JP2001202181A - 表示装置及び携帯型情報処理装置 - Google Patents

表示装置及び携帯型情報処理装置

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JP2001202181A
JP2001202181A JP2000161011A JP2000161011A JP2001202181A JP 2001202181 A JP2001202181 A JP 2001202181A JP 2000161011 A JP2000161011 A JP 2000161011A JP 2000161011 A JP2000161011 A JP 2000161011A JP 2001202181 A JP2001202181 A JP 2001202181A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型の情報機器においても、カーソルによ
るポインティング動作やスクロール等の操作を、選択を
誤ることなく適確に行なうことができ、操作性をも向上
させることのできる表示装置及び携帯型情報処理装置を
提供すること。 【解決手段】 表示画面上に少なくとも第1の方向に沿
って形成される時間軸を含む表示画像を表示する表示手
段を有する。少なくとも前記時間軸を前記第1の方向に
て物理移動させる操作手段を有する。前記操作手段の操
作入力に基づいて、前記表示画面を表示制御する制御手
段を有する。前記操作手段は、前記第1の方向と交差す
る第2の方向に延びる回転軸を含む回転操作手段を有す
る。前記回転操作手段は、第1の物理量にて回転操作し
た時に、少なくとも前記時間軸が前記第1の物理量に対
応した第2の物理量にて物理移動するよう形成されるこ
と。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置及び携帯
型情報処理装置に関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】コンピュ
ータの画面表示形式の一つである汎用ウインドウシステ
ムでは、座標入力装置であるマウスやトラックボールな
どのポインティングデバイスにより、表示画面上のカー
ソルの位置やその移動を指示している。そして、表示画
面上の任意のアイコン(所定の座標を有する)にカーソ
ルを重ねて、例えばマウスのクリックボタン等の任意の
選択ボタンを押すことで、そのアイコンに予め関連付け
ておいたプログラムを起動したり、選択ボタンを押した
ままカーソルを移動させて表示画面上の任意の範囲を指
定しているものであった。
【0003】このような装置では、カーソルの操作によ
り、スクロールすることができる。
【0004】しかしながら、腕装着型の携帯機器例えば
時計等を腕に装着して操作部を操作する場合には、従来
通りの操作部の構成では、表示画面の変更やカーソルの
移動、画面のスクロール等の操作を行なおうとすると、
腕の装着方向、操作部の大きさの観点から、画面表面上
の位置指定やスクロールを良好に行なえず、選択を誤り
易いといった問題点があった。
【0005】また、全方向への移動可能なポインタ例え
ばマウス、トラックポイント等では、カーソルがふらふ
らしてその指示がかえって不安定となり、指示を適確に
行なうことができない。
【0006】例えば、図57に示すように、複数のアイ
コン2004を有するメニュー画面2000において、
カーソル2002を座標値(X1、Y1)の点P1 に移動
させようとすると、誤って座標値(X2、Y2)の点P2
に移動してしまう場合が生じる。この主たる原因は、例
えばマウスでは、全方向に移動可能であるために、ユー
ザーの手による操作を行なうと、自由度が大きい分かえ
って、目標とする点P 1 に対して誤差ΔX、ΔYを生じ
せしめ、ポイントからポイントに対して一発で正確に行
なえない。即ち、上述のP2 に誤って移動してしまった
場合には、再びP2 に向けて手操作により戻す作業を行
なうこととなる。
【0007】また、図58に示すような、携帯型情報処
理装置2010を用いて、カーソルを制御する手法も考
えられる。同図において、表示画面2014上に表示さ
れるカーソルは操作部2012により上下左右に全方向
に操作できることとなる。
【0008】しかし、 このような装置であっても、上
記同様の問題点が生じるのは言うまでもない。
【0009】特に、携帯用の情報端末においては、表示
画面、アイコン、操作部のいずれもが小さく形成される
ため、通常のPC等にて扱われている操作部、及びその
操作手法では、ユーザーにとって使い勝手が悪かった。
【0010】本発明は、上記した技術の課題を解決する
ためになされたものであり、その目的とするところは、
携帯機器のような小型の情報機器においても、カーソル
によるポインティング動作やスクロール等の操作を、選
択を誤ることなく適確に行なうことができ、しかも、操
作性をも向上させることのできる表示装置及び携帯型情
報処理装置を提供することにある
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る表示装置は、表示画面上に少なくとも第1の方向に
沿って形成される時間軸を含む表示画像を表示する表示
手段と、少なくとも前記時間軸を前記第1の方向にて物
理移動させる操作手段と、前記操作手段の操作入力に基
づいて、前記表示画面を表示制御する制御手段と、を有
し、前記操作手段は、前記第1の方向と交差する第2の
方向に延びる回転軸を含む回転操作手段を有し、前記回
転操作手段は、第1の物理量にて回転操作した時に、少
なくとも前記時間軸が前記第1の物理量に対応した第2
の物理量にて物理移動するよう形成されることを特徴と
する。
【0012】請求項1に記載の発明によれば、画面の時
間軸のスクロールする方向(第1の方向)と、その時間
軸をスクロールさせる操作手段の回転方向とを一致させ
ることができる。これにより、腕装着型の携帯機器で例
えば腕に装着して操作手段を操作する場合には、従来通
りの操作部の構成では、表示画面の変更やカーソルの移
動、画面のスクロール等の操作を行なおうとすると、腕
の装着方向、操作部の大きさの観点から、画面表面上の
位置指定やスクロールを良好に行なえないという問題が
あった。これに対して本発明では、スクロールの方向と
同一の方向に操作部を回転可能に形成しているので、ユ
ーザーの操作性が向上する。
【0013】また、全方向への移動可能なポインタ例え
ばマウス、トラックポイント等では、カーソルがふらふ
らしてその指示がかえって不安定となる。これに対して
本発明では、一軸方向にのみカーソルの移動が可能であ
ることから、移動を安定して的確に行うことができる。
加えて、この一軸方向に沿って回転可能な回転操作によ
り、当該一軸方向へのカーソルの移動を、回転する際の
遠心力と慣性を利用してより安定させながらもより速く
移動させることができる。これにより、回転操作を行う
ことで、カーソルの水平方向の的確な指示及び高速移動
が可能となり、操作の実行とそれに対応する画面の反応
が一義的なので、解りやすいインターフェイスが実現で
きる。
【0014】請求項2に記載の発明に係る表示装置は、
請求項1において、前記回転操作手段は、回転接線方向
が前記第1の方向と一致するように形成されることを特
徴とする。
【0015】請求項2に記載の発明によれば、回転操作
により操作できる操作手段を、拡大表示設定用の操作に
兼用することで、複雑な操作機構を形成せずに済み、ユ
ーザーの負担の低減及び低コスト化が図れる。
【0016】請求項3に記載の発明に係る表示装置は、
請求項1において、前記操作手段は、前記表示画面上の
予め定められた表示領域を拡大表示設定することを特徴
とする。
【0017】請求項3に記載の発明によれば、第2の方
向への方向性を規定することで、移動方向と、表示領域
の拡大する方向とが一致し、操作の表示画面の動作があ
たかも連動したかのように振る舞い、ユーザーにとって
使いやすい操作環境を提供できる。
【0018】請求項4に記載の発明に係る表示装置は、
請求項3において、前記操作手段は、少なくとも前記第
2の方向へ移動可能に形成されて、この第2の方向へ移
動することで、前記表示領域を拡大表示設定することを
特徴とする。
【0019】請求項4に記載の発明によれば、操作手段
を第2の方向の一方の方向へ移動させ、一端に位置する
表示領域を拡大すると、当該拡大された表示領域が一目
で判る。
【0020】請求項5に記載の発明に係る表示装置は、
請求項4において、前記操作手段は、前記表示画面の前
記第1の方向の一端に位置し、少なくとも前記第2の方
向の一方の方向に移動することで、前記表示画面上の前
記第2の方向の一端に位置する前記表示領域を拡大表示
設定することを特徴とする。
【0021】請求項5に記載の発明によれば、操作手段
を第2の方向の一方の方向へ移動させ、一端に位置する
表示領域を拡大すると、当該拡大された表示領域が一目
で判る。
【0022】請求項6に記載の発明に係る表示装置は、
請求項5において、前記操作手段は、前記第2の方向の
他方の方向に移動することで、前記表示画面上の前記第
2の方向の他端に位置する表示領域を拡大表示設定する
ことを特徴とする。
【0023】請求項6に記載の発明によれば、操作手段
を第2の方向の他方の方向へ移動させ、他端に位置する
表示領域を拡大すると、当該拡大された表示領域が一目
で判るので、操作性が向上する。
【0024】請求項7に記載の発明に係る表示装置は、
請求項5において、前記操作手段は、少なくとも前記第
1の方向に移動可能に形成されて、少なくとも第1の方
向に移動することで、前記表示画面上の少なくとも前記
第1の方向でのカーソル位置を移動設定することを特徴
とする。
【0025】請求項7に記載の発明によれば、操作手段
を、カーソル位置を移動設定するものとして兼用するこ
とができ、複雑な操作機構を設けなくても良いので、コ
ストダウン並びに小型装置に好適に適用できる。
【0026】請求項8に記載の発明に係る表示装置は、
請求項1において、前記回転操作手段は、前記表示画面
の前記第2の方向の一端に配置される第1の操作部にて
形成されることを特徴とする。
【0027】請求項8に記載の発明によれば、第2の方
向の一端に配置されることで、第1の操作部の回転軸を
第2の方向として、操作性を向上させている。
【0028】請求項9に記載の発明に係る表示装置は、
請求項8において、前記第1の操作部は、前記第2の方
向に移動可能に形成されて、前記第2の方向での移動操
作により前記表示画面上の前記第1の方向でのカーソル
位置を移動設定し、回転操作により前記表示画面上の前
記時間軸と直交する第3の方向での前記カーソル位置を
移動設定することを特徴とする。
【0029】請求項9に記載の発明によれば、第1の操
作部を、カーソル位置を移動設定するものとして兼用す
ることができ、複雑な操作機構を設けなくても良いの
で、コストダウン並びに小型装置に好適に適用できる。
【0030】請求項10に記載の発明に係る表示装置
は、請求項8において、前記時間軸と直交する第3の方
向に移動可能な第2の操作部をさらに有し、前記制御手
段は、前記第2の操作部の操作入力に基づいて、前記第
1の方向にて前記時間軸上の時間幅を拡大するように表
示制御することを特徴とする。
【0031】請求項10に記載の発明によれば、第2の
操作部をさらに設けて、時間軸を拡大表示することがで
きる。
【0032】請求項11に記載の発明に係る表示装置
は、請求項8において、前記時間軸と直交する第3の方
向に移動可能な第3の操作部をさらに有し、前記制御手
段は、前記第3の操作部の操作入力に基づいて、前記第
1の方向にて前記時間軸上の時間幅を縮小するように表
示制御することを特徴とする。
【0033】請求項11に記載の発明によれば、第3の
操作部をさらに設けて、時間軸を縮小表示することがで
きる。
【0034】請求項12に記載の発明に係る表示装置
は、請求項9において、前記制御手段は、前記時間軸と
直交する第3の方向に分割される各第1分割領域がほぼ
均等に表示される第1のモードと、少なくとも一つの前
記第1分割領域が拡大表示される第2のモードと、を切
り換えるモード制御手段を有し、前記モード制御手段の
モード切換を指示する第4の操作部をさらに有すること
を特徴とする。
【0035】請求項12に記載の発明によれば、第4の
操作部により第2のモードに切り換えることで、各第1
分割領域のうちいずれか一つを拡大して表示できる。こ
れにより、使用している領域がどの領域であるか一目で
認識できる。
【0036】請求項13に記載の発明に係る表示装置
は、請求項12において、前記表示手段は、前記第2の
モードの下層モードにて、前記第1分割領域を前記第3
の方向にて複数に分割表示される各第2分割領域を有
し、前記第2の操作部は、前記第2の方向での移動操作
により、前記カーソルを各前記第2分割領域の間をジャ
ンプ移動できることを特徴とする。
【0037】請求項13に記載の発明によれば、各第2
分割領域間にて、第2の操作部によりカーソルを自在に
移動操作できるので、階層に拘らず、全ての階層をジャ
ンプすることができるので、複雑な階層構造にみられる
ような操作における煩雑さ、操作工数を低減できる。
【0038】請求項14に記載の発明に係る表示装置
は、請求項13において、前記表示手段は、前記第2分
割領域が前記第1の方向にて複数に分割される各第3分
割領域を有し、前記第2の操作部は、回転操作により前
記カーソルを各前記第3方向分割領域の間をジャンプ移
動できることを特徴とする。
【0039】請求項14に記載の発明によれば、各第3
方向分割領域の間にて、第2の操作部によりカーソルを
自在に移動操作できるので、階層に拘らず、全ての階層
をジャンプすることができるので、複雑な階層構造にみ
られるような操作における煩雑さ、操作工数を低減でき
る。
【0040】請求項15に記載の発明に係る表示装置
は、請求項13において、各前記第2分割領域は、各々
異なる複数の階層構造にて表示され、前記第2の操作部
は、各々の前記階層の間を前記カーソルがジャンプ移動
できるよう形成されることを特徴とする。
【0041】請求項15に記載の発明によれば、これに
より、データ構造と、選択する操作とを一義的にするこ
とで、解りやすいインターフェースを実現している。
【0042】請求項16に記載の発明に係る表示装置
は、請求項1において、水平面に対する前記表示手段の
姿勢角度を検出する検出手段を有し、前記制御手段は、
前記検出手段の検出結果に基づいて、当該検出角度が所
定の姿勢角度の範囲内であるときに、電源をオンとし、
所定の前記姿勢角度の範囲外であるときに、電源をオフ
とするように制御する姿勢スイッチ制御部を有すること
を特徴とする。
【0043】請求項16に記載の発明によれば、表示装
置自体を所定の角度に傾けることで、電源をオン、オフ
することができ、ユーザーが表示装置の表示画面を閲覧
しない時には、電源をオフにして、無駄な表示動作を省
いて、低消費電力化が図れる。
【0044】請求項17に記載の発明に係る表示装置
は、表示画面上に少なくとも第1の方向に沿って形成さ
れる時間軸を含む表示画像を表示する表示手段と、少な
くとも前記表示画面上にて前記表示画像を操作入力する
操作手段と、前記操作手段の操作入力に基づいて、前記
表示画面を表示制御する制御手段と、を有し、前記表示
手段は、前記表示画面の前記時間軸と直交する第2の方
向にて分割される各表示領域を表示し、前記操作手段
は、前記第2の方向の一端側に移動させると該一端側の
前記表示領域が拡大し、かつ、前記第2の方向の一端側
に移動させた後に再度前記一端側に移動させると他のい
ずれかの前記表示領域が拡大するように操作できる第1
の操作部を有することを特徴とする。
【0045】請求項17に記載の発明によれば、第1の
操作部により、第2の方向への移動と表示領域の拡大方
向とが連動するので、表示領域の拡大する度合いを第1
の操作部の移動する度合いによって調整できる。このた
め、ユーザーにとって使い勝手のよい表示装置を提供で
きる。さらに、第2の方向の一端側では、2度連続して
移動されることで、1度のみの操作と異なる表示態様を
表示できる。このため、一つの装置にて複数の機能を持
たせることで、装置の小型化をも図ることができる。
【0046】請求項18に記載の発明に係る表示装置
は、請求項17において、前記操作手段は、前記第1の
方向の一端側に移動させると前記時間軸上の時間幅を拡
大表示設定できる第2の操作部を有することを特徴とす
る。
【0047】請求項18に記載の発明によれば、ズーム
アップとデータのオープンを同じ動作で行える。
【0048】請求項19に記載の発明に係る表示装置
は、請求項18において、前記第2の操作部は、再度前
記一端側に移動させるとアイコンの下層メニューが表示
できることを特徴とする。
【0049】請求項19に記載の発明によれば、第2の
操作部を、アイコン情報の下層メニューを表示するもの
として兼用でき、複雑な操作機構を設けなくても良いの
で、コストダウン並びに小型装置に好適に適用できる。
【0050】請求項20に記載の発明に係る表示装置
は、請求項19において、前記第2の操作部は、前記表
示画面上にて移動されるカーソルの指示位置により前記
アイコンの表示位置を指定入力するように操作するポイ
ンティングデバイスであることを特徴とする。
【0051】請求項20に記載の発明によれば、第2の
操作部を、カーソルの指示位置によりアイコン情報の表
示位置を指定入力するものとして兼用でき、複雑な操作
機構を設けなくても良いので、コストダウン並びに小型
装置に好適に適用できる。
【0052】請求項21に記載の発明に係る表示装置
は、請求項17において、水平面に対する前記表示手段
の姿勢角度を検出する検出手段を有し、前記制御手段
は、前記検出手段の検出結果に基づいて、当該検出角度
が所定の姿勢角度の範囲内であるときに、電源をオンと
し、所定の前記姿勢角度の範囲外であるときに、電源を
オフとするように制御する姿勢スイッチ制御部を有する
ことを特徴とする。
【0053】請求項21に記載の発明によれば、表示装
置自体を所定の角度に傾けることで、電源をオン、オフ
することができ、ユーザーが表示装置の表示画面を閲覧
しない時には、電源をオフにして、無駄な表示動作を省
いて、低消費電力化が図れる。
【0054】請求項22に記載の発明に係る携帯型情報
処理装置は、請求項1〜請求項21のいずれかに記載の
表示装置を特徴とする。
【0055】請求項22に記載の発明によれば、小型の
携帯機器で例えば腕に装着して操作手段を操作する場合
には、従来通りの操作部の構成では、表示画面の変更や
カーソルの移動、画面のスクロール等の操作を行なおう
とすると、腕の装着方向、操作部の大きさの観点から、
画面表面上の位置指定やスクロールを良好に行なえない
という問題があった。これに対して本発明では、スクロ
ールの方向と同一の方向に操作部を回転可能に形成して
いるので、ユーザーの操作性が向上する。
【0056】また、全方向への移動可能なポインタ例え
ばマウス、トラックポイント等では、カーソルがふらふ
らしてその指示がかえって不安定となる。これに対して
本発明では、一軸方向にのみカーソルの移動が可能であ
ることから、移動を安定して的確に行うことができる。
【0057】請求項23に記載の発明に係る携帯型情報
処理装置は、請求項22において、前記表示装置に配設
され装着者の腕に装着される腕装着部をさらに有するこ
とを特徴とする。
【0058】請求項23に記載の発明によれば、腕装着
部を形成することにより、例えば時計等のような極めて
小型の情報機器においても適用できる。
【0059】
【発明の実施の形態】以下、本発明を表示装置に適用し
た実施の形態について、図面を参照して具体的に説明す
る。
【0060】[実施の形態1] (システムの全体構成)図2には、本発明が適用された
システムの好適な一例が示されている。本例のシステム
は、第1の情報処理装置として一又は複数のユーザ端
末、PDAであるリスト型の携帯機器1と、第2の情報
処理装置として所定のサービスを提供するホストピュー
タであるパーソナルコンピュータ(以下「PC」とい
う)PC140と、を有する。このPC140と携帯機
器1とで、通信を行うことができるようネットワークを
構成している。PC140は、例えば自宅、会社等に設
置されており、携帯機器1は、装着者が腕等に装着して
使用するものとする。
【0061】PC140は、周知のように高性能のコン
ピュータを用いて構成されており、その内部には、図5
に示すように、時間を計側する計時部141と、各種デ
ータが記憶される記憶部142と、データを表示する表
示部143と、表示部143に表示される各種複数種類
の情報を操作する操作部144と、他の情報処理装置例
えば携帯機器1との間で情報の送受信を行なう通信手段
145と、音声情報を出力する音声出力部146と、音
声情報を入力する音声入力部147と、これらの各部を
司るCPU148と、を有する。
【0062】記憶部142内には、PC140自体を動
作させる専用のソフトウエア、本発明の特徴画面を生成
するための専用のアプリケーションソフトウエア等各種
のプログラム、携帯機器1にダウンロードするためのW
ebブラウザ、プロトコル等のその他のデータ等が記憶
されている。特に、上記特徴画面を生成するソフトウエ
アは、専用のPCカード等にてPC140本体の記憶領
域とは、別途独立して形成することが好ましい。
【0063】(データ同期化について)携帯機器1は、
独立して使用するものであるが、図2に示すように、携
帯機器1をシステムとしてPC140と同期化させて使
用することもできるよう構成される。
【0064】このデータ同期化を行なうためには、種々
の手法が考えられる。例えば、PC140及び携帯機器
1に、携帯機器1のデータとPC140に保持されるデ
ータの表示の比較を行い、データの更新及び同期化を指
示する図示しないデータ更新手段を形成する。この場合
に、データ更新手段は、図5に示すブロック図のPC1
40側の通信手段145、及び携帯機器1側の通信手段
15内に各々設けることが好ましい。
【0065】また、他のデータ同期化の方法としては、
携帯機器1の電源のオンによるシステムの立ち上げと共
に、携帯機器1からの要求に応じ、PC140の記憶部
142に記憶されたデータを携帯機器1の記憶部12内
にダウンロードする。そして、データを変更する必要が
生じた場合には、PC140の記憶部12内のデータを
書き換える。その後、携帯機器1の立ち上げにより、携
帯機器1は変更されたデータに基づいて同一状態に設定
される。
【0066】これにより、PC140又は携帯機器1の
いずれか一方の機器で、基本的なデータ入力や変更を行
うと携帯機器1又はPC140も自動的に更新される。
本例では、双方の機器1、140間の距離が遠距離であ
っても、ユーザーが意識せずに双方の機器1、140を
同期化させることができる。
【0067】また、PC140の表示部143で携帯機
器1の表示部13の内容を編集する場合、PC140の
表示部13の画面の一部に携帯機器1のイメージが表れ
る(図52)。従って、PC140側での情報を切り取
り、当該ウインドウ内に貼り付けることで、携帯機器1
側に所望の画像を取り込むことができる。この詳細につ
いては、実施の形態5で詳述する。特に、PC140内
にPCカードを組み込む場合に、表示が閲覧でき有効と
なる。
【0068】そして、本例システムでは、PC140側
の表示部143のサイズは大きく、携帯機器1側の表示
部13のサイズは小さく形成される。このため、単なる
同期化を行うのみでは、携帯機器1側ではPC140側
の表示画像が単に圧縮されて表示画像に表示されるにす
ぎない。そこで、本例では、表示部13と表示部143
の各表示画面は同一のイメージを持ち、ユーザーが自然
に二つの機器を同じものとしてとらえることができるよ
うに構成するため、以下の工夫がなされている。
【0069】即ち、携帯機器1側で、PC140側で形
成されるキャラクタパターンとは異なる独自のキャラク
タパターンを形成することで、同一イメージでありなが
ら、携帯機器側での各種アイコンの表示をユーザーに解
りやすく表示している。しかも、背景及びアイコンのキ
ャラクタイメージを同一にすることで、初心者にも視覚
的に理解し易いユーザーインターフェースとしている。
【0070】(携帯機器のハードウエア構成について)
図1には、携帯機器1の外観図が概略的に示されてい
る。本例の携帯機器1は、装着者の腕等に装着可能とな
るように、小型且つ軽量に形成されており、具体的に
は、装着者の腕に装着される図示しない腕装着部と、こ
の腕装着部に接続された例えばLCDディスプレイ等に
て形成される表示手段としての表示部13と、表示部1
3の上下左右に形成されて表示画面の各種の操作を行な
う操作手段としての操作部14と、を有している。
【0071】操作部14は、ラグビーボール型であって
楕円形状の回転操作手段である第1の操作ボタンとして
のカーソルボタン14A、第2の操作ボタンとしてのタ
ブスイッチ14B、第3の操作ボタンとしてのオプショ
ンボタン14C、音声入力部を機能させる第4の操作ボ
タンとしての録音ボタン14Dを有している。
【0072】具体的には、このカーソルボタン14A
は、図1Bの縦軸Yを中心としてθ方向に回転させる回
転操作と、矢印O方向に押した後に矢印P方向に上昇さ
せる押し上げ操作と、矢印O方向に押した後に矢印Q方
向に下降させる押し下げ操作と、の3つの操作が可能な
構成としている。従って、カーソルボタン14Aは、第
1の物理量(例えば距離、角速度、角加速度)にて回転
操作した時に、表示画像上の時間軸が第1の物理量に対
応した第2の物理量(例えば距離、速度、加速度)にて
物理移動させる機能を有する。この第1、第2の物理量
は、後述する記憶部に変換テーブル等を格納しておくこ
とにより容易に変換可能である。
【0073】また、タブスイッチ14Bは、紙面と垂直
な方向にて押し上げ押し下げ動作が可能なように構成さ
れている。
【0074】さらに、携帯機器1は、図2に示すよう
に、携帯機器1の制御を司どるCPU18を有し、その
バスラインには、操作部14及び表示部13が接続され
る。なお、図3、4に示す表示制御部の機能は、CPU
18の表示駆動機能および表示部13内の図示しない表
示用インターフェースにより実現される。
【0075】CPU18のバスラインには、記憶部12
が接続される。この記憶部12内は、例えば図14に示
すように、管理プログラムが格納されるコントロール部
22Aと、各種のデータが格納される実データ部22B
を有する。尚、この実データ部22Bの詳細については
後述するが、記憶部12内の実データ部22Bのデータ
は、例えばROM、RAM等に記憶させることが好まし
い。この場合、ROM内には、アイコンのキャラクタデ
ータ、メニュー画面の背景画面用のキャラクタ(背景イ
メージ)データ、フォントデータ、各アイコンの背景イ
メージ上の配置位置を定義した配置位置データ等を格納
したデータメモリを有する。また、ROM内には、本例
のメニュー表示を行なうプログラムや、本例装置が持つ
各種機能を定義した機能プログラム、携帯機器1の電源
がオンされた際に、CPU18を駆動し自機を立ち上げ
るためのブートプログラム、後述する第1〜第4の表示
設定部にて設定される予め定められた表示用プログラム
等の各種プログラムを格納したプログラムメモリを有す
る。ブートプログラムは、携帯機器1の電源をオンした
際に、PC140の記憶部142にアクセスし、Web
ブラウザ、通信用の各種プロトコル、その他のデータ等
を読込み、RAM内にダウンロードするよう構成され
る。
【0076】RAM内には、各種の設定用画面に対して
入力された入力情報が記憶される。従って、第1〜第4
の表示設定部の各機能は、CPU18の表示設定機能と
記憶部22および記憶部22内に配設された図示しない
メモリ用インターフェースの機能により実現される。
【0077】CPU18のバスラインには、さらに、計
時部11、音声入力部17、図示しないマイクロホン等
が設けられた音声出力部16等が続されている。
【0078】また、図2に示すブロック図のように、C
PU18のバスラインにはPC140と通信を行うため
の通信手段15が接続される。そして、この通信手段1
5の中には、赤外線通信を行なう赤外線通信部(IRD
A)15Dと、無線通信を行なう無線通信部15Cと、
これら各々に接続されてモデムの機能を有するモデム1
5Bと、電話機15Eと、この電話機15Eそのものを
シリアルのインターフェースとして含み、前記モデム1
5Bに接続される通信部15Aと、を有する。この通信
部15AがCPU18に接続される。また、赤外線通信
部(IRDA)15D内には、赤外線の送信部(ポー
ト)を有する。モデム15Bは、シリアルのビット列を
CPU18が受け取るソフトモデムとして構成される。
そして、モデム15B内には、赤外線のインターフェー
スがあり、モデム15B及び通信部15Aの処理はCP
U18が行なう。このため、携帯機器1は、赤外線通信
による通信と、電子メールの送受信とが可能である。
【0079】また、CPU18には、ユーザーに情報告
知を行うための告知手段19Bが接続されている。この
告知手段19Bとしては、例えば、段階的な振動等にて
ユーザを刺激する振動発生手段、段階的なにおいを発生
するにおい発生手段、段階的にアラームの音色を変更す
る音色変更手段、段階的に調整可能な光を発生する光発
生手段、段階的に調整可能な電気ショックをユーザーに
与える放電発生手段、等が挙げられる。さらに、CPU
18には、バッテリーとしての電源供給手段のバッテリ
ー容量を検出するバッテリー容量検出手段19Aが接続
されている。
【0080】また、水平面に対する表示部の姿勢角度を
検出する図示しない検出手段をも接続しても良い。この
場合には、CPUは、検出手段の検出結果に基づいて、
当該検出角度が所定の姿勢角度の範囲内であるときに、
電源をオンとし、所定の姿勢角度の範囲外であるとき
に、電源をオフとするように制御する姿勢スイッチ制御
部として機能する。これにより、表示装置自体を所定の
角度に傾けることで、電源をオン、オフすることがで
き、ユーザーが表示装置の表示画面を閲覧しない時に
は、電源をオフにして、無駄な表示動作を省いて、低消
費電力化が図れる。
【0081】(携帯機器の表示画面について)図1A
は、電源投入後の初期画面20(デフォルトビュー)の
状態を示している。この初期画面20では、表示部13
の上部領域に表示されて現在の曜日を表示する曜日表示
のエリア20Aと、中部領域に表示されて現在の時刻を
表示する時刻表示のエリア20Bと、表示部13の下部
領域に表示されて現在の日付を表示する日付表示のエリ
ア20Cと、が表示できるように構成される。
【0082】電源投入後に、表示部13には、図1Aに
示すように、先ず初期画面20が表示され、タブスイッ
チ14Bの操作により、図1Bに示すメイン画面として
のスケジュール表示モード30Aが表示される。
【0083】このスケジュール表示モード30Aでは、
表示画面最上部の日付表示エリア40と、所定の時間軸
を表示する縦線にて形成され、カレンダーとしてのスケ
ジュール表示エリア50と、前記スケジュール表示エリ
ア50の時刻単位を示す時間軸表示エリア60Aと、表
示画面最下部のアイコン表示エリア70と、を有する。
【0084】この日付表示エリア40の下端には、スケ
ジュール表示エリア50上の現在時刻を表示した矢印で
あるブラックバー44が形成されており、カーソルとし
て機能する。
【0085】そうして、このブラックバー44の指し示
す時間軸の縦線54を境界に、過去を示す時間領域の背
景画面を背景画面着色表示エリア52として例えば灰色
等にて着色表示を行っている。
【0086】また、スケジュール表示エリア50には、
所望の予定時刻にスケジュールアイコン56を有してお
り、このスケジュールアイコン56を操作することで、
下位メニューのスケジュールの閲覧ができる。
【0087】また、時間軸表示エリア60Aには、スケ
ジュールアイコン56に対応する時間軸上の位置を着色
表示する予定有無着色表示エリア62として形成してい
る。図1Bでは、スケジュールアイコン56が、9時か
ら12時にまで亘って形成されているので、予定有無着
色表示エリア62においても、9時から12時を着色表
示して、時間軸上にて予定の有無を一目でわかるように
形成している。このようにすることで、ユーザーは、視
覚的に簡単に現在の予定を見いだすことができる。
【0088】アイコン表示エリア70には、ボイスメモ
を登録したことを表すマイクアイコン72と、電子メー
ルにてメッセージを受けたことを示す封筒アイコン74
とが表示されている。これらの各アイコンを、スケジュ
ールアイコン56同様に操作することで、下位メニュー
のボイスメモの試聴、電子メールの閲覧等ができる。
【0089】タブスイッチ14Bを押すことで、スケジ
ュール表示モード30Aの時間軸を、6時間モード、1
2時間モード、1週間モード、1ヶ月モードに切り換え
えて、各モード毎に各々ズームイン(拡大表示)するこ
とができる。また、タブスイッチ14Bを持ち上げるこ
とで、ズームアウト(縮小表示)を行うことができる。
図1Bでは、6時間モードを示しており、図6Aでは、
12時間モード、図6Bでは、1週間モードを表示して
いる。
【0090】図8Aにおいて、カーソルボタン14Aを
押し下げることで、スケジュール表示モードからメモモ
ードに切り替わる。即ち、カーソルボタン14Aの押下
操作により、図8Bに示すように、日付表示エリア40
がアイコン表示エリア70にまで下方にジャンプする。
そして、カーソルボタン14Aを回転させることで、所
望のアイコンの位置まで移動させ、マイクアイコン72
Aの位置にまで移動させたならば、タブスイッチ14B
を押すことで、録音した内容を音声出力部を介して聞き
取ることができる。
【0091】次に、この録音情報をスケジュール表示エ
リア50に組み込む場合には、図8Cに示すように、タ
ブスイッチ14Bを持上操作により、マイクアイコン7
2Aを上昇させてブラックバー64に接触させる。そし
て、図9Aのようにカーソルボタン14Aを押し上げ操
作することで、図9Bのように日付表示エリア40が上
昇する。その後、カーソルボタン14Aを回転させるこ
とで、図9Cに示すように、所望の時刻例えばPM6時
にまでマイクアイコン72Aを移動させる。そして、タ
ブスイッチ14Bを押し下げることで、マイクアイコン
72Aがカーソルから離れ、マイクアイコン72Aをス
ケジュール表示エリア50上に貼り付けて、時間軸への
予定の組み込みが完了する。
【0092】さらに、図10Aに示すように、オプショ
ンボタン14Cを1回操作することで、モードを切り換
えることができ、再度押すことで、元のノーマルモード
(スケジュール表示モード)に戻ることができる。
【0093】本例では、図10Bに示すようなデータべ
ースモード100にも切換可能としている。ここで、デ
ータベースモード100においては、4つのカテゴリー
「Clients」110、「Vendors」111、「Personal」
112、「Setting」113に分類されている。尚、「S
etting」モードは、時刻調整や、各種の調整を行うため
のモードである。
【0094】カーソルボタン14Aの操作により、選択
バー(カーソル)103を水平方向に移動させ、いずれ
かのカテゴリーを選択し、図10Cに示すように、タブ
スイッチ14Bの操作により、「Clients」 110リス
トを選択する。すると、図11Aのような画面が表示さ
れ、カーソルボタン14Aを回転させることで、選択バ
ー103が水平方向に移動し、イニシャル例えばKを選
択する。
【0095】すると、図11Bに示すように、名前リス
トの横に、上下方向に移動可能な仮想的なカーソル12
2が表示され、カーソルボタン14Aの押上又は押下操
作により、所望の名前を選択できる。尚、カーソル12
2が表示画面の端に到達すると自動的にスクロールがな
される。
【0096】そして、タブスイッチ14Bの操作によ
り、図11Cに示す名前によって与えられる情報を閲覧
できる。その後、カーソルボタン14Aの押上又は押下
操作により、仮想的なカーソル122を上下方向に移動
させることで、スクロールさせ、所望の情報を探すこと
ができる。
【0097】また、電子メールを受け取ると、図6Cに
示すような、告知ウインドウ80が表示される。この告
知ウインドウ80には、発信者の顔写真、発信者名、発
信時刻を表示することができる。
【0098】なお、急ぎの情報でない場合には、情報告
知は行われず、自動的に封筒アイコン74の貼り付けが
行われ、後でユーザは、当該アイコン74を選択するこ
とにより、内容を閲覧できる。
【0099】さらに、ボイスメモを録音する場合には、
録音ボタン14Dを操作することで、図12の表示画面
90が表示されている期間内に録音を行うことができ
る。
【0100】そうして、図1Bのスケジュール表示モー
ドにおいては、カーソルボタン14Aの回転操作によ
り、時間軸方向と同一方向にスクロールすることができ
る。これにより、腕装着型の携帯機器例えば時計等を腕
に装着した状態で、操作部を操作する場合には、従来通
りの操作部の構成では、表示画面の変更やカーソルの移
動、画面のスクロール等の操作を行なおうとすると、腕
の装着方向、操作部の大きさの観点から、画面表面上の
位置指定やスクロールを良好に行なえないという問題が
あった。これに対して本例では、スクロールの方向と同
一の方向に操作部を回転可能に形成しているので、ユー
ザーの操作性が向上する。
【0101】また、全方向への移動可能なポインタ例え
ばマウス、トラックポイント等では、カーソルがふらふ
らしてその指示がかえって不安定となる。これに対して
本例では、一軸方向にのみカーソルの移動が可能である
ことから、移動を安定して的確に行うことができる。加
えて、この一軸方向に沿って回転可能な回転操作によ
り、当該一軸方向へのカーソルの移動を、回転する際の
遠心力と慣性を利用してより安定させながらもより速く
移動させることができる。これにより、回転操作を行う
ことで、カーソルの水平方向の的確な指示及び高速移動
が可能となり、操作の実行とそれに対応する画面の反応
が一義的なので、解りやすいインターフェイスが実現で
きる。
【0102】また、本例では、表示枠外データの表示
(キャッチネット・メタファ)の機能を有している。時
間軸の貼り付けたメモ(或いはオブジェクト)は時間が
過ぎて表示上の時間軸が移動していくのに伴い動いてい
く。しかし、その貼付いた位置の時間が表示の外に出て
も必要なメモは表示枠外に消えることなく残る。
【0103】このような場合には、例えば表示部13の
過去を示す左端領域に亘って図示しないキャッチネット
エリアを専用に設け、そこに時間軸をはずれたデータを
貼付ける。即ち、キャッチネットエリアは、時間経過に
伴い表示画面上より消失するアイコン情報を、時間軸表
示エリアに表示する。
【0104】このキャッチネットエリアの表示処理を行
なうには、図21Cに示すフローチャートのように行な
う。
【0105】即ち、時間軸移動の更新処理と共に、キャ
ッチネットエリアにアイコンが入ったか否かの判断を行
なう(S70)。入った場合には、キャッチネットエリ
アにて時間軸に関係なく、アイコンを積層等の表示を行
なう(S71)。入らない場合には、通常の時間軸に従
って、アイコンの表示がなされる。そして、キャッチネ
ットエリア内のアイコンは、スケジュールアイコンの予
定発生時間からK時間後(予定入力時刻と現在時刻との
差がK時間を超える場合)に、キャッチネットエリア上
の表示画面から当該アイコンを削除する(S72)。こ
れにより、アイコンは、ある一定のK時間が経ったら消
すことができる。
【0106】(携帯機器のソフトウエア構成について)
図3には、上記のような階層構造を達成するための、携
帯機器のブロック図が示されている。
【0107】同図において、各種モードを設定するため
の表示制御系として、操作部14、音声入力部17、第
1〜第4の表示設定部210A〜210D、表示制御部
260、表示部13、音声出力部16、音声出力制御部
270を有する。操作部14は、第1〜第4の表示設定
部210A〜210Dに接続され、表示部13の画面の
選択および各種情報を設定入力する情報が出力される。
本例では、操作部14を、カーソルボタン14A等及び
そのインターフェースにて構成している。カーソルボタ
ン14Aを回転させると、後述する表示制御によりカー
ソルが画面上にて移動し、この操作により画面上に表示
された各種メニューの選択等が可能となる。
【0108】次に、第1〜第4の表示設定部210A〜
210Dの詳細を、図4を参照して説明する。
【0109】第1の表示設定部210Aは、特定のメタ
ファにて表示された背景画面上に、時刻を示すフォント
データを合成した電源ON後の初期画面を表示情報とし
て設定する。そして、タブスイッチ14Bを操作するこ
とで、メイン画面に移る。
【0110】第2の表示設定部210Bは、各種モード
を構成する上位メニュー群を表示情報として設定する。
本例では、項目として3つのモード「スケジュール」、
「1週間単位の時間軸」、「データーベース」を有す
る。この3つのモード群は、表示部13の電源ON後の
初期画面を経て設定されるメイン画面上に表示される。
そして、オプションボタン14Cを操作することで、メ
イン画面上にていずれかひとつのモードを選択すると、
当該選択モードが表示される。
【0111】この選択された情報は、第2の表示設定部
210Bから、第3、第4の表示設定部210C、21
0Dに出力される。
【0112】なお、上述したメイン画面上には、他に、
「スケジュール」モードには、アイコン表示欄に各種の
アイコン56・72・74等が表示される。また、この
モードには、時間単位の時間軸が表示され、当該時間軸
上にスケジュールがある場合に背景を着色表示するため
の予定有無背景着色表示エリア欄に、背景色が表示され
る。「データベース」モードには、当該データベースを
検索する場合の各種項目表示欄が表示される。これら、
各種アイコン等は、カーソルボタン14Aを操作して、
画面上にてカーソルを移動させることで、いずれかひと
つのアイコン、文字等を選択できる。この選択された情
報は、第2の表示設定部210Bから、第3、第4の表
示設定部210C、210Dに出力される。
【0113】第3の表示設定部210Cは、第2の表示
設定部210Bからの出力に基づき、この第2の表示設
定部210Bにて選択されたアイコン、文字等の上位メ
ニューに、さらに複数の下位メニューが存在する場合に
は、その下位メニュー群を表示情報として設定する。例
えば、第2の表示設定部210Bにてボイスメモを意味
する「マイクアイコン」72が選択された場合には、第
3の表示設定部210Cにより、その下位メニュー群と
して「ボイスメモ表示画面」が各々表示情報として設定
される。これらの下位メニュー群は、表示駆動部の駆動
により表示部13上のメイン画面上に開かれた例えばウ
インドウ等内に表示される。
【0114】その後、カーソルボタン14Aを操作する
ことで、各モード画面上にてカーソルを移動し、各モー
ド画面上にていずれかひとつの下位メニューが選択され
る。この選択情報は、第3の表示設定部210Cから、
第4の表示設定部210Dに出力される。
【0115】第4の表示設定部210Dは、第2(又は
第3の)表示設定部210C(210D)からの出力に
基づき、選択された上位メニュー(その上位メニューに
下位メニューが存在しない場合に限る)又は下位メニュ
ーに対応する表示画面又は設定用画面を表示情報として
設定する。
【0116】第4の表示設定部210Dにより画面が設
定されると、表示駆動部は、各モード画面に代えて、表
示部13上にさらに下位のメニュー画面を表示制御する
ことになる。
【0117】例えば「データベース」モードで、第3の
表示設定部210Cにより、名前選択画面120(図1
1B)を表示した場合には、第4の表示設定部210D
により、個人データ表示画面130(図11C)が表示
される。
【0118】尚、この後に、選択された項目に対応する
各種情報を、トラックボールの操作により入力すること
も可能となる。トラックボールの操作により設定された
条件情報は、表示部23上に表示されている設定用画面
中に重畳して表示され、設定した情報の確認が可能とな
る。
【0119】また、下位メニューが複数ある場合には、
必要に応じて、第5、第6・・の表示設定部を形成すれ
ば良い。
【0120】(表示設定部)ここにおいて、各表示設定
部210の詳細を図4を用いて説明する。同図に示すよ
うに、表示設定部210には、主として計時部11から
の時間情報と通信部15から通信情報とに基づいてデー
タ本体の処理を行なうデータ処理部230と、データ処
理部230からのデータ並びに操作部14からの操作入
力に基づいて表示画面上の背景イメージ、アイコン用キ
ャラクタデータ等の生成を行い、表示画面自体を設定
し、ユーザーインターフェースを処理するUI処理部2
40と、データ処理部230にて処理されるデータ及び
UI処理部240にて処理される各種のデータが記憶さ
れた記憶部22と、を有する。データ処理部230とU
I処理部240とは、操作部24からの入力処理に対し
て互いに通信を行なう。
【0121】データ処理部230は、メールのデータを
処理するメール処理部230A、メモのデータを処理す
るメモ処理部230B、データベースのデータを処理す
るデータベースデータ処理部230C、ボイスメモのデ
ータを処理するボイスメモ処理部230D、・・・等各
種アプリケーションの機能に応じた処理部が形成されて
いる。
【0122】このデータ処理部230にて処理される情
報の種類としては、通信部15からの通信情報と、計時
部11からの時間情報、操作部24の操作に基づく入出
力情報等が挙げられる。通信情報には、例えば通信部2
5を介して送受信される電子メール情報と、この電子メ
ール情報に付髄するヘッダ部に格納されて当該電子メー
ル情報の着信時間に関する着信時間情報と、を有する。
この着信時間情報と電子メール情報とがセットで通信情
報として記憶部12内のデータ管理部220に格納され
る。また、通信情報が音声情報である場合には、音声通
信情報は、ボイスメール情報に付髄するヘッダ部に格納
されて当該ボイスメール情報の着信時間に関する着信時
間情報と、を有する。
【0123】入出力情報には、スケジュールが入力され
たスケジュール情報と、このスケジュール情報のヘッダ
部の第1のヘッダに格納されてユーザーがスケジュール
情報の予定実行時間を指定した場合の指定時間情報と、
このスケジュール情報のヘッダ部の第2のヘッダに格納
されて計時部11に基づいてユーザーが操作入力した操
作入力時間情報と、がセットで入出力情報として記憶部
12内のデータ管理部220に格納される。また、入出
力情報が音声情報である場合には、音声入力情報は、ボ
イスメモが入力されたボイスメモ情報と、このボイスメ
モ情報のヘッダ部に格納されてユーザーがボイスメモ情
報を入力した入力時間情報と、を有する。
【0124】UI処理部240には、データ処理部23
0で処理されるデータ本体に付髄する添付データ例えば
ヘッダ部の着信時間情報、ファイルサイズ、ファイル数
等の添付データの内容を解析する内容解析部242と、
計時部21からの時間情報や操作部24からの操作入力
に基づいて表示画面を更新するための更新処理部244
と、背景画面を生成するための背景画面用キャラクタデ
ータ制御部250A、アイコン情報を生成するためのア
イコン用キャラクタデータ制御部250B、文字情報を
生成するためのフォントデータ制御部250C、各デー
タ制御部250A〜250Cからのいずれかのデータを
合成する状態保持部を含む画像合成部252と、を有す
る。
【0125】内容解析部242は、ヘッダ部の複数のヘ
ッダ1、2、・・・の内容を解析するヘッダ解析部24
2A、ファイルサイズの内容を解析するファイルサイズ
解析部242B、ファイル数を解析するファイル数解析
部242、・・・等の各種データの解析機能を有してい
る。また、ヘッダ解析部242Aも、例えばヘッダ部に
着信時間情報が格納している場合には、着信時間用のヘ
ッダ解析部として機能し、例えばヘッダ部に指定時間情
報が格納している場合には、指定時間用のヘッダ解析部
として機能する。
【0126】メタファ環境生成手段としての背景画面用
キャラクタデータ制御部222Aは、操作入力制御部2
80からの制御信号に基づいて、データ処理部230の
実行結果を受け取り、ユーザーが日常生活で知覚できる
現実世界の景色や事象を模擬したメタファ(キャラクタ
データ)を用いた背景画面を形成して表示部23に出力
する。
【0127】アイコン表示用キャラクタデータ制御部2
22Bは、内容解釈部242の出力である解釈結果を受
け取り、記憶部22からのデータ(予め用意した機能群
から対応する機能を選択したデータ)に従って表示画面
等の動作状態の変更を画像合成部252に指示する。例
えばヘッダ部に着信時間情報が格納されている場合に
は、ヘッダ解析部242Aでの解析結果(着信時間の比
較)に基づいて、データ格納部222のアイコン用キャ
ラクタデータ格納部222B内のアイコン表示用キャラ
クタデータを、表示部23上の表示画面上に着信順に表
示処理するためのアイコン表示用キャラクタデータ制御
部として機能する。また、ヘッダ部に指定時間情報が格
納されている場合には、ヘッダ解析部242Aでの解析
結果(指定時間の比較)に基づいて、データ格納部22
2のアイコン用キャラクタデータ格納部222B内のア
イコン表示用キャラクタデータを、表示部23上の表示
画面上に予定時間順に表示処理するためのアイコン表示
用キャラクタデータ制御部として機能する。
【0128】このように、例えば電子メール情報の中に
は、データ本体であるテキストデータと、この電子メー
ル情報のヘッダ部に格納されて、テキストデータに付髄
する添付データと、を有する。この添付データとして
は、例えば着信時間、ファイルサイズ等が挙げられる。
そして、内容解析部242は、添付データの有無の判断
を行なうと共に、添付データ例えば着信時間等の摘出を
行なう。このため、ヘッダ解析部242A(着信時
間)、ファイルサイズ解析部242B(データ量)の機
能部では、添付データもヘッダ部にファイル名が入って
いるので、拡張子例えばTXT、GRPグラフィック、
Exls等の特徴的な拡張子により判断する。
【0129】このようにして、情報を摘出して、例えば
緊急度を示す着信時間に基づいて、アイコン用キャラク
タデータ制御部222Bは、対応するキャラクタデータ
を引出して、オブジェクトに反映させる。
【0130】画像合成部252内には、状態保持部が設
けられ、現在の動作状態を保持し、その動作状態を表示
制御部260を介して表示部13に出力する。
【0131】記憶部12は、データ処理部230で処理
されたデータを格納しておくデータ管理部220と、U
I処理部240で処理されるデータを格納しておくデー
タ格納部222と、を有する。
【0132】データ管理部220は、住所録等を処理す
るデータを管理するメールデータ格納部220Aと、メ
モのデータを管理するメモデータ格納部220Bと、ボ
イスメモのデータを管理するボイスメモデータ格納部2
20C、・・・・等の各層がある。
【0133】データ格納部222は、複数種類の背景画
面用キャラクタデータ(時間軸、空のメタファ等)を格
納しておく背景画面用キャラクタ格納部222Aと、複
数種類のアイコン情報のアイコン用キャラクタデータを
格納しておく背景画面用キャラクタ格納部222Bと、
複数種類のフォントデータを格納しておくフォントデー
タ格納部222Cと、を有する。背景画面用キャラクタ
格納部222Aには、例えば空のメタファにおける空の
景色や外観のように、適用したメタファの表示イメージ
が格納される。
【0134】また、記憶部12のデータ格納部222に
は、背景画面用キャラクタデータ、アイコン用キャラク
タデータ、フォントデータの他、メタファルール蓄積部
が設けられ、メタファルール蓄積部は、例えば操作環境
を表す時間軸等で構成した画面における各種キャラクタ
の移動範囲や表示方法のように、適用したメタファの取
り決め事項を記述したメタファルールを蓄積する。
【0135】操作入力制御部280には、操作部14か
らの操作入力に基づいて、音声入力部17からの音声入
力情報をデータ処理部230に対して送信制御する音声
入力制御部280A、複数の操作ボタン14A・14B
・14C・・・と表示部13上のアイコン情報、カーソ
ル等との対応関係を制御するキー入力割当制御部280
Bと、入力される音声入力情報以外の入力情報例えば手
書き文字入力等の入力情報を、表示部13上のフォント
と対応させるためのデータ入力制御部280Cと、表示
画面の階層(上位メニュー⇔下位メニュー)の切換、各
階層を択一的に表示するように制御する階層制御部とし
ての画面階層制御部280D、表示画面の各種モードの
切換を制御するモード切換制御部280E、表示画面の
全体及び特定領域の拡大縮小を制御する(時間軸上の単
位時間間隔を拡大縮小可能に可変したり、時間軸の拡大
縮小に連動して、アイコン情報の大きさを拡大縮小可能
に可変する)拡大縮小制御部280Fと、表示画面のス
クロールを制御するスクロール制御部280G、表示画
面のアイコン情報の移動等を制御するアイコン移動制御
部280H、・・・等の各種操作に応じた制御部が形成
される。
【0136】操作入力制御部280は、例えば、データ
入力制御部280C等が機能する場合は、操作入力時
に、表示部13に対応する入力座標位置を検出し、表示
画面の状態に応じて座標位置をデータとしてUI処理部
240に出力する機能をも有する。
【0137】表示制御部260は、画像合成部252か
ら現在の状態を受け取り、必要な表示イメージを読み出
して表示画面を形成し、表示部13に出力する。
【0138】このようにして、上述のデータ管理部22
0を第1の記憶手段とし、各種データ格納部222を第
2の記憶手段としている。
【0139】データ管理部220は、属性の異なる複数
種類の情報例えばメールデータ(通信情報)、メモデー
タ(入出力情報)等がメールデータ格納部220A、メ
モデータ格納部220B、ボイスメモデータ格納部22
0C等各属性毎に分類格納されている。各格納部には、
表示データ以外に、複数種類の情報の種類を識別するた
めの複数の属性情報が、例えばメールデータを示すファ
イル専用の拡張子、メモデータを示すファイル専用の拡
張子、ボイスメモデータを示すファイル専用の拡張子、
等の各種形式で格納される。また、これらの表示データ
には、複数種類の情報に関連する複数の時間情報が付随
することとなる。
【0140】各種データ格納部222のアイコン用キャ
ラクタ格納部222Bには、複数の属性情報に各々対応
した複数種類のアイコン情報が格納されている。また、
背景画面用キャラクタ格納部222Aには、時間軸を表
示するための時間軸表示データ、時間軸表示エリアを背
景表示するための背景表示データ、時間軸表示エリアの
背景を着色表示する背景画面着色データ、アイコン情報
の時間軸と対応する時間領域を着色表示する時間軸着色
データ、等が記憶される。
【0141】なお、時間軸表示データは、時単位で区分
されて表示される第1の階層を表示する第1の階層表示
用時間軸データと、日単位で区分されて表示される第2
の階層を表示する第2の階層表示用時間軸データと、週
単位で区分されて表示される第3の階層を表示する第3
の階層表示用時間軸データと、月単位で区分されて表示
される第4の階層を表示する第4の階層表示用時間軸デ
ータと、を有する。
【0142】従って、制御手段210は、属性情報に基
づいて、複数種類の情報の属性に各々対応するアイコン
情報を選択し、複数種類の情報に関連する時間情報に基
づいて、選択されたアイコン情報を時間軸上の対応時間
に各々配列されるように表示画面上の表示を制御する。
また、背景画面用キャラクタデータ制御部250A、画
像合成部252により背景画面生成部を形成している。
【0143】複数種類の情報が、通信部15を介して送
受信される電子メール情報である場合には、電子メール
情報のヘッダ部には着信時間に関する着信時間情報を有
する。従って、制御手段210は、着信時間情報に基づ
いて、アイコン情報を表示画面上に着信順に表示処理す
る。
【0144】複数種類の情報は、操作入力されるメモ情
報である場合には、メモ情報のヘッダ部には操作入力さ
れた入力時間情報を有する。従って、制御手段210
は、入力時間情報に基づいて、アイコン情報を表示画面
上に作成順に表示処理する。
【0145】複数種類の情報が、todoリストである
場合には、ヘッダ部にはユーザーが予定実行時間を指定
した指定時間情報を有する。従って、制御手段210
は、指定時間情報に基づいて、アイコン情報を表示画面
上に予定時間順に表示処理する。
【0146】このように、本発明の表示装置は、第1の
記憶手段、第2の記憶手段、表示手段、制御手段を有す
る。
【0147】(メニュー画面の表示処理)本例の表示画
面の一例を示す図1Bを参照すると、例えば背景画面は
時間軸のレイアウトを中心に表現され、背景画面の中の
オブジェクトは、アプリケーションプログラムの起動を
指示するための封筒アイコン74で構成される。ここ
で、内容解析部242は、電子メール情報のヘッダ部に
添付データとして添付されている情報例えば着信時間、
ファイルサイズ等の内容を解析する。そして、キャラク
タデータ制御部250は、この着信時間、ファイルサイ
ズ等に基づいて、緊急度を示す着信順、ファイルサイズ
により異なる形状、等のアイコン表示処理を行なう。
【0148】ユーザは、操作部14で選択(ポインティ
ング操作)することにより、これらのオブジェクトを操
作可能である。
【0149】封筒アイコン74を選択した場合には、対
応するアプリケーション(電子メール関連プログラム)
が起動され、アプリケーションの表示ウインドウ(下位
メニュー、下位の指示画面)が表示される。
【0150】即ち、先ず、表示部13に示されているよ
うな操作世界が表示されている状態で、ユーザーが封筒
アイコン74を選択すると、操作入力制御部280によ
り表示部13に対応する入力座標が検出され、現在の画
面の状態(入力位置に封筒アイコン74が表示されてい
ること)から対応するデータ(アプリケーションの起動
要求)が生成される。データ処理部230は、このデー
タをキャラクタデータ制御部250を介して受け取り、
アプリケーションプログラム(電子メール関連プログラ
ム)から対応する処理を選択的に実行し、実行結果(ア
プリケーションの起動完了等)を出力する。
【0151】キャラクタデータ制御部250は、データ
処理部230からこの実行結果を受け取り、メタファル
ール蓄積部等に蓄積されているルール(アプリケーショ
ン起動に関するルール)を得て対応する画面表示状態
(フォントデータ制御部により背景画面上にフォントを
合成表示する)を決定する。画像合成部252は、この
指示によって動作状態を変更し、新しい動作状態を表示
制御部260に出力する。表示制御部260は、この新
しい動作状態に従って、必要な表示イメージ(アプリケ
ーション起動画面等)を読み出して表示画面を形成し、
表示部23に出力する。このようにして、ユーザーが封
筒アイコン74を選択した結果としてアプリケション起
動画面が表示される。
【0152】アプリケーションの実行中は、カーソルに
より表示画面上のリスト選択やソフトボタン等のオブジ
ェクトを選択することで、アプリケーションへの入力を
行い、以降表示画面上のオブジェクトを選択して処理の
指示を行なう。アプリケーションの実行を終了すると、
ウインドウが閉じ、起動前の時間軸のメタファ画面に戻
る。これにより、内容や状況の詳細が画面表示され、ア
プリケーションの選択や実行等の様子がユーザーに視覚
的に示される。
【0153】さらに、操作部24は、受け取った新しい
動作状態に従って、以降のユーザ入力の座標位置からデ
ータ(アプリケーションの入力等)を生成する。このデ
ータは、同様に、データ処理部230が受け取り、アプ
リケーション実行中の入力データとして処理される。そ
の結果は、フォントデータ制御部250Cで対応するフ
ォントデータを呼び出し、画像合成部252の動作状態
(表示画面等)を変更し、表示制御部260を介して表
示部23の表示が変更される。
【0154】ユーザーがアプリケーションを終了する入
力を行なうと、同様にして画像合成部252の動作状態
が変更され、ウインドウが閉じ、メイン画面に戻る。表
示制御部260は、画像合成部252の変更された動作
状態を受け取り、キャラクタを表示変更(イメージ変更
や移動等)して表示部23に出力する。このように操作
して、その実行状態を視覚的にユーザーに示す。
【0155】このように、メタファによって統一された
操作世界を提供することにより、アプリケーションの実
行内容が視覚的に理解し易く、ユーザーが日常得られる
知識だけで表示内容や動作が容易に理解できる。
【0156】さらに、一例として、スクロール処理を行
う場合は、通常は操作部14に基づいて、スクロール制
御部280Gが更新処理部244を更新させることで、
順次表示部13の表示画面を書き換えていく処理が行わ
れる。但し、背景画面自体を動かさずに、現時刻を例え
ば1時間先に読み直して、時間データのみを変えて再度
表示させるような処理を行なうことが好ましい。即ち、
一端、全部画面をフラシュして、背景画面を表示する。
次に1時間先のデータを生成して、各種キャラクタを合
成していく。一方向へ画面上で動かして、更新処理部2
44による更新処理を繰り返す。但し、移動した不足分
の新たな表示領域のみを生成するような構成にすること
が好ましい。即ち、スクロール前後で共通する表示画面
は、状態を保持しておき、スクロール後では、状態保持
された画面を再表示し、新たに追加すべき表示領域だけ
をもう1度書くという表示アルゴリズムを予め用意して
おけば良い。
【0157】また、スケジュールの予定のある時間の背
景画面の色を変える表示処理を行なう場合には、期間の
開始時刻と終了時刻とを解析する必要がある。即ち、ス
タート時間とエンド時間を付随データとしてデータ本体
に持たせておく。また、スタート時間と予定時間とを組
合せて付随データとして持たせても良い。そして、メー
ルでは、重要度以外に、出席者等の諸々のデータを複数
ヘッダとして持ってるため、タイトルと時間が同時に表
示できる。これにより、スケジュールの詰まり具合が読
みとれる。
【0158】さらに、拡大縮小処理を行なう場合には、
拡大縮小制御部280F及び更新処理部244に基づ
き、拡大又は縮小した各キャラクタパターンを複数用意
し、操作部の操作状況に応じて一つ、一つ更新してい
く。
【0159】ここで、電源投入により表示される初期画
面、メイン画面の表示処理に関して、メニューを表示す
るための各種データテーブルを図16〜図17を用いて
説明する。
【0160】図16Bは、メニューデータテーブル(Ta
ble2 )であり、該テーブルは、各メニューデータを識
別するメニュー名称データ、メニューを表示する際の形
式を示すメニュー形式データ、メニューの背景として使
用する図17Aの背景画面用キャラクタデータが格納さ
れているアドレスを差し示す背景画面用キャラクタジデ
ータポインタBI1〜BI7、・・・、各アイコンの配
置位置を画面上のX座標とY座標で示した配置位置デー
タとで構成される。尚、次の階層に位置するメニューを
示す次階層メニュー番号データ、該メニューで提供する
アイコンを表すアイコン番号データをも格納することが
好ましい。
【0161】このメニューデータテーブルにより定義さ
れているメニューは、メイン画面と該メニューの次階層
の各モードである。本例のスケジューラの持つ機能と対
応したアイコンを、デスクメニュー上に表示する。
【0162】また、図16Aは、アイコンデータを複数
保持したアイコンデータテーブル(Table1 )であり、
該テーブルは各アイコンデータを識別し、各アイコンに
対応する機能の名称である機能名称データと、図17B
の各アイコンのキャラクタデータが格納されているアド
レスを指し示すポインタであるキャラクタデータポイン
タDI1〜DI7、・・・、と、各アイコンに対応する
機能を定義した図14の機能プログラムF1〜F9が格
納されているアドレスを指し示すポインタである機能プ
ログラムポインタとで構成される。
【0163】以上がメニューを表示するための各種デー
タテーブルである。次に、表示処理について簡単に説明
する。
【0164】メニューデータテーブル(Table2 [図1
6B])により、表示するメニューのメニュー形式を参
照し、全画面であった場合には、背景画面用キャラクタ
データポインタBI1〜BI7、・・・、の指し示す背
景画面用キャラクタデータ(図17A)を画面全体に表
示する。尚、ポップアップ形式であった場合には、ポッ
プアップウインドウのウインドウ枠を表示し、同様に上
記ポインタの指し示す背景画面用キャラクタデータを該
ウインドウ内に表示する。次に、メニューデータテーブ
ル(Table2 )の合成されるべきアイコン及びアイコン
配置位置データを参照し、アイコンデータテーブル(Ta
ble1 )の中の、上記アイコンに対応するアイコンデー
タのキャラクタデータポインタDI1〜DI7、・・
・、の指し示すキャラクタデータ(図17B)を参照
し、表示するアイコンを組立、上記組み立てたアイコン
をメニューデータテーブルの配置位置データ(X1
1)、・・・、に従って、画面に配置して表示する。
【0165】アイコン選択があった場合は、当該アイコ
ンの機能プログラムポインタF1〜F8、・・を参照
し、対応する機能プログラム(図14のF1〜F9)を
起動する。
【0166】(メール処理部)データ処理部230内の
メール処理部230A内には、図示しないのメール入出
力手段、メール送受信制御手段、宛先リスト管理手段等
が内在されている。メール入出力手段は、新規にメール
を作成するためのメール作成処理部、メールを送信する
ための送信操作処理部、メールの宛先リストを変更する
ためのメール編集処理部を有する。メール送受信制御手
段は、メールを宛先リストに従って送信するメール送信
処理部と、メールを受信したことを受信者に通知するメ
ール受信処理部を有する。宛先リスト管理手段は、宛先
リストを初期化する宛先リスト初期化処理部と、新規に
宛先を追加する宛先リスト追加処理部と、宛先を削除す
る宛先リスト削除処理部を有する。
【0167】(データ構造)ここで、上記のようなウイ
ンドウ表示を行うために、記憶部12内のデータ管理部
220内のメールデータ格納部220Aに格納されて、
プログラムで使用するデータ構造について説明する。図
14は、メールデータ格納部220Aの格納されるデー
タの階層構造を示したものである。
【0168】記憶部12は、管理プログラムが格納され
るコントロール部22A、電子メール関連プログラムF
1を含む各種アプリケーションプログラムF1〜F9、
上記Table1、2 を含む各種テーブル、キャラクタデー
タ222A・222B・フォントデータ220Cを含む
各種データ格納部222、データ管理部220を有す
る。
【0169】この記憶部12により、表示画像を生成す
るための情報を少なくとも格納するための本発明の情報
記録媒体を構成する場合には、少なくとの図14に示す
各種情報を有していれば良い。
【0170】この場合、複数種類の情報の種類を識別す
るための複数の属性情報、複数種類の情報に関連する複
数の時間情報、等は各ヘッダ部に格納される。複数の属
性情報に各々対応した複数種類のアイコン情報は、各種
アイコン用キャラクタデータ222Bとして、時間軸を
表示するための時間軸表示データは、背景画面用キャラ
クタデータ222Aとして格納される。また、属性情報
に基づいて、複数種類の情報の属性に各々対応するアイ
コン情報を選択し、複数種類の情報に関連する時間情報
に基づいて、選択されたアイコン情報を時間軸上の対応
時間に各々配列されるように表示画面上の表示を制御す
るための情報は、管理プログラム22Aとして格納され
る。
【0171】データ管理部220には、メールデータ格
納部220A、メモデータ格納部220B、データベー
スデータ格納部220C、・・等を有する。
【0172】メールデータ格納部220Aは、複数のフ
ァイル1、2・・・により形成され、1つのファイルに
は、ヘッダ部220A−1・220A−2・220A−
3・・・・・と、メールの内容に関する実データ部22
0A−15が形成される。ヘッダ部220Aには、ヘッ
ダ1(220A−1)として着信時間、ヘッダ2(22
0A−2)としてファイルサイズ、ヘッダ3(220A
−3)として名前(ID)等の情報が格納される。
【0173】メールデータ格納部220Aは、表示ウイ
ンドウ内に表示される各ノードに対して各々作成され、
記憶部22に格納される。詳しくは、ファイルサイズ、
着信日時、名前(ID)、送信者の顔写真(又は絵文
字)のビットマップデータ、顔写真の表示位置、顔写真
の大きさ、開封日時、転送日時、メール表示ウインドウ
の表示位置、メール表示ウインドウの大きさ、メール表
示ウインドウ下欄の時刻表示位置、時刻表示領域の大き
さ、時刻表示文字の大きさ、メール内容の文字(フォン
ト)の大きさ、メール内容に関する実データ(データ本
体)、送信者リスト、転送先情報(住所禄、宛先アドレ
ス等)のリスト、属性、アイコンへのポインタ、コメン
ト等の各エントリを有して構成される。尚、本例では、
実データ(データ本体)以外のこれらの付随情報を例え
ば上の階層からヘッダ1、ヘッダ2、・・・とし、上述
したヘッダ解析部242Aでは、これらの内容が解析さ
れることとなる。
【0174】この他、各種テーブルとして、(メール表
示画面用)ウインドウ管理テーブル、宛先名簿管理テー
ブル、等を有することが好ましい。
【0175】ここで、名前(ID)は、各ユーザーの識
別子であり、通常、識別子にはユーザの氏名、ニックネ
ーム等が使用される。宛先アドレスには、メールを送信
するアドレスが設定される。なお、一般の電子メールに
おいて、電子メールアドレスは、記憶部の格納場所を指
定するための情報であり、この格納場所にアクセスし
て、自分宛のメールの着信状況を把握する。開封日時
は、計時部21内のリアルタイムクロックにより与えら
れ、受信したメールを初めて見た日時が設定される。転
送日時には、受信したメールを予め設定した宛先リスト
に従って、メールを送信(転送や返送)した日時が設定
される。属性は、データ構造体に対応するノードである
受信者が、宛先リストを編集可能である否か、又は、当
該受信者が不在か否かを示すフラグが設定される。表示
座標及び大きさには、データ構造体に対応するノードに
示す文字列、アイコン等を表示する表示ウインドウ内の
座標、文字列、アイコン等の大きさが設定される。アイ
コンへのポインタには、表示ウインドウ内に表示するデ
ータ構造体に対応するノードを示すアイコンのイメージ
(画像情報、キャラクタデータ)が格納されている領域
へのポインタが設定される。コメントには、入力したコ
メントが設定される。尚、これらのエントリの数を可変
に形成しても良い。
【0176】ウインドウ管理テーブルは、各ウインドウ
群を表示画面上に表示するためのデータセットの集まり
であり、記憶部に格納される。ウインドウ管理テーブル
には、ウインドウ名、ウインドウの座標、ピクセル数で
設定されるウインドウの横幅及び高さの各項目を有し、
例えばメッセージ表示ウインドウ、住所録表示インドウ
等の各項目に対応したデータセットの集まりで構成され
る。
【0177】また、メールデータ格納部220Aには、
宛先名簿管理テーブルを有する。宛先名簿管理テーブル
は、登録全ユーザーの各種情報を保持するものであり、
保持された各種情報は、一覧形式でウインドウに表示さ
れる。このテーブルには、名前、宛先アドレス等の各項
目を有し、登録各ユーザーの上記各項目に対応したデー
タセットの集まりで構成される。
【0178】(携帯機器の動作)図18には、携帯機器
の動作フローチャートが示されている。先ず、携帯機器
の電源をオンし、その立ち上げを行うとCPUは記憶部
内に記憶されたブートプログラムに従い、通信部を介し
てPCにアクセスし、記憶部に記憶された端末用OS、
プロトコル、その他必要なデータを読み出す。
【0179】次に、携帯機器1は、表示部13上に、例
えば図1Aに示すような初期画面として表示する。次に
メイン画面に移ると、アイコンは、データに基づき、ア
イコン用の機能が割り付けられ、表示エリア内にキャラ
クタとして表示される。これにより、ユーザは、各機能
を視覚的に瞬時に判断でき、より使いやすい携帯機器を
実現できる。なお、本例において、表示されるキャラク
タは、静止画として表示してもよいが、必要に応じて動
画として表示してもよい。
【0180】電源のONにより、まず初期画面が表示さ
れ(ステップ「以下S」1)、操作部により操作するこ
とで(S2)、メイン画面が表示される(S3)。この
メイン画面の表示は、図3に示す第1の表示設定部21
0Aからの表示情報に基づいて行われる。すなわち、図
2に示すCPU18は、記憶部12内に記憶されたメイ
ン画面に対応する表示情報を呼び出し、この情報を表示
部13に転送し表示する。
【0181】このメイン画面は図1Bの通りであり、分
割表示されたいずれか1つのメニューの選択が可能とな
る。
【0182】ここにおいて、メイン画面を表示するS3
では、より詳細には図20A、図20Bに示すフローチ
ャートのような処理が行われる。先ず、何らかの操作を
した時には、画面を更新しなければならない状態が発生
する。すると、メイン画面の更新の有無を判断し(S3
0)、画面を更新するための背景画面の背景表示処理を
行なう(S32)。この背景表示処理は、メイン画面を
生成するための背景表示処理であるから、例えば図17
Aに示す背景画面用キャラクタデータBI1〜BI7、
・・・を特定位置に貼り付けるようにして、表示制御を
行なう。
【0183】次に、メール有るか?という指令(S3
3)に対して’YES’であれば、表示画面上に図6C
に示すようなウインドウを表示し、情報の告知を行なう
(S34)。この情報告知は、メールが携帯機器に着信
した時のみ行われるので、先ずS34aで、最初(1回
目)の表示がどうかを判断し(S34a)、メールの発
信者の顔写真やトピックを一時的に表示すると共に、所
定の期間例えば1秒間表示を行なうと、自動的に表示を
消す処理を行なう(S34b)。
【0184】次に、メールの内容解析を行なう(S3
5)。ここでは、通信により送られてくるメールそのも
のの内容であるデータを処理する(S35a)。例えば
先ず、当該データを記憶部22内のデータ管理部220
のメールデータ格納部220Aに記憶させる。さらに、
データが送信されてくる際には、図15に示す電磁信号
のように、その先頭には複数のヘッダ部(220A−1
・・・・220A−N)があるため、このヘッダ部(2
20A−1・・・・220A−N)に格納された各種情
報(例えば、メールの発信者名、着信日時等)をヘッダ
解析部242Aが読み取る。ファイルサイズもこれに付
髄してくる情報であるので、ファイルサイズの解析を行
なう(S35c)。
【0185】この他、詳述しないが、メールの発信者名
等をヘッダ部の解析により、解析される。
【0186】このようにして、図4に示す背景画面用キ
ャラクタ制御部、アイコン用キャラクタ制御部により各
々対応するキャラクタを、記憶部に格納されているビッ
トマップイメージより成る複数のキャラクタの中から、
封筒アイコンのビットマップイメージを選択し、例えば
封筒アイコンを背景画面上に合成表示する(S37)。
【0187】その後、他にメールがあるかを判断し(S
37)、メールがある場合には、S34〜S36を繰り
返し、メールがない場合は、更新があるまで待機状態と
なる(S30、31の繰り返し)。プログラムは、キー
入力が発生するまで待機する。このようなステップをメ
ールに対してなくなるまで繰り返すと、背景画面上に、
封筒アイコンが並列配置される。
【0188】尚、S35において、例えば緊急度の高低
を、例えば着信時間の早遅で定義し、しかも、緊急度の
高い場合には、第1のアイコンを、低い場合には、第2
のアイコンを貼付すると決めておけば、ヘッダ解析部で
は、現在時刻より前のある一定の時間を基準に前の場合
は緊急度低、後の場合は緊急度高としておき、この解析
に基づいて、S36でキャラクタデータ制御部により、
所望のキャラクタのアイコンが表示画面上に合成される
ことになる。
【0189】また、ヘッダ部には、電子メールの書かれ
た時間等の情報が保存されているので、これらの情報に
基づいて、時間軸上の所望位置に時間順に封筒アイコン
を貼付できる。
【0190】上記メールの場合同様、メモの場合も、メ
イン画面の更新の有無を判断し(S41)、背景画面の
表示処理を行う(S42)。
【0191】次に、メモがある?という指令(S43)
に対して’YES’であれば、表示画面上に図1に示す
ようなポストイットウインドウを表示する(S44)。
【0192】尚、S43で、’メモにはどんなメモがり
ますか’というのを呼ぶ判断ブロックを含めても良い。
【0193】そして、上記S35同様の内容解析を行う
(S45)。即ち、ヘッダ部には、メモの書かれた時間
等の情報が保存されているので、これらの情報に基づい
て、時間軸上の所望位置にスケジュールを貼付できる。
また、データに、テキストデータが入っているとする
と、本文をもらい、フォントデータ制御部は、フォント
データ格納部とデータ処理部とに基づいて、対応するフ
ォントデータを抽出して、画像合成部に出力する。そう
すると、フォントデータ格納部には、1234、ABC
DEというフォントデータがあるので、そこから一つず
つ持ってきてスケジュールアイコン上に貼っていくこと
で、文字情報が出力する(S40)。尚、フォントデー
タ格納部には、明朝体やゴシック体に限らず、手書文字
の雰囲気を醸し出す種々のフォントデータが格納されて
いる。
【0194】その後、他にメモがあるかを判断し(S4
7)、メモがある場合には、S44〜S46を繰り返
し、メモがない場合は、更新があるまで待機状態となる
(S40、41の繰り返し)。このようなステップをメ
モに対してなくなるまで繰り返すと、背景画面上にスケ
ジュールアイコンが配置される。
【0195】尚、メモ用のアイコンや、スケジュールア
イコン、ボイスメモ等の各種の異なる種類の情報に関す
る各種のアイコンを表示画面上に表示する場合にも同様
の手法により合成表示されるので、それらの詳細な説明
は省略する。
【0196】さらに、アイコン用キャラクタデータ制御
部が、ファイルサイズの解析により、ファイルサイズが
ある一定サイズ以上のものは第1のアイコンを選択し、
一定サイズ以下のものは第2のアイコンを選択するよう
に制御することで、第1のアイコンと第2のアイコンが
それぞれ表示画面上に合成表示されることとなる。
【0197】また、上記S32、S44の背景表示処理
において、本例では、メイン画面上に時間軸が表示され
ているので、この時間軸を生成するためのフローを、図
21Aのフローチャートを用いて説明する。
【0198】操作部の操作によるスクロールや拡大縮小
表示、モード切換等の更新がある場合(S50)には、
表示画面上に表示される標準サイズでの表示領域(表示
スケール)を確定し(S51)、当該スケールにて時間
軸を背景画面上に合成表示する(S52)。次いで、現
在時刻を確認し(S53)、表示スケールと現在時刻に
基づいて、時間軸の表示画面上の一端及び他端に表示さ
れる時刻、及び現在時刻を示す矢印の表示位置を決定す
る(S54)。その後、現在時刻よりも過去の背景画面
を着色表示する(S55)。尚、計時部により、現在時
刻は順次進行していくので、現在時刻との整合をとるた
めに、計時部での時刻経過に伴い絶えず時間軸の表示の
更新処理が行われることは言うまでもない。これによ
り、時間経過に伴い、時間軸及び複数種類の情報が表示
画面上を順次移動するようにユーザーに視覚的に見える
こととなる。
【0199】さらに、本例の時間軸は、単位時刻毎の格
子状の複数の升目が連接して形成され、予定が入ってい
る時間軸の升目は、背景画面が着色表示されている。こ
の場合も、図21Bに示すように、S32、S44の背
景表示処理において、時間軸上の対応時刻にキャラクタ
を合成表示し(S60)、その後前記升目、予定有無エ
リア、の対応するエリアを着色表示すれば良い(S6
1)。
【0200】次に、図18に戻り、このようにして、メ
イン画面が表示されると、操作部の操作により画面を元
に戻す場合には、初期画面に戻り(S4)、ない場合に
は、他の操作があるまで待機状態となる。
【0201】操作部により、モード変更操作がある場合
には(S6)、図13に示すモード切換制御部280E
により、各モードでの背景画面の表示が行われる(S
7)。このモード変更操作は、操作部(スライダ)を上
下に操作することで行う。ここにおいては、メイン画面
の表示処理(S3)とは、背景画面用のキャラクタが異
なるだけで、その他アイコン、時間軸等の合成表示処理
は、上記S2(より詳細には図20A・図20BのS3
0〜S37、S40〜S47)とほぼ同一であるので、
その詳細な説明は省略する。
【0202】同様に、操作部の操作により画面を元に戻
す場合には、メイン画面に戻り(S8)、ない場合に
は、他の操作があるまで待機状態となる。
【0203】操作部により、スクロール操作がある場合
には(S10)、図13に示すスクロール制御部230
Gにより、スクロール後の背景画面の表示が行われる
(S11)。このスクロール操作は、操作部を操作する
ことで、画面上にてカーソルを移動させることで行う。
ここでも、メイン画面の表示処理(S3)とは、背景画
面用のキャラクタが異なるだけで、その他アイコン、時
間軸等の合成表示処理は、上記S2(より詳細には図2
0A・図20BのS30〜S37、S40〜S47)と
ほぼ同一であるので、その詳細な説明は省略する。
【0204】同様に、操作部の操作により画面を元に戻
す場合には、各モードの画面に戻り(S12)、ない場
合には、他の操作があるまで待機状態となる。
【0205】操作部により、拡大又は縮小の操作がある
場合には(S14)、図13に示す拡大縮小制御部28
0Fにより、拡大又は縮小後の背景画面の表示が行われ
る(S15)。ズーミング等は、指定された操作部を操
作することにより実現可能である。ここでも、メイン画
面の表示処理(S2)とは、背景画面用のキャラクタ、
各アイコン用のキャラクタのサイズが異なるだけで、そ
の他アイコン、時間軸等の合成表示処理は、上記S2
(より詳細には図20A・図20BのS30〜S37、
S40〜S47)とほぼ同一であるので、その詳細な説
明は省略する。その後、再びプログラムはキー入力が発
生するまで待機し、キー入力が検出された場合、ズーミ
ング解除のためのキー入力であるかどうかを判断する。
【0206】同様に、操作部の操作により画面を元に戻
す場合には、各スクロール後の画面に戻り(S16)、
ない場合には、他の操作があるまで待機状態となる。そ
の後、他の表示変更操作がある場合には、上記各種の操
作を行うこととなる(S5、S4、S13、17)。
【0207】他の表示変更操作がない場合、A処理(S
18)を行なう。このA処理では、図19に示すよう
に、先ず、各画面において、各種アイコンが表示されて
いるため、ユーザーは所望のアイコンを選択するか否か
を判断する(S19)。
【0208】ここで、アイコンの選択は、操作部を操作
することで、画面上にてカーソルを移動させ、このカー
ソルをいずれか1つのアイコン上に位置させてクリック
することで行う。これにより、図19のS19がYES
となる。一例として操作部の操作により選択されたアイ
コンの情報は、第2の表示設定部210Bより第3及び
第4の表示設定部210C・210Dに出力される。こ
の情報入力を受けた第3の表示設定部は、選択されたア
イコンにさらに複数の下位メニュー群が存在するか否か
を判断する(S20)。選択されたアイコンに複数の下
位メニュー群が存在すると第3の表示設定部により判断
された場合には、各モード画面上に下位メニュー群を表
示する。この表示は、第3の表示設定部により各モード
画面上にウインドウを開き、このウインドウ内に下位メ
ニュー群を並列にて表示することで行う。例えば、図1
0に示す上位メニュー群のアイコンのうち、ステップ1
9にて「赤い鳩アイコン」が選択された場合には、この
アイコンに対応する下位メニュー群すなわち「電子メー
ル表示画面1」の表示を行うことになる(S21)。
【0209】下位メニューの選択もアイコンの選択と同
様に、操作部を操作することで行われる。操作部の操作
によりいずれか1つの下位メニューが選択された場合に
は、S23の判断がYESとなり、選択された下位メニ
ューの情報が、第3の表示設定部より第4の表示設定部
に出力され、S24に移行することになる。なお、S2
0の判断がNOの場合にも、同様にS24に移行する。
ステップS20の判断がNOとなる場合とは、下位メニ
ュー群が存在しないオブジェクトを選択した場合であ
る。この場合には、第2の表示設定部からの出力に基づ
き、選択されたアイコンに対応する設定画面が存在する
ことが第4の表示設定部にて判別されるので、第4の表
示設定部の機能によりS24以降が実施される。あるい
は、第3の表示設定部により、対応する下位メニュー群
が存在しない旨の情報を第4の表示設定部に向け出力し
てもよい。
【0210】上述したS19〜S24の動作を行うこと
で、いずれか1つの項目が特定され、以降は第4の表示
設定部の機能によりS25以降の動作が実施される。こ
の第4の表示設定部は、特定された項目に対応する設定
画面を表示部上に表示する。そして、この設定画面中に
表示されたカーソルを、操作部の操作に基づいて、デー
タ入力制御部280Cにより移動およびクリック操作す
ることで,各種の入力が行われる。操作部の操作により
入力が行われるとS25がYESとなり、入力された情
報を設定画面に中に表示することになる(S26)。そ
の後、後述する動作により入力が終了した場合には、S
27がYESとなり、S3、7、11、15に戻ってメ
イン画面が再度表示される。また、この設定画面には、
同一クラスに包含される他の下位メニューが表示されて
おり、この設定画面上にて他の下位メニューが選択され
た場合には、S28がYESとなってS21に戻り、選
択された下位メニューに対応する設定画面が表示されて
いることになる。S28およびS27がNOである場合
は、S25〜S27を繰り返し行うことになる。
【0211】これら、第1〜第4の設定部での上位メニ
ュー、下位メニューの階層を操作部24の操作に基づい
て、画面階層制御部280Dが制御することとなる。
【0212】また、アイコンを所望の位置へ移動させる
場合には、操作部の操作に基づいて、アイコン移動制御
部280Hを制御する。この制御に基づいて、UI処理
部240の例えばアイコン用キャラクタデータ制御部2
50Bでの所望のアイコン及びアイコン貼付位置が決定
されて、表示部に出力される。
【0213】尚、音声入力等を行なう場合も、操作部2
4に基づいて、音声入力部27より音声入力を行なう。
音声入力制御部280Aにより音声情報がデータ管理部
に移動される。指定の時間が来ると、操作部により音声
出力制御部270は、記憶された音声情報を取り出し、
音声出力部20へ音声出力すると共に、表示制御部を介
して表示部にも、所望の表示を行なうこととなる。
【0214】図24には、上記のような画面表示の階層
構造が示されている。操作部により、データベース表示
モードと、スケジュールモードとの切換が可能である。
【0215】図25A〜図25Cには、画面をスクロー
ルさせると共に、ズーミングを行なった場合の表示画面
を示している。このスクロール処理を行なう場合には、
先ず、図32Aに示すように、ラグビーボール型の操作
部であるカーソルボタン301Aを回転させ(S10
0)、処理A(S101)によって、回転方向を決定す
る。
【0216】即ち、S101の処理Aでは、先ず、回転
方向が右回転か左回転がを判断する(S110)。次い
で、左方向に回転した場合には、左方向に回転した分の
回転量例えば回転角度、回転数等を検出する(S111
a)。次いで、検出した回転量に対する表示画面上での
スクロール移動量を、予め記憶部等にて用意されている
回転量−スクロール移動量変換テーブル等を用いて算出
する(S112a)。その後、算出されたスクロール移
動量の分だけ、表示制御部にて表示画面の移動処理、即
ち表示画面の更新処理を行なう(S113a)。このよ
うにすることで、表示画面スクロール処理(S102)
に到達できる。
【0217】尚、このスクロール処理に係る表示画面の
更新処理にあっては、スクロールにより横方向に移動し
た分Xが、表示画面の横方向のサイズX1よりも少ない
場合には、更新する必要のない旧データの表示領域X1
−X分は、一旦状態を保持して表示画像を残しておき、
新規に表示される領域Xの部分のみを追加するような更
新処理を行なうことが好ましい。こうすると、スクロー
ル時の処理速度の向上等を図ることができる。
【0218】また、S110で、右方向に回転した場合
には、S111b〜S113bに示すように、S111
a〜S113a同様の処理を行なう。尚、S112bで
は、回転量−スクロール移動量変換テーブルを左回転用
に専用に設けているが、右回転用のものを兼用しても良
い。
【0219】そして、スクロール処理に関する表示処理
を行う(S102)。その後、カーソルボタン301A
の回転が停止したかを確認し(S103)、B処理を行
なう(S104)。
【0220】本例の操作部のカーソルボタン301A
は、回転操作による表示画面のスクロール処理に加え、
押上、又は押下操作による表示領域の拡大縮小処理、ブ
ラックバー(カーソル)の上下方向での移動処理をも行
なうことができる。従って、以下のB処理をも行なうこ
とができる。
【0221】S104のB処理では、図32Cに示すよ
うに、カーソルボタン301Aの押下操作、又は押上操
作がある場合(S120)には、押上操作か押下操作の
どちらの操作が行われたかを判断する(S121)。操
作がない場合には、B処理は終了する。押上操作があっ
た場合には、下部の表示領域を拡大する表示処理を行な
う(S122)。押下操作があったことを検出した場合
には(S123)、上部の表示領域を拡大する表示処理
を行なう(S124)。そして、拡大表示を終了させる
場合には、B処理を終了させ、拡大表示処理を続行する
場合には、S121からのステップを繰り返す(S12
5)。
【0222】このように、実施の形態1では、表示画面
上には、作成又は着信した表示データをその時点での時
間軸において表示データの内容を整理管理することがで
きる。これにより、複雑な階層構造をとらずに時間をキ
ーとして容易に検索できる。
【0223】また、データを意図的にある時間軸上に移
動することで、リスト、スケジュールとして活用するこ
とができる。さらに、時間軸が時の経過と共に動いてい
くので、現在と対象とする事象、イベント等との相対的
な時間位置関係がよくわかる。
【0224】また、時間軸の表現、過去と未来とを表示
色(又は白黒反転)で識別することができるので、現在
の位置は、異なる表示色の境界で表現。これにより、表
示の時、象限が過去、未来、現在が、一目で分かる。
【0225】また、時間のスケール調整(ズーム)、時
間軸の各桁(月、週、日、時間等の階層)はその階層毎
にズーミングできる。時間スケールと連動した表示内容
の拡大縮小ができる。ズームのスケール(5時間、12
時間、一週間のスケジュール)に合わせてデータの表示
する範囲を自動的に変化させる。
【0226】時間軸のスケールの拡大、縮小で各スケジ
ュール等に付髄する細かいデータは見えたり(拡大)、
見えなかったり(縮小)する。縮小した場合でも、スケ
ジューリングのボリュームだけは面積的な表示をするこ
とにより、概略の詰まり具合がわかる。
【0227】尚、上記例では、回転入力部とスクロール
との制御関係を、3回回転すると画面が数センチ分移動
するというようなテーブルを用意することで達成した
が、回転角検出手段をCPUに接続して、回転角と横移
動量との対応関係を定義した回転角−横方向移動変換テ
ーブルを記憶部に記憶させ、CPUは回転角−横方向移
動量変換制御手段として機能するよ構成しても良い。
【0228】なお、上述のソフトウエア構成、メモリマ
ップ等は、携帯機器に限らず、他の情報処理装置、P
C、EWS等にも適用できることは言うまでもない。
【0229】[実施の形態2]次に、本発明に係る表示
装置の実施の形態2について、図23〜図33を用いて
説明する。尚、上記実施の形態1と同様の構成について
は、その詳細な説明は省略する。本例では、表示画面の
構成を図23A、図23Bのように構成している。
【0230】同図において、本例の携帯機器300の操
作手段としての操作部301は、回転入力手段、第1の
操作部であるリューズ301Aと、リューズ301Aの
上方にある第2の操作部であるズームインボタン301
B、リューズの下方にある第3の操作部であるズームア
ウトボタン301C、表示部の下方にある第4の操作部
であるファンクションボタン301D、録音ボタン30
1Eを形成している。
【0231】リューズ301Aは、図23Aの矢印R又
はS方向に回転させる回転操作と、T方向で押し引き可
能な押す操作と、の2つの操作が可能な構成としてい
る。この回転操作により、カーソルの上下方向(U、
V)の移動を行い、カーソルが画面の上端又は下端にく
ると、画面の上方向(U)又は下方向(V)へのスクロ
ールが可能となる。
【0232】ズームインボタン301Bは、スケジュー
ル表示モード内における、5時間モード、12時間モー
ド、1週間モード、1ヶ月モード、1年モードへとモー
ド切換を行なうものであり、戻る場合には、ズームアウ
トボタン501Cを操作する。また、ズームインボタン
301Cは、アイコンの選択を行い、下位メニュー画面
を表示するものである。ズームインボタン301Bとズ
ームアウトボタン301Cを同時に押すと、いかなる画
面であっても、現在の時刻を表示する1日5時間のスケ
ジュール表示モードに戻ることができる。
【0233】スケジュール表示モードの1週間モードで
は、電子メールアイコン360、ボイスメモアイコン3
50が時間軸上に置かれているのみで、スケジュールの
詳細は表示されない。従って、例えば、所望の予定が入
力されたスクジュールの時間帯を探すには、先ず、図2
6Dのように、スケジュール表示モードの1ヶ月モード
で、カーソルをズームインしたい週に合わせズームイン
ボタン301Bで拡大する。同様にして、図26Cに示
すように、スケジュール表示モードの1週間モードでズ
ームインしたい日を選択して、所望の予定の箇所を探す
ことができる。
【0234】図23Bにおいて、メイン画面としてのス
ケジュール表示モード310では、左から予定日付表示
エリア312、時間軸表示エリア320、スケジュール
表示エリア330、現在時刻表示エリア316と、に分
割される。時間軸及びスケジュールは、画面上方が未来
になり、画面下方が過去を表し、境界線が現在時刻を表
し、当該境界線より下方の背景画面を例えば灰色等にて
着色表示する。
【0235】表示部303の下方には、ボイスメモアイ
コン350、積層表示された電子メールアイコン360
が形成され、表示部303の上方には、Todoリスト
アイコン336A〜336D、スケジュール表示エリア
330には、スケジュールアイコン334が形成され
る。
【0236】Todoリストアイコン336は、これか
らしなければならない事項であるから未来を示す画面の
右上に並べて表示される。Todoリストアイコン33
6の大きさは、各々のアイテムの重要度、緊急度を表し
ている。これらのアイコンは、左から古い順に並べられ
る。
【0237】この場合の表示画面の特徴として、完了し
なければならない時間が近づくとアイコン情報例えば図
23Bに示すスケジュールアイコン334、TO−DO
リストアイコン336A等の表示が大きくなる。また、
ボイスメモアイコン350Aは、録音した時間が長いと
大きく表示され、ユーザーはアイコンの大きさだけで、
内容を思い出すことができる。
【0238】また、電子メールアイコン360は、重畳
領域を含むように積層表示され、同種のアイコンをずら
せながら下から順に上に重ねて表示することにより、多
数の表示を可能にする。これにより、着信メール等の数
がブロック等の積層の度合で視覚的に大まかに理解でき
る。尚、この積層の数は、ある一定の数を超えると多数
とする。
【0239】Todoリストアイコン336を選択して
ウインドウを開くと、図29Aのような表示画面が表示
される。リューズ501Aの押し、引きで、「DONE」3
38A、「NOTYET」338Bを選択し、ズームインボタ
ン301Bで選択する。DONEタブ338Aを選択す
ると、図29Bのようなチェックマーク389が表示さ
れ、ウインドウ(ダイアログ)を爆発するように表示す
る手段を設け、爆発させる等の効果で、ユーザーにTo
doをやり遂げたという達成感を与える。
【0240】ボイスメモアイコン350は、既に作成し
たものであることから過去を表す画面右下に並べて表示
される。
【0241】ズームインボタン301Bの操作により、
ボイスメモアイコン350を選択してウインドウを開く
と、図30Aに示すように、上方にメモを作成した(録
音した)日付、時刻、録音時間を表すバーグラフが表示
される。ユーザーは、これらを見ることで、再生せずに
メモを思い出すきっかけにすることができる。
【0242】下方には、「廃棄」352A、「再生」3
52B、「時間軸に移動」352Cという、このメモに
対する処理をアイコンで表示している。
【0243】リューズ301Aの押し、引きで望みのア
イコンを反転させ、セレクト機能を有するズームインボ
タン301Bで処理を選択する。何の処理も行わない時
は、キャンセル機能を有するズームアウトボタン301
Cを押すことでウインドウを閉じる。
【0244】「時間軸に移動」352Cを選択すると、
ボイスメモアイコン350Aがカーソルに捕らえられて
点滅する。リューズ301Aを回転させ、所望の時刻に
ドラッグによりアイコンを移動させ、リューズ301A
を押して時間軸に貼り付ける。
【0245】ここで、ズームインボタン301Bを押す
とウインドウが表示され、セットする時間と日付を確認
し、アラーム音の音色、ピープ音、振動等の告知手段を
選択した後、ボイスメモアイコン350Cがスケジュー
ル上に置かれる(図30B)。
【0246】尚、この告知手段は、ユーザーの状況に応
じた告知を行う第1の告知部、情報の内容に応じた告知
を行う第2の告知部、知らせる重要度、緊急度に応じた
告知を行う第3の告知部、を有していずれかに切り換え
可能としている。例えば眠っている、控えめに点滅、会
議中は迷惑をかけないように音ではなく、振動によって
メールの着信を知らせる、着信の音声はユーザーの名前
で知らせる等。尚、この他告知手段として、音色により
告知する音色変更部、音声変更部、振動発生部、におい
発生部、光発生部、電気ショックを行う電気生成部等が
挙げられる。
【0247】ボイスメモを録音する場合には、録音ボタ
ン302を押すと、図32Aのようなウインドウが開
き、録音スタンバイになる。この状態で、ユーザーは録
音を行うことができる。音声を認識すると、図32Bに
示すように、「RECORD」画面422が点滅し、録音中の
インジケーションになり、録音経過時間がバーで表示さ
れる。しゃべるのをやめると、自動的に録音が終了し、
次の下層メニューのウインドウ424が開く。このウイ
ンドウ424では、図32Cに示すように、録音した日
付、時刻、録音時間が表示され、「消去」426C、
「再生」426B、「時間軸に移動」426Aという処
理をリューズ301Aの押し引き、とズームインボタン
301Bの操作により選択する。ズームアウトボタン3
01Cを押すと、スケジュール表示画面に戻る。
【0248】デスクトップ又はノートPC、サーバーへ
の電子メールが着信すると、本携帯機器2にもその旨の
情報告知がなされる。具体的には、図31Aに示すよう
に、現在時刻の位置に電子メールアイコン360が自動
的に現れ点滅する。ズームインボタン301Bの操作に
より、「URGENT」361B、「R.S.V.
P.」等のメールのタイプの表題を持つ下位メニューの
ウインドウ361が表示され、当該ウインドウ361内
には、発信者の顔写真361Aと、メッセージ内容の要
約361Cが表示される。
【0249】この状態で、さらにズームインボタン30
1Bを押すと、図31Bに示す下位メニュー画面362
が表示され、ウインドウ362上方に受信時間、日付と
発信者の名前が表示される。下方のアイコンでこのメー
ルに対する処理「開封済み」363B、「時間軸に移
動」363Aを選択する。「時間軸に移動」では、時間
になったら知らせるようにすることができる。
【0250】また、これらの各種アイコンは、時間軸上
に自由に貼り付けることで、スケジュールの中に経時的
に組み込むことができる。例えば図30Cの例では、時
間軸の横にもボイスメモアイコン350Bが置かれてい
る。
【0251】さらに、本例では、ボイスメモアイコン3
50、電子メールアイコン360は、入力時間、着信時
間というように時間軸上に置かれるが、表示がされてい
る時間よりも過去にあるものは、スケジュール表示領域
下方に集められ画面内に表示されるキャッチネットメタ
ファ機能を有する。
【0252】図28は、電源投入後の初期画面であるス
リープモードの状態を示している。このスリープモード
になると、下方の現在時刻518を表示する領域が拡大
し、まぶたのように画面を覆う。この部分には、バッテ
リーレベルの表示が追加される。尚、この部分を完全に
閉じる構成としても、スケジュール表示領域を例えば2
時間程度のスケール分だけ表示させるように構成しても
良い。後者の場合には、メイン画面にしなくても、スケ
ジュールを確認することができる。このような、スリー
プモードを形成することにより、画面が暗くなり、スケ
ジュールの内容を容易に他人に覗かれないようにするこ
とができる。スケジュール表示エリアは、セキュリティ
のため、ダークアウトする。ただし、各種のアイコンは
表示させておくことができ、予定の有無をチェックでき
る。右端のバーグラフは、充電レベルを表す。
【0253】スクリーンセーバーのように、いずれかの
スイッチを操作させることにより、図36Bに示すスケ
ジュール表示モードに切換えられる。一定時間操作部へ
の操作がない場合には、再びスリープモードに戻る。
【0254】(スクロール)図28に示すように、リュ
ーズを回転させて、画面をスクロールさせる。ここで、
リューズの回転とスクロールの速さが一致するようにし
ている。
【0255】ここで、スクロール処理を行なうには、先
ず、図33Aに示すように、リューズを回転させ(S1
30)、処理A(S131)によって、回転方向を決定
する。
【0256】即ち、S131の処理Aでは、先ず、回転
方向が上回転か下回転かを判断する(S140)。次い
で、上方向に回転した場合には、上方向に回転した分の
回転量例えば回転角度、回転数等を検出する(S141
a)。次いで、検出した回転量に対する表示画面上での
スクロール移動量を、予め記憶部等にて用意されている
回転量−スクロール移動量変換テーブル等を用いて算出
する(S142a)。その後、算出されたスクロール移
動量の分だけ、表示制御部にて表示画面の移動処理、即
ち表示画面の更新処理を行なう(S143a)。このよ
うにすることで、表示画面スクロール処理(S132)
に到達できる。
【0257】尚、このスクロール処理に係る表示画面の
更新処理にあっては、スクロールにより上方向に移動し
た分Yが、表示画面の横方向のサイズY1よりも少ない
場合には、更新する必要のない旧データの表示領域Y1
−Y分は、一旦状態を保持して表示画像を残しておき、
新規に表示される領域Yの部分のみを追加するような更
新処理を行なうことが好ましい。こうすると、スクロー
ル時の処理速度の向上等を図ることができる。また、S
140で、下方向に回転した場合には、S141b〜S
143bに示すように、S141a〜S143a同様の
処理を行なう。尚、S142bでは、回転量−スクロー
ル移動量変換テーブルを下回転用に専用に設けている
が、上回転用のものを兼用しても良い。
【0258】そして、スクロール処理に関する表示処理
を行う(S132)。その後、リューズ301Aの回転
が停止したかを確認し(S133)、B処理を行なう
(S134)。
【0259】本例の操作部のリューズ301Aは、回転
操作による表示画面のスクロール処理に加え、押引、又
は押出操作によるカーソルの左右方向での移動処理をも
行なうことができる。従って、以下のB処理をも行なう
ことができる。
【0260】S134のB処理では、図33Cに示すよ
うに、リューズ301Aの押引、又は押出操作があるか
どうかを判断する(S150)。操作がない場合には、
B処理は終了する。操作があった場合には、リューズ3
01Aの移動量を検出する(S151)。次に、リュー
ズ301Aの移動量から、対応テーブル等を用いてカー
ソルの移動量を算出する(S152)。これによって、
カーソル移動処理を行なう(S153)。その後、例え
ばカーソルによりクリックやドラッグ等の種々の表示処
理を行い(S154)、カーソルの移動がさらに必要が
どうかを判断する(S155)。S155で、移動の必
要がある場合には、S150から処理を繰り返し、S1
55で移動の必要がない場合には、B処理を終了する。
【0261】ところで、スクロールの際には、図26A
〜26Dに示すように、スケジュールのスケールは、5
時間、12時間、1週間、1ヶ月と切換ることができ
る。このため、スケールの大小で日付、時間軸、スケジ
ュール表示の面積のバランス、特に時間軸の幅(時間軸
表示エリア320の幅)がG1→G2→G3→G4と縮
小し、予定有無着色表示エリア322の幅がH1→H2
と縮小し、予定日付表示エリア312がF1→F2→F
3→F4と拡大するので、視覚的に時間の縮尺を容易に
把握できる。尚、スケジュールにおける表題も、スケー
ルに応じて表示フォント数、フォントサイズを変えてい
る。
【0262】また、スケジュールの中のアイテムの下位
の階層の第1の情報が、携帯機器内に蓄積された例えば
アドレス等の関連情報を持つ場合、自動的に認識して第
1の情報と関連情報とが関連付けされ、前記スケジュー
ルのアイテムの欄に当該関連情報の表題が表示される。
【0263】(データベース)ファンクションボタン3
01Dを選択すると、データーベースモードに切り替わ
り、図27Aに示すようにデーターべースメニュー画面
372(第1分割領域の一つが拡大)が表示される。こ
のデータベースメニュー画面372には、5つのカテゴ
リー「PEOPLE」372A、「OFFICE」372B、「PROJ
ECT」372C、「SYNCHRONIZE」372D、「PREFEREN
CE」372E(各第2分割領域)が表示され、リューズ
301Aを回転させることで所望のカテゴリーを反転表
示させ(図27Aの例では「OFFICE」372B)、リュ
ーズ301Aを引くことで選択し、下位の階層に移動す
る。すると、図27Bに示すように、画面右側より下位
の階層であるアルファベット順の名前のリストを表示し
たイニシャル選択画面384が現れ、上位の階層のカテ
ゴリーを表示したメニュー選択領域382が左側に詰め
られる。
【0264】さらに、イニシャル選択画面384におい
て、リューズ301Aを回転させることで所望のイニシ
ャルを反転表示させ(図27Bの例では「G」)、リュ
ーズ301Aを引くことで選択し、下位の階層に移動す
る。ここで、図27Bに示すような表示画面を生成する
ためには、以下のような手法が好ましい。即ち、一般
に、カーソルの動ける領域が意味のある画面で、カーソ
ルが動けない領域は意味のない画面であるので、図27
Bにおいて、イニシャル選択領域384以外の画面は、
背景画面として表示される。イニシャル選択領域384
は、操作部のスクロールに応じて順次更新処理され、
A、B、C、D・・・・とリューズを回転させると、G
が出たり、Hが出たりする。そして、Gの所だけ文字を
表示させる。
【0265】そして、例えばGが選択された後の画面
は、全部表示画面が更新されて図27Cのように、選択
されて左側へ幅が詰る別の表示画面となる。ここで、メ
ニュー選択領域382は書き換えずに、他の領域を書き
換える。尚、予め階層構造に従った順番にデータが並ん
でいる構成とすることにより、ランダムに入っているデ
ータを検索の度にソートし直して抽出するステップを省
略でき、制御が簡略化される。従って、データは、アル
ファベット順に全て並んでいる構造とするのが好まし
い。
【0266】図27Cに示す階層では、名前のリストを
アルファベット順に表示した名前選択画面390が表示
される。この名前選択画面390においては、メニュー
選択領域382及びイニシャル選択領域384は、さら
に左側に詰められる(各第3方向分割領域)。この名前
選択画面390において、リューズ301Aを回転させ
ることで所望の名前を反転表示させ、リューズ301A
を引くことで選択する。すると、図27Dに示すよう
に、最下位の階層の個人データ表示画面600が表示さ
れる。
【0267】この個人データ表示画面400において
は、メニュー選択領域382、イニシャル選択領域38
4、及び名前選択領域396は、さらに左側に詰められ
る。この個人データ表示画面400の個人データ表示領
域408においては、顔写真410、名前412A、電
話番号412B、住所412Cが表示されている。
【0268】本例においては、カテゴリー「PEOPLE」3
72Aは、メニュー画面372→イニシャル選択画面3
80→名前選択画面390→個人データ表示画面400
という階層を持つ。
【0269】そして、低い階層が画面の右側から順に現
れる。即ち、図27B〜図27Dに示すように、メニュ
ー選択領域382の幅は、L1→L2→L3と下位の階
層に移るほど幅が狭まり、イニシャル選択領域384の
幅もM1→M2→M3と下位の階層に移るほど幅が狭ま
るよう構成される。このようにして、データの各階層を
横に並べ、その中の項目を縦に配置し、階層間の移動は
リューズ301Aの押し、引きで、同一階層の中での選
択はリューズ301Aの回転で行うようにする。
【0270】従って、常にどの階層にいても、現在表示
されている階層よりも上位の全階層が一画面上に表示さ
れるので、データの階層構造を解りやすくし、他の階層
のデータに移動しやすくなる。また、データの階層構造
の方向と、階層選択の操作方向とを同一方向とし、選択
する操作方向を一義的にすることで、解りやすいインタ
ーフェースを実現している。
【0271】尚、上記例では、回転入力部とスクロール
との制御関係を、3回回転すると画面が数センチ分移動
するというようなテーブルを用意することで達成した
が、回転角検出手段、左右移動量検出手段、回転角速度
検出手段等をCPUに接続して、回転角と縦移動量との
対応関係を定義した回転角−縦方向移動変換テーブル、
リューズの右又は左への移動量とカーソル移動量との対
応関係を定義したリューズ左右移動量−カーソル移動量
変換テーブル、リューズの回転角速度と拡大縮小度との
対応関係を定義した回転角速度−拡大縮小度変換テーブ
ル、を記憶部に記憶させ、CPUは回転角−縦方向移動
量変換制御手段、リューズ移動量−カーソル移動量変換
制御手段、回転角速度−拡大縮小変動量変換制御手段と
して機能するよう構成しても良い。
【0272】例えば重要度、緊急度が大きくなるとアイ
コンも大きくなる。また、完了しなければならない時間
が近づくと大きくなる。さらに、ボイスメモ、録音した
時間が長いと大きくなり、ユーザーはアイコンの大きさ
だけで、内容を思い出すことができる。
【0273】[実施の形態3]次に、本発明に係る表示
装置の実施の形態3について、図34〜図43を用いて
説明する。尚、上記実施の形態1、2と同様の構成につ
いては、同一の符号を符し、その詳細な説明は省略す
る。本例では、表示画面の構成を図39のように構成し
ている。
【0274】図38には、携帯機器480の外観図が概
略的に示されている。本例の携帯機器480は、装着者
の腕等に装着可能となるように、小型且つ軽量に形成さ
れており、具体的には、装着者の腕に装着される腕装着
部484(図37)と、この腕装着部484に接続され
た例えばLCDディスプレイ等にて形成される表示部4
81と、表示部481の上下左右に形成されて表示画面
の各種の操作を行なう操作部482と、を有している。
【0275】操作部482は、第1の操作ボタンとして
のスライダー482Aと、第2の操作ボタンとしての録
音ボタン482Bと、第3の操作ボタンとしてのトラッ
クポイント482Cを有している。
【0276】具体的には、図38に示すように、表示部
481の右側には、矢印AB方向に各々スライド移動す
るモード選択手段としてのスライダー482Aが配置さ
れており、表示部481の左側には、音声入力部を機能
させる録音ボタン482Bが配置されており、表示部4
81の下側には、矢印CDEF方向に各々移動させて表
示画面上のカーソルを上下左右に移動するカーソル操作
キーとしてのトラックポイント(IBM社商標)482
Cが配置されている。スライダー482Aは、矢印AB
方向に1回又は複数回スライド移動させることで(ノテ
ィファイモード+メモモードである)コミュニケーショ
ン表示モード、カレンダーモードであるスケジュール表
示モード、ディレクトリーモードであるデータベース表
示モード、のうちのいずれかのモードを選択するもので
ある。
【0277】(PC側の表示画面)本発明において特徴
的なことは、表示画面上に表示される複数種類の機能を
有する各アイコンを、一つの時間軸上に対応して貼付表
示することにある。また、PCの表示部と携帯機器の表
示部とでは、表示部の方が画面サイズが小さいので、最
大時間軸も小さくなる。従って、必要最低限なアイコン
の表示ができる。
【0278】表示部430に表示される表示画面は、図
34に示すように、大きく分類すると、コミュニケーシ
ョン表示エリア430A・440と、スケジュール表示
エリア450(アクション)と、データーべース表示エ
リア460の3層に分類表示されている。さらに、コミ
ュニケーション表示エリア430A・440は、電子メ
ール等の着信による情報告知がなされて下層のノティフ
ァイモードに移行するための領域ノティファイエリア4
30Aと、メモ等の内容を閲覧するための下層のメモモ
ードに移行するためのメモエリア440と、に表示領域
を分類できる。スケジュール表示エリア450は、ユー
ザーのスケジュール等を表示するためのスケジュール表
示モード、カレンダーモードとして機能する領域であ
る。データベース表示エリア460は、上述の電子メー
ルの送信者のリストや住所録等を分類しておく下層のデ
ィレクトリーモード、データベース表示モードを開くた
めの領域である。
【0279】この場合、コミュニケーション表示エリア
430Aには、背景画面として空のメタファが表示さ
れ、スケジュール表示エリア450には、背景画面とし
て地上のメタファが表示され、データベース表示エリア
460には、背景画面として地下のメタファが表示され
ている。
【0280】コニュニケーション表示エリア430A・
440には、電線に沿って複数の異なる形状・色からな
る伝書鳩アイコン431と、巣箱アイコン432と、花
アイコン441と、花瓶アイコン442と、が表示され
ている。
【0281】この伝書鳩アイコン431は、電子メール
のメタファとして表示され、操作部472の操作により
例えばクリックすることで、電子メールの内容を閲覧表
示することができる。この電子メールを開くと、図35
のような下層のメニュー画面434が表示される。この
メニュー画面434は、図35の「Synfo」タブ433
Aの下位のプルダウンメニューである「Recognize」
(認識)タブ433Bをクリックすることで閲覧でき
る。尚、他の「Synchronize」タブは、データ同期化を
行なうためのものである。
【0282】また、この伝書鳩アイコン431は、電線
に沿って、電子メールの着信順に時間軸に沿って時系列
に整列配置されている。さらに、この伝書鳩アイコン4
31は、その形状や色によって特有の機能が割り当てら
れている。例えば黒の伝書鳩アイコン431Dは、電子
メールの中身、内容、伝達事項が緊急の情報であること
を意味し、白の伝書鳩アイコン4331Cは、電子メー
ルの内容が重要事項であることを意味する。
【0283】巣箱アイコン432は、閲覧された電子メ
ールをその内容毎に分類格納する機能を有し、各巣箱ア
イコン432には、複数の電子メールが格納されること
となる。本例では、仕事用(Work)の巣箱アイコン43
2Aと、個人用(Personal)の巣箱アイコン432Bと
に分類することで、ユーザーは、複数の電子メールの整
理、管理を行なうことができる。また、着信された電子
メールの数がある一定数値を超えると、即ち、伝書鳩ア
イコン431の数がある数を超えると、巣箱アイコン4
32に電子メールが格納される機能をもたせても良い。
【0284】花アイコン441は、ペン入力等により手
書にて入力されたメモに関する情報を格納する機能を有
し、この花アイコン441をクリックすることにより、
メモの書かれたポストイットタブ443が表示画面上に
表示される。このポストイットタブ443は、操作部4
72のドラッグ等により表示画面上の位置を、各表示エ
リアに拘らず、自在に変更することが可能である。従っ
て、例えばメモに書かれた内容が、ある時間の予定に関
するものである場合は、スケジュール表示エリア450
上の所望の時間軸上に貼付けることも可能であるし、時
間とは全く関係のない例えば電話番号等であれば、表示
画面上の例えば空に直接ポストイットタブ443を貼付
することができる。尚、ポストイットタブ443を再度
クリックすることにより、元の花アイコン441に表示
態様が戻ることとなる。また、このポストイットタブ4
43内の手書き文字入力は、図36に示す「ポストイッ
ト作成メニュー」としてのメモウインドウ435にて、
メモ入力を行なうことで入力できる。そして「ポストイ
ットの情報を保存」とし、ドラッグ等により所望の位置
に貼付けを行なうとするのが好ましい。
【0285】また、花瓶アイコン442は、メモに書か
れた内容に応じて、機能別に分類されており、一つの花
瓶アイコン442に複数の花アイコン、即ちメモに関す
る情報が格納されることとなる。本例では、花瓶アイコ
ン442は、New と表示された新しい比較的最近入力さ
れた情報を有する複数のメモが格納されるNew 花瓶アイ
コン442Aと、未来にしなければならない事項を記し
た情報を有する複数のメモが格納されるTo-do-list花瓶
アイコン442Bと、緊急の内容を記した情報を有する
複数のメモが格納されるUrgent花瓶アイコン442C
と、を有する。
【0286】さらに、花瓶アイコン442の花の数がメ
モの数を表している。このような表示では、例えば1
個、2個、3個以上というふうに分け、3種類のキャラ
クタを用意しておき、3つ以上の複数のメモが格納され
る場合には、実際のメモの数が10個であっても、表示
部430には、単に「3本の花」のアイコンを表示する
ようにする。このようにすることで、キャラクタパター
ンを最小限にすることができ、メモリ容量を確保して、
高速表示処理が可能となる。
【0287】スケージュール表示エリア450には、表
示画面の一方向に沿って時間軸が合成表示され、対応す
る各時間に、スュケジュールリスト451が表示されて
いる。さらに、スケジュール表示エリア450とコミュ
ニケーション表示エリア430に跨ってポストイットタ
ブ443が貼り付けられている。
【0288】データベース表示エリア460には、各デ
ータベースへの入力タブ、clients461、vendors46
2、personal463、の各タブが用意され、いずれかを
クリックすることにより下位メニューにプルダウンでき
る。
【0289】尚、PC側では、図35に示すように、表
示画面ウインドウ434には、例えば名前434a、タ
イトル434b、会社名434c、会社の住所434
d、会社の電話番号434e、会社のFAX番号434
f、自宅の電話番号434g、自宅の電子メールのアド
レス434h、コメント434iを各々表示する各欄が
設けられている。
【0290】(携帯機器側の表示画面)図39には、携
帯機器480の表示部481上の表示画面の一例が示さ
れている。本例において、表示部481上には、スクリ
ーンセーバーとしての初期画面においては、図38に示
すように、PC470の表示画面に表示された3つのメ
タファ、空、地面、地下と同様のの背景画面上に、時刻
と日付の表示が表示されている。
【0291】スライダー482Aを操作することで、図
39に示されるメイン画面となる。このメイン画面に
は、PC470の表示画面に表示された3つの各エリア
(図34のコミュニケーション表示エリア430A・4
40、スケジュール表示エリア450、データベース表
示エリア460)と同一属性の各エリア(図39のコミ
ュニケーション表示エリア490・500・スケジュー
ル表示エリア510・データベース表示エリア520)
が3分割表示されている。この3つのエリアのいずれか
のエリアをクローズアップすることで、各々のエリアの
モードに移る。
【0292】本例では、これらの各エリアに自然眺望の
メタファを採用している。具体的には、表示部481の
上層は、PC470や、PC470を介して他の情報機
器から送信されてくる情報を表示するコミュニケーショ
ン表示エリア490・500であり、空は、突然変化す
る天候等、外部から情報が飛び込んでくるイメージであ
ることから、背景画面を空の画面にして表示する。この
コミュニケーション表示エリア490・500は、電子
メール等の着信による情報告知がなされて下層のノティ
ファイモードに移行するための領域ノティファイエリア
490と、メモ等の内容を閲覧するための下層のメモモ
ードに移行するためのメモエリア500と、に表示領域
を分類できる。
【0293】表示部481の中層は、ユーザーのスケジ
ュール等を表示するためのスケジュール表示モード、カ
レンダーモードとして機能するスケジュール表示エリア
510であり、地上は、地表を時間と考えて人が移動す
るイメージであることから、背景画面を地面の画面にし
て表示する。
【0294】表示部481の下層は、上述の電子メール
の送信者のリストや住所録等を分類しておく下層のディ
レクトリーモード、データベース表示モードを開くため
のデータベース表示エリア520であり、地下は、安定
したものを意味することから、背景画面を地下の画面と
して表示する。
【0295】これらのうち、使用中のエリア、アクティ
ベートする画面が拡大表示され、かつ、使用中のエリア
は、ハイコントラストに表示され、他のエリアはローコ
ントラストにて表示される。
【0296】さらに、表示部481には、図40A、図
40Cに示すように、図37に示すPC470の表示画
面同様に、各プログラムの機能を、風景に合わせた各種
のアニメーションキャラクタ(メタファ)にて表示され
た複数のアイコンを設定している。例えば図40Aに示
す空の背景上に表示される伝書鳩アイコン494Aは、
電子メールを意味し、図40Cに示す花アイコン501
A・501B・502は、ボイスメモ及びハンドライト
メモを意味し、図41Cに示す蝶526は、カーソルを
意味する。このように、これらのアイコン494A・5
01A・501B・502・526等は、PC470側
の表示画面に表示されるアイコンと同様の属性を有す
る。
【0297】ここにおいて、PC470側では、各アイ
コンのキャラクタを高解像度対応のビットマップデータ
とし、かつ、文字情報も表示するが、携帯機器480側
では、各アイコンのキャラクタを比較的低解像度対応の
ビットマップデータ、即ちPC側よりもキャラクタを簡
略化した表示として、かつ、文字情報を表示しないよう
に構成している。このようにすることで、携帯機器48
0では、表示画面が腕時計のそれのようにかなり小さく
ても、アイコンの意味するキャラクタを明確に表示でき
るので、小型化の観点からも好ましい。さらに、キャラ
クタデータに要するビットマップデータも少なくて済
み、携帯機器380側に設置されるメモリ容量の低減
化、あるいは記憶部22内の上位アドレスのコントロー
ル部、実データ部以外の下位アドレスにおけるメモリ使
用領域を拡大して、他の情報を記憶するのに有効に利用
できたり、処理速度の高速化にも寄与できる。
【0298】アイコンは、機能が割り付られている場合
には、これに対応するキャラクタとして動物を表す伝書
鳩494Aのキャラクタが表示される。これにより、ユ
ーザは、各アイコンに割り付けられた機能を視覚的に瞬
時に判別することができる。尚、表示される画面の内容
に応じて、操作部に対し割り付けられる機能を随時変化
するよう構成しても良い。
【0299】(各種モードの詳細)このような階層構造
を概略的にまとめたのが、図42である。同図に示すよ
うに、本例装置では、メイン画面より、スライダー48
2Aを用いて3つのモード(コミュニケーション表示モ
ード・スケジュール(アクション)表示モード(カレン
ダーモード)・データベース表示モード(ディレクトリ
ーモード))、あるいはコミュニケーション表示モード
を2つのノティファイモード、メモモードに分類する場
合には、4つの各モードに切換可能である。
【0300】コミュニケーション表示エリア490・5
00には、PC470から自発的に携帯機器480へ送
信される各種の電子メール等の伝書鳩アイコン494A
が着信順に整列配置して表示される。
【0301】即ち、図38に示すスライダー482Aを
操作することで、図42Aに示すように、コミュニケー
ション表示エリア490・500が他の各表示エリアに
対して拡大表示される。そして、例えば伝書鳩アイコン
494Aをクリックすると、電子メールの表題即ち、発
信者の絵文字又は顔写真494aと着信時刻494d
と、発信者名494b、電子メールであることを意味す
るアイコン494cが記載されたウインドウ494が表
示され、さらに操作するとその電子メール495の内容
が表示されることとなる。ここで、電子メール発信者を
表す顔写真494aは、必要に応じて絵文字に自動変換
(テキストデータ→絵)できる。このように、複数種類
のデータを自動的に好みのメディアに変換できる。
【0302】ここで、電子メールが携帯機器480に着
信した場合には、情報告知のために、音声出力部から音
声により告知すると共に、表示部481においても電子
メールのダイジェスト、告知用画面494が、メイン画
面上に割込表示される。
【0303】また、この着信は、音声でユーザに知らせ
る他、音色、振動、におい、光、電気ショック等で情報
告知することもできる。この場合には、音色変更制御手
段、振動制御手段、におい制御手段、光量、光色制御手
段、電気制御手段と各出力手段が設けられることが好ま
しい。また、この告知は、ユーザーの状況に応じた告知
の度合いに強弱をつけるように構成しても良い。
【0304】尚、伝書鳩アイコン494は、その形状や
色によって特有の機能が割り当てられている。例えば黒
の伝書鳩アイコンは、電子メールの中身、内容、伝達事
項が緊急の情報であることを意味し、白の伝書鳩アイコ
ン494は、電子メールの内容が重要事項であることを
意味する。また、鸚鵡アイコン494Bは、ボイスメー
ルを意味する。
【0305】また、図40Dに示すように、花アイコン
402をクリックした場合には、メモの表題、即ち、メ
モが入力された時刻が記載されたウインドウ503が表
示され、さらに操作すると、図40Cに示すように、手
書きのメモが記載されたポストイット形状のウインドウ
504が表示される。尚、花アイコン502をクリック
すると、伝書鳩アイコンの表示位置は表示画面上に一番
上に表示される。
【0306】この花アイコン502の花びらの数は、メ
モ内容のファイルサイズ即ち情報量を意味しており、花
びらの数が多いほど、情報量が多いことを意味する。さ
らに、花アイコン502と、形状種類の異なる花アイコ
ン501A・501Bは、ボイスメモを意味している。
このようにして本例では、例えばデータ量、重要度、緊
急度等を、アイコンの大きさ、色、形、動き、点滅等で
表現することにより、アイコンの持つ意味を付加し、ア
イコンをデータの性質に応じて変えている。
【0307】スケジュール表示エリア510には、時、
日、週、月の各単位の時間軸を各々有するモードを切換
可能に形成される。また、図41Aに示すように、スラ
イダー482Aを操作することで、スケジュール(アク
ション)表示モードになると、スケジュール表示エリア
510が他の各エリアに対して拡大し、他のコミュニケ
ーション表示エリア490・500、データベース表示
エリア520が縮小表示される。
【0308】このスケジュール表示モード510におい
ては、先ず時間軸が時刻単位で下方に表示され、この時
間軸に対応してスケジュールのリスト出力を行なうため
のスケジュールアイコン512が貼付け表示されてい
る。このスケジュールアイコン512には、その内容の
概略を示したフォントも付随して表示される。
【0309】また、時間軸513Aは、略網目上の予定
有無表示エリア514Aを有しており、この各予定有無
表示エリア514Aの背景画面を着色表示とすること
で、何時に予定が入力されているかが一目で解るように
なっている。このようにして、表示画面上には、作成又
は着信した表示データをその時点での時間軸において表
示データの内容を整理管理できる。これにより、複雑な
階層構造をとらずに時間をキーとして容易に検索でき
る。データを意図的にある時間軸上に移動することで、
スケジュールとして活用することができる。
【0310】さらに、現在時刻を境界線として、過去を
示す背景画面515をも着色表示することで、現在時刻
と予定が入っている時間がどれくらいあるのか、既に予
定は過去のものとなったのか等をユーザーが視覚的に認
識できる。本例では、時間軸の表現、過去と未来とを表
示色(又は白黒反転)で識別することができる。現在の
位置は、異なる表示色の境界で表現する。これにより、
表示の時、象限が過去、未来、現在が、一目で分かる。
なお、時刻単位に表示された時間軸上には、日付も表示
されている。
【0311】スケジュール表示モード510には、スケ
ジュール表示領域内に5時間分の予定表示を行なうこと
のできる時間単位の5hour view 511B(図41
B)、日単位のカレンダーを表示するDay view511A
(図41A)、週単位のカレンダーを表示するWeek vie
w511C(図41C)、月単位のカレンダー表示を行
なうMonth view 511D(図41D)、の4つの各モ
ード毎に表示できるように構成される。
【0312】尚、1週間分を表示するWeek view 511
Cにおいては、このスケジュールアイコン512は、黒
色で表示されるアイコン512Aと斜線で表示されるア
イコン512Bとの2種類を有する。この2種類のアイ
コンを形成することで、スケジュールの内容を区別して
いる。
【0313】また、トラックポイント482Cにより、
カーソル526を操作することで、過去又は未来方向に
カレンダーの表示画面をスクロールさせることができ
る。また、操作部482により、スクロールと連動し
て、時間軸を拡大縮小(ズーム等)させることにより、
例えば図41Bに示すように、各時間軸の間隔をピック
アップしたりすることもできる。
【0314】さらに、時間軸のスケールと連動した表示
内容の拡大縮小もできる。ズームのスケール(5時間、
12時間、一週間のスケジュール等)に合わせてデータ
の表示する範囲を自動的に変化させる。ここで、時間軸
のスケールの拡大、縮小で各スケジュール等に付髄する
細かいデータは見えたり(拡大・一例として図41
B)、見えなかったり(縮小・一例として図41D)す
る。縮小した場合でも、スケジュールのボリュームだけ
は面積的な表示をすることにより、概略の詰まり具合が
わかる。この時間軸のスケール調整は、時間軸の各桁
(月、週、日、時間等の階層)毎に調整できる。尚、選
択された特定日の色彩や輝度を変化させる手段も有効で
ある。また、時間軸が時の経過と共に動いていくので、
現在と対象とする事象、イベント等との相対的な時間位
置関係がよくわかる。
【0315】また、本例では、スケジュール表示モード
に含まれるカレンダー表示モードにおいては、蝶カーソ
ルを用い、カーソルが移動している間には、蝶の羽がバ
タバタするように表示することとしている。これによ
り、背景画面がカレンダーのような複数の桝目により形
成される場合でも、カーソルを視覚的に認識しやすくし
ている。このような表示処理を行なう一例として、例え
ば図43のような処理を行なうことが好ましい。
【0316】即ち、図43において、先ず、カーソルを
表示させる指示の有無を判断し(S160)、指示がな
い場合には、カーソルを表示する指示があるまで待機状
態となる。指示があると、キャラクタデータ制御部等に
より、記憶部に格納された蝶のキャラクタデータを、当
該カーソルが指示する指示座標上に合成表示を行なう
(S161)。
【0317】そして、蝶カーソルの移動操作の有無を判
断する(S162)。移動操作がない場合は、処理は終
了し、移動操作があった場合には、S163を行なう。
S163では、恰も蝶の羽を震わす如く表示されるよう
段階的に形成された複数の蝶のキャラクタデータを一定
時間毎に交互に表示させる制御を行なうと共に、図示し
ない乱数生成部にて生成されたランダムなカーソルの指
示座標値に基づいて、蝶のキャラクタデータを移動させ
る制御を行なう。
【0318】カーソルの移動操作の終了の有無を判断し
(S164)、カーソル移動操作が続行されている場合
には、S163を繰り返し、終了した場合には、処理を
終了させる。
【0319】尚、本例では、図43Cに示すように、カ
ーソル526を蝶のメタファとして表示し、これによ
り、カーソル526を視覚的に強く認識できることとな
る。ここで、カーソル526は、一定期間操作部482
による操作入力がある場合には、蝶がバタバタ舞うよう
な構成とすることが好ましい。このように構成するため
には、図示しない乱数生成部からの乱数に基づいて、現
在の表示位置と、移動パターンを計算させて、不定期な
移動を行なうようにし、かつ、カーソル526の指標
が、移動中に形状が変化するように、動かす度にオン、
オフを繰り返す等カーソル526の表示態様が変化する
表示制御を行なう。このようにして本例では、カーソル
を動き、点滅等で表現することにより、カーソルをデー
タの性質に応じて変化させる。尚、上記とは逆に一定期
間操作部482による操作入力がない場合に、例えばス
クリーンセーバーのように、蝶がバタバタ舞うような構
成としても良い。
【0320】データベース表示エリア520には、アル
ファベトのフォントが例えばABCD・・のように表示
されている。ユーザーは、所望の人名、アドレス、会社
名等をアルファベットを基準に選択することとなる。
【0321】例えば、図40Eに示すように、アルファ
ベットのDを選択すると、頭文字がDである各データの
一群の一部がウインドウ522上に表示される。このウ
インドウ522が開らくと、データベース表示エリア5
20が他の各エリアに対して拡大表示され、コミュニケ
ーション表示エリア490・500、スケジュール表示
エリア510は圧縮表示される。
【0322】その後、操作部482を操作することによ
り、図40Fに示すように、個人データ表示画面523
上にDale、・・に関連した情報例えば勤務先の電話
番号やFAX番号等が一覧表示されることとなる。
【0323】尚、各種モードを表示しない間、即ち、操
作部482による操作入力が一定期間ない場合には、こ
の表示部481内に、例えば各種のスクリーンセーバー
として初期画面を表示する。また、必要に応じこのエリ
アを閉じ、あたかも瞼を閉じるが如くコミュニケーショ
ン表示エリアを背景が黒の領域で表示するように構成し
てもよい。
【0324】[実施の形態4]次に、本発明に係る表示
装置の実施の形態4について、図44〜図51を用いて
説明する。尚、上記実施の形態1、2、3と同様の構成
については、同一の符号を符し、その詳細な説明は省略
する。本例では、表示画面の構成を図44のように構成
している。
【0325】本例の携帯機器600は、いわゆる手書き
による書き込み入力を可能とするペン入力でカード型の
携帯機器で構成される。このため、ハーウエア構成にお
いては、上記実施の形態1〜3とは異なり、図2に示す
ブロック図の構成に加えて、ペン入力操作部を有し、さ
らにCPUには、ペン入力の文字、図形等を認識する認
識手段を有し、この認識結果に基づいて各種の処理を行
う。記憶部は、上述のRAM、ROMの他、携帯機器に
対して着脱自在の不揮発性メモリーカード、PCMCI
Aカード、本携帯装置専用のIDカード等が含まれてい
る。尚、操作部によりテキストデータを入力することも
可能である。
【0326】表示部は、画像表示機能と静電誘導タブレ
ット機能とを兼ね備えたアクティブマトリックスタイプ
の液晶表示パネルと、ペン入力操作部からの信号を受け
て表示パネル上におけるペン入力操作部の先端座標を検
出する座標検出回路と、画像表示動作及び座標検出動作
を制御する制御回路と、を有している。
【0327】ペン入力操作部は、表示パネル上の行電極
及び列電極と浮遊容量で結合されて入力インピーダンス
の高い領域検出電極を先端に有しており、行電極に印加
された走査パルス或いは列電極に印加された走査パルス
に起因して上記検出電極に誘導電圧が誘起される。座標
検出回路は、制御回路からの座標検出用タイミング信号
に基づいてペン入力操作部の検出電極に発生する誘導電
圧の発生タイミングを検出して、先端座標を検出する。
【0328】そして、表示部に表示されるメニューのう
ちペン入力操作部によって指示された処理メニューの内
容を判断する指示判断手段を有し、判断結果に応じた処
理を実施する機能と、ペン入力の文字、図形等を認識す
る認識手段を有し、この認識結果に基づいて各種の処理
を行う機能と、の切換を可能としている。
【0329】尚、ペン入力操作部と携帯機器とがケーブ
ル接続されていない場合には、ペン入力操作部の中に
は、情報収集部、コード情報生成部、一時記憶部、位置
検出部、ユーザーの操作指示に基づいて、コード情報と
位置指示信号を送出する信号発生コード情報送信部等を
形成し、1つのペン形状の座標指示器で、手書き入力
と、バーコード入力とを可能とし、表示部の構成とし
て、センスマトリックス部、位置検出部(指示座標セン
ス部)、コード情報抽出部、位置検出処理部、を有する
構成とするのが好ましい。
【0330】従って、本例の携帯機器600は、操作部
602としてペン入力操作部603、操作ボタン0〜9
を有している。
【0331】図44は、メイン画面の画面構成のレイア
ウトを示している。同図に示すように、表示部606に
は、表示部606上部に現在時刻、日付を表示する日付
表示エリア610と、電子メール表示エリア620と、
スケジュール表示エリア630と、データベース表示エ
リア640と、を有する。
【0332】日付表示エリア610には、日付が「AM
10:05 59 Thursday Oct.12」601のように
表示される。電子メール表示エリア620は、電子メー
ルが遠くから届くイメージから時間軸遠方に位置してお
り、送信者メールボックスアイコン621及びその数
と、送信待ちメールボックスアイコン622及びその数
と、受信メールボックスアイコン623及びその数と、
開封済みメールボックスアイコン624及びその数と、
が表示される。
【0333】スケジュール表示エリア630は、ランド
スケープメタファに則ったパースフェクティブのついた
時間軸表示エリア633をベースに右エリアに予定が建
物アイコン636・637の形で、左エリアには、TO
DOリストがビルボード638の形で表示される。
【0334】時間軸表示エリア633の時間軸は、手前
が現在に近く、遠方に行くに従い未来を表す。このよう
にして、時間軸を上方向から見た道路状に配置し、その
道路の周囲に置かれるオブジェクトのイメージでGUI
を設定する。本例では、例えば道路を時間軸とし、建物
をスケジュールとし、看板をTODOとし、マンホール
をメモとしている。また、時間軸表示エリア633に沿
って、予定の入っている領域を着色表示する予定有無背
景表示エリア634を形成し、現在時刻を中心に過去の
領域を着色表示する背景画面着色表示エリア632を形
成している。
【0335】道路での時間軸には遠近感があり、遠く
(未来)にあるものは小さく、次第に現在がその時間に
近づくと、オブジェクトははっきりと見えてきて、大ま
かな内容が識別できる。
【0336】道路の右側に予定が建物の形で、左エリア
にはTODOリストがビルボードの形で表示され、視野
変換ボタンとして方向転換アイコン644・645によ
り、ユーザーがどちからを向いた状態を示す各ファンク
ションモードに移る。
【0337】建物アイコン636・637は、その形状
や属性の異なる複数種類の3次元立体アニメート状のア
イコンよりなる。これらの建物の種類は予定の種類を表
し、持っているスケジュールの意味が異なる。本例で
は、ビル636はオフィシャルな予定、一般家屋637
はプレイベート予定を意味している。
【0338】看板アイコン(ビルボード)638は、道
路のある地点(時間)に固定され、時間に関連のあるデ
ータを示す足の生えた看板アイコン638Aと、空間に
浮遊して表示され、時間に関わらないデータを示す足の
無い看板アイコン638Bと、を有する。また、時間軸
表示エリア633上の過去の領域には、メモを書込むた
めのマンホールアイコン639を有している。また、時
間軸の過去を表す部分は、ダークアウトし現在点を認識
しやすくなっている。
【0339】さらに、スクロールにより、スケージュー
ルを見るスケールの大小(1日/1週間)を、道路にパ
ースペクティブをつけて、遠くのものは圧縮され、鳥瞰
図のように表示される。即ち、スクロール操作により、
時間軸のスケールを大きくとり、画面を縮小表示させる
に従い、3次元表示の視点位置を徐々に高めることで、
縮小時には、図46Aに示すように鳥瞰図のように上か
ら眺めるイメージの表示画面、鳥瞰図表示モード750
が生成される。この場合時間軸表示エリア752は、日
単位の時間軸となっており、スケジュール表示エリア7
54の各種のアイコンは小さく形成されている。なお、
この小さく形成された各種のアイコンの時間軸と直交す
る方向の長さはその日の予定の詰まり具合を表示してい
る。
【0340】ここで、このような表示画面を生成するた
めには、キャラクタを各々持ち、時間との対応によりビ
ットマップを変えることで、建物の種類を情報によって
変える。尚、細かく制御しない場合は、道路の部分は、
数字で書き換える。
【0341】また、鳥瞰図の表示は、スケジュールの頭
の開始時間情報と、長さに関する情報によって、各アイ
コンの位置を決めて、長さによって、何種類かのうちの
キャラクタを選択し、時間軸上に貼り付けることが好ま
しい。
【0342】この場合、例えば十分単位でキャラクタが
数多くあると処理が大変なので、種類は限定することが
好ましい。例えば、建物アイコンの立方体状のキャラク
タの場合には、立方体の右端の側面と左端の側面だけ絵
としてもっていて、開始時間と終了時間に基づいて、右
端と左端との間を線で結び、ドットデータの影だけ形成
するような形成手法を採ることが好ましい。
【0343】表示部606下部のデータベース表示エリ
ア640は、自分の持つデータベースとなり、電話帳ア
イコン641と、時間軸上の未来の方向へスクロールす
るためのアイコン643と、過去の方向へスクロールす
るためのアイコン642と、建物アイコン636が正面
となるような2次元表示に方向転換するための方向転換
アイコン644と、ビルボードアイコン638が正面と
なるような2次元表示に方向転換するための方向転換ア
イコン645と、を有する。
【0344】カード側面のスケール切り換えボタン60
4A・604B・604Cにより、上から月単位、週単
位、日単位への切り換えを可能としている。日単位は、
地上に近い位置、週単位は鳥の目の高さ、月単位は人工
衛星から見た位置に相当し、街をズームアップするイメ
ージとしている。
【0345】図51Dは、月単位の表示を示している。
この月単位の表示では、日単位、週単位の表示と異な
り、表示部上部は、現在近く、表示部下部は未来を示す
ようになっている。この棒グラフは、その日の予定の総
量を表す。
【0346】そして、図54Eに示すように、スクロー
ルアイコンをタッチし続けることで時間軸がスクロール
し、ペンを離すとスクロールが止まる。
【0347】図51Fにおいて、例えば11月14日の
エリアをダブルタッチする。すると、その日の日単位で
の時間軸へ切り換わる。図53Aに示すように、さらに
建物をダブルタッチすると、図53Bに示すようにスケ
ジュールの内容が表示される。ここで、予定を11月1
4日から変更するためには、図50Cに示すように、時
間軸上の建物をペンで所望の時刻位置までドラッグす
る。
【0348】図51Aに示すように、リスト表示された
着信メールをダブルタッチすることで着信メールの中か
らメールを開く。このウインドウでは、発信者名、表題
の一覧表示がなされる。所望のメールをダブルタッチす
ると、図54Bに示すような下位メニューのウインドウ
が表示される。
【0349】ここで、図51Dに示すように、表示部の
最上部の時刻表示エリアをタッチすると、現在時間の時
間軸表示モードに戻る。
【0350】また、単に閉じる場合には、左上のクロー
ズボックスをダブルタッチすることで閉じる。
【0351】図50Dに示すように、キーボードの任意
のキーに、ペン入力操作部603をタッチすることで、
図50Eに示すようなメモモードにおけるメモ入力用画
面が開く。図50Eのメモ入力画面のウインドウの最上
部に位置する(メモ画面のタイトルバーにある)各種ア
イコンのうち、スケジュール用の入力フォーマット選択
アイコン686を、ペン入力操作部603により選択
し、ダブルタッチする。
【0352】すると、図53Fに示すようなスケジュー
ル表示画面690が表示される。このスケジュール表示
画面690においては、時間は画面内のスケールをペン
入力操作部603によりなぞって設定する。名前を入力
すると、データベースに関連データがある場合に、当該
データを示すアイコンが名前の後に表示される。
【0353】また、アラーム有無アイコン696によ
り、アラームの有無を設定する。さらに、建物のタイプ
をタッチにより建物アイコン694A〜694Dのいず
れかから選択する。
【0354】上記スケジュールを入力するための入力画
面を閉じると、図52Aに示すように、時間軸上にスケ
ジュールを示す建物アイコン636が自動的に貼付けら
れる。
【0355】次に、電子メールを作成する場合には、図
52Bに示すように、メモモードにおけるメモ入力用画
面680を開く。図52Bのメモ入力画面680のウイ
ンドウの最上部に位置する(メモ画面のタイトルバーに
ある)各種アイコンのうち、メール用の入力フォーマッ
ト選択アイコン682を、ペン入力操作部603により
選択し、ダブルタッチする。
【0356】すると、図49Cに示すような、電子メー
ル表示画面700が表示される。この電子メール表示画
面700においては、キーボードにより入力を行なう。
名前を入力すると、電子メールのアドレスがデータベー
スから自動的に引出され、電子メール表示画面700内
に表示される。キーボードを用いて電子メールを作成す
ると、電子メール表示画面700のウインドウの最上部
にあるタイトルバーの左端に位置するクローズボックス
アイコン702をペン入力操作部603によりタッチす
ることで、電子メール表示画面700を閉じることがで
きる。
【0357】そして、電子メールを作成して閉じると、
その電子メールは、送信待ちメールボックスアイコン6
22に蓄えられ、本携帯機器に含まれるカードが電話回
線に接続されると、自動的に送信される。
【0358】次に、未来においてしなければならない事
項(Todoリスト)を作成する場合には、図49Dに
示すように、ペン入力操作部603をキーボードにタッ
チする。すると、図49Eに示すように、メモモードに
おけるメモ入力用画面680を開く。図49Dのメモ入
力画面680のウインドウの最上部に位置する(メモ画
面のタイトルバーにある)各種アイコンのうち、TOD
Oリスト用の入力フォーマット選択アイコン684を、
ペン入力操作部603により選択し、ダブルタッチす
る。尚、返信ボタンをタッチすると、返信メール作成画
面に切り換わる。
【0359】すると、図49Fに示すような、Todo
リスト表示画面710が表示される。このTodoリス
ト表示画面810内のハンドライトエリア712内に、
ペン入力操作部603を用いて、手書きでインクデータ
として文字入力を行なう。
【0360】図52Fにおいては、「BUY WIN
E」と手書き入力されている。この場合には、表示文字
は、明朝体、ゴシック体等でななく、手書用のフォント
データを用いて手書き文字が表示されることとなる。
尚、図示しないが、キーボードを用いてテキストデータ
として入力した場合には、ハンドライトエリア812内
には、明朝体、ゴシック体等のフォントデータが表示さ
れることとなる。
【0361】このハンドライトエリア710に文字が入
力されると、このエリアがそのままの形で時間軸上に貼
付け表示される。
【0362】また、このTODOリストには、時間軸上
に乗るTodoリストと、時間軸上に乗らないTodo
リストとがある。そして、時間を指定した場合には、時
間軸に乗るTodoリストとして足のあるビルボードア
イコンが時間軸上に貼付くこととなる。また、時間軸に
乗らないものは、足のないビルボードの形で時間軸上の
任意の場所にフローティングして留まる。
【0363】通常は、時間の経過と共にビルボードアイ
コンは画面から消える。しかし、時間軸に乗ったTod
oリストを消去操作していない場合は、ビルボードアイ
コンは、時間の経過に拘らず、消去操作が行われるまで
下辺に留まる。ここで、いくつかのビルボードアイコン
が下辺に溜まった場合には、アイコンが交互に積層表示
される。
【0364】そして、ビルボードアイコン638Bを消
去する場合には、図48Aに示すように、ペン入力操作
部603によりチェックを行なうと、自動的にTodo
リストを表すビルボードアイコン638Bは消去される
こととなる。
【0365】次にデータベースを検索する場合には、図
51Bに示すように、ペン入力操作部603により、デ
ータベースボックスアイコン641にダブルタッチする
と、検索用のデータベース表示モードに移る。
【0366】図48Cに示すように、検索モード画面6
50においては、検索ワード入力タブ652内に、キー
ボードを用いて検索語例えば名前の頭文字例えばyaを
入力すると共に、双眼鏡アイコン654をペン入力操作
部603にてタッチすることで、検索を開始し、検索終
了後、該当するデータを表示することができる。
【0367】すると、図48Dに示すような、該当デー
タリスト表示画面660に、該当データがリスト表示さ
れる。当該該当データの中から、所望のデータの選択タ
ブ662をペン入力操作部603によりダブルタッチす
ると、図48Eに示すようなデータ表示画面670内に
詳細なデータを表示させることができる。
【0368】次に、メモを作成する場合には、図48F
に示すように、ペン入力操作部603をキーボードにタ
ッチする。すると、図47Aに示すように、メモモード
におけるメモ入力用画面680を開く。図47Aのメモ
入力画面680内に、ペン入力操作部603を用いて、
手書きでインクデータとして文字入力を行なう。
【0369】図47Aにおいては、「TAXI ¥12
0」と手書き入力されている。この場合には、表示文字
は、明朝体、ゴシック体等でななく、手書用のフォント
データを用いて手書き文字が表示されることとなる。
尚、図示しないが、キーボードを用いてテキストデータ
として入力した場合には、メモ入力画面680内には、
明朝体、ゴシック体等のフォントデータが表示されるこ
ととなる。
【0370】そして、クローズボックスアイコンをペン
入力操作部によりタッチすると、メモ入力画面680が
閉じ、図47Bに示すように、メモを作成した時間軸上
にマンホールアイコン639の形で貼付け表示される。
逆に、マンホールアイコン639をダブルタッチする
と、メモ内容表示画面が表示される。
【0371】[実施の形態5]次に、本発明に係る表示
装置の実施の形態5について、図52〜図55を用いて
説明する。尚、上記実施の形態1、2、3と同様の構成
については、同一の符号を符し、その詳細な説明は省略
する。本例では、表示画面の構成を図55Cのように構
成している。
【0372】図52Aでは、PC側の表示画面800内
にウインドウとして本携帯機器に現在表示されている表
示画面802を表示している。そして、PC側の表示画
面内には、例えばインターネット上の他のサーバにアク
セスして文献の表示、写真及び説明文等を表示させ、当
該表示画像を本携帯機器の記憶部内に取り込むことがで
きる。この場合には、PC上の例えば本表示装置に係る
ソフト(PIMソフト)等のツールでカメラツールを選
択し、対象となる画像の範囲指定を行ない取り込む部分
の選択を行なう。その後、本表示装置のメモモードにお
けるメモの中に前記画像が取り込まれることとなる。
【0373】さらに、当該画像を図52Bに示すよう
に、TodoリストモードにおけるTodoリストの中
に取り込むこともできる。
【0374】PCと本携帯機器とは、予め指定した情報
のみのデータ同期化を行なうことができるので、PIM
ソフト本体、PIM上のメモ、ダウンロードした電子メ
ール等と本携帯機器とをシンクロできる。従って、現在
PC上の表示画面に取り込んだ画像は、そのまま同時に
本携帯機器にデータ同期化されている。このため、本携
帯機器のみをユーザーが持ち歩いていても、PC同様に
PIMソフト本体、PIM上のメモ、ダウンロードした
電子メール等を扱うことができる。
【0375】図52Cは、携帯機器側の表示画面の詳細
を示している。同図では、上記実施の形態4と異なり、
日付という時間軸812を道路上の標識のメタファとし
て表している。また、建物アイコンの高さの高低によっ
て、スケジュールの量の大小を表している点で実施の形
態4と異なる。
【0376】図54Aには、方向転換後のモードにおい
て、上記Todoリストに取り込んだ画像が看板818
として表示されている。このように、取り込んだ画像を
TODOリスト用のアイコンのキャラクタデータとして
使用することもできる。
【0377】図54Cには、予め情報告知を設定してい
た場合に、所望の時刻になると本携帯機器の音声出力部
よりメロディ等の音声情報が出力すると共に、同図のよ
うなスケジュールの概要を示すポップアップメニュー8
42が予定が入力された建物アイコン840に隣接して
表示している例を示したものである。このように、情報
告知の際には、音声情報と表示情報との双方を用いてユ
ーザーに知らせることができる。
【0378】図54Bには、TODOリストに予定を書
き込む場合の表示画面を示している。同図において、T
ODOリスト810のモードを開くと共に、キーボード
の表示画像で表された文字入力インターフェース830
のウインドウを開き、当該文字入力インターフェース8
30上の各種キーボードタブを上記ペン入力操作部又は
指等にて選択することで、TODOリスト810への文
字等の書き込みを行なう。
【0379】図55Aには、ノート表示モード850が
示されている。このノード表示モードにおいても、各種
項目の順番を入れ換えたり、項目を新たに付け加えたり
することもできる。項目の順番の入れ換えは、例えば指
によるタッチやペン入力操作部のタッチにより行なうこ
とができる。新規項目の追加でも、画面上のキーボード
表示された上記文字入力インターフェース830を用い
ることで指又はペン入力操作部を用いてペン入力を行な
うことができる。
【0380】図55Bには、バルーンアイコン816が
表示されている。このバルーンアイコン816をタッチ
すると、電子メールを開いて、その具体的内容が表示さ
れた下位の表示画面モードを表示することができる。こ
れを示したのが図55Cである。図55Cの電子メール
表示画面820においても、文字入力インターフェース
830を用いることで、返信のためのメールを作成、編
集を行うことができる。
【0381】さらに、これらの作成したメールを、所望
の送信先に送信することもできる。この送信を行なう場
合には、先ず、本携帯機器に係るカードを、モデムや拡
張用のバッテリ等が内臓されたドッキングステーション
に取り付け、電話に接続する。そして、図53Aに示す
ように、画面上の電子メールを表すバルーンアイコン8
16を、ポストアイコン814上に移動させることによ
って、送信が可能となる。その後、自動的に電話回線に
接続され、メールを送信し終えると、自動的に回線は切
断される。
【0382】図53Bには、受信したメールがバルーン
アイコン816として道路上に浮遊するように複数表示
されている画面を表している。
【0383】図53Cには、いずれかのバルーンアイコ
ン816をクリックした後に電子メールの具体的内容を
示す電子メール表示画面820が表示されている例を示
している。同図では、スケジュールが添付された電子メ
ールの場合には、電子メール表示画面820上にスケジ
ュール確認用のアイコン822が表示されることとな
る。このアイコン822を選択すると、さらに下位メニ
ュー画面として対象となる日時のスケジュール表示モー
ドが表示される。
【0384】図53Dには、逆に電子メールにスケジュ
ールを添付して送信する場合を示している。スケジュー
ルOKボタンをクリックすると、自動的にスケジュール
の項目が登録され、同時に返信用の電子メールの画面が
開く。そして、ポストアイコン1114をクリックする
ことで送信を行なうことができる。
【0385】尚、本発明に係る装置と方法は、そのいく
つかの特定の実施の形態に従って説明してきたが、当業
者は本発明の主旨及び範囲から逸脱することなく本発明
の本文に記述した実施の形態に対して種々の変形が可能
である。例えば図56A〜56Cの概念図に示されてい
るように、本例の表示装置を含む携帯機器を図56A〜
56Cの各図に示すようなネットワーク内に用いても良
い。即ち、PC1と携帯機器2−1、2−2・・・とで
通信を行なうことができるようネットワークを構成して
も良い。
【0386】本例では、本発明を腕に装着する場合を例
にとり説明したが、本発明はこれに限らず、必要に応じ
て各種用途に用いることができる。また、上記実施の形
態の携帯機器のキーを配置に限らず、必要に応じ、これ
以外の個数でもよい。
【0387】また、表示部としてLCDディスプレイを
使用した場合について説明したが、本発明ではこれに限
定されず、例えば薄型のブラウン管、あるいは液晶シャ
ッター等を用いた小型テレビ、プラズマディスプレイ等
の種々の表示装置を使用することができる。また、本発
明において表示部に映し出される映像は、必ずしも3次
元映像である必要はない。
【0388】さらに、PCの表示部においてアイコン用
キャラクタデータを例えば鳩から動物へ変更可能に形成
されている場合に、携帯機器の表示部においてアイコン
用キャラクタデータを動物で表示させ、携帯機器とPC
とを同期化させるような構成であっても良い。この場合
には、PCは、携帯機器に対して通常の情報と共に動物
に対応するビューのアイコン情報をもダウンロードする
よう構成すれば良い。
【0389】尚、PC1は、更にインターネット回線、
LAN、WAN、イントラネット回線等を介して、イン
ターネット上の他のサーバーと接続して、携帯機器2
は、PC1を介しインターネット回線の他のサーバ等へ
もアクセスできるよう構成しても好いし、PC1を介し
て、携帯機器2と、他の携帯機器との間でも情報の享受
をできるよう構成しても良い。
【0390】また、第2の情報処理装置としてPC、第
1の情報処理装置として本発明の表示装置を適用した例
を説明したが、第1の情報処理装置としてPDA、MC
C、サーバー等を用いても良い。また、第2の情報処理
装置としてPCを用いているが、ワークステーション、
メインフレーム、ワードプロセッサ装置等であっても良
い。
【0391】さらに、上記実施の形態4、5に示した表
示画面を構成する機器に、腕装着部を形成した構成であ
っても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1Aは、本発明に係る表示装置の実施の形態
の一例を示す表示画面の概略図である。図1Bは、図1
Aの表示装置のメイン画面を示す表示画面の概略図であ
る。
【図2】図2は、図1の携帯型情報処理装置と、パーソ
ナルコンピュータの各々のハードウエア構成を示すブロ
ック図である。
【図3】図3は、本発明に係る携帯型情報処理装置のソ
フトウエア構成を示す機能ブロック図である。
【図4】図4は、図3の機能ブロック図の詳細を示す機
能ブロック図である。
【図5】図5は、図1A、Bの表示装置の制御系に従っ
て表示部に段階的に表示される、上位メニュー群、下位
メニュー群及び設定表示画面を示す概略説明図である。
【図6】図6A〜図6Cは、図1A、Bの表示装置の表
示部に表示される画面の一例を示す概略図である。
【図7】図7A、図7Bは、図1A、Bの表示装置の表
示部に表示される画面の一例を示す概略図である。
【図8】図8A〜図8Cは、図1A、Bの表示装置の表
示部に表示される画面の一例を示す概略図である。
【図9】図9A〜図9Cは、図1A、Bの表示装置の表
示部に表示される画面の一例を示す概略図である。
【図10】図10A〜図10Cは、図1A、Bの表示装
置の表示部に表示される画面の一例を示す概略図であ
る。
【図11】図11A〜図11Cは、図1A、Bの表示装
置の表示部に表示される画面の一例を示す概略図であ
る。
【図12】図12は、図1A、Bの表示装置の表示部に
表示される画面の一例を示す概略図である。
【図13】図13は、本発明に係る携帯型情報処理装置
のソフトウエア構成を示す機能ブロック図である。
【図14】図14は、本発明に係る携帯型情報処理装置
の記憶部に格納される情報の階層を表すメモリマップを
示す概略図である。
【図15】図15は、通信部やその他の内部装置間で送
受信されるデータの電磁信号を示す概念図である。
【図16】図16Aは、携帯型情報処理装置の記憶部に
格納されるキャラクタデータと、当該キャラクタに関連
する機能プログラムとの関連性を定義したテーブルの一
例を示す説明図である。図16Bは、携帯型情報処理装
置の記憶部に格納されるキャラクタデータと、画面上の
配置位置及びメニュー形式を、各モードに応じて示した
テーブルの一例を示す説明図である。
【図17】図17Aは、携帯型情報処理装置の記憶部に
格納される背景画面用キャラクタデータの一例を示す説
明図である。図17Bは、携帯型情報処理装置の記憶部
に格納されるアイコン用キャラクタデータの一例を示す
説明図である。
【図18】図18は、制御系によって実施される制御手
順を示すフローチャートである。
【図19】図19は、図18のフローチャートのA処理
をさらに詳細に説明したフローチャートである。
【図20】図20Aは、図18のフローチャートのステ
ップ3をさらに詳細に説明したフローチャートである。
図20Bは、図18のフローチャートのステップ3をさ
らに詳細に説明したフローチャートである。
【図21】図21Aは、図20A、図20Bのフローチ
ャートのステップ32、42をさらに詳細に説明したフ
ローチャートである。図21Bは、図20A、図20B
のフローチャートのステップ32、42を行なう場合の
一例を詳細に説明したフローチャートである。図21C
は、図20A、図20Bのフローチャートのステップ3
2、42を行なう場合の一例を詳細に説明したフローチ
ャートである。
【図22】図22Aは、図1A、Bの表示装置の操作系
によって実施される操作手順を示すフローチャートであ
る。図22Bは、図22Aのフロチャートのステップ1
01をさらに詳細に説明したフローチャートである。図
22Cは、図22Aのフロチャートのステップ104を
さらに詳細に説明したフローチャートである。
【図23】図23Aは、本発明に係る表示装置の他の実
施の形態の一例を示す表示画面の概略図である。図23
Bは、図23Aの表示装置のメイン画面を示す表示画面
の概略図である。
【図24】図24は、図23A、Bの表示装置の制御系
に従って表示部に段階的に表示される、上位メニュー
群、下位メニュー群及び設定表示画面を示す概略説明図
である。
【図25】図25は、図23A、Bの表示装置の表示部
に表示される画面の一例を示す概略図である。
【図26】図26A〜図26Dは、図23A、Bの表示
装置の表示部に表示される画面の一例を示す概略図であ
る。
【図27】図27A〜図27Dは、図23A、Bの表示
装置の表示部に表示される画面の一例を示す概略図であ
る。
【図28】図28は、図23A、Bの表示装置の表示部
に表示される画面の一例を示す概略図である。
【図29】図29A〜図29Dは、図23A、Bの表示
装置の表示部に表示される画面の一例を示す概略図であ
る。
【図30】図30A〜図30Cは、図23A、Bの表示
装置の表示部に表示される画面の一例を示す概略図であ
る。
【図31】図31A、図31Bは、図23A、Bの表示
装置の表示部に表示される画面の一例を示す概略図であ
る。
【図32】図32A〜図32Cは、図23A、Bの表示
装置の表示部に表示される画面の一例を示す概略図であ
る。
【図33】図33Aは、図23A、Bの表示装置の操作
系によって実施される操作手順を示すフローチャートで
ある。図33Bは、図33Aのフロチャートのステップ
131をさらに詳細に説明したフローチャートである。
図33Cは、図33Aのフロチャートのステップ134
をさらに詳細に説明したフローチャートである。
【図34】図34は、本発明に係る表示装置の他の実施
の形態の一例を示す表示画面の概略図である。
【図35】図35は、図34の表示画面のアイコンをク
リックした場合に表示される下層メニュー画面(ウイン
ドウ)の一例を示す概略図である。
【図36】図36は、図34の表示画面のアイコンをク
リックした場合に表示される下層メニュー画面(ウイン
ドウ)の一例を示す概略図である。
【図37】図37は、本発明に係る携帯型情報処理装置
とパーソナルコンピュータとでネットワークを構成し、
データ同期化を行なう場合において、当該携帯型情報処
理装置とパーソナルコンピュータの一例を示す斜視図で
ある。
【図38】図38は、本発明に係る携帯型情報処理装置
を示す正面図である。
【図39】図39は、図38の携帯型情報処理装置の表
示部に表示されるメイン画面を示す概略図である。
【図40】図40A〜図40Fは、図39のメイン画面
の下層メニューに示される下層メニュー画面の一例をそ
れぞれ示す概略図である。
【図41】図41A〜図41Eは、図38の携帯型情報
処理装置の表示部に表示される画面の一例を示す概略図
である。
【図42】図42は、本例の表示装置の制御系に従って
表示部に段階的に表示される、上位メニュー群、下位メ
ニュー群及び設定表示画面を示す概略説明図である。
【図43】図43は、操作系によって実施される操作手
順を示すフローチャートである。
【図44】図44は、本発明に係る表示装置の他の実施
の形態の一例を示す表示画面の概略図である。
【図45】図45は、図44の表示装置の制御系に従っ
て表示部に段階的に表示される、上位メニュー群、下位
メニュー群及び設定表示画面を示す概略説明図である。
【図46】図46A、図46Bは、図44の表示装置の
表示部に表示される画面の一例を示す概略図である。
【図47】図47A〜図47Bは、図44の表示装置の
表示部に表示される画面の一例を示す概略図である。
【図48】図48A〜図48Fは、図44の表示装置の
表示部に表示される画面の一例を示す概略図である。
【図49】図49A〜図49Fは、図44の表示装置の
表示部に表示される画面の一例を示す概略図である。
【図50】図50A〜図50Fは、図44の表示装置の
表示部に表示される画面の一例を示す概略図である。
【図51】図51A〜図51Fは、図44の表示装置の
表示部に表示される画面の一例を示す概略図である。
【図52】図52Aは、本発明に係る表示装置の他の実
施の形態の一例を示す表示画面の概略図である。図52
B、図52Cは、図52Aの表示装置の表示部に表示さ
れる画面の一例を示す概略図である。
【図53】図53A〜図53Dは、図52Aの表示装置
の表示部に表示される画面の一例を示す概略図である。
【図54】図54A〜図54Dは、図52Aの表示装置
の表示部に表示される画面の一例を示す概略図である。
【図55】図55A〜図55Cは、図52Aの表示装置
の表示部に表示される画面の一例を示す概略図である。
【図56】図56A〜図56Cは、本発明に係る携帯型
情報処理装置とパーソナルコンピュータとでネットワー
クを構成し、データ同期化を行なう場合の例を示す概略
図である。
【図57】図57は、従来の操作部によりカーソルを移
動させた場合に生じる問題点を説明するための概略図で
ある。
【図58】従来の携帯型情報処理装置を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 携帯機器 11 計時部 12 記憶部 13 表示部 14 操作部 15 通信手段 16 音声出力部 17 音声入力部 18 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B020 AA17 CC01 CC02 CC06 CC12 DD05 FF53 GG16 HH22 HH25 HH26 KK13 KK14 5B069 CA02 CA07 CA09 CA13 CA16 CA19 DD11 GA01 GA03 HA13 JA10 LA04 LA05 5E501 AA02 AA04 AB03 AB16 AC12 AC15 AC23 AC33 BA02 BA05 CA04 CA08 CB01 CB03 CB05 CB06 CB08 CB11 CB15 CC04 DA11 EA02 EA05 EA06 EA07 EA21 EA33 EB01 EB05 EB14 FA02 FA04 FA05 FA06 FA10 FA14 FA21 FA22 FA25 FA26 FA32 FB03 FB04 FB14 FB22 FB28 FB32

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面上に少なくとも第1の方向に沿
    って形成される時間軸を含む表示画像を表示する表示手
    段と、 少なくとも前記時間軸を前記第1の方向にて物理移動さ
    せる操作手段と、 前記操作手段の操作入力に基づいて、前記表示画面を表
    示制御する制御手段と、 を有し、 前記操作手段は、前記第1の方向と交差する第2の方向
    に延びる回転軸を含む回転操作手段を有し、 前記回転操作手段は、第1の物理量にて回転操作した時
    に、少なくとも前記時間軸が前記第1の物理量に対応し
    た第2の物理量にて物理移動するよう形成されることを
    特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記回転操作手段は、回転接線方向が前記第1の方向と
    一致するように形成されることを特徴とする表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記操作手段は、前記表示画面上の予め定められた表示
    領域を拡大表示設定することを特徴とする表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記操作手段は、少なくとも前記第2の方向へ移動可能
    に形成されて、この第2の方向へ移動することで、前記
    表示領域を拡大表示設定することを特徴とする表示装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記操作手段は、前記表示画面の前記第1の方向の一端
    に位置し、少なくとも前記第2の方向の一方の方向に移
    動することで、前記表示画面上の前記第2の方向の一端
    に位置する前記表示領域を拡大表示設定することを特徴
    とする表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記操作手段は、前記第2の方向の他方の方向に移動す
    ることで、前記表示画面上の前記第2の方向の他端に位
    置する表示領域を拡大表示設定することを特徴とする表
    示装置。
  7. 【請求項7】 請求項5において、 前記操作手段は、少なくとも前記第1の方向に移動可能
    に形成されて、少なくとも第1の方向に移動すること
    で、前記表示画面上の少なくとも前記第1の方向でのカ
    ーソル位置を移動設定することを特徴とする表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項1において、 前記回転操作手段は、前記表示画面の前記第2の方向の
    一端に配置される第1の操作部にて形成されることを特
    徴とする表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記第1の操作部は、前記第2の方向に移動可能に形成
    されて、前記第2の方向での移動操作により前記表示画
    面上の前記第1の方向でのカーソル位置を移動設定し、
    回転操作により前記表示画面上の前記時間軸と直交する
    第3の方向での前記カーソル位置を移動設定することを
    特徴とする表示装置。
  10. 【請求項10】 請求項8において、 前記時間軸と直交する第3の方向に移動可能な第2の操
    作部をさらに有し、 前記制御手段は、前記第2の操作部の操作入力に基づい
    て、前記第1の方向にて前記時間軸上の時間幅を拡大す
    るように表示制御することを特徴とする表示装置。
  11. 【請求項11】 請求項8において、 前記時間軸と直交する第3の方向に移動可能な第3の操
    作部をさらに有し、 前記制御手段は、前記第3の操作部の操作入力に基づい
    て、前記第1の方向にて前記時間軸上の時間幅を縮小す
    るように表示制御することを特徴とする表示装置。
  12. 【請求項12】 請求項9において、 前記制御手段は、前記時間軸と直交する第3の方向に分
    割される各第1分割領域がほぼ均等に表示される第1の
    モードと、少なくとも一つの前記第1分割領域が拡大表
    示される第2のモードと、を切り換えるモード制御手段
    を有し、 前記モード制御手段のモード切換を指示する第4の操作
    部をさらに有することを特徴とする表示装置。
  13. 【請求項13】 請求項12において、 前記表示手段は、前記第2のモードの下層モードにて、
    前記第1分割領域を前記第3の方向にて複数に分割表示
    される各第2分割領域を有し、 前記第2の操作部は、前記第2の方向での移動操作によ
    り、前記カーソルを各前記第2分割領域の間をジャンプ
    移動できることを特徴とする表示装置。
  14. 【請求項14】 請求項13において、 前記表示手段は、前記第2分割領域が前記第1の方向に
    て複数に分割される各第3分割領域を有し、 前記第2の操作部は、回転操作により前記カーソルを各
    前記第3方向分割領域の間をジャンプ移動できることを
    特徴とする表示装置。
  15. 【請求項15】 請求項13において、 各前記第2分割領域は、各々異なる複数の階層構造にて
    表示され、 前記第2の操作部は、各々の前記階層の間を前記カーソ
    ルがジャンプ移動できるよう形成されることを特徴とす
    る表示装置。
  16. 【請求項16】 請求項1において、水平面に対する前
    記表示手段の姿勢角度を検出する検出手段を有し、 前記制御手段は、前記検出手段の検出結果に基づいて、
    当該検出角度が所定の姿勢角度の範囲内であるときに、
    電源をオンとし、所定の前記姿勢角度の範囲外であると
    きに、電源をオフとするように制御する姿勢スイッチ制
    御部を有することを特徴とする表示装置。
  17. 【請求項17】 表示画面上に少なくとも第1の方向に
    沿って形成される時間軸を含む表示画像を表示する表示
    手段と、 少なくとも前記表示画面上にて前記表示画像を操作入力
    する操作手段と、 前記操作手段の操作入力に基づいて、前記表示画面を表
    示制御する制御手段と、 を有し、 前記表示手段は、前記表示画面の前記時間軸と直交する
    第2の方向にて分割される各表示領域を表示し、 前記操作手段は、前記第2の方向の一端側に移動させる
    と該一端側の前記表示領域が拡大し、かつ、前記第2の
    方向の一端側に移動させた後に再度前記一端側に移動さ
    せると他のいずれかの前記表示領域が拡大するように操
    作できる第1の操作部を有することを特徴とする表示装
    置。
  18. 【請求項18】 請求項17において、 前記操作手段は、前記第1の方向の一端側に移動させる
    と前記時間軸上の時間幅を拡大表示設定できる第2の操
    作部を有することを特徴とする表示装置。
  19. 【請求項19】 請求項18において、 前記第2の操作部は、再度前記一端側に移動させるとア
    イコンの下層メニューが表示できることを特徴とする表
    示装置。
  20. 【請求項20】 請求項19において、 前記第2の操作部は、前記表示画面上にて移動されるカ
    ーソルの指示位置により前記アイコンの表示位置を指定
    入力するように操作するポインティングデバイスである
    ことを特徴とする表示装置。
  21. 【請求項21】 請求項17において、 水平面に対する前記表示手段の姿勢角度を検出する検出
    手段を有し、 前記制御手段は、前記検出手段の検出結果に基づいて、
    当該検出角度が所定の姿勢角度の範囲内であるときに、
    電源をオンとし、所定の前記姿勢角度の範囲外であると
    きに、電源をオフとするように制御する姿勢スイッチ制
    御部を有することを特徴とする表示装置。
  22. 【請求項22】 請求項1〜請求項21のいずれかに記
    載の表示装置を含む携帯型情報処理装置。
  23. 【請求項23】 請求項22において、前記表示装置に
    配設され装着者の腕に装着される腕装着部をさらに有す
    ることを特徴とする携帯型情報処理装置。
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