JP2001194466A - 光バリア装置 - Google Patents
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Abstract
てコスト低減を図った光バリア装置を提供する。 【解決手段】光ビーム発光回路11からの光ビームをス
キャンミラー12で反射して走査ビームBM1で検出領
域1を走査する。走査ビームBM1を他方のユニットの
反射器アレイ23で反射させて受光素子14で受光す
る。受光素子14の受光出力のパルスの欠落の有無を信
号欠落検出回路15で検出し、パルス欠落がなければ、
信号欠落検出回路15の出力Zは物体不在を示す論理値
1となる。
Description
置等に用いられる光バリア装置に関し、特に、検出領域
を光ビームで走査し、その反射ビームが受光される時を
物体不在と判定し、受光されない時を物体存在と判定す
る光バリア装置(光バリアセンサとも呼ばれる)に関す
る。
しては、例えば国際公開W097/33186等で開示
されたものがあり、これについて簡単に説明する。
は、検出領域を挟んで一側にレーザビーム発生手段とレ
ーザ走査手段を配置し、他側に受光素子アレイを配置し
たものが示されている。このものは、レーザビーム発生
手段で発生したレーザビームをレーザ走査手段に投光
し、レーザ走査手段は、検出領域を含む領域を走査する
ようにレーザビームを反射する。検出領域内に物体が存
在しなければ、レーザビームは受光素子アレイで受光さ
れる。検出領域内に物体が存在すると、レーザビームは
物体で遮断されて受光素子アレイ中の物体の影に位置す
る受光素子ではレーザビームは受光されない。この時に
生じる受光素子アレイの受光出力信号の欠落を信号欠落
検出手段で検出して物体の存在を通報する。
3及び図6には反射鏡を利用した構成が示されている。
図3では、レーザビーム発生手段、レーザ走査手段及び
受光素子アレイを同じ側に配置し、他側に凹面反射鏡を
配置する構成である。レーザビーム発生手段で発生され
たレーザビームは、レーザ走査手段により所定の拡がり
角で走査され、他側に配置された凹面反射鏡に投光され
る。凹面反射鏡で反射されたレーザビームは、互いに平
行光として検出領域を通過して受光素子アレイに向か
う。また、図6では、図3の受光素子アレイを単一の受
光素子に置き換えた構成であり、凹面反射鏡の反射光が
単一の受光素子に集光するよう、レーザ走査手段の配
置、凹面反射鏡の形状及び配置は調整される。
光ビ一ム走査型光バリア装置では、図2や図3の構成で
は、受光素子アレイを用いているため、受光素子アレイ
の受光指向特性を各々の素子に対して調整しなければな
らない。また、各受光素子毎に受光回路を必要とするの
で、コスト低減が難しいという問題がある。
図2や図3に比較してコストを低減できるが、物体検出
ができない領域が生じて検出領域が狭くなるという問題
がある。
ので、検出領域を狭めることなくコスト低減を可能とし
た光バリア装置を提供することを目的とする。
め、請求項1の発明の光バリア装置では、検出領域を挟
んで互いに対面する第1及び第2のユニットを備え、前
記第1及び第2のユニットは、光ビーム発生手段と、該
光ビーム発生手段で発生した光ビームを、前記検出領域
を含む領域を走査するように反射する光ビーム走査手段
と、該光ビーム走査手段から前記検出領域を介して入射
する走査ビームを略180度折り返して反射する光ビー
ム反射手段と、前記光ビーム走査手段の近傍に配置され
光ビーム反射手段からの反射ビームを受光する受光手段
と、該受光手段の出力信号の欠落の有無を検出して欠落
無しの時に物体不在の通報出力を発生する信号欠落検出
手段とをそれぞれ備え、前記第1のユニットの光ビーム
走査手段及び受光手段と第2のユニットの光ビーム走査
手段及び受光手段を、前記検出領域を挟んで略対角位置
に配置する構成とした。
生した光ビームを光ビーム走査手段で反射走査する。検
出領域に物体が存在すれば、走査ビームは光ビーム反射
手段に到達せず受光手段に所定レベル以上の光ビームが
受光されない。検出領域に物体が存在しなければ、走査
ビームは光ビーム反射手段で反射されて受光手段で所定
レベル以上の光ビームが受光される。信号欠落検出手段
は、受光手段の出力レベルが所定レベル以上であれば物
体不在の通報出力を発生する。このような物体検出を第
1のユニットと第2のユニットでそれぞれ実行する。そ
して、第1のユニットの光ビーム走査手段及び受光手段
と第2のユニットの光ビーム走査手段及び受光手段を、
前記検出領域を挟んで略対角位置に配置するので、物体
検出可能な領域は四角形状となる。
の走査ビーム方向が対角方向の時に前記第2のユニット
側の走査ビーム方向も対角方向となるよう、第1及び第
2のユニットの両光ビーム走査手段を互いに同期させる
同期駆動手段を備える構成とすれば、他方のユニットの
光ビームが誤って受光され易い、走査ビーム方向が対角
方向の時は、ビームの光軸上に物体が存在すれば走査ビ
ームは物体で遮断されて他方の走査ビームの受光に起因
する誤通報を防止できる。
第2のユニットの物体検出動作が重複しないように、前
記第1及び第2のユニットを選択駆動する選択駆動手段
を備える構成とすれば、一方のユニットが駆動している
時は他方のユニットは停止しているので、他方の走査ビ
ームの受光に起因する誤通報を防止できる。
互いに相補の関係の第1及び第2選択信号を前記第1及
び第2のユニットの光ビーム発生手段に出力して選択駆
動する構成とすると共に、前記第1選択信号で第1のユ
ニットの光ビーム発生手段が選択駆動されている時に第
1のユニットの信号欠落検出手段の出力を有効とし、前
記第2選択信号で第2のユニットの光ビーム発生手段が
選択駆動されている時に第2のユニットの信号欠落検出
手段の出力を有効とする信号選択回路を備える構成とし
ても、第1のユニットと第2のユニットの動作は重複し
ないので、他方の走査ビームの受光に起因する誤通報を
防止できる。
第2のユニットの各光ビーム発生手段からそれぞれ発生
する光ビームの発光波長を互いに異ならせる構成として
も、自ユニットの光ビームと他方のユニットの光ビーム
を弁別できるので、他方の走査ビームの受光に起因する
誤通報を防止できる。
ットと第2のユニットの各光ビーム反射手段からそれぞ
れ反射する反射ビームの明滅周波数を互いに異ならせる
構成としてもよい。具体的には、請求項7のように、前
記第1及び第2のユニットの各光ビーム反射手段を、そ
れぞれ複数の反射器からなる反射器アレイとし、第1の
ユニットの反射器間のピッチと第2のユニットの反射器
間のピッチを異ならせる構成としてもよく、請求項8の
ように、前記第1及び第2のユニットの各光ビーム反射
手段を、それぞれ1個の反射器上に間隔を設けてマスク
を配置して分割された複数の反射部を備える構成とし、
第1のユニットの前記マスクの幅と第2のユニットの前
記マスクの幅を異ならせる構成としてもよい。
方の走査ビームの受光に起因する誤通報を防止できる。
請求項9の発明では、前記第1及び第2のユニットの各
信号欠落検出手段は、前記受光手段の出力信号から自ユ
ニットの光ビーム信号成分のみを抽出する信号抽出手段
を備える構成とした。
出手段は、前記受光手段の受光出力が前記光ビーム反射
手段からの反射ビームに基づくものであることを確認し
て物体不在の通報出力を発生する構成とした。
号欠落検出手段は、予め定めた少なくとも1つの特定の
反射器からの反射ビームが周期的に受信されていること
を確認して物体不在の通報出力を発生する構成とすれば
よい。この場合、請求項12のように、前記特定の反射
器は、走査光ビームを前記受光手段の方向に反射する位
置と、走査光ビームを前記受光手段の方向に反射しない
位置とに当該反射器を周期的に駆動して反射ビームを変
調する変調手段を備え、前記信号欠落検出手段は、前記
受光手段から特定の反射器の前記駆動周波数に応じた交
流信号が出力されていることを確認して物体不在の通報
出力を発生する構成とすればよい。
反射光と物体で反射した光とを識別できるようになるの
で、物体の反射率が高く物体からの反射光の受光レベル
が所定レベル以上である場合や、物体が受光手段の近傍
で物体からの乱反射光の受光レベルが所定レベル以上で
ある場合でも、誤通報を防止できる。
手段が、複数の反射部に分割構成される時、前記信号欠
落検出手段は、走査1周期当たりの前記受光手段の受光
出力のパルス数を計数し、計数値が前記光ビーム反射手
段の反射部の数と一致した時に物体不在の通報出力を発
生する構成とした。
ーム反射手段からの反射光の数が減少するので、光ビー
ム反射手段からの反射光と物体で反射した光とを識別で
きるようになる。
手段は、自ユニット以外の光ビームが前記検出領域を介
して周期的に受光されていることを確認して物体不在の
通報出力を発生する構成とした。
在する場合には、自ユニット以外の光ビームは物体で遮
断されて受光手段に入射しないようになる。具体的に
は、請求項15のように、他方のユニットの走査ビーム
を、前記検出領域を介して自ユニットの受光手段で受光
されるように反射する反射器を別途設ける構成とし、前
記信号欠落検出手段は、前記他方のユニットの走査ビー
ムが前記反射器に入射する走査タイミングで受光されて
いることを確認して物体不在の通報出力を発生する構成
とすればよい。
前記検出領域を含む領域の範囲内で走査されていること
を確認する走査確認手段を設ける構成とした。かかる構
成では、走査確認手段で、走査ビームが検出領域を走査
していることが確認できるようになる。
査確認手段は、前記検出領域外に配置した1対の走査確
認用受光素子と、これら1対の走査確認用受光素子の出
力信号の欠落の有無を検出し欠落無しの時に走査正常の
出力を発生する走査確認用信号欠落検出手段とを備える
構成とした。
にレトロリフレクタを用いれば、第1のユニットと第2
のユニット間の距離が変化しても、入射ビームは常に1
80度折り返し反射されるのでユニット間の調整が不要
になる。
基づいて説明する。図1に、本発明に係る光バリア装置
の第1実施形態の概略構成を示す。
は、検出領域1を挟んで互いに対面する第1及び第2の
ユニット10,20からなる。各ユニット10,20
は、光ビーム発生手段としての光ビーム発生回路11,
21(図2に示す)と、光ビーム発生回路11,21か
ら発生された光ビームを所定の拡がり角で検出領域1を
走査するように反射して走査ビームBM1,BM2を生
成するスキャンミラー12、22と、検出領域1の上下
方向に配置された多数の反射器13−1〜13−n,2
3−1〜23−nを有し検出領域1を介して入射する走
査ビームBM1,BM2を略180度折り返して反射す
る光ビーム反射手段としての反射器アレイ13,23
と、前記スキャンミラー12、22の近傍に配置されて
反射器アレイ13,23で反射されて検出領域1を介し
て入射する反射ビームを受光する受光手段としての受光
素子14,24と、この受光素子14,24の出力信号
の欠落の有無を検出して欠落無しの時に物体不在の通報
出力を発生する信号欠落検出手段としての信号欠落検出
回路15,25(図2に示す)とを備えて構成される。
トによる検出領域は、第1のユニット10(第2のユニ
ット20)側のスキャンミラー12(スキャンミラー2
2)と対向する第2のユニット20(第1のユニット1
0)側の両端反射器23−1と23−n(反射器13−
1と13−n)を頂点とする略3角形状になる。そし
て、本実施形態の光バリア装置では、前記第1のユニッ
ト10のスキャンミラー12及び受光素子14と前記第
2のユニット20のスキャンミラー22及び受光素子2
4とを、検出領域1を挟んで図1に示すように対角状に
配置するので、本実施形態の光バリア装置では図1のよ
うに略四角形状の検知領域1が得られる。
ばよく、例えばレーザビームが好ましいが、発光素子と
してLED等を用いて発生した光線をレンズ光学系等で
狭指向性とした光ビームを使用することもできる。
する。図2において、前記光ビーム発生回路11は、発
光素子駆動回路11Aにより発光素子11Bから光ビー
ムを発生させる。光ビームを高周波パルス発光とするこ
とで、太陽光等の外乱光の影響を効果的に抑制すること
ができる。例えば、発光素子駆動回路11Aを無安定マ
ルチバイブレータ等を用いた発振回路とし、その発振出
力で発光素子11Bを明滅させるようにする。
ら入射する光ビームを所定の拡がり角の範囲内で走査す
るように反射する。スキャンミラー駆動回路16により
他方のユニット20の各反射器23−1〜23−nに走
査ビームBM1が到達するように回動軸12a回りに所
定周期で図中矢印のように回動する。スキャンミラー1
2とスキャンミラー駆動回路16で光ビーム走査手段を
構成する。
と、コンパレータ18と、パルス欠落検出回路19を備
える。受光回路17は、受光素子14からの受光信号を
増幅する。コンパレータ18は、受光回路17の出力信
号Saの包絡線検波を行う整流回路18A及び整流回路
18Aの整流出力S1を閾値演算する閾値演算回路18
Bを備え、信号Saの整流出力S1のレベルが閾値Vt
1以上の時にSb=1(論理値1)を出力し、整流出力
S1のレベルが閾値Vt1未満の時にSb=0(論理値
0)となる。パルス欠落検出回路19は、コンデンサ
C、ダイオードD及び閾値Vt2を有する閾値演算回路
19aを備えて信号Sbの立下りを所定のオフ・ディレ
ー時間Tof遅延させるオフ・ディレー回路19Aと、
オフ・ディレー回路19Aの出力S2の立上りを所定の
オン・ディレー時間Ton遅延させるオン・ディレー回
路19Bを備える。
10と同一の構成である。次に、図3のタイムチャート
に基づいて本実施形態の物体検出動作を説明する。
素子11Bから高周波光ビームが発生する。光ビーム
は、スキャンミラー12で反射されて検出領域1を横切
って走査ビームBM1として第2のユニット20側に入
射する。スキャンミラー12は、スキャンミラー駆動回
路16により所定周期で回動しており、検知領域1を走
査する走査ビームBM1の投光方向は刻々変化し、検知
領域1は走査ビームBM1で走査される。走査ビームB
M1は、物体30(図2に示す)が存在していなければ
検知領域1を通過して順次第2のユニット20の反射器
23−1〜23−nに入射し、略180度折り返される
ように反射され(説明の都合上、図ではスキャンミラー
12と受光素子14を離し走査ビームBM1と反射ビー
ムBM1′に角度を付けて表してある)、走査ビームB
M1と略同経路を辿って反射ビームBM1′が受光素子
14で受光される。受光素子14の受光出力は、受光回
路17で増幅され、信号Saとしてコンパレータ18に
入力される。コンパレータ18に入力した信号Saは、
整流回路18Aで包絡線検波されて信号S1として閾値
演算回路18Bに入力する。閾値演算回路18Bは、入
力閾値Vt1と信号S1のレベルを比較し、信号S1が
Vt1以上であればSb=1(論理値1)を生成し、信
号S1がVt1よりも低レベルであればSb=0(論理
値0)となる。コンパレータ18の出力信号Sbは、パ
ルス欠落検出回路19内のオフ・ディレー回路19Aへ
入力される。オフ・ディレー回路19Aは、信号Sbの
立上り(0→1)に即応して信号S2=1を出力し、S
bの立下り(1→0)には即応せずSb=1をオフ・デ
ィレ一時間Tofだけ継続する。オフ・ディレー時間T
ofは、正常時に生じる反射ビームBM1′の受光され
ない期間よりも長く設定されているので、正常時に物体
30が存在しなければ図3に示されるように信号S2=
1は継統する。この継続時間がオン・ディレー回路19
Bのオン・ディレー時間Ton以上になると、オン・デ
ィレー回路19BからZ1=1が生成されて物体30の
不在を通報する。
0が存在する場合、走査ビームBM1は物体30で遮断
され、物体30の影になる位置にある反射器からの反射
ビームBM1′はなくなる。この場合、物体30で乱反
射した光が受光素子14で受光されてもその受光レベル
は小さい。従って、信号S1のレベルがコンパレータ1
8の閾値Vt1より低レベルとなり、信号Sb=0の状
態がオフ・ディレー時間Tof以上継続して信号S2=
0となり、オン・ディレー回路19Bの出力がZ1=0
となり物体0の存在を通報する。
ー時間Tonは、走査ビームBM1の1走査周期よりも
長く設定されるので、一度、パルス欠落検出回路15か
ら生じたZ1=0は、その後少なくとも走査ビームBM
1の1走査周期以上保持され、次回の走査周期以降もS
2=0が継続する限りはZ1=0が継続される。
の動作が行われ、第1のユニット10の通報出力をZ
1、第2のユニット20の通報出力をZ2とし、両ユニ
ット10,20の出力Z1,Z2を論理積演算回路に入
力しその論理積演算結果を、光バリア装置の最終的な通
報出力Zとする。これにより、第1のユニット10で図
1の検出領域1の下側三角領域を監視し、第2のユニッ
ト20で検出領域1の上側三角領域を監視し、全体とし
て四角形状の検出領域1を監視できる。
〜13〜n,23−1〜23〜nを間隔を設けて配置し
た構成としたので、反射ビームBM1′は間欠的となり
コンパレータ18の出力信号Sbがパルス信号になる。
反射器13−1〜13〜n,23−1〜23〜nを切れ
目無く連続的に配置した場合、信号Sbはパルス信号で
はなく連続信号になるが、この場合も図2の信号欠落検
出回路を適用して物体の存在/不在を監視できる。ま
た、光ビームに高周波パルスではなく直流光を使用して
も、コンパレータ18の整流回路18Aが不要になるだ
けで他はそのまま適用できる。
素子は各ユニット10,20で1つ設ければよく、受光
素子及び受光回路の数を大幅に削減できコストを低減で
きる。しかも、ユニット10,20間の領域を四角形状
で監視できる。
1〜23〜nが平板状の場合、ユニット10,20間の
距離(即ち、スキャンミラー12,22と反射器アレイ
23,13の距離)が変わると反射ビームの到達位置等
のずれが生じるので、ユニット10,20間の距離を変
える場合には、その都度、各反射器23−1〜23〜
n,13−1〜13〜nの角度調整を要する。しかし、
各反射器アレイ13,23の反射器として図4に示すレ
トロリフレクタを用いれば、走査ビームを180度折り
返して反射することができるので、ユニット10,20
間の距離を変えても反射器の角度調整が不要となる利点
がある。
0,20を組み合わせた本発明の光バリア装置の場合、
一方のユニットの走査ビームが他方のユニットの受光素
子で受光されないよう走査ビームの走査範囲を予め調整
するが、環境の変化等により、本来受光されるべきでな
い他方の走査ビームが受光される事態が起こり得る。例
えば、第1のユニット10の受光素子14に第2のユニ
ット20のスキャンミラー22からの走査ビームBM2
が誤って直接受光される場合等である。
る。即ち、図5(A)のように物体30があるとする。
この場合、前述のように第1のユニット10側の走査ビ
ームBM1が遮断されて物体30の影に位置する反射器
からの反射ビームが受光素子14で受光されず、同図
(B)で点線で示すように走査ビームBM1による受光
出力にパルスの欠落を生じる。このパルス欠落を埋める
ようなタイミングで、第2のユニット20側のスキャン
ミラー22からの走査ビームBM2が受光素子14で直
接受光されて受光パルスが発生すると、受光素子14の
実際の受光出力は同図(B)に示すように正常時と同様
のパルス欠落のない信号となり、物体30が存在するに
も拘わらず物体30の不在が通報されてしまう。
6実施形態を以下に示す。図6に示す第2実施形態は、
第1及び第2のユニット10,20のスキャンミラー駆
動回路16,26を、同期駆動手段である同期信号発生
回路40からの同期信号で同期させる構成である。即
ち、図7に示すように、第1のユニット10側の走査ビ
ームBM1の方向が対角方向の時に、第2のユニット2
0側の走査ビームBM2の方向も対角方向となるよう、
スキャンミラー12,22の回動動作を互いに同期させ
る構成である。尚、図6において、その他の構成は図2
と同一であるので図示は省略する。
ニット10側の走査ビームBM1が反射器23−1に向
かう時に、第2のユニット20側の走査ビームBM2は
反射器13−nに向かう。この時、物体30が光軸上に
存在しなければ、第1のユニット側10の受光素子14
で走査ビームBM2を、第2のユニット20側の受光素
子2で走査ビームBM1を受光する可能性がある。しか
し、物体不在で走査ビームを受光することは安全上問題
はない。
物体30が存在していれば、走査ビームBM1,BM2
はそれぞれ物体30で遮断されて受光素子24,14へ
は到達しない。また、物体30の存在で走査ビームBM
1,BM2は反射器23−1,13−nへそれぞれ到達
しないので、反射ビームも受光することはない。従っ
て、受光素子14,24のいずれも受光出力を発生せず
物体30の存在が検知されるので、物体30の存在を誤
りなく検知できる。
施形態を示す。本実施形態は、第1及び第2のユニット
10,20が互いに重複して物体検出動作を行わないよ
うに時分割で交互に動作させる構成である。このように
すれば、一方のユニットにおいて走査ビームを発生して
物体検出を行っている間は、他方のユニットの走査ビー
ムは発生していないので、図5で説明した誤受光を起こ
すことはない。
ユニットを選択するための選択信号E1,E2を発生す
る選択駆動手段としての選択回路50と、受光出力を処
理する信号選択手段としての信号処理回路51を付加し
て構成される。
とはない互いに相補の選択信号E1,E2を発生し、選
択信号E1を第1のユニット10の光ビーム発生回路1
1の発光素子駆動回路11Aへ、選択信号E2を第2の
ユニット20の光ビーム発生回路21の発光素子駆動回
路21Aへ、それぞれ供給する。
の信号欠落検出回路15の出力と選択信号E1を論理積
演算する第1論理積演算回路52、第2のユニット20
の信号欠落検出回路25の出力と選択信号E2を論理積
演算する第2論理積演算回路53、及び両論理積演算回
路52,53の出力を論理和演算する論理和回路54を
備え、論理和演算回路54の出力を物体検出出力Zとす
る構成である。
E1が論理値1の時に第1のユニット10の発光素子1
1Bから光ビームが発生し、この時、選択信号E2は論
理値0であり、第2のユニット20の検出動作は停止し
ている。一方、選択信号E2が論理値1の時は第2のユ
ニット20の発光素子21Bから光ビームを発生し、こ
の時、選択信号E1は論理値0であり、第1のユニット
10の検出動作は停止している。選択信号E1,E2は
同時に論理値1になることはないので、走査ビームBM
1,BM2が同時に生じることはない。
値1の時、即ち、走査ビームBM1が発生している時の
み、信号欠落検出回路15の出力Z1を論理積演算回路
52の出力として論理和演算回路54に伝達して有効出
力とし、選択信号E2が論理値1の時、即ち、走査ビー
ムBM2が発生している時のみ、信号欠落検出回路25
の出力Z2を論理積演算回路53の出力として論理和演
算回路54に伝達して有効出力とする。
ト10側の走査ビームBM1が第2のユニット20側の
受光素子24に、第2のユニット20側の走査ビームB
M2が第1のユニット10側の受光素子14に、直接受
光されたとしても、論理積演算回路52,53の出力が
論理値1になることはなく、他のユニット側の走査ビー
ム誤受光により物体が存在している時に誤って物体不在
の出力が発生することはない。
ニット側の受光素子24、14で受光されないように処
置されていれば、走査ビームBM1が発生している期間
では信号欠落検出回路25の出力はZ2=0となり、走
査ビームBM2が発生している期間では信号欠落検出回
路15の出力はZ1=0になるので、信号処理回路51
は両論理積回路52,53を省略して論理和演算回路5
4のみでよく、選択信号E1,E2を供給する必要もな
い。
ある本発明の第4実施形態を示す。図9に示す本発明の
第4実施形態は、第1のユニット10側の発光素子11
Bで発生する光ビームの発光周波数と第2のユニット2
0側の発光素子21Bで発生する光ビームの発光周波数
を異ならせる構成である。
光素子11Bの光ビーム発光周波数をf1とし、発光素
子21Bの光ビーム発光周波数をf2とする(f1≠f
2)。
回路の構成を示す。図において、本実施形態の信号欠落
検出回路15の受光回路17′は、増幅回路61と、自
身のユニットの走査ビーム信号成分のみを抽出する信号
抽出手段として中心周波数f1の帯域通過フィルタ62
を有する。尚、第2のユニット20の信号欠落検出回路
25は、受光回路内の帯域通過フィルタの中心周波数が
f2であることを除いては第1のユニット10側と同様
であるので、図示を省略する。その他の構成は図2に示
す第1実施形態と同様である。
ユニット10側の動作を説明する。受光素子14が反射
ビームを受光すると、受光回路17′は、受光素子14
の出力信号を増幅回路61で増幅し、受光信号S3を生
成する。信号S3は、帯域通過フィルタ62に入力され
て周波数検定される。帯域通過フィルタ62は、受光素
子14で本来受光されるべき発光周波数f1の光ビーム
をほとんど減衰せずに出力する。この場合、フィルタ6
2の入力信号S3と出力信号SaのレベルはSa≒S3
である。信号Saは、コンパレータ18に入力されて図
2の第1実施形態の場合と同様にレベル検定される。信
号Saの整流出力S1レベルが閾値Vt1以上であれば
Sb=1を生成し、信号S1レベルがVt1よりも低レ
ベルであればSb=0となる。
ス欠落検出回路19内のオフ・ディレー回路19Aへ入
力され、正常に周波数f1の反射ビームBM1′が受光
されていれば、信号S2=1が継統し、この継続時間が
オン・ディレー回路19Bのオン・ディレー時間Ton
以上になると、オン・ディレー回路19BからZ1=1
が生成されて物体の不在が通報される。検出領域1内に
物体30があれば、図10に点線で示すようなパルス欠
落が生じ、信号Sb=0がオフ・ディレー時間Tof以
上継続すれば信号S2=0が生じ、オン・ディレー回路
19Bの出力Z1はZ1=0となり、物体の存在が通報
される。
ニット20側の周波数f2の光ビームBM2が受光素子
14で受光されて信号S3が発生しても、帯域通過フィ
ルタ62で周波数検定されて排除される。即ち、発光周
波数f2の光ビームBM2の受光により信号S3が最大
レベルになっても、図示のように信号S1レベルは閾値
Vt1より低いレベルとなるように帯域通過フィルタ6
2の減衰特性は設定されている。これにより、信号Sb
=1は発生せず、他のユニットからの走査ビームの誤受
光による問題を避けることができる。
施形態のように、第1のユニット10の反射器アレイ1
3と第2のユニット20の反射器アレイ23における反
射器13−1〜13−nと23−1〜23−mのピッチ
L1,L2を異ならせる構成としてもよい。この場合
は、同図(B)に示すように、走査1周期における受光
素子14と24の各受光信号の包絡線検波信号の周波
数、即ち、反射ビームの明滅周波数が異なることにな
る。本実施形態の信号欠落検出回路は図9(B)の回路
と同様である。ただし、帯域通過フィルタ62の中心周
波数f1,f2は、反射ビームの明滅周波数となる。
枚の反射板13A,23A上に幅L1,L2のマスク1
3a,23aを所定間隔で貼り付け、実質的に複数の反
射部(図中では反射器13−1〜13−n、23−1〜
23−mとして示す)を設けた反射器アレイ13,23
とする構成としても、図11と同様の作用、効果を得る
ことができる。
反射部)を同数配置し、スキャンミラー12,22の走
査速度を異ならせても、両ユニット10,20の走査1
周期の受光出力の明滅周波数は異なるので、図11及び
図12の場合と同様の作用、効果が得られる。図11及
び図12の場合には、走査ビームBM1,BM2に直流
光を使用しても太陽光等の外乱光の影響を抑制すること
ができる。
形態の構成によれば、後述する物体からの乱反射光の受
光強度大で恰も反射器(又は反射部)からの受光と見な
すような誤りも防ぐことができる。
アレイ13,23からの反射ビームは、それぞれ走査1
周期において所定の周波数f1,f2の明滅光になる。
一方、物体からの乱反射を受光した時はそのような明滅
光にならない。従って、反射器アレイからの光と乱反射
光とを区別でき、乱反射光が存在すれば信号欠落検出回
路15の出力Z1は論理値0となる。
方法として、走査ビームBM1とBM2の波長を異なら
せてもよい。この場合には、各ユニット10,20のそ
れぞれの受光素子14,24の受光面に、それぞれ本来
受光すべき波長の走査ビームBM1,BM2のみ透過
し、受光すべきでない波長の走査ビームBM2,BM1
を強度減衰若しくは遮断する波長フィルタを設ければよ
い。こうすることで、受光すべきでない走査ビームの誤
受光を防ぐことができる。尚、受光側の信号欠落検出回
路15,25には、図2の構成を用いればよい。
領域の幾何学的配置を工夫することで、他のユニットか
らの走査ビーム誤受光の問題を解決することができる。
一般的には、図13(A),(B)に示すように、第1
のユニット10の三角形状の検出領域1Aの面と、第2
のユニット20の三角形状の検出領域1Bの面が同一平
面とならないようにユニット10,20の各スキャンミ
ラー及び受光素子を配置すればよい。このように配置す
ることで、他のユニットの走査ビームを直接受光するの
を防止できる。図13の(A)は上面図、(B)は正面
図である。
等)の場合、検出領域1内の存在位置によっては物体で
走査ビームが拡散されずに略180度折り返し反射され
て十分な強度の光が受光素子で受信されることが起こり
得る。また、物体がスキャンミラー及び受光素子の近傍
に在る場合には、走査ビームが物体で拡散反射されて
も、その乱反射光が物体不在を誤って示す程度の強度で
受光素子で受信される可能性がある。
を以下に示す。図14に示す第7実施形態は、受光素子
で受光される反射ビームが、反射器で反射したものであ
ることを確認する機能を設ける構成である。尚、図14
の基本的な構成は、特開平10−38194号公報等で
公知である。
アレイ13の少なくともいずれか1つを特定の反射器1
3−P(P=1〜n)とし、反射器13−Pは、その一
端が支軸71で回動自由に軸支されている。他端には、
変調手段としての電歪素子72が取り付けられている。
電歪素子72は、図示しない駆動回路で周波数f3で交
流駆動される。一方、信号欠落検出回路15は、図2の
構成に、包絡線検波回路73、パルス欠落検出回路74
及び論理積演算回路75を新たに付加する。包絡線検波
回路73は、コンパレータ18の出力Sbを包絡線検波
し、入力信号周波数がf3以上の高周波信号のみSc=
1を出力する整流回路である。パルス欠落検出回路74
は、オフ・ディレー回路とオン・ディレー回路を備え、
包絡線検波回路73の出力Scのパルス欠落を検出す
る。ただし、パルス欠落検出回路74のオフ・ディレー
回路のオフ・ディレー時間Tof1は、正常時に生じる
包絡線検波回路73の出力Sc=0期間より長くSc=
1生成の2周期より短い。また、オン・ディレー回路の
オン・ディレー時間は、少なくともSc=1生成周期よ
りも長く設定される。尚、第2のユニット20側も同様
の構成である。
て動作を説明する。監視動作時に、反射器13−Pは電
歪素子72で周波数f3で交流駆動される。反射器13
−Pは、電圧が印加されない時は図14の実線で示す状
態となり、この状態では走査ビームBM1は受光素子1
4の方向に反射されて受光される。電圧が印加された時
は図14の点線で示す状態になり、この状態では走査ビ
ームBM1は受光素子14の方向へは反射されず受光さ
れない。従って、電歪素子72の駆動周波数がf3であ
れば、反射器13−Pからの反射ビーム受光に基づく受
光素子14の受光出力は周波数f3で交互に受光あり/
なしを繰り返す。これにより、受光回路17の出力信号
Saは、図15に示すように周波数f1の信号が周波数
f3で振幅変調された波形になる。尚、(反射器13−
Pからの反射光ビーム受信時間)>1/f3>1/f1
の関係にある。
るので、正常時は反射器13−Pによる変調信号も図1
5のように周期的に生じる。コンパレータ18の出力S
bのうち、周波数f3の信号は包絡線検波回路73で検
波されてSc=1として出力される。Sc=1が周期的
に生じていればパルス欠落検出回路74は出力Y1=1
を継続して生成する。もしも、反射器13−Pからの反
射ビームが受光されない場合には、信号Sbに周波数f
3の信号が生じないので、包絡線検波回路73の出力は
Sc=0となり図15の点線で示すようにパルスの欠落
が生じる。これにより、パルス欠落検出回路74の出力
はY1=0となる。この信号Y1とパルス欠落検出回路
19の出力Z1を論理積演算回路75で論理積演算し、
その結果の出力ZYを、第1のユニット10側の物体存
在/不在を示す信号とする。
電歪素子等の変調手段を取り付けた場合でも、図14の
回路構成を用いることができる。また、全ての反射器に
変調手段を取り付けて同一周波数f3で走査ビームを変
調する構成とすれば、光ビームを直流光としても受光時
には周波数f3の交流光になっているので、発光周波数
f1とする必要はない。また、第2のユニット20側の
全反射器に変調手段を取り付けて走査ビームBM1を周
波数f3で変調し、第1のユニット10側も同様にして
走査ビームBM2をf3と異なる周波数で変調すれば、
図9の第4実施形態と同様、他のユニット側の走査ビー
ムの誤受光による問題も解消できる。その場合、信号欠
落検出回路の受光回路に、図9(B)の回路を用いれば
よい。
形態を図16に示し説明する。尚、本実施形態は、光ビ
ーム反射手段が、複数に分割された反射領域で構成され
ている、即ち、反射部と不反射部が複数交互に配置され
て場合に適用する。例えば、複数の反射器で構成されて
いる場合や、図11,12に示したような複数のマスク
を設けた場合である。ここでは、反射器アレイが複数の
反射器で構成されている場合として説明する。
15のコンパレータ18の出力Sbとスキャンミラー駆
動回路16の駆動信号SD1とを入力し、スキャンミラ
ー12の走査1周期当たりの信号Sbの発生数をカウン
トする計数回路90を設け、計数回路90の出力Zcと
信号欠落検出回路15の出力Z1(パルス欠落検出回路
19の出力)とを論理積演算回路91で演算し、論理積
演算回路91の出力を物体存在/不在の検出信号Zとす
る構成である。
23が複数の分割された反射器13−1〜13−n,2
3−1〜23−nで構成されている場合、走査ビームの
走査一周期で受光される反射ビームのパルス数は反射器
アレイ13,23の反射器数に等しい。物体が存在すれ
ば、少なくとも1個以上の反射ビームが受光されないの
で反射ビームのパルス数が減少する。また、物体からの
乱反射光の受光強度大で受光有りと見なす誤りも防止す
るには、検出対象の最小物体からの乱反射光が少なくと
も反射器2個分以上継続するよう隣接する反射器の間隔
を狭く設定すれば、反射パルス数は減少する。
づいてスキャンミラー12の走査1周期当たり入力する
信号Sbの数をカウントし、このカウント値と予め反射
器の数に対応する設定値とを比較し、カウント値が設定
値と一致すれば計数回路90はZc=1を出力する。カ
ウント値が設定値と不一致であればZc=0となる。こ
のパルス数の確認信号Zcとパルス欠落検出回路19の
出力Z1を論理積演算回路91へ入力し、その結果出力
Zを物体存在/不在の検出信号とする。
ャンミラーの走査1周期当たりのパルス数を計数するこ
とからパルス欠落検出回路19と同等の機能を有するの
で、前述した各実施形態におけるパルス欠落検出回路1
9を計数回路90で置き換えることが可能である。
周波数を検定する方法も取り得る。前述の第5、6実施
形態の説明でも述べたように、物体不在で受光される周
波数f1の反射パルス光は、物体が存在するとその物体
を走査ビームで走査している間は生じない。即ち、物体
存在で、反射光の周波数はf1以外となるので、受光信
号の周波数検定を行うことで、物体の存在/不在を検出
できる。尚、ユニット10,20による反射光の明滅周
波数は、他ユニットの走査ビーム受光の問題等を配慮し
なければ、同一としても構わない。
域通過フィルタ(中心周波数f1)を設けて信号Sbを
入力し、その出力を別途設けたコンパレータに入力して
閾値演算し、その出力をパルス欠落検出回路19へ入力
する構成とすればよい(この場合計数回路は当然省くこ
とができる)。
なると、図10と同様にフィルタ出力レベルが低下して
コンパレータの閾値より低くなりパルス欠落が生じて物
体有りが検出できる。或いは、発光ビームを直流光とし
て図9(B)の回路を用いて反射ビームの周波数を検定
してもよい。
である本発明の第9実施形態を示す。図17において、
本実施形態では、同図(A)に示すように、自身のユニ
ット以外の光ビーム、例えば第2のユニット20側の走
査ビームBM2が所定方向に投光された時に、この走査
ビームBM2を第1のユニット10側の受光素子14で
受光されるように反射する反射器Tp1,Tp2を別途
設ける構成である。このため、同図(B)に示すよう
に、受光側に、図9(B)の構成の信号欠落検出回路1
5の他に、受光素子14で所定の周期で周波数f2の走
査ビームBM2が受光されていることを確認する他ビー
ム受光確認回路80を備えて構成される。
f2の帯域通過フィルタ81と、コンパレータ82と、
第2のユニット20側のスキャンミラー駆動信号SD2
の入力でタイミング信号TMを出力するタイミング信号
発生回路83と、論理積演算回路84と、パルス欠落検
出回路85を備え、所定タイミングで走査ビームBM2
が正常に受光素子14で受光されている時、出力V1=
1を発生する。
ムチャートを参照して説明する。反射ビームの受光で受
光素子14から受光出力が発生すると、増幅回路61で
増幅された受光信号S1が帯域通過フィルタ62,81
にそれぞれ入力する。図9の第4実施形態で説明したよ
うに、周波数f1以外の信号は、帯域通過フィルタ62
で減衰されて信号Saとしてコンパレータ18へ出力さ
れ、パルス欠落検出回路19でレベル検定される。一
方、他ビーム受光確認回路80の帯域通過フィルタ81
は、周波数f2以外の信号を減衰してコンパレータ82
に信号Sa′として出力する。尚、本実施例では、受光
素子14で両走査ビームBM1,BM2が同時に受光さ
れても、受光素子14及び増幅回路61は飽和しないも
のとする。
号発生回路83は、走査ビームBM2が図17(A)で
示した反射器Tp1、Tp2、受光素子14の経路とな
るような走査位置に第2のユニット20側のスキャンミ
ラー22が駆動されたことを示す駆動信号SD2の入力
でタイミング信号TMを出力する。このタイミングで正
常に走査ビームBM2が反射器Tp1,Tp2で反射さ
れて受光素子14で受光されていれば、図18に示すよ
うに帯域通過フィルタ81からSa′=1が発生し、コ
ンパレータ83からSb′=1が発生し、論理積演算回
路84からSf=1が発生する。タイミング信号TM=
1は周期的に生じ、その時にSb′=1が発生すれば、
論理積演算回路84からSf=1が周期的に生じる。パ
ルス欠落検出回路85は、Sf=1が所定の周期で生じ
ている時にV1=1を生成する。ここで、パルス欠落検
出回路85のオフ・ディレー回路のオフ・ディレー時間
Tof2は、正常時に生じる論理積演算回路84の出力
Sf=0期間より長くSf=1生成の2周期より短い。
また、オン・ディレー回路のオン・ディレー時間は、少
なくともSf=1生成周期よりも長く設定される。
で示す本来受光されるべきタイミング信号TM=1の発
生時に受光されなければ、論理積演算回路84からSf
=1が生成されずパルスに欠落が生じ、パルス欠落検出
回路85の出力はV1=0となる。この信号V1と信号
欠落検出回路15の出力Z1を論理積演算回路86で論
理積演算し、その結果の出力ZVを、第1のユニット1
0側の物体の存在/不在を示す信号とする。
存在して走査ビームBM2が遮断されればV1=0とな
り、論理積演算回路86の出力は物体の存在を示すZV
=0となる。また、このような光路を設ける構成では、
両ユニット10,20の位置が正規の位置からずれる
と、走査ビームBM2が正確に受光素子14に入射せず
受光されないので、両ユニット10,20の位置合わせ
にも適用できる。
射器を追加して複数の光路を設けてもよく、その場合に
は受光されるべきタイミング毎にタイミング信号TM=
1を生成し、スキャンミラー22の走査一周期中にTM
=1を複数回発生させることになる。また、走査ビーム
BM2を用いずに走査ビームBM1,BM2とは異なる
周波数を有する光ビームを発生する専用の発光素子を設
けて光路を形成するようにしてもよい。また、連続的に
受光する構成とすれば、タイミング信号発生回路83及
び論理積演算回路84は不要となる。
と異なる周波数の光ビームを使用する構成としたが、光
ビームの波長を異ならせてもよい。この場合には、受光
素子は共用できないので、別途受光素子と増幅回路を設
けて両ビームを別々に受光する構成として処理すればよ
い。
確保設備として用いるのに好適な実施形態について説明
する。機械の安全確保設備として用いるためには、検出
領域1を走査ビームBM1,BM2が確かに走査してい
ることを確認することが望ましい。
ための走査確認手段としての走査確認部の構成例を示
す。この走査確認部は、スキャンミラーが所定の拡がり
角の範囲内で光ビームを走査していることを確認するも
のである。
0は走査確認部のブロック図を示し、図21は走査確認
部の動作タイムチャートを示す。この走査確認部の構成
は国際公開W097/33186で既に公知であり、こ
こでは簡単に説明する。
走査確認用受光素子で、検出領域外に配置され、スキャ
ンミラー103により検出領域外へ反射される光ビーム
104,105を受光する。106は走査確認用信号欠
落検出手段である走査確認信号処理回路で、その入力側
に走査確認用受光素子101,102の出力が供給され
ている。走査確認信号処理回路106は、図20に示す
ように図2の信号欠落検出回路15と同様の回路で構成
されており、受光回路106A,106Bと、コンパレ
ータ106Cと、パルス欠落検出回路106Dを備え、
受光素子101,102からの信号のパルス欠落により
光ビームによる走査の異常を検出している。
ャンミラー103での光ビームの反射が無かったり、ス
キャンミラー103が回動しなかったり、或いは回動角
度が減少する等の故障が発生した場合、受光素子10
1,102の少なくとも一方の出力が無くなり、図中点
線で示すようにパルスの欠落が生じる。パルス欠落検出
回路106D内のオフ・ディレー回路のオフ・ディレー
時間Tof′は、受光出力の発生周期より多少長く設定
されているので、パルス欠落が発生すると、パルス欠落
検出回路106Dの出力はH=1からH=0になり、前
述のような故障が継続しパルス欠落が周期的に生じる間
はH=0に維持され、光ビームの走査異常が通報され
る。尚、一度でも異常が生じた後、異常が検出されなく
なってからも自動的な正常通報を阻止するためには、例
えば、信号Hをフリップフロップに入力してH=0を記
憶するようにすればよい。
装置に適用する場合は、前記走査確認部を各ユニット1
0,20にそれぞれ設け、図22に示すように、各走査
確認部の出力H1,H2と各ユニット10,20の物体
存在/不在を示す信号Z1,Z2を、それぞれ論理積演
算回路111,112で論理積演算し、これら演算結果
の各出力を論理積演算回路113で論理積演算し、光バ
リア装置の最終的な出力とする。この際に、走査確認用
受光素子101,102を各ユニット10,20の反射
器アレイ13、23両端部にそれぞれ取り付ける構成と
すれば、反射器アレイ13,23の位置で光ビームが正
常に走査されていることを確認できる利点がある。
ーとしては、例えば市販のガルバノミラーを用いること
ができる。また、半導体ガルバノミラーを用いれば、ス
キャンミラーを小型にでき、延いては、光バリア装置の
小型化を図ることができる。
電磁型ガルバノミラーの外に静電型ガルバノミラーや圧
電型ガルバノミラーがある。静電型ガルバノミラーは、
半導体素子製造プロセスで製造された素子で、ミラーを
形成した可動板を静電気力で駆動するものであり、例え
ば特開平5−60993号公報等に開示されている。ま
た、圧電型ガルバノミラーは、ミラーを形成した可動板
を圧電共振で駆動するものであり、例えば、SPIE-The I
nternationalSociety for Optical Engineering199
1年7月発行の「Reprinted from Miniature and Micro
-Optics; Fabrication and System Applications Volum
e 1554」に開示されている。
磁型ガルバノミラーについて詳述する。尚、ここで説明
する電磁型ガルバノミラーは、本出願人の出願にかかる
特開平8−220453号公報等で公知である。
解斜視図である。尚、判り易くするため、大きさを誇張
して示している。図23において、絶縁基板上に載置す
るシリコン基板の内側に、シリコン基板に一体形成した
トーションバー及びこのトーションバーにより支持され
た可動板を設ける。可動板上の周辺には平面コイルを設
け、中央部にミラーを設ける。シリコン基板の対向する
側面には、永久磁石を配置する。永久磁石の極性は、一
方の側面では上がNで下がS、他方の側面では下がNで
上がSとなっている。
流を流すと、永久磁石による静磁界を横切って電流が流
れ、可動板の両端にフレミングの左手の法則に従って力
が働き、可動板は回動する。平面コイルに交流電流を流
すと、可動板は周期的に回動し、ミラーに入射する光ビ
ームを反射走査することができる。可動板は一定の周波
数で共振し、振幅のピ−クを示す。従って、共振時には
小さい入力で大きい変位角か得られるので、共振状態で
用いるのが好ましい。
施形態では、発光素子からの光ビームをスキャンミラー
で反射する構成で検出領域を監視しているが、本発明は
これに限定されるものではなく、例えば、スキャンミラ
ーの位置に発光素子を載置した半導体ガルバノミラータ
イプの走査素子を設け、発光素子を回動させて検出領域
を発光素子からの光ビームで走査する構成でもよい。
安全性で実現するには、信号欠落検出回路や走査確認部
をフェールセーフに構成すればよい。各回路で用いられ
た閾値演算回路や論理積演算回路をフェールセーフに構
成する場合は、米国特許第5,345,138号明細書、
同4,661,880号明細書、同5,027,114号明
細書等で開示されているフェールセーフ・ウィンドウコ
ンパレータ/ANDゲートを用いることが出来る。この
回路と動作及びフェールセーフ特性に関しては、電気学
会論文誌(TRAN.IEE of JAPAN)Vol.109-C,No.9,Sep.198
9(窓特性を持つフェールセーフ論理素子を使ったイン
タロックシステムの一構成法)や、“Application of W
indow Comparator to Majority Operation" Proc.of 19
th International Symp. On Multiple-Valued Logic,IE
EE Computer Society(May 1989)等の文献で示した。オ
ン・ディレー回路は、国際公開WO94/23303、
国際公開WO94/23496、特公平1−23006
号公報、特開平9−162714号公報等で公知のフェ
ールセーフなオン・ディレー回路を用いることが出来
る。整流回路や増幅回路のフェールセーフ構成はPCT
/JP93/00411等で公知である。また、故障時
に減衰量が低下することのないフェールセーフな帯域通
過フィルタの構成は、電気学会産業計測制御研究会資
料、IIC−94−23,(94−7)等の文献で示され
ている。これらを用いることで、光バリア装置を、故障
時に誤って物体なしを通報することのないフェールセー
フな安全装置として構成できる。
れば、検出領域を走査する走査ビームを反射して1つの
受光手段で受光させ、この受光出力の有無により物体の
存在/不在を検出する構成としたので、受光素子アレイ
が不要で受光素子及び受光回路の数を削減できコストを
低減できる。また、対面する各ユニットが互いに対角状
に走査するので、検出領域が四角形状となり検出領域を
広くとれる。
ットの光ビームの受光に起因する誤通報を防止できる。
請求項10〜16の発明によれば、光ビーム反射手段か
らの反射光と物体で反射した光とを識別できるようにな
るので、物体の反射率が高く物体からの反射光の受光レ
ベルが所定レベル以上である場合や、物体が受光手段の
近傍で物体からの乱反射光の受光レベルが所定レベル以
上である場合に、これらの誤った受光出力に起因する誤
通報を防止できる。
ームが検出領域を正常に走査していることを確認できる
ので、機械の安全確保設備として用いる場合に光バリア
装置の信頼性を向上できる。
成図
方法の例示図
る場合の要部構成図
Claims (18)
- 【請求項1】検出領域を挟んで互いに対面する第1及び
第2のユニットを備え、 前記第1及び第2のユニットは、 光ビーム発生手段と、 該光ビーム発生手段で発生した光ビームを、前記検出領
域を含む領域を走査するように反射する光ビーム走査手
段と、 該光ビーム走査手段から前記検出領域を介して入射する
走査ビームを略180度折り返して反射する光ビーム反
射手段と、 前記光ビーム走査手段の近傍に配置され光ビーム反射手
段からの反射ビームを受光する受光手段と、 該受光手段の出力信号の欠落の有無を検出して欠落無し
の時に物体不在の通報出力を発生する信号欠落検出手段
と、をそれぞれ備え、 前記第1のユニットの光ビーム走査手段及び受光手段と
第2のユニットの光ビーム走査手段及び受光手段を、前
記検出領域を挟んで略対角位置に配置する構成としたこ
とを特徴とする光バリア装置。 - 【請求項2】前記第1のユニット側の走査ビーム方向が
対角方向の時に前記第2のユニット側の走査ビーム方向
も対角方向となるよう、第1及び第2のユニットの両光
ビーム走査手段を互いに同期させる同期駆動手段を備え
る請求項1に記載の光バリア装置。 - 【請求項3】前記第1のユニットと第2のユニットの物
体検出動作が重複しないように、前記第1及び第2のユ
ニットを選択駆動する選択駆動手段を備える請求項1に
記載の光バリア装置。 - 【請求項4】前記選択駆動手段から互いに相補の関係の
第1及び第2選択信号を前記第1及び第2のユニットの
光ビーム発生手段に出力して選択駆動する構成とすると
共に、前記第1選択信号で第1のユニットの光ビーム発
生手段が選択駆動されている時に第1のユニットの信号
欠落検出手段の出力を有効とし、前記第2選択信号で第
2のユニットの光ビーム発生手段が選択駆動されている
時に第2のユニットの信号欠落検出手段の出力を有効と
する信号選択回路を備える請求項3に記載の光バリア装
置。 - 【請求項5】前記第1のユニットと第2のユニットの各
光ビーム発生手段からそれぞれ発生する光ビームの発光
波長を互いに異ならせる構成とした請求項1〜4のいず
れか1つに記載の光バリア装置。 - 【請求項6】前記第1のユニットと第2のユニットの各
光ビーム反射手段からそれぞれ反射する反射ビームの明
滅周波数を互いに異ならせる構成とした請求項1〜4の
いずれか1つに記載の光バリア装置。 - 【請求項7】前記第1及び第2のユニットの各光ビーム
反射手段を、それぞれ複数の反射器からなる反射器アレ
イとし、第1のユニットの反射器間のピッチと第2のユ
ニットの反射器間のピッチを異ならせる構成とした請求
項6に記載の光バリア装置。 - 【請求項8】前記第1及び第2のユニットの各光ビーム
反射手段を、それぞれ1個の反射器上に間隔を設けてマ
スクを配置して分割された複数の反射部を備える構成と
し、第1のユニットの前記マスクの幅と第2のユニット
の前記マスクの幅を異ならせる構成とした請求項6に記
載の光バリア装置。 - 【請求項9】前記第1及び第2のユニットの各信号欠落
検出手段は、前記受光手段の出力信号から自ユニットの
光ビーム信号成分のみを抽出する信号抽出手段を備える
構成である請求項5〜8のいずれか1つに記載の光バリ
ア装置。 - 【請求項10】前記各信号欠落検出手段は、前記受光手
段の受光出力が前記光ビーム反射手段からの反射ビーム
に基づくものであることを確認して物体不在の通報出力
を発生する構成である請求項1〜9のいずれか1つに記
載の光バリア装置。 - 【請求項11】前記信号欠落検出手段は、予め定めた少
なくとも1つの特定の反射器からの反射ビームが周期的
に受信されていることを確認して物体不在の通報出力を
発生する構成である請求項10に記載の光バリア装置。 - 【請求項12】前記特定の反射器は、走査光ビームを前
記受光手段の方向に反射する位置と、走査光ビームを前
記受光手段の方向に反射しない位置とに当該反射器を周
期的に駆動して反射ビームを変調する変調手段を備え、
前記信号欠落検出手段は、前記受光手段から特定の反射
器の前記駆動周波数に応じた交流信号が出力されている
ことを確認して物体不在の通報出力を発生する構成であ
る請求項11に記載の光バリア装置。 - 【請求項13】前記光ビーム反射手段が、複数の反射部
に分割構成される時、前記信号欠落検出手段は、走査1
周期当たりの前記受光手段の受光出力のパルス数を計数
し、計数値が前記光ビーム反射手段の反射部の数と一致
した時に物体不在の通報出力を発生する構成である請求
項10に記載の光バリア装置。 - 【請求項14】前記信号欠落検出手段は、自ユニット以
外の光ビームが前記検出領域を介して周期的に受光され
ていることを確認して物体不在の通報出力を発生する構
成である請求項1に記載の光バリア装置。 - 【請求項15】他方のユニットの走査ビームを、前記検
出領域を介して自ユニットの受光手段で受光されるよう
に反射する反射器を別途設ける構成とし、前記信号欠落
検出手段は、前記他方のユニットの走査ビームが前記反
射器に入射する走査タイミングで受光されていることを
確認して物体不在の通報出力を発生する構成である請求
項14に記載の光バリア装置。 - 【請求項16】前記走査ビームが前記検出領域を含む領
域の範囲内で走査されていることを確認する走査確認手
段を設けた請求項1〜15のいずれか1つに記載の光バ
リア装置。 - 【請求項17】前記走査確認手段は、前記検出領域外に
配置した1対の走査確認用受光素子と、これら1対の走
査確認用受光素子の出力信号の欠落の有無を検出し欠落
無しの時に走査正常の出力を発生する走査確認用信号欠
落検出手段とを備えた請求項16に記載の光バリア装
置。 - 【請求項18】前記ビーム反射手段にレトロリフレクタ
を用いた請求項1〜17のいずれか1つに記載の光バリ
ア装置。
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