JP2001201536A - チップ測定用プローバ - Google Patents

チップ測定用プローバ

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JP2001201536A
JP2001201536A JP2000010644A JP2000010644A JP2001201536A JP 2001201536 A JP2001201536 A JP 2001201536A JP 2000010644 A JP2000010644 A JP 2000010644A JP 2000010644 A JP2000010644 A JP 2000010644A JP 2001201536 A JP2001201536 A JP 2001201536A
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JP
Japan
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chip
stage
prober
measured
vacuum suction
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JP2000010644A
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Nobuichi Fukunaga
伸壱 福永
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望のダイのみの電気的特性を測定するチッ
プ測定用プローバを提供することである。 【解決手段】 本チップ測定用プローバ30は、筐体3
1内に、検査対象のチップCを上面に保持するステージ
32、連結部33を介してステージを支持し、昇降させ
る昇降機構34、昇降機構を水平方向に移動する水平移
動機構36、センサ38、及びプローブ針42の位置を
検出するカメラ40を備えている。プローバは、チップ
に形成された半導体集積回路の電極等の所定部位に接触
し、半導体集積回路の電極等を測定装置に導通させるプ
ローブ針42を有する測定基板44をステージの上方に
備える。ステージは、真空源に接続された真空吸着部4
6を上面に備え、真空吸着部によってチップを真空吸着
して上面に保持する。真空吸着部は、チップの下面より
小さな面積でチップの下面に相似する矩形状の吸着面を
有し、真空源と連通する複数個の穴を吸着面に開口さ
せ、穴を介してチップを吸着面に真空吸着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップ測定用プロ
ーバに関し、更に詳細には、所望のチップの電気的特性
を測定できるようにしたチップ測定用プローバに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造過程では、特定の工程
が終了する毎に、ウエハ上の各チップ領域に形成された
半導体集積回路の電気的特性を、ウエハプローバを使っ
て測定している。ここで、図3及び図4を参照して、ウ
エハ検査工程で使用するウエハプローバの構成を説明す
る。図3はウエハ検査工程で使用するウエハプローバの
構成を示す模式的断面図、及び図4はステージの構成を
示す平面図である。ウエハプローバ10は、図3に示す
ように、筐体11内に、検査対象のウエハWを上面に保
持するステージ12、連結部13を介してステージ12
を支持し、垂直方向に昇降させる昇降機構14、昇降機
構14を水平移動させる水平移動機構16、ウエハWの
位置及びパターンを検出し、認識するセンサ18、及び
ウエハWの所定部位に接触させるプローブ針22の位置
を検出するカメラ20を備えている。また、ウエハプロ
ーバ10は、半導体集積回路の電極等の所定部位に接触
し、図示しない測定装置に半導体集積回路の電極等を導
通させるプローブ針22を有する測定基板24をステー
ジ12の上方に備えている。
【0003】ステージ12は、図4に示すように、図示
しない真空源に接続された、複数個(図4では、3個の
み図示)の同心円状に設けられた円環状真空吸着部26
A〜Cを上面に備え、真空吸着部26によってウエハW
を真空吸着して上面に保持する。真空吸着部26A〜C
には、真空源と連通する複数個の穴(図示せず)が開口
しており、穴を介してウエハを真空吸着する。
【0004】ウエハプローバ10は、センサ18及びカ
メラ20により、ウエハWの位置、姿勢、半導体集積回
路のパターン等を計測し、その計測データに基づいて昇
降機構14及び水平移動機構16を動作させ、プローブ
針22に対する半導体集積回路の位置合わせを自動で行
い、ウエハ上の半導体集積回路の所定部位にプローブ針
22を接触させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のウエ
ハプローバは、上述のように、ウエハを保持して、ウエ
ハ上の各チップの半導体集積回路の電気的特性を測定す
るように構成されている。従って、ウエハをダイシング
して得た特定のダイ(チップ)だけを測定する必要があ
る場合であっても、従来のウエハプローバを使用する限
り、測定する必要のない他のダイも含めてウエハ状態で
なければ測定出来ない。例えば、不良品のダイだけを測
定したい場合でも、測定する必要のない良品ダイも含め
たウエハ状態でなければ、不良品のダイを測定出来な
い。これでは、不便であって、所望のダイのみの電気的
特性を測定するチップ測定用プローバが求められてい
る。
【0006】そこで、本発明の目的は、所望のダイのみ
の電気的特性を測定するチップ測定用プローバを提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るチップ測定用プローバは、プローブ針
を有する測定基板と、測定基板の下方に設けられ、上面
に被測定チップを保持して、自在に昇降し、水平移動す
るステージと、ステージを昇降させ、かつ水平移動させ
る昇降/水平移動機構と、昇降/水平移動機構を動作さ
せて、被測定チップの所定部位をプローブ針に接触させ
るようにステージを位置決めする位置決め機構とを備え
る、チップ測定用プローバであって、被測定チップの下
面より面積の小さい真空吸着面をステージの上面に備え
ていることを特徴としている。
【0008】本発明のチップ測定用プローバでは、被測
定チップの下面より面積の小さい真空吸着面をステージ
の上面に備え、被測定チップを真空吸着面に載せること
により、ステージ上に被測定チップを保持することがで
きる。そして、保持した被測定チップの所定部位をプロ
ーブ針に接触させることにより、被測定チップを外部の
測定装置に接続させることができる。
【0009】本発明の好適な実施態様では、位置決め機
構は、チップの有無、位置、姿勢、及び半導体集積回路
のパターンなどを計測するセンサ及びカメラを備え、セ
ンサ及びカメラから得た計測データに基づいて昇降/水
平移動機構を動作させ、チップの所定部位とプローブ針
との位置合わせを行うようにする。また、被測定チップ
の下面より面積の小さい真空吸着面(以下、第1の真空
吸着面と言う)と、第1の真空吸着面の外側であって、
かつ被測定ウエハの外周縁より内側に位置する環状の真
空吸着面(以下、第2の真空吸着面と言う)とを備え、
チップを測定対象とするときには、第1の真空吸着面を
動作させ、ウエハを測定対象とするときには第2の真空
吸着面を動作させるようにして、チップ測定とウエハ測
定とを兼用して行うことができるようにすることもでき
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、実施形態例を挙げ、添付
図面を参照して、本発明の実施の形態を具体的かつ詳細
に説明する。実施形態例 本実施形態例は、本発明に係るチップ測定用プローバの
実施形態の一例であって、図1は本実施形態例のチップ
測定用プローバの構成を示す模式的側面図、図2はステ
ージの構成を示す平面図である。本実施形態例のチップ
測定用プローバ30は、図1に示すように、筐体31内
に、測定対象のチップCを保持するステージ32、連結
部33を介してステージ32を支持し、垂直方向に昇降
させる昇降機構34、昇降機構34を水平移動させる水
平移動機構36、チップCの位置及びパターンを検出
し、認識するセンサ38、及び、被測定チップの所定部
位に接触させるプローブ針42の位置を検出するカメラ
40を備えている。昇降機構34及び水平移動機構36
には、例えばエアアクチュエータ等を使用する。また、
チップ測定用プローバ30は、被測定チップCに形成さ
れた半導体集積回路の電極等の所定部位に接触し、図示
しない測定装置に半導体集積回路の電極等を導通させる
プローブ針42を有する測定基板44をステージ32の
上方に備えている。
【0011】ステージ32は、図1及び図2に示すよう
に、図示しない真空源に接続された真空吸着部46を上
面に備え、真空吸着部46によってチップCを真空吸着
して上面に保持する。真空吸着部46は、図2に示すよ
うに、被測定チップCの下面より小さな面積で被測定チ
ップCの下面に相似する矩形状の吸着面を有し、真空源
と連通する複数個の穴(図示せず)を吸着面に開口さ
せ、開口した穴を介してチップCを吸着面に真空吸着す
る。
【0012】チップ測定用プローバ30は、搭載された
センサ38及びカメラ40により、チップCの位置、姿
勢、半導体集積回路のパターン等を計測し、その計測デ
ータに基づいて昇降機構34及び水平移動機構36を動
作させ、プローブ針42に対する半導体集積回路の位置
合わせを自動的に行い、チップの半導体集積回路の所定
部位をプローブ針42を接触させる。
【0013】本実施形態例のチップ測定用プローバ30
では、真空吸着部26として、被測定チップCの下面よ
り面積の小さい真空吸着面をステージ32の上面に備
え、被測定チップCを真空吸着面に載せることにより、
ステージ32上に被測定チップCを保持することができ
る。そして、保持した被測定チップCの所定部位をプロ
ーブ針42に接触させることにより、被測定チップCを
外部の測定装置に接続させることができる。本実施形態
例では、ステージ32が所定のダイ(チップ)のみを保
持できるので、従来のウエハプローバ10とは異なり、
測定したいダイのみを測定し、測定する必要のないダイ
は他の目的に利用できる。例えば、本実施形態例のチッ
プ測定用プローバ30を使った検査工程で不良品のダイ
だけを選別し、不良原因解明のための測定用に保管し、
良品は次工程に送ることが出来る。
【0014】また、本実施形態例のチップ測定用プロー
バ30では、ステージ32を除く、連結部33、昇降機
構34等の他の部品に、従来のウエハプローバ10の対
応する部品を使用し、かつ、チップ測定用プローバ30
のステージ32をウエハプローバ10のステージ12と
交換することにより、チップ測定用プローバ30をウエ
ハプローバ10として使用することもできる。
【0015】更には、ステージ32の真空吸着部46の
外側に、従来のウエハプローバ10のステージ10に設
けた円環状の真空吸着部26A〜Cを設け、チップを測
定対象とするときには真空吸着部46を動作させ、ウエ
ハを測定対象とするときには真空吸着部26A〜Cを動
作させるようにして、チップ測定及びウエハ測定の双方
に兼用できるようにすることもできる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、プローブ針を有する測
定基板と、測定基板の下方に設けられ、チップを保持し
て、自在に昇降し、水平移動するステージと、ステージ
を昇降させ、かつ水平移動させる昇降/水平移動機構
と、昇降/水平移動機構を動作させて、プローブ針にチ
ップの所定部位を接触させるようにステージを位置決め
する位置決め機構とを備え、チップの下面より面積の小
さい真空吸着面をステージの上面に設けることにより、
チップ測定用プローバを実現することができる。本発明
に係るチップ測定用プローバを使えば、ウエハから分離
されたダイ単体の電気的特性を測定することができ、ま
た、ウエハから分離された測定する必要のあるダイのみ
測定を行い、同一ウエハから分離された測定する必要の
ないダイは、別の目的に利用するようにすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例のチップ測定用プローバの構成を示
す模式的側面図である。
【図2】チップ測定用プローバのステージの構成を示す
平面図である。
【図3】従来のウエハプローバの構成を示す模式的側面
図である。
【図4】ウエハプローバのステージの構成を示す平面図
である。
【符号の説明】
10……従来のウエハプローバ、11……筐体、12…
…ステージ、13……連結部、14……昇降機構、16
……水平移動機構、18……センサ、20……カメラ、
22……プローブ針、24……測定基板、26……円環
状真空吸着部、30……実施形態例のチップ測定用プロ
ーバ、31……筐体、32……ステージ、33……連結
部、34……昇降機構、36……水平移動機構、38…
…センサ、40……カメラ、42……プローブ針、44
……測定基板、46……真空吸着部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プローブ針を有する測定基板と、測定基
    板の下方に設けられ、上面に被測定チップを保持して、
    自在に昇降し、水平移動するステージと、ステージを昇
    降させ、かつ水平移動させる昇降/水平移動機構と、昇
    降/水平移動機構を動作させて、被測定チップの所定部
    位をプローブ針に接触させるようにステージを位置決め
    する位置決め機構とを備える、チップ測定用プローバで
    あって、 被測定チップの下面より面積の小さい真空吸着面をステ
    ージの上面に備えていることを特徴とするチップ測定用
    プローバ。
  2. 【請求項2】 位置決め機構は、チップの有無、位置、
    姿勢、及び半導体集積回路のパターンなどを計測するセ
    ンサ及びカメラを備え、センサ及びカメラから得た計測
    データに基づいて昇降/水平移動機構を動作させ、チッ
    プの所定部位とプローブ針との位置合わせを行うように
    したことを特徴とする請求項1に記載のチップ測定用プ
    ローバ。
  3. 【請求項3】 被測定チップの下面より面積の小さい真
    空吸着面(以下、第1の真空吸着面と言う)と、第1の
    真空吸着面の外側であって、かつ被測定ウエハの外周縁
    より内側に位置する環状の真空吸着面(以下、第2の真
    空吸着面と言う)とを備え、チップを測定対象とすると
    きには、第1の真空吸着面を動作させ、ウエハを測定対
    象とするときには第2の真空吸着面を動作させるように
    したことを特徴とする請求項1又は2に記載のチップ測
    定用プローバ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012093112A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Mitsubishi Electric Corp 半導体チップテスト装置及び半導体チップテスト装置の操作手順
KR101304276B1 (ko) * 2008-08-20 2013-09-11 (주)테크윙 다이 검사지원용 핸들링시스템의 캐리어, 푸싱장치 및 검사지원방법
CN108761309A (zh) * 2018-05-23 2018-11-06 昆山龙雨智能科技有限公司 一种测试装置

Cited By (4)

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