JP2001202254A - マイクロプロセッサシステム - Google Patents

マイクロプロセッサシステム

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JP2001202254A
JP2001202254A JP2000013091A JP2000013091A JP2001202254A JP 2001202254 A JP2001202254 A JP 2001202254A JP 2000013091 A JP2000013091 A JP 2000013091A JP 2000013091 A JP2000013091 A JP 2000013091A JP 2001202254 A JP2001202254 A JP 2001202254A
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JP
Japan
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microprocessor
processing
interrupt
register
state machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000013091A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Kashiwagi
喜孝 柏木
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Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 割込み機能を持たないマイクロプロセッサシ
ステムに割込み機能を持たせてマイクロプロセッサの無
駄な遊び時間を無くし、、特にマルチタスクシステムで
の性能の向上を図る。 【解決手段】 マイクロプロセッサ1と割込み機能を持
たないI/Oデバイス3とを有するマイクロプロセッサ
システムにおいて、ステートマシン9をバス2を介して
前記マイクロプロセッサ1と接続し、また、前記I/O
デバイス3が該ステートマシンに接続され、該ステート
マシン9が、該I/Oデバイスのレジスタ4をリード/
ライトして前記I/Oデバイス3への処理を行い
(6)、前記I/Oデバイスの処理の終了を割り込み
(7)として前記マイクロセッサ1へ通知するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、I/Oデバイスの
処理の終了を割込みとしてマイクロプロセッサへ通知可
能とし、マルチタスクシステムでの性能を向上させるマ
イクロプロセッサシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、本発明が対象とする割込み機能
を持たないI/Oデバイスが存在する従来のマイクロプ
ロセッサシステムのブロック図である。41がマイクロ
プロセッサ、42がバス、43が割込み機能を持たない
I/Oデバイス、44がレジスタである。このような割
込み機能を持たないI/Oデバイス43が存在するマイ
クロプロセッサシステムでは、このI/Oデバイス43
のレジスタ44への処理コマンドやデータの書き込みは
マイクロプロセッサ41がバス42経由で行っていた。
図5は図4のこの処理の流れを示す図である。図5には
マイクロプロセッサ41の処理として、オペレーション
システム(OS−C)上でプロセスA、プロセスBの2
つのプロセスが走っている様子を示している。先ず、O
SがプロセスAをスケジュールし[55]、プロセスA
が実行される[51]。そして[52]のポイントでプ
ロセスAがI/Oデバイス43へのコマンドの発行を行
う。しかしながら、I/Oデバイス43は割込み機能を
持たないため、I/Oデバイス43の処理の終了はマイ
クロプロセッサ41によるI/Oデバイス43のレジス
タ44の送信要求の有無を尋ねるポーリング[53]に
よって行われる。そのため、この間の時間は無駄な時間
となり、プロセスBの実行[54]はポーリングが終了
することによってプロセスAの実行が終了するまで待た
されることになる。プロセスAの終了後にOSに制御が
移り[56]、プロセスBの実行がようやく行われるこ
ととなる[54]。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、I/Oデバイスが割込みを持たないた
めにデータに対する処理の終了は、マイクロプロセッサ
がI/Oデバイスのレジスタのステータスを監視し続け
るしか方法がなく、その間マイクロプロセッサは他の処
理を行えないので、マイクロプロセッサが処理を行わな
い無駄な時間を持ってしまい、特に、マルチタスクのシ
ステムでは処理能力の低下につながってしまうという問
題があった。そこで、本発明は、割込みを持たないI/
Oデバイスが存在するマイクロプロセッサシステムにお
いて、割込みの機能を持たせることによりシステムの性
能向上、特にマルチタスクシステムでの性能を向上させ
ることができるマイクロプロセッサシステムを提供する
ことを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、マイクロプロセッサと割込み機能を持た
ないI/Oデバイスとを有するマイクロプロセッサシス
テムにおいて、ステートマシンがバスを介して前記マイ
クロプロセッサと接続されるとともに、前記I/Oデバ
イスが該ステートマシンに接続され、該ステートマシン
が、該I/Oデバイスのレジスタをリード/ライトして
前記I/Oデバイスへの処理を行い、前記I/Oデバイ
スの処理の終了を割り込みとして前記マイクロセッサへ
通知することを特徴している。このマイクロプロセッサ
システムによれば、ステートマシンを備えて、I/Oデ
バイスが割込みを発生する環境をつくることで、マイク
ロプロセッサは処理のコマンドを発行した後は他の処理
を行うことが可能になり、マイクロプロセッサシステム
の性能向上、特にマルチタスクシステムでの性能の向上
を図ることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態に
係るマイクロプロセッサシステムのブロック図である。
図2は図1に示すマイクロプロセッサシステムの処理の
流れを示す図である。図3は図1に示すステートマシン
の処理のフローチャートである。図1において、1がマ
イクロプロセッサ、2がバス、3がI/Oデバイス、4
がレジスタ、5がバスコントローラ、6がレジスタ4の
ステータスデータを読むレジスタリード/ライト回路、
7がI/Oデバイス3での処理が終了した時にマイクロ
プロセッサ1に割込みを発生する割込み発生回路、8が
レジスタリード/ライト回路6から読み出されたステー
タスデータを基にI/Oデバイス3での処理が終了か否
かの判定を行うステータス判定回路、9が本発明により
設けられた割込み発生器としてのステートマシンであ
る。この割込み発生器(ステートマシン)9はバス2に
接続され、バスのコントロールはバスコントローラ5で
行うと共に、I/0デバイス3とは直接接続されてい
て、レジスタ4のリード/ライトを行う。マイクロプロ
セッサ1によるI/Oデバイス3のレジスタ4への処理
コマンドやデータの読み書きは、すべてこの割込み発生
器9を経由して実行される。割込み発生器9では、マイ
クロプロセッサ1により書き込まれた処理コマンドやデ
ータをレジスタリード/ライト回路6で、I/Oデバイ
ス3のレジスタ4に書き込む。その後、レジスタリード
/ライト回路6はレジスタ4のステータスを読み、読み
出されたデータはステータス判定回路8で処理が終了か
否かの判定を行う。終了の場合は、割込み発生回路7に
より、マイクロプロセッサ1に割込みを発生する。
【0006】つぎに図3を参照して割込み発生器9の処
理について説明する。先ず、割込み発生器9のバスコン
トローラ5は、マイクロプロセッサ1からのコマンド発
行のチェックを行っている(S31)。コマンドが発行
されたらレジスタリード/ライト回路6を介してI/O
デバイス3のレシジスタ4にアクセスし、処理を開始す
る(S32)。次に、I/Oデバイス3の処理の終了を
レジスタ4のステータスを読出し、ステータス判定回路
8により判定する(S33)。処理が終了していれば、
割込み発生回路7からプロセッサ1に対して割込みを発
生する(S34)。
【0007】つぎに図2を参照して、図1に示すような
マイクロプムロセッサシステムにおける、マルチタスク
処理について説明する。図2には、OS−C上で、プロ
セスA、プロセスBの2つのプロセスが走っている様子
を示している。プロセスAはI/Oデバイス3にアクセ
スを行うプロセスで、I/Oデバイス3(ここではDで
表示)は本実施の形態では、[27]の位置に示すよう
にプロセスとは並列に実行される。先ず、[28]のポ
イントでOSがプロセスAをスケジュールし、[21]
のポイントでプロセスAが実行される。続いて[22]
のポイントで、プロセスAがI/OデバイスDへのコマ
ンド発行を行う。プロセスAはI/OデバイスDの処理
が何時終わるか分からないため、[29]のポイントで
OSに制御を渡す。OSは[24]のポイントでプロセ
スBに実行を渡し、これによりプロセスBが実行される
[24]。このプロセスBの実行区間[24]〜[2
5]内に、これと並行してI/OデバイスDの方は処理
行う。I/OデバイスDが処理を完了すれば割込み[2
3]を発生させる。この割込みにより、[30]のポイ
ントでOSに制御が渡り、[26]のポイントのように
プロセスAの実行が再開される。なお、この間の、I/
Oデバイス3(D)へのコマンド発行[21]からI/
Oデバイスの処理[27]の終了を判定して行う割込み
発行[23]の処理は、図3で説明したような割込み発
生器9が行う。このように、従来は図5に示したように
プロセスAの処理でI/Oデバイスが割込みを持たない
場合に、ポーリング[53]からプロセスBの実行[5
4]までマイクロプロセッサには無駄な時間が発生した
が、本発明の実施の形態によれば、図2に示すような割
込み発生器(ステートマシン)による割込み機能のため
に、I/Oデバイスの処理の終了と同時に割込みを発行
し、マイクロプロセッサには無駄な時間が無くなり、プ
ロセスA、B、・・・の処理を行うマルチタスクシステ
ムでも高能率な実行が可能になる。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、I/O
デバイスの処理の終了をステートマシンが割込みを発行
するので、マイクロプロセッサはI/Oデバイスに処理
のコマンドを発行した後は、他の処理へ移ることができ
るために性能を向上させることが可能になり、特に、マ
ルチタスクシステムでの性能を向上させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るマイクロプロセッサ
システムのブロック図である。
【図2】図1に示すマイクロプロセッサシステムの処理
の流れを示す図である。
【図3】図1に示すステートマシンの処理のフローチャ
ートである。
【図4】従来のマイクロプロセッサシステムのブロック
図である。
【図5】図4に示すマイクロプロセッサシステムの処理
の流れを示す図である。
【符号の説明】
1 マイクロプロセッサ 2 バス 3 I/Oデバイス 4 レジスタ 5 バスコントローラ 6 レジスタリード/ライト回路 7 割込み発生回路 8 ステータス判定回路 9 割込み発生器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロプロセッサと割込み機能を持た
    ないI/Oデバイスとを有するマイクロプロセッサシス
    テムにおいて、 ステートマシンがバスを介して前記マイクロプロセッサ
    と接続されるとともに、前記I/Oデバイスが該ステー
    トマシンに接続され、該ステートマシンが、該I/Oデ
    バイスのレジスタをリード/ライトして前記I/Oデバ
    イスへの処理を行い、前記I/Oデバイスの処理の終了
    を割り込みとして前記マイクロセッサへ通知することを
    特徴とするマイクロプロセッサシステム。
JP2000013091A 2000-01-21 2000-01-21 マイクロプロセッサシステム Pending JP2001202254A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003071437A1 (fr) * 2002-02-21 2003-08-28 Sony Corporation Dispositif de connexion externe, dispositif hote et systeme de communication de donnees

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