JP2008311897A - コンデンサマイクロホン - Google Patents

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Abstract

【課題】グースネック型のコンデンサマイクロホンにおいて、支持パイプ内に挿通されるマイクコードを支持パイプの口金に対して電気的にも機械的にも確実に接続する。
【解決手段】上端側でマイクロホンユニットを支持している支持パイプ20の下端に取り付けられる口金220内に、支持パイプ20の嵌合穴221の底部から口金の下端にかけてマイクコード30の外径よりも大径の拡径円筒部223を形成するとともに、マイクコード30には少なくとも拡径円筒部223に挿通される部分にシールド被覆線露出部33aを形成し、拡径円筒部223内にシールド被覆線露出部33aの周りに配置される導電布51設け、ロックリング54により導電布51を圧縮してシールド被覆線露出部33aと拡径円筒部223の内面とに緊密に接触させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、マイクロホンユニットを可撓性を有する金属製の支持パイプにて支持してなるグースネック型のコンデンサマイクロホンに関し、さらに詳しく言えば、支持パイプ内に挿通されるマイクコードのシールド性を良好とし、携帯電話などから放射される強い電磁波による雑音の発生を効果的に防止する技術に関するものである。
マイクロホンは、音楽用やスタジオ用、会議用それにテレビカメラ用など用途に応じて使い分けられるが、このうち会議用には、マイクロホンの向きが自在に変えられ、しかもマイクロホンが余り目立つことがないグースネック型のコンデンサマイクロホンが多く使用されている。
その典型的な従来例を図4により説明すると、グースネック型のコンデンサマイクロホンでは、マイクロホンユニット10は、フレキシブルパイプ21よりなる支持パイプ20の上端に取り付けられて使用される。
支持パイプ20の下端には口金22が一体的に設けられており、この口金22の部分が机などの基台に固定されている金属製の円筒体からなるベース部24にリングカプラー23を介して連結される。リングカプラー23は雌ねじを有するスクリュー式で、ベース部24側に形成されている図示しない雄ねじに螺合することにより、支持パイプ20が口金22を介してベース部24に強固に連結される。
なお、マイクロホンユニット10には、胸元に取り付けて使用される例えばタイピン型のような小型なユニットが用いられる。また、この例では、支持パイプ20の全体がフレキシブルパイプ21よりなるが、一部に金属製の入れ子式パイプよりなる伸縮パイプを含む場合もある。
図示しないが、マイクロホンユニット10には、振動板と固定極とを対向的に配置してなる一種のコンデンサを形成する音響電気変換器と、その静電容量の変化を電気的な音声信号に変換するインピーダンス変換器としてのFET(電界効果トランジスタ)などが設けられている。
コンデンサマイクロホンは、マイクロホンユニット10のほかに、ローカットフィルタや給電用のトランスおよび出力コネクタ(EIAJ RC5236に規定されているコネクタ)を含む音声出力部(パワーモジュール部)40を備える。
例えば手持ち式のコンデンサマイクロホン(ハンドマイクロホン)では、マイクロホンユニット10と音声出力部40は同一の円筒状のマイク筐体内に収納されるが、グースネック型の場合、マイクロホンユニット10と音声出力部40は分離して配置され、支持パイプ20内に挿通されるマイクコード30にて接続される。
音声出力部40は、それ自体シールドケース41を備えるが、設置時には、ベース部24をさらにシールドケースとして、ベース部24内に収納される。
図6を参照して、マイクコード30には、マイクロホンユニット10に電源を供給する電源線31と、上記インピーダンス変換器から出力される音声信号を音声出力部40に送信する信号線32と、これら電源線31,信号線32を静電遮断し接地に接続されるシールド被覆線33とを含む2芯シールドケーブルが用いられる。図示しないが、シールド被覆線33は、マイクロホンユニット10側で、そのユニット筐体(シールドケース)と支持パイプとに接続される。
ところで、2芯シールドケーブルでは、音声信号が不平衡で伝送されるため、外部からの雑音(外来電波)に対して弱く、その雑音の影響をうけやすい。したがって、マイクコード30に強い電磁波が加えられると、その電磁波による高周波電流がマイクロホンユニット10や音声出力回路40に入り込み雑音が発生することがある。
特に、グースネック型のコンデンサマイクロホンの場合、上記したように、マイクロホンユニット10のユニット筐体と支持パイプ20とが、マイクコード30の上端側でシールド被覆線33に共通接地されるため、支持パイプ20は強い電磁波を受けるとアンテナとして作用することがある。
その結果、支持パイプ20にて受信された電磁波による高周波電流がマイクロホンユニット10内に入り込み、上記インピーダンス変換器で検波されることにより、雑音が発生する。
近年、携帯電話機が急速に普及しているが、マイクロホンの近くで携帯電話機が使用された場合かなり強い電磁波(例えば、数cm〜数10cm程度の範囲内では商用電波により市中で生じている電界強度の数万倍に達する電界強度)を受けるため、マイクロホンの分野ではその対策が急務となっている。
この点を解決するため、本出願人は特許文献1に記載の発明を提案しており、これについて図5,図6により説明する。図5は支持パイプの下端に取り付けられている口金部分を示す拡大断面図で、図6はマイクコードの一部分を示す斜視図である。なお、全体的な構成については図4を参照されたい。
上記特許文献1に記載の発明では、支持パイプ20内に挿通されるマイクコード30のうち少なくとも口金22内を通される部分に、図6に示すように、外皮(シース)34を切除してシールド被覆線33をむき出しとしたシールド被覆線露出部33aを設け、このシールド被覆線露出部33aに銅合金などの金属管35を被せてかしめる。
そして、図5に示すように、金属管35を口金22内に位置させ、口金22の胴部に設けられている押しねじ22aで金属管35を口金22の内面に押し付けて固定する。
これにより、マイクコード30が口金22に機械的に固定されるとともに、支持パイプ20の下端側は、口金22および金属管35を介してマイクコード30のシールド被覆線33と電気的に接続されることになる。
これによれば、支持パイプ20は、先に説明したように上端側でマイクコード30のシールド被覆線33に電気的に接続されるのに加えて、下端側でもマイクコード30のシールド被覆線33に電気的に接続されるため、すなわち上端側と下端側の2箇所でシールド被覆線33に電気的に接続されるため、支持パイプ20のシールド性がより高められ、強い電磁波による雑音発生が低減される。
特開2005−323226号公報(図3)
しかしながら、組み立てるうえで、まず、金属管35をシールド被覆線露出部33aに被せてかしめるようにしているため、その作業に特殊な工具が必要であり、また、必要以上につよくかしめたりすると断線に至ることもある。このような場合、マイクコード30を廃棄せざるを得ない。
また、押しねじ22aで金属管35を固定する際、強く締め付けると金属管35に変形をきたし、最悪の場合、電源線31や信号線32の絶縁被覆を押し潰してしまい短絡が発生することもある。
これに対して、押しねじ22aの締め付けが弱い場合には、例えばマイクロホンを設置する際、マイクコード30がなんらかの原因で引っ張られると、押しねじ22aに対して金属管35がスリップし、マイクコード30の先端側が外れてしまうこともある。
さらには、口金22に対して金属管35を押しねじ22aにて横方向から押し付けているため、その接触部位が点接触もしくは線接触であり、接触不良が発生しやすい。
したがって、本発明の課題は、グースネック型のコンデンサマイクロホンにおいて、支持パイプ内に挿通されるマイクコードを、支持パイプに下端に設けられている口金に対して、簡単な作業により電気的にも機械的にも確実に接続し得るようにすることにある。
上記した課題を解決するため、本発明は、請求項1に記載されているように、マイクロホンユニットと、上記マイクロホンユニットを上端側で支持する可撓性を有する金属製の支持パイプと、上端側に上記支持パイプの下端が嵌合される嵌合穴を有し下端側にフランジを備える円筒状の口金と、円筒状のシールドケース内に音声出力部が収納され所定の基台上に固定されるベース部とを含み、上記フランジに嵌着されるリングカプラーを介して上記口金の下端側が上記ベース部に連結されるとともに、上記マイクロホンユニットと上記音声出力部とが上記支持パイプおよび上記口金内に挿通されるシールド被覆線を有するマイクコードを介して電気的に接続されるコンデンサマイクロホンにおいて、上記口金内には、上記嵌合穴の底部から上記口金の下端にかけて上記マイクコードの外径よりも大径の拡径円筒部が形成され、上記マイクコードは、少なくとも上記拡径円筒部に挿通される部分に外皮を切除してなるシールド被覆線露出部を備え、上記拡径円筒部には、上記シールド被覆線露出部の周りに配置される導電布と、上記導電布を上記口金の軸方向に圧縮して上記シールド被覆線露出部と上記拡径円筒部の内面とに緊密に接触させる押圧手段とが設けられていることを特徴としている。
本発明の好ましい態様によれば、請求項2に記載されているように、上記嵌合穴と上記拡径円筒部との間には、上記拡径円筒部よりも小径で上記導電布の上端が当接されるストッパ壁が形成される。
また、請求項3に記載されているように、上記拡径円筒部の下端側には、上記拡径円筒部よりもさらに大径で雌ねじを有する円筒凹部が同軸的に形成され、上記円筒凹部内には、上記導電布の下端側に配置されるゴム円筒体と、上記雌ねじに螺合し上記ゴム円筒体および上記導電布を上記口金の軸方向に圧縮する上記押圧手段としてのロックリングとが設けられる。
また、請求項4に記載されているように、上記導電布と上記ゴム円筒体との間には、金属製のワッシャーが配置されることが好ましい。
請求項1の構成によれば、口金内においてシールド被覆線露出部の周りに導電布が配置され、導電布が押圧手段により口金の軸方向に圧縮されてシールド被覆線露出部と拡径円筒部の内面とに緊密に接触することにより、マイクコードのシールド被覆線と口金とが導電布を介して広い面をもって電気的に接続され、支持パイプのシールド性がほぼ完全となる。また、組立作業にしても、かしめ作業や押しねじによる固定作業が不要となるため、組立作業性も大幅に改善される。
また、請求項2に記載のように、嵌合穴と拡径円筒部との間に、拡径円筒部よりも小径で導電布の上端が当接されるストッパ壁を設けることにより、導電布を確実に圧縮することができる。
また、請求項3に記載のように、拡径円筒部の下端側に拡径円筒部よりもさらに大径で雌ねじを有する円筒凹部を同軸的に形成し、その円筒凹部内に導電布の下端側に配置されるゴム円筒体と、雌ねじに螺合しゴム円筒体および導電布を口金の軸方向に圧縮する押圧手段としてのロックリングとを設けることにより、請求項1の効果に加えて、マイクコードを確実に固定することができる。
また、請求項4に記載のように、導電布とゴム円筒体との間に金属製のワッシャーを配置することにより、導電布およびゴム円筒体を圧縮する際の潰れ具合を制限することができる。
次に、図1ないし図3により、本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の要部である口金に対するマイクコードの挿通部分を示す分解図,図2は口金内にマイクコードを挿通した状態を示す断面図,図3は口金内にマイクコードを固定した状態を示す断面図である。
なお、図1ないし図3には本発明の要部しか示されていないが、マイクロホンユニットおよび音声出力部を含む全体構成については、図4を参照されたい。また、先の図4ないし図6で説明した従来例と同一であってよい構成要素には同じ参照符号を付している。
図1に示すように、本発明のコンデンサマイクロホンにおいても、グースネック型であることから、上端でマイクロホンユニット10(図4参照)を支持するフレキシブルパイプ21を含む支持パイプ20が用いられ、支持パイプ20の下端に口金220が一体的に取り付けられる。
本発明においても、マイクロホンユニット10にはコンデンサマイクロホンユニットが用いられる。また、支持パイプ20は、その全体がフレキシブルパイプ21であってもよいし、中間もしくは上端側,下端側のいずれかに、金属製の入れ子式パイプからなる伸縮パイプが介装されていてもよい。
口金220は、例えば銅合金などからなる金属製の円筒体で、上端側に支持パイプ20の下端が嵌合される嵌合穴221を有し、下端側には拡径されたフランジ222が形成されている。
フランジ222にはリングカプラー23が嵌着され、このリングカプラー23により口金220がベース部24に連結される。この例において、リングカプラー23は雌ねじを有するスクリュー式で、ベース部24側に形成されている図示しない雄ねじに螺合することにより、支持パイプ20が口金220を介してベース部24に強固に連結される。リングカプラー23に別の形式のカプラーが用いられてもよい。
ベース部24は金属製の円筒体からなり、図示しない机などの基台にねじなどの固定手段にて固定されている。先の図4で説明したように、マイクロホンを基台に設置する際、ベース部24内には音声出力部40が収納される。
支持パイプ20にて支持されているマイクロホンユニット10と音声出力部40とを電気的に接続するため、支持パイプ20および口金220内にマイクコード30が挿通される。
マイクコード30は、電源線31,信号線32,シールド被覆線33および外皮34をを有する2芯シールドケーブルで、支持パイプ20の上端側でシールド被覆線33はマイクロホンユニット10のユニットケースと支持パイプ20とに電気的に接続される
口金220内には、支持パイプ20に対する嵌合穴221の底部からフランジ222側の下端にかけて、マイクコード30の外径よりも大径の拡径円筒部223が形成されているとともに、嵌合穴221と拡径円筒部223との間には、マイクコード30の外径よりも大径であるが拡径円筒部223よりも小径のストッパ壁224が形成されている。
また、この実施形態によると、拡径円筒部223の下端側には、拡径円筒部223よりもさらに大径で雌ねじ226を有する円筒凹部225が同軸的に形成されている。すなわち、拡径円筒部223には、その下端側にさらに大径に形成された円筒凹部225が含まれている。
マイクコード30を口金220内に挿通するにあたって、マイクコード30には、少なくとも拡径円筒部223に挿通される部分に外皮34を切除してなるシールド被覆線露出部33aが設けられる。
なお、この例では、拡径円筒部223に挿通される部分のみでなく、そこからマイクコード30の上端に至る部分にかけて外皮34が切除されているが、これはマイクコード30と支持パイプ20との電気的接続をより良好とするためである。本発明では、上記したように、少なくとも拡径円筒部223に挿通される部分にシールド被覆線露出部33aが設けられればよい。
図2を併せて参照して、マイクコード30を口金220内に挿通する際、拡径円筒部223内に導電布(Conductive Fabric)51が収納される。導電布51は、シールド被覆線露出部33aの周りに配置されるように円筒状として拡径円筒部223内に収納されることが好ましい。
この場合、導電布51からなる円筒体の軸長を、拡径円筒部223の軸長よりも長くして、図2に示すように、導電布51の上端をストッパ壁224に突き当てたとき、その下端が拡径円筒部223から突出するようにする。
また、円筒凹部225内には、ゴム円筒体53が収納されるが、このゴム円筒体53についても、その軸長を円筒凹部225の軸長よりも長くして、ゴム円筒体53の下端側の一部分が円筒凹部225から突出するようにする。
ゴム円筒体53の弾力は、導電布51の弾力よりも硬くする。また、導電布51とゴム円筒体53との間に、金属製のワッシャー52を配置することが好ましい。
最後に、円筒凹部225の雌ねじ226と螺合する雄ねじ41を有するロックリング54を円筒凹部225内にはめ込み、ロックリング54を締め付けて、図3に示すように、導電布51およびゴム円筒体53を口金220の軸方向に圧縮する。
これにより、まず、導電布51が潰れて、シールド被覆線露出部33aと拡径円筒部223の内面とに緊密に接触するため、支持パイプ20のシールド性がより高められる。なお、導電布51とゴム円筒体53との間に金属製のワッシャー52が配置されていることにより、導電布51およびゴム円筒体53の潰れ具合が制限される。
次いで、ゴム円筒体53が潰れて、内径側は縮小し外径側は径方向に広がるため、マイクコード30が口金220内に機械的に強固に固定され、なんらかの原因でマイクコード30がベース部24側から引っ張られても、マイクコード30がずれることはない。
また、ロックリング54をゆるめて円筒凹部225から取り外すことにより、容易に分解できるため、メンテナンス性の点でも優れている。
本発明の要部である口金に対するマイクコードの挿通部分を示す分解図。 本発明において、口金内にマイクコードを挿通した状態を示す断面図。 本発明において、口金内にマイクコードを固定した状態を示す断面図。 従来のグースネック型のコンデンサマイクロホンを示す正面図。 従来例における口金内でのマイクコードの固定構造を示す拡大断面図。 上記従来例に用いられるマイクコードの一部分を示す斜視図。
符号の説明
10 マイクロホンユニット
20 支持パイプ
21 フレキシブルパイプ
220 口金
221 嵌合穴
222 フランジ
223 拡径円筒部
224 ストッパ壁
225 円筒凹部
226 雌ねじ
23 リングカプラー
24 ベース部
30 マイクコード
33 シールド被覆線
33a シールド被覆線露出部
40 音声出力部
51 導電布
52 ワッシャー
53 ゴム円筒体
54 ロックリング

Claims (4)

  1. マイクロホンユニットと、上記マイクロホンユニットを上端側で支持する可撓性を有する金属製の支持パイプと、上端側に上記支持パイプの下端が嵌合される嵌合穴を有し下端側にフランジを備える円筒状の口金と、円筒状のシールドケース内に音声出力部が収納され所定の基台上に固定されるベース部とを含み、上記フランジに嵌着されるリングカプラーを介して上記口金の下端側が上記ベース部に連結されるとともに、上記マイクロホンユニットと上記音声出力部とが上記支持パイプおよび上記口金内に挿通されるシールド被覆線を有するマイクコードを介して電気的に接続されるコンデンサマイクロホンにおいて、
    上記口金内には、上記嵌合穴の底部から上記口金の下端にかけて上記マイクコードの外径よりも大径の拡径円筒部が形成され、上記マイクコードは、少なくとも上記拡径円筒部に挿通される部分に外皮を切除してなるシールド被覆線露出部を備え、上記拡径円筒部には、上記シールド被覆線露出部の周りに配置される導電布と、上記導電布を上記口金の軸方向に圧縮して上記シールド被覆線露出部と上記拡径円筒部の内面とに緊密に接触させる押圧手段とが設けられていることを特徴とするコンデンサマイクロホン。
  2. 上記嵌合穴と上記拡径円筒部との間には、上記拡径円筒部よりも小径で上記導電布の上端が当接されるストッパ壁が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサマイクロホン。
  3. 上記拡径円筒部の下端側には、上記拡径円筒部よりもさらに大径で雌ねじを有する円筒凹部が同軸的に形成されており、上記円筒凹部内には、上記導電布の下端側に配置されるゴム円筒体と、上記雌ねじに螺合し上記ゴム円筒体および上記導電布を上記口金の軸方向に圧縮する上記押圧手段としてのロックリングとが設けられることを特徴とする請求項1または2に記載のコンデンサマイクロホン。
  4. 上記導電布と上記ゴム円筒体との間には、金属製のワッシャーが配置されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のコンデンサマイクロホン。
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