JP2001203581A - ミュート回路及び電子装置並びにそのミュート方法 - Google Patents

ミュート回路及び電子装置並びにそのミュート方法

Info

Publication number
JP2001203581A
JP2001203581A JP2000013395A JP2000013395A JP2001203581A JP 2001203581 A JP2001203581 A JP 2001203581A JP 2000013395 A JP2000013395 A JP 2000013395A JP 2000013395 A JP2000013395 A JP 2000013395A JP 2001203581 A JP2001203581 A JP 2001203581A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mute
analog
digital signal
circuit
level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000013395A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4368477B2 (ja
Inventor
Akihiko Nogi
昭彦 野木
Satoshi Kawasaki
智 川崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Microsystems Co Ltd
Asahi Kasei Microdevices Corp
Original Assignee
Asahi Kasei Microsystems Co Ltd
Asahi Kasei Microdevices Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kasei Microsystems Co Ltd, Asahi Kasei Microdevices Corp filed Critical Asahi Kasei Microsystems Co Ltd
Priority to JP2000013395A priority Critical patent/JP4368477B2/ja
Publication of JP2001203581A publication Critical patent/JP2001203581A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4368477B2 publication Critical patent/JP4368477B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源をオフにしてもクリック音が発生しない
ようにしたミュート回路などを提供すること。 【解決手段】 ゲインミュート回路11は、入力される
デジタル信号に係数を乗算してその係数を徐々にゼロに
することによりミュートを行う。レベルミュート回路1
3は、デジタルフィルタ12からの出力を入力し、その
入力したデジタル信号のレベルを電源のオフ時の電圧レ
ベルまで徐々に下げることによりミュートを行う。ま
た、アナログミュート回路23は、アナログ部2の出力
端子を電源のオフ時の電圧レベルのに固定するミュート
を行う。ミュート制御部3は、ミュート動作の際に、ゲ
インミュート回路11、レベルミュート回路13、アナ
ログミュート回路23の順で各ミュート動作を行わせ、
その後にアナログ部2への電源をオフにさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミュート回路に関
し、特にデジタル装置のミュート回路、さらにはデジタ
ル部とアナログ部とが混在した電子装置に適用されるミ
ュート回路に関するものである。そして、本発明は、好
適には、デジタル信号をアナログ信号に変換するオーバ
ーサンプリング型D/A変換器に適用されるミュート回
路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、オーディオ用D/A変換器は、線
形性の良さ、波形の滑らかさ、高SN比のために、オー
バーサンプリング技術を用いたD/A変換器が主流とな
っている。このオーバーサンプリングD/A変換器は、
例えば入力された16ビットのデジタル信号を、デジタ
ルフィルタやサンプル・ホールド回路でサンプリング周
波数を8倍や64倍に高くし、このデジタル信号を、デ
ジタル・デルタ・シグマ(ΔΣ)変調回路でノイズシェ
ーピングして量子化ノイズを高域においやり、1ビット
や数ビットの信号に変換し、この信号をアナログ信号に
変換したのち、アナログ信号に含まれる高域のノイズを
アナログローパスフィルタでカットするものである。
【0003】従来、このようなオーバーサンプリングD
/A変換器のミュートを行う場合には、例えば出力端子
をアナロググランド端子にスイッチ等で接続するもの、
デジタル信号にゼロを乗算して信号を減衰させるもの、
あるいはアップダウンカウンタを用いて信号のレベルを
減衰させるもの等が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なD/A変換器を電池で駆動させる場合において、長時
間にわたって使用するためには、消費電力を低減する必
要がある。この消費電力を低減するためには、ブロック
毎に電源から電力を供給し、不要ブロックには電力を供
給しないようにする場合や電力を消費しない状態(パワ
ーダウンモード)にする場合がある。
【0005】前者の場合に、いきなり電源からの電力の
供給を止めると、信号の状態が急激に変化するため、ク
リック音(ボツという異常音)が発生する。また、例え
ば、D/A変換器の出力端子を所定のレベルに固定して
も、前者の電力供給カットや後者のパワーダウンモード
の状態になると、出力端子のレベルをコントロールでき
なくなり、電圧が変動してしまうことになり、クリック
音を解消できないという不都合がある。
【0006】また、D/A変換器に0Vになるデジタル
コードが入力されても数mVの電圧が出力されている場
合があり、これにより電源オフやパワーダウンモードに
するとクリック音が発生する不都合がある。さらに、入
力信号が変動している状態でレベルを低下させても、入
力信号が急激な変動を生ずることがあり、この場合に
は、同様にクリック音が発生するという不都合がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、電源をオフにし
てもクリック音が発生しないようにしたミュート回路や
電子装置を提供することにある。また、本発明の他の目
的は、入力信号が変動していてもクリック音やノイズが
発生しないミュート回路や電子装置を提供することにあ
る。さらに、本発明の他の目的は、信号レベルを下げる
際に滑らかに変化させ、ノイズの発生を抑制できるミュ
ート回路や電子装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、本発
明の目的を達成するために、請求項1から請求項7に記
載の各発明は以下のように構成した。請求項1に記載の
発明は、コード化されたデジタル信号を扱う電子装置に
使用され、前記デジタル信号のレベルを前記電子装置の
電源のオフ時の電圧レベルまで下げてミュートを行うミ
ュート回路において、前記デジタル信号のコードの範囲
を通常動作時よりも広くしておき、前記ミュートを行う
際に、前記デジタル信号のコードを前記電源のオフ時の
電圧レベルより下のコードまで下げるようにしたことを
特徴とするものである。
【0009】このように請求項1に記載の発明では、通
常の動作時に、例えば0.6Vを中心に±0.5Vに相
当するデジタル信号を出力するようにしておく。一方、
ミュート時には、そのデジタル信号のレベルを例えば0
V以下というように通常動作時よりも大きくする。この
ため、ミュート時に出力を接地電位に固定できるので、
ミュート時に電源をオフにしてもクリック音の発生を防
止できる上に、入力信号が変動してもその変動に伴なう
クリック音やノイズの発生を防止できる。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、入力され
るデジタル信号に係数を乗算し、前記係数を徐々にゼロ
にすることによりミュートを行うゲインミュート回路
と、このゲインミュート回路からの出力を入力し、前記
ゼロが乗算されたデジタル信号のレベルを電源のオフ時
の電圧レベルまで減算してミュートを行うレベルミュー
ト回路と、を備えたことを特徴とするものである。
【0011】このように請求項2に記載の発明では、ゲ
インミュート回路が、入力されるデジタル信号に係数を
乗算してその係数を徐々にゼロにすることによりミュー
トを行う。また、レベルミュート回路は、ゲインミュー
ト回路からの出力を入力し、ゼロが乗算されたデジタル
信号のレベルを電源のオフ時の電圧レベルまで減算して
ミュートを行う。
【0012】このため、この発明をD/A変換器などに
適用した場合には、ミュート時に出力を接地電位または
それ以下に固定できるので、ミュート時に電源をオフに
してもクリック音の発生を防止できる上に、入力信号が
変動してもその変動に伴うクリック音やノイズの発生を
防止できる。さらに、請求項3に記載の発明は、請求項
2に記載のミュート回路において、前記ゲインミュート
回路と前記レベルミュート回路との間に、前記デジタル
信号のサンプリング周波数を高くして前記デジタル信号
を補完するインタポレーションフィルタを備えたことを
特徴とするものである。
【0013】このように請求項3に記載の発明では、ゲ
インミュート回路とレベルミュート回路との間に、イン
タポレーションフィルタを備え、サンプリングレートを
上げてから、レベルミュート回路で出力レベルを変化さ
せるようにしている。このため、デジタル信号のステッ
プ幅が小さくなり、信号レベルを徐々に下げる際に、滑
らかに変化してノイズの発生を抑制できる。
【0014】また、請求項4に記載の発明は、コード化
されたデジタル信号の処理を行うデジタル部と、このデ
ジタル部で処理されたデジタル信号をアナログ信号に変
換するアナログ部とを備えた電子装置であって、前記デ
ジタル部は、前記デジタル信号のコードを前記電子装置
の電源のオフ時の電圧レベルまで下げてミュートを行う
デジタルミュート回路を含み、前記アナログ部は、アナ
ログ部の出力端子を前記電源のオフ時の電圧レベルに固
定するミュートを行うアナログミュート回路を含み、か
つ、ミュートを行う際に、前記デジタルミュート回路の
ミュート動作をさせ、この動作の終了後に前記アナログ
ミュート回路のミュート動作をさせるミュート制御部を
備えていることを特徴とするものである。
【0015】このように請求項4に記載の発明では、デ
ジタルミュート回路が、デジタル信号のコードを電子装
置の電源のオフ時の電圧レベルまで下げてミュートを行
い、アナログミュート回路が、アナログ部の出力端子を
前記電源のオフ時の電圧レベルに固定するミュートを行
う。このため、ミュート状態で電源をオフしてもクリッ
ク音の発生を確実に防止できる上に、入力信号が変動し
てもその変動に伴うクリック音やノイズの発生を防止で
きる。
【0016】さらに、請求項5に記載の発明は、コード
化されたデジタル信号の処理を行うデジタル部と、この
デジタル部で処理されたデジタル信号をアナログ信号に
変換するアナログ部とを備えた電子装置であって、前記
デジタル部は、入力されるデジタル信号に係数を乗算し
て前記係数を徐々にゼロにすることによりミュートを行
うゲインミュート回路と、このゲインミュート回路から
の出力を入力し、前記ゼロが乗算されたデジタル信号の
レベルを電源のオフ時の電圧レベルまで徐々に下げるこ
とによりミュートを行うレベルミュート回路とを含み、
前記アナログ部は、アナログ部の出力端子を前記電源の
オフ時の電圧レベルに固定するミュートを行うアナログ
ミュート回路を含み、かつ、ミュート動作の際に、前記
ゲインミュート回路、前記レベルミュート回路、前記ア
ナログミュート回路の順で各ミュート動作を行わせ、そ
の後に前記アナログ部への電源をオフにさせるミュート
制御部を備えていることを特徴とするものである。
【0017】このように請求項5に記載の発明では、ゲ
インミュート回路が、入力されるデジタル信号に係数を
乗算してその係数を徐々にゼロにすることによりミュー
トを行い、レベルミュート回路が、ゲインミュート回路
からの出力を入力し、そのゼロが乗算されたデジタル信
号のレベルを電源のオフ時の電圧レベルまで徐々に下げ
ることによりミュートを行う。また、アナログミュート
回路が、アナログ部の出力端子を電源のオフ時の電圧レ
ベルに固定するミュートを行う。さらに、ミュート制御
部が、ミュート動作の際に、ゲインミュート回路、レベ
ルミュート回路、アナログミュート回路の順で各ミュー
ト動作を行わせ、その後にアナログ部への電源をオフに
させる。
【0018】このため、この発明では、ミュート状態で
アナログ部の電源をオフにしても、クリック音の発生を
確実に防止できる上に、入力信号が変動してもその変動
に伴うクリック音やノイズの発生を防止できる。また、
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の電子装置に
おいて、前記デジタル部は、前記ゲインミュート回路と
前記レベルミュート回路との間に、前記デジタル信号の
サンプリング周波数を高くして前記デジタル信号を補完
するインタポレーションフィルタを備えていることを特
徴とするものである。
【0019】このように請求項6に記載の発明では、ゲ
インミュート回路とレベルミュート回路との間に、イン
タポレーションフィルタを備え、サンプリングレートを
上げてから、レベルミュート回路で出力レベルを変化さ
せるようにしている。このため、信号のステップ幅が小
さくなり、信号レベルを徐々に下げる際に、滑らかに変
化してノイズの発生を抑制できる。なお、この発明は、
オーバーサンプリングD/A変換器に適用するのが好適
である。
【0020】さらに、請求項7に記載の発明は、コード
化されたデジタル信号の処理を行うデジタル部と、この
デジタル部で処理されたデジタル信号をアナログ信号に
変換するアナログ部とを備えた電子装置に入力されるデ
ジタル信号のミュートを行う電子装置のミュート方法で
あって、ミュート動作の際には、前記デジタル部に入力
されるデジタル信号に係数を乗算して前記係数を徐々に
ゼロにすることによりゲインミュートを行うステップ
と、ゲインミュートされたデジタル信号のレベルを前記
電子装置の電源のオフ時の電圧レベルまで徐々に下げる
ステップと、前記アナログ部の出力端子を前記電源のオ
フ時の電圧レベルに固定するアナログミュートを行うス
テップと、前記アナログ部の電源をオフにするステップ
とからなり、ミュート動作を解除する際には、前記アナ
ログ部の電源をオンにするステップと、前記アナログ部
の出力端子を前記固定の電圧レベルから解除するステッ
プと、デジタル信号のレベルを徐々に上げてレベルミュ
ートを解除するステップと、デジタル信号に乗算する係
数を徐々に上げてゲインミュートを解除するステップ
と、からなることを特徴とするものである。
【0021】このように請求項7に記載の発明による方
法によれば、ミュート状態で電源アナログ部の電源をオ
フにしても、クリック音の発生を確実に防止できる上
に、入力信号が変動してもその変動に伴うクリック音や
ノイズの発生を確実に防止できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。本発明のミュート回路を電子
装置であるオーバーサンプリング型D/A変換器に適用
した場合について、図1を参照して説明する。図1は、
オーバーサンプリング型D/A変換器の構成を示すブロ
ック図である。
【0023】このD/A変換器は、図1に示すように、
デジタル信号を入力して所定の処理をするデジタル部1
と、このデジタル部1から出力されるデジタル信号を入
力してアナログ信号に変換するアナログ部2と、後述の
ようにミュート動作の制御を行うミュート制御部3と、
デジタル部1やアナログ部2に電力を供給する電源4
と、アナログ部2と電源4との接続を制御する電源供給
制御部5とを少なくとも備えている。この電源4は、以
下の例では接地電位Vssを基準に電圧Vddが出力さ
れるものとする。
【0024】デジタル部1は、図1に示すように、ゲイ
ンミュート回路11と、デジタルフィルタ12と、レベ
ルミュート回路13と、サンプルホールド回路14と、
デルタシグマ変調回路15とを少なくとも備えている。
また、アナログ部2は、図1に示すように、スイッチト
キャパシタD/A変換回路21と、アナログ信号用のロ
ーパスフィルタ(LPF)22と、アナログミュート回
路23とを少なくとも備えている。
【0025】ミュート制御部3は、後述のように、ゲイ
ンミュート回路11、レベルミュート回路13、および
アナログミュート回路23のミュート動作を制御すると
ともに、電源供給制御部5がアナログ部2との電源4と
の接続を行う際の指示を行うようになっている。電源4
は、デジタル部1やアナログ部2の各部に電力を供給す
るためのものである。電源供給制御部5は、ミュート制
御部3からの指示に基づき、アナログ部2と電源4との
接続を制御するようになっている。
【0026】ゲインミュート回路11は、通常動作時
に、入力されるデジタル信号をそのまま次段に通過さ
せ、ミュート動作時に、そのデジタル信号に係数を乗算
してその係数を徐々にゼロにすることによりミュートを
行うようになっている。ここで、ゲインミュート回路1
1の入力されるデジタル信号は、例えば、サンプリング
周波数Fsが48KHzで、20bitのデータであ
る。
【0027】デジタルフィルタ12は、ゲインミュート
回路11から出力されるデジタル信号のサンプリング周
波数Fsを8倍にして、そのデジタル信号を補完するイ
ンターポレーションである。レベルミュート回路13
は、通常動作時に、入力されるデジタル信号をそのまま
次段に通過させ、ミュート動作時に、そのデジタル信号
のレベルを電源のオフ時の電圧レベルまで減算させるよ
うになっている。
【0028】サンプルホールド回路14は、デジタルフ
ィルタ13の出力をさらに8倍に持ち上げ、サンプリン
グ周波数Fsが64倍のデジタル信号が出力されるよう
になっている。デルタシグマ変調回路15は、サンプル
ホールド回路14からのデジタル信号を量子化するよう
になっている。スイッチトキャパシタD/A変換回路2
1は、デルタシグマ変調回路15で量子化されたデジタ
ル信号をアナログ信号に変換するようになっている。こ
こで、デルタシグマ変調回路15で変換されたアナログ
信号は、ノイズシェーピングにより高周波域に量子化ノ
イズがある。そのため、ローパスフィルタ22は、その
量子化ノイズをカットするようになっている。
【0029】アナログミュート回路23は、アナログ部
2の出力端子と接地電位との間に設けられたスイッチ2
31からなり、ミュート動作時に、その接点を閉じてア
ナログ部2の出力端子を接地電位Vssに固定するよう
になっている。次に、ゲインミュート回路11、レベル
ミュート回路13、およびローパスフィルタ22の構成
について、図2〜図4を参照して説明する。
【0030】ゲインミュート回路11は、図2に示すよ
うに、乗算回路111とゲインミュート係数発生回路1
12とから構成されている。そして、ミュート動作時
に、ゲインミュート係数発生回路112が所定の係数を
発生し、乗算回路11は、入力されるデジタル信号に対
してその発生する係数を乗算し、その乗算した結果を出
力するようになっている。
【0031】レベルミュート回路13は、図3に示すよ
うに、加減算回路131とレベルミュート値発生回路1
32とから構成されている。そして、ミュート動作時
に、レベルミュート値発生回路132が所定のレベルミ
ュート値を発生し、加減算回路131は、入力されたデ
ジタル信号に対してその発生するレベルミュート値を加
算または減算するようになっている。
【0032】ローパスフィルタ22は、図4に示すよう
に、オペアンプ221、抵抗R1、R2、コンデンサC
1などから構成され、その出力端子にアナログミュート
回路23のスイッチ231が接続されている。次に、こ
のような構成からなるこの実施形態にかかるD/A変換
器の動作の一例について、図面を参照して説明する。
【0033】まず、通常の動作の場合について説明す
る。この通常動作時には、ゲインミュート回路11、レ
ベルミュート回路13はミュート動作を行わないので、
両回路11、13では、入力されたデジタル信号がその
まま出力される。また、ゲインミュート回路23のスイ
ッチ231は、図1のようにその接点が開状態のままで
ある。
【0034】通常動作時に、ゲインミュート回路11に
デジタル信号が入力されると、そのデジタル信号はゲイ
ンミュート回路11からそのまま出力されてデジタルフ
ィルタ12に入力されて、サンプル周波数Fsが8倍に
インタポレーション(デジタル補完)される。このイン
タポレーションされた信号はレベルミュート回路13に
入力されると、そのまま出力されてサンプルホールド回
路14でサンプリング周波数Fsがさらに8倍されて、
サンプリング周波数Fsが64倍のデジタル信号が出力
される。
【0035】サンプルホールド回路14から出力される
デジタル信号は、デルタシグマ変調回路15で量子化さ
れる。この量子化されたデジタル信号は、スイッチトキ
ャパシタD/A変換回路21でアナログ信号に変換され
る。アナログ信号に含まれる量子化ノイズは、ローパス
フィルタ22でカットされ、所望のアナログ信号が出力
される。
【0036】次に、ミュート動作時の各部の動作につい
て、図5および図6を参照して説明する。図5に示すよ
うに、時刻t1になる以前には、上述した通常動作とな
り、いま、フルスケールの正弦波が出力される場合には
(例えば0.6Vを中心に±0.5Vの出力)、図5
(A)に示すように、レベルミュート回路13の出力
は、例えば+340902〜−340903のデジタル
値(16bit相当のデータ)が発生している。なお、
図5(A)は、デジタル値で表すべきであるが、説明を
容易とするためにアナログ波形としている。
【0037】時刻t1において、ミュート制御部3から
出力されるミュート信号が「L」レベルから「H」レベ
ルに変化すると、ミュート動作を開始し、まず時刻t1
〜時刻t2の期間T1では、ゲインミュート回路11に
よるゲインミュートが行われる。すなわち、ゲインミュ
ート回路11は、その期間T1(例えば25mSec)
に、入力されているフルスケールの正弦波に対応するデ
ジタル値(振幅レベル)を徐々に落とし、デジタルコー
ドを「0」とする(図5(A)参照)。
【0038】さらに具体的に説明すると、図2に示すよ
うに、ゲインミュート係数発生回路112が、ゲインミ
ュート係数を発生するとともに、この発生するゲインミ
ュート係数を徐々に小さくしていき、最終的には「0」
とする。乗算回路111は、入力されるデジタル信号の
コードとそのゲインミュート係数との乗算を行い、その
デジタルコードは最終的に「0」となる。
【0039】次に、時刻t2になると、レベルミュート
回路13がレベルミュート動作を開始し、このレベルミ
ュート動作は、時刻t2から時刻t3の期間T2(例え
ば500mSec)に行われる。すなわち、レベルミュ
ート回路13は、その期間T2に、入力されるデジタル
信号のレベルを電源のオフ時の電圧レベルよりも下のレ
ベルまで減算していく。
【0040】さらに具体的に説明すると、図3に示すよ
うに、レベルミュート値発生回路132がレベルミュー
ト値を発生し、このレベルミュート値が加減算回路13
1に入力される。加減算回路131は、入力されるデジ
タル信号のデータ「0」からそのレベルミュート値を減
算していき(この減算値は徐々に大きくなっていく)、
図5(B)に示すように、例えばその出力データの値は
最終的に「−480560」となる。この最終値は、例
えばアナログ値の−0.1Vに相当する。
【0041】次に、時刻t3に達すると、アナログミュ
ート回路23のスイッチ231の接点が閉じられてアナ
ログミュート動作状態になり、これによりアナログ部2
の出力端子は接地電位Vssになる。スイッチ231の
接点が閉じるときには、アナログ部2の出力は接地電位
Vssにあるので、アナログ部2の後段に接続されるス
ピーカからはノイズ(雑音)が発生しない。
【0042】アナログミュート回路23のスイッチ23
1の接点が閉じた後、ミュート制御部3の指示に基づ
き、電源供給制御部5は、電源4とアナログ部2との電
気的な接続を解除し、アナログ部2の電源をオフにす
る。このとき、アナログ部2の出力は接地電位Vssに
固定されているので、アナログ部2の後段に接続される
スピーカからはクリック音(異音)が発生しない。
【0043】以上述べたミュート動作時の手順をまとめ
ると、図6に示すフローチャートのステップS1〜S4
のようになる。次に、ミュートの解除動作について、図
5および図7を参照して説明する。時刻t4において、
ミュート制御部3から出力されるミュート信号が「H」
レベルから「L」レベルに変化すると、ミュートの解除
動作を開始する。まず、ミュート制御部3の指示に基づ
き、電源供給制御部5は、電源4とアナログ部2との電
気的な接続を行い、アナログ部2の電源をオフからオン
にする。アナログ部2の電源のオンの後、アナログミュ
ート回路23のスイッチ231の接点を開き、アナログ
ミュートを解除状態にする。
【0044】次に、そのアナログミュートが解除される
と、時刻t4から時刻t5の期間T3では、レベルミュ
ート回路13がデジタル信号のレベルを徐々に上げて、
レベルミュートの解除動作を行う。すなわち、レベルミ
ュート値発生回路132がレベルミュート値を発生し、
このレベルミュート値が加減算回路131に入力され
る。加減算回路131は、入力されるデジタル信号のデ
ータ「0」にレベルミュート値を加算していく(この加
算値は徐々に小さくなっていく)。このため、図5
(B)に示すように、加減算回路131の出力データの
値は、「−450560」から徐々に増加していき最終
的に「0」となる。
【0045】次に、そのレベルミュートが解除される
と、時刻t5から時刻t6の期間T4では、ゲインミュ
ート回路11がデジタル信号に乗算する係数を徐々に上
げていきゲインミュートを解除する。すなわち、ゲイン
ミュート係数発生回路112が、係数を徐々に大きくし
ていき、この係数が乗算回路111に入力される。乗算
回路111は、入力されるデジタル信号のコードとその
係数との乗算を行い、そのデジタルコードは最終的に所
定値になる。そして、時刻t6に達すると、ミュートの
解除動作が完了して、通常の動作に復帰する。
【0046】以上述べたミュートの解除動作の手順をま
とめると、図7に示すフローチャトのステップS11〜
S14のようになる。以上説明したように、この実施形
態にかかるD/A変換器では、デジタル信号のコードの
範囲を通常動作時よりも広くとっておき、ミュート動作
時には、デジタル信号のコードを電源のオフ時の電圧レ
ベルより下のコードまで下げるようしている。すなわ
ち、アナログ部2は、通常動作時には、例えば0.6V
を中心に±0.5Vを出力している。一方、ミュート動
作時には、デジタル信号のコードは通常動作時よりも大
きくし、デジタル信号の出力レベルを0Vまたはそれ以
下(例えば−0.1V)のレベルに下げるようにしてい
る。このため、ミュート時に出力を接地電位に固定でき
るので、ミュート時に電源をオフにしてもクリック音の
発生を確実に防止できる上に、入力信号が変動してもそ
の変動に伴うクリック音やノイズの発生を確実に防止で
きる。
【0047】また、この実施形態にかかるD/A変換器
では、デジタル部1がミュート回路としてゲインミュー
ト回路11とレベルミュート回路13とを含み、ゲイン
ミュート回路11とレベルミュート回路13との間にイ
ンタポレーションを行うデジタルフィルタ12を設け、
デジタル信号のサンプリング周波数を上げてからレベル
ミュート回路13でデジタル信号のレベルを低下させる
ようにした。このため、デイジタル信号のステップ幅が
小さくなり、そのレベルが滑らかに低下することができ
る。
【0048】なお、上記の説明は電源供給をオフする例
で示したが、パワーダウンモードにする場合も同様に動
作できる。
【0049】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のミュート回
路によれば、ミュート時の出力を接地電位に固定できる
ので、ミュート時に電源をオフにしてもクリック音の発
生を防止できる上に、入力信号が変動してもその変動に
伴なうクリック音やノイズの発生を防止できる。
【0050】また、本発明のミュート回路において、ゲ
インミュート回路とレベルミュート回路との間に、イン
タポレーションフィルタを備える場合には、デジタル信
号のステップ幅が小さくなり、信号レベルを徐々に下げ
る際に、滑らかに変化してノイズの発生を抑制できる。
本発明の電子装置によれば、ミュート時の出力を接地電
位に固定できるので、ミュート状態でアナログ部の電源
をオフしてもクリック音の発生を確実に防止できる上
に、入力信号が変動してもその変動に伴うクリック音や
ノイズの発生を防止できる。
【0051】また、本発明の電子装置において、ゲイン
ミュート回路とレベルミュート回路との間に、インタポ
レーションフィルタを備える場合には、信号のステップ
幅が小さくなり、信号レベルを徐々に下げる際に、滑ら
かに変化してノイズの発生を抑制できる。本発明のミュ
ート方法によれば、ミュート状態で電源アナログ部の電
源をオフにしても、クリック音の発生を確実に防止でき
る上に、入力信号が変動してもその変動に伴うクリック
音やノイズの発生を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のミュート回路の実施形態が適用される
オーバサンプリング型D/A変換器のブロック図であ
る。
【図2】ゲインミュート回路の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】レベルミュート回路の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】ローパスフィルタとアナログミュート回路の構
成を示す回路図である。
【図5】ゲインミュート回路やレベルミュート回路の動
作を説明する波形図である。
【図6】ミュート動作の一例を示すフローチャートであ
る。
【図7】ミュート解除動作の一例を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 デジタル部 2 アナログ部 3 ミュート制御部 4 電源 5 電源供給制御部 11 ゲインミュート回路 12 デジタルフィルタ 13 レベルミュート回路 14 サンプルホールド回路 15 デルタシグマ変調回路 21 スイッチトキャパシタD/A変換回路 22 ローパスフィルタ 23 アナログミュート回路 111 乗算回路 112 ゲインミュート係数発生回路 131 加減算回路 132 レベルミュート値発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J055 AX25 AX56 BX16 CX19 GX02 GX04 5J064 AA01 BA03 BA06 BB12 BC07 BC12 BC25 BD02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コード化されたデジタル信号を扱う電子
    装置に使用され、前記デジタル信号のレベルを前記電子
    装置の電源のオフ時の電圧レベルまで下げてミュートを
    行うミュート回路において、 前記デジタル信号のコードの範囲を通常動作時よりも広
    くしておき、前記ミュートを行う際に、前記デジタル信
    号のコードを前記電源のオフ時の電圧レベルより下のコ
    ードまで下げるようにしたことを特徴とするミュート回
    路。
  2. 【請求項2】 入力されるデジタル信号に係数を乗算
    し、前記係数を徐々にゼロにすることによりミュートを
    行うゲインミュート回路と、 このゲインミュート回路からの出力を入力し、前記ゼロ
    が乗算されたデジタル信号のレベルを電源のオフ時の電
    圧レベルまで減算してミュートを行うレベルミュート回
    路と、 を備えたことを特徴とするミュート回路。
  3. 【請求項3】 前記ゲインミュート回路と前記レベルミ
    ュート回路との間に、前記デジタル信号のサンプリング
    周波数を高くして前記デジタル信号を補完するインタポ
    レーションフィルタを備えたことを特徴とする請求項2
    に記載のミュート回路。
  4. 【請求項4】 コード化されたデジタル信号の処理を行
    うデジタル部と、このデジタル部で処理されたデジタル
    信号をアナログ信号に変換するアナログ部とを備えた電
    子装置であって、 前記デジタル部は、前記デジタル信号のコードを前記電
    子装置の電源のオフ時の電圧レベルまで下げてミュート
    を行うデジタルミュート回路を含み、 前記アナログ部は、アナログ部の出力端子を前記電源の
    オフ時の電圧レベルに固定するミュートを行うアナログ
    ミュート回路を含み、 かつ、ミュートを行う際に、前記デジタルミュート回路
    のミュート動作をさせ、この動作の終了後に前記アナロ
    グミュート回路のミュート動作をさせるミュート制御部
    を備えていることを特徴とする電子装置。
  5. 【請求項5】 コード化されたデジタル信号の処理を行
    うデジタル部と、このデジタル部で処理されたデジタル
    信号をアナログ信号に変換するアナログ部とを備えた電
    子装置であって、 前記デジタル部は、入力されるデジタル信号に係数を乗
    算して前記係数を徐々にゼロにすることによりミュート
    を行うゲインミュート回路と、このゲインミュート回路
    からの出力を入力し、前記ゼロが乗算されたデジタル信
    号のレベルを電源のオフ時の電圧レベルまで徐々に下げ
    ることによりミュートを行うレベルミュート回路とを含
    み、 前記アナログ部は、アナログ部の出力端子を前記電源の
    オフ時の電圧レベルに固定するミュートを行うアナログ
    ミュート回路を含み、 かつ、ミュート動作の際に、前記ゲインミュート回路、
    前記レベルミュート回路、前記アナログミュート回路の
    順で各ミュート動作を行わせ、その後に前記アナログ部
    への電源をオフにさせるミュート制御部を備えているこ
    とを特徴とする電子装置。
  6. 【請求項6】 前記デジタル部は、前記ゲインミュート
    回路と前記レベルミュート回路との間に、前記デジタル
    信号のサンプリング周波数を高くして前記デジタル信号
    を補完するインタポレーションフィルタを備えているこ
    とを特徴とする請求項5に記載の電子装置。
  7. 【請求項7】 コード化されたデジタル信号の処理を行
    うデジタル部と、このデジタル部で処理されたデジタル
    信号をアナログ信号に変換するアナログ部とを備えた電
    子装置に入力されるデジタル信号のミュートを行う電子
    装置のミュート方法であって、 ミュート動作の際には、前記デジタル部に入力されるデ
    ジタル信号に係数を乗算して前記係数を徐々にゼロにす
    ることによりゲインミュートを行うステップと、ゲイン
    ミュートされたデジタル信号のレベルを前記電子装置の
    電源のオフ時の電圧レベルまで徐々に下げるステップ
    と、前記アナログ部の出力端子を前記電源のオフ時の電
    圧レベルに固定するアナログミュートを行うステップ
    と、前記アナログ部の電源をオフにするステップとから
    なり、 ミュート動作を解除する際には、前記アナログ部の電源
    をオンにするステップと、前記アナログ部の出力端子を
    前記固定の電圧レベルから解除するステップと、デジタ
    ル信号のレベルを徐々に上げてレベルミュートを解除す
    るステップと、デジタル信号に乗算する係数を徐々に上
    げてゲインミュートを解除するステップと、からなるこ
    とを特徴とする電子装置のミュート方法。
JP2000013395A 2000-01-21 2000-01-21 ミュート回路及び電子装置並びにそのミュート方法 Expired - Fee Related JP4368477B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000013395A JP4368477B2 (ja) 2000-01-21 2000-01-21 ミュート回路及び電子装置並びにそのミュート方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000013395A JP4368477B2 (ja) 2000-01-21 2000-01-21 ミュート回路及び電子装置並びにそのミュート方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001203581A true JP2001203581A (ja) 2001-07-27
JP4368477B2 JP4368477B2 (ja) 2009-11-18

Family

ID=18540988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000013395A Expired - Fee Related JP4368477B2 (ja) 2000-01-21 2000-01-21 ミュート回路及び電子装置並びにそのミュート方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4368477B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009545899A (ja) * 2006-08-01 2009-12-24 ヴェリジー(シンガポール) プライベート リミテッド 非同期型シグマデルタデジタルアナログコンバータ
JP2011193233A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Asahi Kasei Electronics Co Ltd D/aコンバータ
US8155349B2 (en) 2008-02-05 2012-04-10 Onkyo Corporation Muting control device, muting control method, and muting control program
US8483407B2 (en) 2009-07-31 2013-07-09 Yamaha Corporation Noise reducing circuit
JP2014014045A (ja) * 2012-07-05 2014-01-23 Sumitomo Electric Ind Ltd 信号変換装置、及びこれを用いた送信機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009545899A (ja) * 2006-08-01 2009-12-24 ヴェリジー(シンガポール) プライベート リミテッド 非同期型シグマデルタデジタルアナログコンバータ
US8155349B2 (en) 2008-02-05 2012-04-10 Onkyo Corporation Muting control device, muting control method, and muting control program
US8483407B2 (en) 2009-07-31 2013-07-09 Yamaha Corporation Noise reducing circuit
JP2011193233A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Asahi Kasei Electronics Co Ltd D/aコンバータ
JP2014014045A (ja) * 2012-07-05 2014-01-23 Sumitomo Electric Ind Ltd 信号変換装置、及びこれを用いた送信機

Also Published As

Publication number Publication date
JP4368477B2 (ja) 2009-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7240962B2 (ja) 切換可能な2次再生経路
US8362936B2 (en) Circuit and method for optimizing dynamic range in a digital to analog signal path
US6271780B1 (en) Gain ranging analog-to-digital converter with error correction
JP4890503B2 (ja) デルタシグマ変調器
US8324969B2 (en) Delta-sigma modulator approach to increased amplifier gain resolution
EP3229371B1 (en) Audio amplifier system
GB2592171A (en) Systems and methods for reduction of audio artifacts in an audio system with dynamic range enhancement
JP3425344B2 (ja) D/a変換器
KR100514340B1 (ko) 디지털 데이터 변환 장치
JP4368477B2 (ja) ミュート回路及び電子装置並びにそのミュート方法
CN110731050A (zh) 控制信号路径的噪声传递函数以减少电荷泵噪声
US20080174362A1 (en) Voltage supply circuit and circuit device
JPS63238723A (ja) デイジタル信号処理回路
JP3103908B2 (ja) デジタル/アナログ変換回路
JP4885831B2 (ja) Δς変調装置、遮断方法、プログラム、および、記録媒体
JP3885911B2 (ja) D/a変換器
JP5230139B2 (ja) 音声信号処理装置
US20130147552A1 (en) Class-d amplifier
JP2002141802A (ja) A/d変換装置
JPH07297646A (ja) デジタル/アナログ変換回路
JP3416477B2 (ja) デルタ・シグマ型d/a変換器
JP2001285070A (ja) Δς型a/d変換器
JP4361418B2 (ja) デジタル/アナログ変換回路
Yu et al. An FPGA-based digital class-D amplifier with power supply error correction
KR20040013826A (ko) 디지털 오디오 시스템의 클릭/팝 노이즈 제거 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061206

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070402

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20070402

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090410

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090414

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090520

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090818

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090826

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4368477

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120904

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130904

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees