JP2001206426A - 液体容器 - Google Patents

液体容器

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JP2001206426A
JP2001206426A JP2000012138A JP2000012138A JP2001206426A JP 2001206426 A JP2001206426 A JP 2001206426A JP 2000012138 A JP2000012138 A JP 2000012138A JP 2000012138 A JP2000012138 A JP 2000012138A JP 2001206426 A JP2001206426 A JP 2001206426A
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piston
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Shuhei Kageyama
秀平 陰山
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KOTOBUKI INSATSU SHIKO KK
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KOTOBUKI INSATSU SHIKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体を円滑且つ安定的に供給することができ
る液体容器を提供する。 【解決手段】 液体が収容されたタンク部12と、この
タンク部12の先端に設けられた先具部14と、タンク
部12内を軸方向移動可能に伸長するピストン18と、
ピストン18の先端にその後端が圧入固定されると共に
先端部20aがタンク部12を抜けて先具部14内へと
伸びる液体フィーダー20と、ピストン18を前進させ
るためのノック体28と、ピストン18を後方へ常時付
勢する付勢手段であるバネ30と、先具部14にその基
部が固定され先具部14から突出する先端塗布体である
刷毛32と、有している。先具部14内にはリブ14
a、14bが形成されてリブの谷間と刷毛32との間に
隙間が形成され、ピストン18が前進したときに、液体
フィーダー20が刷毛32内を摺動し、刷毛32の中心
及び外側面において液体が流れ出る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、化粧用マ
ニュキア液や修正液等の液体を収容し、その先端に液体
塗布のための先端塗布体を有する液体容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の液体容器としては、液体
を収容するタンク部と、タンク部の先端に設けられた先
具部と、タンク部内を軸方向移動可能に伸長し、その軸
方向先端部に拡径されたポンプ段部を有し、後方に常時
付勢されたピストンと、ピストンの先端に設けられ、先
具部内へと伸びる液体フィーダーと、先具部、タンク部
の先端またはこれらのいずれかに一体的に設けられた部
材に固定された刷毛等の先端塗布体と、から構成される
ものが一般的に知られている。
【0003】このような液体容器では、ピストンを前方
に押圧すると、ポンプ段部によってタンク部内の液体が
先具部に送出されて、刷毛等の先端塗布体の内部に供給
され、内部を通り液体が先端塗布体の外方へと流出し
て、先端塗布体によって塗布が行われるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の液体容器では、刷毛等の先端塗布体の外側面にお
いて液体が硬化されてしまうと、内部に供給された液体
が外方へと流れ出すことができず、液体を円滑且つ安定
的に供給することができない、という課題がある。
【0005】本発明はかかる課題に鑑みなされたもの
で、請求項1ないし6記載の発明は、液体を円滑且つ安
定的に供給することができる液体容器を提供することを
その目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のうち請求項1記載の発明による液体容器は、
液体を収容するタンク部と、タンク部の先端に設けられ
た先具部と、タンク部内を軸方向移動可能に伸長し、そ
の外径方向に拡径されたポンプ段部を有し、後方に常時
付勢されたピストンと、タンク部内と先具部内との間に
渡って伸長する液体フィーダーと、前記先具部内にその
基部が固定された先端塗布体と、前記タンク部内のピス
トンを前方に押圧操作可能な操作体と、を備えた液体容
器において、前記先具部内周面に複数のリブが形成さ
れ、該リブの谷間と先端塗布体との間に隙間が形成され
ると共に、ピストンの前進により、液体フィーダーの先
端が前記先端塗布体内を移動することを特徴とする。操
作体を操作して、ピストンを前進させると、外径方向に
拡径されたポンプ段部がタンク部内の液体を前方へ押出
し、液体フィーダーの前進と共に液体を先具部内部へと
送出する。液体フィーダーと共に送出された液体は、先
具部内周面と先端塗布体との間に形成された隙間を通
り、先端塗布体の外側面へと伝わり先端塗布体の先端部
へと流れ出される。また、液体フィーダーが先端塗布体
内部を移動するので、先端塗布体の内部に空間ができ、
この空間内に液体が流れ込み、液体フィーダーが前進す
ることにより、この液体が先端塗布体の先端に向かって
移動する。こうして、先端塗布体の中心及び外側面にお
いて液体が流れることから、先端塗布体の先端に向けて
液体を安定的に供給することができる。
【0007】また、請求項2記載の発明による液体容器
は、液体を収容するタンク部と、タンク部の先端に設け
られた先具部と、タンク部内を軸方向移動可能に伸長
し、その外径方向に拡径されたポンプ段部を有し、後方
に常時付勢されたピストンと、タンク部内と先具部内と
の間に渡って伸長する液体フィーダーと、前記先具部内
にその基部が取り付けられた先端塗布体と、前記タンク
部内のピストンを前方に押圧操作可能な操作体と、を備
えた液体容器において、前記先具部内には、先端塗布体
の基部を包囲するアダプターが設けられており、アダプ
ターには、先端塗布体の基部内外を連通する連通路が形
成されると共に、アダプターの連通路よりも前方には、
連通路が形成されていない筒部が形成されており、ピス
トンの前進により、液体フィーダーの先端が前記先端塗
布体内及び前記アダプター内を移動することを特徴とす
る。操作体を操作して、ピストンを前進させると、外径
方向に拡径されたポンプ段部がタンク部内の液体を前方
へ押し出す。液体フィーダーが先端塗布体内部を移動し
て液体を先端塗布体内へと送り出す一方で、アダプター
の連通路が形成されていない筒部を通過すると、アダプ
ターの筒部、先端塗布体及び液体フィーダーとが互いに
重なり合うために、これらの部材間で形成される隙間は
小さくなり、液体がこれらの間を通過しにくくなる。通
過できない液体は、先端塗布体の隙間を通ってアダプタ
ーの連通路から、先端塗布体外へと押し出される。そし
て、先具部内を通り先端塗布体の外側面へと伝わり先端
塗布体の先端部へと流れ出される。こうして、先端塗布
体の中心及び外側面において液体が流れることから、先
端塗布体の先端に向けて液体を安定的に供給することが
できる。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項2記載の前
記液体フィーダーの先端が、前記アダプターよりも前方
まで移動可能であることを特徴とする。液体フィーダー
の先端がアダプターよりも前方に前進すると、アダプタ
ーによって拘束されていない先端塗布体の部分を押し分
けることになるので、その中央部分に隙間が形成され、
この中央隙間を通り、先端塗布体の先端部へと液体が流
れ出される。こうして、先端塗布体の先端に向けて液体
をより安定的に供給することができる。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項2または3
記載の前記アダプターの外周面または先具部の内周面の
少なくとも一方には、リブが形成されており、これによ
り前記アダプターの外周面と先具部の内周面との間に隙
間が形成されていることを特徴とする。該隙間を通し
て、アダプターの連通路から送り出された液体が、先端
塗布体の先端へと達することができる。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項2ないし4
のいずれか1項に記載の前記アダプターが、先具部内で
先具部と一体に形成されることを特徴とする。これによ
り、部品点数を低減することができる。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項1ないし5
のいずれか1項に記載の前記先端塗布体の内部に、液体
フィーダーの先端が摺動する中心貫通孔が形成されるこ
とを特徴とする。液体フィーダーがこの中心貫通孔を摺
動することで、この中心貫通孔を通して先端塗布体の中
心に液体を送り込むことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1ないし図3は本発明の第1実施
形態を表す図である。
【0013】図において、符号10は液体容器であり、
液体容器10は、例えば化粧用マニュキア液や修正液等
の液体が収容された外筒を兼ねるタンク部12と、この
タンク部12の先端に取り付けられた先具部14と、タ
ンク部12内を軸方向移動可能に伸長するピストン18
と、ピストン18の先端部にその後端が圧入固定される
と共にタンク部12を抜けて先端部20aが先具部14
内に位置付けられる液体フィーダー20と、タンク部1
2の後端部に固定された尾栓22と、尾栓22の後端に
嵌着される後リング24と、尾栓22と後リング24と
の間で挟着される蛇腹状の伸縮体26と、伸縮体26の
後端を覆いタンク部12に対してノック可能となった操
作体であるノック体28と、タンク部12の内部の段面
とピストン18との間に介挿されピストン18を後方へ
常時付勢する付勢手段であるバネ30と、先具部14に
その基部が固定され先具部14から突出する先端塗布体
である刷毛32と、タンク部12内で自由に移動できる
ようになった攪拌体34と、を有している。タンク部1
2の先端には先端パイプ36が突出固定されており、液
体フィーダー20の先端部20aは、該先端パイプ36
の先端に当接可能となっており、バネ30がピストン1
8を後方へ常時押圧することで、ピストン18と共に液
体フィーダー20が後方へと付勢されており、先端部2
0aは、常時先端パイプ36の先端に当接してタンク部
12を開閉可能に密封する弁部として機能している。
【0014】溶剤系液体を使用する時には、タンク部1
2、ピストン18、尾栓22等の液体に直接接触する部
品は、ポリアミド樹脂またはポリアクリロニトリル系熱
可塑性樹脂等の耐溶剤系樹脂が用いられると良い。
【0015】タンク部12の先部の内周面には、複数の
軸方向に伸びるリブ12aが形成されており、リブ12
aよりも後方はタンク部12の内径が大きくなった拡径
部12b、リブ12aよりも前方はリブ12aの頂面と
同じ高さで連続する内周面を持ち、拡径部12bよりも
小さな内径となった縮径部12c、となっている。一
方、前記ピストン18の先端部には、縮径部12cとほ
ぼ一致する外径となったポンプ段部18aが形成されて
いる。従って、ポンプ段部18aは、タンク部12のリ
ブ12aの頂面を摺動可能、且つ縮径部12cを摺動可
能となっている。常時は、バネ30の付勢力により、後
方へ付勢されたピストン18のポンプ段部18aが、リ
ブ12aの形成された箇所に位置付けられてリブ12a
の頂面に摺接している。
【0016】また、先具部14の内周面にも、軸方向に
伸びるリブ14aが周方向に離間されて複数形成されて
おり、刷毛32とリブ14a、14a間の谷間との間に
隙間が形成されるようになっている。先具部14の先端
にも、軸方向に伸びるリブ14bが周方向に離間されて
複数形成されており、刷毛32とリブ14b、14b間
の谷間との間に隙間が形成されるようになっている。即
ち、リブ14a、14bは、刷毛32を押える機能と、
リブ14a、14a間及びリブ14b、14b間のそれ
ぞれの谷間に流体流通用の空間を画成する機能と、を有
している。
【0017】刷毛32は、その基部が溶着により固化さ
れており、その中央部には、中心孔32aが形成されて
いる。そして、この中心孔32aを前記液体フィーダー
20が摺動可能となっている。
【0018】また、この液体容器10には、不使用時の
刷毛32を保護するために、タンク部12の先端部に着
脱可能に被着されるキャップ40が備えられている。
【0019】次に、以上に説明した液体容器10の作用
を説明する。
【0020】液体容器10不使用時は、バネ30によっ
て液体フィーダー20及びピストン18が後方へと付勢
されており、液体フィーダー20の先端部20aが先端
パイプ36の先端を密封していて、液体はタンク部12
内から外部へ流出することはない。
【0021】この液体容器10を使用する場合には、キ
ャップ40を取り外して、ノック体28をノックする
と、伸縮体26が収縮し、バネ30の付勢力に抗してピ
ストン18及び液体フィーダー20が前進する。これに
より、ピストン18のポンプ段部18aが、タンク部1
2のリブ12aを摺動しながら前進し、さらに縮径部1
2cを摺動する。縮径部12cにおいて、ピストン18
及び液体フィーダー20と縮径部12cとの間に形成さ
れるポンプ室内にある液体が、ポンプ作用により前方へ
と押出されて、液体フィーダー20の前進と共にタンク
部12を出て先具部14内部へと送出される。このと
き、液体フィーダー20と共に送出された液体は、先具
部14内周面と刷毛32との間に形成された隙間を通
り、刷毛32の外側面へと伝わり刷毛32の先端部へと
流れ出される。また、図3に示すように、液体フィーダ
ー20は、刷毛32内の中心孔32aを摺動するので、
刷毛32の内部に空間ができ、この空間内に液体が流れ
込み、液体フィーダー20が前進することにより、この
液体が刷毛32の先端に向かって移動する。こうして、
刷毛32の中心及び外側面において液体が流れることか
ら、塗布に適した液体量を供給することができ、良好な
塗布を行うことができる。刷毛32の外側面で液体が硬
化していた場合であっても、刷毛32の内外を液体が流
れることで、液体の再軟化を促し、且つ液体を円滑且つ
安定的に供給することができる。
【0022】次に、図4ないし図6は、本発明の第2実
施形態を表す図である。各図において、第1実施形態と
同一の部材は同一の符号を付し、その詳細説明を省略す
る。また、その後半部は図1と同じであるため、図示を
省略する。
【0023】この実施形態の液体容器10’では、先具
部14内にアダプター42が取り付けられている。アダ
プター42は、図7ないし図9に示したように、その後
端部に鍔部42aが形成され、軸方向中央部に連通路で
ある側孔42bが形成されている一方で、それよりも前
方に筒部42cが形成されている。さらに、鍔部42a
と筒部42cとの間に亘り、外径方向に突出したリブ4
2dが形成されている。リブ42dは、図の例では3箇
所形成されており、隣接するリブ42d間が前記側孔4
2bを画成している。アダプター42は、刷毛32の基
部を包囲するようにして設けられ、リブ42dは、刷毛
32を抑える役割と、アダプター42と先具部14内と
の間に隙間を形成する役割とを果たしている。尚、図の
例では、先具部14の内周面に第1実施形態と同様に、
リブ14aが形成されているが、アダプター42のリブ
42dが形成されている場合には、このリブのいずれか
一方を省略することも可能である。先具部14の先端口
部14cは、内径方向に窄まった形状をしており、第1
実施形態のようなリブ14bは形成されていない。
【0024】次に、以上に説明した液体容器10’の作
用を説明する。
【0025】液体容器10’不使用時は、図4に示した
ように、バネ30によって液体フィーダー20及びピス
トン18が後方へと付勢されており、液体フィーダー2
0の先端部20aが先端パイプ36の先端を密封してい
て、液体はタンク部12内から外部へ流出することはな
い。
【0026】この液体容器10’を使用する場合には、
キャップ40を取り外して、ノック体28をノックする
と、伸縮体26が収縮し、バネ30の付勢力に抗してピ
ストン18及び液体フィーダー20が前進する。これに
より、ピストン18のポンプ段部18aが、タンク部1
2のリブ12aを摺動しながら前進し、さらに縮径部1
2cを摺動する。縮径部12cにおいて、ピストン18
及び液体フィーダー20と縮径部12cとの間に形成さ
れるポンプ室内にある液体が、ポンプ作用により前方へ
と押出されて、液体フィーダー20の前進と共にタンク
部12を出て先具部14内部へと送出される。液体フィ
ーダー20が前進して、図5に示したように、その先端
部20aがアダプター42の筒部42cに達すると、ア
ダプター42の筒部42c、刷毛32及び液体フィーダ
ー20とが互いに重なり合うために、これらの間に形成
される隙間は小さくなり、液体は通過しにくくなる。通
過できない液体は、刷毛32の隙間からアダプター42
の側孔42bより、アダプター42のリブ42dと先具
部14のリブ14aとの間に形成された隙間へと押し出
される。そして、この隙間を通って刷毛32の外側面へ
と伝わり刷毛32の先端部へと流れ出される。先具部1
4の内径方向に窄まった先端口部14c手前が溜めとな
り、流れ込んできた液体が全周に回るようになってい
る。そして、先端口部14cと刷毛32との間の隙間が
液量の加減調整が行われて、安定した液量の加減調整が
できるようになっている。
【0027】さらに、液体フィーダー20が前進してア
ダプター42よりも前方へ移動すると、その部分では刷
毛32はもはやアダプター42によってその周囲が拘束
されていないため、刷毛32が、図6に示したように外
方へ広がり、刷毛32の中央に十分な空間ができる。液
体フィーダー20と共に押し出された液体は、この中央
の空間を通り刷毛32の先端部へと流れ出される。こう
して、刷毛32の中心及び外側面において液体が流れ出
ることから、塗布に適した液体量を供給することができ
る。刷毛32の外側面で液体が硬化していた場合であっ
ても、刷毛32の内外を液体が流れることで、液体の再
軟化を促し、且つ液体を円滑且つ安定的に供給すること
ができ、良好な塗布を行うことができる。
【0028】図10は、本発明の第3実施形態を表す要
部斜視図である。この実施の形態では、第2実施形態と
比較して、先具部14’とアダプター42’とが一体に
形成される点で異なっている。アダプター42’には、
第2実施形態と同様、側孔42b、筒部42c及びリブ
42dが形成されている。
【0029】アダプター42’と先具部14’とを一体
に形成することにより、第2実施形態と同一の作用・効
果が得られると共に部品点数の低減が図られ、安価に製
造することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、液体フィーダーの先端が前記先端塗布体内
を移動すると共に、前記先具部内周面に形成されたリブ
の谷間と先端塗布体との間に隙間が形成されることによ
り、先端塗布体の中心及び外側面において液体が流れる
ことから、先端塗布体の外側面において液体が硬化して
いても、先端塗布体の先端に向けて液体を安定的に供給
することができる。
【0031】請求項2ないし5記載の発明によれば、液
体フィーダーが前記先端塗布体内及びアダプター内を移
動し、また、アダプターには先端塗布体基部内外を連通
する連通路が形成されており、先端塗布体の中心及び外
側面において液体が流れ出ることから、先端塗布体の外
側面において液体が硬化していても、先端塗布体の先端
に向けて液体を安定的に供給することができる。
【0032】請求項6記載の発明によれば、液体フィー
ダーが先端塗布体の中心貫通孔を摺動することで、この
中心貫通孔を通して先端塗布体の中心に確実に液体を送
り込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液体容器の第1実施形態を表す縦断面
図である。
【図2】図1の部分拡大断面図であり、キャップを取り
外した状態を表す。
【図3】ノック体をノックした状態を表す図2相当の動
作図である。
【図4】本発明の液体容器の第2実施形態を表す部分拡
大断面図である。
【図5】ノック体をノックした状態を表す図4相当の動
作図である。
【図6】ノック体を最大限ノックした状態を表す図4相
当の動作図である。
【図7】アダプターの斜視図である。
【図8】アダプターの側面図である。
【図9】アダプターの断面図である。
【図10】本発明の液体容器の第3実施形態を表す(a)
は先具部先端の断面斜視図であり、(b)は部分破断斜
視図である。
【符号の説明】
10、10’ 液体容器 12 タンク部 14、14’ 先具部 14a、14b リブ 18 ピストン 18a ポンプ段部 20 液体フィーダー 28 ノック体(操作体) 32 刷毛(先端塗布体) 32a 中心貫通孔 42、42’ アダプター 42b 側孔(連通路) 42c 筒部 42d リブ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を収容するタンク部と、 タンク部の先端に設けられた先具部と、 タンク部内を軸方向移動可能に伸長し、その外径方向に
    拡径されたポンプ段部を有し、後方に常時付勢されたピ
    ストンと、 タンク部内と先具部内との間に渡って伸長する液体フィ
    ーダーと、 前記先具部内にその基部が固定された先端塗布体と、 前記タンク部内のピストンを前方に押圧操作可能な操作
    体と、を備えた液体容器において、 前記先具部内周面に複数のリブが形成され、該リブの谷
    間と先端塗布体との間に隙間が形成されると共に、ピス
    トンの前進により、液体フィーダーの先端が前記先端塗
    布体内を移動することを特徴とする液体容器。
  2. 【請求項2】 液体を収容するタンク部と、 タンク部の先端に設けられた先具部と、 タンク部内を軸方向移動可能に伸長し、その外径方向に
    拡径されたポンプ段部を有し、後方に常時付勢されたピ
    ストンと、 タンク部内と先具部内との間に渡って伸長する液体フィ
    ーダーと、 前記先具部内にその基部が固定された先端塗布体と、 前記タンク部内のピストンを前方に押圧操作可能な操作
    体と、を備えた液体容器において、 前記先具部内には、先端塗布体の基部を包囲するアダプ
    ターが設けられており、アダプターには、先端塗布体の
    基部内外を連通する連通路が形成されると共に、アダプ
    ターの連通路よりも前方には、連通路が形成されていな
    い筒部が形成されており、ピストンの前進により、液体
    フィーダーの先端が前記先端塗布体内及び前記アダプタ
    ー内を移動することを特徴とする液体容器。
  3. 【請求項3】 前記液体フィーダーの先端は、前記アダ
    プターよりも前方まで移動可能であることを特徴とする
    請求項2記載の液体容器。
  4. 【請求項4】 前記アダプターの外周面または先具部の
    内周面の少なくとも一方には、リブが形成されており、
    これにより前記アダプターの外周面と先具部の内周面と
    の間に隙間が形成されていることを特徴とする請求項2
    または3記載の液体容器。
  5. 【請求項5】 前記アダプターは、先具部内で先具部と
    一体に形成されることを特徴とする請求項2ないし4の
    いずれか1項に記載の液体容器。
  6. 【請求項6】 前記先端塗布体の内部には、液体フィー
    ダーの先端が摺動する中心貫通孔が形成されることを特
    徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の液体
    容器。
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