JP2001197996A - 酒徳利袴 - Google Patents

酒徳利袴

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JP2001197996A
JP2001197996A JP2000011273A JP2000011273A JP2001197996A JP 2001197996 A JP2001197996 A JP 2001197996A JP 2000011273 A JP2000011273 A JP 2000011273A JP 2000011273 A JP2000011273 A JP 2000011273A JP 2001197996 A JP2001197996 A JP 2001197996A
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sake
liquor
hakama
temperature
container
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JP2000011273A
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Nijiro Momo
仁次郎 百々
Jihei Shiotani
治平 塩谷
Motoo Sugawara
元雄 菅原
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Fujitsu General Ltd
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Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 酒徳利内に注入された燗酒又は冷酒が、飲酒
中に冷めたり暖まったりしないようにする手段を提供す
る。 【解決手段】 酒徳利1に、日本酒等を注入し燗酒又は
冷酒として飲用に供する。酒徳利1は酒徳利袴2に据え
置いて、外部へのたれ等を防止する。酒徳利袴2の底部
には、通電により発熱又は吸熱を行う発熱側及び吸熱側
接合部3a、3bを有する熱電素子3を付設する。酒徳
利袴2の内側の酒徳利1の底部が当接する部位等に、酒
徳利1の温度を検出するサーミスタ等からなる温度検出
部(図示せず)を設ける。温度検出部で検出した温度が
予め設定した所定の酒徳利の温度からずれている場合に
は、温度制御部6で熱電素子3の電源5から熱電素子3
に流れる電流を調整することにより、酒徳利1の温度を
所定の温度に制御する。これにより、酒徳利1に注入し
た燗酒又は冷酒を最適な温度に保温又は保冷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燗酒又は冷酒を注
入した酒徳利を据え置く酒徳利袴に熱電素子を付設し
て、酒徳利内の燗酒又は冷酒が冷めたり暖まったりしな
いようにした酒徳利袴に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の酒徳利袴は、木製の器等からな
り、徳利内の酒の保温や保冷の機能に欠けていた。その
ため、予め暖めたり冷やしたりした燗酒や冷酒が、飲酒
中に冷めたり暖まったりするという不都合が生ずるおそ
れがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、酒徳利内に注入された燗酒又は冷
酒が、飲酒中に冷めたり暖まったりしないようにする手
段を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】燗酒又は冷酒を注入して
飲用に供する酒徳利を据え置く酒徳利袴に、通電により
発熱又は吸熱を行う発熱側接合部及び吸熱側接合部を有
する熱電素子と、前記酒徳利の温度を検出する温度検出
部と、検出した温度により前記熱電素子に通電する電流
を制御することにより酒徳利の温度を制御する温度制御
部を付設し、酒徳利に注入した燗酒又は冷酒を所定の温
度に保温又は保冷する。
【0005】前記酒徳利袴は複数個併設し、それぞれの
酒徳利袴で保温又は保冷を行う。
【0006】前記酒徳利袴は、運搬用の把手を付設した
酒徳利を持ち運ぶ容器上に載設し、岡持の機能を持たせ
る。
【0007】前記把手は、前記容器の横部に回動自在に
係着し、運搬時には立てて、飲酒時には倒して使用でき
るようにする。
【0008】前記把手の係着部分には、把手を立てたま
ま又は倒したまま保持するクリック機構を設け、運搬時
に前記容器が傾かないようにする。
【0009】前記容器内には、杯を置く場所及び、又は
杯洗を付設する。
【0010】前記容器の底部に、商用電源から当該酒徳
利袴に電源を供給する電源コードを弾性体で付勢して巻
き込むコード巻き込み機構を付設する。
【0011】前記酒徳利袴の内側には、シリコン樹脂、
シリコングリス充填の袋状容器その他の柔軟で高熱伝導
度材料からなる緩衝部を付設する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て、図を用いて説明する。図1は、本発明による酒徳利
袴の1実施の形態の概念を示す正面図である。酒徳利1
に、日本酒等を注入し、暖めたり冷やしたりして燗酒又
は冷酒として飲用に供する。杯に酒を注いだ後等には、
酒徳利1を酒徳利袴2に据え置いて、酒の外部へのたれ
等を防止する。酒徳利袴2の底部には、通電により発熱
又は吸熱を行う発熱側及び吸熱側接合部3a、3bを有
する熱電素子3を付設する。酒徳利袴2の内側の酒徳利
1の底部が当接する部位等に、酒徳利1の温度を検出す
るサーミスタ等からなる温度検出部(図示せず)を設け
る。温度検出部で検出した温度が予め設定した所定の酒
徳利の温度からずれている場合には、温度制御部6で熱
電素子3の電源5から熱電素子3に流れる電流を調整す
ることにより、酒徳利1の温度を所定の温度に制御す
る。これにより、酒徳利1に注入した燗酒又は冷酒を最
適な温度に保温又は保冷する。
【0013】なお、酒徳利1の保温を行う場合には、熱
電素子3の接合部3aが発熱側となり、接合部3bが吸
熱側となるように電源5からの電流を供給する。そし
て、吸熱側の接合部3bには、フィンやファンモータ等
からなる熱交換器4を設けて、接合部3bで酒徳利1の
外周部から容易に吸熱が行えるようにする。一方、酒徳
利袴の内部には、熱電素子3の接合部3aと熱接続する
アルミ容器等からなる熱伝導体3aaを酒徳利1の周囲
を囲む様に付設して、発熱側となる接合部3aから酒徳
利1への熱伝導を良くする。また、熱伝導体3aaの周
囲は、発泡ポリウレタン等の断熱材7で覆って、外周部
に熱が逃げないようにし、熱電素子3による保温効果を
向上させる。酒徳利1の保冷を行う場合には、上記と反
対に熱電素子3の接合部3aが吸熱側となり、接合部3
bが発熱側となるように電源5からの電流を供給する。
さらに、酒徳利袴2の内側には、シリコン樹脂、シリコ
ングリス充填の袋状容器その他の柔軟で高熱伝導度材料
からなる緩衝部8を付設して、酒徳利1を酒徳利袴2に
据え置くときの衝撃を緩和するとともに、酒徳利1と酒
徳利袴2を密着させ、保温又は保冷効果を良くする。
【0014】図2は、本発明による酒徳利袴の別の実施
の形態の概念を示す斜視図である。また、図3は同正面
図である。上記と同様に構成した酒徳利袴22、32を
複数個併設して、それぞれの酒徳利袴22、32の底部
に付設した熱電素子23、33に制御部26で制御する
電源25から電源を供給し、酒徳利21,31の保温又
は保冷を行う。熱電素子23、33の保温、保冷を行う
接合部と反対側の接合部は、熱交換器24で外周との熱
交換を行い熱平衡を保つ。複数個の酒徳利袴22、32
は、容器41の上に併設し、容器41には、運搬用の把
手42を付設して酒徳利21、31を持ち運ぶ岡持とし
ての機能を持たせると便利である。把手42は、容器4
1の横の部分に回動部42aにより方向イに向けて回動
自在に係着する。これにより、運搬時には把手42とし
て立てた状態として容易に把手が掴めるようにし、飲酒
時には把手42bとして倒した状態として、容易に酒徳
利21、31の出し入れが行えるようにする。
【0015】把手の係着部分には、把手を立てたまま又
は倒したまま保持するクリック機構を設けて、運搬時に
前記容器が傾かないようにする。クリック機構として
は、例えばほぼ半球状の頭部を容器41の横部からバネ
で付勢して突出する可動棒41aと、容器41の横部に
係着した固定棒41b、41cから構成する。容器41
を持ち運ぶときは、倒れた把手42bを方向イに力を入
れて引き起こすことで、可動棒41aが容器41の横部
に引っ込み、立てた把手42とするができる。立てた把
手42は、可動棒41aと固定棒41bに係止されて、
酒徳利21、31を持ち運ぶとき、容器41が傾いたり
することを防止する。同様に、飲酒時には、立てた把手
42を方向イに力を入れて引き倒すことで、可動棒41
aが容器41の横部に引っ込み、倒れた把手42bとす
ることができる。
【0016】容器41内には、杯51、51を置く場所
や杯を漱ぐ杯洗(図示せず)を付設することで、容器4
1のみで、飲酒用の岡持の機能が達成できるようにな
る。また、容器41の底部に、酒徳利袴の電源25に商
用電源を供給する電源コード43を弾性体で付勢して巻
き込むコード巻き込み機構を付設して、容器41を持ち
運ぶとき邪魔にならないようにする。
【0017】
【発明の効果】以上に説明したように、燗酒又は冷酒を
注入して飲用に供する酒徳利を据え置く酒徳利袴に、通
電により発熱又は吸熱を行う発熱側接合部及び吸熱側接
合部を有する熱電素子と、前記酒徳利の温度を検出する
温度検出部と、検出した温度により前記熱電素子に通電
する電流を制御することにより酒徳利の温度を制御する
温度制御部を付設し、酒徳利に注入した燗酒又は冷酒を
所定の温度に保温又は保冷することにより、酒徳利内に
注入した燗酒又は冷酒を、飲酒中に冷めたり暖まったり
しないようにすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による酒徳利袴の1実施の形態の概念を
示す正面図である。
【図2】本発明による酒徳利袴の別の実施の形態の概念
を示す斜視図である。
【図3】本発明による酒徳利袴の別の実施の形態の概念
を示す正面図である。
【符号の説明】
1 酒徳利 2 酒徳利袴 3 熱電素子 3aa 熱伝導体 4 熱交換器 5 電源 6 温度制御部 7 断熱材 8 緩衝部 21、31 酒徳利 22、32 酒徳利袴 23、33 熱電素子 24 熱交換器 25 電源 26 制御部 41 容器 42 把手 43 電源コード 51 杯

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燗酒又は冷酒を注入して飲用に供する酒
    徳利を据え置く酒徳利袴において、通電により発熱又は
    吸熱を行う発熱側接合部及び吸熱側接合部を有する熱電
    素子と、前記酒徳利の温度を検出する温度検出部と、検
    出した温度により前記熱電素子に通電する電流を制御す
    ることにより酒徳利の温度を制御する温度制御部を付設
    し、酒徳利に注入した燗酒又は冷酒を所定の温度に保温
    又は保冷することを特徴とした酒徳利袴。
  2. 【請求項2】 前記酒徳利袴は複数個併設し、それぞれ
    の酒徳利袴で保温又は保冷を行うことを特徴とした請求
    項1記載の酒徳利袴。
  3. 【請求項3】 前記酒徳利袴は、運搬用の把手を付設し
    た酒徳利を持ち運ぶ容器上に載設し、岡持の機能を持た
    せることを特徴とした請求項1記載の酒徳利袴。
  4. 【請求項4】 前記把手は、前記容器の横部に回動自在
    に係着し、運搬時には立てて、飲酒時には倒して使用で
    きるようにすることを特徴とした請求項3記載の酒徳利
    袴。
  5. 【請求項5】 前記把手の係着部分には、把手を立てた
    まま又は倒したまま保持するクリック機構を設け、運搬
    時に前記容器が傾かないようにすることを特徴とした請
    求項4記載の酒徳利袴。
  6. 【請求項6】 前記容器内には、杯を置く場所及び、又
    は杯洗を付設することを特徴とした請求項3記載の酒徳
    利袴。
  7. 【請求項7】 前記容器の底部に、商用電源から当該酒
    徳利袴に電源を供給する電源コードを弾性体で付勢して
    巻き込むコード巻き込み機構を付設することを特徴とし
    た請求項3記載の酒徳利袴。
  8. 【請求項8】 前記酒徳利袴の内側には、シリコン樹
    脂、シリコングリス充填の袋状容器その他の柔軟で高熱
    伝導度材料からなる緩衝部を付設することを特徴とした
    請求項1記載の酒徳利袴。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107625434A (zh) * 2017-10-16 2018-01-26 党月爱 温酒器及其使用方法
CN114408844A (zh) * 2022-01-12 2022-04-29 何东梅 一种用于酒桌娱乐倒酒用装置

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