JP2001205843A - 電子写真式印刷装置におけるledヘッドの発光制御方法ならびに装置 - Google Patents

電子写真式印刷装置におけるledヘッドの発光制御方法ならびに装置

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JP2001205843A
JP2001205843A JP2000016000A JP2000016000A JP2001205843A JP 2001205843 A JP2001205843 A JP 2001205843A JP 2000016000 A JP2000016000 A JP 2000016000A JP 2000016000 A JP2000016000 A JP 2000016000A JP 2001205843 A JP2001205843 A JP 2001205843A
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led head
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light emission
control circuit
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Minoru Horikawa
稔 堀川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型のLEDヘッドを用いる電子写真式印刷
装置で、LEDヘッドが発光する時の供給電流を減ら
す。 【解決手段】 印刷データ制御回路167は、1ライン
分の印刷を行うのにLEDヘッド13の発光を2回に分
けて行う。1回目のLEDヘッドの発光では印刷データ
の約半分を本来の印刷データとしては存在しないダミー
データに置換してLEDヘッド発光制御回路166へ供
給することにより第1回目のLEDヘッドの発光を行
う。2回目のLEDヘッドの発光では、1回目のLED
ヘッドの発光でダミーデータとした部分を印刷データと
し、1回目のLEDヘッドの発光で印刷データとした部
分をダミーデータに置換してLEDヘッドの発光を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真式印刷装
置に用いられるLEDヘッドの発光制御方法ならびに装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8に電子写真式印刷装置の代表的構造
を示す。電子写真式印刷装置は、感光ドラム81が帯電
器82を通過するとき、コロナ放電で発生するイオンを
一様に感光ドラム表面に帯電させ、露光部83により感
光ドラム表面を画像露光し、光導電現象により光のあた
った部分の帯電電荷を除去し、潜像を形成する。そし
て、図示せぬ現像部で潜像に帯電したトナーを静電的に
付着させて可視像を得、転写部で紙媒体を転写させ、定
着部の熱と圧力で転写像を紙に定着させるものである。
【0003】露光部83として、レーザ走査、LED
(Light Emitting Diode)アレイ等のディジタル光学
系が広く用いられる。A1サイズ以上の印刷が可能で露
光部83として大型のLEDヘッドを用いた場合、この
LEDヘッド83は9600ドット容量程度のLED素
子から構成される。この9600ドットLED素子が4
ブロックに分けられ、1ブロック2400ドット構成の
LEDになる。つまり、コントロールのために1ブロッ
ク2400ビット(300バイト)のメモリを必要とす
る。
【0004】ところで、LEDヘッド83の分解能を4
00DPIとした場合、印刷速度を80mm/秒とすれ
ば、1ラインを印刷するのに必要な時間は、1/(40
0×(800/25.4)=794uSになる。つま
り、LEDヘッド83は約800uS間隔で発光すれ
ば、400DPIの分解能で印刷できることになる。但
し、感光ドラム81及び、用紙は、滑らかに動いている
ため、800uSの間発光しつづけると、円形のドット
ではなく流れた形状になってしまう。そこで、通常は、
800uSの間の80uS間と短時間のみLEDヘッド
83を発光させる。LEDヘッド83を発光させるため
には、印刷データをLEDヘッドに転送する必要がある
が、その時の最低速度は、(9600/8)/800u
S=1.5Mバイトとなり、1.5Mバイト以上でデー
タ転送すれば印刷速度に対して問題ないことになる。
【0005】図9に従来における各ブロックを構成する
LEDヘッドの発光概念をブロック図で、図10にその
LEDヘッドの発光タイミングを、図11に印刷データ
メモリの書き込み読み出しのタイミングについてそれぞ
れタイミングチャートで示している。LEDヘッドにお
いてLEDが発光するまでの手順は概略以下のようにな
る。まず、図示せぬ印刷データメモリから発光制御回路
を介して印刷するための1ランイ分のデータ(9600
バイト)が転送され、それぞれのLEDヘッド83内に
取り込まれる。図11に示されるように、印刷データメ
モリは、まず1ライン目の印刷データ1200バイトが
書き込まれ、次に2ライン目の1200バイトのデータ
書き込みと1ライン目の1200バイトデータの読み出
しが交互に行われ、LEDヘッド83にデータ転送され
る。
【0006】次に、ロード信号によりLEDヘッド内部
のメモリからLED発光回路にデータが移される。そし
て、ストローブ信号に従ってLEDヘッド83が発光す
る。上記した4分割ヘッドの場合は、ストローブ信号
A、B、C、Dにより、A〜Dブロック毎順次4回に分
けて発光する。このとき、消費されるLEDヘッド電流
は約2.5Aである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従
来、A1サイズ以上の用紙印刷が可能な大型プリンタに
おけるLEDヘッドの発光制御は、LEDヘッドのブロ
ック構成に従い行なわれていた。通常LEDヘッドは4
ブロックに分割されており、従って、LEDヘッドを構
成するLED素子の一括発光から、4分割発光まで制御
を行うことは可能であった。
【0008】しかしながら、4分割して発光を制御した
としてもLEDヘッド83に供給される瞬間電流消費量
は、LEDを一括発光させた場合に比べて1/4までし
か下げることが出来ない。LEDヘッド83に供給され
る電流が多いとLEDヘッドへの電源供給ライン上で大
きな電圧降下を生じ、LEDヘッド83に流れる電流を
確保するため、図8に示すようにLEDヘッドの近くに
専用電源(LEDヘッド用駆動電源84)を設けたり、
実装上の制約からLEDヘッドの近くに電源が設置でき
ない場合は、LEDヘッド83から離れた一体型電源の
中に電圧を幾分高く設定した専用電圧を設ける必要があ
った。従って、LEDヘッドの専用電源を余計に設ける
必要がありコスト上好ましくない。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、印刷データの一部を、例えば白データーとしてダ
ミーデータに置換してLEDヘッドに転送し、1度目の
LEDヘッドの発光を行い、次に、前回印刷データであ
った部分を白データとしてダミーデータに置換してLE
Dヘッドに転送し、2度目のLEDヘッドの発光を行う
ことにより、1ラインを印刷するためのLEDヘッドの
最大供給電流を削減し、このことにより、LEDヘッド
の構造上のブロック区分に左右されずにLEDヘッドの
発光制御を行うことができる、電子写真式印刷装置にお
けるLEDヘッドの発光制御方法ならびに装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために請求項1に記載の電子写真式印刷装置におけるL
EDヘッドの発光制御方法は、一様に帯電された感光ド
ラム表面に、LEDヘッドに転送さ印刷データに基づく
発光を行うことによって静電潜像を形成する電子写真式
印刷装置において、前記LEDヘッドに転送される印刷
データの一部に関し、前記LEDヘッドを発光させない
ダミーデータに置換し、前記LEDヘッド内におけるL
ED素子の発光数を少なくとも1/2とすることとし
た。
【0011】また、請求項2に記載のLEDヘッドの発
光制御方法は、請求項1に記載の同方法において、前回
ダミーデータに置換した部分を印刷データとし、印刷デ
ータとした部分をダミーデータに置換することにより今
回の転送データを生成し、前回も含め前記LEDヘッド
に転送して発光させることにより1ライン分の印刷を行
うこととした。
【0012】更に、請求項3に記載のLEDヘッドの発
光制御方法は、請求項1に記載の同方法において、前記
ダミーデータと印刷データを8ドット交互に配列するこ
ととした。
【0013】このことにより、大型のLEDヘッドを露
光部として用いる電子写真式印刷装置において、LED
ヘッドが発光するときの供給電流を減らすために、印刷
データの一部を白データとするダミーデータに置換して
LEDヘッドに転送して1回目のLEDヘッドの発光を
行い、次に前回印刷データであった部分を白データとし
てダミーデータに置換して同LEDヘッドに供給し、二
度目のLEDヘッドの発光を行うことにより、1ライン
データを印刷するためのLEDヘッドの最大供給電流を
削減できる。このことにより、LEDヘッドの専用電源
が不要となり、コスト低減に寄与する。
【0014】請求項4に記載の電子式写真印刷装置にお
けるLEDヘッドの発光制御装置は、一様に帯電された
感光ドラム表面に、LEDヘッドに転送される印刷デー
タに基づく発光を行うことによって静電潜像を形成する
電子写真式印刷装置において、前記LEDヘッドに転送
される印刷データの一部に関し、前記LEDヘッドを発
光させないダミーデータに置換する印刷データ制御回路
と、前記印刷データ制御回路による制御の下で前記LE
Dヘッド内におけるLED素子の発光数を少なくとも1
/2とするLEDヘッド発光制御回路とを有することと
した。
【0015】また、請求項5に記載のLEDヘッドの発
光制御装置は、請求項1に記載の同装置において、前記
印刷データ制御回路は、ホストによって生成される印刷
データがライン単位で一時格納される印刷データメモリ
と、nライン目の印刷データの書込みとn+1ライン目
の印刷データの読出しを交互に行なう印刷制御回路と、
前記LEDヘッドを発光させないダミーデータを生成
するダミーデータ生成回路と、前記印刷データメモリか
ら読出される印刷データと前記ダミーデータ生成回路に
よって供給されるダミーデータの並べ替えを行うマルチ
プレクサと、前記並べ替えが行われた印刷データが保持
され、前記LEDヘッドへ逐次供給するデータバッファ
と、前記印刷制御回路による制御の下、前記データバッ
ファに保持された印刷データの転送とLEDヘッドの発
光を同時に制御するLEDヘッド発光制御回路とを有す
ることとした。
【0016】上記構成により、印刷データ制御回路は、
LEDヘッド発光制御回路をコントロールして1ライン
分の印刷を行うのにLEDヘッドの構造上のブロック分
けに制約されることなくLEDヘッドの分割発光を行
う。具体的には、1ライン分の印刷を行うのにLEDヘ
ッドの発光を2回に分けて行う。1回目のLEDヘッド
の発光では印刷データの約半分を本来の印刷データとし
ては存在しないダミーデータに置換して発光制御回路へ
供給することにより第1回目のLEDヘッドの発光を行
う。2回目のLEDヘッドの発光では、1回目のLED
ヘッドの発光でダミーデータとした部分を印刷データと
し、1回目のLEDヘッドの発光で印刷データとした部
分をダミーデータに置換してLEDヘッドの発光を行
う。都合2回のLEDヘッドの発光により1ラインの印
刷を行うものであり、このことにより、1ラインの印刷
を行うのためにLEDヘッドの発光回数を、LEDヘッ
ドの構造上の分割数以上に分割して行うことができるた
め、LEDヘッドの供給電流を低減でき、結果的にLE
Dヘッド専用の電源を設ける必要がなくなるため、装置
のコスト低減に寄与する。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明が使用される電子写
真式印刷装置の構成を示す図である。図8に示す従来例
との差異は、LEDヘッド13に流れる電流を確保する
ために専用の電源を不要とし、制御回路16の電源であ
る制御回路用電源15から供給されていることにある。
他は同様である。
【0018】図2、図3は、本発明の基本構成ならびに
基本動作を示すために引用した図であり、LEDヘッド
13の発光概念、LEDヘッド13の発光タイミングに
ついてそれぞれ示したものである。本発明は、1ライン
分の印刷データを印刷するのに、LEDヘッド13の構
造上のブロック区分に制約されずにLEDヘッド13の
分割発光を行うことにある。ここでは、1ライン分の印
刷データを印刷するのにLEDヘッド13の発光を2回
に分けて行う。但し、ここで2回の発光とは、4ブロッ
クに区分されたLEDヘッド13の場合、LEDヘッド
13の構造上の4分割発光を2回行うことであり、計8
回の発光を行うことを示す。
【0019】1回目のLEDヘッド13の発光では、印
刷データの約半分を本来の印刷データには存在しないダ
ミーデータを印刷データとして置換して1回目のLED
ヘッド13の発光を行う。例えば、9600ドットのL
EDヘッド13の場合、4800ドットを本来の印刷デ
ータとし、残り、4800ドットをダミーデータ(LE
Dが発光しないデータ)として、LEDヘッド13の発
光を行う。2回目のLEDヘッド13の発光では、1回
目のLEDヘッド13の発光でダミーデータとした部分
を印刷データとし、1回目のLEDヘッドの発光で印刷
データとした部分をダミーデータに置換しLEDヘッド
13の発光を行う。都合2回のLEDヘッド13の発光
により、1ラインの印刷が完成する。
【0020】図2に示す例に従えば、LEDヘッド13
を構成するブロックA〜D毎、印刷データとダミーデー
タの組合わせとし、1回目はダミーデータをA〜Dの各
ブロックにおける右側に設定して左側を発光させ、2回
目は、ダミーデータをA〜Dの各ブロックにおける左側
に設定して右側を発光させる。
【0021】図3に示すタイミングチャートによれば、
図示せぬ発光制御回路から1回目発光の転送データとし
て、右半分にダミーデータを含む1ランイ分のデータ1
200バイト、続いて左半分にダミーデータを含む2回
目発光の伝送データが到来し、それぞれLEDヘッド1
3内に取り込まれる。次に、ロード信号によりLEDヘ
ッド13内部のメモリからLED発光回路にデータが移
される。そして、それぞれの転送データに対して発行さ
れるストローブ信号A、B、C、Dに従いLEDヘッド
13が発光する。ここでは、1ライン分の印刷データを
2回に分けて印刷するため、ストローブ信号が各2回発
行される。このとき、消費されるLEDヘッド電流は
1.25Aである。
【0022】尚、ストローブ信号が等間隔であれば印刷
した結果は同じラインのデータが若干ずれて画質が不十
分になる。従って、ストローブ信号の間隔は等間隔にな
らないように制御する必要がある。1回目と2回目の発
光間隔を詰めることによりドットずれがなくなることは
周知のとおりである。また、印刷データは、LEDヘッ
ド13が持つ仕様により一義的に決まっており、ここで
は、LEDヘッド13の各ブロック(A〜D)が必要と
する印刷データが、1バイトずつ順番に送られるのでは
なく、LEDヘッド13のA〜Dの各ブロックが必要と
する印刷データが、2ビット(ODD/EVEN)ず
つ、1バイトの中に割り振られデータ転送されるものと
する。このデータの並べ替えは、後述するように制御回
路16内の印刷データメモリとデータマルチプレクサを
用いて行なわれる。詳細は後述する。
【0023】このことにより、1ラインの印刷を行うた
めのLEDヘッド13の発光回数を、LEDヘッド13
の構造上の分割数以上に分割して行うことが出来るた
め、LEDヘッド13への供給電流を低減することが出
来、ここでは、1.25Aとなり、結果的には、LED
ヘッド13専用の電源を設ける必要がなくなり、コスト
低減が可能となる。
【0024】図4は、図1に示す制御回路16の内部構
成を示すブロック図である。図中、図1に示すブロック
と同一番号が付されたブロックは図1に示すそれと同じ
とする。制御回路16は、実装面から大別すると、印刷
パターンを生成するデータコントローラ基板161、装
置全体の制御を行うエンジンコントローラ基板162か
ら構成される。メカブロックについては図1に示したと
おりであり、また、データコントローラ基板161につ
いては本発明と直接関係しないためここでの詳細な説明
は省略する。
【0025】エンジンコントーラ基板162は、CPU
163を制御中枢とし、入出力制御を行うデバイス制御
回路164、メカブロックの高電圧発生器17のON/
OFF制御を行う高電圧制御回路165、LEDヘッド
13にストローブ信号を供給して発光制御を行うLED
ヘッド発光制御回路166、印刷データの並べ替えを行
う印刷データ制御回路167、データコントローラ基板
161により生成される印刷データを一時格納する印刷
データメモリ168、印刷データが高速に読み出され、
データバッファとして使用されるFIFO(First-in
First-out)メモリ169、メカブロックのモータ18
に対して駆動信号を供給するモータドライバ回路170
で構成される。
【0026】印刷データ制御回路167周辺の詳細を図
5に示す。図5において、印刷データ制御回路167
は、印刷制御回路201を制御中枢として、書き込みア
ドレスカウンタ202、読み取りアドレスカウンタ20
3、アドレスマルチプレクサ204、データマルチプレ
クサ205、ダミーデータ生成回路206で構成され
る。
【0027】書き込みアドレスカウンタ202及び読み
取りアドレスカウンタ203は、印刷制御回路201に
より生成されるメモリアドレス(MADR)をともに入
力として得、そのカウント出力はアドレスマルチプレク
サ204に供給される。アドレスマルチプレクサ204
は、印刷制御回路201によって出力されるリードライ
ト選択信号(SEL#1:RD/WR)によりいずれか一
方のアドレスを選択出力して印刷データメモリ168へ
供給する。印刷データメモリ168から読み出される印
刷データは、データマルチプレクサ205を介してFI
FOメモリ169へ供給される。データマルチプレクサ
205には、他にデータコントローラ基板161によっ
て生成出力される印刷データ(DATA)、ダミーデー
タ生成回路206により生成されるダミーデータ(DD
TA)が供給されており、印刷制御回路201によって
出力される選択信号(SEL#2)によりいずれか一方の
入力が選択されてFIFOメモリ169へ供給される。
【0028】FIFOメモリ169出力は、LEDヘッ
ド13に印刷データとして供給される。LEDヘッド1
3には、他に、印刷制御回路201によりFIFOメモ
リ169に保持されて1ライン分の印刷データを転送指
示するロード信号(LOAD)が供給される。また、L
EDヘッド13には、LEDヘッド発光制御回路166
により、LEDヘッドを構成するブロックA、B、C、
D単位にストローブ信号(STB#A〜STB#D)が供給
され、これらストローブ信号は、印刷データ制御回路2
01により出力される制御信号(CNT)によってコン
トロールされる。
【0029】図6、図7は、ともに図1、図4〜図5に
示す本発明実施形態の動作を説明するために引用した図
であり、それぞれ、印刷データメモリ168とFIFO
メモリ169の使い方を示す図、印刷データメモリ16
8の書き込み読み出し動作をタイミングチャートで示し
た図である。図中、図1、図4〜図5に示す信号と同一
記号で示される信号は図1、図4〜図5に示すそれと同
じとする。
【0030】以下、図6、図7を参照しながら、図1、
図4〜図5に示す本発明実施形態の動作について詳細に
説明する。印刷制御回路201は、印刷のためにデータ
が格納される印刷データメモリ168をアクセスするに
あたり、メモリアドレス信号(MADR)を生成し、書
き込みアドレスカウンタ202、読み取りアドレスカウ
ンタ203に供給する。印刷データメモリ168に対
し、書き込み信号(WR)を供給することによって、1
ライン目のデータ、ダミーデータ600バイトを含む1
200バイトの印刷データの書き込みが行われる。以
降、印刷データメモリ168に対して書き込み信号(W
R)ならびに読み出し信号(RD)を供給することによ
り、2ライン目のデータの書き込みと1ライン目のデー
タの読み出しが交互に行なわれる。
【0031】ここでは、2ライン目における1バイト目
のデータの書き込み、1ライン目における1、2バイト
目のデータの読み出しを行い、以降、2ライン目におけ
る300バイト目の書き込み、1ライン目における59
9、600バイト目の読み出しまで順次繰り返す。次
に、2ライン目の601バイト目〜901バイト目まで
連続して書き込みのみが行われる。そして、1ライン目
の601バイト目、602バイト目が読み出される。以
降、2ライン目の1200バイト目の書き込み、1ライ
ン目の1100バイト、1200バイト目のデータが読
み出される。
【0032】FIFOメモリ169には、印刷データメ
モリ168の1ライン目の1バイト目が読み出されるタ
イミングでそのデータが入力され、以降600バイト目
のデータ読み出しまで連続してそのタイミングに同期し
て入力され、都合600バイトの印刷データPRTAが
設定される。続いてダミーデータ生成回路206によっ
て生成される1200バイトのダミーデータDUMが入
力され、更に、印刷データメモリ168における1ライ
ン目の601バイト目のデータ読み出しに同期して60
1バイト目の印刷データが設定入力され、以降、120
0バイト目の印刷データまで繰り返し設定入力される
(PRTB)。このようにして印刷データが設定入力さ
れたFIFOメモリ169は、印刷制御回路201のコ
ントロールに従い、LEDヘッド13の該当ブロックに
対し、例えば該当ブロックAに対し、1200バイトの
1ライン1回目における印刷データXの300バイトを
出力し、続いて1200バイトの1ライン2回目におけ
る印刷データYの300バイトを出力する。ブロック
B、C、Dにも同様に各300バイトの印刷データを供
給する。
【0033】以上説明のように本発明は、印刷データの
一部を、例えば白データーとしてダミーデータに置換し
てLEDヘッド13に転送し、一度目のLEDヘッド1
3の発光を行い、次に、前回印刷データであった部分を
白データとしてダミーデータに置換してLEDヘッド1
3に転送し、二度目のLEDヘッド13の発光を行うこ
とにより、1ラインを印刷するためのLEDヘッド13
の最大供給電流を削減し、このことにより、LEDヘッ
ドの構造上のブロック区分に左右されずにLEDヘッド
13の発光制御を行うものである。
【0034】
【発明の効果】以上説明のように本発明によれば、1ラ
イン分の印刷を行うのにLEDヘッドの構造上のブロッ
ク分けに制約されることなくLEDヘッドの分割発光を
行うことができる。具体的には、1ライン分の印刷を行
うのにLEDヘッドの発光を2回に分けて行うものであ
り、1回目のLEDヘッドの発光では印刷データの約半
分を本来の印刷データとしては存在しないダミーデータ
に置換して発光制御回路へ供給することにより第1回目
のLEDヘッドの発光を行ない、2回目のLEDヘッド
の発光では、1回目のLEDヘッドの発光でダミーデー
タとした部分を印刷データとし、1回目のLEDヘッド
の発光で印刷データとした部分をダミーデータに置換し
てLEDヘッドの発光を行う。
【0035】このように、都合2回のLEDヘッドの発
光により1ラインの印刷を行うものであり、このことに
より、1ラインの印刷を行うのためにLEDヘッドの発
光回数を、LEDヘッドの構造上の分割数以上に分割し
て行うことができるため、LEDヘッドの供給電流を低
減でき、結果的にLEDヘッド専用の電源を設ける必要
がなくなるため、装置のコスト低減に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が使用される電子写真式印刷装置の概
略構成を示す図である。
【図2】 本発明の基本構成ならびに基本動作を示すた
めに引用した図であり、LEDヘッドの発光概念を示す
図である。
【図3】 本発明の基本動作を示すために引用した図で
あり、LEDヘッドの発光タイミングをタイミングチャ
ートで示した図である。
【図4】 図1における制御回路の実装面から見た構成
を示すブロック図である。
【図5】 図4における印刷データ制御回路の内部構成
を示すブロック図である。
【図6】 本発明実施形態の動作を説明するために引用
した図であり、印刷データメモリとFIFOメモリの関
係について示した概念図である。
【図7】 本発明実施形態の動作を説明するために引用
した図であり、印刷データメモリの書き込み読み出し動
作をタイミングチャートで示した図である。
【図8】 従来の電子式写真式印刷装置の概略構成を示
す図である。
【図9】 従来のLEDヘッドの発光概念を示した図で
ある。
【図10】 従来のLEDヘッドの発光タイミングをタ
イミングチャートで示した図である。
【図11】 従来の印刷データメモリの書き込み読み出
し動作をタイミングチャートで示した図である。
【符号の説明】
11 感光ドラム 12 帯電気 13 LEDヘッド 16 制御回路 163 CPU 166 LEDヘッド発光制御回路 167 印刷データ制御回路 168 印刷データメモリ 169 FIFOメモリ 201 印刷制御回路 202 書き込みアドレスカウンタ 203 読み取りアドレスカウンタ 204 アドレスマルチプレクサ 205 データマルチプレクサ 206 ダミーデータ生成回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一様に帯電された感光ドラム表面に、L
    EDヘッドに転送される印刷データに基づく発光を行う
    ことによって静電潜像を形成する電子写真式印刷装置に
    おいて、 前記LEDヘッドに転送される印刷データの一部に関
    し、前記LEDヘッドを発光させないダミーデータに置
    換し、前記LEDヘッド内におけるLED素子の発光数
    を少なくとも1/2とする、ことを特徴とするLEDヘ
    ッドの発光制御方法。
  2. 【請求項2】 前回ダミーデータに置換した部分を印刷
    データとし、印刷データとした部分をダミーデータに置
    換することにより今回の転送データを生成し、前回も含
    め前記LEDヘッドに転送して発光させることにより1
    ライン分の印刷を行うことを特徴とする請求項1に記載
    のLEDヘッドの発光制御方法。
  3. 【請求項3】 前記ダミーデータと印刷データを8ドッ
    ト交互に配列することを特徴とする請求項1または2に
    記載のLEDヘッド発光制御方法。
  4. 【請求項4】 一様に帯電された感光ドラム表面に、L
    EDヘッドに転送される印刷データに基づく発光を行う
    ことによって静電潜像を形成する電子写真式印刷装置に
    おいて、 前記LEDヘッドに転送される印刷データの一部に関
    し、前記LEDヘッドを発光させないダミーデータに置
    換する印刷データ制御回路と、 前記印刷データ制御回路による制御の下で前記LEDヘ
    ッド内におけるLED素子の発光数を少なくとも1/2
    とするLEDヘッド発光制御回路と、を有することを特
    徴とするLEDヘッドの発光制御装置。
  5. 【請求項5】 前記印刷データ制御回路は、 ホストによって生成される印刷データがライン単位で一
    時格納される印刷データメモリと、 nライン目の印刷データの書込みとn+1ライン目の印
    刷データの読出しを交互に行なう印刷制御回路と、 前記LEDヘッドを発光させないダミーデータを生成す
    るダミーデータ生成回路と、 前記印刷データメモリから読出される印刷データと前記
    ダミーデータ生成回路によって供給されるダミーデータ
    の並べ替えを行うデータマルチプレクサと、 前記並べ替えが行われた印刷データが保持され、前記L
    EDヘッドへ逐次供給するデータバッファと、 前記印刷制御回路による制御の下、前記データバッファ
    に保持された印刷データの転送とLEDヘッドの発光を
    同時に制御するLEDヘッド発光制御回路と、を有する
    ことを特徴とする請求項4に記載のLEDヘッドの発光
    制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7494047B2 (ja) 2020-08-03 2024-06-03 東芝テック株式会社 駆動装置及び画像形成装置

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