JP2001203166A - 処理装置 - Google Patents

処理装置

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JP2001203166A
JP2001203166A JP2000011405A JP2000011405A JP2001203166A JP 2001203166 A JP2001203166 A JP 2001203166A JP 2000011405 A JP2000011405 A JP 2000011405A JP 2000011405 A JP2000011405 A JP 2000011405A JP 2001203166 A JP2001203166 A JP 2001203166A
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cassette
unit
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box
unloading
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JP2000011405A
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English (en)
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Katsuhiko Koyama
勝彦 小山
Toshihiko Sugano
俊彦 菅野
Masataka Sato
正孝 佐藤
Hisashi Kikuchi
寿 菊地
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Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数の削減、コストの低減、重量の低
減、メンテナンススエリアの増大等を図る。 【解決手段】 複数の被処理体wが整列収納されたカセ
ット2を収容したカセットボックス3からカセット2を
出し入れするカセット出入ユニット8を並列に複数備
え、カセット出入ユニット8を介して搬入されたカセッ
ト2から被処理体wを取り出して所定の処理を施す処理
装置において、前記複数のカセット出入ユニット8を一
つのユニットで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造においては、被処理体
例えば半導体ウエハに酸化、拡散、アニール、CVD等
の処理を施す処理装置(半導体製造装置)として、例え
ば一度に多数枚の半導体ウエハの処理が可能なバッチ式
の縦型熱処理装置が用いられている。この縦型熱処理装
置においては、複数例えば25枚程度の半導体ウエハが
整列収納されたカセット(キャリアともいう。)を収容
したカセットボックス(SMIFボックス、Standard
Mechanical Interface Boxともいう。)からカセット
を出し入れするカセット出入ユニット(SMIFインデ
クサともいう。)を備えており、このカセット出入ユニ
ットを介して搬入されたカセットから半導体ウエハを取
り出して所定の処理例えば酸化処理を施すように構成さ
れている。
【0003】前記カセットボックスは、カセットや半導
体ウエハへの埃粒子(パーティクル)の付着を防止する
ための密閉型搬送容器であり、カセットの出し入れのた
めに底部が開口されており、その開口を閉塞する底蓋上
にカセットが載置されている。前記カセット出入ユニッ
トは、複数個のカセットの出し入れ作業を効率よく行う
ために、それぞれ独立した同一機能を有するものを並列
に複数例えば2台設置し、カセットボックスと装置との
間のインターフェイスを行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記処
理装置においては、同一機能を有する独立したカセット
出入ユニットを2台並列に設置しているため、部品点数
の増大、コストの増大、重量の増大、メンテナンススエ
リアの削減等の問題を内包していた。
【0005】本発明は、前記事情を考慮してなされたも
ので、複数のカセット出入ユニットを一つのユニットで
構成することにより、部品点数の削減、コストの低減、
重量の低減、メンテナンススエリアの増大等を図った処
理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のうち、請求項1
に係る発明は、複数の被処理体が整列収納されたカセッ
トを収容したカセットボックスからカセットを出し入れ
するカセット出入ユニットを並列に複数備え、カセット
出入ユニットを介して搬入されたカセットから被処理体
を取り出して所定の処理を施す処理装置において、前記
複数のカセット出入ユニットを一つのユニットで構成し
たことを特徴とする。
【0007】請求項2に係る発明は、請求項1記載の処
理装置において、前記一つのユニットで構成されたカセ
ット出入ユニットは、共通の底板と共通の上板との間に
複数の支柱を配し、四方をカバーで覆ったユニット本体
を有し、このユニット本体の上板には複数個のカセット
ボックスを載置する載置部が並列に設けられていること
を特徴とする。
【0008】請求項3に係る発明は、請求項2記載の処
理装置において、前記各載置部の下方には、カセットボ
ックスの底蓋と共にカセットをカセットボックスから下
方へ出し入れする昇降機構と、底蓋の降下途中で底蓋か
らカセットを受け取る支持アームとが設けられているこ
とを特徴とする。
【0009】請求項4に係る発明は、請求項3記載の処
理装置において、前記支持アームは、アームベースの両
側から起立して水平回動可能に設けられ、上端にはカセ
ットを支持する爪部が設けられ、アームベースには支持
アームを回動するカム機構が設けられていることを特徴
とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面に基いて詳述する。
【0011】本発明を縦型熱処理装置に適用した実施の
形態を示す図1において、1は半導体製造装置である縦
型熱処理装置の外郭を形成する筐体で、この筐体1内
は、複数例えば25枚程度の被処理体例えば半導体ウエ
ハwが整列収納されたカセット2を収容したカセットボ
ックス(SMIFボックス)3(図5参照)の搬入搬
出、カセットボックス3からのカセット2の出し入れや
カセット2の保管等を行うための第1の領域E1と、カ
セット2と多数例えば150枚程度の半導体ウエハwを
高さ方向に所定間隔で整列支持する支持体であるボート
4との間で半導体ウエハwの移載、熱処理炉5に対する
ボート4の搬入搬出等を行うための第2の領域(ローデ
ィングエリアともいう。)E2とに隔壁6を介して仕切
られている。
【0012】前記筐体1の前面部には、オペレータある
いは搬送ロボットによりカセットボックス3を搬入搬出
するための搬入出口7が設けられ、この搬入出口7には
上下に開閉移動するドア(図示省略)が設けられてい
る。第1の領域E1には、カセットボックス3を載置
し、そのカセットボックス3内からカセット2を出し入
れするカセット出入ユニット(SMIFインデクサ)8
が搬入出口7の近傍に設置され、このカセット出入ユニ
ット8の上方および隔壁6側の上方には複数個のカセッ
ト2を収納保管しておくためのカセット収納棚9が設け
られている。第1の領域E1には、図示しないフィルタ
を介して清浄な空気が供給されている。
【0013】前記隔壁6側は、カセット2を載置するた
めのカセットステージ10が設けられ、隔壁6にはカセ
ット2内をローディングエリアE2内に連通開放する開
口部11と、この開口部11をローディングエリアE2
側から開閉可能に閉塞する図示しないドアとが設けられ
ている。第1の領域E1には、前記カセット出入ユニッ
ト8、カセット収納棚9およびカセットステージ10と
の間でカセット2の搬送を行うためのカセット搬送機構
12が設けられている。このカセット搬送機構12は、
昇降機構13により昇降移動される昇降アーム14と、
この昇降アーム14に設けられ、カセット2の底部を支
持して水平方向に搬送する搬送アーム15とから主に構
成されている。
【0014】前記ローディングエリアE2の上方には、
下端に炉口を有する縦型熱処理炉5が設けられ、この熱
処理炉5の下方には炉口を開閉可能に閉塞する蓋体16
が配置され、この蓋体16上にはボート4が炉口の断熱
手段である保温筒17を介して載置されている。ローデ
ィングエリアE2には、蓋体16の開閉および熱処理炉
5に対するボート4の搬入搬出を行うための図示しない
昇降機構、カセットステージ10上のカセット2とボー
ト4との間で半導体ウエハwの移載を行う移載機構18
等が設けられている。
【0015】前記カセット出入ユニット8は、従来並列
に独立して設置されていた複数例えば2台のカセット出
入ユニットを1台にユニット化したもの、すなわち一つ
のユニットで構成したものである。このカセット出入ユ
ニット8は、図2ないし図4に示すように、共通の底板
19と共通の上板20との間に複数例えば6本の支柱2
1a〜21fを配し、四方をカバー22で覆ったユニッ
ト本体23を有し、このユニット本体23の上板20に
は複数個例えば2個のカセットボックス3を載置するた
めの二つの載置部24が並列に設けられている。
【0016】前記カバー22には、ユニット正面側(装
置奥側)に開口したカセット受け渡し用の開口部25
と、ユニット背面側(装置前面側)に開口したクリーン
エア取り込み用の開口部26とが形成されている。前記
支柱21a〜21fは、四隅に配した支柱21a〜21
dと、中間に配した支柱21f,21gとからなる。
【0017】ユニット正面側の左右両端の支柱21a,
21bには、カセット搬送機構12の搬送アーム15に
よるカセット2の受け渡しを検知するための投光素子2
7aと受光素子27bからなる光学式のセンサ(イニシ
ャライズセンサ)27が取付けられ、中間の支柱21e
にはセンサ27の光線が透過する透過孔28が形成され
ている。ユニット背面側の中間の支柱21fは、後述す
る昇降機構の昇降ガイドとされている。
【0018】前記カセットボックス3は、図5に示すよ
うに、底部にカセット2の出し入れのための開口3aを
有し、この開口3aにこれを閉塞する底蓋3bが着脱可
能に取付けられ、この底蓋3b上にカセット2が位置決
め載置されている。底蓋3bには、これをカセットボッ
クス3の開口3aに対して閉塞位置に係止固定するため
の施解錠可能な図示しないロック機構が設けられてい
る。カセットボックス3には、情報を書き込んだタグ3
cが設けられている。
【0019】前記カセット出入ユニット8の上板20上
には、各載置部24にカセットボックス3を位置決めす
るための位置決めガイド29と、カセットボックス3に
設けられたタグ3cの情報を読み取る読取器30とが設
けられている。位置決めガイド29には、カセットボッ
クス3を定位置に着脱可能に保持するラッチ31が取付
けられている(図3参照)。
【0020】載置部24には、底蓋3bと共にカセット
2をカセットボックス3から下方へ出し入れするための
開口(ポート)32が設けられ、この開口32にはこれ
を閉塞すると共に底蓋3bを載置するための昇降蓋33
が開口32を上限位置として昇降可能に配置されてい
る。カセットボックス3は、その底部周縁部が載置部2
4の開口32周縁部に係止されているので、底蓋3bと
一緒に降下することはない。
【0021】前記昇降蓋33には、図3ないし図6に示
すように、カセットボックス3を正しい向きに位置決め
する位置決めピン34と、カセットボックス3の有無を
検知するカセットセンサ35と、底蓋3bのロック機構
を施解錠操作するラッチピン36を有する施解錠機構3
7とが設けられている。この施解錠機構37は、昇降蓋
33の中央部に回動可能に設けられた回動部38を有
し、この回動部38にラッチピン36が立設されてい
る。回動部38にはレバー部39が設けられ、このレバ
ー部39に回動部38を回動操作するためのエアシリン
ダ40が連結されている。
【0022】前記各載置部24の下方には、図2、図6
ないし図7に示すように、カセットボックス3の底蓋3
bと共にカセット2をカセットボックス3から下方へ出
し入れする昇降機構41と、底蓋3bの降下途中で底蓋
3bからカセット2を受け取る支持アーム42とが設け
られている。昇降機構41は、昇降ガイドである支柱2
1fにリニアガイド43を介して昇降可能に支持された
昇降アーム44と、この昇降アーム44を昇降駆動する
ボールネジ機構45とから主に構成され、その昇降アー
ム44に前記昇降蓋33が取付けられている。
【0023】昇降ガイドを構成する支柱21fは、断面
コ字状の溝形材を背中合わせに結合してなり、その溝部
にリニアガイド43を介して昇降アーム44が昇降可能
に設けられている。昇降アーム44は中央の支柱21f
の両側から左右に片持ち梁状に張り出され、各載置部2
4の昇降蓋33を支持している。
【0024】前記支持アーム42は、図7、図8ないし
図9に示すように、アームベース46の両側から起立し
て水平回動可能に設けられ、上端にはカセット2を支持
する爪部47が設けられ、アームベース46には支持ア
ーム42を回動操作するカム機構48が設けられてい
る。また、支持アーム42は、カセット搬送機構12の
搬送アーム15との間でカセット2の受け渡しを行うた
めに前後方向に進退移動可能に構成されている。
【0025】板状のアームベース46は、その周囲を取
り囲む4本の支柱(図9では21a,21d,21e,
21f)に取付部材49を介して水平に取付けられてい
る。このアームベース46の下面には、横長の移動枠5
0がリニアガイド51を介して進退移動可能に設けられ
ていると共に、この移動枠50を進退駆動するエアシリ
ンダ52が取付けられている。移動枠50の両端には、
軸受部材53を介して支持アーム42が2本ずつ(一対
ずつ)貫通立設状態で水平回動可能に支持されている。
【0026】前記カム機構48は、支持アーム42の下
端に設けられたレバー54と、このレバー54を動かす
カムプレート55と、このカムプレート55を駆動する
エアシリンダ56とから主に構成されている。レバー5
4の先端には、ローラ57が回転可能に取付けられてい
る。カムプレート55は、前記移動枠50の下面両側位
置にスライドガイド(もしくはリニアガイド)58を介
してそれぞれ前後方向に進退移動可能に設けられ、各カ
ムプレート55には一対のレバー54と対応する箇所に
各ローラ57が係合するカム溝59が形成されている。
【0027】両側のカムプレート55は連結バー60で
連結され、この連結バー60を介して両カムプレート5
5を進退駆動するエアシリンダ56が前記移動枠50の
下面に取付けられている。このように構成されたカム機
構48により、アームベース46の両側の支持アーム4
2は、爪部47が対向するカセット支持位置から爪部4
7が平行となるカセット非支持位置(昇降蓋通過許容位
置)までの略90度の範囲で回動操作されるようになっ
ている。
【0028】次に本実施の形態の作用を述べる。カセッ
ト出入ユニット8上の載置部24にカセットボックス3
を載置すると、先ず、カセットボックス3がラッチ31
により保持されると共に底蓋3bのロック機構が施解錠
機構37により解錠される。次に、載置部24の昇降蓋
33が昇降機構41の駆動により降下され、カセットボ
ックス3の底蓋3bと共にカセット2がカセットボック
ス3内から取り出されて降下される。このカセット2の
降下過程で、上板20の下面に設けられている図示しな
いウエハセンサによりカセット2内の半導体ウエハwの
有無および枚数が検知される。
【0029】この時、支持アーム42は、爪部47がカ
セット非支持位置にあって、昇降蓋33および底蓋3b
の通過を許容し、これらが通過すると、カム機構48の
駆動により爪部47がカセット支持位置になるように回
動操作され、カセット2を爪部47で係止して底蓋3b
から受け取る。昇降蓋33の降下は、アームベース46
よりも手前の下限位置で停止される。
【0030】次に、支持アーム42は、エアシリンダ5
2の駆動により移動枠50と共に前方(ユニット正面
側)へ移動操作され、カセット2をカセット搬送機構1
2の搬送アーム15に受け渡す。この時のカセット2の
受け渡しがイニシャライズセンサ27により検知され
る。カセット搬送機構12の搬送アーム15は、支持ア
ーム42からカセット2を受け取ってカセット収納棚9
もしくはカセットステージ10に搬送する。カセットス
テージ10に搬送されたカセット2の内部から半導体ウ
エハwが移載機構18により取り出されて、ローディン
グエリアE2で待機するボート4に順次移載される。
【0031】ボート4に半導体ウエハwが所定枚数移載
されると、ボート4が熱処理炉5内に搬入され、半導体
ウエハwに所定の熱処理が施される。熱処理後、ボート
4が熱処理炉5内からローディングエリアE2に降下さ
れ、ボート4からカセットステージ10上の空のカセッ
ト2に処理済みの半導体ウエハwが戻される。そして、
前記とは逆の手順により、カセット2は、カセット搬送
機構12の搬送アーム15からカセット出入ユニット8
の支持アーム42に受け渡され、更に、支持アーム42
から昇降蓋33上の底蓋3b上に受け渡されてカセット
ボックス3内に戻される。
【0032】このように構成された縦型熱処理装置によ
れば、複数の半導体ウエハwが整列収納されたカセット
2を収容したカセットボックス3からカセット2を出し
入れするカセット出入ユニット9を並列に複数備え、カ
セット出入ユニット8を介して搬入されたカセット3か
ら半導体ウエハwを取り出して所定の処理例えば熱処理
を施す処理装置において、前記複数のカセット出入ユニ
ット8を一つのユニットで構成したので、部品点数の削
減、コストの低減、重量の低減、メンテナンススエリア
の増大等が図れる。この場合、前記一つのユニットで構
成されたカセット出入ユニット8が、共通の底板19と
共通の上板20との間に複数の支柱21a〜21fを配
し、四方をカバー22で覆ったユニット本体23を有
し、このユニット本体23の上板20には複数個例えば
2個のカセットボックス3を載置する載置部が24並列
に設けられているため、従来の独立したカセット出入ユ
ニットと比べて、底板19、上板20およびカバー22
の枚数、支柱21a〜21fの本数並びにイニシャライ
ズセンサ27の個数を削減することができ、構造の簡素
化およびメンテナンス性の向上が図れる。
【0033】また、前記各載置部24の下方には、カセ
ットボックス3の底蓋3bと共にカセット2をカセット
ボックス3から下方へ出し入れする昇降機構41と、底
蓋3bの降下途中で底蓋3bからカセット2を受け取る
支持アーム42とが設けられているため、各載置部24
に載置されたカセットボックス3からのカセット2の出
し入れ作業を効率よく行うことができる。更に、前記支
持アーム42は、アームベース46の両側から起立して
水平回動可能に設けられ、上端にはカセット2を支持す
る爪部47が設けられ、アームベース46には支持アー
ム42を回動するカム機構48が設けられているため、
底蓋3bと共に降下するカセット2を底蓋3bから確実
に受け取ることができると共に、支持アーム42の駆動
が歯車機構と違ってカム機構48であることから、パー
ティクルの発生を抑制することができる。
【0034】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の
設計変更等が可能である。例えば、前記実施の形態では
本発明を縦型熱処理装置に適用した一例が示されている
が、本発明は横形熱処理装置や熱処理装置以外の各種処
理装置にも適用可能である。被処理体としては、半導体
ウエハ以外に、例えばガラス基板やLCD基板等が適用
可能である。
【0035】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な効果を奏することができる。
【0036】(1)請求項1に係る発明によれば、複数
の被処理体が整列収納されたカセットを収容したカセッ
トボックスからカセットを出し入れするカセット出入ユ
ニットを並列に複数備え、カセット出入ユニットを介し
て搬入されたカセットから被処理体を取り出して所定の
処理を施す処理装置において、前記複数のカセット出入
ユニットを一つのユニットで構成したので、部品点数の
削減、コストの低減、重量の低減、メンテナンススエリ
アの増大等が図れる。
【0037】(2)請求項2に係る発明によれば、前記
一つのユニットで構成されたカセット出入ユニットが、
共通の底板と共通の上板との間に複数の支柱を配し、四
方をカバーで覆ったユニット本体を有し、このユニット
本体の上板には複数個のカセットボックスを載置する載
置部が並列に設けられているため、構造の簡素化が図れ
る。
【0038】(3)請求項3に係る発明によれば、前記
各載置部の下方には、カセットボックスの底蓋と共にカ
セットをカセットボックスから下方へ出し入れする昇降
機構と、底蓋の降下途中で底蓋からカセットを受け取る
支持アームとが設けられているため、各載置部に載置さ
れたカセットボックスからのカセットの出し入れ作業を
効率よく行うことができる。
【0039】(4)請求項4に係る発明によれば、前記
支持アームは、アームベースの両側から起立して水平回
動可能に設けられ、上端にはカセットを支持する爪部が
設けられ、アームベースには支持アームを回動するカム
機構が設けられているため、底蓋と共に降下するカセッ
トを底蓋から確実に受け取ることができると共に、支持
アームの駆動が歯車機構と違ってカム機構であることか
ら、パーティクルの発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を縦型熱処理装置に適用した実施の形態
を示す斜視図である。
【図2】カセット出し入れユニットの斜視図である。
【図3】カセット出し入れユニットの上面部を示す斜視
図である。
【図4】カセット出し入れユニットの躯体の構造を示す
斜視図である。
【図5】カセットボックスの斜視図である。
【図6】カセット出し入れユニットの概略的平面図であ
る。
【図7】図6のA−A矢視断面図である。
【図8】カセット支持機構の正面図である。
【図9】図8のB−B矢視底面図である。
【符号の説明】
w 半導体ウエハ(被処理体) 2 カセット 3 カセットボックス 3b 底蓋 8 カセット出入ユニット 19 底板 20 上板 21a〜21f 支柱 22 カバー 23 ユニット本体 24 載置部 41 昇降機構 42 支持アーム 46 アームベース 47 爪部 48 カム機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 正孝 岩手県江刺市岩谷堂字松長根52番地 東京 エレクトロン東北株式会社東北事業所内 (72)発明者 菊地 寿 岩手県江刺市岩谷堂字松長根52番地 東京 エレクトロン東北株式会社東北事業所内 Fターム(参考) 5F031 CA02 DA09 FA02 FA03 FA09 FA12 FA13 GA03 GA06 GA43 GA49 KA20 MA28 MA30 5F045 BB08 DP19 EM10 EN04 EN10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の被処理体が整列収納されたカセッ
    トを収容したカセットボックスからカセットを出し入れ
    するカセット出入ユニットを並列に複数備え、カセット
    出入ユニットを介して搬入されたカセットから被処理体
    を取り出して所定の処理を施す処理装置において、前記
    複数のカセット出入ユニットを一つのユニットで構成し
    たことを特徴とする処理装置。
  2. 【請求項2】 前記一つのユニットで構成されたカセッ
    ト出入ユニットは、共通の底板と共通の上板との間に複
    数の支柱を配し、四方をカバーで覆ったユニット本体を
    有し、このユニット本体の上板には複数個のカセットボ
    ックスを載置する載置部が並列に設けられていることを
    特徴とする請求項1記載の処理装置。
  3. 【請求項3】 前記各載置部の下方には、カセットボッ
    クスの底蓋と共にカセットをカセットボックスから下方
    へ出し入れする昇降機構と、底蓋の降下途中で底蓋から
    カセットを受け取る支持アームとが設けられていること
    を特徴とする請求項2記載の処理装置。
  4. 【請求項4】 前記支持アームは、アームベースの両側
    から起立して水平回動可能に設けられ、上端にはカセッ
    トを支持する爪部が設けられ、アームベースには支持ア
    ームを回動するカム機構が設けられていることを特徴と
    する請求項3記載の処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002246432A (ja) * 2001-02-13 2002-08-30 Hitachi Kokusai Electric Inc 基板処理装置

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