JP2001195066A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2001195066A
JP2001195066A JP2000005743A JP2000005743A JP2001195066A JP 2001195066 A JP2001195066 A JP 2001195066A JP 2000005743 A JP2000005743 A JP 2000005743A JP 2000005743 A JP2000005743 A JP 2000005743A JP 2001195066 A JP2001195066 A JP 2001195066A
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note
key
rest
keyboard
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Application number
JP2000005743A
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English (en)
Inventor
Tadashi Aoki
正 青木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】オリジナルの着信メロディを作成する際に入力
する音符または休符の種類を、設定または変更する際の
操作性の向上。 【解決手段】上記課題を解決するため、オリジナルの着
信メロディを作成する機能を備えた通信端末装置は、各
キー毎に一つの音符または休符が割り当てられ、前記着
信メロディを構成する音符または休符を入力することが
可能なキーボード(19)と、音符または休符の長さの
種類を表示可能なLCD表示器(18)と、前記キーボ
ード手段で押下されたキーの押下時間を測定する計時手
段であるキーボード制御部(30)と、前記計時手段が
所定の時間を計時したとき、キーボードより入力された
音符または休符の長さを設定できるようにするため、前
記音符または休符の長さの種類を表示せしめるようLC
D表示器を制御するLCD表示器制御部(31)とを備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PDC(Pers
onal Digital Cellular)などの移
動通信システムやPSTN(Public Switc
h Telephone Network)などの有線シ
ステムにおいて用いられ、網側からの着信を受けること
が可能で、かつユーザがオリジナルの着信メロディを作
成する機能を備えた通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、広く普及している移動通信用の通
信端末装置では、着信時のメロディをユーザが独自に作
成できる機能を有している。着信メロディを作成するに
は、はじめにテンキーに割り当てられた音階を入力す
る。そして入力したいメロディに合わせて音符の長さ
(全音符、2分音符、4分音符、8分音符など)又は休
符の長さ(全休符、2分休符、4分休符、8分休符な
ど)を設定または変更する。従来の装置では、この変更
には他のテンキーが割り当てられており、そのキーを押
すたびに音符や休符の長さの種類がスクロールされ、所
望の音符または休符の長さを選択できるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では、音符または休符の種類を設定または変更する
際には、その変更のためのキーを予めユーザが知ってい
る必要があった。また、音符または休符の種類を選択す
るのにキーを何回も押さなければならないという操作上
の煩雑さがあった。
【0004】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、オリジナルの着信音を作成するに際して、音
符または休符の種類の設定または変更をより簡単な操作
で実現することが可能な通信端末装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに第1の発明は、オリジナルの着信メロディを作成す
る機能を備えた通信端末装置において、複数のキーを有
し、各キー毎に一つの音符または休符が割り当てられ、
前記着信メロディを構成する音符または休符を入力する
ことが可能なキーボード手段と、音符または休符の長さ
の種類を表示可能なディスプレイ手段と、前記キーボー
ド手段で押下されたキーの押下時間を測定する計時手段
と、前記計時手段が所定の時間を計時したとき、前記キ
ーボード手段より入力された音符または休符の長さを設
定できるようにするため、前記音符または休符の種類を
表示せしめるよう前記ディスプレイ手段を制御する制御
手段とを備えた。この制御手段は例えばCPUがソフト
ウエア処理により実現する。
【0006】このような手段を講じたことにより、音符
または休符の入力のために押下したキーをそのまま所定
時間押すことにより、音符または休符の長さを変更する
ための表示になるので、音符または休符の長さの設定ま
たは変更のためのキーの場所を覚える必要はなく、かつ
キー操作の数を減らすことができる。
【0007】また、第2の発明は、オリジナルの着信メ
ロディを作成する機能を備えた通信端末装置において、
複数のキーを有し、各キー毎に一つの音符または休符が
割り当てられ、前記着信メロディを構成する音符または
休符を入力することが可能なキーボード手段と、音符ま
たは休符の長さを可変表示可能なディスプレイ手段と、
前記キーボード手段で押下されたキーの押下時間を測定
する計時手段と、前記計時手段において測定された押下
時間に応じて、前記音符または休符の長さの種類を可変
表示せしめるよう前記ディスプレイ手段を制御する制御
手段とを備えた。この制御手段は例えばCPUがソフト
ウエア処理により実現する。
【0008】このような手段を講じたことにより、音符
入力のために押下されたキーを所定時間押すことによ
り、音符または休符の長さの種類が可変表示されるた
め、音符または休符の長さの変更のためのキーの場所を
覚える必要はなく、かつキー操作の数を減らすことがで
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を携
帯電話装置に適用した実施形態について説明する。
【0010】図1は本発明の実施形態に係る携帯電話装
置の要部構成を示すブロック図である。
【0011】この図に示すように本実施形態の携帯電話
装置は、アンテナ1、アンテナ共用器(DIU)2、受
信回路(RX)3、シンセサイザ回路(SYN)4、A
/Dコンバータ5、モデム部6、チャネルコーデック
7、スピーチコーデック8、D/Aコンバータ9、受話
アンプ10、レシーバ11、マイク12、送話アンプ1
3、A/Dコンバータ14、D/Aコンバータ15、送
信回路(TX)16、制御回路17、LCD表示器1
8、キーボード19、アンプ20、スピーカ21、発振
回路22、CPU23、ROM24、RAM25、電池
26、安定化電源回路27、ユーザインターフェース部
29、キーボード制御部30およびLCD表示器制御部
31を有している。
【0012】そして、シンセサイザ回路4、モデム部
6、チャネルコーデック7、スピーチコーデック8、制
御回路17、ROM24およびRAM25は、制御バス
28を介してCPU23に接続されている。
【0013】無線基地局から無線通話チャネルを介して
送られた無線周波信号は、アンテナ1で受けられて電波
−電気信号変換がなされたのち、アンテナ共用器2を介
して受信回路3に入力される。
【0014】受信回路3にて無線周波信号はまず増幅さ
れる。続いて無線周波信号は受信回路3にて、シンセサ
イザ回路4から与えられるローカル信号を用いてミキシ
ングダウンされてIF周波信号に変換される。さらにこ
のIF周波信号は受信回路3にて増幅されたのち、QP
SK信号となっているので直交変調される。
【0015】なおシンセサイザ回路4は、無線チャネル
周波数に応じてCPU23から指示される周波数のロー
カル信号を発生し、受信回路3および送信回路16に与
える。
【0016】受信回路3にて直交復調された後のIF周
波信号は、A/Dコンバータ5でデジタル化されたの
ち、モデム部6に与えられる。
【0017】受信回路3から出力されたIF周波信号
は、モデム部6で遅延検波されるとともに、フレーム同
期の確立およびカラーコードの検出が行われる。
【0018】モデム部6から出力されたIF周波信号
は、チャネルコーデック7でデインターリーブおよび誤
り訂正復号が行われる。そしてこれにより、IF周波信
号から自機宛てのデジタル通話信号が取り出される。
【0019】チャネルコーデック7で取り出されたデジ
タル通話信号は、スピーチコーデック8にて符号化され
た音声の復号化処理が行われ、受話音声信号が再生され
る。
【0020】そしてこの受話音声信号は、D/Aコンバ
ータ9でアナログ化された後、受話アンプ10により増
幅され、レシーバ11へと供給される。これにより、レ
シーバ11がドライブされて受話音声信号が音響出力に
変換され、使用者に受話音声が伝えられる。
【0021】一方、使用者が発生した音声は、マイク1
2で電気信号、すなわち送話音声信号に変換される。そ
してこの送話音声信号は、送話アンプ13で増幅された
のち、A/Dコンバータ14によってデジタル化され
る。
【0022】デジタル化された送話音声信号は、スピー
チコーデック8にて音声符号化処理が行われ、デジタル
通話信号となる。
【0023】スピーチコーデック8で得られたデジタル
通話信号は、チャネルコーデックにて誤り訂正符号化処
理およびインタリーブ処理が行われる。
【0024】さらにデジタル通話信号は、モデム部6に
てフレーム信号の付加やカラーコード信号の付加が行わ
れる。これにより信号のマッピング処理が施されて得ら
れたIF周波信号は送信タイミングを設定してD/Aコ
ンバータ15へと与えられる。
【0025】IF周波信号はD/Aコンバータ15に
て、アナログ化されて送信回路16へと与えられる。
【0026】IF周波信号は送信回路16では、まず直
交変調が行われ、さらにシンセサイザ回路4から与えら
れるローカル信号を用いてミキシングアップして所定の
送信周波数の無線周波信号とされる。そしてこの無線周
波信号は、送信回路5で増幅されたのち、アンテナ共用
器2を介してアンテナ1に供給される。これにより、無
線周波信号はアンテナ1より電波として送出される。
【0027】制御回路17は、CPU23の制御の下
に、LCD表示器18やスピーカ21の駆動制御や、キ
ーユニット19の出力信号の処理を行う。
【0028】LCD表示器18は、制御回路17により
駆動されて、任意の文字情報、画像情報を表示する。
【0029】キーボード19は、電話番号、発信、終
話、文字入力、オリジナルの着信メロディを作成するた
めの音符入力、あるいは種々の機能設定などに関する使
用者による指示入力を受け付ける。
【0030】アンプ20には、着信音や着信メロディの
鳴動を行うべくスピーカ21を駆動するために制御回路
17から出力される信号が与えられる。アンプ20は、
この信号を増幅してスピーカ21に与える。
【0031】スピーカ21は、アンプ20を介して制御
回路17から与えられる信号を音響出力として発生する
ことで、着信発生を使用者に報知すべく着信音や着信メ
ロディの鳴動を行う。
【0032】CPU23は、ROM24に格納されてい
る動作プログラムに基づいて動作する。そしてCPU2
3は、本携帯電話装置の各部を携帯電話として機能し得
るように統括制御する。
【0033】ROM24は、フラッシュROMやEEP
ROMを用いて構成されている。そしてこのROM24
は、CPU23の動作プログラムの他に、永続的に保持
しておくべき種々の情報を記憶するために使用する。
【0034】RAM25は、携帯電話装置の設定状態、
電話番号、デジタル処理化された録音信号、ユーザが入
力した文字情報の記憶、あるいはユーザが入力したメロ
ディ情報などのような比較的短期間に保持しておくべき
種々の情報を記憶するために使用する。なおRAM25
は、図示しないバックアップ電池によりバックアップさ
れており、ある程度は長期間に渡って記憶情報を確実に
保持しておくことが可能である。
【0035】電池26は二次電池であって、本携帯電話
装置の各部に供給する電力を発生する。
【0036】安定化電源回路27は、電池26が出力す
る電力を安定化して各部に供給する。
【0037】ユーザインターフェース部29は制御回路
17および次に説明するキーボード制御部30およびL
CD表示器制御部31と接続され、例えばキーボード1
9から文字情報の入力があった場合、キーボード制御部
30がこれを検知し、検知した結果をユーザインターフ
ェース部29に伝え、制御回路17からの制御に基づい
て、LCD表示制御部31に前記検知結果を伝えるとい
うように、キーボード制御部30とLCD表示器制御部
31間の橋渡しを行う。
【0038】キーボード制御部30およびLCD表示器
制御部31は、キーボード19およびLCD表示器18
の動作をそれぞれ制御する。
【0039】ところで、CPU23がROM24に格納
された動作プログラムに基づいて動作することにより実
現される制御手段(図1のキーボード制御部30とLC
D表示器制御部31を含む)は、音声通話を可能とする
ための制御のような携帯電話装置における周知の一般的
な制御手段に加えて、オリジナルの着信メロディを作成
するための表示制御手段を具備している。
【0040】図2は、図1に示した携帯電話装置の外観
図である。図1の同一の部分には同一の参照符号を使用
している。図2に示すように、キーボード19は、テン
キー19a、メモリーキー19b、カーソル移動用キー
19cが含まれている。
【0041】以下、以上のような構成を有した携帯電話
装置の動作に関していくつかの実施形態を挙げて説明す
る。
【0042】(第1の実施形態)本実施形態において、
図2に示すキーボード19のうち、テンキー19aはユ
ーザが通常の発信時に相手電話番号を入力するためのキ
ーであるが、本発明ではこのテンキー19aを、オリジ
ナルの着信メロディを作成するに際して音符を入力する
ためのキーとして使用する。その具体的なキーと音階の
割当ては図3に示す通りである。例えば、「」のキー
は音階「ミ」が、「」のキーは音階「ファ」の音を入
力するために割当てられている。このキー割当ては以下
に示すいくつかの実施形態に共通なものとして説明す
る。
【0043】図4に本実施形態の着信メロディ作成にお
ける音符の長さの設定フローを示す。最初に携帯電話を
所定のキーの操作により着信メロディ作成モードにし
て、音階を入力できるようにする(ステップST1
0)。
【0044】ユーザがテンキー19aを用いて音階を入
力する(ステップST11)。例えばユーザが「」の
キーを入力した場合は、その情報がキーボード制御部3
0で検知され、その情報がユーザインターフェース部2
9に通知される。ユーザインターフェース部29は、現
在の状態表示要求をLCD表示器制御部31に対して行
い、LCD表示器制御部31がLCD表示器18を制御
して図5に示すような状態表示を行う。
【0045】次にキーボード制御部30はユーザが押下
したキーの押下時間を計測する(ステップST12)。
そして、キーボード制御部30が1秒以上「」のキー
を押下したことを測定すると、その情報がユーザインタ
ーフェース部29に通知される。ユーザインターフェー
ス部29は、現在の状態表示要求をLCD表示器制御部
31に対して行い、LCD表示器制御部31がLCD表
示器18を制御して図6に示すような状態表示を行う
(ステップST13)。なお、ステップST12で1秒
以上の長押しが検出されない場合は音符の長さの設定画
面には移らない。
【0046】次にユーザがカーソル移動用キー19cで
いずれかの音符の長さを選択する(ステップST1
4)。ユーザが例えば4分音符を選択する場合、「」
のキーを入力し、かつメモリーキー19bを入力するこ
とにより、4分音符で「ミ」の入力が確定する(ステッ
プST15)。
【0047】ステップST15で、キーボード制御部が
「」のキーを検知すると、その情報がユーザインター
フェース部29に通知される。ユーザインターフェース
部29は、現在の状態表示要求をLCD表示器制御部3
1に対して行い、LCD表示器制御部31がLCD表示
器18を制御して図7に示すような状態表示を行う。
【0048】以上のように本実施形態によれば、音符の
入力のために押下したキーをそのまま所定時間押すこと
により、音符の長さを設定するための表示になるので、
音符の長さの設定のためのキーの場所を覚える必要はな
く、かつキー操作の数を減らすことができる。 (第2の実施形態)本実施形態は休符の長さを設定に関
するものである。図8に本実施形態の着信メロディ作成
における休符の長さの設定フローを示し、テンキーなど
のキー割当ては図2、図3に示したものと同様である。
【0049】最初に携帯電話を所定のキーの操作により
着信メロディ作成モードにして、音階を入力できるよう
にする(ステップST20)。
【0050】ユーザがテンキー19aを用いて音階を入
力したかどうかを判定する(ステップST21)。例え
ばユーザが「」のキーを入力し、休符を入力した場合
は、その情報がキーボード制御部30で検知され、その
情報がユーザインターフェース部29に通知される。ユ
ーザインターフェース部29は、現在の状態表示要求を
LCD表示器制御部31に対して行い、LCD表示器制
御部31がLCD表示器18を制御して図9に示すよう
な状態表示を行う。(ステップST22)。一方、ユー
ザが例えば「」のような通常の音符を入力した場合
(ステップST21のY)は図4に示した処理を行う。
また、ステップST22で、休符の入力がなかった場合
は、通常の待受けとなる(ステップST22のN)。
【0051】次にキーボード制御部30はユーザが押下
したキーの押下時間を計測する(ステップST23)。
そして、キーボード制御部30が1秒以上「」のキー
を押下したことを測定すると、その情報がユーザインタ
ーフェース部29に通知される。ユーザインターフェー
ス部29は、現在の状態表示要求をLCD表示器制御部
31に対して行い、LCD表示器制御部31がLCD表
示器18を制御して図10に示すような状態表示を行う
(ステップST24)。なお、ステップST23で1秒
以上の長押しが検出されない場合は音符の長さの設定画
面には移らず、もう一度音階入力のステップに移る。
【0052】次にユーザがカーソル移動用キー19cで
いずれかの音符の長さを選択する(ステップST2
5)。ユーザが例えば4分休符を選択する場合、「」
のキーを入力し、かつメモリーキー19bを入力するこ
とにより、4分休符の入力が確定する(ステップST2
6)。
【0053】ステップST25で、キーボード制御部が
「」のキーを検知すると、その情報がユーザインター
フェース部29に通知される。ユーザインターフェース
部29は、現在の状態表示要求をLCD表示器制御部3
1に対して行い、LCD表示器制御部31がLCD表示
器18を制御して図11に示すような状態表示を行う。
【0054】以上のように本実施形態によれば、休符の
入力のために押下したキーをそのまま所定時間押すこと
により、休符の長さを設定するための表示になるので、
休符の長さの設定のためのキーの場所を覚える必要はな
く、かつキー操作の数を減らすことができる。 (第3の実施形態)本実施形態も前述した第1の実施形
態と同様、キーボードのキー割当ては図2および図3に
示すような構成となっている。本実施形態は、第1の実
施形態における音符の長さの設定をより簡単な操作で行
うことが出来る。
【0055】図12に本実施形態の着信メロディ作成に
おける音符の長さの設定フローを示す。
【0056】最初に携帯電話を着信メロディ作成モード
にして、音階を入力できるようにする(ステップST3
0)。
【0057】ユーザがテンキー19aを用いて音階を入
力する(ステップST31)。例えばユーザが「」の
キーを入力した場合は、その情報がキーボード制御部3
0で検知され、その情報がユーザインターフェース部2
9に通知される。ユーザインターフェース部29は、現
在の状態表示要求をLCD表示器制御部31に対して行
い、LCD表示器制御部31がLCD表示器18を制御
して図5と同様な状態表示を行う。
【0058】次にキーボード制御部30はユーザが押下
したキーの押下時間を計測する(ステップST32)。
そして、キーボード制御部30が1秒以上「」のキー
を押下したことを測定すると、その情報がユーザインタ
ーフェース部29に通知される。ユーザインターフェー
ス部29は、現在の状態表示要求をLCD表示器制御部
31に対して行い、LCD表示器制御部31がLCD表
示器18を制御して、図13のような状態表示を行う
(ステップST33)。
【0059】そしてユーザが同じキー「」を再度押す
と、カーソルが全音符→2分音符→4分音符→8分音符
→16分音符→全音符…として移動する。すなわち、最
初にカーソルは全音符の位置に表示され、「」をもう
一度押すとカーソルは2分音符の位置に移動する。もう
一度「」を押すと、カーソルは4分音符の位置に移動
する。ユーザは所望の音符の長さの下にカーソルを合う
まで「」キーを押し、音符を選択する。(ステップS
T34)。
【0060】さらにユーザがメモリキー19bを入力す
ることにより、選択した音符の長さが確定する(ステッ
プST35)。
【0061】ステップST34で、ユーザがカーソルを
4分音符の位置に移動し、さらにステップSTX5で、
キーボード制御部がメモリキー19bの入力を検知する
と、その情報がユーザインターフェース部29に通知さ
れる。ユーザインターフェース部29は、現在の状態表
示要求をLCD表示器制御部31に対して行い、LCD
表示器制御部31がLCD表示器18を制御して図7と
同じような状態表示を行う。
【0062】以上のように本実施形態によれば、音符の
入力のために押下したキーをそのまま所定時間押すこと
により、音符の長さを設定するための表示になり、さら
に同じキーを所定時間押すことにより音符の長さの設定
が設定できるため、キーの場所を覚える必要はなく、ユ
ーザの指の移動(一のキーから別のキーへの移動)の回
数を減らすことができ、操作性が向上する。
【0063】なお上述したフローチャートのうちステッ
プSTX4では音階の入力のために押下したキー(図1
2の例では「」)をそのまま長押しして音符の長さの
スクロールさせていたが、カーソル移動用キー19cで
いずれかの音符の長さを選択するようにしてもよい。ま
たスクロール表示でなくても、一回キーを押す毎にLC
D表示器に一つの音符の種類がトグル表示されるように
してもよい。
【0064】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、音
符または休符の長さの設定または変更のためのキーの場
所を覚える必要はなく、かつキー操作の数を減らすこと
ができるので操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用してなる携帯電話装置の構成を示
すブロック図。
【図2】本発明を適用してなる携帯電話装置の外観図。
【図3】本発明を適用してなる携帯電話装置のテンキー
における各キーの割当てを説明するための図。
【図4】本発明の第1の実施形態における音符の長さ設
定の処理手順を示すブロック図。
【図5】本発明の第1および第2の実施形態における音
符の入力する際のLCD表示器の表示状態を示す図。
【図6】本発明の第1の実施形態における音符の長さを
設定するためのLCD表示器の表示状態を示す図。
【図7】本発明の第1および第2の実施形態における音
符の長さを確定したときのLCD表示器の表示状態を示
す図。
【図8】本発明の第2の実施形態における休符の長さ設
定の処理手順を示すブロック図。
【図9】本発明の第2の実施形態における休符を入力す
る際のLCD表示器の表示状態を示す図。
【図10】本発明の第2の実施形態における休符の長さ
を設定するためのLCD表示器の表示状態を示す図。
【図11】本発明の第2の実施形態における音符の長さ
を確定したときのLCD表示器の表示状態を示す図。
【図12】本発明の第3の実施形態における音符の長さ
設定の処理手順を示すブロック図。
【図13】本発明の第3の実施形態における音符の長さ
を設定するためのLCD表示器の表示状態を示す図。
【符号の説明】
1…アンテナ 2…アンテナ共用器(DIU) 3…受信回路(RX) 4…シンセサイザ回路(SYN) 5…A/Dコンバータ 6…モデム部 7…チャネルコーデック 8…スピーチコーデック 9…D/Aコンバータ 10…受話アンプ 11…レシーバ 12…マイク 13…送話アンプ 14…A/Dコンバータ 15…D/Aコンバータ 16…送信回路(TX) 17…制御回路 18…LCD表示器 19…キーボード 20…アンプ 21…スピーカ 22…発振回路 23…CPU 24…ROM 25…RAM 26…電池 27…安定化電源回路 28…制御バス 29…ユーザインターフェース部 30…キーボード制御部 31…LCD表示器制御部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/38 H04M 1/00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オリジナルの着信メロディを作成する機能
    を備えた通信端末装置において、 複数のキーを有し、各キー毎に一つの音符または休符が
    割り当てられ、前記着信メロディを構成する音符または
    休符を入力することが可能なキーボード手段と、 音符または休符の長さの種類を表示可能なディスプレイ
    手段と、 前記キーボード手段で押下されたキーの押下時間を測定
    する計時手段と、 前記計時手段が所定の時間を計時したとき、前記キーボ
    ード手段より入力された音符または休符の長さを設定で
    きるようにするため、前記音符または休符の長さの種類
    を表示せしめるよう前記ディスプレイ手段を制御する制
    御手段とを具備したことを特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】オリジナルの着信メロディを作成する機能
    を備えた通信端末装置において、 複数のキーを有し、各キー毎に一つの音符または休符が
    割り当てられ、前記着信メロディを構成する音符または
    休符を入力することが可能なキーボード手段と、 音符または休符の長さを可変表示可能なディスプレイ手
    段と、 前記キーボード手段で押下されたキーの押下時間を測定
    する計時手段と、 前記計時手段において測定された押下時間に応じて、前
    記音符または休符の長さの種類を可変表示せしめるよう
    前記ディスプレイ手段を制御する制御手段とを具備した
    ことを特徴とする通信端末装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008506988A (ja) * 2004-07-15 2008-03-06 クリエイティブ テクノロジー リミテッド ハンドヘルド装置で音楽を作曲する方法

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