JP2001199622A - 用紙後処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

用紙後処理装置及び画像形成装置

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JP2001199622A
JP2001199622A JP2000011801A JP2000011801A JP2001199622A JP 2001199622 A JP2001199622 A JP 2001199622A JP 2000011801 A JP2000011801 A JP 2000011801A JP 2000011801 A JP2000011801 A JP 2000011801A JP 2001199622 A JP2001199622 A JP 2001199622A
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JP2000011801A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Hirota
和浩 廣田
Hisao Hosoya
久男 細谷
Hiroto Ito
弘人 伊藤
Masanobu Kono
政信 河野
Tomoji Kanazawa
友二 金沢
Mamoru Tomotsune
守 友常
Takanori Yoshida
高典 吉田
Shigehiro Okubo
茂宏 大久保
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】付属品を一切使用しないで着脱でき、簡単に設
置可能である。 【解決手段】画像形成装置本体1Aから搬出された画像
形成済みの用紙Sを搬送して中間スタッカ24上に積載
し、整合手段25により整合し、後処理手段30により
後処理した後、排紙手段20により排出して、排紙皿4
1上に載置する用紙後処理装置本体100を、画像形成
装置本体1Aに装着して設置可能である用紙後処理装置
FSにおいて、画像形成装置本体1Aに備えられる画像
形成装置本体側位置決め固定手段201と装着時に位置
決め固定される用紙後処理装置本体側位置決め固定手段
111を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真複写
機、プリンタ、ファクシミリ、これらの複数の機能を有
する複合機や印刷機等の画像形成装置により画像を形成
された用紙を受け入れ、後処理手段による後処理を行う
用紙後処理装置及び画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置本体より排紙される画像記
録済の複数枚の用紙を、コピー1部ごとに丁合して綴じ
手段により綴じ合わせる装置として用紙後処理装置が利
用される。
【0003】この用紙後処理装置は、複写機やプリンタ
等の画像形成装置本体と機能が接続されていて、コピー
又はプリントプロセスのシーケンス作動に対応して駆動
するようになっている。
【0004】用紙後処理装置の一例として、画像形成装
置本体から搬出された画像形成済みの用紙は、綴じ手
段、シフト手段、製本手段、穴あけ手段等の後処理手段
により後処理した後、排紙手段により排紙皿上に排出さ
れる。
【0005】このような用紙後処理装置に関しては、す
でに特開昭60−142359号、同60−15846
3号、同62−239169号更に特開昭62−288
002号、同63−267667号、特開平2−276
691号、特公平5−41991号の各公報による提案
が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の用紙後処理装置
は、画像形成装置本体から搬出された画像形成済みの用
紙を搬送して中間スタッカ上に積載して整合し、後処理
した後、排出して、排紙皿上に載置する用紙後処理装置
本体をユニット化し、この用紙後処理装置本体を画像形
成装置本体に装着して設置可能であるが、装着に固定用
板金や架台を用いており、装着時のネジ止め、位置合わ
せの調整に手数を要し作業性が悪かった。
【0007】この発明は、上記の課題を解決するために
なされたものであり、付属品を一切使用しないで着脱で
き、簡単に設置可能である用紙後処理装置及び画像形成
装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、この発明は、以下のように構成
した。
【0009】請求項1に記載の発明は、『画像形成装置
本体から搬出された画像形成済みの用紙を搬送して中間
スタッカ上に積載して整合し、後処理した後、排出し
て、排紙皿上に載置する用紙後処理装置本体を、前記画
像形成装置本体に装着して設置可能である用紙後処理装
置において、前記画像形成装置本体に備えられる画像形
成装置本体側位置決め固定手段と装着時に位置決め固定
される用紙後処理装置本体側位置決め固定手段を備える
ことを特徴とする用紙後処理装置。』である。
【0010】この請求項1に記載の発明によれば、用紙
後処理装置本体を画像形成装置本体に装着するときに、
用紙後処理装置本体側位置決め固定手段と画像形成装置
本体側位置決め固定手段とにより位置決め固定され、付
属品を一切使用しないで着脱でき、簡単に設置可能であ
る。
【0011】請求項2に記載の発明は、『前記画像形成
装置本体に備えられる画像形成装置本体側ガイド部と装
着時に位置決め固定可能に案内する用紙後処理装置本体
側ガイド部を備えることを特徴とする請求項1に記載の
用紙後処理装置。』である。
【0012】この請求項2に記載の発明によれば、用紙
後処理装置本体を画像形成装置本体に装着するときに、
用紙後処理装置本体側ガイド部が画像形成装置本体側ガ
イド部に案内されて、付属品を一切使用しないで簡単か
つ確実に装着して位置決め固定することができる。
【0013】請求項3に記載の発明は、『前記画像形成
装置本体側位置決め固定手段及び用紙後処理装置本体側
位置決め固定手段は、挿入時に凹凸係合する位置決め部
材と、挿入により係止されるロック部材からなることを
特徴とする請求項1に記載の用紙後処理装置。』であ
る。
【0014】この請求項3に記載の発明によれば、挿入
時に凹凸係合する位置決め部材と、挿入により係止され
るロック部材とから簡単かつ確実に装着して位置決め固
定することができる。
【0015】請求項4に記載の発明は、『前記ロック部
材は、前記用紙後処理装置本体の手前側に案内されたロ
ック解除部材の操作によりロック解除可能であることを
特徴とする請求項3に記載の用紙後処理装置。』であ
る。
【0016】この請求項4に記載の発明によれば、用紙
が詰まった時やメンテナンス時には、用紙後処理装置本
体の手前側からロック解除部材を操作することで、ロッ
ク部材のロックを解除して用紙後処理装置本体を画像形
成装置本体から取り外すことができる。
【0017】請求項5に記載の発明は、『前記位置決め
部材は、金属導体を用いて電気的に接触して用紙後処理
装置本体のアースとしたことを特徴とする請求項3に記
載の用紙後処理装置。』である。
【0018】この請求項5に記載の発明によれば、位置
決め部材に金属導体を用いることで、画像形成装置本体
と用紙後処理装置本体とを電気的に接触することがで
き、用紙後処理装置本体のアースを簡単にすることがで
きる。
【0019】請求項6に記載の発明は、『前記請求項1
乃至請求項5のいずれか1項に記載の用紙後処理装置を
備えてなることを特徴とする画像形成装置。』である。
【0020】この請求項6に記載の発明によれば、付属
品を一切使用しないで画像形成装置本体に用紙後処理装
置本体を着脱でき、簡単に設置可能である。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、この発明の用紙後処理装置
を備えた画像形成装置の実施の形態を図面に基づいて説
明するが、この発明は、この実施の形態に限定されな
い。
【0022】図1は用紙後処理装置FSと自動原稿送り
装置DFと画像読み取り装置(スキャナ)SCとを装備
した画像形成装置1の全体構成図である。
【0023】図示の画像形成装置本体1Aは、画像処理
部2、画像書き込み部3、画像形成部4、高圧電源部
5、カセット給紙部6、定着装置7、排紙部8、自動両
面コピーのための再搬送手段(ADU)9を備えてい
る。
【0024】画像形成装置本体1Aの上部には、画像読
み取り装置SCと自動原稿送り装置DFが搭載されてい
る。画像形成装置本体1Aの図示の左上部の排紙部8側
には、用紙後処理装置FSが連結されている。
【0025】自動原稿送り装置DFの原稿台上に第1面
を上向きにして載置された原稿dは、矢印方向に搬送さ
れ画像読み取り装置SCの光学系により原稿の片面又は
両面の画像が読みとられ、CCDイメージセンサC1に
読み込まれる。
【0026】CCDイメージセンサC1により光電変換
されたアナログ信号は、画像処理部2において、アナロ
グ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処
理等を行った後、画像書き込み部3に信号を送る。
【0027】画像書き込み部3においては、半導体レー
ザからの出力光が画像形成部4の感光体ドラム4Aに照
射され、潜像を形成する。画像形成部4においては、帯
電、露光、現像、転写、分離、クリーニング等の処理が
行われ、カセット給紙部6から搬送された用紙Sに画像
が転写される。画像を担持した用紙Sは、定着装置7に
より定着され、排紙部8から用紙後処理装置FSに送り
込まれる。或いは排紙路切り替え板8Aにより再搬送手
段9に送り込まれた片面画像処理済みの用紙Sは、再び
画像形成部4において両面画像処理された後、排紙部8
の排紙ローラ8Bにより用紙後処理装置FSに送り込ま
れる。
【0028】用紙後処理装置FSは、画像形成装置本体
1Aの左上部に着脱可能に装着される。用紙後処理装置
FSは、用紙搬送手段10、排紙手段20、後処理手段
30、昇降排紙手段40からなり、これらは用紙後処理
装置本体100に配置される。
【0029】図1において、画像形成装置本体1A内の
右寄り側には、画像形成部4を中心にして、画像形成装
置本体1Aの高さ方向下方にカセット給紙部6が、上方
に定着装置7、排紙部8が設けられている。この垂直配
列構成により、ほぼ垂直方向の用紙搬送路が形成され
る。カセット給紙部6から送り出された用紙Sは、この
垂直上方の用紙搬送路に沿って搬送されて画像形成装
置本体1A外に排出される。
【0030】この垂直方向用紙搬送路にほぼ平行し
て、再搬送手段9による用紙搬送路が形成されてい
る。
【0031】上記の垂直方向の用紙搬送路、を形成
することにより、カセット給紙部6から排紙部8に至る
最短距離の用紙搬送路が構成される。
【0032】画像形成装置本体1Aの図示の上方の空間
部に用紙後処理装置FSの用紙搬送手段10が収容され
る。用紙搬送手段10の用紙入口部11は、画像形成装
置本体1Aの排紙部8の排紙ローラ8Bに接続する。ま
た、この装着状態では、画像形成装置本体1Aの図示の
左上方の空間部に、用紙後処理装置FSの排紙手段20
及び後処理手段30が収容される。複数の排紙皿(ビン
とも称す)41と昇降駆動手段42から成る昇降排紙手
段40は、後処理手段30の図示左側に位置する。
【0033】図2は用紙後処理装置FSの断面図であ
る。
【0034】図2において、用紙後処理装置FSは、用
紙搬送手段10、排紙手段20、後処理手段30、昇降
排紙手段40から成り、ユニット化され、画像形成装置
本体1Aに対して着脱可能であり、ガイドレール等の移
動手段により、図面の手前側に向かって引き出すことが
できる。
【0035】用紙搬送手段10は、排紙部8の排紙ロー
ラ8Bに対向する用紙入口部11に接続され、排出され
た用紙Sを排紙手段20に案内する用紙搬送案内板(以
下、案内板と称す)12,13、用紙Sを挟持して搬送
する駆動ローラと従動ローラとから成る搬送ローラ1
4,15,16とから構成されている。これらの案内板
12,13及び搬送ローラ14,15,16から成る用
紙通路は、ほぼ水平な搬送路を形成している。搬送ロー
ラ14,15,16の各駆動ローラは搬送モータM1に
より動力伝達手段17を介して正回転される。
【0036】排紙手段20は、駆動源である排紙モータ
M2に動力伝達手段28を介して接続して正逆回転する
排紙上ローラ21と排紙下ローラ22及び圧着手段23
からなる。排紙上ローラ21はトルクリミッタにより上
下動し、圧着手段23により排紙下ローラ22を押圧す
る。
【0037】排紙手段20は、更に、用紙搬送手段10
により搬送された複数枚の用紙Sを積載する中間スタッ
カ24、中間スタッカ24上に積載される用紙Sの幅方
向を揃えて規制する整合手段25、中間スタッカ24上
に積載される用紙Sの後端部を突き当てて搬送方向の位
置決めをする後端規制手段26を備えている。
【0038】後処理手段30は、綴じ針(ステイプル
針)SPを用紙束に打ち込む綴じ手段(ステイプラ)3
1、この綴じ手段31を所定の位置に移動、及び回転さ
せる移動手段32から構成されている。
【0039】昇降排紙手段40は、傾斜配置した複数の
排紙皿41を有する排紙ユニット400、この排紙ユニ
ット400を垂直方向に昇降させる昇降駆動手段42か
ら構成されている。
【0040】なお、図示の用紙後処理装置FSは、4段
の排紙皿41を有するが、昇降排紙手段40の下方及び
上方に余裕空間が存在するから、更にビン数を増設した
用紙後処理装置(例えば10〜20ビンの用紙後処理装
置)FSも装着可能である。また、この用紙後処理装置
FSは、メールボックス等の用紙仕分け機能も兼ねるこ
とができる。
【0041】図3は用紙後処理装置FS内の用紙Sの搬
送、排紙過程を示す模式図である。
【0042】用紙後処理装置FSは、画像形成装置本体
1Aから搬出された画像形成済みの用紙Sを1枚ずつ搬
送して排紙皿41上に載置する第1の排紙経路P1と、
画像形成済みの用紙Sを中間スタッカ24上に積載し、
整合手段25により整合し、後処理手段30により後処
理した後、排紙手段20により排出して、排紙皿41上
に載置する第2の排紙経路P2を有する。第1の排紙経
路P1と第2の排紙経路P2の排紙を共通の排紙モータ
M2の駆動で行なう。 (1)第1の排紙経路P1(用紙搬送路、図3(a)
参照) 画像形成装置1の排紙部8の排紙ローラ8Bから排出さ
れた画像形成済みの用紙Sは、用紙後処理装置FSの用
紙搬送手段10の用紙入口部11に導入され、案内板1
2内の搬送路を通過し、正回転する搬送ローラ14,1
5,16に挟持されて搬送される。
【0043】更に、用紙Sの後端部が、搬送ローラ16
の挟持位置を通過する。この時、排紙モータM2により
回転する排紙上ローラ21は、排紙下ローラ22と挟持
して用紙Sを排紙する。
【0044】用紙Sの先端部は、搬送下流側の排紙下ロ
ーラ22にて搬送されて、昇降排紙手段40の排紙皿4
1の傾斜面に沿って上昇し、用紙Sの後端部が自重によ
り排紙皿41の傾斜面上に落下して積載される。 (2)第2の排紙経路P2 a.用紙排紙(用紙搬送路、図3(b)参照) 画像形成装置1の排紙部8の排紙ローラ8Bから排出さ
れた画像形成済みの用紙Sは、用紙後処理装置FSの用
紙搬送手段10の用紙入口部11に導入され、案内板1
2内の搬送路を通過し、正回転する搬送ローラ14,1
5,16に挟持されて搬送される。
【0045】更に、用紙Sの後端部が、搬送ローラ16
の挟持位置を通過する。この時、排紙上ローラ21は、
開放位置に上昇して停止している。
【0046】用紙Sの先端部は、搬送下流側の排紙下ロ
ーラ22を通過し、昇降排紙手段40の排紙皿41の傾
斜面に沿って上昇してゆく。
【0047】b.用紙後処理前の逆送排紙(用紙搬送路
、図3(c)参照) 搬送ローラ15の近傍に設けたセンサが、用紙Sの後端
部の通過を検知した後、タイマにより所定時間を計時
後、排紙上ローラ21が逆回転駆動されて下降し、用紙
Sに圧接する。同一駆動源である排紙モータM2により
駆動される排紙下ローラ22はクラッチにより駆動を停
止している。なお、排紙上ローラ21は、スポンジロー
ラ等の柔軟な発泡体からなり、排紙下ローラ22上の用
紙Sに軽圧接する。
【0048】この排紙上ローラ21の逆回転切り替えに
より、この逆回転する排紙上ローラ21によって軽圧接
された用紙Sは、中間スタッカ24上で斜め下方に搬送
され、用紙Sの後端部が後端規制手段26に突き当たっ
て、搬送が停止される。
【0049】中間スタッカ24の両側面に移動可能に設
けた一対の整合手段25は、用紙搬送方向と直交する方
向に移動可能であり、用紙Sが中間スタッカ24上を搬
送される用紙受け入れ時には、用紙幅より広く開放さ
れ、中間スタッカ24上を搬送され後端規制手段26に
当接して停止する時には、用紙Sの幅方向の側縁を軽打
して用紙束の幅揃えを行う。
【0050】後続の用紙Sも同様に、用紙搬送路、
を通過して、逆回転する排紙上ローラ21により搬送さ
れて、中間スタッカ24上の先行の用紙Sの上面に順次
積載され、その都度、幅整合されて後端規制手段26に
当接して停止する。
【0051】1冊分の全ての用紙Sの後端部が後端規制
手段26に当接した後、綴じ手段31により、用紙束に
綴じ針SPが打ち込まれ、小冊子が形成される。
【0052】中間スタッカ24は、後端規制手段26側
が低くなる緩傾斜面であり、載置される用紙Sは排紙上
ローラ21による搬送により下降して、後端規制手段2
6に当接する。綴じ手段31も、中間スタッカ24と同
様に傾斜配置され、中間スタッカ24上を下降する用紙
Sの後端部を受容し、綴じ処理を行う。
【0053】c.用紙後処理後の排紙(用紙搬送路、
図3(d)参照) 綴じ処理が終了すると、停止していた排紙上ローラ21
は正回転に切り替えられ、排紙下ローラ22と、圧着手
段23により強圧接に切り替えられた排紙上ローラ21
とに挟持された用紙束は、斜め上方に搬送され、排紙皿
41内に収容される。
【0054】また、1個の正逆回転する排紙モータM2
とトルクリミッタとの併用により、排紙上ローラ21と
排紙下ローラ22の正逆回転と、排紙上ローラ21の昇
降駆動とを行う。
【0055】次に、図4乃至図9に基づいて、画像形成
装置本体1Aから搬出された画像形成済みの用紙Sを搬
送して中間スタッカ24上に積載し、整合手段25によ
り整合し、後処理手段30により後処理した後、排紙手
段20により排出して、排紙皿41上に載置する用紙後
処理装置本体100を、画像形成装置本体1Aに装着し
て設置する構造について説明する。
【0056】図4は用紙後処理装置を取り外した画像形
成装置の正面図、図5は用紙後処理装置を取り外した画
像形成装置の側面図である。
【0057】画像形成装置1には、画像形成装置本体1
Aに用紙後処理装置FSの用紙後処理装置本体100を
装着する収納部200が形成されている。この収納部2
00には、画像形成装置本体側位置決め固定手段201
が設けられ、この画像形成装置本体側位置決め固定手段
201は、挿入で凹凸係合する位置決め部材202と、
挿入により係止されるロック部材203からなる。
【0058】位置決め部材202は、ピン穴202a,
202bで構成され、ピン穴202aは真円形に形成さ
れるが、ピン穴202bは横方向に長い円形に形成され
て製作公差をピン穴202bで吸収するようになってい
る。ロック部材203は、ロック穴203aで構成され
ている。また、収納部200には、電気的に接続するコ
ネクタ204が設けられている。
【0059】さらに、収納部200には、画像形成装置
本体側ガイド部210が設けられている。この画像形成
装置本体側ガイド部210は、収納部200の底部に形
成した凹部210aと凸部210bの段差と、収納部2
00の側部に形成される凸部210cとにより構成され
る。
【0060】図6は用紙後処理装置の平面図、図7は用
紙後処理装置の背面図、図8は用紙後処理装置の後処理
手段部分の底面図、図9はロック解除部材部分を破断し
て示す用紙後処理装置の後処理手段部分の底面図であ
る。
【0061】用紙後処理装置FSの用紙後処理装置本体
100には、ガイド部101に排紙ユニット400が組
み付けられ、排紙ユニット400は用紙後処理装置本体
100の図示しない排紙口を上下に跨ぎ昇降する。排紙
ユニット400は、一対の側壁体410と、一対の側壁
体410に取り付けられた複数の排紙皿41とで1つの
ユニットとしており、部品点数が少なく、軽量かつコン
パクトである。
【0062】一対の側壁体410は、排紙皿41に積載
される用紙Sの排紙方向と直交する方向の移動を規制す
る平面410bを有し、この平面410bが対向して配
置され排紙皿41に積載される用紙Sが排紙方向と直交
する方向に移動することを規制する。また、一対の側壁
体410の平面410bは、用紙Sの排紙方向の曲がり
を矯正可能であり、これにより部品点数が少なく、排紙
ユニット幅を小さくすることができる。
【0063】排紙皿41は、用紙Sが積載される斜面4
1aと、この斜面41aに連なり画像形成装置本体側に
用紙Sが移動することを規制する立壁41bとを有し、
用紙Sが斜面41aに積載され、しかも立壁41bが用
紙Sが画像形成装置本体側に移動することを規制をする
ことができる。
【0064】また、排紙皿41の斜面41aには、排紙
方向にリブ41cが形成され、リブ41cにより用紙S
の摩擦抵抗を小さくして円滑に積載可能になっている。
また、斜面41aには、排紙方向と直交する方向に対し
て中央をU字形状に凹ませた凹部41dが形成され、こ
の凹部41dを有することから、排紙された用紙Sをず
れなく排紙皿41上に積載することができる。
【0065】用紙後処理装置FSの用紙後処理装置本体
100には、用紙後処理装置本体側位置決め固定手段1
11が備えられている。用紙後処理装置本体側位置決め
固定手段111は、挿入で凹凸係合する位置決め部材1
12と、挿入により係止されるロック部材113からな
る。位置決め部材112は、ピン穴202a,202b
に挿入されるピン112a,112bで構成され、ピン
112aがピン穴202aに挿入され、ピン112bが
ピン穴202bに挿入され、製作公差がピン穴202b
で吸収される。
【0066】位置決め部材202と位置決め部材112
には、金属導体が用いられ、位置決め部材202,11
2に金属導体を用いることで、画像形成装置本体1Aと
用紙後処理装置本体100とを電気的に接触することが
でき、用紙後処理装置本体100のアースを簡単にする
ことができる。
【0067】ロック部材113は、ロック爪113aで
構成され、このロック爪113aは、支持軸113bを
支点して回動可能に支持されている。ロック爪113a
は、スプリング113cにより常にロック方向に付勢さ
れている。
【0068】ロック爪113aには、ロック解除部材1
13dが接続され、このロック解除部材113dは、用
紙後処理装置本体100の手前側に案内されて延びてい
る。用紙後処理装置本体100に形成した孔102から
ロック解除部材113dを押す操作によりロック爪11
3aが、図9の二点鎖線で示すようにスプリング113
cに抗してロック解除可能である。用紙Sが詰まった時
やメンテナンス時には、用紙後処理装置本体100の手
前側からロック解除部材113dを操作することで、ロ
ック部材113のロックを解除して用紙後処理装置本体
100を画像形成装置本体1Aから取り外すことができ
る。
【0069】このように挿入で凹凸係合する位置決め部
材202,112と、挿入により係止されるロック部材
203,113とから簡単かつ確実に装着して位置決め
固定することができる。
【0070】また、用紙後処理装置本体100には、電
気的に接続するコネクタ104が設けられ、用紙後処理
装置本体100を画像形成装置本体1Aの収納部200
に装着すると、コネクタ104がコネクタ204に接続
される。
【0071】さらに、用紙後処理装置本体100には、
用紙後処理装置本体側ガイド部120が設けられてい
る。この用紙後処理装置本体側ガイド部120は、用紙
後処理装置本体100の底部に形成した凹部120aと
凸部120bの段差と、側部に形成した凹部120cと
により構成されている。
【0072】用紙後処理装置本体100を画像形成装置
本体1Aに装着するときに、用紙後処理装置本体側ガイ
ド部120の凹部120aと凸部120bの段差が、画
像形成装置本体側ガイド部210の凹部210aと凸部
210bの段差と係合され、凸部210cに画像形成装
置本体1Aの凹部120cが係合し、挿入方向にのみ移
動可能に案内されて簡単かつ確実に装着される。
【0073】このように用紙後処理装置本体100を画
像形成装置本体1Aの収納部200に装着するときに、
用紙後処理装置本体側位置決め固定手段111と画像形
成装置本体側位置決め固定手段201とにより位置決め
固定され、付属品を一切使用しないで着脱でき、簡単に
設置可能である。
【0074】なお、本発明の実施の形態では、複写機に
接続した用紙後処理装置を示したが、プリンタ、ファク
シミリ等の画像形成装置や、これらの複数の機能を有す
る複合機及び軽印刷機等と接続して使用する用紙後処理
装置にも適用可能である。
【0075】
【発明の効果】前記したように、この発明の用紙後処理
装置により、付属品を一切使用しないで着脱でき、簡単
に設置可能である。
【0076】また、上記の用紙後処理装置本体により、
用紙後処理装置を内蔵する画像形成装置の保守作業を容
易、迅速に実行可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】用紙後処理装置と自動原稿送り装置と画像読み
取り装置を装備した画像形成装置の全体構成図である。
【図2】用紙後処理装置の断面図である。
【図3】用紙後処理装置内の用紙の搬送、排紙過程を示
す模式図である。
【図4】用紙後処理装置を取り外した画像形成装置の正
面図である。
【図5】用紙後処理装置を取り外した画像形成装置の側
面図である。
【図6】用紙後処理装置の平面図である。
【図7】用紙後処理装置の背面図である。
【図8】用紙後処理装置の後処理手段部分の底面図であ
る。
【図9】ロック解除部材部分を破断して示す用紙後処理
装置の後処理手段部分の底面図である。
【符号の説明】
FS 用紙後処理装置 1 画像形成装置 1A 画像形成装置本体 10 用紙搬送手段 20 排紙手段 24 中間スタッカ 25 整合手段 30 後処理手段 41 排紙皿 100 用紙後処理装置本体 111 用紙後処理装置本体側位置決め固定手段 201 画像形成装置本体側位置決め固定手段 S 用紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 弘人 東京都八王子市石川町2970 コニカ株式会 社内 (72)発明者 河野 政信 東京都八王子市石川町2970 コニカ株式会 社内 (72)発明者 金沢 友二 東京都吉祥寺北町5−1−27 (72)発明者 友常 守 埼玉県朝霞市仲町2−6−41−206 (72)発明者 吉田 高典 埼玉県戸田市美女木8−14−10 (72)発明者 大久保 茂宏 埼玉県蕨市北町4−7−14−2−406 Fターム(参考) 3F108 GA02 GA03 GA04 GB01 HA02 HA39

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置本体から搬出された画像形成
    済みの用紙を搬送して中間スタッカ上に積載して整合
    し、後処理した後、排出して、排紙皿上に載置する用紙
    後処理装置本体を、前記画像形成装置本体に装着して設
    置可能である用紙後処理装置において、 前記画像形成装置本体に備えられる画像形成装置本体側
    位置決め固定手段と装着時に位置決め固定される用紙後
    処理装置本体側位置決め固定手段を備えることを特徴と
    する用紙後処理装置。
  2. 【請求項2】前記画像形成装置本体に備えられる画像形
    成装置本体側ガイド部と装着時に位置決め固定可能に案
    内する用紙後処理装置本体側ガイド部を備えることを特
    徴とする請求項1に記載の用紙後処理装置。
  3. 【請求項3】前記画像形成装置本体側位置決め固定手段
    及び用紙後処理装置本体側位置決め固定手段は、挿入時
    に凹凸係合する位置決め部材と、挿入により係止される
    ロック部材からなることを特徴とする請求項1に記載の
    用紙後処理装置。
  4. 【請求項4】前記ロック部材は、前記用紙後処理装置本
    体の手前側に案内されたロック解除部材の操作によりロ
    ック解除可能であることを特徴とする請求項3に記載の
    用紙後処理装置。
  5. 【請求項5】前記位置決め部材は、金属導体を用いて電
    気的に接触して用紙後処理装置本体のアースとしたこと
    を特徴とする請求項3に記載の用紙後処理装置。
  6. 【請求項6】前記請求項1乃至請求項5のいずれか1項
    に記載の用紙後処理装置を備えてなることを特徴とする
    画像形成装置。
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