JP2001204547A - 背負かばん - Google Patents
背負かばんInfo
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- JP2001204547A JP2001204547A JP2000016659A JP2000016659A JP2001204547A JP 2001204547 A JP2001204547 A JP 2001204547A JP 2000016659 A JP2000016659 A JP 2000016659A JP 2000016659 A JP2000016659 A JP 2000016659A JP 2001204547 A JP2001204547 A JP 2001204547A
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- elastic hollow
- hollow pipe
- elastic
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Abstract
(57)【要約】
【課題】リックサック等の背負かばんに於いて、これを
背負った際に、背中にかばんを安定させることが出来、
更に通気性を良くして背中がむれないようにした背負か
ばんを目的としている。 【解決手段】中間部外周壁に通気口７が穿設された中芯
に貫通孔６を有する複数の弾性中空パイプ５をリックサ
ック１の背面３に設けられた剛性を有する背板４に取付
けると共に、並列された最下段の弾性中空パイプ５の下
方に弾性腰当パット９を設けて構成した背負かばんの構
造である。
背負った際に、背中にかばんを安定させることが出来、
更に通気性を良くして背中がむれないようにした背負か
ばんを目的としている。 【解決手段】中間部外周壁に通気口７が穿設された中芯
に貫通孔６を有する複数の弾性中空パイプ５をリックサ
ック１の背面３に設けられた剛性を有する背板４に取付
けると共に、並列された最下段の弾性中空パイプ５の下
方に弾性腰当パット９を設けて構成した背負かばんの構
造である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はリックサック、ナッ
プザック等の背負かばんに係り、特に背面に複数の弾性
中空パイプを設けて構成した背負かばんに関するもので
ある。
プザック等の背負かばんに係り、特に背面に複数の弾性
中空パイプを設けて構成した背負かばんに関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来、背負かばんを背負って使用した際
に、かばんの背面が人の背中に密着されるので、通気性
がなく、背中がむれる等の問題があった。
に、かばんの背面が人の背中に密着されるので、通気性
がなく、背中がむれる等の問題があった。
【０００３】従って、これ等の問題を解決するために、
例えばドイツ特許（ＤＥ）１９６０５２０７号明細書、
或いは実開平３−４２２２１号公報等に示す如く、かば
んの背面に所定の間隙を保って通気性を有するネットパ
ネルを設け、これによってかばんを背負った際に、かば
んが人の背中に密着せずに通気性を良くした構造のもの
が開発され、実用化されている。
例えばドイツ特許（ＤＥ）１９６０５２０７号明細書、
或いは実開平３−４２２２１号公報等に示す如く、かば
んの背面に所定の間隙を保って通気性を有するネットパ
ネルを設け、これによってかばんを背負った際に、かば
んが人の背中に密着せずに通気性を良くした構造のもの
が開発され、実用化されている。
【０００４】また、前述のように、通気性の問題とは全
く関係なく、かばんを背中に背負った際に、かばんが人
の背中に安定した状態で落ち着くようにした背負かばん
の技術としては、例えば実開昭５３−５５３１４号公
報、同昭５４−１８３１１号、同昭５４−８７９０５号
等が知られている。
く関係なく、かばんを背中に背負った際に、かばんが人
の背中に安定した状態で落ち着くようにした背負かばん
の技術としては、例えば実開昭５３−５５３１４号公
報、同昭５４−１８３１１号、同昭５４−８７９０５号
等が知られている。
【０００５】前述の公知技術は、背負かばんの背面の全
面に多数の小さな突起を突設した構造のかばん、或いは
背面の両側に帯状の背当突条フレームを突設した構造の
かばんである。
面に多数の小さな突起を突設した構造のかばん、或いは
背面の両側に帯状の背当突条フレームを突設した構造の
かばんである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】前述のドイツ特許１９
６０５２０７号明細書等に示す如き通気性を有するネッ
トパネルをかばんの背面に所定の間隙を保って設けて構
成したかばんは、通気性の点では優れているが、かばん
と人の背中との間にネットパネルが介在されるので、か
ばんが人の背中に安定した状態で接触せず、かばんを背
負った際に不安定となり、このために長時間使用してい
ると疲れる等の問題があった。
６０５２０７号明細書等に示す如き通気性を有するネッ
トパネルをかばんの背面に所定の間隙を保って設けて構
成したかばんは、通気性の点では優れているが、かばん
と人の背中との間にネットパネルが介在されるので、か
ばんが人の背中に安定した状態で接触せず、かばんを背
負った際に不安定となり、このために長時間使用してい
ると疲れる等の問題があった。
【０００７】また、後者の実開昭５３−５５３１４号公
報等に示す技術は、かばんの背面に多数の突起を突設し
たり、或いは背当突条フレームをかばんの背面に突設し
て構成したので、かばんを背負った際には、かばんが背
中に安定した状態で接触するが、通気性が改善されずに
背中がむれる等の問題があった。
報等に示す技術は、かばんの背面に多数の突起を突設し
たり、或いは背当突条フレームをかばんの背面に突設し
て構成したので、かばんを背負った際には、かばんが背
中に安定した状態で接触するが、通気性が改善されずに
背中がむれる等の問題があった。
【０００８】本件特許出願人は、前述の従来の問題点を
改善するために、通気性を有する帯状背当突条片を背面
の両側に設けて構成した背負かばんを開発し、既に実用
新案で出願をしている（実願平１１−９３８０号）。
改善するために、通気性を有する帯状背当突条片を背面
の両側に設けて構成した背負かばんを開発し、既に実用
新案で出願をしている（実願平１１−９３８０号）。
【０００９】しかるに、前述の本件特許出願人が開発し
た実用新案の技術のように、通気性を有する帯状背当突
条片を背面に設けて構成した場合にも、かばんの背面の
中央部の通気性が充分でなく、むれる等の問題が弱冠残
っている。
た実用新案の技術のように、通気性を有する帯状背当突
条片を背面に設けて構成した場合にも、かばんの背面の
中央部の通気性が充分でなく、むれる等の問題が弱冠残
っている。
【００１０】本発明はこれ等の問題点に鑑み開発された
全く新しい技術であって、特に中間部外周壁に通気口が
穿設された複数の弾性中空パイプを背負かばんの背面に
並列して設けることによって、背面の中央部に外気を送
ることが出来るようにした全く新しい背負かばんの技術
を提供するものである。
全く新しい技術であって、特に中間部外周壁に通気口が
穿設された複数の弾性中空パイプを背負かばんの背面に
並列して設けることによって、背面の中央部に外気を送
ることが出来るようにした全く新しい背負かばんの技術
を提供するものである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明に係る背負かばん
は、前述の従来の問題点を根本的に改善した技術であっ
て、その第１発明の要旨は、リックサック、ナップザッ
ク等の背負かばんに於いて、中間部外周壁に通気口が穿
設された複数の弾性中空パイプを背面に並列して設けて
構成したことを特徴とした背負かばんである。
は、前述の従来の問題点を根本的に改善した技術であっ
て、その第１発明の要旨は、リックサック、ナップザッ
ク等の背負かばんに於いて、中間部外周壁に通気口が穿
設された複数の弾性中空パイプを背面に並列して設けて
構成したことを特徴とした背負かばんである。
【００１２】前述の第１発明に於いては、中間部外周壁
に通気口が穿設された複数の弾性中空パイプを背面に並
列して設けて構成したので、弾性中空パイプの相互間に
通気が可能な巾広の溝状の隙間を形成することが出来
る。さらに該弾性中空パイプの両側から内部に吸入した
外気を該通気口より噴出して通気することが出来る。
に通気口が穿設された複数の弾性中空パイプを背面に並
列して設けて構成したので、弾性中空パイプの相互間に
通気が可能な巾広の溝状の隙間を形成することが出来
る。さらに該弾性中空パイプの両側から内部に吸入した
外気を該通気口より噴出して通気することが出来る。
【００１３】また、弾性中空パイプは所定の弾力性を有
するので、背負かばんを背負った者が歩く度にその振動
で伸縮し、この伸縮作用で弾性中空パイプ内に外気を吸
入したり或いは噴出して、背負かばんの背面と背負った
者との間に外気をスムーズに送ることが出来る。
するので、背負かばんを背負った者が歩く度にその振動
で伸縮し、この伸縮作用で弾性中空パイプ内に外気を吸
入したり或いは噴出して、背負かばんの背面と背負った
者との間に外気をスムーズに送ることが出来る。
【００１４】本発明の第２発明の要旨は、前記複数の弾
性中空パイプをかばんの背面に設けられた剛性を有する
背板に取付けると共に、該弾性中間パイプのほぼ中央部
に相互に所定の間隔を保って一対の通気口を設けて構成
したことを特徴とした第１発明の背負かばんである。
性中空パイプをかばんの背面に設けられた剛性を有する
背板に取付けると共に、該弾性中間パイプのほぼ中央部
に相互に所定の間隔を保って一対の通気口を設けて構成
したことを特徴とした第１発明の背負かばんである。
【００１５】前述の第２発明に於いては、複数の弾性中
空パイプをかばんの背面の剛性を有する背板に取付けて
構成したので、弾性中空パイプを背面に安定した状態で
取付けて固定することが出来る。また、かばんの使用時
に、前記複数の弾性中空パイプが不必要に湾曲すること
を防止出来る。
空パイプをかばんの背面の剛性を有する背板に取付けて
構成したので、弾性中空パイプを背面に安定した状態で
取付けて固定することが出来る。また、かばんの使用時
に、前記複数の弾性中空パイプが不必要に湾曲すること
を防止出来る。
【００１６】また、第２発明に於いては、前記弾性中空
パイプのほぼ中央部に相互に所定の間隔を保って一対の
通気口を設けたので、かばんを背負った時に背骨に当接
される弾性中空パイプのほぼ中央部の弾力性を弱めるこ
とが出来、これによってかばんを背負った際の感触を向
上せしめることが出来る。
パイプのほぼ中央部に相互に所定の間隔を保って一対の
通気口を設けたので、かばんを背負った時に背骨に当接
される弾性中空パイプのほぼ中央部の弾力性を弱めるこ
とが出来、これによってかばんを背負った際の感触を向
上せしめることが出来る。
【００１７】本発明の第３発明の要旨は、前記弾性中空
パイプ内に補強中空パイプを挿入して構成したことを特
徴とした第１発明或いは第２発明の背負かばんである。
パイプ内に補強中空パイプを挿入して構成したことを特
徴とした第１発明或いは第２発明の背負かばんである。
【００１８】前述の第３発明に於いては、弾性中空パイ
プ内に補強中空パイプを挿入したので、かばんを長年使
用した場合にも、弾性中空パイプが弾力性を失ったり、
扁平状に押しつぶされたりすることを防止出来る。
プ内に補強中空パイプを挿入したので、かばんを長年使
用した場合にも、弾性中空パイプが弾力性を失ったり、
扁平状に押しつぶされたりすることを防止出来る。
【００１９】本発明の第４発明の要旨は、背面に並列さ
れた最下段の弾性中空パイプの下方に弾性腰当パットを
設けて構成したことを特徴とした第１発明乃至第３発明
の背負かばんである。
れた最下段の弾性中空パイプの下方に弾性腰当パットを
設けて構成したことを特徴とした第１発明乃至第３発明
の背負かばんである。
【００２０】前述の第４発明に於いては、背面に並列さ
れた最下段の弾性中空パイプの下方に弾性腰当パットを
設けて構成したので、かばんの下部の弾性腰当パットを
背負った者の腰部に当接し、かばんを安定させることが
出来る。かつ背面に並列され最下段の弾性中空パイプ
が、背中に強く当接されることを防止し、違和感が生じ
ることを防止出来る。
れた最下段の弾性中空パイプの下方に弾性腰当パットを
設けて構成したので、かばんの下部の弾性腰当パットを
背負った者の腰部に当接し、かばんを安定させることが
出来る。かつ背面に並列され最下段の弾性中空パイプ
が、背中に強く当接されることを防止し、違和感が生じ
ることを防止出来る。
【００２１】
【発明の実施の形態】図により本発明に係る背負かばん
の一実施例を具体的に説明すると、図１は本発明に係る
背負かばんの要部の一部切欠斜視説明図、図２は図１の
背負かばんの全体を示す表側の斜視図、図３は図１の背
負かばんの背面の正面図、図４は図１の背負かばんの要
部の構成部品及びその組立状態を示す斜視説明図であ
る。
の一実施例を具体的に説明すると、図１は本発明に係る
背負かばんの要部の一部切欠斜視説明図、図２は図１の
背負かばんの全体を示す表側の斜視図、図３は図１の背
負かばんの背面の正面図、図４は図１の背負かばんの要
部の構成部品及びその組立状態を示す斜視説明図であ
る。
【００２２】図１乃至図４に於いて、１はリックサック
であって、その背部には背負バンド２が設けられてい
る。該リックサック１の背面３にはそのほぼ全面に剛性
を持った合成樹脂製の背板４が設けられている。この背
板４は軽く剛性を有しかつ逢着が可能なビニール板［例
えばベルポレンシート板（登録商標）］が特に有効であ
る。
であって、その背部には背負バンド２が設けられてい
る。該リックサック１の背面３にはそのほぼ全面に剛性
を持った合成樹脂製の背板４が設けられている。この背
板４は軽く剛性を有しかつ逢着が可能なビニール板［例
えばベルポレンシート板（登録商標）］が特に有効であ
る。
【００２３】５は弾性中空パイプであって、発泡ウレタ
ン等の発泡樹脂材或いはゴム材等で形成され、その中芯
部には貫通孔６が設けられている。かつこの弾性中空パ
イプ５のほぼ中央部の外周壁には所定の間隔を持って一
対の通気口７が穿設され、貫通孔６内の空気をこれ等の
通気口７より排出し得るように構成されている。
ン等の発泡樹脂材或いはゴム材等で形成され、その中芯
部には貫通孔６が設けられている。かつこの弾性中空パ
イプ５のほぼ中央部の外周壁には所定の間隔を持って一
対の通気口７が穿設され、貫通孔６内の空気をこれ等の
通気口７より排出し得るように構成されている。
【００２４】前述の一対の通気口７の相互間隔は、必要
に応じて決めることが出来る。両者の相互間隔をより小
さくすることによって、これ等の通気口７によって囲ま
れた中心部５ａの弾力性を弱めることが出来る。従っ
て、背負かばん１を背負った者の背骨がこの中心部５ａ
に当接された際には、この中心部５ａは容易に収縮する
ことが出来るように構成されている。
に応じて決めることが出来る。両者の相互間隔をより小
さくすることによって、これ等の通気口７によって囲ま
れた中心部５ａの弾力性を弱めることが出来る。従っ
て、背負かばん１を背負った者の背骨がこの中心部５ａ
に当接された際には、この中心部５ａは容易に収縮する
ことが出来るように構成されている。
【００２５】前述のような構造を有する４本の弾性中空
パイプ５は、所定の間隔を保って前記背板４の外面の上
下方向に平行に並列されて取付固定されている。８は補
強中空パイプであって、その外径は弾性中空パイプ５の
貫通孔６の内径とほぼ等しい径を有している。この補強
中空パイプ８は弾力性を有するゴムパイプ等より形成さ
れている。
パイプ５は、所定の間隔を保って前記背板４の外面の上
下方向に平行に並列されて取付固定されている。８は補
強中空パイプであって、その外径は弾性中空パイプ５の
貫通孔６の内径とほぼ等しい径を有している。この補強
中空パイプ８は弾力性を有するゴムパイプ等より形成さ
れている。
【００２６】前記補強中空パイプ８は比較的短い寸法の
ものが使用され、１本の弾性中空パイプ５に対して２個
の補強中空パイプ８が用いられている。かつこれ等の補
強中空パイプ８は弾性中空パイプ５の両端部の貫通孔６
より夫々挿入されている。前記弾性中空パイプ５の中心
部５ａの貫通孔６内には補強中空パイプが挿入されない
ように構成されており、これによって中心部５ａの柔軟
性を阻害しないように配慮されている。
ものが使用され、１本の弾性中空パイプ５に対して２個
の補強中空パイプ８が用いられている。かつこれ等の補
強中空パイプ８は弾性中空パイプ５の両端部の貫通孔６
より夫々挿入されている。前記弾性中空パイプ５の中心
部５ａの貫通孔６内には補強中空パイプが挿入されない
ように構成されており、これによって中心部５ａの柔軟
性を阻害しないように配慮されている。
【００２７】図中９は腰当パットであって、発泡ウレタ
ン等の発泡樹脂材或いはゴム材等で形成されている。図
に示すように、２個の腰当パット９は、背板４の最下段
に並列されている弾性中空パイプ５の下方に、左右に並
列されて背板４に取付けられている。
ン等の発泡樹脂材或いはゴム材等で形成されている。図
に示すように、２個の腰当パット９は、背板４の最下段
に並列されている弾性中空パイプ５の下方に、左右に並
列されて背板４に取付けられている。
【００２８】前述のように、背板４に弾性中空パイプ５
及び腰当パット９を取付固定するに当たっては、特に図
１、図３及び図４に示す如く、予め弾性中空パイプ５及
び腰当パット９を両面粘着テープ等を介して背板４上に
仮着しておき、その後でメッシュ布１０をこれ等の弾性
中空パイプ５及び腰当パット９に被覆し、メッシュ布１
０の所定部分を背板４に逢着することによって構成する
ことが出来る。
及び腰当パット９を取付固定するに当たっては、特に図
１、図３及び図４に示す如く、予め弾性中空パイプ５及
び腰当パット９を両面粘着テープ等を介して背板４上に
仮着しておき、その後でメッシュ布１０をこれ等の弾性
中空パイプ５及び腰当パット９に被覆し、メッシュ布１
０の所定部分を背板４に逢着することによって構成する
ことが出来る。
【００２９】或いは、予めメッシュ布１０の所定部分を
背板４に逢着することによって、メッシュ布１０と背板
４との間に袋状空隙を形成し、この袋状空隙内の側方よ
り弾性中空パイプ５或いは腰当パット９を挿入し、更に
メッシュ布１０の必要個所を背板４に逢着することによ
って、これ等の弾性中空パイプ５或いは腰当パット９を
背板４に固定することが出来る。前記メッシュ布１０と
背板４の外周縁には帯状の縁紐１１が被服逢着されてい
る。図中１２は背負かばん１の背面３の両部両側に取付
けられた腰バンドである。
背板４に逢着することによって、メッシュ布１０と背板
４との間に袋状空隙を形成し、この袋状空隙内の側方よ
り弾性中空パイプ５或いは腰当パット９を挿入し、更に
メッシュ布１０の必要個所を背板４に逢着することによ
って、これ等の弾性中空パイプ５或いは腰当パット９を
背板４に固定することが出来る。前記メッシュ布１０と
背板４の外周縁には帯状の縁紐１１が被服逢着されてい
る。図中１２は背負かばん１の背面３の両部両側に取付
けられた腰バンドである。
【００３０】本発明に於いては、中間部外周壁に通気口
７が穿設された複数の弾性中空パイプ５を背負かばん１
の背面３に並列して設けたので、弾性中空パイプ５の相
互間に通気が可能な巾広の溝状の隙間を形成することが
出来る。さらにこの弾性中空パイプ５を介して背面３に
外気を送気して、背面３の通気性を良くすることが出来
る。
７が穿設された複数の弾性中空パイプ５を背負かばん１
の背面３に並列して設けたので、弾性中空パイプ５の相
互間に通気が可能な巾広の溝状の隙間を形成することが
出来る。さらにこの弾性中空パイプ５を介して背面３に
外気を送気して、背面３の通気性を良くすることが出来
る。
【００３１】特に、一対の通気口７で囲まれた弾性中空
パイプ５の中心部５ａの弾力性を弱めることが出来、こ
れによって背負った者の背骨に当接される部分を柔らか
にして、背骨に違和感が生じないようにすることが出来
る。
パイプ５の中心部５ａの弾力性を弱めることが出来、こ
れによって背負った者の背骨に当接される部分を柔らか
にして、背骨に違和感が生じないようにすることが出来
る。
【００３２】
【発明の効果】本発明に係る背負かばんはあ、中間部外
周壁に通気口が穿設された複数の弾性中空パイプを背面
に並列して構成したので、弾性中空パイプの相互間に通
気が可能な巾広の溝状の隙間を形成することが出来る。
さらに該弾性中空パイプの両側から内部に吸入した外気
を該通気口より噴出して通気することが出来る。従っ
て、弾性中空パイプ相互間の隙間とこの弾性中空パイプ
の貫通孔の両方から空気を背面に送気することが出来
る。
周壁に通気口が穿設された複数の弾性中空パイプを背面
に並列して構成したので、弾性中空パイプの相互間に通
気が可能な巾広の溝状の隙間を形成することが出来る。
さらに該弾性中空パイプの両側から内部に吸入した外気
を該通気口より噴出して通気することが出来る。従っ
て、弾性中空パイプ相互間の隙間とこの弾性中空パイプ
の貫通孔の両方から空気を背面に送気することが出来
る。
【００３３】かつ、弾性中空パイプは所定の弾力性を有
するので、背負かばんを背負った者が歩く度にその振動
で伸縮、この伸縮作用で弾性中空パイプ内に外気を吸入
したり或いは噴出して、背負かばんの背面と背負った者
との間に外気をスムーズに送ることが出来る。
するので、背負かばんを背負った者が歩く度にその振動
で伸縮、この伸縮作用で弾性中空パイプ内に外気を吸入
したり或いは噴出して、背負かばんの背面と背負った者
との間に外気をスムーズに送ることが出来る。
【００３４】また、複数の弾性中空パイプをかばんの背
面の剛性を有する背板に取付けて構成した場合には、弾
性中空パイプを背面に安定した状態で取付けて固定する
ことが出来る。また、かばんの使用時に、前記複数の弾
性中空パイプが不必要に湾曲することを防止出来る。
面の剛性を有する背板に取付けて構成した場合には、弾
性中空パイプを背面に安定した状態で取付けて固定する
ことが出来る。また、かばんの使用時に、前記複数の弾
性中空パイプが不必要に湾曲することを防止出来る。
【００３５】前記弾性中空パイプのほぼ中央部に相互に
所定の間隔を保って一対の通気口を設けた場合には、か
ばんを背負った時に背骨に当接される弾性中空パイプの
ほぼ中央部に弾力性を弱めることが出来、これによって
かばんを背負った際の感触を向上せしめることが出来
る。
所定の間隔を保って一対の通気口を設けた場合には、か
ばんを背負った時に背骨に当接される弾性中空パイプの
ほぼ中央部に弾力性を弱めることが出来、これによって
かばんを背負った際の感触を向上せしめることが出来
る。
【００３６】弾性中空パイプ内に補強中空パイプを挿入
した場合には、かばんを長年使用した場合にも、弾性中
空パイプが弾力性を失ったり、扁平状に押しつぶされた
りすることを防止出来る。
した場合には、かばんを長年使用した場合にも、弾性中
空パイプが弾力性を失ったり、扁平状に押しつぶされた
りすることを防止出来る。
【００３７】さらに、背面に並列された最下段の弾性中
空パイプの下方に弾性腰当パットを設けて構成した場合
には、かばんの株式会社の弾性腰当パットを背負った者
の腰部に当接し、かばんを安定させることが出来る。か
つ背面に並列され最下段の弾性中空パイプが、背中に強
く当接されることを防止し、違和感が生じることを防止
出来る。
空パイプの下方に弾性腰当パットを設けて構成した場合
には、かばんの株式会社の弾性腰当パットを背負った者
の腰部に当接し、かばんを安定させることが出来る。か
つ背面に並列され最下段の弾性中空パイプが、背中に強
く当接されることを防止し、違和感が生じることを防止
出来る。
【図１】本発明に係る背負かばんの要部の一部切欠斜視
説明図である。
説明図である。
【図２】図１の背負かばんの全体を示す表側の斜視図で
ある。
ある。
【図３】図１の背負かばんの背面の正面図である。
【図４】図１の背負かばんの要部の構成部品及びその組
立状態を示す斜視説明図である。
立状態を示す斜視説明図である。
１ リックサック ２ 背負バンド ３ 背面 ４ 背板 ５ 弾性中空パイプ ５ａ 中心部 ６ 貫通孔 ７ 通気口 ８ 補強中空パイプ ９ 腰当パット １０ メッシュ布 １１ 縁紐 １２ 腰バンド
Claims (4)
- 【請求項１】リックサック、ナップザック等の背負かば
んに於いて、中間部外周壁に通気口が穿設された複数の
弾性中空パイプを背面に並列して設けて構成したことを
特徴とした背負かばん。 - 【請求項２】前記複数の弾性中空パイプをかばんの背面
に設けられた剛性を有する背板に取付けると共に、該弾
性中間パイプのほぼ中央部に相互に所定の間隔を保って
一対の通気口を設けて構成したことを特徴とした請求項
１の背負かばん。 - 【請求項３】前記弾性中空パイプ内に補強中空パイプを
挿入して構成したことを特徴とした請求項１或いは請求
項２の背負かばん。 - 【請求項４】背面に並列された最下段の弾性中空パイプ
の下方に弾性腰当パットを設けて構成したことを特徴と
した請求項１乃至請求項３の背負かばん。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000016659A JP2001204547A (ja) | 2000-01-26 | 2000-01-26 | 背負かばん |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000016659A JP2001204547A (ja) | 2000-01-26 | 2000-01-26 | 背負かばん |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001204547A true JP2001204547A (ja) | 2001-07-31 |
Family
ID=18543764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000016659A Pending JP2001204547A (ja) | 2000-01-26 | 2000-01-26 | 背負かばん |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001204547A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100748855B1 (ko) | 2006-03-24 | 2007-08-13 | 한석환 | 멜빵형 가방에 구비된 쿠션장치 |
| CN104643330A (zh) * | 2013-11-25 | 2015-05-27 | 相阳 | 弹力裤腰 |
| US11337509B2 (en) * | 2018-12-20 | 2022-05-24 | Chrome Industries, Inc. | Backpack with airflow system |
-
2000
- 2000-01-26 JP JP2000016659A patent/JP2001204547A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100748855B1 (ko) | 2006-03-24 | 2007-08-13 | 한석환 | 멜빵형 가방에 구비된 쿠션장치 |
| CN104643330A (zh) * | 2013-11-25 | 2015-05-27 | 相阳 | 弹力裤腰 |
| US11337509B2 (en) * | 2018-12-20 | 2022-05-24 | Chrome Industries, Inc. | Backpack with airflow system |
| US11712105B2 (en) | 2018-12-20 | 2023-08-01 | Chrome Industries, Inc. | Backpack with airflow system |
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