JP2001196582A - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents

半導体装置とその製造方法

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JP2001196582A JP2000260132A JP2000260132A JP2001196582A JP 2001196582 A JP2001196582 A JP 2001196582A JP 2000260132 A JP2000260132 A JP 2000260132A JP 2000260132 A JP2000260132 A JP 2000260132A JP 2001196582 A JP2001196582 A JP 2001196582A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高耐圧MOSトランジスタの微細化を図る。 【解決手段】 P型ウエル3上にゲート酸化膜9を介し
て形成されたゲート電極27Fと、前記ゲート電極27
Fから離間されて形成される高濃度のN型ソース・ドレ
イン層15と、前記ソース・ドレイン層15を取り囲む
ように形成され、前記ゲート電極27F下方に形成され
たP型ボディ層18で分断された低濃度のN型のソース
・ドレイン層10とを具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置とその
製造方法に関し、更に言えば、例えば液晶駆動用ドライ
バを構成する各種MOSトランジスタを1つの半導体基
板上に構成する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の半導体装置とその製造方法
について図面を参照しながら説明する。
【0003】ここで、液晶駆動用ドライバは、ロジック
系の(例えば、3V)Nチャネル型MOSトランジスタ
及びPチャネル型MOSトランジスタ、高耐圧系の(例
えば、30V)Nチャネル型MOSトランジスタ,Pチ
ャネル型MOSトランジスタ,Nチャネル型D(Double
diffused)MOSトランジスタ及びPチャネル型DM
OSトランジスタ、レベルシフタ用の(例えば、30
V)Nチャネル型MOSトランジスタ等から成る。
【0004】ここで、上記DMOSトランジスタ構造と
は、半導体基板表面側に形成した拡散層に対して、導電
型の異なる不純物を拡散させて、新たな拡散層を形成
し、これらの拡散層の横方向拡散の差を実効チャネル長
として利用してなるものであり、短いチャネルが形成さ
れることで、低オン抵抗化に適した素子となる。
【0005】図14は従来のDMOSトランジスタを説
明するための断面図であり、一例としてNチャネル型D
MOSトランジスタ構造について図示してある。尚、P
チャネル型DMOSトランジスタ構造についての説明は
省略するが、導電型が異なるだけで、同様の構造と成っ
ているのは周知の通りである。
【0006】図14において、51は一導電型、例えば
P型の半導体基板で、52はN型ウエルで、このN型ウ
エル52内にP型ボディ層53が形成されると共に、こ
のP型ボディ層53内にはN型拡散層54が形成され、
また前記N型ウエル52内にN型拡散層55が形成され
ている。基板表面にはゲート酸化膜56を介してゲート
電極57が形成されており、このゲート電極57直下の
P型ボディ層53の表面領域にはチャネル層58が形成
されている。
【0007】そして、前記N型拡散層54をソース拡散
層、N型拡散層55をドレイン拡散層とし、LOCOS
酸化膜59下のN型ウエル52をドリフト層としてい
る。また、60,61はそれぞれソース電極、ドレイン
電極であり、62はP型ボディ層53の電位を取るため
のP型拡散層で、63は層間絶縁膜である。
【0008】上記DMOSトランジスタにおいては、N
型ウエル52を拡散形成することで、N型ウエル52表
面での濃度が高くなり、このN型ウエル52表面での電
流が流れ易くすると共に、高耐圧化を図ることができ
る。
【0009】そして、このような構成のDMOSトラン
ジスタは、表面緩和型(REduced SUFace Field、以下
RESURFと称す。)DMOSと呼ばれ、前記N型ウ
エル2のドリフト層のドーパンド濃度は、RESURF
条件を満たすように設定されている。尚、このような技
術は、特開平9−139438号公報等に開示されてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上記DMOS
トランジスタを形成する場合において、ゲート電極形成
後に、P型ボディ層53形成用の高温熱処理が必要にな
り、そのため、例えば0.35μmルール等の低電圧動
作の微細化デバイスでの濃度プロファイルが狂ってしま
うため、現状ではDMOSトランジスタのゲート電極を
形成し、P型ボディ層形成用の高温熱処理が終了した後
に、微細化MOSトランジスタを作り始めることにな
り、製造工程が長くなるという問題があった。
【0011】また、DMOSトランジスタは、基本的に
異なるイオン種による拡散係数及び拡散開始位置により
ゲート長が決まってしまうため、ゲート長に対する設計
上の自由度が小さいという問題もあった。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の半導体
装置は上記課題に鑑み為されたもので、一導電型ウエル
上にゲート酸化膜を介して形成されたゲート電極と、前
記ゲート電極から離間されて形成される高濃度の逆導電
型のソース・ドレイン層と、前記ソース・ドレイン層を取
り囲むように形成され、前記ゲート電極下方に形成され
た一導電型のボディ層で分断された低濃度の逆導電型の
ソース・ドレイン層とを具備したことを特徴とする。
【0013】また、一導電型ウエル上にゲート酸化膜を
介して形成されたゲート電極と、前記ゲート電極の一端
部に隣接するように形成される高濃度の逆導電型のソー
ス層と、前記ゲート電極の他端部から離間されて形成さ
れる高濃度の逆導電型のドレイン層と、前記ゲート電極
下方から前記逆導電型のドレイン層を取り囲むように形
成される低濃度の逆導電型のドレイン層と、前記ゲート
電極下方の前記逆導電型のソース層と前記逆導電型のド
レイン層間に形成される一導電型のボディ層とを具備し
たことを特徴とする。
【0014】そして、前記ボディ層の形成を、イオン注
入法により形成したことを特徴とする。
【0015】これにより、従来の熱処理ではチャネル長
が一義的に決まってしまっていたが、本発明の製造方法
では、ボディ層をイオン注入工程により形成しているた
め、各種設定可能となり、従来方法に比してゲート長に
対する設計上の自由度が大きくなる。
【0016】また、本発明では、ボディ層をゲート電極
下にのみ形成したため、従来構造のようにボディ層で高
濃度のソース層を包み込むものに比して接合容量の低減
化が図れる。
【0017】更に、従来方法のようにボディ層形成のた
めのゲート電極形成後における高温熱処理が必要なくな
るため、微細化プロセスとの混載が可能になる。
【0018】更に、本発明では、Pチャネル型DMOS
トランジスタを構成するN型ボディ層の表層部(チャネ
ル領域)に、しきい値電圧調整用のP型層を形成したこ
とを特徴とする。
【0019】これにより、同一条件で構成した場合にN
チャネル型DMOSトランジスタの駆動能力に対して劣
るPチャネル型DMOSトランジスタの駆動能力を向上
させることが可能になる。
【0020】また、上記DMOSトランジスタにおい
て、各種導電型のボディ層に対応して、それぞれのチャ
ネル層に駆動能力調整用の不純物層を形成することで、
同一基板上に構成される異なる導電型のトランジスタの
駆動能力を揃えることができる。
【0021】更に、本発明によれば、同一基板上に同一
導電型でも大きさの異なる複数のトランジスタを形成す
るような場合、ボディ層に逆導電型層を設けることによ
り駆動能力を調整することも可能である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の半導体装置とその
製造方法に係る一実施形態について図面を参照しながら
説明する。
【0023】ここで、図10は本発明の半導体装置、即
ち液晶駆動用ドライバは、図面(a)の左側からロジッ
ク系の(例えば、3V)Nチャネル型MOSトランジス
タ及びPチャネル型MOSトランジスタ、レベルシフタ
用の(例えば、30V)Nチャネル型MOSトランジス
タ、高耐圧系の(例えば、30V)Nチャネル型MOS
トランジスタ,図面(b)の左側から同じく高耐圧系の
(例えば、30V)Pチャネル型MOSトランジスタ,
Nチャネル型DMOSトランジスタ及びPチャネル型D
MOSトランジスタで構成される。
【0024】以下、上記液晶駆動用ドライバを構成する
各種MOSトランジスタの製造方法について説明する。
【0025】先ず、図1において、各種MOSトランジ
スタを構成するための領域を画定するために、例えばP
型の半導体基板(P−Sub)1内にP型ウエル(P
W)3及びN型ウエル(NW)5を形成する。
【0026】即ち、前記基板1のN型ウエル形成領域上
をパッド酸化膜2を介して不図示のレジスト膜で被覆し
た状態で、例えばボロンイオンをおよそ80KeVの加
速電圧で、8×1012/cm2の注入条件でイオン注入
する。その後、図1に示すように前記P型ウエル3上を
レジスト膜4で被覆した状態で、例えばリンイオンをお
よそ80KeVの加速電圧で、9×1012/cm2の注
入条件でイオン注入する。尚、実際には前述したように
イオン注入された各イオン種が熱拡散(例えば、115
0℃のN2雰囲気中で、4時間)されることで、P型ウ
エル3及びN型ウエル5となる。
【0027】次に、図2において、各MOSトランジス
タ毎に素子分離するため、およそ500nm程度の素子
分離膜8をLOCOS法により形成し、この素子分離膜
8以外の活性領域上におよそ80nm程度の高耐圧用の
厚いゲート酸化膜9を熱酸化により形成する。
【0028】続いて、レジスト膜をマスクにして第1の
低濃度のN型及びP型のソース・ドレイン層(以下、L
N層10、LP層11と称す。)を形成する。即ち、先
ず、不図示のレジスト膜でLN層形成領域上以外の領域
を被覆した状態で基板表層に、例えばリンイオンをおよ
そ120KeVの加速電圧で、8×1012/cm2の注
入条件でイオン注入してLN層10を形成する。その
後、レジスト膜(PR)でLP層形成領域上以外の領域
を被覆した状態で基板表層に、例えばボロンイオンをお
よそ120KeVの加速電圧で、8.5×1012/cm
2の注入条件でイオン注入してLP層11を形成する。
尚、実際には後工程のアニール工程(例えば、1100
℃のN2雰囲気中で、2時間)を経て、上記イオン注入
された各イオン種が熱拡散されてLN層10及びLP層
11となる。
【0029】続いて、図3において、レジスト膜をマス
クにして前記LN層10間及びLP層11間にそれぞれ
第2の低濃度のN型及びP型のソース・ドレイン層(以
下、SLN層13及びSLP層14と称す。)を形成す
る。即ち、先ず、不図示のレジスト膜でSLN層形成領
域上以外の領域を被覆した状態で基板表層に、例えばリ
ンイオンをおよそ120KeVの加速電圧で、1.5×
1012/cm2の注入条件でイオン注入して前記LN層
10に連なるSLN層13を形成する。その後、レジス
ト膜(PR)でSLP層形成領域上以外の領域を被覆し
た状態で基板表層に、例えばニフッ化ボロンイオンをお
よそ140KeVの加速電圧で、2.5×1012/cm
2の注入条件でイオン注入して前記LP層11に連なる
SLP層14を形成する。尚、前記LN層10と前記S
LN層13または前記LP層11と前記SLP層14の
不純物濃度は、ほぼ同等であるか、どちらか一方が高く
なるように設定されている。
【0030】更に、図4において、レジスト膜をマスク
にして高濃度のN型及びP型のソース・ドレイン層(以
下、N+層15、P+層16と称す。)を形成する。即
ち、先ず、不図示のレジスト膜でN+層形成領域上以外
の領域を被覆した状態で基板表層に、例えばリンイオン
をおよそ80KeVの加速電圧で、2×1015/cm 2
の注入条件でイオン注入してN+層15を形成する。そ
の後、レジスト膜(PR)でP+層形成領域上以外の領
域を被覆した状態で基板表層に、例えばニフッ化ボロン
イオンをおよそ140KeVの加速電圧で、2×1015
/cm2の注入条件でイオン注入してP+層16を形成
する。
【0031】次に、図5において、レジスト膜をマスク
にして前記LN層10に連なるSLN層13の中央部及
び前記LP層11に連なるSLP層14の中央部にそれ
ぞれ逆導電型の不純物をイオン注入することで、当該S
LN層13及びSLP層14を分断するP型ボディ層1
8及びN型ボディ層19を形成する。即ち、先ず、不図
示のレジスト膜でP型層形成領域上以外の領域を被覆し
た状態で基板表層に、例えばニフッ化ボロンイオンをお
よそ120KeVの加速電圧で、5×1012/cm2
注入条件でイオン注入してP型ボディ層18を形成す
る。その後、レジスト膜(PR)でN型層形成領域上以
外の領域を被覆した状態で基板表層に、例えばリンイオ
ンをおよそ190KeVの加速電圧で、5×1012/c
2の注入条件でイオン注入してN型ボディ層19を形
成する。尚、上記図3〜図5に示すイオン注入工程に関
する作業工程順は、適宜変更可能なものである。
【0032】更に、前記通常耐圧用の微細化Nチャネル
型及びPチャネル型MOSトランジスタ形成領域の基板
(P型ウエル3)内に第2のP型ウエル(SPW)21
及び第2のN型ウエル(SNW)22を形成する。
【0033】即ち、前記通常耐圧のNチャネル型MOS
トランジスタ形成領域上に開口を有する不図示のレジス
ト膜をマスクにして前記P型ウエル3内に、例えばボロ
ンイオンをおよそ190KeVの加速電圧で、1.5×
1013/cm2の第1の注入条件でイオン注入後、同じ
くボロンイオンをおよそ50KeVの加速電圧で、2.
6×1012/cm2の第2の注入条件でイオン注入し
て、第2のP型ウエル21を形成する。また、前記通常
耐圧用のPチャネル型MOSトランジスタ形成領域上に
開口を有するレジスト膜(PR)をマスクにして前記P
型ウエル3内に例えばリンイオンをおよそ380KeV
の加速電圧で、1.5×1013/cm2の注入条件でイ
オン注入し、同じくリンイオンをおよそ140KeVの
加速電圧で4.0×1012/cm2の注入条件でイオン
注入して、第2のN型ウエル22を形成する。尚、380
KeV程度の加速電圧発生装置が無い場合には、2価の
リンイオン(P++)を190KeVの加速エネルギーで
イオン注入するダブルチャージ方式でも良い。
【0034】次に、図7において、通常耐圧用のNチャ
ネル型及びPチャネル型MOSトランジスタ形成領域上
とレベルシフタ用のNチャネル型MOSトランジスタ形
成領域上の前記ゲート酸化膜9を除去した後に、この領
域上に新たに所望の膜厚のゲート酸化膜を形成する。
【0035】即ち、先ず、全面にレベルシフタ用のNチ
ャネル型MOSトランジスタ用におよそ14nm程度
(この段階では、およそ7nm程度であるが、後述する
通常耐圧用のゲート酸化膜形成時に膜厚が増大する。)
のゲート酸化膜24を熱酸化により形成する。続いて、
通常耐圧用のNチャネル型及びPチャネル型MOSトラ
ンジスタ形成領域上に形成された前記レベルシフタ用の
Nチャネル型MOSトランジスタのゲート酸化膜24を
除去した後に、この領域に通常耐圧用の薄いゲート酸化
膜25(およそ7nm程度)を熱酸化により形成する。
【0036】続いて、図8において、全面におよそ10
0nm程度のポリシリコン膜を形成し、このポリシリコ
ン膜にPOCl3を熱拡散源として熱拡散し導電化した
後に、このポリシリコン膜上におよそ100nm程度の
タングステンシリサイド(WSix)膜、更にはおよそ
150nm程度のSiO2膜を積層し、不図示のレジス
ト膜を用いてパターニングして各MOSトランジスタ用
のゲート電極27A,27B,27C,27D,27
E,27F,27Gを形成する。尚、前記SiO 2
は、パターニング時のハードマスクとして働く。
【0037】続いて、図9において、前記通常耐圧用の
Nチャネル型及びPチャネル型MOSトランジスタ用に
低濃度のソース・ドレイン層を形成する。
【0038】即ち、先ず、通常耐圧用のNチャネル型M
OSトランジスタ用の低濃度ソース・ドレイン層形成領
域上以外の領域を被覆する不図示のレジスト膜をマスク
にして、例えばリンイオンをおよそ20KeVの加速電
圧で、6.2×1013/cm 2の注入条件でイオン注入
して、低濃度のN−型ソース・ドレイン層28を形成す
る。また、通常耐圧用のPチャネル型MOSトランジス
タ用の低濃度ソース・ドレイン層形成領域上以外の領域
を被覆するレジスト膜(PR)をマスクにして、例えば
ニフッ化ボロンイオンをおよそ20KeVの加速電圧
で、2×1013/cm2の注入条件でイオン注入して、
低濃度のP−型ソース・ドレイン層29を形成する。
【0039】更に、図10において、全面に前記ゲート
電極27A,27B,27C,27D,27E,27
F,27Gを被覆するようにおよそ250nm程度のT
EOS膜30をLPCVD法により形成し、前記通常耐
圧用のNチャネル型及びPチャネル型MOSトランジス
タ形成領域上に開口を有するレジスト膜(PR)をマス
クにして前記TEOS膜30を異方性エッチングする。
これにより、図10に示すように前記ゲート電極27
A,27Bの両側壁部にサイドウォールスペーサ膜30
Aが形成され、前記レジスト膜(PR)で被覆された領
域にはTEOS膜30がそのまま残る。
【0040】尚、図11(a)、(b)はそれぞれ、図
10(b)に示したNチャネル型DMOSトランジスタ
とPチャネル型DMOSトランジスタの各ゲート電極2
7F,27Gの幅方向を示すためのX1−X1線及びX
2−X2線断面図である。
【0041】そして、前記ゲート電極27Aとサイドウ
ォールスペーサ膜30A並びに、前記ゲート電極27B
とサイドウォールスペーサ膜30Aをマスクにして、前
記通常耐圧用のNチャネル型及びPチャネル型MOSト
ランジスタ用に高濃度のソース・ドレイン層を形成す
る。
【0042】即ち、通常耐圧用のNチャネル型MOSト
ランジスタ用の高濃度ソース・ドレイン層形成領域上以
外の領域を被覆する不図示のレジスト膜をマスクにし
て、例えばヒ素イオンをおよそ100KeVの加速電圧
で、5×1015/cm2の注入条件でイオン注入して、
高濃度のN+型ソース・ドレイン層31を形成する。ま
た、通常耐圧用のPチャネル型MOSトランジスタ用の
高濃度ソース・ドレイン層形成領域上以外の領域を被覆
する不図示のレジスト膜をマスクにして、例えばニフッ
化ボロンイオンをおよそ40KeVの加速電圧で、2×
1015/cm2の注入条件でイオン注入して、高濃度の
P+型ソース・ドレイン層32を形成する。
【0043】以下、図示した説明は省略するが、全面に
TEOS膜及びBPSG膜等からなるおよそ600nm
程度の層間絶縁膜を形成した後に、前記各高濃度のソー
ス・ドレイン層15,16,31,32にコンタクトす
る金属配線層を形成することで、前記液晶駆動用ドライ
バを構成する通常耐圧用のNチャネル型MOSトランジ
スタ,Pチャネル型MOSトランジスタ、レベルシフタ
用のNチャネル型MOSトランジスタ、高耐圧用のNチ
ャネル型MOSトランジスタ,Pチャネル型MOSトラ
ンジスタ,Nチャネル型DMOSトランジスタ及びPチ
ャネル型DMOSトランジスタが完成する。
【0044】また、上記一実施形態では製造過程におけ
る簡便性を重視して、ソース・ドレイン層構造を左右対
照としているが、本発明ではこれに限らず、左右非対照
なソース・ドレイン層構造を採用しても良い。
【0045】即ち、この場合の他の実施形態の半導体装
置は、一例としてNチャネル型DMOSトランジスタを
説明すると、図12(a)に示すように例えば、P型の
半導体基板1上にゲート酸化膜9を介して形成されたゲ
ート電極27Fと、前記ゲート電極27Fの一端部に隣
接するように形成される高濃度のN型ソース層15A
と、前記ゲート電極27Fの他端部から離間されて形成
される高濃度のN型ドレイン層15Aと、前記ゲート電
極27F下方から前記N型ドレイン層15Aを取り囲む
ように形成される低濃度のN型ドレイン層10Aと、前
記ゲート電極27F下方の前記N型ソース層15Aと前
記N型ドレイン層10A間に形成されるP型ボディ層1
8Aとを具備したことを特徴とする。
【0046】そして、その製造方法は、例えばP型ウエ
ル3にN型不純物(例えば、リンイオン)をイオン注入
して低濃度のN型ドレイン層10Aを形成した後に、前
記基板1にN型不純物(例えば、ヒ素イオン)をイオン
注入してゲート電極27Fの一端部に隣接するように高
濃度のN型ソース層15Aを形成すると共に、当該ゲー
ト電極27Fの他端部から離間した位置に高濃度のN型
ドレイン層15Aを形成する。続いて、前記基板1にP
型不純物(例えば、ボロンイオン)をイオン注入して前
記ゲート電極27Fの一端部下方から前記N型ソース層
15Aに隣接するようにP型ボディ層18Aを形成す
る。そして、前記P型ウエル3上にゲート酸化膜9を形
成した後に、当該ゲート酸化膜9上にゲート電極27F
を形成すれば良い。
【0047】以上説明したように本発明構造では、Nチ
ャネル型DMOSトランジスタ及びPチャネル型DMO
Sトランジスタにおいて、P型ボディ層あるいはN型ボ
ディ層をゲート電極下にのみ形成したため、従来構造の
ようにP型ボディ層あるいはN型ボディ層で高濃度のソ
ース層を包み込むものに比して接合容量の低減化が図れ
る。
【0048】また、上記構造ではP型ボディ層あるいは
N型ボディ層をイオン注入で形成しているため、従来の
ような拡散形成したものに比して微細化が可能になる。
【0049】更に、上記製造方法によれば、従来方法の
ようにDMOSトランジスタを形成する際に、ボディ層
形成のためのゲート電極形成後における高温熱処理が必
要なくなるため、微細化プロセスとの混載が可能にな
る。
【0050】また、従来の熱処理ではチャネル長が一義
的に決まってしまっていたが、本発明のDMOSトラン
ジスタの製造方法では、上述したようにP型ボディ層あ
るいはN型ボディ層をイオン注入工程を経て形成してい
るため、各種設定可能となり、従来方法に比してゲート
長に対する設計上の自由度が大きくなる。
【0051】尚、ボディ領域の形成はイオン注入法によ
るのが望ましいが、他の工程については、気相あるいは
固相からの拡散など、適宜変更可能である。
【0052】また、本発明によれば、高耐圧MOSトラ
ンジスタにおいて、P型ボディ層あるいはN型ボディ層
をゲート電極下にのみ形成したため、従来構造のように
P型ボディ層あるいはN型ボディ層で高濃度のソース層
を包み込むものに比して接合容量の低減化が図れる。
【0053】また、従来方法のように高耐圧MOSトラ
ンジスタを形成する際に、前記ボディ層形成のためのゲ
ート電極形成後における高温熱処理が必要なくなるた
め、微細化プロセスとの混載が可能になり、各種表示素
子のドライバ(例えば、液晶表示用ドライバ)とコント
ローラとの1チップ化が可能になる。
【0054】更に、本発明の他の実施形態について図1
2(b)及び図13(a),(b)を参照しながら説明
する。
【0055】本実施形態の特徴は、前記Nチャネル型D
MOSトランジスタ及び前記Pチャネル型DMOSトラ
ンジスタのP型ボディ層18,18A及びN型ボディ層
19の表層部(チャネル領域)にそれぞれ、しきい値電
圧調整用のN型層31,31A及びP型層32を形成し
ていることである。尚、図示した説明は省略するが、図
12(a),(b)はNチャネル型DMOSトランジス
タ構造を示しているが、Pチャネル型DMOSトランジ
スタも導電型が異なるだけで、同様の構成である。
【0056】これにより、上記DMOSトランジスタに
おいて、各種導電型のボディ層に対応して、それぞれの
チャネル層に駆動能力調整用の不純物層を形成すること
で、同一基板上に構成される異なる導電型のトランジス
タの駆動能力を揃えることができる。
【0057】更に、本発明によれば、同一基板上に同一
導電型でも大きさの異なる複数のトランジスタを形成す
るような場合、ボディ層に逆導電型層を設けることによ
り駆動能力を調整することも可能である。
【0058】更に言えば、本発明は特に、同一条件で構
成した場合にNチャネル型DMOSトランジスタの駆動
能力に対して劣るPチャネル型DMOSトランジスタの
駆動能力を向上させるために、当該Pチャネル型DMO
Sトランジスタを構成するN型ボディ層の表層部に当該
N型ボディ層にP型層を形成することで、Pチャネル型
DMOSトランジスタの駆動能力を向上させることがで
き、P型層の濃度を調整することで、Nチャネル型DM
OSトランジスタの駆動能力と同程度に設定できる。従
って、Pチャネル型DMOSトランジスタのスイッチン
グ特性を向上させるために、例えば高電圧を印加させる
必要がなくなり、低電圧化を図る上で有利となる。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、ボディ層をゲート電極
下にのみ形成したため、従来構造のようにボディ層で高
濃度のソース層を包み込むものに比して接合容量の低減
化が図れる。
【0060】また、従来の熱処理ではチャネル長が一義
的に決まってしまっていたが、本発明の製造方法では、
ボディ層をイオン注入工程により形成しているため、各
種設定可能となり、従来方法に比してゲート長に対する
設計上の自由度が大きくなる。
【0061】更に、従来方法のようにボディ層形成のた
めのゲート電極形成後における高温熱処理が必要なくな
るため、微細化プロセスとの混載が可能になる。
【0062】更にまた、本発明では、Pチャネル型DM
OSトランジスタを構成するN型ボディ層の表層部(チ
ャネル領域)に、しきい値電圧調整用のP型層を形成し
たことで、同一条件で構成した場合にNチャネル型DM
OSトランジスタの駆動能力に対して劣るPチャネル型
DMOSトランジスタの駆動能力を向上させることが可
能になる。
【0063】また、上記DMOSトランジスタにおい
て、各種導電型のボディ層に対応して、それぞれのチャ
ネル層に駆動能力調整用の不純物層を形成することで、
同一基板上に構成される異なる導電型のトランジスタの
駆動能力を揃えることができる。
【0064】更に、本発明によれば、同一基板上に同一
導電型でも大きさの異なる複数のトランジスタを形成す
るような場合、ボディ層に逆導電型層を設けることによ
り駆動能力を調整することも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法を
示す断面図である。
【図2】本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法を
示す断面図である。
【図3】本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法を
示す断面図である。
【図4】本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法を
示す断面図である。
【図5】本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法を
示す断面図である。
【図6】本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法を
示す断面図である。
【図7】本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法を
示す断面図である。
【図8】本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法を
示す断面図である。
【図9】本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法を
示す断面図である。
【図10】本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法
を示す断面図である。
【図11】本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法
を示す断面図である。
【図12】本発明の他の実施形態の半導体装置の製造方
法を示す断面図である。
【図13】本発明の他の実施形態の半導体装置の製造方
法を示す断面図である。
【図14】従来の半導体装置を示す断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青山 将茂 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5F040 DA12 DB01 DB03 DC01 EB01 EC01 EC07 EC13 EE05 EF02 EF13 EF18 EK01 FA05 FA16 FB02 FB04 5F048 AA01 AA05 AA09 AC01 AC03 AC06 BA01 BB06 BB08 BB12 BB16 BC03 BC06 BC07 BC18 BD04 BD10 BE03 BF02 BG12 DA18 DA25

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一導電型の半導体層に形成される高濃度
    の逆導電型ソース・ドレイン層と、前記ソース・ドレイ
    ン層間に位置するチャネル層上に形成されるゲート電極
    と、前記ソース層近傍に形成される一導電型のボディ層
    と、前記チャネル層及びドレイン層間に形成される低濃
    度の逆導電型ドレイン層とを有する半導体装置におい
    て、 前記ボディ層が、前記ゲート電極下方にのみ形成されて
    いることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 一導電型の半導体層上にゲート酸化膜
    を介して形成されたゲート電極と、 前記ゲート電極の一端部に隣接するように形成される高
    濃度の逆導電型ソース層と、 前記ゲート電極の他端部から離間されて形成される高濃
    度の逆導電型ドレイン層と、 前記ゲート電極下方から前記逆導電型ドレイン層を取り
    囲むように形成される低濃度の逆導電型ドレイン層と、 前記ゲート電極下方の前記逆導電型ソース層と前記逆導
    電型ドレイン層間に形成される一導電型のボディ層とを
    具備したことを特徴とする請求項1に記載の半導体装
    置。
  3. 【請求項3】 一導電型の半導体層上にゲート酸化膜を
    介して形成されたゲート電極と、 前記ゲート電極から離間されて形成される高濃度の逆導
    電型ソース・ドレイン層と、 前記逆導電型ソース・ドレイン層を取り囲むように形成
    され、前記ゲート電極下方に形成された一導電型のボデ
    ィ層で分断された低濃度の逆導電型ソース・ドレイン層
    とを具備したことを特徴とする請求項1に記載の半導体
    装置。
  4. 【請求項4】 前記低濃度の逆導電型ドレイン層ある
    いは前記低濃度の逆導電型ソース・ドレイン層が、前記
    ゲート電極下方では浅く、前記高濃度の逆導電型ドレイ
    ン層あるいは高濃度の逆導電型ソース・ドレイン層下方
    では深く形成されていることを特徴とする請求項1に記
    載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記ボディ層の表層部には、逆導電型層
    が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の半
    導体装置。
  6. 【請求項6】 一導電型の半導体層に形成される高濃度
    の逆導電型のソース・ドレイン層と、前記ソース・ドレ
    イン層間に位置するチャネル層上に形成されるゲート電
    極と、前記ソース層近傍に形成される一導電型のボディ
    層と、前記チャネル層及びドレイン層間に形成される低
    濃度の逆導電型ドレイン層とを有する半導体装置の製造
    方法において、 前記一導電型のボディ層を形成する工程が、イオン注入
    法により、半導体層に一導電型不純物イオンを注入する
    工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 一導電型の半導体層に形成される高濃度
    の逆導電型のソース・ドレイン層と、前記ソース・ドレ
    イン層間に位置するチャネル層上に形成されるゲート電
    極と、前記ソース層近傍に形成される一導電型のボディ
    層と、前記チャネル層及びドレイン層間に形成される低
    濃度の逆導電型ドレイン層とを有する半導体装置の製造
    方法において、 前記半導体層に逆導電型不純物イオンを注入して低濃度
    の逆導電型ドレイン層を形成する工程と、 前記半導体層に逆導電型不純物イオンを注入して前記ゲ
    ート電極の一端部に隣接するように高濃度の逆導電型ソ
    ース層を形成すると共に当該ゲート電極の他端部から離
    間した位置に高濃度の逆導電型ドレイン層を形成する工
    程と、 前記半導体層に一導電型不純物イオンを注入して前記ゲ
    ート電極の一端部下方から前記逆導電型ソース層に隣接
    するように一導電型のボディ層を形成する工程と、 前記半導体層上にゲート酸化膜を形成した後に当該ゲー
    ト酸化膜上にゲート電極を形成する工程とを具備したこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記一導電型のボディ層の形成後に、当
    該ボディ層の表層部に逆導電型層を形成するためのイオ
    ン注入法による不純物導入工程を含むことを特徴とする
    請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記低濃度の逆導電型ドレイン層あるい
    は前記低濃度の逆導電型ソース・ドレイン層が、前記ゲ
    ート電極下方では浅く、前記高濃度の逆導電型ドレイン
    層あるいは高濃度の逆導電型ソース・ドレイン層下方で
    は深く形成されていることを特徴とする請求項7に記載
    の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 一導電型の半導体層に逆導電型不純物
    をイオン注入して低濃度の逆導電型ソース・ドレイン層
    を形成する工程と、 前記半導体層に逆導電型不純物イオンを注入して前記逆
    導電型ソース・ドレイン層に連なり、当該逆導電型ソー
    ス・ドレイン層よりも浅い逆導電型層を形成する工程
    と、 前記逆導電型ソース・ドレイン層内に逆導電型不純物イ
    オンを注入して高濃度の逆導電型ソース・ドレイン層を
    形成する工程と、 前記逆導電型層内に一導電型不純物イオンを注入して一
    導電型のボディ層を形成する工程と、 前記基板上にゲート酸化膜を形成した後に当該ゲート酸
    化膜上に前記一導電型のボディ層を跨ぐようにゲート電
    極を形成する工程とを具備したことを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記一導電型のボディ層の形成後に、
    当該ボディ層の表層部に逆導電型層を形成するためのイ
    オン注入法による不純物導入工程を含むことを特徴とす
    る請求項10に記載の半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 一導電型の半導体層内に逆導電型不純
    物イオンを注入して低濃度の逆導電型層を形成する工程
    と、 前記逆導電型層内に逆導電型不純物をイオン注入して高
    濃度の逆導電型ソース・ドレイン層を形成する工程と、 前記逆導電型層に一導電型不純物イオンを注入して一導
    電型のボディ層を形成する工程と、 前記基板上にゲート酸化膜を形成した後に当該ゲート酸
    化膜上に第1のMOSトランジスタ用の第1のゲート電
    極を形成すると共に第2のMOSトランジスタ用の第2
    のゲート電極を前記一導電型のボディ層上に形成する工
    程と、 前記第1のMOSトランジスタ用のソース・ドレイン層
    形成領域以外の領域を被覆するように形成されたマスク
    を介して前記第1のゲート電極に隣接するように逆導電
    型のソース・ドレイン層を形成する工程とを具備したこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記一導電型のボディ層の形成後に、
    当該ボディ層の表層部に逆導電型層を形成するためのイ
    オン注入法による不純物導入工程を含むことを特徴とす
    る請求項12に記載の半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 一導電型の半導体層内に逆導電型不純
    物イオンを注入して低濃度の逆導電型ソース・ドレイン
    層を形成する工程と、 前記半導体層内に逆導電型不純物をイオン注入して前記
    逆導電型ソース・ドレイン層に連なり、当該逆導電型ソ
    ース・ドレイン層よりも浅い逆導電型層を形成する工程
    と、 前記逆導電型ソース・ドレイン層に逆導電型不純物イオ
    ンを注入して高濃度の逆導電型ソース・ドレイン層を形
    成する工程と、 前記逆導電型層に一導電型不純物イオンを注入して一導
    電型のボディ層を形成する工程と、 前記基板上にゲート酸化膜を形成した後に当該ゲート酸
    化膜上に第1のMOSトランジスタ用の第1のゲート電
    極を形成すると共に第2のMOSトランジスタ用の第2
    のゲート電極を前記一導電型のボディ層上に形成する工
    程と、 前記第1のMOSトランジスタ用のソース・ドレイン層
    形成領域以外の領域を被覆するように形成されたマスク
    を介して前記第1のゲート電極に隣接するように逆導電
    型のソース・ドレイン層を形成する工程とを具備したこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記一導電型のボディ層の形成後に、
    当該ボディ層の表層部に逆導電型層を形成するためのイ
    オン注入法による不純物導入工程を含むことを特徴とす
    る請求項14に記載の半導体装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記半導体層に一導電型不純物イオン
    を注入して一導電型のボディ層を形成する工程は、イオ
    ン注入法による不純物導入工程を含むことを特徴とする
    請求項7または請求項10または請求項12または請求
    項14に記載の半導体装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 前記第1のMOSトランジスタが微
    細化MOSトランジスタであり、前記第2のMOSトラ
    ンジスタが高耐圧MOSトランジスタであることを特徴
    とする請求項12または請求項14に記載の半導体装置
    の製造方法。
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