JP2001206516A - 物品管理システムおよびその方法、並びに、記憶媒体 - Google Patents

物品管理システムおよびその方法、並びに、記憶媒体

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JP2001206516A JP2000020663A JP2000020663A JP2001206516A JP 2001206516 A JP2001206516 A JP 2001206516A JP 2000020663 A JP2000020663 A JP 2000020663A JP 2000020663 A JP2000020663 A JP 2000020663A JP 2001206516 A JP2001206516 A JP 2001206516A
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愛彦 黒川
Daizaburo Umeda
大三郎 梅田
Tetsuya Sakai
哲也 酒井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 提案されている遺失物を管理する物品管理シ
ステムは、遺失物管理に特有な項目が考慮されていない
ので、遺失物管理のコンピュータ化に対する要望を充分
に満足させることができない。 【解決手段】 データベースサーバ1は、遺失物を管理
するための台帳DB2および詳細DB3から構成される遺失物
データベースを提供する。Webサーバ4は、CGIおよびHTT
Pなどを利用して、データベースサーバ1によって提供さ
れるデータベースを公開するとともに、データの登録、
更新および検索などの機能をLAN5、インターネット6お
よびイントラネット7などを介して接続される端末装置8
へ提供する。遺失物データベースには、遺失物を特定す
る情報、遺失物の詳細を示す情報、遺失物の所在や移送
に関する情報などが存在する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は物品管理システムお
よびその方法、並びに、記憶媒体に関し、例えば、公共
交通機関などにおける遺失物の管理を行う物品管理シス
テムおよびその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、公共交通機関などにおける遺失物
の管理は台帳などの記録に頼っているが、コンピュータ
の普及に伴い、遺失物管理をコンピュータ化したいとい
う要望がある。遺失物管理をコンピュータ化すれば次の
ような利点が得られる。 (1)遺失物管理の省力化 (2)遺失物の情報を複数の人間で共有し、遺失物情報を
同時かつ瞬時に検索可能 (3)遺失物情報をリアルタイムに更新可能
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の要望に応えて、
幾つかの遺失物管理システムが提案されている。しか
し、それらの遺失物管理システムでは、遺失物管理に特
有な項目が考慮されていないので、上記の要望を充分に
満足させることができない。
【0004】遺失物管理に特有の項目としては、例え
ば、次のようなものがある。 (1)遺失物の特性に応じた管理、具体的には、ハンドバ
ックのような遺失物に収容されている複数の物品、例え
ば定期券や財布などの個別管理 (2)複数の保管場所を移動する遺失物の保管場所の管理 (3)遺失物情報の検索などに対する履歴管理 (4)拾得者への通知
【0005】本発明は、上述の問題を解決するためのも
のであり、遺失物などの物品に特有な項目を考慮した物
品管理が可能な物品管理システムおよびその方法を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成する一手段として、以下の構成を備える。
【0007】本発明にかかる物品管理システムは、物品
を管理するためのデータベース、並びに、前記データベ
ースに対する登録、更新および検索処理を通信路を介し
て複数の端末装置へ提供するサーバを有する物品管理シ
ステムであって、前記データベースには、少なくとも物
品を特定する情報、前記物品の詳細を示す情報、並び
に、前記物品の所在に関する情報が存在することを特徴
とする。
【0008】好ましくは、前記データベースには、さら
に、前記物品の移送に関する情報が存在することを特徴
とする。
【0009】本発明にかかる物品管理方法は、通信路を
介してデータベースに対する登録、更新および検索処理
を行って物品を管理する方法であって、前記データベー
ス上の物品を特定する情報を操作させ、前記データベー
ス上の前記物品の詳細を示す情報を操作させ、前記デー
タベース上の前記物品の所在に関する情報を操作するこ
とを特徴とする。
【0010】好ましくは、さらに、前記データベース上
の前記物品の移送に関する情報を操作することを特徴と
する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる物品管理シ
ステムの実施形態を遺失物管理を一例として説明する
が、本発明は遺失物管理に限定されるものではなく、後
述する遺失物のような管理を要求されるすべての物品に
適用することができる。
【0012】[構成]図1は本実施形態の遺失物管理シ
ステムの構成例を示すブロック図である。
【0013】図1において、データベースサーバ1は、遺
失物を管理するための遺失物データベースを提供する。
遺失物データベースは、主として二つのデータベース、
台帳データベース(以下「台帳DB」と呼ぶ)2および詳
細データベース(以下「詳細DB」と呼ぶ)3から構成さ
れる。
【0014】なお、図1には、遺失物データベースが一
台のデータベースサーバ1によって管理される例を示す
が、遺失物データベースを分散させて、複数のデータベ
ースサーバにより管理することも可能である。また、図
1には、台帳DB2と詳細DB3とが物理的に分離されている
ように記載したが、両データベースが論理的に分離さ
れ、互いにリレーションしていればよく、一つのデータ
ベースとして構築されていても差し支えない。さらに、
図1には示さないが、遺失物管理システムのユーザID、
パスワード、ユーザIDに対応する後述するロールおよび
ユーザIDなどに対応する端末装置の所在地などの情報が
記録されたデータベースが遺失物管理システム上に存在
する。
【0015】Webサーバ4は、CGI(Common Gateway Inter
face)およびHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)など
を利用して、データベースサーバ1によって提供される
データベースを公開するとともに、データの登録、更
新、削除および検索などの機能を、ローカルエリアネッ
トワーク(LAN)5、インターネット6、イントラネット7な
どを介して接続される端末装置8へ提供する。すなわ
ち、Webサーバ4は遺失物管理システムの中核として機能
する。勿論、Webサーバ4も一台に限定されるわけではな
く、複数台のWebサーバに処理を分散させることができ
る。
【0016】LAN5、インターネット6およびイントラネ
ット7間には、TCP/IP(Transfer Control Protocol/Inte
rnet Protocol)などのプロトコルに従い転送されるパケ
ットの経路制御を行うルータRが配置されている。ま
た、端末装置8には、必要に応じて、印刷装置9および/
または外部記憶装置10や、バーコードリーダなどが備え
られる。
【0017】[登録時のワークフロー]図2は遺失物管
理システムに遺失物を登録する際の処理の流れを示す図
で、一例として、拾得者11が駅の窓口に拾得物(遺失
物)12を届けた場合が示されている。
【0018】●受付および登録 図2において、ステップS1で遺失物12を受け付けた担当
者は、ステップS2で、駅の窓口に備えられた端末装置8
(具体的には端末装置8上で稼動するブラウザ)を利用
して、遺失物12の遺失物情報を遺失物データベースへ登
録する。具体的には、Webサーバ2により提供される図3
に示すようなログオン画面により遺失物管理システムに
ログオンし、[登録]ボタンを押すことで登録作業が開始
される。なお、図3は既にログオンが済んだ状態を示し
ている。
【0019】図4は遺失物情報を新規登録するための、W
ebサーバ2により提供される画面例である。新規登録画
面の上部には、遺失物台帳として駅名、担当者名、拾得
日時および拾得場所などを入力する入力枠がある。新規
登録画面の下部には、遺失物12を特定するために役立つ
明細を入力する入力枠が配置されている。遺失物12を特
定するための明細項目として、図4には分類、品名、数
量、柄、色、形状、メーカおよび金額などを示すが、こ
れらの項目は、管理しようとする物品に応じて適切に選
ばれるべきである。なお、図4は遺失物12としてハンド
バックが届けられた場合の入力例を示している。
【0020】遺失物明細の入力枠の下に配置された[登
録実行]ボタンが押されると、遺失物台帳の各入力枠に
入力された情報は台帳DB2に登録され、遺失物明細の各
入力枠に入力された情報は詳細DB3に登録される。[登録
実行]ボタンの脇に配置された[明細追加]ボタンは、遺
失物台帳(台帳DB2)に登録された一つの遺失物情報に対
して複数の遺失物明細を登録する場合に押される。例え
ば、ハンドバックのような鞄状の遺失物12には定期券、
財布および通帳など諸々の物品が収容されている場合が
あり、それら物品を個別に管理する必要がある。このよ
うな場合、[明細追加]ボタンを押して新たな遺失物明細
が開かれ、それらの物品が個別に登録され管理される。
【0021】遺失物台帳および遺失物明細の情報(以
下、この二つを合わせて「遺失物情報」と呼ぶ)が台帳
DB2および詳細DB3に登録されると、Webサーバ2は、図5
に示すような拾得者11を登録するための画面を提供す
る。
【0022】拾得者11の情報としては、氏名、ふりが
な、電話番号、電子メールアドレス、郵便番号および住
所などが入力される。また、権利の入力枠は、拾得物12
に対する拾得者11の権利の主張または放棄を入力するた
めの枠である。これらの情報が入力された後、[登録実
行]ボタンが押されると、各入力枠に入力された情報は
台帳DB2に登録される。
【0023】なお、図4および図5において記号●が付さ
れた入力枠は必須入力項目である。また、[登録実行]ボ
タンが押された場合、Webサーバ2は、通常、登録データ
の確認および登録の実行を確認する画面を提供するが、
それらの詳細説明は省略する。
【0024】なお、遺失物情報の登録が完了すると、遺
失物管理システムによって、遺失物12と遺失物情報との
関係を示す情報(以下「遺失物台帳ID」と呼ぶ)が例え
ばバーコードによって記載された切符が発行される。こ
の切符は、担当者により遺失物12に付加される。なお、
遺失物台帳IDは台帳DB2のレコードと詳細DB3のレコード
とのリレーションを示す情報としても利用される。ま
た、必要に応じて、遺失物情報を特定する情報および拾
得者11の情報などが記載された預かり書13が発行され、
拾得者11に渡される。
【0025】●移送および受取 駅の窓口に届けられた遺失物12は、ステップS3で切符14
とともに移送され、ステップS4で遺失物取扱所に受け取
られる。この遺失物12の移送および受け取りに際して、
切符14の情報に基づき遺失物データベースが更新され
る。
【0026】上記では詳しく説明しなかったが、台帳DB
2の各レコードには、遺失物12の所在地および移送状況
を示すフィールドがある。登録時点では、遺失物12は登
録に使用された端末装置8の所在地に存在する旨のデー
タが、それらのフィールドに記録される。遺失物12を移
送または受け取る場合、その担当者は、図3のログオン
画面の[移送]または[受取]ボタンを押した後、切符14に
記載された遺失物台帳IDを入力する。これらの作業によ
り、遺失物12の所在地および移送状況を示すフィールド
は、例えば「飯日橋駅に存在」、「飯日橋駅から移
送」、そして「遺失物取扱所に存在」のように変化す
る。
【0027】なお、定期券のように、届けられた駅から
遺失物取扱所へ直接移送されず、定期券の発行駅に所定
期間保管された後、遺失物取扱所へ移送される遺失物も
ある。このような場合、遺失物の所在地および移送状況
を示すフィールドは、例えば「A駅に存在」、「A駅から
移送」、「B駅に存在」、そして「遺失物取扱所に存
在」のように変化する。
【0028】●届出 遺失物取扱所の担当者は、ステップS5で遺失物12を警察
へ届ける。その際、遺失物取扱所に設置された端末装置
8を使用して、警察へ届けようとする遺失物の遺失物情
報に届出情報を記録する。この作業により、遺失物の所
在地および移送状況を示すフィールドは、例えば「遺失
物取扱所に存在」から「C警察署に届出」のように変化
するとともに、遺失物を警察に届ける際に必要になる書
類(届出書15)が印刷される。なお、将来、届出書15と
して電子データの提出が可能になれば、本実施形態のよ
うな遺失物管理システムを利用することにより、記録媒
体またはネットワークを利用した届出書15の提出が極め
て容易に実現される。
【0029】[検索・更新時のワークフロー]図6は遺
失物管理システムにより遺失物を検索し、遺失物情報を
更新する際の処理の流れを示す図で、一例として、所有
者16が駅の窓口に遺失物の検索を依頼した場合が示され
ている。
【0030】図6において、ステップS11で遺失物の検索
依頼を受け付けた担当者は、ステップS12で、駅の窓口
に備えられた端末装置8を利用して、遺失物データベー
スを検索する。具体的には、図3に示すようなログオン
画面により遺失物管理システムにログオンし、[検索]ボ
タンを押すことで検索作業が開始される。
【0031】図7は遺失物を検索するための、Webサーバ
2により提供される画面例である。図7には、検索項目と
して遺失物台帳ID、分類、品名、数量、柄、色、形状、
メーカ、駅名、路線名および日付などを示すが、これら
の項目は、管理しようとする物品に応じて適切に選ばれ
るべきである。また、語彙の曖昧さや類似性を許容する
あいまい検索も可能である。
【0032】検索項目の入力枠の下に配置された[検索
実行]ボタンが押されると、遺失物データベースの検索
が実行され、ステップS13またはS14で、該当件の有無お
よび該当件がある場合はその保管場所または移送状況が
返される。担当者は、検索結果を所有者16に伝える。
【0033】遺失物に該当する物品がみつかった場合、
所有者16は知らされた保管場所(駅、遺失物取扱所また
は警察)へ遺失物の返却を受けに行く。遺失物が届け出
前の場合、所有者は駅または遺失物取扱所で遺失物12の
現物チェックを行い(ステップS15)、遺失した所有物
であることが確認されればステップS16で遺失物の返却
が行われる。台帳DB2の各レコードには、遺失物12の状
況、例えば「未返却」「返却」「届出」または「廃棄」
などを示すフィールドがあり、ステップS16では「返
却」が記録される。勿論、返却作業により、遺失物の所
在地および移送状況を示すフィールドは、例えば「遺失
物取扱所に存在」から「所有者に返却」のように変化す
る。また、遺失物の返却に際しては、所有者16の情報
(図5に示した拾得者の情報とほぼ同じ)を登録し、遺
失物情報を特定する情報、所有者16の情報、および、拾
得者11が権利を主張している場合は拾得者11の情報など
が記載された引渡書17が発行され、所有者16に渡され
る。
【0034】さらに、拾得者11が権利を主張している場
合は、ステップS17で拾得物12が所有者16へ返却された
旨を示す通知(葉書など)を発行するサービスを行うこ
とができる。この通知には、遺失物情報を特定する情
報、所有者16の情報などが記載されている。もし、遺失
物情報に拾得者11の電子メールアドレスが記録されてい
る場合は電子メールによる通知を発行することもでき
る。
【0035】[その他のワークフロー]遺失物12を警察
に届けた後、所定期間(遺失物の公告後六月)以内に所
有者が現れず、かつ、拾得者11が権利を放棄していない
場合は、拾得者11が遺失物12の所有権を取得する。この
ような場合、図には示さないが、本実施形態の遺失物管
理システムは、所有権が発生した旨を、葉書や電子メー
ルなどを用いて、拾得者11に通知するサービスを行うこ
とができる。
【0036】[システムの管理]本実施形態の遺失物管
理システムは、遺失物の所在および移送を管理するだけ
でなく、遺失物の確実な管理、および、遺失物の所有者
のプライバシ保護を考慮して、遺失物データベースにア
クセスするユーザの種別に応じて、次のようなアクセス
権を設けている。なお、ここではアクセス権のセットを
ロール(role)と呼ぶ。 一般ユーザ: 検索および登録 特権ユーザ: 検索、登録、返却、移送、受取、修正およ
び届出 管理ユーザ: 検索、登録、返却、移送、受取、修正、届
出、管理 およびアーカイブ
【0037】検索、登録、返却、移送、受取および届出
の各機能は上述した。また、修正は遺失物情報を修正す
る機能、管理は遺失物管理システムの管理者機能、アー
カイブは遺失物管理システムのデータベースをアーカイ
ブする機能である。
【0038】さらに、上記のロールの何れかに属するユ
ーザの遺失物管理システムへのアクセス(操作)は、そ
の担当者ID(図3参照)とともにすべて履歴管理され
る。つまり、図1には示さないが、データベースサーバ1
は、この履歴管理を行うためのデータベースを備えてい
る。
【0039】さらに、本実施形態の遺失物管理システム
を、その検索機能に限定して、インターネットを介して
一般に公開することができる。その場合、分類、品名、
数量、柄、色、形状、メーカ、駅名、路線名および日付
などを検索項目として提示すればよい。ただし、遺失物
の確実な管理、および、遺失物の所有者のプライバシ保
護を考慮して、該当する遺失物情報がみつかった場合で
も、検索者に遺失物の具体的な情報を提示せず、例えば
「該当する遺失物がありますから、お近くの駅の窓口ま
でお出でください」などのメッセージを返す、あるい
は、そのようなメッセージを記載した電子メールを検索
者あてに発行すればよい。
【0040】このように、本実施形態の遺失物管理シス
テムによれば、次の効果を得ることができる。 (1)遺失物管理の省力化 (2)遺失物の情報を複数の人間で共有し、遺失物情報を
同時かつ瞬時に検索可能 (3)遺失物情報をリアルタイムに更新可能
【0041】さらに、遺失物管理に特有な項目を考慮し
た本実施形態の遺失物管理システムによれば、次のよう
な効果を得ることができる。 (4)遺失物に関する詳細な情報および遺失物に含まれる
物品の詳細な情報をデータベース化して管理することが
できる。 (5)遺失物のデータベースは地域的に分散可能で、それ
らのデータベースに対してネットワークを経由して登
録、更新および検索などの操作が容易にできる。とく
に、公共交通機関のように事務拠点が地域的に点在する
組織に好都合である。 (6)複数の保管場所を移動する遺失物の所在・移送を管
理および検索することができる。 (7)遺失物情報の登録、検索および更新などの操作に対
する履歴を管理することができる。 (8)必要な書類、例えば遺失物に添付される切符、預か
り書、届出書および引渡書などを正確かつ容易に作成す
ることができる。 (9)遺失物デーバベースの検索を一般に公開して、所有
者による遺失物の捜索を支援することができる。 (10)拾得者に対して遺失物が返却された旨や所有権を取
得した旨を通知することができる。もし、拾得者の電子
メールアドレスが記録されている場合は、電子メールに
よって、それらの通知を短時間かつ低コストで行うこと
ができる。
【0042】
【他の実施形態】本発明は、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を装置に供給し、その装置のCPUが記憶媒体に格
納されたプログラムコードを読み出し実行することによ
っても達成される。この場合、記憶媒体から読み出され
たプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実
現し、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発
明を構成することになる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
遺失物などの物品に特有な項目を考慮した物品管理を行
う物品管理システムおよびその方法を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の遺失物管理システムの構成例を示
すブロック図、
【図2】遺失物管理システムに遺失物を登録する際の処
理の流れを示す図、
【図3】遺失物管理システムのログオン画面例を示す
図、
【図4】遺失物情報を新規登録するための画面例を示す
図、
【図5】拾得者を登録するための画面例を示す図、
【図6】遺失物管理システムにより遺失物を検索し、遺
失物情報を更新する際の処理の流れを示す図、
【図7】遺失物を検索するための画面例を示す図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 哲也 東京都港区赤坂二丁目17番51号 日本ユニ シス株式会社内 Fターム(参考) 3F022 MM07 MM21 MM59 PP02 PP04 5B049 AA01 AA02 BB32 CC00 CC01 DD01 DD05 EE05 FF03 FF09 GG04 GG07 5B075 KK07 ND20 PP02 PP03 PP12 PP28 PQ02 PQ42 UU40

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を管理するためのデータベース、並
    びに、前記データベースに対する登録、更新および検索
    処理を通信路を介して複数の端末装置へ提供するサーバ
    を有する物品管理システムであって、 前記データベースには、少なくとも物品を特定する情
    報、前記物品の詳細を示す情報、並びに、前記物品の所
    在に関する情報が存在することを特徴とする物品管理シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記データベースには、さらに、前記物
    品の移送に関する情報が存在することを特徴とする請求
    項1に記載された物品管理システム。
  3. 【請求項3】 前記サーバは、前記データベースへのア
    クセスをユーザが属するロールにより管理することを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載された物品管理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記サーバは、前記データベースへのア
    クセスを履歴管理することを特徴とする請求項1から請
    求項3の何れかに記載された物品管理システム。
  5. 【請求項5】 前記データベースには前記物品の拾得に
    関する拾得情報が存在し、その拾得情報に拾得者の電子
    メールアドレスが存在する場合、その電子メールアドレ
    スあてに通知の発行が可能であることを特徴とする請求
    項1から請求項4の何れかに記載された物品管理システ
    ム。
  6. 【請求項6】 通信路を介してデータベースに対する登
    録、更新および検索処理を行って物品を管理する方法で
    あって、 前記データベース上の物品を特定する情報を操作させ、 前記データベース上の前記物品の詳細を示す情報を操作
    させ、 前記データベース上の前記物品の所在に関する情報を操
    作することを特徴とする物品管理方法。
  7. 【請求項7】 さらに、前記データベース上の前記物品
    の移送に関する情報を操作することを特徴とする請求項
    6に記載された物品管理方法。
  8. 【請求項8】 前記データベースへのアクセスはユーザ
    が属するロールにより管理されることを特徴とする請求
    項6または請求項7に記載された物品管理方法。
  9. 【請求項9】 前記データベースへのアクセスは履歴管
    理されることを特徴とする請求項6から請求項8の何れか
    に記載された物品管理方法。
  10. 【請求項10】 さらに、前記データベース上の前記物
    品の拾得に関する拾得情報を操作し、その拾得情報に拾
    得者の電子メールアドレスが存在する場合、その電子メ
    ールアドレスあてに通知を発行することを特徴とする請
    求項6から請求項9の何れかに記載された物品管理方法。
  11. 【請求項11】 通信路を介してデータベースに対する
    登録、更新および検索処理を行って物品を管理するプロ
    グラムコードが記録された記憶媒体であって、前記プロ
    グラムコードは少なくとも、 前記データベース上の物品を特定する情報を操作させる
    ためのコードと、 前記データベース上の前記物品の詳細を示す情報を操作
    させるためのコードと、 前記データベース上の前記物品の所在に関する情報を操
    作するコードとを有することを特徴とする記憶媒体。
  12. 【請求項12】 前記プログラムコードは、さらに、前
    記データベース上の前記物品の移送に関する情報を操作
    させるためのコードを有することを特徴とする請求項11
    に記載された記憶媒体。
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