JP2001199264A - 車両用シート - Google Patents

車両用シート

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JP2001199264A
JP2001199264A JP2000011638A JP2000011638A JP2001199264A JP 2001199264 A JP2001199264 A JP 2001199264A JP 2000011638 A JP2000011638 A JP 2000011638A JP 2000011638 A JP2000011638 A JP 2000011638A JP 2001199264 A JP2001199264 A JP 2001199264A
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JP
Japan
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seat
vehicle
deck
luggage
passenger seat
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2000011638A
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English (en)
Inventor
Satoshi Miura
敏 三浦
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Takanichi Co Ltd
Original Assignee
Takanichi Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フロントシートの移動量を大きくして車内に
大型の荷物を持ち込める等、車内スペースの使い勝手の
向上を図ることができる車両用シートを提供すること。 【解決手段】 フラットなデッキ10上に運転席シート
1、助手席シート2、リヤシート3を配置した車両用シ
ートにおいて、前記助手席シート2をデッキ10の前方
部から後方部までの長い距離をスライド移動可能とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フロントシートの
移動量を大きくして車内に大型の荷物を持ち込める等、
車内スペースの使い勝手の向上を図ることができる車両
用シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、自動車の使用目的も多種のも
のとなってきており、例えば図8に示すように、リヤシ
ート22のシートバック22aを前倒しして後方の荷物
用デッキ23に続いた状態とし、該シートバック22a
の背面を利用して荷物Pを載置することで大きな荷物P
を収納するようにしたものや、図9に示すように、助手
席21のシートバック21aを後ろ倒しし荷物Pを助手
席21とリヤシート22に跨がせて収納するようにした
もの等が知られている。また、図10に示すように、助
手席21を後方側へ移動させて助手席21の足元に収納
したり、図11に示すように、助手席21を前方側へ移
動させてリヤシート22の足元に収納させるようにした
ものが知られている。
【0003】ところが、前記の図8〜図9に示すもので
は荷物の載置面がフラットな状態になっていないため、
荷物Pを安定した状態で保持することができないという
問題点があり、また図10〜図11に示すものでは助手
席21の移動量に限界があって十分な荷物スペースを確
保することができず、収納できる荷物の大きさに制限が
課せられるという問題点があった。更に最近では、高齢
者や身障者の送り迎えなどにも自動車を利用する機会が
増えているが、従来タイプのシートでは十分なレグスペ
ースが確保できず乗降性に劣るという問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来の問題点を解決して、フロントシートの移動量をデ
ッキの前方部から後方部までの長い距離をスライド移動
可能として、車内に大型の荷物を持ち込めたり、高齢者
や身障者であっても十分なレグスペースが確保できて容
易に乗り降りすることができる等、車内スペースの使い
勝手を著しく向上させることができる車両用シートを提
供することを目的として完成されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明の車両用シートは、フラットなデッ
キ上に運転席シート、助手席シート、リヤシートを配置
した車両用シートにおいて、前記助手席シートをデッキ
の前方部から後方部までの長い距離をスライド移動可能
としたことを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ本発明
の好ましい実施の形態を示す。図面は、フラットなデッ
キ10上に運転席シート1、助手席シート2、リヤシー
ト3を配置し、更に該リヤシート3の後方に荷物用デッ
キ11を続かせた車両用シートを示すものであって、前
記助手席シート2がデッキ10上を前後にスライド移動
可能とされている点は従来のこの種の車両用シートと基
本的に同じである。
【0007】そして本発明では、前記助手席シート2が
デッキ10の前方部から後方部までの長い距離をスライ
ド移動可能とした点を特徴的構成としている。このよう
な構成により、助手席シート2をデッキ10の前方部へ
移動すればリヤシート3のレグスペース部分に大きな空
間を形成することができ、また助手席シート2をデッキ
10の後方部へ移動すれば助手席シート2のレグスペー
ス部分に大きな空間を形成することができ、いずれの場
合も従来に比べてより大きな空間ができ、大容量の荷物
の収納が可能となる。なお、前記した助手席シート2の
移動および定置保持は、周知のガイドレール式その他通
常の車両用シートの移動に採用されている任意の機構で
よいから説明は省略する。
【0008】次に、シートレイアウトの変更例につき説
明する。図1は、運転席シート1に1名、助手席シート
2に1名、リヤシート3に3名掛けられるように配置し
た標準状態を示すものである。この状態からリヤシート
3のレグスペース部分に空間を形成するには、図2に示
されるように、助手席シート2をデッキ10のほぼ最前
端位置まで前方側へ移動すれば従来よりも大きなスペー
スが得られることとなり、大型の荷物の収納が可能とな
る。なお図2においては、リヤシート3のシートクッシ
ョン3aが着脱自在とされていて、該シートクッション
3aを取り外した状態で空間が形成されており、この場
合には、より大きな収納スペースが得られることとなり
好ましい。
【0009】また、助手席シート2のレグスペース部分
に空間を形成するには、図3に示されるように、助手席
シート2をデッキ10のほぼ最後端位置まで後方側へ移
動すれば従来よりも大きなスペースが得られることとな
り、大型の荷物の収納が可能となる。この場合にも、シ
ートクッション3aを取り外した状態とすることで、助
手席シート2をより後方側へ移動することが可能で、よ
り大きな荷物の収納ができることとなり好ましい。
【0010】なお、図3に示す場合には、助手席シート
2に大きなレグスペースができるので、荷物に代えオッ
トマン等を置けばリラックスした状態で乗車することが
でき、また助手席シート2が丁度運転席シート1とリヤ
シート3の中間位置にあるため前後シート間に隔たりの
ない快適なコミュニケーションの場を形成できるという
利点もある。
【0011】図4は、リヤシート3のシートバック3b
を前倒しして、後方の荷物用デッキ11に続く大きなス
ペースを形成することで荷物を収納するようにした場合
を示すものであるが、この場合、助手席シート2をデッ
キ10のほぼ最前端位置まで前方側へ移動すれば従来よ
りも大きなスペースが得られることとなり、大型の荷物
の収納が可能となる。また、前記シートバック3bが後
方の荷物用デッキ11と面一になる位置に前倒し自在と
した場合には、より大きな荷物を安定して収納できるこ
ととなり好ましい。
【0012】なお、以上は荷物の収納について主に説明
したが、収納スペースの拡大により、例えば高齢者や身
障者の出入り、あるいは車椅子等の出し入れも容易に行
うことができるため、介護用自動車としての用途にも使
用することが可能となる。また、ドアの形式も一般的な
4ドアに限らず、図5に示されるような観音開き形式の
ものや、図6に示されるようなスライド形式のものや、
図7に示されるような2ドア形式のもの等、いずれのタ
イプにも適用することができるものである。
【0013】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明はフロントシートの移動量をデッキの前方部から後方
部までの長い距離をスライド移動可能として、車内に大
型の荷物を持ち込めたり、高齢者や身障者であっても十
分なレグスペースが確保できて容易に乗り降りすること
ができる等、車内スペースの使い勝手を著しく向上させ
ることができるものである。よって本発明は従来の問題
点を一掃した車両用シートとして、産業の発展に寄与す
るところは極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す平面図である。
【図2】シートレイアウトの変更状態の一例を示す平面
図である。
【図3】シートレイアウトの変更状態のその他の例を示
す平面図である。
【図4】シートレイアウトの変更状態のその他の例を示
す平面図である。
【図5】シートレイアウトの変更状態のその他の例を示
す平面図である。
【図6】シートレイアウトの変更状態のその他の例を示
す平面図である。
【図7】シートレイアウトの変更状態のその他の例を示
す平面図である。
【図8】従来例を示す正面図である。
【図9】従来例を示す正面図である。
【図10】従来例を示す平面図である。
【図11】従来例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 運転席シート 2 助手席シート 3 リヤシート 3a リヤシートのシートクッション 3b リヤシートのシートバック 10 デッキ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラットなデッキ(10)上に運転席シート
    (1) 、助手席シート(2) 、リヤシート(3) を配置した車
    両用シートにおいて、前記助手席シート(2)をデッキ(1
    0)の前方部から後方部までの長い距離をスライド移動可
    能としたことを特徴とする車両用シート
  2. 【請求項2】 リヤシート(3) のシートクッション(3a)
    が着脱自在とされている請求項1に記載の車両用シー
    ト。
  3. 【請求項3】 リヤシート(3) のシートバック(3b)が後
    方の荷物用デッキ(11)と面一になる位置に前倒し自在と
    されている請求項1または2に記載の車両用シート。
JP2000011638A 2000-01-20 2000-01-20 車両用シート Withdrawn JP2001199264A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005170296A (ja) * 2003-12-12 2005-06-30 Mazda Motor Corp 車両の下部車体構造
CN113771703A (zh) * 2021-07-30 2021-12-10 的卢技术有限公司 一种汽车副驾驶座位调节方法及系统
CN113954703A (zh) * 2021-11-29 2022-01-21 东风汽车有限公司东风日产乘用车公司 车辆空间调节方法、电子设备及存储介质

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Effective date: 20070403