグラフ。
【符号の説明】
1…偽造防止印刷物 11…基材 12…偽造防止印刷部 13…文字絵柄印刷部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C005 HA02 HA04 JB17 2H113 AA01 AA03 AA06 BA05 BA10 BB02 BB08 BB09 BB22 CA39 CA40 CA42 EA07 3E041 AA01 AA10 BA09 BA12 BB03 4J039 BA09 BA10 BA13 BA17 BA18 BA23 BA30 BA31 BA34 BA35 BA36 BA37 BA39 BC60 BE01 BE02 CA04 EA15 EA16 EA17 EA20 EA29 FA02 FA04 FA05 GA13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ランタノイド系希土類化合物と顔料もしく
    は染料等の色材が混合して含有することを特徴とする偽
    造防止用インキ。
  2. 【請求項2】上記ランタノイド系希土化合物は酸化物、
    炭化物、塩化物、フッ化物、硫化物および窒化物から選
    択された化合物であることを特徴とする請求項1記載の
    偽造防止用インキ。
  3. 【請求項3】請求項2記載のランタノイド希土化合物が
    Ho23、Nd23、Pr611であることを特徴とす
    る請求項1、2記載の偽造防止用インキ。
  4. 【請求項4】基材上に上記請求項1に記載の偽造防止用
    インキを印刷したことを特徴とする偽造防止印刷物。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3記載の偽造防止用インキ
    と同色のインキを作製し、基材上に両者を印刷したこと
    を特徴とする請求項4記載の偽造防止印刷物。
  6. 【請求項6】請求項4、5記載の印刷物に自然光源と特
    定波長の光強度が強い光源を照射した際、両者の発色が
    異なることを利用したことを特徴とする印刷物の偽造防
    止方法。
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