JP2001195058A - 演奏装置 - Google Patents

演奏装置

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JP2001195058A
JP2001195058A JP2000003954A JP2000003954A JP2001195058A JP 2001195058 A JP2001195058 A JP 2001195058A JP 2000003954 A JP2000003954 A JP 2000003954A JP 2000003954 A JP2000003954 A JP 2000003954A JP 2001195058 A JP2001195058 A JP 2001195058A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば鍵盤を備える演奏装置を用いた演奏中
あるいは演奏待機状態において、電子音の発生開始およ
び停止の指示、各パラメータの設定・変更、消音機能の
開始や停止等の指示を容易に行えるようにする演奏装置
を提供する。 【解決手段】 複数の鍵1と、複数の弦4と、複数の1
鍵の操作に応じて複数の弦4を打弦する打弦機構(2,
3,4)と、鍵1の操作又は記憶装置29内の演奏デー
タに基づいて電子音を発生する電子楽音発生部25と、
コントローラ11の制御によって演奏データに基づいて
打弦機構を駆動するサーボコントローラ12と、音声を
入力するマイクロホン51と、マイクロホン51によっ
て入力された音声を認識する音声認識装置30と、音声
認識結果に基づいて、電子音発生部25およびサーボコ
ントローラ12を制御するコントローラ11とを備えて
構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鍵の操作に応じて
弦を打弦することによって自然音を発生するとともに、
鍵の操作やMIDI(Musical Instrument Digital Int
erface)データ等の楽音データに基づいて電子音を発生
する鍵盤楽器等の演奏装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の鍵盤の操作に応じて弦を打弦する
ごとで自然音を発生するとともに、鍵盤の操作やMID
Iデータに基づいて電子音を発生する鍵盤楽器の一つ
に、消音機能を有するアコースティックピアノがある。
この消音機能を有するアコースティックピアノでは、例
えば消音ペダルが踏み込まれたときに消音演奏状態とな
り、弦の打弦機構内に設けられているストッパを働か
せ、打弦直前の位置で弦をたたくハンマの動きを止める
ことで消音機能を実現している。また、複数の鍵それぞ
れに設けられている打鍵状態を検知するための打鍵セン
サを用いて、鍵の種類や、打鍵量、打鍵速度等の打鍵情
報を検知する。そして、検知した打鍵情報を電子音源へ
と送ることによって、鍵の操作に応じた電子音を発生す
る。このとき、電子音源による電子音発声時の音色、音
量、テンポ等をパラメータを調整可能とすることによっ
て、例えば、ピアノトリオやオーケストラバックによる
ピアノ演奏などの多彩なアンサンブル演奏を行えるよう
にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな従来の演奏装置においては、電子音の発生開始およ
び停止の指示や、各パラメータの設定・変更が、鍵盤の
近傍に設けられたコントローラの操作パネル上のボタン
スイッチや回転操作子を操作することによって行われて
いたり、あるいは、演奏装置にケーブルを介して接続さ
れているリモートコントローラ上の操作子を操作するこ
とによって行われていた。そのため、演奏時には、特に
両手で鍵盤を操作しているときには、それらの操作子の
操作がしにくいといった課題があった。演奏開始時に、
鍵盤あるいはペダルの操作を行おうと構えている状態に
おいてもまた、それらの操作子の操作がしにくいといっ
た課題があった。
【0004】本発明は、例えば鍵盤を備える演奏装置を
用いた演奏中あるいは演奏待機状態において、上述した
ような電子音の発生開始および停止の指示、各パラメー
タの設定・変更、消音機能の開始や停止等の指示を容易
に行えるようにする演奏装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、複数の演奏操作子と、操作
された前記演奏操作子に応じた楽音を発生する楽音発生
手段とを備えた演奏装置であって、音声を入力する音声
入力手段と、前記音声入力手段によって入力された音声
を認識する音声認識手段と、前記音声認識手段による音
声認識結果に基づいて、前記楽音発生手段による演奏を
制御する制御手段とを具備することを特徴としている。
【0006】また、請求項2に記載の演奏装置は、請求
項1に記載の演奏装置において、前記複数の演奏操作子
による演奏が行われているか否かを検知する検知手段
と、前記検知手段によって演奏操作子の操作が検知され
た場合、前記音声認識手段の音声認識結果に基づく前記
制御手段による制御の実行を制限する制限手段とをさら
に具備することを特徴としている。
【0007】また、請求項3に記載の演奏装置は、請求
項2に記載の演奏装置において、前記制限手段が、前記
音声認識手段の音声認識結果に基づく前記制御手段によ
る制御のうち、予め定められた制御については制限を行
わないことを特徴としている。
【0008】また、請求項4に記載の演奏装置は、請求
項1に記載の演奏装置において、前記複数の演奏操作子
の操作状態を検知する操作状態検知手段と、操作状態検
知手段によって演奏操作子が操作されていることが検知
された場合、前記音声入力手段よって入力された音声信
号から、検知された演奏操作子に対応する音信号を減じ
る信号処理を行う信号処理手段とをさらに具備すること
を特徴としている。
【0009】また、請求項5に記載の演奏装置は、請求
項1に記載の演奏装置において、前記音声入力手段が、
異なる方向の指向性を有するように設けられた複数のマ
イクロホンを有しており、所定のマイクロホンから出力
された電気信号又はそれを変換した信号から、他の所定
のマイクロホンから出力された電気信号又はそれを変換
した信号を、差し引いた信号に基づいて、音声を入力す
ることを特徴としている。
【0010】また、請求項6に記載の演奏装置は、請求
項1に記載の演奏装置において、前記複数の演奏操作子
の各演奏操作子の操作状態を検知する操作状態検知手段
と、操作状態検知手段によって演奏操作子が操作された
ことが検知された場合、前記音声入力手段よって入力さ
れた音声信号から、検知された演奏操作子に対応する音
信号が有する周波数帯域の周波数成分を除去する信号処
理を行う信号処理手段とをさらに具備することを特徴と
している。
【0011】また、請求項7に記載の演奏装置は、請求
項1ないし6のいずれかに演奏装置において、前記演奏
操作子は鍵であり、前記楽音発生手段は、複数の弦と、
複数の前記鍵の操作に応じて複数の弦を打弦する打弦機
構と、前記鍵の操作又は楽音データに基づいて電子音を
発生する電子音発生手段と、楽音データに基づいて打弦
機構を駆動する自動演奏手段とを有していることを特徴
としている。
【0012】また、請求項8に記載の演奏装置は、請求
項7に記載の演奏装置において、前記打弦機構が、複数
の弦に対応して設けられた複数のハンマを移動させるこ
とによって複数の弦を打弦するものであって、ハンマの
移動を打弦不可能な範囲内に制限することによって打弦
による楽音の発生を停止する消音機構を備え、前記制御
手段が、音声認識手段による音声認識結果に基づいて、
さらに消音機構を制御することを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。 A.実施形態 図1は本発明による演奏装置を、鍵盤楽器(自動ピア
ノ)として構成する場合の一実施の形態の主要部の構成
を示すブロック図である。図1に示す自動ピアノ(ある
いは電子ピアノ)100は、鍵1の運動をハンマ2に伝
達するアクションメカニズム3と、ハンマ2よって打撃
される弦4と、鍵1を駆動するソレノイド5と、弦4の
振動を止めるためのダンパ6と、ハンマ2の移動を弦4
を打弦する直前で止める位置8Aと打弦可能な範囲の移
動を許す位置8Bのいずれかの位置で駆動されるストッ
パ8からなる消音機構とを備えており、これらの構成は
従来の一般的な自動ピアノと同様である。またこの自動
ピアノ100には、通常のアコースティックピアノと同
様にバックチェック7が設けられており、打弦後のハン
マ2がハンマーアクション機構に戻ったときのハンマ2
の暴れが防止されるようになっている。ほかにもこの自
動ピアノ100は、通常のアコースティックピアノに搭
載される機構と同様のものを備えている。
【0014】図1に示す自動ピアノ100は、また、C
PU(中央処理装置)、ROM(リードオンリメモ
リ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)等から構成さ
れているコントローラ(制御手段)11と、磁気ディス
ク、光ディスク等からなる記録メディアを用いて楽曲の
音高列を示す演奏データを記録する記録装置29と、コ
ントローラ11から供給される制御信号に基づいてサー
ボ機構の制御を行うサーボコントローラ12とを備えて
いる。コントローラ11は、記録装置29(または図示
していないリアルタイム通信装置)から供給される演奏
データに基づいて、各時刻で各鍵1の位置を制御するた
めの制御信号をサーボコントローラ12へと供給する。
サーボコントローラ12は、コントローラ11から供給
される制御信号に基づいて、各鍵1に対応する各ソレノ
イド(自動演奏手段)5に対して各鍵1の位置に対応す
る励磁電流を流すとともに、各鍵1に対応して設けられ
ている各ソレノイド5から入力されるフィードバック信
号Vyを用いて各ソレノイド5に流す励磁電流のフィー
ドバック制御を行う。また、コントローラ11は、図示
していない駆動機構をオン・オフ駆動することによって
ストッパ8の位置制御も行う。コントローラ11は、上
述したようにして、記録装置29または図示していない
リアルタイム通信装置から供給される演奏データに基づ
いて、サーボコントローラ12を介して各鍵1に対応し
て設けられている各ソレノイド5の位置制御を行うこと
によって打弦による機械的な楽音発生制御を行うととも
に、同じ演奏データに基づいて、音源やスピーカから構
成される電子楽音発生部25に制御信号を供給し、演奏
データに応じた電子的な楽音発生制御を行う。
【0015】自動ピアノ100には、また、各鍵1の下
面に対応する位置に設けられていて各鍵1の動作を検出
する複数のキーセンサ26が設けられており、各キーセ
ンサ26によって検出された各鍵1の状態を示す信号が
コントローラ11に出力される。コントローラ11は、
キーセンサ26から供給される信号に基づいて、電子楽
音発生部25に制御信号を供給し、各鍵1の動作に応じ
た、電子的な楽音発生の制御を行う。またコントローラ
11は、ストッパ8の位置制御を行うことで、キーセン
サ26で検出された鍵1の動作に応じて電子的に楽音を
発生させる場合には、ハンマ2による弦4の打撃を阻止
して打弦による発音を抑止することができるようになっ
ている。自動ピアノ100にはまた、電子楽音発生部2
5にヘッドホン用の出力端子が設けられており、例えば
電子楽音発生部25による楽音発生をヘッドホンによっ
て行うとともに、ストッパ8の位置をハンマ2を打弦不
可能な位置に制御する消音制御を行うことによって、消
音演奏を行うことも可能となっている。つまり、この自
動ピアノ100は、演奏者の操作またはソレノイド5に
よって操作された鍵1に連動して打弦して発音する楽音
発生手段と、操作された鍵1の応じて電子的に楽音を発
生する楽音発生手段を有している。
【0016】またコントローラ11は、MIDIデータ
供給装置28等の外部装置から供給される演奏データ
(MIDIデータ)を入力するための演奏データ入力端
11aを有している。コントローラ11は、演奏データ
入力端11aから入力したMIDIデータに基づいた制
御信号を電子楽音発生部25へ供給することで、MID
Iデータに基づく電子音の発生を制御する。なおMID
Iデータの入力は、外部に設けられたMIDIデータ供
給装置28から行うこと以外にも、記録装置29にMI
DIデータを記録した記録メディアを装着することで、
記録装置29から行うようにすることもできる。
【0017】コントローラ11は、また、上述したよう
にMIDIデータに応じて、MIDIデータに基づく通
常の一般的な自動演奏や電子楽音発生を制御するととも
に、以下のような特殊な制御を行うこともできるように
なっている。具体的には、外部から演奏データ入力端1
1aを介してリアルタイムで入力されたMIDIデータ
によって指示される音高と、予めコントローラ11のR
AM内に読み出しておいたMIDIデータによって示さ
れる特定の音高と比較し、それらが一致した場合にのみ
予めRAM内に記憶されているMIDIデータに従って
ソレノイド5の駆動を制御するという、一致進行処理を
行うことができるようになっている。ここでのソレノイ
ド5の駆動は、ハンマ2が弦4を打撃できない程度に鍵
1を駆動する、いわゆる鍵1を半押し状態とすることに
よって、演奏者に対して押下すべき鍵を報知することが
可能となる。例えばRAM内に演奏しようとする楽曲の
音符データを示すMIDIデータを記憶しておき、MI
DIデータ供給装置28から演奏者あるいは歌唱者が歌
を歌うテンポ、あるいは他のアコースティック楽器やM
IDI電子楽器によって発生された楽音のテンポに応じ
たタイミングでMIDIデータを供給することで、演奏
者自身によるテンポや他の演奏のテンポに合わせて演奏
支援を行うことが可能となる。
【0018】また本実施形態の自動ピアノ100では、
マイクロホン(音声入力手段)51およびマイクロホン
52によって入力したアナログ信号をA/D変換部40
によって変換したデジタル信号に基づいて、そのデジタ
ル信号に含まれる特定の音声信号を認識する音声認識装
置(音声認識手段)30を設け、演奏者の声による上述
したコントローラ11による各制御の開始あるいは停止
または各制御のパラメータの設定および変更を行えるよ
うにしている。自動ピアノ100には、また、表示装置
60を設け、音声認識装置30を用いた音声による指示
内容の確認等を行えるようにしている。
【0019】図2は、図1に示す自動ピアノ100の外
観を示す斜視図である。マイクロホン51および52
は、所定の指向性を有するマイクロホンであって、マイ
クロホン51は演奏者が発する音声を拾いやすい向き
に、またマイクロホン52は打弦によって発生される楽
音信号を拾いやすい向きに取り付けられている。また、
表示装置60は、演奏者が確認しやすい位置、例えば譜
面台近傍に並べて取り付けられている。
【0020】次に、図3を参照して、図1に示す音声認
識装置30の構成について説明する。図3は、音声認識
装置30と、その周辺回路を示すブロック図である。な
お、図1に示すものと同一の構成には同一の符号を用い
ている。また、図3では、図1では示していないヘッド
ホン53を、コントローラ11に接続する形で新たに示
している。図3に示す音声認識装置30は、CPU、R
AM、およびROMと、ハードディスク等の大容量記憶
装置を備え、それぞれが、それらのハードウエアおよび
ソフトウエアの組み合わせから構成されている信号処理
部31、音声認識部32、コマンド語・パラメータ語記
憶部33、および比較部34から構成されている。
【0021】マイクロホン51およびマイクロホン52
から出力されたアナログ信号は、A/D変換部40によ
ってデジタル信号に変換され信号処理部31へ入力され
る。また比較部34によって最終的に認識されたコマン
ドおよびパラメータの設定・変更値は、コマンド語・パ
ラメータ語認識データとしてコントローラ11へ供給さ
れる。一方コントローラ11から比較部34へは、キー
センサ26によって鍵1の押鍵が検出されたときに、認
識するコマンドを特定の少数のコマンドに限定すること
を指示する制限指令信号と、各キーセンサ26によって
検出された各鍵1の状態を示す押鍵検知信号とが入力さ
れる。また押鍵検知信号は、信号処理部31へも供給さ
れる。これらのコマンド語・パラメータ語認識データ、
制限指令信号、および押鍵検知信号は、図1に示す制御
データに対応している。コントローラ11は、音声認識
装置30から供給されるコマンド語・パラメータ語認識
データに応じて、サーボコントローラ12および電子楽
音発生部25による上述した各制御を行う。このとき、
コントローラ11は、ヘッドホン53を介した音声信号
によって、あるいは、表示装置60を用いた文字もしく
は映像による表示によって、認識したコマンドあるいは
パラメータの内容を演奏者に報知し、演奏者がコマンド
の実行を確認したり、キャンセルしたりできるようにな
っている。この際の確認やキャンセルも音声により指示
する。
【0022】音声認識装置30の信号処理部31は、音
声認識部32から供給される信号処理指示信号およびコ
ントローラ11から供給される押鍵検知信号に応じて、
信号処理の内容を変更しながら、A/D変換部40から
供給されるデジタル信号に対して信号処理を行い、信号
処理を行った結果を音声データとして、音声認識部32
へ供給する。この信号処理部31は、2つのマイクロホ
ン51および52によって入力した異なる2方向の音信
号を入力データとして、周囲の雑音や自動ピアノ100
よって発生せられる打弦による自然音や電子楽音発生部
25から発せられた電子音の影響を低減して、マイクロ
ホン51から主に入力される演奏者が発した音声信号を
抽出して出力する。例えば、マイクロホン51の信号波
形から、マイクロホン52の信号波形を差し引くことに
よって、すなわち逆位相で加えることによって、マイク
ロホン51の信号成分から、マイクロホン52から入力
されるものと同一の信号成分を低減した信号波形を得る
ことができる。また、押鍵検知信号に基づいて、鍵1の
押鍵が検知された場合には、電子楽音発生部25に各鍵
に対応して予め用意されている信号波形の中から検知さ
れた鍵1の押鍵によって発生されるものと同一の信号波
形を抽出し、これを差し引く信号処理を行うことによっ
て自動ピアノ100の発生楽音による影響を低減するよ
うにすることができる。また、ストッパ8が消音位置に
あり、電子楽音発生部25のみから発音する場合には、
電子楽音発生部25から発生された電子音をD/A変換
した後の信号をA/D変換部40を介して信号処理部3
1に入力して、差し引く処理をするようにしてもよい。
あるいは、押鍵検知信号に基づいて、鍵1の押鍵が検知
された場合には、検知された鍵1の押鍵によって発生さ
れる楽音信号が有する周波数帯域の周波数成分を除去す
る信号処理を行うようにしてもよい。
【0023】また、音声認識部32から、認識の確度に
関する統計的なデータに対応して設定された信号処理指
示信号に基づいて、上述したような複数の信号処理を択
一的にあるいは組み合わせて用いる際に、選択する信号
処理や見合わせの内容を変更することで、音声認識部3
2が信号処理部31による信号処理の内容を変更できる
ようにしている。
【0024】音声認識部32は、まず、信号処理部31
から入力された音声データを、所定のフレーム単位のデ
ータに分割し、予め登録してある各音素モデルをモデル
化した音響モデルを比較対象として、波形比較を行い両
者がマッチしている確率の高い音素を決定する音素解析
を行う。次に、音声認識部32は、音素解析処理によっ
て暫定的に決定された音素の並びと、単語辞書とを比較
し、単語として成立する可能性が高い単語を決定する。
次に、それらの単語に対して言語モデルを用いて構文解
析を行い、たとえば日本語として成立する文を決定す
る。そして決定した文を認識データとして比較部34へ
供給する。ここで、音声認識部32は、単語解析の際
に、予め自動ピアノ100の制御において用いられるコ
マンド、パラメータおよびその設定・変更に関連する単
語のみからなる単語辞書を用いるようにしてもよい。例
えば、「開始」、「はじめ」、「スタート」、「終わ
り」、「終了」、「停止」、「ストップ」というような
制御の開始および停止を指示するための制御コマンドに
対応する単語や、「電子音」、「消音」、「演奏デー
タ」といった制御対象となる単語、あるいは、音色を指
定する楽器名や番号、数字等のパラメータに関連する単
語と、それらに付随する単語とに限定するような単語辞
書を用いることができる。このような単語辞書を用いる
ことによって、認識の精度を向上させることができる。
また、音声認識部32に、ユーザーの声質を予め登録す
ることによって音響モデルの再構築を行うエンロール機
能を持たせようにしてもよい。
【0025】比較部34は、コマンド語・パラメータ語
記憶部33に予め記録されている音声入力時に使用され
るコマンドおよびパラメータに対応する語を示すデー
タ、また、それらのコマンドおよびパラメータを修飾す
る語を示すデータを参照・比較することによって、認識
データがどのようなコマンドおよびパラメータに関する
指示を行うものなのかを決定し、最も確率の高い音声入
力コマンド(パラメータの設定・変更を含む)と、それ
に続くいくつかの他のコマンドの候補とを併せて、コン
トローラ11で一意に解釈できる形態のデータ形式に変
換し、コマンド語・パラメータ語認識データとして送出
する。ここで、コマンド語・パラメータ語記憶部33に
は、使用されるコマンドおよびパラメータに直接対応す
る語のほか、例えば「少し早く」、「少し大きく」とい
ったパラメータの漸増、漸減等を指示する語などに対応
するデータも記憶しておく。比較部34は、また、コン
トローラ11から制限指令信号が入力されたときには、
例えばパラメータの設定や変更に関するコマンドを認識
対象から除外し、制御の開始/停止等の特定のコマンド
に認識対象を絞り込んで比較を行う。また同時に、音声
認識32における認識対象とする単語や、比較部34に
おける比較対象の語も限定することで、認識率の向上と
認識時間の短縮を図る。コントローラ11からは、押鍵
検出時、この押鍵の押鍵速度などから判断して、電子音
あるいは自動演奏による楽音の発生音量が比較的大きい
場合などに制限指令信号を送出するようにする。これに
よって、発生楽音による音声入力コマンドの認識率の低
下を抑えることができる。また、比較部34は、コント
ローラ11から押鍵検知信号が入力されたときには、音
声認識コマンドを認識するための比較を停止し、コマン
ド語・パラメータ語認識データを送出しないようにする
こともできる。さらに、制限指令信号を、押鍵検出では
なく、マイクロホン52から入力される音の音量レベル
が所定レベル以上の時に出力するようにしてもよい。こ
のようにしても、演奏中の音声認識を制限することがで
きる。
【0026】なお、音声入力コマンドによる制御対象と
しては、上述したような、電子楽音発生部25による演
奏データやMIDIデータに基づく楽音発生の開始およ
び停止、消音機能の動作および非動作のほか、例えば、
打弦による発生楽音と、電子楽音発生部25による発生
電子音とのバランス調整値の設定・変更、電子楽音発生
部25における発生電子音に対する音質、音量、テンポ
の設定・変更のほか、原音からピッチを微妙にずらした
音を重ねて広がりを得るコーラス効果、リバーブ効果
(残響効果)、各音色番号に用意されているバリエーシ
ョンと呼ばれる別タイプの音色を指定するバリエーショ
ン効果等の各種効果の度合いを設定・変更すること等が
考えられる。
【0027】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、音声入力コマンドによって、打弦による自然音や電
子音源による電子音の発生開始や停止を指示したり、あ
るいは発生楽音の各種パラメータを設定・変更すること
ができるので、鍵盤を操作するため両手がふさがってい
るような場合でも容易にコマンド入力を行うことが可能
となる。
【0028】B.変形例 なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものでは
なく、以下のような種々の変形が可能である。
【0029】(1)上述した実施形態においては、マイ
クロホン51およびマイクロホンを自動ピアノ100に
取り付けるようにしていたが、図4に示すような構成の
マイクロホンを用いるようにしてもよい。図4は、図1
〜図3に示したマイクロホン51および52と、図3に
示したヘッドホン53とをヘッドホン型の構成として一
体形成する例を示す外観図である。ヘッドセット50に
は、演奏者方向の指向性を持つマイクロホン51aと、
それと180度異なる方向の指向性を持つマイクロホン
52aとを一体形成するとともに、スピーカ53aとが
設けられている。マイクロホン51aは、主に演奏者の
発生する音声を収音し、マイクロホン52aは、反対方
向、つまり自動ピアノ100の楽音発生源方向側の音を
収音する。したがって、マイクロホン51の信号波形か
らマイクロホン52の信号波形を差し引く信号処理を行
うことによって、演奏者の音声信号を強調した信号波形
を容易に得ることができる。
【0030】(2)また、上述した実施形態では2本の
マイクロホンを用いるようにしていたが、マイクロホン
の数を1本に限定したり、あるいは3本以上に増やした
りすることも可能であるし、音声認識装置30を、自動
ピアノ100の外部に設けたり、あるいは、コントロー
ラ11と、1体に形成する等の変更を適宜行うことがで
きる。ここで、マイクロホンの数を1本にした場合は、
酸素マスクのような形状のもので口を多い、その内部に
マイクロホンを設けるようにすれば、ピアノ音が音声認
識に与える悪影響を低減できるとともに、演奏者の音声
がピアノ音に混入することを低減できる。
【0031】(3)また、本発明は、上述したような自
動ピアノに限定されることなく、複数の電子音を組み合
わせて発生する電子ピアノのような鍵盤楽器など、演奏
操作子の操作に応じた楽音発生機構を備える他の種類の
演奏装置に適用することも可能ある。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、音声入力手段によって
入力された音声を認識する音声認識手段と、音声認識手
段による音声認識結果に基づいて、楽音発生手段を制御
する制御手段とを設けたので、例えば鍵盤を備える演奏
装置を用いた演奏中あるいは演奏待機状態において、電
子音の発生開始および停止の指示、各パラメータの設定
・変更、消音機能の開始や停止等の指示を従来に比べ容
易に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に一実施形態に係る自動ピアノの主要
部を示す図である。
【図2】 図1に示す自動ピアノの外観を示す斜視図で
ある。
【図3】 図1に示す自動ピアノの構成要素である音声
認識装置およびその周辺回路を示すブロック図である。
【図4】 図2に示すマイクロホンの構成の変形例を示
す外観図である。
【符号の説明】
1…鍵、2…ハンマ、8…ストッパ、11…コントロー
ラ、25…電子楽音発生部、30…音声認識装置、31
…信号処理部、32…音声認識部、33…コマンド語・
パラメータ語記憶部、34…比較部、40…A/D変換
部、51,52…マイクロホン、53…ヘッドホン、6
0…表示装置。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の演奏操作子と、操作された前記演
    奏操作子に応じた楽音を発生する楽音発生手段とを備え
    た演奏装置であって、 音声を入力する音声入力手段と、 前記音声入力手段によって入力された音声を認識する音
    声認識手段と、 前記音声認識手段による音声認識結果に基づいて、前記
    楽音発生手段による演奏を制御する制御手段とを具備す
    ることを特徴とする演奏装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の演奏操作子による演奏が行わ
    れているか否かを検知する検知手段と、 前記検知手段によって演奏が行われていることが検知さ
    れた場合、前記音声認識手段の音声認識結果に基づく前
    記制御手段による制御の実行を制限する制限手段とをさ
    らに具備することを特徴とする請求項1に記載の演奏装
    置。
  3. 【請求項3】 前記制限手段が、前記音声認識手段の音
    声認識結果に基づく前記制御手段による制御のうち、予
    め定められた制御については制限を行わないことを特徴
    とする請求項2に記載の演奏装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の演奏操作子の操作状態を検知
    する操作状態検知手段と、 操作状態検知手段によって演奏操作子が操作されている
    ことが検知された場合、前記音声入力手段よって入力さ
    れた音声信号から、検知された演奏操作子に対応する音
    信号を減じる信号処理を行う信号処理手段とをさらに具
    備することを特徴とする請求項1に記載の演奏装置。
  5. 【請求項5】 前記音声入力手段が、異なる方向の指向
    性を有するように設けられた複数のマイクロホンを有し
    ており、所定のマイクロホンから出力された電気信号又
    はそれを変換した信号から、他の所定のマイクロホンか
    ら出力された電気信号又はそれを変換した信号を、差し
    引いた信号に基づいて、音声を入力することを特徴とす
    る請求項1に記載の演奏装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の演奏操作子の各演奏操作子の
    操作状態を検知する操作状態検知手段と、 操作状態検知手段によって演奏操作子が操作されたこと
    が検知された場合、前記音声入力手段よって入力された
    音声信号から、検知された演奏操作子に対応する音信号
    が有する周波数帯域の周波数成分を除去する信号処理を
    行う信号処理手段とをさらに具備することを特徴とする
    請求項1に記載の演奏装置。
  7. 【請求項7】 前記演奏操作子は鍵であり、 前記楽音発生手段は、複数の弦と、複数の前記鍵の操作
    に応じて複数の弦を打弦する打弦機構と、前記鍵の操作
    又は楽音データに基づいて電子音を発生する電子音発生
    手段と、楽音データに基づいて打弦機構を駆動する自動
    演奏手段とを有していることを特徴とする請求項1ない
    し6のいずれかに演奏装置。
  8. 【請求項8】 前記打弦機構が、複数の弦に対応して設
    けられた複数のハンマを移動させることによって複数の
    弦を打弦するものであって、 ハンマの移動を打弦不可能な範囲内に制限することによ
    って打弦による楽音の発生を停止する消音機構を備え、 前記制御手段が、音声認識手段による音声認識結果に基
    づいて、さらに消音機構を制御することを特徴とする請
    求項7に記載の演奏装置。
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