JP2001198226A - 医療システム用の滅菌状態保持接続システム、それに用いる雌型接続要素および雄型接続要素ならびに医療システム用の滅菌状態保持接続システムの使用方法 - Google Patents

医療システム用の滅菌状態保持接続システム、それに用いる雌型接続要素および雄型接続要素ならびに医療システム用の滅菌状態保持接続システムの使用方法

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JP2001198226A JP2000376365A JP2000376365A JP2001198226A JP 2001198226 A JP2001198226 A JP 2001198226A JP 2000376365 A JP2000376365 A JP 2000376365A JP 2000376365 A JP2000376365 A JP 2000376365A JP 2001198226 A JP2001198226 A JP 2001198226A
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    • A61M2039/1027Quick-acting type connectors

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高度の滅菌要求を充足することができ、それ
にもかかわらず、簡易に、かつ、低コストで、作ること
ができる医療システム用の滅菌状態保持接続システムを
提供する。 【解決手段】 滅菌された流体を含む第一のシステムの
閉じた端部を形成する少なくとも1つの雄型接続要素
(2)と、滅菌された流体を含む第二のシステムの閉じ
た端部を形成する少なくとも1つの雌型接続要素(1)
とを備え、第一のシステムと第二のシステムが互いに無
菌状態で接続することができる接続システムであって、
雄型接続要素(2)と雌型接続要素(1)が組み立てら
れたとき、一方が他方の上に配置されて、共通の所定の
破壊ポイントを形成し、ともに破壊され得る所定の破壊
ポイントを、雄型接続要素(2)と雌型接続要素(1)
のそれぞれが備え、所定の破壊ポイントが、流体を含む
システムの内部に位置していることを特徴とする医療シ
ステム用の滅菌状態保持接続システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療システムにお
ける滅菌性および/または無菌性接続システムおよびそ
れに用いる雌型接続要素および雄型接続要素ならびにそ
の使用方法に関するものであり、さらに詳細には、さら
なるバッグを存在するセットに滅菌接続するためのセル
分離用セットにおける滅菌性および/または無菌性接続
システムおよびそれに用いる雌型接続要素および雄型接
続要素ならびにその使用方法に関するものである。
【0002】本発明は、とくに、流体を、第一の閉じた
滅菌性バッグから第二の滅菌性バッグに輸送するための
滅菌性および/または無菌性をもって、互いに接続可能
な2つの接続要素に関するものである。
【0003】
【従来の技術】ある程度、無菌性をもって、接続が可能
な数多くの接続システム(コネクタ)が、従来から知ら
れている。無菌状態に保持されるべき液体の輸送中に、
汚染が生じることを防止するため、かかる接続システム
が必要になって来ている。これは、たとえば、注入溶
液、透析溶液、血液あるいは血液成分を輸送するために
必要とされている。注入技術の分野においては、通常、
隔壁と対応するニードルを備えたいくつかの輸送システ
ムが知られている。液体を、腸内に供給するときには、
より大きな流れ容積を有するスパイクが用いられる。
【0004】注入液の場合、すなわち、溶液を直接に使
用する場合におけるスパイクおよびカニューレの滅菌
は、通常十分なものであるが、貯蔵されるべき血液ある
いは血液成分の滅菌や、透析溶液を腹膜内に輸送する場
合には、微生物による汚染を防止するため、さらに高い
滅菌性が要求される。そのような溶液は、一方では、バ
クテリアや真菌に、最適な培地を提供し、他方では、多
くの場合に、最適な温度環境を提供することになる。腹
膜溶液の場合には、微生物が腹膜炎、すなわち、腹膜の
炎症を生じさせるおそれがあり、回復できないような損
傷を招くことがあり得る。貯蔵すべき物の場合には、理
想的な再生条件によって、微生物から防御し、微生物に
対抗するため、免疫システムに過度の負担を与えるくら
いに、微生物の数が増大する。
【0005】したがって、溶液を腹膜のキャビティ内に
輸送する場合にも、また、第一の閉じたシステムから第
二のシステムに、血液を輸送する場合にも、医療スタッ
フや患者自身が、たとえ、故意ではないしても、接続部
において、接触することがきわめて困難な滅菌性接続シ
ステムを用いることが要求され、それが普通になってい
る。
【0006】このような理由から、公知の滅菌性接続シ
ステムにおいては、たとえば、ねじ蓋などの閉鎖要素自
体が、内側に変位して、蓋上に引き出されている包装要
素が接触しないように、保護するように構成されてい
る。
【0007】汚染はまた、空気接触によっても生じ、そ
のため、たとえば、液体に浸された小さなスポンジなど
の内部滅菌手段を有する接続システムが知られている。
この接続システムにあっては、組み立てられたとき、ヨ
ウ化PVPなどの滅菌剤が拘束されずにセットされ、そ
れによって、微生物による汚染が防止される。しかしな
がら、かかるシステムにおいては、滅菌剤の一部が、チ
ューブ状の接続部内に入ることがあり、この観点から、
滅菌剤が損傷や傷害を引き起こさないことが保証されな
くてはならない。
【0008】さらに、接続システムが、滅菌状態で、す
でに閉じられたときにのみ、流体接続が生成されるよう
にすることも知られている。WO81/01105にお
いては、プラスティックピンを折ることによって、貫通
流を生じさせる所定の破壊ポイントがチューブの内部に
設けられたものが示されている。しかしながら、かかる
システムにおいては、固定されたチューブ連結が生成さ
れ、その後に、滅菌されるため、接続部は必要とされな
い。
【0009】たとえば、ドイツ実用新案DE29607
437Uには、内部ねじ山を備えた医療工学的接続デバ
イスが開示され、その流体接続部は、挿入端部から、軸
方向に離間した内部コーン内に設けられたブレーキシー
ルを開くことによって、生成され、したがって、相補的
なコネクタの外部コーンによってのみ、通り抜けられ
る。
【0010】たとえば、ヨーロッパ特許EP05559
27A2に開示されているように、破壊することによっ
て、とくに迅速で、かつ、安全な流体通路を実現するこ
とができる。この刊行物においては、チューブの端部を
シール可能に閉じるように構成された接続要素が開示さ
れている。所定の破壊ラインにより、出口を開くため
に、正確な位置で、シールを破壊することができる。
【0011】また、WO94/12224には、血管シ
ステムが開示され、供給チューブに、所定の破壊ポイン
トを有するクランプは開示されている。このクランプを
用いることによって、チューブが、択一的に、入り口部
から単にクランプされるようにすることができ、あるい
は、所定の破壊ポイントで、破壊することによって、分
離することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】接続要素用の内部に位
置する所定の破壊ポイントを設け、接続チューブの一端
部分が、小さな接続チューブ内に設けられた所定の破壊
ポイントで、破壊されるように構成することは、米国特
許第4,007,738号明細書によって、すでに知ら
れている。しかしながら、破壊されたこの部分によっ
て、当該特許明細書によって提案された溶液において
は、ラインに望ましくない詰まりが生ずるおそれがあ
る。
【0013】雌型接続要素と雄型接続要素とが組み立て
られたときの、接続部を滅菌するように作用する滅菌手
段を備えた容器がすでに設けられた接続システムは、米
国特許第5,743,892号明細書によって知られて
いる。
【0014】したがって、本発明は、高度の滅菌要求を
充足することができ、それにもかかわらず、簡易に、か
つ、低コストで、作ることができる医療システム用の滅
菌状態保持接続システム、それに用いる雌型接続要素お
よび雄型接続要素ならびに医療システム用の滅菌状態保
持接続システムの使用方法を提供することを目的とする
ものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
滅菌された流体を含む第一のシステムの閉じた端部を形
成する少なくとも1つの雄型接続要素と、滅菌された流
体を含む第二のシステムの閉じた端部を形成する少なく
とも1つの雌型接続要素とを備え、前記第一のシステム
と前記第二のシステムが互いに無菌状態で接続すること
ができるとくに2以上の滅菌システムを接続する医療シ
ステム用の滅菌状態保持接続システムであって、前記雄
型接続要素と前記雌型接続要素のそれぞれが、所定の破
壊ポイントを備え、前記所定の破壊ポイントが、前記雄
型接続要素と前記雌型接続要素が組み立てられたとき、
一方が他方の上に配置されて、共通の所定の破壊ポイン
トを形成し、ともに破壊され得るように構成されるとと
もに、前記流体を含むシステムの内部に位置しているこ
とを特徴とする医療システム用の滅菌状態保持接続シス
テムによって達成される。
【0016】本発明にかかる接続システムは、2つのパ
ーツ、すまわち、お互いに挿入されて、嵌合し合うこと
のできる雄型接続要素と雌型接続要素からなっている。
【0017】接続部は、たとえば、ねじ結合あるいはス
ナップ結合によって、生成される。しかしながら、好ま
しくは、2つの接続要素は、接着剤によって、相互に接
続される。本発明の好ましい実施態様においては、接続
要素は、さらなる安全性を実現するため、互いに、不可
逆的に結合される。
【0018】接続要素の標識、すなわち、ストッパある
いはキャッチによって、接続部が強固にロックされてい
るか否かを決定することができる。
【0019】2つの接続要素の各々は、所定の破壊ポイ
ントを有しており、強固に接続がされた後、それぞれの
所定の破壊ポイントは、できる限り、互いに近接して位
置される。たとえ、許容範囲が可能なときでも、それぞ
れの所定の破壊ポイントは、一方が他方の上に、直接に
配置されるべきである。かかる位置決めによって、所定
の破壊ポイントが破壊されたとき、輸送されるべき流体
の流出することができる部分に、共通の破壊ポイントを
得ることが可能になる。
【0020】接続要素の接触部は、滅菌効果を有する接
着剤を備えている。それによって、固定が困難なねじや
その他の接続手段を用いないで済ませることができる。
接着剤による接続には、2つの可能性がある。
【0021】一方では、接着剤を、雄型接続要素上に設
けることができる。この場合には、たとえば、雄型接続
要素の表面が、液体接着剤に浸され、あるいは、接続中
に、接触点が完全に濡れるように、接着剤が適用され
る。すでに濡れた状態で、コネクタが引き渡されれば、
保護カバーが提供される。
【0022】他方では、接着剤を、雌型接続要素上に設
けることができる。この場合には、好ましくは、接着剤
が、たとえば、薄いポリマーのカバーzるいは接続要素
内の複数のビードや微小ビードなどの小さい貯蔵容器に
よって取り囲まれる。したがって、小さな球内に被包さ
れた一あるいは多成分系接着剤を使用することが可能に
なる。
【0023】雌型接続要素および雄型接続要素を組み立
てるとき、接着剤の容器は破裂し、接着剤は、プレス嵌
めを介して、全体的に、均一に広げられる。しかしなが
ら、接着剤が内部にも広げられ、保護キャップや保護カ
バー、あるいは、接着剤で接合され、穿孔可能な保護メ
ンブレンや隔壁を用いて、外部に対して、滅菌された状
態で、コネクタが閉じられるようにすることもできる。
保護メンブレンは、ここでは、雌型接続要素および雄型
接続要素の双方に、取付けることができる。
【0024】本発明の好ましい実施態様においては、接
着剤自体が、滅菌効果を有し、または、滅菌手段を、接
着剤にともに加え、もしくは、他のビード内に加えられ
る。組み立てす際、あるいは、スナップ結合ないし回転
によって強制的に閉じる際、接着剤および/または滅菌
手段を含んだビードや小さな球が破裂し、表面を接続お
よび/または滅菌するために、混合する。
【0025】さらに、接着剤が迅速に硬化して、使用に
際して、接続部が、再び、分離されないようにすること
が好ましい。この点に関し、かかる効果を有する材料の
一例として、シアノアクリレートを挙げることができ
る。しかし、接着剤自体は滅菌効果を有さず、ねじある
いはロック手段によって、強固なロックを得るようにす
ることも可能である。その場合には、滅菌性を保証する
ため、滅菌剤を、雌型接続要素および雄型接続要素の接
触表面の間に、さらに挿入することが好ましい。雌型接
続要素および雄型接続要素が組み立てられたときは、接
着剤は、接触部全体に広がり、数秒以内に、硬化する。
【0026】次いで、接続部が曲げられ、それによっ
て、接続された雌型接続要素および雄型接続要素の所定
の破壊ポイントでの破壊が生じる。破壊部分は、チュー
ブに突き刺さるが、チューブ内を流れる流体の妨げとは
ならない。これは、破壊ポイントが、接続システムの端
部から、それほど離れた位置には設けられないという事
実によって生ずるものである。そうでなければ、破片が
非常に小さくなって、さらに、チューブ内を輸送される
ことになるからである。しかしながら、接続システムの
広い側から、それほど離れた位置には設けられないよう
にしてもよい。そうでなければ、ジャミングの危険があ
るからである。かかる理由により、好ましくは、長く、
薄い構造を有する接続システムのほぼ中央部に、所定の
破壊ポイントの位置が選択される。
【0027】すでに述べたように、雌型接続要素および
雄型接続要素の所定の破壊ポイントは、組み立てられた
状態では、一方が他方の上に位置しているため、破壊さ
れる場合に、接着剤や滅菌剤が、接続要素の内部に入る
ということがない。チューブ事態が、外部に対するシー
ルを提供するように、破壊ポイントが、接続されるべき
チューブの内部に位置されることは自明である。
【0028】本発明にしたがったコネクタ構造体は、た
とえば、滅菌・殺菌状態で、接続部が生成されるバッグ
・チューブ構造体内で、使用される。これらのバッグシ
ステムは、白血球除去フィルタなどのフィルタをしばし
ば含む血液バッグシステムであり得る。これらのバッグ
システムの使用法にしたがって、フィルタ、個々のバッ
グあるいたチューブ片を、自由に組み立てて、完全なバ
ッグシステムを形成することができるように、さらに、
フィルタが必要であり、あるいは、さらなるフィルタは
必要とされない。
【0029】したがって、当然に、2以上の接続部を、
本発明の実施態様にかかる図面に示されるように、1つ
の接続システムに設けることができる。
【0030】よって、本発明にかかる接続システムによ
って、汚染の危険を、容易にかつ安全に防止することが
できる。接着剤も滅菌剤も血液中に入ることがなく、ま
た、保存された血液の貯蔵および使用を不可能にする微
生物も血液中に入ることがないから、本発明にかかる接
続システムは、一方で、血液などの内部を流れる媒体に
適用される。そして、他方においては、安全で、恒久的
な接着剤による接続のため、血液が環境中に入り込むこ
とがないから、たとえば、ウィルスによる汚染が、さら
に輸送されることがない。
【0031】好ましくは、接続要素は、たとえば、ポリ
カーボネート、アクリロニトリル、ブタジエン スチロ
ール、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチロー
ル、ポリメチル メタクリレート、ポリスルフォンある
いはメチル メタクリレートブタジエン スチロールあ
るいはメチル メタクリレート アクリロニトリルブタ
ジエン スチロールなどのプラスティックによって作ら
れ、これらのプラスティック材料は、チューブ内を流れ
る媒体だけでなく、接続要素、接着剤と接触するチュー
ブ材料と適合性を有するものである。血液あるいは血液
成分の場合には、PVCチューブやポリオレフィン・チ
ューブが適している。
【0032】好ましくは、保護キャップが、雌型接続要
素および雄型接続要素に設けられ、保護キャップは、雌
型接続要素および雄型接続要素のそれぞれに、接続可能
であり、これらを滅菌状態に保持し、雌型接続要素およ
び雄型接続要素が組み立てられるまでの間、これらを損
傷から保護する。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の好ましい実施態様につき、詳細に説明を加える。
【0034】図1は、本発明の好ましい実施態様にかか
る接続システムを示す図面であり、接続が解かれた状態
を示している。
【0035】図1に示されるように、本実施態様にかか
る接続システムは、2つのチューブセクション3、4を
接続する機能を有しており、接続システムには、雌型接
続要素1および雄型接続要素2が、別個に設けられてい
る。第一のチューブセクション3は、雌型接続要素1の
一部を受け入れ、その先端部を、チューブの内部に位置
させるようにする。他方、先端部の内部5には、滅菌接
着剤6が貯蔵される。
【0036】雌型接続要素1は、雌型接続要素1のまわ
りに、円形に延びる材料のない部分によって形成された
所定の破壊ポイント8を有している。本実施態様におい
ては、材料のない部分は、外側部分10の円形のノッチ
状に設けられており、その結果、内側表面9は、滑らか
な表面を形成している。
【0037】雄型接続要素2は、不可逆的に、その接続
端部において、第二のチューブセクション4の端部に固
定されており、その結果、雄型接続要素2の先端部は自
由に見ることができる。また、雄型接続要素2は、雌型
接続要素1とは対照的に、内部12に位置した所定の破
壊ポイント7を備え、したがって、その外側表面11は
滑らかである。所定の破壊の位置は、図1においては、
ラフなアウトラインで示されているに過ぎない。本明細
書において、すでに記載したように、破壊された端部片
は、チューブ内の流れを妨げることなく、チューブ内に
保持される。
【0038】図2は、本発明の好ましい実施態様にかか
る接続システムを示す図面であり、接続された状態を示
している。
【0039】図2に示されるように、接続された状態に
おいては、所定の破壊ポイント7、8は、一方が他方の
上方に位置し、それによって、単一の共通の所定の破壊
ポイントが生成される。プレス嵌めのため、接着剤6
は、第一のチューブセクション3の内側表面9および第
二のチューブセクション4の外側表面11上に、均一に
広げられ、接続要素1、2を強固に接続する。好ましく
は、雌型接続要素1および雄型接続要素2は、ストッパ
13、14を有しており、それによって、ユーザーは、
雌型接続要素1および雄型接続要素2が、一方が他方の
上に、強固に押圧されているか否かを知ることができ
る。閉じた状態では、雌型接続要素1のストッパ13と
雄型接続要素2のストッパ14との間には、もはや、い
かなるギャップも見えない。また、カント(canti
ng)は正確に見ることができる。
【0040】図3は、本発明の別の好ましい実施態様に
かかる接続システムを示す図面であり、複数の微笑球内
に、接着剤および/または滅菌剤が含まれている。
【0041】図3に示されるように、本実施態様にかか
る接続システムは、複数の小さなビード15を備え、複
数の小さなビード15は、それぞれ、接着剤あるいは滅
菌手段を含んでいる。
【0042】図4は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかる接続システムを示す図面であり、2つのビードが
設けられている。
【0043】図4に示されるように、本実施態様にかか
る接続システムは、それぞれ、二成分系接着剤の一方の
成分を含む2つのリザーバ16、17のみを備えている
が、二成分系接着剤に限定されるものでないことはいう
までもない。
【0044】図5は、本発明のさらに他の好ましい実施
態様にかかる接続システムを示す図面であり、内部に、
メンブレンが、終端部として設けられている。
【0045】図5に示されるように、本実施態様にかか
る接続システムは、雌型接続要素1の内部に、メンブレ
ン18あるいは隔壁が設けられており、メンブレン18
あるいは隔壁は、雄型接続要素2によって貫通すること
ができ、それによって、囲まれた手段が解放される。
【0046】図6は、本発明の好ましい実施態様にかか
る接続システムの幾何学的断面の例を示す断面図であ
る。
【0047】本発明の接続システムは、図6(a)に示
されるように、円形、図6(b)に示されるように、三
角形、図6(c)に示されるように、正方形、図6
(d)に示されるように、楕円形などの種々の幾何学的
断面を有するように構成することができる。
【0048】図7は、本発明のさらに他の好ましい実施
態様にかかる接続システムを示す図面である。
【0049】図7に示されるように、本実施態様にかか
る接続システムは、雄型パーツに設けられたマルチ・コ
ネクタ19と、雌型パーツ20を含んでいる。
【0050】図8は、本発明のさらに別の好ましい実施
態様にかかる接続システムを示す図面である。
【0051】図8に示されるように、本実施態様にかか
る接続システムにおいては、マルチ・コネクタ19は、
個々の雌型パーツに関連付けられるように設けられてい
る。
【0052】図9は、本発明のさらに別の好ましい実施
態様にかかる接続システムを示す図面である。
【0053】図9に示されるように、本実施態様にかか
る接続システムにおいては、フィルタ21が付加されて
おり、フィルタ21は、好ましくは、白血球を取り除く
性質を有している。
【0054】図10は、保護キャップに接続された本発
明の好ましい実施態様にかかる接続システムの雄型接続
要素の略側面図であり、図11は、その略断面図であ
る。
【0055】図10および図11に示されるように、上
述の実施態様のように構成された雄型接続要素2には、
対応するねじ接続部23を介して、保護キャップ22が
接続されている。
【0056】図12は、本発明の好ましい実施態様にか
かる接続システムの保護キャップが接続された雌型接続
要素の略側面図であり、図13は、その略断面図であ
る。
【0057】図12および図13においては、同様にし
て、上述した実施態様に対応する構成を有する雌型接続
要素1は、保護キャップ24に接続されている。保護キ
ャップ24は、雄型接続要素1に対応した形状を有して
いる。保護キャップ22および保護キャップ24は、図
10および図12に示されるように、翼状の突出部を有
し、それによって、解放する際にも、締め付ける際に
も、保護キャップを容易に取扱うことが可能になる。
【0058】保護キャップ22および保護キャップ24
は、雄型接続要素2あるいは雌型接続要素1を保護する
役割を有しており、それぞれ、雄型接続要素2あるいは
雌型接続要素1に確実に接続されるようにするため、ね
じ山23およびねじ山25を有し、それによって、保護
キャップ22および保護キャップ24から取り外される
まで、雄型接続要素2および雌型接続要素1が環境と接
触することが確実に防止される。保護キャップ22およ
び保護キャップ24は、さらに、ラインシステムの外部
で生成される力あるいはラインシステムの内部で生成さ
れる圧力に対する保護として機能する。通常、保護キャ
ップ22および保護キャップ24は、雌型接続要素1お
よび雄型接続要素2を組み立てる直前に、オペレータに
よって、取り除かれる。
【0059】本発明は、以上の実施態様に限定されるこ
となく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種
々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含
されるものであることはいうまでもない。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、高度の滅菌要求を充足
することができ、それにもかかわらず、簡易に、かつ、
低コストで、作ることができる医療システム用の滅菌状
態保持接続システム、それに用いる雌型接続要素および
雄型接続要素ならびに医療システム用の滅菌状態保持接
続システムの使用方法を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の好ましい実施態様にかかる接
続システムを示す図面であり、接続が解かれた状態を示
している。
【図2】図2は、本発明の好ましい実施態様にかかる接
続システムを示す図面であり、接続された状態を示して
いる。
【図3】図3は、本発明の別の好ましい実施態様にかか
る接続システムを示す図面であり、複数の微笑球内に、
接着剤および/または滅菌剤が含まれている。
【図4】図4は、本発明の他の好ましい実施態様にかか
る接続システムを示す図面であり、2つのビードが設け
られている。
【図5】図5は、本発明のさらに他の好ましい実施態様
にかかる接続システムを示す図面であり、内部に、メン
ブレンが、終端部として設けられている。
【図6】図6は、本発明の好ましい実施態様にかかる接
続システムの断面の例を示す断面図である。
【図7】図7は、本発明のさらに他の好ましい実施態様
にかかるマルチ・コネクタを示す図面である。
【図8】図8は、本発明のさらに別の好ましい実施態様
にかかる接続システムを示す図面である。
【図9】図9は、本発明のさらに別の好ましい実施態様
にかかる接続システムを示す図面である。
【図10】図10は、保護キャップに接続された本発明
の好ましい実施態様にかかる接続システムの雄型接続要
素の略側面図である。
【図11】図11は、保護キャップに接続された本発明
の好ましい実施態様にかかる接続システムの雄型接続要
素の略断面図である。
【図12】図12は、本発明の好ましい実施態様にかか
る接続システムの雌型接続要素の略側面図であり、雌型
接続要素には保護キャップが接続されている。
【図13】図13は、本発明の好ましい実施態様にかか
る接続システムの雌型接続要素の略断面図であり、雌型
接続要素には保護キャップが接続されている。
【符号の説明】
1 雌型接続要素 2 雄型接続要素 3 第一のチューブセクション 4 第二のチューブセクション 5 先端部の内部 6 無菌接着剤 7 雄型接続要素の所定の破壊ポイント 8 雌型接続要素の所定の破壊ポイント 9 雌型接続要素の内側表面 10 雌型接続要素の外側部分 11 雄型接続要素の外側表面 12 雄型接続要素の内部 13 雌型接続要素のストッパ 14 雄型接続要素のストッパ 15 ビード 16、17 リザーバ 18 メンブレン 19 マルチ・コネクタ 20 雌型パーツ 21 フィルタ 22 保護キャップ 23 ねじ接続部 24 保護キャップ 25 ねじ山
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジークフリード エブナー ドイツ国 ディー−66606 セント ベン デル ダンツゥイガーシュトラーセ 12

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 滅菌された流体を含む第一のシステムの
    閉じた端部を形成する少なくとも1つの雄型接続要素
    (2)と、滅菌された流体を含む第二のシステムの閉じ
    た端部を形成する少なくとも1つの雌型接続要素(1)
    とを備え、前記第一のシステムと前記第二のシステムが
    互いに無菌状態で接続することができるとくに2以上の
    滅菌システムを接続する医療システム用の滅菌状態保持
    接続システムにおいて、 前記雄型接続要素(2)と前記雌型接続要素(1)のそ
    れぞれが、所定の破壊ポイント(7、8)を備え、前記
    所定の破壊ポイント(7、8)が、前記雄型接続要素
    (2)と前記雌型接続要素(1)が組み立てられたと
    き、一方が他方の上に配置されて、共通の所定の破壊ポ
    イントを形成し、ともに破壊され得るように構成される
    とともに、前記流体を含むシステムの内部に位置してい
    ることを特徴とする医療システム用の滅菌状態保持接続
    システム。
  2. 【請求項2】 前記雄型接続要素(2)と前記雌型接続
    要素(1)が、強固にロックされて、互いに接続可能で
    あることを特徴とする請求項1に記載の医療システム用
    の滅菌状態保持接続システム。
  3. 【請求項3】 前記雄型接続要素(2)と前記雌型接続
    要素(1)が、ねじによって、互いに接続可能であるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の医療システム
    用の滅菌状態保持接続システム。
  4. 【請求項4】 前記雄型接続要素(2)と前記雌型接続
    要素(1)が、スナップ結合によって、互いに接続可能
    であることを特徴とする請求項1または2に記載の医療
    システム用の滅菌状態保持接続システム。
  5. 【請求項5】 前記雄型接続要素(2)と前記雌型接続
    要素(1)が、接着剤結合によって、互いに接続可能で
    あることを特徴とする請求項1または2に記載の医療シ
    ステム用の滅菌状態保持接続システム。
  6. 【請求項6】 前記接着剤結合が、迅速硬化性接着剤に
    よって形成されることを特徴とする請求項5に記載の医
    療システム用の滅菌状態保持接続システム。
  7. 【請求項7】 前記雄型接続要素(2)と前記雌型接続
    要素(1)の接触面(9、11)の間に、滅菌剤が設け
    られたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1
    項に記載の医療システム用の滅菌状態保持接続システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記滅菌剤が、接着性を有していること
    を特徴とする請求項7に記載の医療システム用の滅菌状
    態保持接続システム。
  9. 【請求項9】 前記滅菌剤が、迅速硬化性接着剤によっ
    て形成されることを特徴とする請求項8に記載の医療シ
    ステム用の滅菌状態保持接続システム。
  10. 【請求項10】 前記雄型接続要素(2)と前記雌型接
    続要素(1)を接続するため、シアノアクリレートが設
    けられたことを特徴とする請求項1ないし9に記載の医
    療システム用の滅菌状態保持接続システム。
  11. 【請求項11】 その外形が、前記雄型接続要素(2)
    に合致する保護キャップ(22)が設けられたことを特
    徴とする請求項1ないし10に記載の医療システム用の
    滅菌状態保持接続システム。
  12. 【請求項12】 前記雌型接続要素(1)を保護するた
    めに、前記雌型接続要素(1)に接続可能で、前記雄型
    接続要素(2)の形状を有する保護キャップ(22)が
    設けられたことを特徴とする請求項1ないし11に記載
    の医療システム用の滅菌状態保持接続システム。
  13. 【請求項13】 流体を含む第一のシステムの閉じた端
    部を形成し、流体を含む第二のシステムの閉じた端部を
    形成する雄型接続要素(2)と接続されるための雌型接
    続要素(1)において、所定の破壊ポイント(8)を備
    えたことを特徴とする雌型接続要素(1)。
  14. 【請求項14】 流体を含むシステムの閉じた端部を形
    成し、流体を含むシステムの閉じた端部を形成する雌型
    接続要素(1)と接続されるための雄型接続要素(2)
    において、所定の破壊ポイント(7)を備えたことを特
    徴とする雄型接続要素(2)。
  15. 【請求項15】 バッグシステム内に、流体を滅菌状態
    で輸送するための請求項1に記載の接続システムの使用
    法において、少なくとも2つのバッグと、1つのチュー
    ブシステムを備えたことを特徴とする接続システムの使
    用方法。
  16. 【請求項16】 生物学的あるいは医学的流体を、少な
    くとも2つのバッグと、1つのチューブシステムを備え
    たバッグシステム内に、滅菌状態で輸送することを特徴
    とする請求項15に記載の接続システムの使用方法。
  17. 【請求項17】 血液あるいは血液成分を、滅菌された
    血液バッグシステム内に、滅菌状態で輸送することを特
    徴とする請求項15または16に記載の接続システムの
    使用方法。
  18. 【請求項18】 血液あるいは血液成分を、少なくとも
    1つのフィルタ要素を備えたバッグ・チューブシステム
    内に、滅菌状態で輸送することを特徴とする請求項15
    ないし17のいずれか1項に記載の接続システムの使用
    方法。
  19. 【請求項19】 注入溶液あるいは透析溶液を、バッグ
    システム内に、滅菌状態で輸送することを特徴とする請
    求項15に記載の接続システムの使用方法。
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