JP2001200773A - コモンレール及びその強化処理方法 - Google Patents

コモンレール及びその強化処理方法

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JP2001200773A
JP2001200773A JP2000155887A JP2000155887A JP2001200773A JP 2001200773 A JP2001200773 A JP 2001200773A JP 2000155887 A JP2000155887 A JP 2000155887A JP 2000155887 A JP2000155887 A JP 2000155887A JP 2001200773 A JP2001200773 A JP 2001200773A
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Seishi Sakugi
清史 柵木
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哲也 丹羽
Tomiyasu Hirano
富保 平野
Shizuo Ishikawa
鎮夫 石川
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M55/00Fuel-injection apparatus characterised by their fuel conduits or their venting means; Arrangements of conduits between fuel tank and pump F02M37/00
    • F02M55/02Conduits between injection pumps and injectors, e.g. conduits between pump and common-rail or conduits between common-rail and injectors
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加圧燃料による内圧によって生じる引張応力
を抑制して、レール穴に開口する分岐穴の穴周囲部にお
けるコモンレールの内圧疲労強度を高めることができる
コモンレール及びその強化処理方法を提供する。 【解決手段】 コモンレール1の中心部にはレール穴1
0が形成され、レール穴10を取り囲む筒壁部11には
レール穴10に開口する複数の分岐穴12が形成され
る。レール穴10の内周面の少なくとも分岐穴12の穴
周囲部には、ショットピーニングを施して圧縮残留応力
が付与される。ショットピーニングは、2本の管状ノズ
ル17をコモンレール1の左右開口端からレール穴10
に進入させ、その先端に設けた噴射口17aをレール穴
10に開口し、左右両噴射口17a,17aからショッ
ト18を同時に噴射し、これをレール穴10の内周面全
体に衝突させて施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンのコモン
レール式燃料噴射装置におけるコモンレール及びその強
化処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10及び図11は従来のコモンレール
式燃料噴射装置におけるコモンレール51を示し、中心
部にレール長方向に延びるレール穴52が形成されてい
る。レール穴52を取り囲む筒壁部53の複数箇所に
は、内側から外側へ順に、レール穴52に交差開口して
レール長直角方向に延びる複数(図示例では4つ)の分
岐穴54と、分岐穴54より内径の大きい連通穴55
と、テーパー状のシール面56とが、各々連通するよう
に形成されている。複数のシール面56には、各々イン
ジェクタへ延びるインジェクションパイプ(図示略)の
端部のシール面が密着するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のコモ
ンレール51には、次のような問題があった。つまり、
レール穴52及び分岐穴54の内壁には、図11に矢印
で示すように、加圧燃料による内圧がかかる。レール穴
52に開口する分岐穴54の穴周囲部57では両穴5
2,54の応力が合成されるため、他の部分よりも大き
い引張応力が発生し、内圧の変動により疲労破壊しやす
くなる。
【0004】本発明の目的は、上記課題を解決し、加圧
燃料による内圧によって生じる引張応力を抑制して、レ
ール穴に開口する分岐穴の穴周囲部におけるコモンレー
ルの内圧疲労強度を高めることができるコモンレール及
びその強化処理方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のコモンレールは、中心部にレール穴が形成
され、該レール穴を取り囲む筒壁部にレール穴に開口す
る複数の分岐穴が形成されたコモンレールにおいて、レ
ール穴の内周面の少なくとも分岐穴の穴周囲部がショッ
トピーニングされることにより圧縮残留応力が付与され
ていることを特徴としている。
【0006】また、本発明のコモンレールの強化処理方
法は、中心部にレール穴が形成され、該レール穴を取り
囲む筒壁部にレール穴に開口する複数の分岐穴が形成さ
れたコモンレールにおいて、レール穴の内周面の少なく
とも分岐穴の穴周囲部にショットピーニングを施して圧
縮残留応力を付与することを特徴としている。
【0007】ここで、ショットピーニングは、コモンレ
ールの左右開口端に開口した噴射口からレール穴の内周
面全体に施してもよいが、分岐穴に対峙して開口した噴
射口から分岐穴の穴周囲部に施してもよい。
【0008】また、ショットピーニングは、分岐穴の近
傍でレール穴に開口した噴射口から噴射されたショット
を、噴射口及び分岐穴の両方に斜めに対峙する反射面に
衝突させて分岐穴へ反射させ、該反射したショットで分
岐穴の穴周囲部に施してもよい。この場合、噴射口はコ
モンレールの一方開口端からレール穴に進入させたノズ
ルの先端に設けられ、反射面はコモンレールの他方開口
端からレール穴に進入させた反射スライド棒の先端に設
けられることが好ましい。反射スライド棒は、コモンレ
ールと同等以上の硬度を有すれば特定の材質に限定され
ず、例えば、硬質金属やセラミックスを例示できる。
【0009】ショットピーニングに使用するショットと
しては特に限定されないが、ガラスビーズショットやス
チールショットを例示できる。ショットの大きさ及び噴
射速度は特に限定されないが、40〜200ミクロンの
微小ショットを100m/秒以上で噴射するWPC処理
(Wide Peaning Cleaning)(株
式会社不二機販及び株式会社不二製作所の登録商標)を
採用することが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態例について、図1〜図5を参照して説明する。図3は
ディーゼルエンジンのコモンレール式燃料噴射装置の概
略を示し、コモンレール1の側部には、燃料ポンプ2を
接続するためのパイプ3と、インジェクタ4を接続する
ためのインジェクションパイプ5(カラー、ユニオン等
がアッシー化されている)とが接続され、コモンレール
1の端部には、リリーフバルブ6と圧力センサ7とが接
続される。燃料ポンプ2とインジェクタ4は電子制御装
置8により制御される。
【0011】まず、図1及び図2は第一実施形態を示
し、金属製のコモンレール1の中心部にはレール長方向
に延びるレール穴10が形成され、レール穴10を取り
囲む筒壁部11の複数箇所には、内側から外側へ順に、
レール穴10に交差開口してレール長直角方向に延びる
複数(図示例では4つ)の分岐穴12と、分岐穴12よ
り内径の大きい連通穴13と、テーパー状のシール面1
4とが、各々連通するように形成されている。複数のシ
ール面14には、各々インジェクションパイプ5の端部
の凸球面状のシール面(図示略)が密着するようになっ
ている。
【0012】コモンレール1の左右端面には、各々レー
ル穴10より内径の大きい取付穴15がレール穴10と
同軸状に連通するように設けられ、取付穴15の内周面
開口部には雌ネジ部16が形成されている。そして、図
1における左側の取付穴15には圧力センサ7が、右側
の取付穴15にはリリーフバルブ6が、それぞれ接続さ
れる。
【0013】レール穴10の内周面には、ショットピー
ニングが施されている。本実施形態では、40〜200
ミクロンの微小ショットを被加工面に100m/秒以上
で噴射するWPC処理(Wide Peaning C
leaning)を採用した。具体的には、図1に示す
ように、2本の管状ノズル17をコモンレール1の左右
開口端から取付穴15を介してレール穴10に進入さ
せ、その先端に設けた噴射口17aをレール穴10に開
口した。そして、左右両噴射口17a,17aからショ
ット18を同時に噴射し、これをレール穴10の内周面
全体に衝突させた。ショット18としては、ガラスビー
ズショットを使用した。図2の網掛け部位は、ショット
18の衝突によって微細な凹凸が形成された影響部19
を示す。影響部19は、分岐穴12の穴周囲部20を含
むレール穴10の内周面全体に亘り、かかる部位に圧縮
残留応力が付与される。
【0014】本実施形態のコモンレール1によれば、レ
ール穴10の内周面全体にショットピーニングを施して
圧縮残留応力を付与しているので、加圧燃料による内圧
によって生じる引張応力を抑制して、レール穴10に開
口する分岐穴12の穴周囲部20におけるコモンレール
1の内圧疲労強度を高めることができる。また、ショッ
トピーニングによって穴周囲部20のバリを除去し、円
弧状にR面取りすることもできる。
【0015】次に、図4及び図5は、第二実施形態を示
し、ショットピーニングに使用するノズルの形状が異な
る点においてのみ第一実施形態と相違する。本実施形態
の管状ノズル22は、先端が閉じており、周壁の先端壁
寄りに噴射口22aが貫設されている。本実施形態で
は、2本のノズル22をコモンレール1の左右開口端か
ら取付穴15を介してレール穴10に進入させ(一部図
示略)、噴射口22aを分岐穴12に対峙して開口させ
た。そして、噴射口22aからショット18を噴射し、
これを分岐穴12の穴周囲部20に衝突させた。また、
ノズル22をレール穴10内でレール長方向に進退自在
に移動させることにより、全ての分岐穴12の穴周囲部
20にショットピーニングを施した(図示略)。図5の
網掛け部位は、衝突によって微細な凹凸が形成された影
響部23を示す。影響部23は、分岐穴12の穴周囲部
20に形成されており、かかる部位に圧縮残留応力が付
与される。本実施形態によっても、第一実施形態と同様
の効果が得られる。
【0016】次に、図6及び図7(a)は、第三実施形
態を示し、分岐穴12の数を6つとし、一方のノズル1
7に代えて、反射スライド棒30を使用した点において
のみ第一実施形態と相違する。本実施形態では、第一実
施形態の4つの分岐穴12に加え、該4つの分岐穴12
のうちのレール長方向中央部に位置する2つの分岐穴1
2と対峙する筒壁部11の二ヶ所にさらに2つの分岐穴
12を設けた。
【0017】反射スライド棒30は、硬質金属によって
断面半円形に形成されており、水平上面32と半円周面
33とを備えた支柱部31と、支柱部31の先端でその
水平上面32側が高さ方向斜めに切り欠かれてなる反射
部34とを備えている。反射部34の上面は、支柱部3
1の水平上面32に対して鈍角に傾斜して連続する斜面
となっており、該斜面が半月形の反射面35を構成して
いる。
【0018】本実施形態では、1本のノズル17をコモ
ンレール1の一方開口端(図6では左開口端)から取付
穴15を介してレール穴10に進入させ、分岐穴12近
傍で噴射口17aをレール穴10に開口するとともに、
反射スライド棒30を他方開口端(同図では右開口端)
から取付穴15を介してレール穴10に進入させ、反射
面35を噴射口17a及び分岐穴12の両方に斜めに対
峙させた。そして、噴射口17aからショット18を噴
射し、これを分岐穴12の穴周囲部20に衝突させると
ともに、反射スライド棒30の反射面35に衝突させて
分岐穴12へ反射させ、噴射口17aから直接噴射され
たショット18と、反射したショット18とで、分岐穴
12の穴周囲部20にショットピーニングを施した。
【0019】また、ノズル17及び反射スライド棒30
をレール穴10内でレール長方向に進退自在に移動させ
るとともに、反射スライド棒30を回転させて反射面3
5を方向違いの分岐穴12に対峙させることにより、全
ての分岐穴12の穴周囲部20(図2(b)を援用す
る)にショットピーニングを施した。本実施形態によれ
ば、第一実施形態と同様の効果に加え、ショット18が
分岐穴12の穴周囲部20に効果的に照射され、圧縮残
留応力値が高まるという効果が得られる。
【0020】なお、図7(b)は反射スライド棒30の
変更例を示し、円柱状の支柱部31と、支柱部31の先
端でその上側が高さ方向斜めに切り欠かれてなる反射部
34とを備えている。反射部34の上面は、前記切り欠
きによって形成された斜面となっており、該斜面が楕円
形の反射面35を構成している。本変更例によっても、
第三実施形態と同様の効果が得られる。
【0021】次に、図8及び図9(a)は、第四実施形
態を示し、反射スライド棒の形状が異なる点においての
み第三実施形態と相違する。本実施形態の反射スライド
棒40は、硬質金属によって断面円形に形成されてお
り、円周面42を備えた円柱状の支柱部41と、支柱部
41の先端に連続する円錐状の反射部43とを備えてい
る。反射部43の周面は支柱部41の円周面42に連続
する凸テーパー面となっており、該テーパー面が反射面
44を構成している。
【0022】本実施形態では、1本のノズル17をコモ
ンレール1の一方開口端(図8では左開口端)から取付
穴15を介してレール穴10に進入させ(一部図示
略)、分岐穴12近傍で噴射口17aをレール穴10に
開口するとともに、反射スライド棒40を他方開口端
(同図では右開口端)から取付穴15を介してレール穴
10に進入させ(一部図示略)、反射面44を噴射口1
7a及び分岐穴12の両方に斜めに対峙させた。そし
て、噴射口17aからショット18を噴射し、これを分
岐穴12の穴周囲部20(図2(b)を援用する)に衝
突させるとともに、反射スライド棒40の反射面44に
衝突させて分岐穴12へ反射させ、噴射口17aから直
接噴射されたショット18と、反射したショット18と
で、分岐穴12の穴周囲部20にショットピーニングを
施した。
【0023】また、ノズル17及び反射スライド棒40
をレール穴10内でレール長方向に進退自在に移動させ
ることにより、全ての分岐穴12の穴周囲部20にショ
ットピーニングを施した。本実施形態によれば、第三実
施形態と同様の効果に加え、レール長方向中央部に位置
する2組4つの分岐穴12のように、方向違いの分岐穴
12の穴周囲部20に一度にショットピーニングを施す
ことができる。
【0024】なお、図9(b)は反射スライド棒40の
変更例を示し、円柱状の支柱部41と、支柱部41の先
端でその上下両側が高さ方向斜めに切り欠かれてなる反
射部43とを備えている。反射部43の上下両面は、前
記切り欠きによって形成された斜面となっており、該斜
面が方向違いの2つの反射面44を構成している。本変
更例によっても、第四実施形態と同様の効果が得られ
る。
【0025】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨から逸
脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。 (1)第一実施形態において、ノズル17を、レール長
方向に進退自在に移動させながらショット18を噴射す
ること。 (2)第一実施形態において、ショット18は、左右両
噴射口17a,17aから同時にではなく、一方ずつ順
に噴射してもよい。 (3)第二実施形態において、噴射口22aは、ノズル
22の周壁のノズル長方向並列に、分岐穴12に対応す
る複数箇所に設けられても良い。
【0026】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明のコモンレー
ル及びその強化処理方法によれば、加圧燃料による内圧
によって生じる引張応力を抑制して、レール穴に開口す
る分岐穴の穴周囲部におけるコモンレールの内圧疲労強
度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係るコモンレールの断
面図である。
【図2】(a)は図1の部分拡大断面図、(b)は
(a)のIIb−IIb断面図である。
【図3】エンジンのコモンレール式燃料噴射装置の概略
図である。
【図4】第二実施形態に係るコモンレールの要部断面図
である。
【図5】(a)は図4の部分拡大断面図、(b)は
(a)のVb−Vb断面図である。
【図6】第三実施形態に係るコモンレールの断面図であ
る。
【図7】同実施形態で使用する反射スライド棒の要部拡
大斜視図である。
【図8】第四実施形態に係るコモンレールの要部断面図
である。
【図9】同実施形態で使用する反射スライド棒の要部拡
大斜視図である。
【図10】従来例に係るコモンレールの断面図である。
【図11】(a)は図10の部分拡大断面図、(b)は
(a)のXIb−XIb断面図である。
【符号の説明】 1 コモンレール 10 レール穴 11 筒壁部 12 分岐穴 17 ノズル 17a 噴射口 18 ショット 20 穴周囲部 22 ノズル 22a 噴射口 30 反射スライド棒 35 反射面 40 反射スライド棒 44 反射面
フロントページの続き (72)発明者 丹羽 哲也 愛知県西尾市中畑町浜田下10番地 株式会 社オティックス内 (72)発明者 平野 富保 愛知県西尾市中畑町浜田下10番地 株式会 社オティックス内 (72)発明者 石川 鎮夫 愛知県西尾市中畑町浜田下10番地 株式会 社オティックス内 Fターム(参考) 3G066 AA07 AB02 AC09 BA46 BA55 CB01 CD21

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心部にレール穴が形成され、該レール
    穴を取り囲む筒壁部にレール穴に開口する複数の分岐穴
    が形成されたコモンレールにおいて、前記レール穴の内
    周面の少なくとも分岐穴の穴周囲部がショットピーニン
    グされることにより圧縮残留応力が付与されていること
    を特徴とするコモンレール。
  2. 【請求項2】 中心部にレール穴が形成され、該レール
    穴を取り囲む筒壁部にレール穴に開口する複数の分岐穴
    が形成されたコモンレールにおいて、前記レール穴の内
    周面の少なくとも分岐穴の穴周囲部にショットピーニン
    グを施して圧縮残留応力を付与することを特徴とするコ
    モンレールの強化処理方法。
  3. 【請求項3】 前記ショットピーニングは、前記コモン
    レールの左右開口端に開口した噴射口から前記レール穴
    の内周面全体に施す請求項2記載のコモンレールの強化
    処理方法。
  4. 【請求項4】 前記ショットピーニングは、前記分岐穴
    に対峙して開口した噴射口から該分岐穴の穴周囲部に施
    す請求項2記載のコモンレールの強化処理方法。
  5. 【請求項5】 前記ショットピーニングは、前記分岐穴
    の近傍で前記レール穴に開口した噴射口から噴射された
    ショットを、該噴射口及び前記分岐穴の両方に斜めに対
    峙する反射面に衝突させて前記分岐穴へ反射させ、該反
    射したショットで前記分岐穴の穴周囲部に施す請求項2
    記載のコモンレールの強化処理方法。
  6. 【請求項6】 前記噴射口は前記コモンレールの一方開
    口端から前記レール穴に進入させたノズルの先端に設け
    られ、前記反射面は前記コモンレールの他方開口端から
    前記レール穴に進入させた反射スライド棒の先端に設け
    られた請求項6記載のコモンレールの強化処理方法。
  7. 【請求項7】 前記ショットピーニングは、40〜20
    0ミクロンの微小ショットを100m/秒以上で噴射し
    て施す請求項2、3、4、5又は6記載のコモンレール
    の強化処理方法。
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