JP2001195376A - 分散処理システム - Google Patents

分散処理システム

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JP2001195376A
JP2001195376A JP2000004860A JP2000004860A JP2001195376A JP 2001195376 A JP2001195376 A JP 2001195376A JP 2000004860 A JP2000004860 A JP 2000004860A JP 2000004860 A JP2000004860 A JP 2000004860A JP 2001195376 A JP2001195376 A JP 2001195376A
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Shuichi Tokumoto
修一 徳本
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管理用計算機1がタスクの処理命令を受け付
ける毎に、ネットワークに接続されている全ての実行用
計算機2に対してタスク情報を送信して、全ての実行用
計算機2から評価結果を受信しなければ、タスクを実行
させる実行用計算機2を決定することができず、タスク
の処理数や実行用計算機2の接続数が増加すると、通信
量が増大する課題があった。 【解決手段】 自己の処理状況が変化すると、各処理実
行装置12が自己の処理状況を示す処理能力値を管理装
置11に送信する一方、管理装置11が各処理実行装置
12から送信される処理能力値を参照して、タスクの処
理を依頼する処理実行装置12を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ネットワーク上
に構成される複数の計算機のうち、任意の計算機に処理
が集中する不具合を回避する分散処理システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図14は例えば特開平10−20784
7号公報に示された従来の分散処理システムを示す構成
図であり、図において、1はタスクの処理を実行させる
実行用計算機2を決定する管理用計算機、2は管理用計
算機1の指示の下、タスクの処理を実行する実行用計算
機である。
【0003】次に動作について説明する。まず、管理用
計算機1は、タスクの処理命令を受けると、そのタスク
情報(タスクの処理を実行するために必要な機能)をネ
ットワークに接続されている全ての実行用計算機2に送
信する。各実行用計算機2は、管理用計算機1からタス
ク情報を受けると、そのタスク情報と現在の処理状況を
考慮して、そのタスクを実行することが可能であるか否
かを評価し、その評価結果を管理用計算機1に送信す
る。
【0004】管理用計算機1は、任意の実行用計算機2
に処理が集中する不具合を回避するため、ネットワーク
に接続されている全ての実行用計算機2から評価結果を
受けると、それらの評価結果を内部ルールに適用して、
当該タスクの処理を実行させる実行用計算機2を決定す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の分散処理システ
ムは以上のように構成されているので、管理用計算機1
がタスクの処理命令を受け付ける毎に、ネットワークに
接続されている全ての実行用計算機2に対してタスク情
報を送信して、全ての実行用計算機2から評価結果を受
信しなければ、タスクを実行させる実行用計算機2を決
定することができず、タスクの処理数や実行用計算機2
の接続数が増加すると、通信量が増大する課題があっ
た。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、タスクの処理数や実行用計算機の
接続数が増加しても、通信量の増大を抑制することがで
きる分散処理システムを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る分散処理
システムは、自己の処理状況が変化すると、各処理実行
装置が自己の処理状況を示す処理能力値を管理装置に送
信する一方、管理装置が各処理実行装置から送信される
処理能力値を参照して、タスクの処理を依頼する処理実
行装置を決定するようにしたものである。
【0008】この発明に係る分散処理システムは、タス
クの処理命令を受け付けるタスク受付部と、各処理実行
装置の処理能力値を格納するデータベースと、タスク受
付部がタスクの処理命令を受け付けると、データベース
に格納されている各処理実行装置の処理能力値を参照し
て、現在、そのタスクの処理を実行する能力を有し、か
つ、処理負担が最小の処理実行装置を検索する協調処理
部と、協調処理部により検索された処理実行装置に対し
てタスクの処理依頼を送信する一方、各処理実行装置か
ら送信される処理能力値を受信してデータベースに出力
する通信処理部とから管理装置を構成するようにしたも
のである。
【0009】この発明に係る分散処理システムは、複数
の処理実行装置のうち担当する処理実行装置の処理能力
値を参照して、タスクの処理を実行するために必要な機
能が現在実行できる状態にあるか否かを判定する複数の
ノードと、複数のノードにより必要な機能が現在実行で
きる状態にあると判定された処理実行装置の処理能力値
を参照して、それらの処理実行装置の中で現在処理負担
が最小の処理実行装置を検索するマネージャとから協調
処理部を構成するようにしたものである。
【0010】この発明に係る分散処理システムは、担当
する処理実行装置の処理能力値を参照して、現在実行可
能な機能と計算量を把握するとともに、タスクの処理を
実行するために必要な機能と計算量を把握することによ
り、そのタスクの実行が可能であり、かつ、そのタスク
を実行した場合に、現在実行中の処理に影響を及ぼさな
いことが確認されたとき、そのタスクの実行が可能であ
る旨を示す判定結果をマネージャに通知するようにした
ものである。
【0011】この発明に係る分散処理システムは、管理
装置からタスクの処理依頼を受けると、そのタスクの処
理を実行する処理実行部と、処理実行部によるタスクの
処理状況を監視する監視部と、監視部の監視結果を参照
し、タスクの処理状況が変化すると処理能力値を算出す
る能力値算出部と、能力値算出部により算出された処理
能力値を管理装置に送信する一方、管理装置から送信さ
れるタスクの処理依頼を処理実行部に出力する通信処理
部とから処理実行装置を構成するようにしたものであ
る。
【0012】この発明に係る分散処理システムは、タス
クの処理状況を示すデータとして、現在のメモリの占有
率と演算能力の消費率を計測し、その占有率と消費率を
逐次更新するようにしたものである。
【0013】この発明に係る分散処理システムは、メモ
リの占有率又は演算能力の消費率が変化すると、その占
有率及び消費率と、現在実行中の機能とを考慮して処理
能力値を算出するようにしたものである。
【0014】この発明に係る分散処理システムは、担当
する処理実行装置の処理能力値を監視し、担当する処理
実行装置の処理能力値が基準能力値より低下すると、他
のノードに対して処理の分担変更を依頼するようにした
ものである。
【0015】この発明に係る分散処理システムは、他の
ノードが処理の分担変更を許可すると、処理実行装置の
現時点までの処理結果と、実行が完了した処理ステップ
を示す情報とを、他のノードが担当する処理実行装置に
送信するようにしたものである。
【0016】この発明に係る分散処理システムは、外部
からタスクの処理命令を受け付けて、そのタスクの処理
命令を管理装置に転送するタスク受付部を各処理実行装
置に搭載するようにしたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による分
散処理システムを示す構成図であり、図において、11
は複数の処理実行装置12のうち、タスクの処理を実行
することが現在可能な処理実行装置12であって、現在
処理負担が最小の処理実行装置12にタスクの処理を依
頼する管理装置、12は管理装置11からタスクの処理
依頼を受けると、そのタスクの処理を実行する処理実行
装置である。
【0018】21は外部の入力装置13(図4を参照)
と接続され、タスクの処理命令を受け付けるタスク受付
部、22はタスク受付部21により受け付けられたタス
クのタスク情報を格納するタスクデータベース、23は
タスク受付部21がタスクの処理命令を受け付けると、
各処理実行装置12の処理能力値を参照して、現在、そ
のタスクの処理を実行する能力を有し、かつ、処理負担
が最小の処理実行装置12を検索する協調処理部であ
る。
【0019】24はオーナーシップに関する情報を協調
処理部23に提供する一方、協調処理部23がオーナー
シップの設定や変更を行うと、そのオーナーシップ情報
を更新するオーナーシップ管理部、25はオーナーシッ
プ情報を格納するオーナーシップデータベース、26は
協調処理部23により検索された処理実行装置12に対
してタスクの処理依頼を送信する一方、各処理実行装置
12から送信される処理能力値を受信して協調処理部2
3に出力する通信処理部である。
【0020】31は実行能力値算出部36により算出さ
れた処理能力値を管理装置11に送信する一方、管理装
置11から送信されるタスクの処理依頼を処理実行部3
3に出力する通信処理部、32は処理実行装置12内の
処理を制御する処理制御部、33は管理装置11からタ
スクの処理依頼を受けると、そのタスクの処理を実行す
る処理実行部、34は処理実行部33によるタスクの処
理状況を示すデータとして、現在のメモリの占有率と演
算能力の消費率を定期的に計測する稼働状況監視部、3
5は稼働状況監視部34により計測された処理状況を示
すデータを格納する状態記録部、36は状態記録部35
に記録されている処理状況を示すデータを参照し、タス
クの処理状況が変化すると処理能力値を算出する実行能
力値算出部である。
【0021】図2は管理装置11における協調処理部2
3の内部構成を示す構成図であり、図において、41は
各処理実行装置12の処理能力値を参照して、各処理実
行装置12の中で現在処理負担が最小の処理実行装置を
検索するマネージャ、42は複数の処理実行装置12の
うち担当する処理実行装置12の処理能力値を参照し
て、タスクの処理を実行するために必要な機能が現在実
行できる状態にあるか否かを判定するノードである。
【0022】図3は各ノード42の機能を示す説明図で
あり、図において、51は各種メッセージの送受信を実
施する通信処理機能、52はノード42の内部処理を管
理する行動制御機能、53は担当する処理実行装置12
の処理能力値を収集して、その処理実行装置12でのタ
スク処理の可能性を判断する状況分析機能、54はノー
ド42の内部処理の結果等からメッセージを生成する協
調処理機能、55は担当する処理実行装置12の処理能
力値を格納する処理能力データベースである。なお、図
5は分散処理システムの処理の流れを示すフローチャー
トである。
【0023】次に動作について説明する。まず、外部の
入力装置13からタスクの処理命令が入力されると(ス
テップST1)、管理装置11のタスク受付部21がタ
スクの処理命令の受け付け処理を実行する(ステップS
T2)。なお、タスク受付部21により受け付けられた
タスクの処理命令が協調処理部23に出力されると同時
に(ステップST3)、そのタスクのタスク情報(詳細
な処理内容を示す情報)が、タスクデータベース22に
格納される(ステップST4)。
【0024】協調処理部23は、タスク受付部21から
タスクの処理命令を受けると、マネージャ41がタスク
に対応する一意のオーナーシップを発行する(ステップ
ST5)。ここで、オーナーシップとは、タスクの処理
実行管理権のことであり、オーナーシップを所有するこ
とによりタスクの処理を実行することが可能になる権利
である。このオーナーシップを何れかのノード42が所
有すると、そのノード42は担当する処理実行装置12
に対してタスクの処理を実行させるための指示を出力す
ることが可能になる。オーナーシップの情報は、タスク
名称、保有者名(ノード名又は処理実行装置名)、及び
処理状況から構成される。さらに、オーナーシップは処
理結果などのデータを添付することを可能とし、ノード
42間の処理結果を含めた情報伝達を実現する。
【0025】協調処理部23は、マネージャ41がタス
クに対応するオーナーシップを発行すると、さらに、何
れかのノード42がオーナーシップを獲得するための交
渉処理を実行する(ステップST6)。具体的には、図
6に示すように、マネージャ41がタスクデータベース
22からタスク名を検索キーとして、タスク情報を検索
し(ステップST31)、そのタスクのオーナーシップ
決定処理の実行命令と共に、そのタスク情報を全てのノ
ード42に出力する(ステップST32)。
【0026】協調処理部23の各ノード42は、マネー
ジャ41からオーナーシップ決定処理の実行命令とタス
ク情報を受けると、処理能力データベース55から担当
する処理実行装置12の処理能力値を読み込んで、その
処理能力値とタスク情報に基づいて、そのタスクの処理
を実行することができるか否かを判断する(ステップS
T33)。処理能力値は変化が生じると処理実行装置1
2から送信されるが、この説明は後述する。ここで、処
理能力値とは、処理実行装置12の処理状況を示すデー
タであり、処理能力値には現在処理中のタスクの名称
や、その処理に用いている機能の名称などが含まれてい
る。また、処理状況を示すデータとしては、例えば、全
体の処理と個々の機能に関する計算機資源(メモリの占
有率、演算能力の消費率、外部記録装置の占有率など)
のデータなどがある。
【0027】具体的には、各ノード42の状況分析機能
53が、タスク情報からタスクの処理を実行するために
必要な機能を検出するとともに、担当する処理実行装置
12の最新の処理能力値を参照して、処理に必用な機能
が現在実行可能な状態であるか否かを判断する。判断基
準として、各ノード42が担当する処理実行装置12毎
に、固有の閾値が設定されているものとし、現在の計算
機資源の占有率から実際にタスクを実行した場合の予測
占有率を計算し、その予測占有率が閾値を越えなけれ
ば、そのタスクの処理が可能であると判断し、その予測
占有率が閾値を越える場合には、そのタスクの処理が不
可能であると判断する(図8のステップST51〜ST
54を参照)。
【0028】そして、各ノード42の状況分析機能53
は、タスクの処理が可能であると判断する場合には、タ
スクの処理が可能である旨を、行動制御機能52を介し
て協調処理機能54に通知する。協調処理機能54は、
タスクの処理が可能である旨の通知を受けると、オーナ
ーシップを獲得するための交渉に応じるため、「オーナ
ーシップ要求」というメッセージを作成し、行動制御機
能52及び通信処理機能51を介して、そのメッセージ
をマネージャ41に送信する(図8のステップST5
5、ST56を参照)。
【0029】一方、タスクの処理が不可能であると判断
する場合には、タスクの処理が不可能である旨を、行動
制御機能52を介して協調処理機能54に通知する。協
調処理機能54は、タスクの処理が不可能である旨の通
知を受けると、オーナーシップを獲得するための交渉に
応じることができないため、「オーナーシップ要求せ
ず」というメッセージを作成し、行動制御機能52及び
通信処理機能51を介して、そのメッセージをマネージ
ャ41に送信する(図8のステップST55、ST56
を参照)。
【0030】協調処理部23のマネージャ41は、全て
のノード42からオーナーシップの獲得に関するメッセ
ージを受信すると(ステップST34)、「オーナーシ
ップ要求」のメッセージを送信したノード42が担当す
る処理実行装置12の処理能力値を参照し、それらの処
理実行装置12の中で、現在の処理負担が最小の処理実
行装置12を担当するノード42に対してオーナーシッ
プを譲渡することを決定する(ステップST35)。
【0031】そして、マネージャ41は、オーナーシッ
プの譲渡先が決定すると、その決定結果を全てのノード
42に対して、その決定結果を送信し、交渉を完了する
(ステップST36、ST37)。ただし、マネージャ
41が一度目のメッセージの返答により、オーナーシッ
プの譲渡先を決定できない場合には、交渉プロトコルに
従って、再評価を繰り返しながら譲渡先を決定する(ス
テップST33〜ST35)。なお、再評価を繰り返し
ても、譲渡先を決定することが不可能な場合(処理不可
能な場合)には、その内容をタスク受付部21に送信
し、入力装置13を通して、タスク処理の要求元に処理
が不可能である旨を通知する。
【0032】管理装置11のオーナーシップ管理部24
は、協調処理部23がオーナーシップの譲渡先を決定す
ると、その譲渡先を示すオーナーシップ情報をオーナー
シップデータベース25に記録する(ステップST
7)。また、オーナーシップを獲得したノード42は、
タスクデータベース22からタスク情報を検索し、その
タスクの処理依頼とタスク情報を、通信処理部26を介
して、担当する処理実行装置12に送信する(ステップ
ST8〜ST11)。
【0033】担当する処理実行装置12の通信処理部3
1は、管理装置11からタスクの処理依頼とタスク情報
を受信し(ステップST12)、そのタスク情報を処理
実行部33に転送する。処理実行部33は、タスク情報
を受けると、そのタスク処理の実行を開始し(ステップ
ST13)、処理制御部32を介して、処理を開始した
タスクの名称と処理に使用する機能の名称を実行能力値
算出部36に通知する。
【0034】実行能力値算出部36は、処理実行部33
がタスクの処理を開始すると、当然の事ながら処理実行
部33の処理状況が変化するので、稼動状況監視部34
の監視結果の変化を検知して、処理実行装置12の処理
能力値を更新し、最新の処理能力値を管理装置11の担
当ノード42に送信する。
【0035】処理制御部32は、処理実行部33による
タスク処理の実行が完了すると(ステップST14)、
通信処理部31を介して、処理完了の報告と処理実行部
33の処理結果を管理装置11の担当ノード42に送信
する(ステップST15、ST16)。
【0036】ノード42は、処理完了の報告を受ける
と、獲得したオーナーシップのタスク処理が完了したこ
とをマネージャ41に報告し、処理の完了結果は、マネ
ージャ41を介して入力装置13に送信され、処理の要
求元に結果を提示する。また、マネージャ41は、獲得
したオーナーシップの削除をオーナーシップ管理部24
に指示し、オーナーシップ管理部24は、オーナーシッ
プデータベース25に格納されているオーナーシップ情
報を更新する(ステップST17)。
【0037】実行能力値算出部36は、処理実行部33
がタスクの処理を完了すると、稼動状況監視部34の監
視結果の変化を検知して、処理実行装置12の処理能力
値を更新し、最新の処理能力値を管理装置11の担当ノ
ード42に送信する(ステップST18〜ST21)。
【0038】次に、図7を用いて、処理実行装置12に
おける処理能力値の送信動作を具体的に説明する。各処
理実行装置の稼動状況監視部34は、一定時間毎に、処
理実行部33によるタスクの処理状況を監視し、その処
理状況を示すデータとして、現在のメモリの占有率と演
算能力の消費率を計測し(ステップST41)、その計
測結果を状態記録部35に記録する(ステップST4
2)。
【0039】状態記録部35は、稼動状況監視部34か
ら出力された計測結果と、前回の計測結果を比較し、計
測結果に変化があるとき、その旨を実行能力値算出部3
6に報告する(ステップST43、ST44)。実行能
力値算出部36は、状態記録部35から変化の報告を受
けると、状態記録部35から稼動状況監視部34の計測
結果、即ち、メモリの占有率や演算能力の消費率などの
計算機資源に関するデータを獲得し(ステップST4
5)、これらのデータに現在処理中のタスクの名称や、
現在処理に用いている機能の名称など付加したものを処
理能力値とする(ステップST46)。
【0040】処理制御部32は、実行能力値算出部36
が処理能力値を新たに算出すると、通信処理部31を用
いて、最新の処理能力値を管理装置11における担当ノ
ード42に送信し(ステップST47)、担当ノード4
2は最新の処理能力値を処理能力データベース55に格
納する。
【0041】以上で明らかなように、この実施の形態1
によれば、自己の処理状況が変化すると、各処理実行装
置12が自己の処理状況を示す処理能力値を管理装置1
1に送信する一方、管理装置11が各処理実行装置12
から送信される処理能力値を参照して、タスクの処理を
依頼する処理実行装置12を決定するように構成したの
で、タスクの処理命令を受け付ける毎に、管理装置11
と各処理実行装置12が通信処理を実行する必要がなく
なり、その結果、タスクの処理数や処理実行装置12の
接続数が増加しても、通信量の増大を抑制することがで
きる効果を奏する。
【0042】実施の形態2.図9はこの発明の実施の形
態2による分散処理システムを示す構成図であり、図に
おいて、図1と同一符号は同一又は相当部分を示すので
説明を省略する。37は処理実行部33による処理の中
間結果を逐次蓄積する処理結果集積部、23aは図1に
おける協調処理部23と同様の機能を有する他に、各ノ
ード42が担当する処理実行装置12の処理能力値を監
視し、担当する処理実行装置12の処理能力値が基準能
力値より低下すると、他のノード42に対して処理の分
担変更を依頼する機能を有する協調処理部である。図1
0は協調処理部23aの処理の流れを示すフローチャー
トである。
【0043】次に動作について説明する。協調処理部2
3aが処理の分担変更を依頼する機能を有する他は、上
記実施の形態1と同様であるため、相違部分のみを説明
する。上記実施の形態1と同様にして、オーナーシップ
が割り当てられて、タスクの処理が開始されると(ステ
ップST61)、処理中の処理実行装置12の実行能力
値算出部36は、稼働状況監視部34の計測結果の変化
を監視し、計測結果が変化すると直ちに処理能力値を更
新して、管理装置11の協調処理部23aにおける担当
ノード42に送信する。
【0044】協調処理部23aのノード42における状
況分析機能53は、担当する処理実行装置12から最新
の処理能力値を受けると(ステップST62)、予め設
定された担当する処理実行装置12の基準能力値(作業
効率の低下を示す負荷限界値)と最新の処理能力値を比
較し、その処理能力値が基準能力値より低くなると、処
理の継続が困難であると判断し(ステップST63)、
その判断結果を協調処理機能54に通知する。
【0045】協調処理機能54は、状況分析機能53か
ら処理の継続が困難であることを示す判断結果を受ける
と、「オーナーシップ譲渡」というメッセージを作成
し、通信処理機能51を介して、そのメッセージを他の
全てのノード42に通知する(ステップST64)。
【0046】他のノード42は、「オーナーシップ譲
渡」のメッセージを受けると、上記実施の形態1と同様
に、当該タスクの処理を実行することが可能であるか否
かの判断を実行し、その判断結果を当該メッセージの送
信元のノード42に報告する(ステップST65)。
【0047】メッセージの送信元のノード42は、他の
ノード42から報告を受けると、オーナシップを譲り受
けることが可能なノードが存在(当該タスクの処理を実
行することが可能な処理実行装置12が存在)するか否
か判断し(ステップST66)、オーナシップを譲り受
けることが可能なノードが存在する場合、現在処理負担
が最小の処理実行装置12の担当ノード42をオーナー
シップの譲渡先として決定する。オーナシップを譲り受
けることが可能なノードが存在しない場合には、現状の
処理状態を維持し、新たな処理能力値を獲得して評価を
継続する(ステップST67)。
【0048】メッセージの送信元のノード42は、オー
ナーシップの譲渡先を決定すると、他の全てのノード4
2とマネージャ41に対して、オーナーシップの譲渡成
立を通知する(ステップST68)。また、メッセージ
の送信元のノード42は、担当する処理実行装置12に
対して、処理結果集積部37に蓄積されている処理実行
部33の処理の中間結果を、以降の処理を委ねる処理実
行装置12に送信すべき指令を与える。
【0049】処理実行装置12の処理制御部32は、担
当ノード42から中間結果の送信指令を受けると、処理
実行部33における処理の実行を停止させるとともに、
処理実行部33において実行が完了した処理ステップを
示す情報と、処理結果集積部37に蓄積されている処理
の中間結果とを通信処理部31を介して、以降の処理を
委ねる処理実行装置12に送信する(ステップST6
9、ST70)。
【0050】以降の処理が委ねられた処理実行装置12
は、実行が完了した処理ステップを示す情報と中間結果
を受け取ると、その内容を確認して、処理の継続が可能
である否かを判断する(ステップST71)。処理の継
続が不可能であると判断する場合には、オーナーシップ
の譲渡を要求するノード42に対して譲渡失敗を報告す
る(ステップST72)。
【0051】処理の継続が可能であると判断する場合に
は、オーナーシップの譲渡を要求するノード42に対し
て譲渡成功を報告し、そのノード42は、オーナーシッ
プの更新依頼をオーナーシップ管理部24に行って、オ
ーナーシップ管理部24からオーナーシップ更新の完了
報告を受け取る(ステップST73、ST74)。その
後、ノード42は、担当する処理実行装置12に対し
て、処理の委譲が正常に完了したことを通知して中間デ
ータの破棄を命じる(ステップST75)。
【0052】なお、他の処理実行装置12が処理を継続
することができない場合には、オーナーシップの譲渡を
要求したノード42は、担当する処理実行装置12に対
して処理の継続を命令する(ステップST76)。
【0053】以上で明らかなように、この実施の形態2
によれば、担当する処理実行装置12の処理能力値を監
視し、担当する処理実行装置12の処理能力値が基準能
力値より低下すると、他のノード42に対して処理の分
担変更を依頼するように構成したので、タスクの処理を
依頼した後でも、一部の処理実行装置12に処理が集中
する状況が発生すれば、処理実行装置12の処理を分散
して、作業の効率化を図ることができる効果を奏する。
【0054】実施の形態3.図11はこの発明の実施の
形態3による分散処理システムを示す構成図であり、図
において、図1と同一符号は同一又は相当部分を示すの
で説明を省略する。38は外部の入力装置14(図13
を参照)と接続され、タスクの処理命令を受け付けて、
そのタスクの処理命令を通信処理部31を介して、管理
装置11に転送するタスク受付部である。図12は分散
処理システムの一部分の処理の流れを示すフローチャー
トである。
【0055】次に動作について説明する。各処理実行装
置12内にタスク受付部38を搭載して、各処理実行装
置12がタスクの処理命令を受け付ける点以外は、上記
実施の形態1、2と同様であるので、相違部分のみ説明
する。
【0056】まず、外部の入力装置14からタスクの処
理命令が入力されると(ステップST81)、処理実行
装置12のタスク受付部38がタスクの処理命令の受け
付け処理を実行する(ステップST82)。処理実行装
置12のタスク受付部38は、タスクの処理命令を受け
付けると、通信処理部31を介して、そのタスクの処理
命令を管理装置11に転送する(ステップST83)。
【0057】管理装置11の通信処理部26は、処理実
行装置12からタスクの処理命令を受けると、そのタス
クの処理命令を協調処理部23(または協調処理部23
a)に送信する(ステップST84)。以後、協調処理
部23(または協調処理部23a)は、上記実施の形態
1、2と同様の処理を実行する(ステップST85〜S
T88)。
【0058】協調処理部23(または協調処理部23
a)は、当該タスクの処理が完了すると、タスクの処理
命令を受け付けた処理実行装置12に対して、処理完了
の報告と、その処理結果を送信する(ステップST8
9)。処理実行装置12は、処理完了の報告と、その処
理結果を受けると、その処理結果を入力装置14に表示
する(ステップST90)。
【0059】ただし、上記の手順でオーナーシップの割
当てが失敗した場合(例えば、高負荷のため処理実行が
不可能な場合)、協調処理部23等が実行不可能の通知
をタスクの処理命令を受け付けた処理実行装置12に送
信し、処理実行装置12は入力装置14を通して、処理
不可能を通知する(ステップST91、ST92)。
【0060】以上で明らかなように、この実施の形態3
によれば、外部からタスクの処理命令を受け付けて、そ
のタスクの処理命令を管理装置11に転送するタスク受
付部38を各処理実行装置12に搭載するように構成し
たので、タスクの処理命令を処理実行装置12に与える
ようにしても、上記実施の形態1、2と同様の効果を奏
することができる効果がある。
【0061】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、自己
の処理状況が変化すると、各処理実行装置が自己の処理
状況を示す処理能力値を管理装置に送信する一方、管理
装置が各処理実行装置から送信される処理能力値を参照
して、タスクの処理を依頼する処理実行装置を決定する
ように構成したので、タスクの処理数や処理実行装置の
接続数が増加しても、通信量の増大を抑制することがで
きる効果がある。
【0062】この発明によれば、タスクの処理命令を受
け付けるタスク受付部と、各処理実行装置の処理能力値
を格納するデータベースと、タスク受付部がタスクの処
理命令を受け付けると、データベースに格納されている
各処理実行装置の処理能力値を参照して、現在、そのタ
スクの処理を実行する能力を有し、かつ、処理負担が最
小の処理実行装置を検索する協調処理部と、協調処理部
により検索された処理実行装置に対してタスクの処理依
頼を送信する一方、各処理実行装置から送信される処理
能力値を受信してデータベースに出力する通信処理部と
から管理装置を構成するようにしたので、管理装置の構
成を複雑化することなく、タスク処理の依頼先を決定す
ることができる効果がある。
【0063】この発明によれば、複数の処理実行装置の
うち担当する処理実行装置の処理能力値を参照して、タ
スクの処理を実行するために必要な機能が現在実行でき
る状態にあるか否かを判定する複数のノードと、複数の
ノードにより必要な機能が現在実行できる状態にあると
判定された処理実行装置の処理能力値を参照して、それ
らの処理実行装置の中で現在処理負担が最小の処理実行
装置を検索するマネージャとから協調処理部を構成する
ようにしたので、処理負担が最小の処理実行装置を効率
的に検索することができる効果がある。
【0064】この発明によれば、担当する処理実行装置
の処理能力値を参照して、現在実行可能な機能と計算量
を把握するとともに、タスクの処理を実行するために必
要な機能と計算量を把握することにより、そのタスクの
実行が可能であり、かつ、そのタスクを実行した場合
に、現在実行中の処理に影響を及ぼさないことが確認さ
れたとき、そのタスクの実行が可能である旨を示す判定
結果をマネージャに通知するように構成したので、タス
クの処理を依頼する処理実行装置の最適化を図ることが
できる効果がある。
【0065】この発明によれば、管理装置からタスクの
処理依頼を受けると、そのタスクの処理を実行する処理
実行部と、処理実行部によるタスクの処理状況を監視す
る監視部と、監視部の監視結果を参照し、タスクの処理
状況が変化すると処理能力値を算出する能力値算出部
と、能力値算出部により算出された処理能力値を管理装
置に送信する一方、管理装置から送信されるタスクの処
理依頼を処理実行部に出力する通信処理部とから処理実
行装置を構成するようにしたので、処理実行装置の構成
を複雑化することなく、変化が生じた処理能力値を管理
装置に提供することができる効果がある。
【0066】この発明によれば、タスクの処理状況を示
すデータとして、現在のメモリの占有率と演算能力の消
費率を計測し、その占有率と消費率を逐次更新するよう
に構成したので、タスクの処理状況に合致する処理能力
値を算出することが可能になる効果がある。
【0067】この発明によれば、メモリの占有率又は演
算能力の消費率が変化すると、その占有率及び消費率
と、現在実行中の機能とを考慮して処理能力値を算出す
るように構成したので、タスクの処理状況に合致する処
理能力値を算出することができる効果がある。
【0068】この発明によれば、担当する処理実行装置
の処理能力値を監視し、担当する処理実行装置の処理能
力値が基準能力値より低下すると、他のノードに対して
処理の分担変更を依頼するように構成したので、タスク
の処理を依頼した後でも、一部の処理実行装置に処理が
集中する状況が発生すれば、処理実行装置の処理を分散
して、作業の効率化を図ることができる効果がある。
【0069】この発明によれば、他のノードが処理の分
担変更を許可すると、処理実行装置の現時点までの処理
結果と、実行が完了した処理ステップを示す情報とを、
他のノードが担当する処理実行装置に送信するように構
成したので、他の処理実行装置が処理を引き継いで実行
することができる効果がある。
【0070】この発明によれば、外部からタスクの処理
命令を受け付けて、そのタスクの処理命令を管理装置に
転送するタスク受付部を各処理実行装置に搭載するよう
に構成したので、タスクの処理命令を処理実行装置に与
えるようにしても、通信量の増大を抑制することができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による分散処理シス
テムを示す構成図である。
【図2】 管理装置11における協調処理部23の内部
構成を示す構成図である。
【図3】 各ノード42の機能を示す説明図である。
【図4】 分散処理システムと入力装置13の接続例を
示すシステム構成図である。
【図5】 分散処理システムの処理の流れを示すフロー
チャートである。
【図6】 オーナーシップの所有を決定する処理の流れ
を示すフローチャートである。
【図7】 ノード内のタスク処理を判断する処理の流れ
を示すフローチャートである。
【図8】 処理能力値を送信する処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図9】 この発明の実施の形態2による分散処理シス
テムを示す構成図である。
【図10】 協調処理部23aの処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図11】 この発明の実施の形態3による分散処理シ
ステムを示す構成図である。
【図12】 分散処理システムの一部分の処理の流れを
示すフローチャートである。
【図13】 分散処理システムと入力装置14の接続例
を示すシステム構成図である。
【図14】 従来の分散処理システムを示す構成図であ
る。
【符号の説明】
11 管理装置、12 処理実行装置、13 入力装
置、14 入力装置、21 タスク受付部、22 タス
クデータベース、23 協調処理部、23a 協調処理
部、24 オーナーシップ管理部、25 オーナーシッ
プデータベース、26 通信処理部、31 通信処理
部、32 処理制御部、33 処理実行部、34 稼働
状況監視部、35 状態記録部、36 実行能力値算出
部、37 処理結果集積部、38 タスク受付部、41
マネージャ、42 ノード、51通信処理機能、52
行動制御機能、53 状況分析機能、54 協調処理
機能、55 処理能力データベース。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タスクの処理依頼を受けると、そのタス
    クの処理を実行する複数の処理実行装置と、タスクの処
    理命令を受けると、上記複数の処理実行装置のうち、そ
    のタスクの処理を実行することが現在可能な処理実行装
    置であって、現在処理負担が最小の処理実行装置に当該
    タスクの処理を依頼する管理装置とを備えた分散処理シ
    ステムにおいて、上記複数の処理実行装置は自己の処理
    状況が変化すると、自己の処理状況を示す処理能力値を
    上記管理装置に送信する一方、上記管理装置は上記複数
    の処理実行装置から送信される処理能力値を参照して、
    タスクの処理を依頼する処理実行装置を決定することを
    特徴とする分散処理システム。
  2. 【請求項2】 管理装置は、タスクの処理命令を受け付
    けるタスク受付部と、各処理実行装置の処理能力値を格
    納するデータベースと、上記タスク受付部がタスクの処
    理命令を受け付けると、上記データベースに格納されて
    いる各処理実行装置の処理能力値を参照して、現在、そ
    のタスクの処理を実行する能力を有し、かつ、処理負担
    が最小の処理実行装置を検索する協調処理部と、上記協
    調処理部により検索された処理実行装置に対してタスク
    の処理依頼を送信する一方、各処理実行装置から送信さ
    れる処理能力値を受信して上記データベースに出力する
    通信処理部とから構成することを特徴とする請求項1記
    載の分散処理システム。
  3. 【請求項3】 協調処理部は、複数の処理実行装置のう
    ち担当する処理実行装置の処理能力値を参照して、タス
    クの処理を実行するために必要な機能が現在実行できる
    状態にあるか否かを判定する複数のノードと、上記複数
    のノードにより必要な機能が現在実行できる状態にある
    と判定された処理実行装置の処理能力値を参照して、そ
    れらの処理実行装置の中で現在処理負担が最小の処理実
    行装置を検索するマネージャとから構成することを特徴
    とする請求項2記載の分散処理システム。
  4. 【請求項4】 各ノードは、担当する処理実行装置の処
    理能力値を参照して、現在実行可能な機能と計算量を把
    握するとともに、タスクの処理を実行するために必要な
    機能と計算量を把握することにより、そのタスクの実行
    が可能であり、かつ、そのタスクを実行した場合に、現
    在実行中の処理に影響を及ぼさないことが確認されたと
    き、そのタスクの実行が可能である旨を示す判定結果を
    マネージャに通知することを特徴とする請求項3記載の
    分散処理システム。
  5. 【請求項5】 処理実行装置は、管理装置からタスクの
    処理依頼を受けると、そのタスクの処理を実行する処理
    実行部と、上記処理実行部によるタスクの処理状況を監
    視する監視部と、上記監視部の監視結果を参照し、タス
    クの処理状況が変化すると処理能力値を算出する能力値
    算出部と、上記能力値算出部により算出された処理能力
    値を上記管理装置に送信する一方、上記管理装置から送
    信されるタスクの処理依頼を上記処理実行部に出力する
    通信処理部とから構成することを特徴とする請求項1記
    載の分散処理システム。
  6. 【請求項6】 監視部は、タスクの処理状況を示すデー
    タとして、現在のメモリの占有率と演算能力の消費率を
    計測し、その占有率と消費率を逐次更新することを特徴
    とする請求項5記載の分散処理システム。
  7. 【請求項7】 能力値算出部は、メモリの占有率又は演
    算能力の消費率が変化すると、その占有率及び消費率
    と、現在実行中の機能とを考慮して処理能力値を算出す
    ることを特徴とする請求項6記載の分散処理システム。
  8. 【請求項8】 各ノードは、担当する処理実行装置の処
    理能力値を監視し、担当する処理実行装置の処理能力値
    が基準能力値より低下すると、他のノードに対して処理
    の分担変更を依頼することを特徴とする請求項3記載の
    分散処理システム。
  9. 【請求項9】 他のノードが処理の分担変更を許可する
    と、処理実行装置の現時点までの処理結果と、実行が完
    了した処理ステップを示す情報とを、他のノードが担当
    する処理実行装置に送信することを特徴とする請求項8
    記載の分散処理システム。
  10. 【請求項10】 外部からタスクの処理命令を受け付け
    て、そのタスクの処理命令を管理装置に転送するタスク
    受付部を各処理実行装置に搭載することを特徴とする請
    求項1から請求項9のうちのいずれか1項記載の分散処
    理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009508241A (ja) * 2005-11-10 2009-02-26 華為技術有限公司 装置管理において、スケジューリング・タスクを処理するための方法およびシステム
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