JP2001206104A - コクピットモジュール組付体の車両搭載構造 - Google Patents

コクピットモジュール組付体の車両搭載構造

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JP2001206104A
JP2001206104A JP2000021846A JP2000021846A JP2001206104A JP 2001206104 A JP2001206104 A JP 2001206104A JP 2000021846 A JP2000021846 A JP 2000021846A JP 2000021846 A JP2000021846 A JP 2000021846A JP 2001206104 A JP2001206104 A JP 2001206104A
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female screw
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Tomohiro Kamiya
知宏 神谷
Teruhiko Kameoka
輝彦 亀岡
Shigeo Numazawa
成男 沼澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コクピットモジュール組付体の左右方向端部
を、車両側面から容易に車体側面部に固定できるように
する。 【解決手段】 車体側面部50に雌ねじ51を設けると
ともに、コクピットモジュール組付体内の強度部材40
のサイドブラケット43に、雌ねじ63を持つナット6
0を径方向に移動可能に設け、段付きボルト70を車両
側面から車体側面部50の雌ねじ51に挿入し、段付き
ボルト70の先端の小径の雄ねじ72をサイドブラケッ
ト43のナット60の雌ねじ63に締め付ける。また、
段付きボルト70の手元側の大径の雄ねじ71を車体側
面部50の雌ねじ51に締め付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両計器盤の内側部
に空調装置等の機器を組み付ける車両用コクピットモジ
ュール組付体の車両への搭載構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両では、計器盤とその周辺機器
とを予めコクピットモジュール組付体として一体化して
おき、その後に、このコクピットモジュール全体を一度
に車体側へ固定するというモジュール化への要請が車両
組み付け工程の簡素化のために強まっている。
【0003】こようなコクピットモジュール組付体に
は、計器盤内側において車両左右方向に延びる棒状強度
部材(リーンフォースバー)が車両のステアリング装置
の支持のために配置される。この強度部材の左右両端部
にはサイドブラケットが設けられ、このサイドブラケッ
トの部位で強度部材の左右両端部を車体側面部にねじ止
め固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、強度部材の
長手方向寸法(左右方向長さ)は車両搭載作業を容易化
するために、左右の車体側面部間の距離より短く設定し
ている。一方、強度部材の長手方向寸法および左右の車
体側面部間の距離には製造上の寸法バラツキが存在す
る。
【0005】以上の理由から、強度部材の左右両端部の
サイドブラケットと、固定相手側となる左右の車体側面
部との間にある程度の隙間が生じるのは不可避であり、
かつ、この隙間の大きさもバラツキが生じる。このた
め、強度部材の左右両端部のサイドブラケットを両方と
も車両側面(強度部材長手方向)からねじ手段で車体側
面部に組み付けようとすると、上記隙間のバラツキによ
り強度部材のサイドブラケットを確実にねじ止め固定で
きないという不具合が生じる。
【0006】このため、従来では、強度部材の左右両端
部のサイドブラケットのうち、少なくとも一方を、強度
部材の長手方向と垂直な方向、具体的には車両後方から
ねじ手段により車体側面部の取付部に締め付け固定して
いる。しかし、コクピットモジュール組付体では、強度
部材のサイドブラケットの車両後方側に計器盤が位置し
ているので、計器盤の存在が車両後方からのねじ手段の
締め付け作業の妨げとなる。
【0007】そこで、計器盤の一部を別体化して、この
別体部分による開口部を利用して、車両後方からのねじ
手段の締め付け作業を容易化する等の対策が考えられる
が、このような対策であると、車両組み付け工程の簡素
化というモジュール化本来の効果が計器盤の一部の別体
化により損なわれる。また、計器盤意匠面においても一
部の別体化により制約を受けるという不具合が生じる。
【0008】本発明は上記点に鑑みて、コクピットモジ
ュール組付体の左右方向端部を、車両側面から容易に車
体側面部に固定できるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、コクピットモジュール
組付体(10)の車体側面部(50)への固定部位(4
3)および車体側面部(50)の両方に雌ねじ(51、
63)を設け、雄ねじ手段(70、78)を車両側面か
ら前記両雌ねじ(51、63)に締め付けることによ
り、コクピットモジュール組付体(10)を車体側面部
(50)にねじ止め固定することを特徴とする。
【0010】これによると、コクピットモジュール組付
体(10)の固定部位(43)と車体側面部(50)と
の間の隙間(X)が製造上の寸法バラツキにより変動し
ても、両雌ねじ(51、63)に対する雄ねじ手段(7
0、78)のねじ込み位置の調整により隙間(X)を吸
収するとともに、両雌ねじ(51、63)と雄ねじ手段
(70、78)とのかみ合いにより、コクピットモジュ
ール組付体(10)を車両側面から車体側面部(50)
に容易にねじ止め固定することができる。
【0011】請求項2に記載の発明では、請求項1にお
いて、車体側面部(50)の雌ねじ(51)に比してコ
クピットモジュール組付体(10)の雌ねじ(63)を
小径とし、雄ねじ手段を、車体側面部(50)の雌ねじ
(51)に対応する大径の雄ねじ(71)とコクピット
モジュール組付体(10)の雌ねじ(63)に対応する
小径の雄ねじ(72)とを有する段付きボルト(70)
で構成することを特徴とする。
【0012】このように雄ねじ手段として段付きボルト
(70)を用いると、先端側の小径の雄ねじ(72)を
車体側面部(50)の雌ねじ(51)に対してかみ合う
ことなく遊嵌合のまま通過させることができ、その後
に、小径の雄ねじ(72)をコクピットモジュール組付
体(10)の雌ねじ(63)にかみ合わせればよい。そ
のため、後述のストレートボルト(78)に比して段付
きボルト(70)ではその締め付け工数を低減できると
いう利点がある。
【0013】請求項3に記載の発明では、請求項2にお
いて、コクピットモジュール組付体(10)の雌ねじ
(63)だけを径方向に移動可能な調芯構造としたこと
を特徴とする。
【0014】これによると、コクピットモジュール組付
体(10)の雌ねじ(63)の中心が車体側面部(5
0)の雌ねじ(51)とずれていても、段付きボルト
(70)の大径の雄ねじ(71)を車体側面部(50)
の雌ねじ(51)にかみ合わせて段付きボルト(70)
をねじ込んでいくと、段付きボルト(70)の先端部に
より雌ねじ(63)を径方向へ移動させて雌ねじ(6
3)の調芯を行うことができ、コクピットモジュール組
付体(10)の車両搭載作業を容易化できる。
【0015】しかも、コクピットモジュール組付体(1
0)の雌ねじ(63)だけを径方向に移動可能な調芯構
造としているから、車体側面部(50)の雌ねじ(5
1)は車体側面部(50)と一体に設けることができ
る。従って、車体側面部(50)と一体の雌ねじ(5
1)に段付きボルト(70)の大径の雄ねじ(71)を
かみ合わせて車体側面部(50)と段付きボルト(7
0)との間を固定できる。
【0016】また、コクピットモジュール組付体(1
0)に備えられる、径方向に移動可能な調芯構造の雌ね
じ(63)に対しては、段付きボルト(70)の大小の
雄ねじ(71、72)の間の段付き面(74)を当接さ
せることができる。これにより、調芯構造の雌ねじ(6
3)に小径の雄ねじ(72)とのかみ合いによる締め付
け力を作用させることができ、この締め付け力により段
付きボルト(70)を調芯構造の雌ねじ(63)を介し
てコクピットモジュール組付体(10)に固定できる。
【0017】請求項4に記載の発明では、請求項2また
は3において、段付きボルト(70)の小径の雄ねじ
(72)と、コクピットモジュール組付体(10)の雌
ねじ(63)とのかみ合い開始からかみ合い終了までの
ねじ山数をnとし、段付きボルト(70)の小径の雄ね
じ(72)と大径の雄ねじ(71)とが同一ピッチであ
るときに、大径の雄ねじ(71)部分で発生するガタを
dとしたとき、段付きボルト(70)の大径の雄ねじ
(71)のピッチを小径の雄ねじ(72)のピッチに対
してd/nだけずらすことを特徴とする。
【0018】これによると、段付きボルト(70)の小
径の雄ねじ(72)と、雌ねじ(63)とのかみ合い開
始からかみ合い終了までの、段付きボルト(70)の軸
方向移動の間に、大径側の雄ねじ(71)と雌ねじ(5
1)とのかみ合い部におけるガタdを丁度なくすことが
できる。このため、段付きボルト(70)と車体側面部
(50)との固定をより確実に行うことができる。
【0019】請求項5に記載の発明では、請求項1にお
いて、車体側面部(50)の雌ねじ(51)とコクピッ
トモジュール組付体(10)の雌ねじ(63)を同一径
とし、雄ねじ手段を、車体側面部(50)の雌ねじ(5
1)とコクピットモジュール組付体(10)の雌ねじ
(63)に対応する単一径の雄ねじ(77)を有するス
トレートボルト(78)で構成することを特徴とする。
【0020】これによると、コクピットモジュール組付
体(10)の固定部位(43)と車体側面部(50)と
の間の隙間(X)をストレートボルト(78)のねじ込
み位置の調整により吸収するとともに、両雌ねじ(5
1、63)とストレートボルト(78)とのかみ合いに
より、コクピットモジュール組付体(10)を車両側面
から車体側面部(50)に容易にねじ止め固定すること
ができる。
【0021】しかも、ストレートボルト(78)は、単
一径の雄ねじ(77)を有する簡単な形状であるから、
段付きボルト(70)に比して低コストで製作できる。
【0022】請求項6に記載の発明では、請求項5にお
いて、車体側面部(50)の雌ねじ(51)だけを径方
向に移動可能な調芯構造としたことを特徴とする。
【0023】これによると、車体側面部(50)の雌ね
じ(51)の中心がコクピットモジュール組付体(1
0)の雌ねじ(63)とずれていても、ストレートボル
ト(78)の先端部により雌ねじ(51)を径方向に移
動させて雌ねじ(51)の調芯を行うことができ、コク
ピットモジュール組付体(10)の車両搭載作業を容易
化できる。
【0024】しかも、車体側面部(50)の雌ねじ(5
1)だけを径方向に移動可能な調芯構造としているか
ら、コクピットモジュール組付体(10)の雌ねじ(6
3)はコクピットモジュール組付体(10)と一体に設
けることができる。従って、コクピットモジュール組付
体(10)と一体の雌ねじ(63)にストレートボルト
(78)の雄ねじ(77)をかみ合わせてコクピットモ
ジュール組付体(10)とストレートボルト(78)と
の間を固定できる。
【0025】また、車体側面部(50)に備えられる、
径方向に移動可能な調芯構造の雌ねじ(51)に対して
は、ストレートボルト(78)の頭部(75a)を当接
させることができる。これにより、調芯構造の雌ねじ
(51)にストレートボルト(78)の雄ねじ(77)
とのかみ合いによる締め付け力を作用させることがで
き、この締め付け力によりストレートボルト(78)を
調芯構造の雌ねじ(51)を介して車体側面部(50)
に固定できる。
【0026】請求項7に記載の発明では、コクピットモ
ジュール組付体(10)には、計器盤(20)の内側に
て車両左右方向に延びるように配置され、ステアリング
装置を支持する強度部材(40)が備えられ、コクピッ
トモジュール組付体(10)を車体側面部(50、5
2)にねじ止め固定する固定部位(43、44)を強度
部材(40)の車両左右方向の端部に設定することを特
徴とする。
【0027】これにより、コクピットモジュール組付体
(10)内の骨格をなす強度部材(40)を利用して、
コクピットモジュール組付体(10)を車体側面部(5
0、52)に車両側方からねじ止め固定できる。
【0028】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0029】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1〜図4は第
1実施形態であり、図1はコクピットモジュール組付体
10を組み付け後に車両に搭載する状態を示している。
コクピットモジュール組付体10は車両計器盤20の内
側に車両用空調装置30(図2)等の種々な機器を一体
に組み付けたものである。但し、本明細書における「コ
クピットモジュール組付体」という用語は、車両計器盤
20の内側に複数の機器を機械的に一体構造として結合
した状態のものだけでなく、車両計器盤20の内側に複
数の機器を組み付け、その組付状態を適宜の治具にて保
持して車両への搭載を行うものも包含する意味で用いて
いる。
【0030】図2は計器盤20の内側に収納される車両
用空調装置30の送風機ユニット31と空調ユニット3
2を示している。図1、2の矢印は車両搭載状態での前
後左右方向を示す。
【0031】本例では右ハンドル車の場合を例示してい
るので、送風機ユニット31は車両左側の助手席側に配
置され、空調ユニット32は車両左右方向の略中央部に
配置される。ここで、送風機ユニット31および空調ユ
ニット32は周知の構成であるので、その概要を簡単に
説明すると、送風機ユニット31はその上部に内気と外
気を切替導入する内外気切替箱31aを配置し、この内
外気切替箱31aから吸入した空気を送風する遠心式送
風機31bを下部に配置した構成になっている。
【0032】空調ユニット32は送風機ユニット31か
らの送風空気を温度調整して車室内へ吹き出すもので、
上記吹出ダクト部31cに接続される樹脂製ケース32
aを有している。この樹脂製ケース32a内に、送風空
気を冷却する冷房用熱交換器としての蒸発器、送風空気
を加熱する暖房用熱交換器としての温水式ヒータコア、
温度制御手段としてのエアミックスドア、吹出モード切
替機構を構成する吹出モードドア等を内蔵している。
【0033】計器盤20の内側には車両左右方向に延び
る強度部材40が配置されている。ここで、強度部材4
0の本体部41は棒状(リーンフォースバー)であり、
この棒状とは中空部を持つパイプ形状を包含する意味の
用語である。また、パイプ形状も断面円形状に限らず、
断面矩形状等でもよい。棒状本体部41は金属(鉄系金
属等)により形成されている。
【0034】この強度部材40は車両のステアリング装
置を支持固定することを主目的とする部材であり、本例
は右ハンドル車であるので、棒状本体部41の中央部よ
り右寄り部位、すなわち、棒状本体部41の右端部に近
接した部位にステアリング装置の支持ステー(支持部)
42が溶接等の手段で固定されている。このステー42
は金属(鉄系金属等)により形成され、ステアリング装
置のハウジング部(図示せず)を支持固定するようにな
っている。
【0035】強度部材40の棒状本体部41の車両左右
方向の両端部には、それぞれ別体のサイドブラケット4
3、44が溶接等の手段で固定されている。このサイド
ブラケット43、44は金属(鉄系金属等)により板形
状に形成され、サイドブラケット43、44の板面は強
度部材40の長手方向(軸方向)と垂直方向(車両前後
方向)に向くように配置されている。
【0036】サイドブラケット43、44には、左右の
車体側面部(車両側面の内板部)50、52への取付穴
45、46が2箇所ずつ開けてある。また、本例では、
送風機ユニット31が車両左側の助手席側に配置される
ので、左側のサイドブラケット43に補助ブラケット部
47を一体に設け、この補助ブラケット部47に送風機
ユニット31の送風機31b部分をねじ止め等の手段で
組み付けるようにしてある。
【0037】また、強度部材40の棒状本体部41の車
両左右方向の中央部には空調ユニット32の固定のため
の金属(鉄系金属等)製の中央ブラケット49が溶接等
の手段で2箇所固定され、この中央ブラケット49にも
空調ユニット32をねじ止め等の手段で組み付けるよう
にしてある。
【0038】なお、図1において、55は車体側の隔壁
(ファイヤウォール)であり、車両前方のエンジンルー
ム56と車両後方の車室57との間を仕切るものであ
る。
【0039】次に、図3、4は本発明の要部を示すもの
で、強度部材40のサイドブラケット43、44のう
ち、左側のサイドブラケット43の車体側面部50への
組付構造を示す。車体側面部50において強度部材40
のサイドブラケット43を固定する部位には、サイドブ
ラケット43の2個の取付穴45に対応して2個の雌ね
じ51が設けてある。この雌ねじ51は下記するナット
60の雌ねじ63より大径にしてある。両雌ねじ51、
63のピッチは同じである。
【0040】ナット60はコの字状の折り曲げ形状から
なる金属製の保持板61とこの保持板61に溶接等の手
段で固定されたねじ部62とから構成され、ねじ部62
には車体側面部50の雌ねじ51より小径の雌ねじ63
が設けてある。保持板61の2枚の折り曲げ形状の間隔
Lをサイドブラケット43の板厚tより若干量小さく設
計して、保持板61を金属の弾性力によりサイドブラケ
ット43に移動可能に保持できるようにしてある。
【0041】これにより、ナット60の雌ねじ63を径
方向に移動可能な調芯構造とすることができる。保持板
61の2枚の折り曲げ形状部には雌ねじ63と同心位置
に穴64が開けてある。
【0042】ここで、保持板61の穴64の径は、車体
側面部50の大径の雌ねじ51より小さく、かつ、ナッ
ト60の雌ねじ63より大きくしてある。また、サイド
ブラケット43の取付穴45の径は、車体側面部50の
大径の雌ねじ51よりも更に大きくしてある。
【0043】70は本発明の雄ねじ手段を構成する段付
きボルトで、図3の矢印Aのように車両側面(車体側面
部50の外側)から車体側面部50の雌ねじ51および
ナット60の雌ねじ63に締め付けられるものである。
この段付きボルト70は車体側面部50の雌ねじ51に
対応する大径の雄ねじ71を手元側に形成し、この大径
の雄ねじ71の先端側に、ナット60の雌ねじ63に対
応する小径の雄ねじ72を形成している。この両雄ねじ
71、72の間に雄ねじを形成してない軸部73および
段付面74を形成している。
【0044】更に、大径の雄ねじ71側の端部に工具係
止用の六角頭部75を形成し、また、小径の雄ねじ72
側の端部にテーパ状案内部76を形成している。
【0045】なお、上記段付きボルト70による車体側
面部50への組付構造は左右両端部のサイドブラケット
43、44のうち少なくとも一方に実施するだけでよ
く、そのため、本実施形態では左側のサイドブラケット
43に対してのみ段付きボルト70による組付構造を実
施している。
【0046】従って、右側のサイドブラケット44の組
付構造においては、取付ボルト77として通常の単一径
の雄ねじからなるストレートボルトを用い、この取付ボ
ルト77を右側車体側面部52の通し穴53を通して右
側サイドブラケット44の取付穴46部の雌ねじ(図示
せず)に締め付けることにより、右側のサイドブラケッ
ト44の車体側面部52への組付を行うようにしてあ
る。
【0047】次に、コクピットモジュール組付体10の
車両への搭載手順について説明すると、最初に、送風機
ユニット31および空調ユニット32を強度部材40に
組み付る。具体的には、送風機ユニット31の送風機3
1b部の樹脂製ケース(スクロールケース)を補助ブラ
ケット部47にねじ止め等の手段により組み付ける。同
様に、空調ユニット32も強度部材40の中央ブラケッ
ト49にねじ止め等の手段により組み付ける。図2は送
風機ユニット31および空調ユニット32を強度部材4
0に組み付けた後の状態を示す。
【0048】次に、送風機ユニット31と空調ユニット
32を一体化した強度部材40、およびその他の機器を
計器盤20の内側に収納し、これら機器を計器盤20と
一体に組み付け、モジュール化する。図1はこのモジュ
ール化のための組み付けを終えたコクピットモジュール
組付体10を示す。
【0049】なお、強度部材40と計器盤20との一体
化は種々の手段で可能であるが、例えば、サイドブラケ
ット43、44の部分に計器盤20への取付部を設けて
おき、この取付部を用いて強度部材40を計器盤20に
組み付けることができる。
【0050】また、図1には図示していないが、強度部
材40のステアリング装置用支持ステー42に車両ステ
アリング装置のハウジング部(図示せず)を支持固定す
ることにより、車両ステアリング装置もコクピットモジ
ュール組付体10の一部として一体化できる。
【0051】次に、コクピットモジュール組付体10を
車室57内において図1の矢印Bのように隔壁55に向
かって車両前方へ押し込み、その後に、車両側面から
(車体側面部50、52の外側から)コクピットモジュ
ール組付体10の車両への搭載作業を行う。すなわち、
最初に、右側の車体側面部52の通し穴53を通して取
付ボルト77を強度部材40の右側サイドブラケット4
4の取付穴46部の雌ねじ(図示せず)に締め付ける。
これにより、右側のサイドブラケット44を右側の車体
側面部52に組み付けることができる。
【0052】次に、段付きボルト70を用いて左側のサ
イドブラケット43を左側の車体側面部50に組み付け
る。この組付作業を図5により詳述すると、まず、図5
(a)に示すように、左側のサイドブラケット43に移
動可能に保持されたナット60の穴64を左側の車体側
面部50の雌ねじ51の位置に概略合わせる。その後、
段付きボルト70を矢印Aのように車両側面から車体側
面部50の雌ねじ51内に挿入する。
【0053】段付きボルト70の先端側の小径の雄ねじ
72は雌ねじ51とかみ合うことなく遊嵌合状態のまま
進み、最初に段付きボルト70の手元側の大径の雄ねじ
71が図5(b)に示すように雌ねじ51とかみ合い、
このかみ合いを継続しながら段付きボルト70は矢印A
方向(軸方向)に進む。
【0054】そして、段付きボルト70の矢印A方向へ
の移動により、図5(c)に示すように段付きボルト7
0の先端のテーパ状案内部76および小径の雄ねじ72
がナット60の保持板61の穴64およびサイドブラケ
ット43の取付穴45を通してナット60の雌ねじ63
の内側に挿入される。
【0055】ここで、ナット60はサイドブラケット4
3に対して保持板61により雌ねじ63の径方向に移動
可能に保持され、かつ、段付きボルト70の先端にテー
パ状案内部76が設けてあるので、段付きボルト70の
小径の雄ねじ72とナット60の雌ねじ63の中心位置
が図5(a)、(b)のごとくずれていても、段付きボ
ルト70の矢印A方向への移動により、自動的にナット
60が径方向に移動して雄ねじ72とナット60の雌ね
じ63の中心位置が一致する。つまり、自動調芯機能を
果たすことができる。
【0056】また、ナット60の保持板61はコの字状
の折り曲げ形状を有し、コの字状の直線状底辺部がサイ
ドブラケット43の直線状側面部に嵌合することによ
り、ナット60はサイドブラケット43に回転不能に保
持されているので、段付きボルト70の小径の雄ねじ7
2とナット60の雌ねじ63とのかみ合いにより段付き
ボルト70はナット60に対しても相対的に矢印A方向
に進む。
【0057】そして、段付きボルト70の段付き面74
が図5(d)のごとくナット60の保持板61に当接す
ると、この当接部とねじ63、72のかみ合い部との共
同作用により締め付け力をナット60に加えることがで
きので、ナット60を確実にサイドブラケット43に締
め付け固定できる。これにより、段付きボルト70の回
転が止まり、段付きボルト70と車体側面部50との間
も大径の雄ねじ71と雌ねじ51とのかみ合い部により
固定される。
【0058】すなわち、自動調芯機能を果たすための径
方向への移動可能な調芯構造はサイドブラケット43側
のナット60だけに設け、車体側面部50には直接雌ね
じ51を設けて車体側面部50と雌ねじ51とを一体に
しているから、大径の雄ねじ71と雌ねじ51とのかみ
合い部により段付きボルト70を車体側面部50に直接
固定できる。
【0059】ところで、強度部材40の長手方向寸法
(車両左右方向長さ)および左右の車体側面部間の距離
には製造上の寸法バラツキが存在するので、強度部材4
0の左右両端部のサイドブラケット43、44と、固定
相手側となる左右の車体側面部50、52との間にある
程度の隙間X(図3参照)が生じるのは不可避であり、
かつ、この隙間Xの大きさもバラツキが生じる。
【0060】しかし、本実施形態によると、強度部材4
0の左右両端部のサイドブラケット43、44のうち、
その一方のサイドブラケット43において上述の段付き
ボルト70による車体側面部50への組付構造を採用し
ているから、上記隙間のバラツキを吸収してサイドブラ
ケット43を車体側面部50に容易に固定できる。
【0061】すなわち、車体側面部50の内側面とサイ
ドブラケット43の外側端面との間に隙間Xが生じたと
きに、段付きボルト70の段付き面74が車体側面部5
0の内側面の位置からナット60の保持板61に当接す
るまでのボルト移動量が、上記隙間Xから保持板61の
板厚分を引いた距離と常に等しい関係となる。このた
め、上記隙間Xのバラツキを考慮した上記ボルト移動量
が確保できるように段付きボルト70の各部の軸方向長
さを予め設定しておくことにより、上記隙間Xのバラツ
キを段付きボルト70の軸方向移動量により吸収し、か
つ、段付きボルト70と両雌ねじ51、63とのかみ合
いによりサイドブラケット43を車体側面部50に確実
に固定できる。
【0062】以上によると、計器盤20およびその周辺
機器(送風機ユニット31、空調ユニット32等)をコ
クピットモジュール組付体10として予め一体化してお
いても、強度部材40を計器盤20により妨げられるこ
となく車両側面から車体側面部50、52に容易に組み
付けることができる。従って、コクピットモジュール組
付体10の計器盤20に、強度部材40の車体側への組
付のための開口部を形成する別体部分を特別に設ける必
要がなく、コクピットモジュール組付体10の車両搭載
作業を容易化できる。
【0063】なお、コクピットモジュール組付体10の
車両搭載に際しては、強度部材40の車体側への組付の
他に、計器盤20の必要箇所等を車体側にねじ止め等の
手段により固定する。
【0064】また、第1実施形態では、車両ステアリン
グ装置もコクピットモジュール組付体10の一部として
車両搭載前の状態で一体化する例について説明したが、
コクピットモジュール組付体10の車両搭載後に支持ス
テー42に車両ステアリング装置のハウジング部(図示
せず)を支持固定するようにしてもよい。
【0065】(第2実施形態)第1実施形態において、
段付きボルト70の小径の雄ねじ72と、ナット60の
雌ねじ63とのかみ合い開始からかみ合い終了までのね
じ山数をnとし、段付きボルト70の小径の雄ねじ72
と大径の雄ねじ71とが同一ピッチpであるときに、大
径の雄ねじ71部分で発生するガタをd(図6参照)と
したとき、第2実施形態では、段付きボルト70の大径
の雄ねじ71のピッチp’を小径の雄ねじ71のピッチ
pに対してd/nだけずらすように設計する。
【0066】すなわち、第2実施形態では、段付きボル
ト70の大径の雄ねじ71のピッチp’を、p’=p+
(d/n)、あるいはp’=p−(d/n)と設計す
る。
【0067】なお、両雌ねじ51、63のピッチは小径
の雄ねじ71と同一ピッチpである。
【0068】これによると、段付きボルト70の小径の
雄ねじ72と、ナット60の雌ねじ63とのかみ合い開
始からかみ合い終了までの、段付きボルト70の軸方向
移動の間に、大径側の雄ねじ71と雌ねじ51とのかみ
合い部におけるガタdを丁度なくすことができる。この
ため、段付きボルト70と車体側面部50との固定をよ
り確実に行うことができる。
【0069】(第3実施形態)第1実施形態では、強度
部材40の車体側面部50への取付ボルト(雄ねじ手
段)として、大小2種の雄ねじ71、72を有する段付
きボルト70を用いたが、第3実施形態では、図7〜図
9に示すように、強度部材40の車体側面部50への取
付ボルト(雄ねじ手段)として、単一径の雄ねじ77を
有するストレートボルト78を用いている。
【0070】このストレートボルト78の雄ねじ77の
先端部には段付きボルト70と同様にテーパ状案内部7
6を形成し、また、雄ねじ77の手元側の端部に工具係
止用の六角頭部75を形成している。この六角頭部75
には、雄ねじ77より大径の拡大鍔部75aを形成して
いる。
【0071】このようなストレートボルト78の採用に
伴って、第3実施形態では第1実施形態に対して以下の
ように変形している。すなわち、サイドブラケット43
の内側面には、取付穴45と同心状にナット60が溶接
等の手段により直接固定してある。ここで、ナット60
の雌ねじ63はストレートボルト78の雄ねじ77に対
応した径を有する。
【0072】一方、車体側面部50にはストレートボル
ト78の雄ねじ77に対応した径を有する雌ねじ51を
形成したナット510が備えられている。ここで、車体
側面部50にはナット510の六角状の外形より若干量
大きい寸法を有する六角状の収容穴511が開けてあ
る。車体側面部50の内側面には、ナット510の外形
寸法より小さい内径の穴512を有するリング状保持部
513が収容穴511の中心方向へ突出している。
【0073】そして、車体側面部50の収容穴511内
にナット510を収容した後に、車体側面部50の外側
面にカバープレート514を固定する。このカバープレ
ート514には上記穴512と同様にナット510の外
形寸法より小さい内径の穴515が開けてある。従っ
て、車体側面部50の収容穴511内にナット510を
リング状保持部513とカバープレート514の穴51
5周縁部とにより、径方向に移動可能に、かつ、回転不
能に保持できる。
【0074】第3実施形態によると、ストレートボルト
78を図9(a)→図9(b)→図9(c)→図9
(d)のように車体側面部50のナット510およびサ
イドブラケット43のナット60に締め付けることによ
り、第1実施形態と同様に車体側面部50の内側面とサ
イドブラケット43の外側端面との間の隙間X(図3参
照)をストレートボルト78の軸方向移動量により吸収
し、かつ、ストレートボルト78と両雌ねじ51、63
とのかみ合いによりサイドブラケット43を車体側面部
50に確実に固定できる。
【0075】但し、第3実施形態ではストレートボルト
78の採用に伴って、車体側面部50のナット510を
径方向へ移動可能に保持して自動調芯機能を発揮してい
る。そして、ストレートボルト78の六角頭部75の拡
大鍔部75aが図9(d)のように車体側面部50のカ
バープレート514に当接すると、ストレートボルト7
8の回転による締め付け力によって、ナット510がカ
バープレート514に圧着するので、ストレートボルト
78の回転が止まる。
【0076】この状態では、ストレートボルト78がナ
ット510を介して車体側面部50に固定されると同時
に、サイドブラケット43にナット60が直接固定され
ているので、ストレートボルト78とナット60とのか
み合いによりストレートボルト78がサイドブラケット
43にも固定される。従って、車両側面からのストレー
トボルト78の締め付けにより強度部材40のサイドブ
ラケット43を車体側面部50に容易に組み付けでき
る。
【0077】第3実施形態によるストレートボルト78
は、第1実施形態の段付きボルト70に比して製造が容
易であるという利点がある。しかし、その半面、ストレ
ートボルト78の締め付け工数は段付きボルト70の締
め付け工数より増加する。すなわち、段付きボルト70
であると、その小径の雄ねじ72部分を車体側面部50
の大径の雌ねじ51に対してかみ合わせることなく通過
させることができ、段付きボルト70の締め付け工数を
低減できるが、ストレートボルト78であると、その単
一径の雄ねじ77の略全長を車体側面部50のナット5
10の雌ねじ51にかみ合わせる必要があり、締め付け
工数が増加する。
【0078】(他の実施形態)なお、上述の実施形態で
は、コクピットモジュール組付体10を車両に搭載する
に際して、強度部材40の車両左右方向の両端部(サイ
ドブラケット43、44の部位)を左右の車体側面部5
0、52に組み付ける場合について説明したが、強度部
材40以外の他の部位、例えば、計器盤20の車両左右
方向の両端部を左右の車体側面部50、52に組み付け
る場合に本発明による搭載構造を適用してもよい。
【0079】また、図2に示す空調装置30の送風機ユ
ニット31および空調ユニット32の組み付け構造は一
例であり、種々変形可能であり、例えば、車両前方のエ
ンジンルーム56と車両後方の車室57との間を仕切る
隔壁55に、送風機ユニット31および空調ユニット3
2の固定部位を設けるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態によるコクピットモジュ
ール組付体の車両搭載構造を説明する斜視図である。
【図2】図1のコクピットモジュール組付体の計器盤内
側の概略構成を示す斜視図である。
【図3】第1実施形態の要部の分解時の断面図である。
【図4】図3に示すナット部の分解斜視図である。
【図5】第1実施形態による段付きボルトの締め付け工
程を説明する要部断面図である。
【図6】第2実施形態を説明するねじかみ合い部の断面
図である。
【図7】第3実施形態の要部の分解時の断面図である。
【図8】図7のA−A断面図である。
【図9】第3実施形態によるストレートボルトの締め付
け工程を説明する要部断面図である。
【符号の説明】
20…計器盤、30…空調装置、40…強度部材、4
3、44…サイドブラケット、50、52…車体側面
部、51…雌ねじ、60…ナット、63…雌ねじ、70
…段付きボルト、71…大径の雄ねじ、72…小径の雄
ねじ、77…雄ねじ、78…ストレートボルト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沼澤 成男 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3D044 BA03 BA12 BA14 BB01 BC07 BC13 BC21 BC30

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計器盤(20)の周辺機器を前記計器盤
    (20)に1つの組付体として組み付けたコクピットモ
    ジュール組付体(10)を、車体側面部(50)にねじ
    止め固定する車両搭載構造であって、 前記コクピットモジュール組付体(10)の前記車体側
    面部(50)への固定部位(43)および前記車体側面
    部(50)の両方に雌ねじ(51、63)を設け、 雄ねじ手段(70、78)を車両側面から前記両雌ねじ
    (51、63)に締め付けることにより、前記コクピッ
    トモジュール組付体(10)を前記車体側面部(50)
    にねじ止め固定することを特徴とするコクピットモジュ
    ール組付体の車両搭載構造。
  2. 【請求項2】 前記車体側面部(50)の雌ねじ(5
    1)に比して前記コクピットモジュール組付体(10)
    の雌ねじ(63)を小径とし、 前記雄ねじ手段は、前記車体側面部(50)の雌ねじ
    (51)に対応する大径の雄ねじ(71)と前記コクピ
    ットモジュール組付体(10)の雌ねじ(63)に対応
    する小径の雄ねじ(72)とを有する段付きボルト(7
    0)であることを特徴とする請求項1に記載のコクピッ
    トモジュール組付体の車両搭載構造。
  3. 【請求項3】 前記コクピットモジュール組付体(1
    0)の雌ねじ(63)だけを径方向に移動可能な調芯構
    造としたことを特徴とする請求項2に記載のコクピット
    モジュール組付体の車両搭載構造。
  4. 【請求項4】 前記段付きボルト(70)の小径の雄ね
    じ(72)と、前記コクピットモジュール組付体(1
    0)の雌ねじ(63)とのかみ合い開始からかみ合い終
    了までのねじ山数をnとし、前記段付きボルト(70)
    の小径の雄ねじ(72)と前記大径の雄ねじ(71)と
    が同一ピッチであるときに、前記大径の雄ねじ(71)
    部分で発生するガタをdとしたとき、 前記段付きボルト(70)の大径の雄ねじ(71)のピ
    ッチを前記小径の雄ねじ(72)のピッチに対してd/
    nだけずらすことを特徴とする請求項2または3に記載
    のコクピットモジュール組付体の車両搭載構造。
  5. 【請求項5】 前記車体側面部(50)の雌ねじ(5
    1)と前記コクピットモジュール組付体(10)の雌ね
    じ(63)を同一径とし、 前記雄ねじ手段は、前記車体側面部(50)の雌ねじ
    (51)と前記コクピットモジュール組付体(10)の
    雌ねじ(63)に対応する単一径の雄ねじ(77)を有
    するストレートボルト(78)であることを特徴とする
    請求項1に記載のコクピットモジュール組付体の車両搭
    載構造。
  6. 【請求項6】 前記車体側面部(50)の雌ねじ(5
    1)だけを径方向に移動可能な調芯構造としたことを特
    徴とする請求項5に記載のコクピットモジュール組付体
    の車両搭載構造。
  7. 【請求項7】 前記コクピットモジュール組付体(1
    0)には、前記計器盤(20)の内側にて車両左右方向
    に延びるように配置され、ステアリング装置を支持する
    強度部材(40)が備えられ、 前記コクピットモジュール組付体(10)を前記車体側
    面部(50)にねじ止め固定する固定部位(43)を前
    記強度部材(40)の車両左右方向の端部に設定するこ
    とを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載
    のコクピットモジュール組付体の車両搭載構造。
JP2000021846A 2000-01-26 2000-01-26 コクピットモジュール組付体の車両搭載構造 Withdrawn JP2001206104A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6809410B2 (en) * 2000-11-30 2004-10-26 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Power semiconductor module
WO2015084063A1 (ko) * 2013-12-03 2015-06-11 김수경 스노우 체인용 고정 장치 및 이를 포함하는 스노우 체인

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