JP2001205108A - パティキュレートフィルター - Google Patents
パティキュレートフィルターInfo
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- Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
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- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】触媒金属を最適に担持できるようにする。
【解決手段】第1ハニカム体1と第二ハニカム体2は、
市松模様状に閉塞されていない端面どうしが対向して入
側閉塞ハニカム通路10と第2両端開口ハニカム通路2
1が互いに連通しかつ第1両端開口ハニカム通路11と
出側閉塞ハニカム通路20とが互いに連通するように連
結され、第1両端開口ハニカム通路11と第2両端開口
ハニカム通路21にそれぞれ触媒金属が担持された構成
とした。第1ハニカム体1と第2ハニカム体2を分離し
た状態でそれぞれに触媒金属を担持させることにより、
ハニカム通路を選択して担持することが可能となる。
市松模様状に閉塞されていない端面どうしが対向して入
側閉塞ハニカム通路10と第2両端開口ハニカム通路2
1が互いに連通しかつ第1両端開口ハニカム通路11と
出側閉塞ハニカム通路20とが互いに連通するように連
結され、第1両端開口ハニカム通路11と第2両端開口
ハニカム通路21にそれぞれ触媒金属が担持された構成
とした。第1ハニカム体1と第2ハニカム体2を分離し
た状態でそれぞれに触媒金属を担持させることにより、
ハニカム通路を選択して担持することが可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディーゼルエンジ
ンの排ガス流路などに配置され、排ガス中のパティキュ
レートを捕捉するパティキュレートフィルターに関す
る。
ンの排ガス流路などに配置され、排ガス中のパティキュ
レートを捕捉するパティキュレートフィルターに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンの排ガス流路には、
排ガス中の煤などのパティキュレートを捕捉するため
に、従来よりディーゼルパティキュレートフィルター
(以下、DPFという)が配置されている。このDPF
は、コーディエライトなどの耐熱性セラミックスからハ
ニカム形状に形成され、複数のハニカム通路は一端面で
市松模様状に閉塞されるとともに、一端面で閉塞されて
いないハニカム通路が他端面で閉塞されて他端面でも市
松模様状に閉塞されている。
排ガス中の煤などのパティキュレートを捕捉するため
に、従来よりディーゼルパティキュレートフィルター
(以下、DPFという)が配置されている。このDPF
は、コーディエライトなどの耐熱性セラミックスからハ
ニカム形状に形成され、複数のハニカム通路は一端面で
市松模様状に閉塞されるとともに、一端面で閉塞されて
いないハニカム通路が他端面で閉塞されて他端面でも市
松模様状に閉塞されている。
【0003】このDPFでは、流入側端面に開口するハ
ニカム通路から流入した排ガスは、そのハニカム通路は
流出側端面で閉塞されているためそのまま流出側端面か
ら出ることは困難であるので、ハニカム通路を構成する
隔壁を通過して隣接する流出側端面に開口しているハニ
カム通路から流出する。したがって隔壁を通過する際の
濾過作用により、排ガス中のパティキュレートは隔壁上
あるいは隔壁中に捕捉され、流出側端面からはパティキ
ュレートを含まない排ガスが流出する。
ニカム通路から流入した排ガスは、そのハニカム通路は
流出側端面で閉塞されているためそのまま流出側端面か
ら出ることは困難であるので、ハニカム通路を構成する
隔壁を通過して隣接する流出側端面に開口しているハニ
カム通路から流出する。したがって隔壁を通過する際の
濾過作用により、排ガス中のパティキュレートは隔壁上
あるいは隔壁中に捕捉され、流出側端面からはパティキ
ュレートを含まない排ガスが流出する。
【0004】また隔壁に白金などの触媒金属を担持し、
その触媒作用によって排ガス中の炭化水素や一酸化炭素
を酸化分解し、窒素酸化物の一部を還元分解することに
よって、DPFに排ガス浄化触媒機能をもたせることも
行われている。
その触媒作用によって排ガス中の炭化水素や一酸化炭素
を酸化分解し、窒素酸化物の一部を還元分解することに
よって、DPFに排ガス浄化触媒機能をもたせることも
行われている。
【0005】ところで隔壁上あるいは隔壁中に捕捉され
たパティキュレートは次第に堆積し、これによって隔壁
に目詰まりが生じて通気抵抗が大きくなってしまう。そ
こで定期的に加熱したり高温の排ガスを通過させること
によって、堆積したパティキュレートを燃焼させ濾過作
用を回復させるクリーニングが行われている。
たパティキュレートは次第に堆積し、これによって隔壁
に目詰まりが生じて通気抵抗が大きくなってしまう。そ
こで定期的に加熱したり高温の排ガスを通過させること
によって、堆積したパティキュレートを燃焼させ濾過作
用を回復させるクリーニングが行われている。
【0006】ところが堆積したパティキュレートの燃焼
時にはDPFが高温となるために、特に高温となりやす
い流出側中央部などにおいて溶損が生じる場合があっ
た。そこで近年では、コーディエライトより耐熱性に優
れた炭化ケイ素からDPFを形成することも行われてい
る。
時にはDPFが高温となるために、特に高温となりやす
い流出側中央部などにおいて溶損が生じる場合があっ
た。そこで近年では、コーディエライトより耐熱性に優
れた炭化ケイ素からDPFを形成することも行われてい
る。
【0007】例えば特開平3−915号公報には、特に
高温となりやすい中心部分を多孔質炭化ケイ素から形成
したDPFが開示されている。このように構成すること
により、高温となりやすい中心部分の耐熱性が向上し溶
損を防止することができる。また特開平7−20443
1号公報には、排ガス流出側を流入側より熱伝導率を高
くしたDPFが開示されている。このように構成するこ
とにより、より高温となりやすい流出側の熱を速やかに
逃がすことができ、溶損を防止することができる。
高温となりやすい中心部分を多孔質炭化ケイ素から形成
したDPFが開示されている。このように構成すること
により、高温となりやすい中心部分の耐熱性が向上し溶
損を防止することができる。また特開平7−20443
1号公報には、排ガス流出側を流入側より熱伝導率を高
くしたDPFが開示されている。このように構成するこ
とにより、より高温となりやすい流出側の熱を速やかに
逃がすことができ、溶損を防止することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のDPFに触媒金
属を担持するには、DPF全体を触媒金属化合物の水溶
液などに浸漬し、引き上げて乾燥・焼成する方法が一般
的である。ところがハニカム通路は両端面でそれぞれ市
松模様状に閉塞され、しかも径が小さいために表面張力
によって水溶液がハニカム通路内に残りやすく、ハニカ
ム通路からの水溶液の円滑な排出が困難となっていた。
そのため両端面からの真空吸引などを行わざるを得ず、
設備が大がかりとなったり工数が多大となるという不具
合があった。
属を担持するには、DPF全体を触媒金属化合物の水溶
液などに浸漬し、引き上げて乾燥・焼成する方法が一般
的である。ところがハニカム通路は両端面でそれぞれ市
松模様状に閉塞され、しかも径が小さいために表面張力
によって水溶液がハニカム通路内に残りやすく、ハニカ
ム通路からの水溶液の円滑な排出が困難となっていた。
そのため両端面からの真空吸引などを行わざるを得ず、
設備が大がかりとなったり工数が多大となるという不具
合があった。
【0009】またDPFの材質によっては貴金属の担持
が困難となるため、触媒金属を担持しやすいシリカなど
のセラミックスからなるスラリーを隔壁にコートするこ
とも行われている。しかしハニカム通路は両端面でそれ
ぞれ市松模様状に閉塞されているために、上記と同様の
理由によって均一なコート層を形成することが困難であ
り、それによって触媒金属の担持分布も不均一となると
いう問題がある。
が困難となるため、触媒金属を担持しやすいシリカなど
のセラミックスからなるスラリーを隔壁にコートするこ
とも行われている。しかしハニカム通路は両端面でそれ
ぞれ市松模様状に閉塞されているために、上記と同様の
理由によって均一なコート層を形成することが困難であ
り、それによって触媒金属の担持分布も不均一となると
いう問題がある。
【0010】さらにコーディエライトと炭化ケイ素では
熱膨張率が大きく異なるために、特開平3−915号公
報などに開示されたDPFでは高温時にコーディエライ
ト部分と炭化ケイ素部分との界面で熱衝撃が生じ、DP
Fが破損するような不具合もあった。
熱膨張率が大きく異なるために、特開平3−915号公
報などに開示されたDPFでは高温時にコーディエライ
ト部分と炭化ケイ素部分との界面で熱衝撃が生じ、DP
Fが破損するような不具合もあった。
【0011】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、触媒金属を最適に担持できるようにするこ
とを第1の目的とする。また本発明の第2の目的は、第
1ハニカム体と第2ハニカム体の界面における干渉によ
る衝撃を緩衝して破損を防止することにある。
ものであり、触媒金属を最適に担持できるようにするこ
とを第1の目的とする。また本発明の第2の目的は、第
1ハニカム体と第2ハニカム体の界面における干渉によ
る衝撃を緩衝して破損を防止することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のパティキュレートフィルターの特徴は、互いに平行
に延びる複数のハニカム通路をもつ略筒状をなし、ハニ
カム通路は一端面で市松模様状に閉塞され、一端面で閉
塞されていないハニカム通路が他端面で閉塞されて他端
面でも市松模様状に閉塞されてなるパティキュレートフ
ィルターにおいて、排ガス流入側端面の開口が閉塞され
た入側閉塞ハニカム通路と両端が開口する第1両端開口
ハニカム通路をもつ第1ハニカム体と、排ガス流出側端
面の開口が閉塞された出側閉塞ハニカム通路と両端が開
口する第2両端開口ハニカム通路をもつ第2ハニカム体
とからなり、第1ハニカム体と第二ハニカム体とは市松
模様状に閉塞されていない端面どうしが対向して入側閉
塞ハニカム通路と第2両端開口ハニカム通路が互いに連
通しかつ第1両端開口ハニカム通路と出側閉塞ハニカム
通路とが互いに連通するように連結され、第1両端開口
ハニカム通路と第2両端開口ハニカム通路にそれぞれ触
媒金属が担持されていることにある。
明のパティキュレートフィルターの特徴は、互いに平行
に延びる複数のハニカム通路をもつ略筒状をなし、ハニ
カム通路は一端面で市松模様状に閉塞され、一端面で閉
塞されていないハニカム通路が他端面で閉塞されて他端
面でも市松模様状に閉塞されてなるパティキュレートフ
ィルターにおいて、排ガス流入側端面の開口が閉塞され
た入側閉塞ハニカム通路と両端が開口する第1両端開口
ハニカム通路をもつ第1ハニカム体と、排ガス流出側端
面の開口が閉塞された出側閉塞ハニカム通路と両端が開
口する第2両端開口ハニカム通路をもつ第2ハニカム体
とからなり、第1ハニカム体と第二ハニカム体とは市松
模様状に閉塞されていない端面どうしが対向して入側閉
塞ハニカム通路と第2両端開口ハニカム通路が互いに連
通しかつ第1両端開口ハニカム通路と出側閉塞ハニカム
通路とが互いに連通するように連結され、第1両端開口
ハニカム通路と第2両端開口ハニカム通路にそれぞれ触
媒金属が担持されていることにある。
【0013】第1ハニカム体はコーディエライトからな
るとともに第2ハニカム体は炭化ケイ素からなり、耐熱
性材料からなる緩衝材を介して連結されていることが望
ましい。
るとともに第2ハニカム体は炭化ケイ素からなり、耐熱
性材料からなる緩衝材を介して連結されていることが望
ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明のパティキュレートフィル
ターは、第1ハニカム体と第2ハニカム体とが直列に連
結され、第1ハニカム体の第1両端開口ハニカム通路と
第2ハニカム体の第2両端開口ハニカム通路にそれぞれ
触媒金属が担持されている。また第1ハニカム体が排ガ
ス流の上流側に、第2ハニカム体が排ガス流の下流側に
位置するように配置されて用いられる。
ターは、第1ハニカム体と第2ハニカム体とが直列に連
結され、第1ハニカム体の第1両端開口ハニカム通路と
第2ハニカム体の第2両端開口ハニカム通路にそれぞれ
触媒金属が担持されている。また第1ハニカム体が排ガ
ス流の上流側に、第2ハニカム体が排ガス流の下流側に
位置するように配置されて用いられる。
【0015】すなわち本発明のパティキュレートフィル
ターでは、排ガスは流入側端面において開口している第
1ハニカム体の第1両端開口ハニカム通路に流入し、入
側閉塞ハニカム通路には流入しない。そして第1両端開
口ハニカム通路に流入した排ガスは、出側閉塞ハニカム
通路に流入しようとするが、出側閉塞ハニカム通路の出
口側端面は閉塞されているため流出することができな
い。したがって排ガスは第1両端開口ハニカム通路の隔
壁あるいは出側閉塞ハニカム通路の隔壁を通過して、第
1両端開口ハニカム通路あるいは第2両端開口ハニカム
通路に流入し、第2両端開口ハニカム通路の流出側端面
から流出する。排ガスが隔壁を通過する際にパティキュ
レートが捕捉されるとともに、第1両端開口ハニカム通
路及び第2両端開口ハニカム通路に担持されている触媒
金属によって浄化され、清浄となった排ガスが流出す
る。
ターでは、排ガスは流入側端面において開口している第
1ハニカム体の第1両端開口ハニカム通路に流入し、入
側閉塞ハニカム通路には流入しない。そして第1両端開
口ハニカム通路に流入した排ガスは、出側閉塞ハニカム
通路に流入しようとするが、出側閉塞ハニカム通路の出
口側端面は閉塞されているため流出することができな
い。したがって排ガスは第1両端開口ハニカム通路の隔
壁あるいは出側閉塞ハニカム通路の隔壁を通過して、第
1両端開口ハニカム通路あるいは第2両端開口ハニカム
通路に流入し、第2両端開口ハニカム通路の流出側端面
から流出する。排ガスが隔壁を通過する際にパティキュ
レートが捕捉されるとともに、第1両端開口ハニカム通
路及び第2両端開口ハニカム通路に担持されている触媒
金属によって浄化され、清浄となった排ガスが流出す
る。
【0016】つまり本発明のパティキュレートフィルタ
ーでは、排ガスが流入困難な入側閉塞ハニカム通路と排
ガスが流出困難な出側閉塞ハニカム通路には触媒金属が
担持されておらず、触媒金属は排ガスとの接触確率の高
い第1両端開口ハニカム通路及び第2両端開口ハニカム
通路のみに担持されている。したがって触媒金属の利用
効率が高く、高価な触媒金属を少量担持するだけで目的
とする浄化を行うことができるため、コストを低減する
ことができる。
ーでは、排ガスが流入困難な入側閉塞ハニカム通路と排
ガスが流出困難な出側閉塞ハニカム通路には触媒金属が
担持されておらず、触媒金属は排ガスとの接触確率の高
い第1両端開口ハニカム通路及び第2両端開口ハニカム
通路のみに担持されている。したがって触媒金属の利用
効率が高く、高価な触媒金属を少量担持するだけで目的
とする浄化を行うことができるため、コストを低減する
ことができる。
【0017】また第1両端開口ハニカム通路に担持され
た触媒金属は、排ガスと直接接触するため速やかに昇温
されて活性化温度となって炭化水素などが着火しやす
く、着火による温度上昇も生じるため低温酸化に有利と
なる。さらに第2両端開口ハニカム通路を通過する排ガ
スにはパティキュレートがほとんど含まれていないの
で、第2両端開口ハニカム通路に担持されている触媒金
属が煤によって覆われるような不具合が回避され、触媒
金属を覆った煤が燃焼する際の高熱によって触媒金属が
劣化するような不具合も防止できる。
た触媒金属は、排ガスと直接接触するため速やかに昇温
されて活性化温度となって炭化水素などが着火しやす
く、着火による温度上昇も生じるため低温酸化に有利と
なる。さらに第2両端開口ハニカム通路を通過する排ガ
スにはパティキュレートがほとんど含まれていないの
で、第2両端開口ハニカム通路に担持されている触媒金
属が煤によって覆われるような不具合が回避され、触媒
金属を覆った煤が燃焼する際の高熱によって触媒金属が
劣化するような不具合も防止できる。
【0018】そして本発明のパティキュレートフィルタ
ーは、第1ハニカム体と第2ハニカム体を連結すること
で製造される。したがって触媒金属を担持するには、第
1ハニカム体と第2ハニカム体についてそれぞれ行うこ
とができ、目的とする担持部位のみに容易に担持するこ
とができる。
ーは、第1ハニカム体と第2ハニカム体を連結すること
で製造される。したがって触媒金属を担持するには、第
1ハニカム体と第2ハニカム体についてそれぞれ行うこ
とができ、目的とする担持部位のみに容易に担持するこ
とができる。
【0019】すなわち第1ハニカム体に触媒金属を担持
する場合には、触媒金属が溶解した水溶液中に市松模様
状に閉塞された端面から浸漬する。すると水溶液は、入
側閉塞ハニカム通路に進入することは困難であるので、
第1両端開口ハニカム通路のみに流入し、第1両端開口
ハニカム通路のみに触媒金属を担持することができる。
一方第2ハニカム体に触媒金属を担持する場合には、触
媒金属が溶解した水溶液中に市松模様状に閉塞された端
面から浸漬する。すると水溶液は、出側閉塞ハニカム通
路に進入することは困難であるので、第2両端開口ハニ
カム通路のみに流入し、第2両端開口ハニカム通路のみ
に触媒金属を担持することができる。
する場合には、触媒金属が溶解した水溶液中に市松模様
状に閉塞された端面から浸漬する。すると水溶液は、入
側閉塞ハニカム通路に進入することは困難であるので、
第1両端開口ハニカム通路のみに流入し、第1両端開口
ハニカム通路のみに触媒金属を担持することができる。
一方第2ハニカム体に触媒金属を担持する場合には、触
媒金属が溶解した水溶液中に市松模様状に閉塞された端
面から浸漬する。すると水溶液は、出側閉塞ハニカム通
路に進入することは困難であるので、第2両端開口ハニ
カム通路のみに流入し、第2両端開口ハニカム通路のみ
に触媒金属を担持することができる。
【0020】そして第1両端開口ハニカム通路及び第2
両端開口ハニカム通路は両端が開口しているので、空気
の吹き付けや真空吸引などによって余分な水溶液を容易
に除去することができ、工数を大きく低減することがで
きるとともに触媒金属の均一な担持が可能となる。
両端開口ハニカム通路は両端が開口しているので、空気
の吹き付けや真空吸引などによって余分な水溶液を容易
に除去することができ、工数を大きく低減することがで
きるとともに触媒金属の均一な担持が可能となる。
【0021】より高温となる下流側の第2ハニカム体
は、耐熱性の高い炭化ケイ素から形成することが望まし
い。これにより溶損を確実に防止することができる。ま
た排ガスの流入側は温度は低いものの温度変化が急激で
ある。したがって第1ハニカム体は、温度変化に対する
強度が大きく耐熱衝撃性に優れたコーディエライトから
形成することが望ましい。このように第1ハニカム体を
コーディエライトから形成するとともに第2ハニカム体
を炭化ケイ素から形成した本発明のパティキュレートフ
ィルターは、耐久信頼性に特に優れている。
は、耐熱性の高い炭化ケイ素から形成することが望まし
い。これにより溶損を確実に防止することができる。ま
た排ガスの流入側は温度は低いものの温度変化が急激で
ある。したがって第1ハニカム体は、温度変化に対する
強度が大きく耐熱衝撃性に優れたコーディエライトから
形成することが望ましい。このように第1ハニカム体を
コーディエライトから形成するとともに第2ハニカム体
を炭化ケイ素から形成した本発明のパティキュレートフ
ィルターは、耐久信頼性に特に優れている。
【0022】上記のように材質が互いに異なる第1ハニ
カム体及び第2ハニカム体を連結する場合、耐熱性材料
からなる緩衝材を介して連結することが望ましい。これ
により排ガスの漏れが防止されるとともに、熱膨張率の
違いによる干渉によって生じる熱衝撃を緩和することが
でき、破損を防止することができる。
カム体及び第2ハニカム体を連結する場合、耐熱性材料
からなる緩衝材を介して連結することが望ましい。これ
により排ガスの漏れが防止されるとともに、熱膨張率の
違いによる干渉によって生じる熱衝撃を緩和することが
でき、破損を防止することができる。
【0023】この耐熱材料からなる緩衝材としては、例
えば金属繊維あるいはセラミック繊維からなる不織布、
金属フォームなどを用いることができる。第1ハニカム
体と第2ハニカム体を連結する際には、緩衝材を両者で
圧縮することにより緩衝材からの排ガスの漏れを防止す
ることができる。
えば金属繊維あるいはセラミック繊維からなる不織布、
金属フォームなどを用いることができる。第1ハニカム
体と第2ハニカム体を連結する際には、緩衝材を両者で
圧縮することにより緩衝材からの排ガスの漏れを防止す
ることができる。
【0024】第1ハニカム体及び第2ハニカム体を製造
するには、従来のDPFと同様に行うことができる。な
お第1ハニカム体をコーディエライトから形成した場合
の流入側端面は、コーディエライトを用いて市松模様状
に閉塞することが望ましく、第2ハニカム体を炭化ケイ
素から形成した場合の流出側端面は炭化ケイ素を用いて
市松模様状に閉塞することが望ましい。
するには、従来のDPFと同様に行うことができる。な
お第1ハニカム体をコーディエライトから形成した場合
の流入側端面は、コーディエライトを用いて市松模様状
に閉塞することが望ましく、第2ハニカム体を炭化ケイ
素から形成した場合の流出側端面は炭化ケイ素を用いて
市松模様状に閉塞することが望ましい。
【0025】第1ハニカム体をコーディエライトから形
成するとともに第2ハニカム体を炭化ケイ素から形成し
た場合には、第1ハニカム体と第2ハニカム体の構成比
率は特に制限されないが、長さ又は体積比で、第1ハニ
カム体:第2ハニカム体=4:6〜6:4の範囲とする
のが好ましい。第1ハニカム体がこの範囲より少なくな
ると耐熱衝撃性が低下し、第1ハニカム体がこの範囲よ
り多くなると溶損が生じる場合がある。
成するとともに第2ハニカム体を炭化ケイ素から形成し
た場合には、第1ハニカム体と第2ハニカム体の構成比
率は特に制限されないが、長さ又は体積比で、第1ハニ
カム体:第2ハニカム体=4:6〜6:4の範囲とする
のが好ましい。第1ハニカム体がこの範囲より少なくな
ると耐熱衝撃性が低下し、第1ハニカム体がこの範囲よ
り多くなると溶損が生じる場合がある。
【0026】触媒金属としては、白金、ロジウム、パラ
ジウムなどの貴金属、あるいはニッケル、コバルト、タ
ングステンなどの卑金属を用いることができる。その担
持量には特に制限がないが、パティキュレートフィルタ
1リットル当たり1〜10gの範囲が好ましい。
ジウムなどの貴金属、あるいはニッケル、コバルト、タ
ングステンなどの卑金属を用いることができる。その担
持量には特に制限がないが、パティキュレートフィルタ
1リットル当たり1〜10gの範囲が好ましい。
【0027】コーディエライト及び炭化ケイ素は、比較
的触媒金属を担持しにくい。そこでシリカ粉末などから
なるコート層を形成し、そのコート層に触媒金属を担持
することができる。あるいは触媒金属を担持したシリカ
粉末などからコート層を形成してもよい。コート層を形
成するには、シリカ粉末及びシリカゾルなどのバインダ
ーなどを分散したスラリー中に第1ハニカム体及び第2
ハニカム体を浸漬し、余分なスラリーを吹き払った後に
乾燥・焼成することで容易に形成することができる。こ
の際、前述したように市松模様状に閉塞された端面から
浸漬することにより、第1両端開口ハニカム通路及び第
2両端開口ハニカム通路のみにスラリーを付着させるこ
とができ、かつ均一なコート層を容易に形成することが
できる。
的触媒金属を担持しにくい。そこでシリカ粉末などから
なるコート層を形成し、そのコート層に触媒金属を担持
することができる。あるいは触媒金属を担持したシリカ
粉末などからコート層を形成してもよい。コート層を形
成するには、シリカ粉末及びシリカゾルなどのバインダ
ーなどを分散したスラリー中に第1ハニカム体及び第2
ハニカム体を浸漬し、余分なスラリーを吹き払った後に
乾燥・焼成することで容易に形成することができる。こ
の際、前述したように市松模様状に閉塞された端面から
浸漬することにより、第1両端開口ハニカム通路及び第
2両端開口ハニカム通路のみにスラリーを付着させるこ
とができ、かつ均一なコート層を容易に形成することが
できる。
【0028】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。
る。
【0029】図1に本実施例のパティキュレートフィル
ターの斜視図を、図2にその断面図を示す。このパティ
キュレートフィルターはDPFであり、コーディエライ
ト製の第1ハニカム体1と、炭化ケイ素製の第2ハニカ
ム体2とから構成されている。第1ハニカム体1と第2
ハニカム体2とは同一形状に形成され、界面に金属繊維
の不織布であるメタルメッシュ3を挟持した状態で同軸
的に直列に連結されている。
ターの斜視図を、図2にその断面図を示す。このパティ
キュレートフィルターはDPFであり、コーディエライ
ト製の第1ハニカム体1と、炭化ケイ素製の第2ハニカ
ム体2とから構成されている。第1ハニカム体1と第2
ハニカム体2とは同一形状に形成され、界面に金属繊維
の不織布であるメタルメッシュ3を挟持した状態で同軸
的に直列に連結されている。
【0030】第1ハニカム体1は、排ガス流入側端面の
開口がコーディエライトによって市松模様状に閉塞さ
れ、一端が閉塞された入側閉塞ハニカム通路10と両端
が開口した第1両端開口ハニカム通路11とを有してい
る。第1両端開口ハニカム通路11の内壁面にはシリカ
粉末からなる触媒コート層12がそれぞれ形成され、触
媒コート層12にはPtが担持されている。
開口がコーディエライトによって市松模様状に閉塞さ
れ、一端が閉塞された入側閉塞ハニカム通路10と両端
が開口した第1両端開口ハニカム通路11とを有してい
る。第1両端開口ハニカム通路11の内壁面にはシリカ
粉末からなる触媒コート層12がそれぞれ形成され、触
媒コート層12にはPtが担持されている。
【0031】第2ハニカム体2は、排ガス流出側端面の
開口が炭化ケイ素によって市松模様状に閉塞され、一端
が閉塞された出側閉塞ハニカム通路20と両端が開口し
た第2両端開口ハニカム通路21とを有している。第2
両端開口ハニカム通路21の内壁面にはシリカ粉末から
なる触媒コート層22がそれぞれ形成され、触媒コート
層22にはPtが担持されている。
開口が炭化ケイ素によって市松模様状に閉塞され、一端
が閉塞された出側閉塞ハニカム通路20と両端が開口し
た第2両端開口ハニカム通路21とを有している。第2
両端開口ハニカム通路21の内壁面にはシリカ粉末から
なる触媒コート層22がそれぞれ形成され、触媒コート
層22にはPtが担持されている。
【0032】このパティキュレートフィルターは、以下
のようにして製造された。先ず市販のハニカム体を2個
用意し、それぞれの一端面を第1ハニカム体1はコーデ
ィエライト粉末を用い、第2ハニカム体粉末2は炭化ケ
イ素粉末を用いて、それぞれ市松模様状に閉塞した。
のようにして製造された。先ず市販のハニカム体を2個
用意し、それぞれの一端面を第1ハニカム体1はコーデ
ィエライト粉末を用い、第2ハニカム体粉末2は炭化ケ
イ素粉末を用いて、それぞれ市松模様状に閉塞した。
【0033】次に、シリカ粉末とシリカゾル及び水から
なるスラリーを調製し、第1ハニカム体1及び第2ハニ
カム体2をそれぞれ市松模様状に閉塞された端面から浸
漬した。スラリーは第1両端開口ハニカム通路11と第
2両端開口ハニカム通路21には流入するが、入側閉塞
ハニカム通路10と出側閉塞ハニカム通路20には流入
しない。そしてスラリーが入側閉塞ハニカム通路10と
出側閉塞ハニカム通路20に流入しないように注意しな
がら第1両端開口ハニカム通路11と第2両端開口ハニ
カム通路21にスラリーを充填し、その後第1ハニカム
体1及び第2ハニカム体2をそれぞれスラリーから引き
上げ、市松模様状に閉塞された端面側から吸引して余分
なスラリーを除去した。そして乾燥・焼成することによ
り、第1両端開口ハニカム通路11と第2両端開口ハニ
カム通路21の内周壁面に触媒コート層12,22を形
成した。
なるスラリーを調製し、第1ハニカム体1及び第2ハニ
カム体2をそれぞれ市松模様状に閉塞された端面から浸
漬した。スラリーは第1両端開口ハニカム通路11と第
2両端開口ハニカム通路21には流入するが、入側閉塞
ハニカム通路10と出側閉塞ハニカム通路20には流入
しない。そしてスラリーが入側閉塞ハニカム通路10と
出側閉塞ハニカム通路20に流入しないように注意しな
がら第1両端開口ハニカム通路11と第2両端開口ハニ
カム通路21にスラリーを充填し、その後第1ハニカム
体1及び第2ハニカム体2をそれぞれスラリーから引き
上げ、市松模様状に閉塞された端面側から吸引して余分
なスラリーを除去した。そして乾燥・焼成することによ
り、第1両端開口ハニカム通路11と第2両端開口ハニ
カム通路21の内周壁面に触媒コート層12,22を形
成した。
【0034】次に所定濃度のジニトロジアンミン白金硝
酸水溶液を用意し、上記触媒コート層12,22の形成
と同様の方法で触媒コート層12,22に白金を担持し
た。
酸水溶液を用意し、上記触媒コート層12,22の形成
と同様の方法で触媒コート層12,22に白金を担持し
た。
【0035】そして白金が担持された触媒コート層1
2,22をもつ第1ハニカム体1及び第2ハニカム体2
を、市松模様状に閉塞されていない端面をそれぞれ対向
させ、入側閉塞ハニカム通路10と第2両端開口ハニカ
ム通路21が連通し、かつ第1両端開口ハニカム通路1
1と出側閉塞ハニカム通路20とが連通するように直列
に配置して、メタルメッシュ3を介して連結した。これ
により本実施例のDPFが得られた。
2,22をもつ第1ハニカム体1及び第2ハニカム体2
を、市松模様状に閉塞されていない端面をそれぞれ対向
させ、入側閉塞ハニカム通路10と第2両端開口ハニカ
ム通路21が連通し、かつ第1両端開口ハニカム通路1
1と出側閉塞ハニカム通路20とが連通するように直列
に配置して、メタルメッシュ3を介して連結した。これ
により本実施例のDPFが得られた。
【0036】このDPFは、第1ハニカム体1の市松模
様状に閉塞された端面が排ガス流入側となるように排ガ
ス流路に配置される。すると図2の矢印で示すように、
排ガスは入側閉塞ハニカム通路10には流入せず、第1
両端開口ハニカム通路11に流入して出側閉塞ハニカム
通路20に向かう。このとき排ガスは、第1両端開口ハ
ニカム通路11の触媒コート層12に担持されているP
tによって酸化浄化される。しかし出側閉塞ハニカム通
路20は開口が閉塞されているので、排ガスは第1両端
開口ハニカム通路11あるいは出側閉塞ハニカム通路2
0の隔壁を通過し、その際にパティキュレートは隔壁上
あるいは隔壁中に捕捉される。
様状に閉塞された端面が排ガス流入側となるように排ガ
ス流路に配置される。すると図2の矢印で示すように、
排ガスは入側閉塞ハニカム通路10には流入せず、第1
両端開口ハニカム通路11に流入して出側閉塞ハニカム
通路20に向かう。このとき排ガスは、第1両端開口ハ
ニカム通路11の触媒コート層12に担持されているP
tによって酸化浄化される。しかし出側閉塞ハニカム通
路20は開口が閉塞されているので、排ガスは第1両端
開口ハニカム通路11あるいは出側閉塞ハニカム通路2
0の隔壁を通過し、その際にパティキュレートは隔壁上
あるいは隔壁中に捕捉される。
【0037】そしてパティキュレートが濾過された排ガ
スは入側閉塞ハニカム通路10あるいは第2両端開口ハ
ニカム通路21に流入し、第2両端開口ハニカム通路2
1から流出する。このとき排ガスは、第2両端開口ハニ
カム通路21の触媒コート層22に担持されているPt
によってさらに酸化浄化され、清浄となった排ガスが外
部へ排出される。
スは入側閉塞ハニカム通路10あるいは第2両端開口ハ
ニカム通路21に流入し、第2両端開口ハニカム通路2
1から流出する。このとき排ガスは、第2両端開口ハニ
カム通路21の触媒コート層22に担持されているPt
によってさらに酸化浄化され、清浄となった排ガスが外
部へ排出される。
【0038】また本実施例のDPFでは、第1ハニカム
体1は耐熱衝撃性に優れたコーディエライトから形成さ
れているので、大きな温度変化に耐える。また第2ハニ
カム体2は耐熱性に優れた炭化ケイ素から形成されてい
るので、高温となっても溶損が防止されている。そして
第1ハニカム体1と第2ハニカム体2の熱膨張率に差が
あるものの、メタルメッシュ3の介在により干渉による
熱衝撃が緩和されているので、損傷が防止されている。
なおメタルメッシュ3は第1ハニカム体1と第2ハニカ
ム体2で挟持されて圧縮されているため、隔壁どうしで
挟持された部分は繊維密度が高くなって排ガスの漏れが
防止されている。しかしハニカム通路どうしの間に存在
するメタルメッシュ3は圧縮されていないので、第1ハ
ニカム体1から第2ハニカム体2への排ガスの流通は円
滑に行われる。
体1は耐熱衝撃性に優れたコーディエライトから形成さ
れているので、大きな温度変化に耐える。また第2ハニ
カム体2は耐熱性に優れた炭化ケイ素から形成されてい
るので、高温となっても溶損が防止されている。そして
第1ハニカム体1と第2ハニカム体2の熱膨張率に差が
あるものの、メタルメッシュ3の介在により干渉による
熱衝撃が緩和されているので、損傷が防止されている。
なおメタルメッシュ3は第1ハニカム体1と第2ハニカ
ム体2で挟持されて圧縮されているため、隔壁どうしで
挟持された部分は繊維密度が高くなって排ガスの漏れが
防止されている。しかしハニカム通路どうしの間に存在
するメタルメッシュ3は圧縮されていないので、第1ハ
ニカム体1から第2ハニカム体2への排ガスの流通は円
滑に行われる。
【0039】
【発明の効果】すなわち本発明のパティキュレートフィ
ルターによれば、触媒金属の利用効率が高く、高価な触
媒金属を少量担持するだけで目的とする浄化を行うこと
ができるため、コストを低減することができる。そして
第1ハニカム体をコーディエライトから形成するととも
に第2ハニカム体を炭化ケイ素から形成すれば、耐熱衝
撃性に優れ、かつ溶損が防止されるので耐久性にきわめ
て優れている。
ルターによれば、触媒金属の利用効率が高く、高価な触
媒金属を少量担持するだけで目的とする浄化を行うこと
ができるため、コストを低減することができる。そして
第1ハニカム体をコーディエライトから形成するととも
に第2ハニカム体を炭化ケイ素から形成すれば、耐熱衝
撃性に優れ、かつ溶損が防止されるので耐久性にきわめ
て優れている。
【図1】本発明の一実施例のパティキュレートフィルタ
ーの斜視図である。
ーの斜視図である。
【図2】本発明の一実施例のパティキュレートフィルタ
ーの断面図である。
ーの断面図である。
1:第1ハニカム体 2:第2ハニカ
ム体 10:入側閉塞ハニカム通路 11:第1両端
開口ハニカム通路 20:出側閉塞ハニカム通路 21:第2両端
開口ハニカム通路 12:触媒コート層 22:触媒コー
ト層
ム体 10:入側閉塞ハニカム通路 11:第1両端
開口ハニカム通路 20:出側閉塞ハニカム通路 21:第2両端
開口ハニカム通路 12:触媒コート層 22:触媒コー
ト層
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01J 23/42 F01N 3/02 301E 4G069 27/224 3/24 E F01N 3/02 301 B01D 53/36 ZABC 3/24 103C Fターム(参考) 3G090 AA02 3G091 AA18 AB02 AB13 BA39 GB00W GB05W GB06W GB07W 4D019 AA01 BA06 BA07 BB06 BC07 BC12 CA01 4D048 AA14 BA06X BA10X BA30X BA45X BB02 BB14 BB18 CC03 CC04 CC32 CC36 CC38 4D058 JA38 JB02 JB06 KB12 KC62 SA08 TA06 4G069 AA03 AA11 BA13A BA13B BB02A BB02B BB04A BB15A BB15B BC60B BC67B BC68B BC71B BC72B BC75A BD05A BD05B CA02 CA03 CA18 EA19 EA27 ED03 ED06 EE08
Claims (2)
- 【請求項1】 互いに平行に延びる複数のハニカム通路
をもつ略筒状をなし、該ハニカム通路は一端面で市松模
様状に閉塞され、一端面で閉塞されていない該ハニカム
通路が他端面で閉塞されて他端面でも市松模様状に閉塞
されてなるパティキュレートフィルターにおいて、 排ガス流入側端面の開口が閉塞された入側閉塞ハニカム
通路と両端が開口する第1両端開口ハニカム通路をもつ
第1ハニカム体と、排ガス流出側端面の開口が閉塞され
た出側閉塞ハニカム通路と両端が開口する第2両端開口
ハニカム通路をもつ第2ハニカム体とからなり、該第1
ハニカム体と該第二ハニカム体とは市松模様状に閉塞さ
れていない端面どうしが対向して該入側閉塞ハニカム通
路と該第2両端開口ハニカム通路が互いに連通しかつ該
第1両端開口ハニカム通路と該出側閉塞ハニカム通路と
が互いに連通するように連結され、該第1両端開口ハニ
カム通路と該第2両端開口ハニカム通路にそれぞれ触媒
金属が担持されていることを特徴とするパティキュレー
トフィルター。 - 【請求項2】 前記第1ハニカム体はコーディエライト
からなるとともに前記第2ハニカム体は炭化ケイ素から
なり、耐熱性材料からなる緩衝材を介して連結されてい
ることを特徴とする請求項1に記載のパティキュレート
フィルター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000014270A JP2001205108A (ja) | 2000-01-24 | 2000-01-24 | パティキュレートフィルター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000014270A JP2001205108A (ja) | 2000-01-24 | 2000-01-24 | パティキュレートフィルター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001205108A true JP2001205108A (ja) | 2001-07-31 |
Family
ID=18541751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000014270A Pending JP2001205108A (ja) | 2000-01-24 | 2000-01-24 | パティキュレートフィルター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001205108A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US7338642B2 (en) | 2003-07-08 | 2008-03-04 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Exhaust gas purification device for engine |
US7618596B2 (en) | 2003-02-18 | 2009-11-17 | Ngk Insulators | Honeycomb filter and exhaust gas purification system |
EP2236783A1 (en) * | 2009-03-24 | 2010-10-06 | NGK Insulators, Ltd. | Method of manufacturing exhaust gas purification device and exhaust gas purification device |
JP2010221163A (ja) * | 2009-03-24 | 2010-10-07 | Ngk Insulators Ltd | 排ガス浄化装置 |
US8137637B2 (en) * | 2008-11-20 | 2012-03-20 | Corning Incorporated | Particulate filter and method of making |
WO2019151522A1 (ja) * | 2018-02-02 | 2019-08-08 | 日立金属株式会社 | 水処理用セラミックフィルタモジュール |
-
2000
- 2000-01-24 JP JP2000014270A patent/JP2001205108A/ja active Pending
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JP2007517645A (ja) * | 2004-01-09 | 2007-07-05 | エミテック ゲゼルシヤフト フユア エミツシオンス テクノロギー ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 金属繊維層を含む粒子フィルタ |
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