JP2001202836A - アンテナケーブル - Google Patents

アンテナケーブル

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JP2001202836A JP2000017847A JP2000017847A JP2001202836A JP 2001202836 A JP2001202836 A JP 2001202836A JP 2000017847 A JP2000017847 A JP 2000017847A JP 2000017847 A JP2000017847 A JP 2000017847A JP 2001202836 A JP2001202836 A JP 2001202836A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特別な防滴加工をせずに、安全で安価なアン
テナケーブルを提供すること。 【構成】 同軸ケーブル2の信号線5と、Fコネクタ3
の中心端子11の間にコンデンサ10を直列に接続し、この
コンデンサ10をFコネクタ3のコネクタケース9内に収
容することで、アンテナケーブル1を接続するテレビジ
ョンVを水まわりで使用する場合であっても、コンデン
サ10に水が達することがなく、防滴構造にすることなく
漏電又は故障の原因を一掃できる。また、前記コンデン
サ10の容量Cを23.5pFから2660pFに設定す
ることで、テレビジョン放送周波数の全域において、コ
ンデンサ10による信号の減衰を抑えて放送を良好に受信
でき、また直流・低周波電流による感電等の虞を一掃で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、家庭用のTVアン
テナと携帯用テレビを接続するためのアンテナケーブル
に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】据え置き型のテレビ受
像機を使用する場合、屋外アンテナからのケーブルを屋
内に引き込んで壁に設けたアンテナジャック端子等に市
販のアンテナケーブルを接続し、このアンテナケーブル
をテレビ受像機に接続するのが一般的である。そして、
これらのアンテナケーブルとしては、同軸ケーブルやフ
ィーダー線が使用されている。一方、携帯型のテレビ受
像機は、ロッドアンテナ等を使用して受信することにな
るため、受信状況が必ずしも良好であるとは限らなかっ
た。このため、多くの携帯型テレビ受像機には外部アン
テナ端子が設けられており、屋内で使用する場合におい
ては、この外部アンテナ端子と屋外アンテナ(外部アン
テナ)のジャック端子等とをアンテナケーブルで接続す
ることで、良好に受信できるように構成されている。そ
して、屋外アンテナとテレビ受像機を同軸ケーブルで接
続しただけでは、雷サージがテレビ受像機に入力される
虞があるばかりでなく、集合住宅の共調アンテナやBS
/CSアンテナを接続すると、高電圧や商用電源等が印
加されてテレビ受像機に入力されてしまう虞があるの
で、これらの直流成分や低周波成分を遮断してテレビ受
像機に入力しないようにする必要がある。
【0003】また、上記テレビ受像機の中には、防滴加
工を施すことで浴室や台所等の水まわりなどで使用でき
るものも知られている。そして、最近の住宅において
は、金属製ユニットバス等の電波を遮断する浴室が増え
ており、このような浴室でテレビ受像機を使用する場
合、アンテナケーブルは不可欠である。しかしながら、
これらのテレビ受像機に屋外アンテナを接続しようとし
た場合、浴室や台所等の水まわりにおいては、外部アン
テナ端子からテレビ受像機本体内に水が侵入する虞があ
った。このため、これらのテレビ受像機と屋外アンテナ
を接続する場合、同軸ケーブルの先端に導電クリップを
設け、この導電クリップをロッドアンテナに接続するこ
とで、テレビ受像機と屋外アンテナとを接続していた。
【0004】そして、導電クリップ部分に前述した雷サ
ージや直流・低周波成分を遮断するためにコンデンサを
設け、このコンデンサによって直流・低周波成分を遮断
するようにしたものも知られている。しかしながら、こ
れらのアンテナケーブルにおいては、水まわりに存在す
る水でコンデンサが濡れて機能しなくなる虞があるた
め、防滴加工などを施さなければならず、コストアップ
を招いていた。
【0005】本発明は以上の問題点を解決し、特別な防
滴加工を必要とせず、安全で安価なアンテナケーブルを
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のアンテナケーブ
ルは、同軸ケーブルと、この同軸ケーブルの一端に接続
されるコネクタと、前記同軸ケーブルの他端に接続され
る導電クリップと、前記コネクタの内部において該コネ
クタの端子と同軸ケーブルの信号線との間に直列に接続
された直流・低周波成分遮断手段とで構成されたもので
ある。
【0007】本発明は以上のように構成することによ
り、同軸ケーブルの一端のコネクタを部屋の壁などに設
けられた外部アンテナのジャック端子に接続し、同軸ケ
ーブル他端の導電クリップをロッドアンテナに接続す
る。この時、前記コネクタ内に直流・低周波成分遮断手
段が設けられているため、導電クリップが水まわりの水
で濡れたとしても直流・低周波成分遮断手段まで達しな
い。
【0008】また、本発明のアンテナケーブルは、同軸
ケーブルと、この同軸ケーブルの一端に接続されるコネ
クタと、前記同軸ケーブルの他端に接続される導電クリ
ップと、前記コネクタの近傍において前記同軸ケーブル
の信号線の途中に直列に接続された直流・低周波成分遮
断手段とで構成されたものである。
【0009】本発明は以上のように構成することによ
り、同軸ケーブルの一端のコネクタを部屋の壁などに設
けられた外部アンテナのジャック端子に接続し、同軸ケ
ーブル他端の導電クリップをロッドアンテナに接続す
る。この時、前記コネクタ近傍に直流・低周波成分遮断
手段が設けられているため、導電クリップが水まわりの
水で濡れたとしても直流・低周波成分遮断手段まで達し
ない。
【0010】更に、本発明のアンテナケーブルは、請求
項1乃至2において、前記直流・低周波成分遮断手段
を、23.5pFから2660pFの範囲の容量を有す
るコンデンサとしたものである。
【0011】本発明は以上のように構成することによ
り、雷サージのみならず、万が一同軸ケーブルに直流又
は低周波電流が流れたとしても、この電流をコンデンサ
によって充分減衰させることができると共に、外部アン
テナで受信した信号の減衰を抑えることができる。
【0012】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施形態について、
図1乃至図3に基づいて説明する。1はアンテナケーブ
ルである。このアンテナケーブル1は、同軸ケーブル2
と、この同軸ケーブル2の一端に接続されたコネクタた
るFコネクタ3と、前記同軸ケーブル2の他端に接続さ
れた導電クリップ4とで構成されている。前記同軸ケー
ブル2は、信号線5と、この信号線5の周囲を覆って設
けられた絶縁層6と、この絶縁層6の周囲を覆って設け
られたシールド線7と、このシールド線7の周囲を覆っ
て設けられた絶縁層8から構成されている。そして、前
記信号線5の一端は、Fコネクタ3のコネクタケース9
内において、直流・低周波成分遮断手段たるコンデンサ
10を介してFコネクタ3の中心端子11と電気的に接続さ
れている。また、前記シールド線7の一端は折り返され
ており、コネクタケース9内において、Fコネクタ3の
外周端子12と電気的に接続されている。そして、前記信
号線5の他端は、導電クリップ4のクリップ本体13に半
田付等で電気的に接続されている。また、前記シールド
線7の他端は折り返されると共に、熱収縮チューブ14,
15等で被覆されている。更に、前記クリップ本体13は、
その先端部分を除いて、軟質樹脂等からなる絶縁カバー
16によって覆われている。なお、前記クリップ本体13
は、圧縮バネ17によって常時閉方向に付勢されている。
【0013】なお、前記コンデンサ10の容量Cは23.
5〜2660pF、本例では100pFに設定されてい
る。これは、コンデンサ10で減衰した後の信号強度が、
屋外アンテナ(外部アンテナ、図示せず)で受信した信
号強度に対して1/2以上になるようにすると同時に、
雷サージや家庭用交流電源からの漏電等に対する絶縁抵
抗を1MΩ以上にするという、電気用品取締法の規定に
適合させるためである。即ち、コンデンサ10のインピー
ダンス|Zc|は、 |Zc|=1/(2πfC) で示される。そして前記同軸ケーブル2の入力インピー
ダンスが75Ωであるので、コンデンサ10による信号の
減衰は|Zc|/(75+|Zc|)であり、この値が1/2以
下であること、即ち|Zc|の値が75Ω以下である必要が
ある。テレビ放送の周波数fの範囲が90〜770MH
z(地上波)、11.7〜12.2GHz(衛星放送)
であるので、この周波数範囲で|Zc|の値が常に75Ω以
下となるコンデンサ10の容量Cを計算すると、23.5
8pFとなり、これがコンデンサ10の容量Cの下限値と
なる。一方、漏電に対する絶縁抵抗については、家庭用
交流電源の周波数fが50Hz又は60Hzであるの
で、この両方の周波数で|Zc|の値が常に1MΩ以上とな
るコンデンサ10の容量Cを計算すると、2652.58
pFとなり、これがコンデンサ10の容量Cの上限値とな
る。なお、コンデンサ10の容量Cが100pFの場合、
コンデンサ10のインピーダンス|Zc|は、90MHzの放
送周波数に対しては17.7Ω、770MHzの放送周
波数に対しては2.07Ωとなり、また60Hzの交流
電流に対しては26.5MΩ、50Hzの交流電流に対
しては31.8MΩとなる。
【0014】次に、本実施形態の作用について説明す
る。図3に示すように、アンテナケーブル1の一端に設
けたFコネクタ3を、室内の壁等に設けられたアンテナ
ジャック端子(図示せず)に接続し、更にアンテナケー
ブル1の他端に設けた導電クリップ4をテレビ受像機V
のロッドアンテナAに接続することで、屋外アンテナで
受信した信号がアンテナジャック端子、アンテナケーブ
ル1、ロッドアンテナAを介してテレビ受像機Vに入力
される。なお、コンデンサ10によって受信信号が減衰す
るが、コンデンサ10の容量Cが23.5pF以上に設定
されていることにより、テレビ受像機放送の周波数帯域
における信号の減衰が1/2以下に抑えられる。そし
て、テレビ受像機Vを操作することで、入力された信号
が処理されて、映像が画面に映ると共に音声が再生され
る。
【0015】なお、雷サージ又は何らかの原因で家庭用
の交流電源から電流が洩れる等してアンテナケーブル1
に直流又は低周波電流が流れたとしても、コンデンサ10
の容量Cが2660pF以下に設定されていることによ
り、直流及び低周波電流に対する絶縁抵抗が1MΩ以上
となり、この時誤ってアンテナケーブル1に触れたとし
ても、人体に流れる電流は微量であり、また、コンデン
サ10がFコネクタ3のコネクタケース9内に設けられて
いるため、人体が触れる部分はFコネクタ3の端子11,
12とは絶縁されたコネクタケース9及びコンデンサ10の
下流側だけであり、コンデンサ10の上流側に触れること
がなく、一層安全である。
【0016】また、テレビ受像機Vを浴室や台所などの
水まわりで使用した場合、ロッドアンテナA及び導電ク
リップ4に水が掛かってしまう虞があるが、前記コンデ
ンサ10は導電クリップに接続されておらず、水まわりか
ら充分離れたアンテナジャック端子に接続されたFコネ
クタ3内に設けられている上、シールド線7の端部が熱
収縮チューブ14,15によって被覆されているため、防滴
構造とすることなくコンデンサ10の水濡れを防止するこ
とができる。
【0017】次に、本発明の他の実施形態について、図
4及び図5に基づいて説明する。なお、前述した実施形
態と共通する部分については共通の符号を付し、その説
明を省略する。21はアンテナケーブルである。このアン
テナケーブル21は、同軸ケーブル22,23と、この同軸ケ
ーブル22の一端に接続されたコネクタたるFコネクタ3
と、同軸ケーブル22の他端と同軸ケーブル23の一端の間
に設けられた直流・低周波成分遮断手段たるコンデンサ
24と、同軸ケーブル23の他端に接続された導電クリップ
4とで構成されている。前記同軸ケーブル22,23は、信
号線25,26と、この信号線25,26の周囲を覆って設けら
れた絶縁層27,28と、この絶縁層27,28の周囲を覆って
設けられたシールド線29,30と、このシールド線29,30
の周囲を覆って設けられた絶縁層31,32から構成されて
いる。そして、前記信号線25の一端は、Fコネクタ3の
コネクタケース9内において、Fコネクタ3の中心端子
11と電気的に接続されていると共に、信号線25の他端
は、コンデンサ24の一方の端子と電気的に接続されてい
る。また、前記シールド線29の一端は折り返されてお
り、コネクタケース9内において、Fコネクタ3の外周
端子12と電気的に接続されている。そして、前記信号線
26の一端は、前記コンデンサ24の他方の端子と電気的に
接続されていると共に、信号線26の他端は、前記導電ク
リップ4のクリップ本体13に半田付等で電気的に接続さ
れている。また、前記シールド線30の他端は折り返され
ると共に、熱収縮チューブ14,15等で被覆されている。
そして、前記コンデンサ24及び同軸ケーブル22の他端、
同軸ケーブル23の一端は、絶縁性を有する樹脂等の被覆
材33によって被覆されている。なお、この被覆材33は、
人体がコンデンサ24に触れないようになっていればよ
く、防水性を考慮しなくてもよい。
【0018】次に、本実施形態の作用について説明す
る。なお、前述した実施形態の作用と共通する部分につ
いては、その説明を省略する。アンテナケーブル21の一
端に設けたFコネクタ3を、室内の壁等に設けられたア
ンテナジャック端子(図示せず)に接続し、更にアンテ
ナケーブル21の他端に設けた導電クリップ4をテレビ受
像機VのロッドアンテナAに接続することで、屋外アン
テナで受信した信号がアンテナジャック端子、アンテナ
ケーブル21、ロッドアンテナAを介してテレビ受像機V
に入力される。なお、コンデンサ24によって受信信号が
減衰するが、コンデンサ24の容量Cが23.5pF以上
に設定されていることにより、テレビ受像機放送の周波
数帯域における信号の減衰が1/2以下に抑えられる。
【0019】なお、雷サージ又は何らかの原因で家庭用
の交流電源から電流が洩れる等してアンテナケーブル21
に直流又は低周波電流が流れたとしても、コンデンサ24
の容量Cが2660pF以下に設定されていることによ
り、直流及び低周波電流に対する絶縁抵抗が1MΩ以上
となり、この時誤ってアンテナケーブル21に触れたとし
ても、人体に流れる電流は微量であり、また、コンデン
サ24がFコネクタ3近傍の被覆材33内に設けられている
ため、人体が触れる部分はFコネクタ3の端子11,12と
は絶縁されたコネクタケース9、コンデンサ24の上流側
の同軸ケーブル22、コンデンサ24を被覆する被覆材33及
びコンデンサ24の下流側であり、コンデンサ24がFコネ
クタ3に近いほどコンデンサ24の上流側に触れる可能性
が低く、安全である。
【0020】そして、テレビ受像機Vを浴室や台所など
の水まわりで使用した場合、ロッドアンテナA及び導電
クリップ4に水が掛かってしまう虞があるが、前記コン
デンサ24は導電クリップに接続されておらず、水まわり
から充分離れたアンテナジャック端子に接続されたFコ
ネクタ3の近傍に設けられている上、シールド線30の端
部が熱収縮チューブ14,15によって被覆されているた
め、防滴構造とすることなくコンデンサ24の水濡れを防
止することができる。
【0021】以上のように本発明は、同軸ケーブル2の
信号線5と、Fコネクタ3の中心端子11の間にコンデン
サ10を直列に接続し、このコンデンサ10をFコネクタ3
のコネクタケース9内に収容したものであり、アンテナ
ケーブル1を接続するテレビ受像機Vを水まわりで使用
する場合であってもコンデンサ10に水が達することがな
く、防滴構造にすることなく漏電又は故障の原因を一掃
できる。また、前記コンデンサ10の容量Cを23.5p
Fから2660pFに設定することで、放送周波数の全
域において、コンデンサ10による信号の減衰を抑えて放
送を良好に受信でき、また直流・低周波電流による感電
等の虞を一掃できる。
【0022】また本発明は、Fコネクタ3の近傍におい
て、同軸ケーブル22,23の信号線25,26間にコンデンサ
10を直列に接続し、このコンデンサ10を被覆材33で被覆
したものであり、アンテナケーブル21を接続するテレビ
受像機Vを水まわりで使用する場合であってもコンデン
サ24に水が達することがなく、防滴構造にすることなく
漏電又は故障の原因を一掃できる。
【0023】なお、本発明は以上の実施形態に限定され
るものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形が可
能である。例えば、上記例ではFコネクタの中心端子と
同軸ケーブルの信号線の間にコンデンサを直列に接続し
たが、今後、他方式のコネクタが用いられるようになっ
た場合にも適用できる。
【0024】
【発明の効果】本発明のアンテナケーブルは、同軸ケー
ブルと、この同軸ケーブルの一端に接続されるコネクタ
と、前記同軸ケーブルの他端に接続される導電クリップ
と、前記コネクタの内部において該コネクタの端子と同
軸ケーブルの信号線との間に直列に接続された直流・低
周波成分遮断手段とで構成されたものであり、同軸ケー
ブルの一端のコネクタを部屋の壁などに設けられた外部
アンテナのジャック端子に接続し、同軸ケーブル他端の
導電クリップをロッドアンテナに接続した状態で、前記
コネクタ内に直流・低周波成分遮断手段が設けられてい
るため、導電クリップが水まわりの水で濡れたとしても
直流・低周波成分遮断手段まで達せず、特別な防滴構造
を採用することなく漏電又は故障の原因を一掃できる。
【0025】また、本発明のアンテナケーブルは、同軸
ケーブルと、この同軸ケーブルの一端に接続されるコネ
クタと、前記同軸ケーブルの他端に接続される導電クリ
ップと、前記コネクタの近傍において前記同軸ケーブル
の信号線の途中に直列に接続された直流・低周波成分遮
断手段とで構成されたものであり、同軸ケーブルの一端
のコネクタを部屋の壁などに設けられた外部アンテナの
ジャック端子に接続し、同軸ケーブル他端の導電クリッ
プをロッドアンテナに接続した状態で、前記コネクタ近
傍に直流・低周波成分遮断手段が設けられているため、
導電クリップが水まわりの水で濡れたとしても直流・低
周波成分遮断手段まで達せず、特別な防滴構造を採用す
ることなく漏電又は故障の原因を一掃できる。
【0026】更に、本発明のアンテナケーブルは、請求
項1乃至2において、前記直流・低周波成分遮断手段
を、23.5pFから2660pFの範囲の容量を有す
るコンデンサとしたものであり、雷サージのみならず、
万が一同軸ケーブルに直流又は低周波電流が流れたとし
ても、この電流をコンデンサによって充分減衰させるこ
とができると共に、外部アンテナで受信した信号の減衰
を抑えることができるので、良好な受信と安全性を両立
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す、アンテナケーブル
の一部を切り欠いた外観図である。
【図2】同上、電気的な説明図である。
【図3】同上、テレビ受像機に接続した状態の外観図で
ある。
【図4】本発明の他の実施形態を示す、アンテナケーブ
ルの一部を切り欠いた外観図である。
【図5】同上、電気的な説明図である。
【符号の説明】
1,21 アンテナケーブル 2,22,23 同軸ケーブル 3 Fコネクタ(コネクタ) 4 導電クリップ 5,25,26 信号線 10,24 コンデンサ(直流・低周波成分遮断手段) 11 中心端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同軸ケーブルと、この同軸ケーブルの一
    端に接続されるコネクタと、前記同軸ケーブルの他端に
    接続される導電クリップと、前記コネクタの内部におい
    て該コネクタの端子と同軸ケーブルの信号線との間に直
    列に接続された直流・低周波成分遮断手段とで構成され
    たことを特徴とするアンテナケーブル。
  2. 【請求項2】 同軸ケーブルと、この同軸ケーブルの一
    端に接続されるコネクタと、前記同軸ケーブルの他端に
    接続される導電クリップと、前記コネクタの近傍におい
    て前記同軸ケーブルの信号線の途中に直列に接続された
    直流・低周波成分遮断手段とで構成されたことを特徴と
    するアンテナケーブル。
  3. 【請求項3】 前記直流・低周波成分遮断手段を、2
    3.5pFから2660pFの範囲の容量を有するコン
    デンサとしたことを特徴とする請求項1乃至2記載のア
    ンテナケーブル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100440211B1 (ko) * 2001-10-16 2004-07-14 윤진구 자동차 점화 시스템용 직착식 방수형 콘덴서 및 이콘덴서의 제조방법
WO2012060414A1 (ja) 2010-11-02 2012-05-10 矢崎総業株式会社 高電圧試験装置
JP2019188957A (ja) * 2018-04-23 2019-10-31 東海旅客鉄道株式会社 蓄電デバイス

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